JP5838585B2 - 光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光走査装置及び画像形成装置に関する。
例えば、スクリーンに所望の画像(例えばCM等の宣伝広告)を表示する装置として、光源から射出されたレーザー光を2つのガルバノミラーによってスクリーンの横方向及び縦方向にそれぞれ走査するよう構成された装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。また、特許文献1に記載の装置では、スクリーン上に固定された光センサーの検出信号に基づいて、各ガルバノミラーの駆動タイミングを制御している。また、光センサーの検出信号から、ガルバノミラーの最大変位角を求めることもできる。
しかしながら、特許文献1に記載の装置では、ガルバノミラーの最大変位角を変更することによってスクリーン上の画像の大きさを変更する場合に、光センサーがスクリーンに対して固定されているため、ガルバノミラーの最大変位角の大小(特に「大」の場合)によっては、光センサーの検出精度が低下してしまう傾向がある。例えば、最大変位角が40度であり、その最大変位角に最も反応する位置に光センサーが設置されている場合に、最大変位角を80度に変更すると、光センサーによって検出できる、振れ角の分解能が低下してしまう。このように、特許文献1に記載の装置では、最大変位角の検出精度に差が生じてしまい、ガルバノミラーが最大変位角で回動していることを正確に検出し、制御することができないという問題があった。
特開2003−131151号公報
本発明の目的は、可動板の最大振れ角を変更しても、当該最大振れ角の検出精度を維持することができる光走査装置及び画像形成装置を提供することにある。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]本適用例にかかる光走査装置は、板状体の一面に光を反射する光反射部が設けられ、前記板状体の厚さ方向と直交する回動中心軸回りに回動し、回動の最大振れ角の大きさが可変の可動板と、前記可動板が前記最大振れ角で回動しているか否かを検出する検出手段と、を備え、前記検出手段は、前記光反射部に光を照射する光源と、前記光源から照射された光が前記光反射部で反射する反射光を受光する受光部と、前記可動板の前記最大振れ角に応じて前記光源の位置を変更する変位駆動部と、を有することを特徴とする。
本適用例によれば、光走査装置は可動板と検出手段とを備えている。可動板は板状体の一面に光を反射する光反射部が設けられ、板状体の厚さ方向と直交する回動中心軸回りに回動する。従って、光を光反射部に照射すると光反射部にて反射した光が走査される。そして、可動板の最大振れ角は可変となっている。検出手段は光源と受光部と変位駆動部とを有している。そして、光源が光反射部に光を照射し、受光部は前記光反射部で反射する反射光を受光する。受光部が反射光を受光するか否かにより、可動板が前記最大振れ角で回動しているか否かを検出手段が検出する。回動の最大振れ角の大きさを変更したとき、変位駆動部が光源の位置を変更する。従って、可動板の最大振れ角を変更しても、光源の位置を変更することができる。その為、可動板の最大振れ角を変更しても、当該最大振れ角の検出精度を維持することができる。
[適用例2]上記適用例に記載の光走査装置において、前記最大振れ角をθmaxとし、前記光源と前記可動板の前記回動中心軸と前記受光部とのなす角度を2θ0としたとき、θmaxとθ0との比θmax/θ0が所定の比率を維持するように前記変位駆動部が前記光源の位置を変更することが好ましい。
本適用例によれば、可動板の最大振れ角を変更しても、変位駆動部が光源の位置を変更する。そして、光源と可動板の回動中心軸と受光部とのなす角度の1/2と最大振れ角との比を所定の比率にする。このとき、受光部は最大振れ角のときの反射光を受光できる為、最大振れ角の検出精度を確実に維持することができる。
[適用例3]上記適用例に記載の光走査装置において、維持される前記比θmax/θ0の前記比率は、1を越え1.3以下であることが好ましい。
本適用例によれば、比θmax/θ0は、1を越え1.3以下となっている。比θmax/θ0が1より小さいとき、可動板の最大振れ角が光源と可動板の回動中心軸と受光部とのなす角度の1/2より小さい角度であり、受光部が反射光を受光できない。また、比θmax/θ0が1のとき受光部は最も感度良く受光することができる。そして、比θmax/θ0が1.3より大きいとき受光部が受光する感度が低下する。従って、比θmax/θ0が上記の範囲にあるとき、可動板の最大振れ角を変更しても、最大振れ角の検出精度をより確実に維持することができる。
[適用例4]上記適用例に記載の光走査装置において、前記変位駆動部はモーターと前記モーターの作動を制御する機能を有する制御部とを有し、前記モーターが前記光源の位置を変更することが好ましい。
本適用例によれば、光源と可動板の回動中心軸と受光部とのなす角度をモーターの回転によって決定することができる。そして、制御部がモーターの作動を制御することにより、光源と可動板の回動中心軸と受光部とのなす角度を制御している。従って、変位駆動部を簡単な構成にすることができる。
[適用例5]上記適用例に記載の光走査装置において、前記モーターの駆動軸であるシャフトと連結する支持梁が前記光源を支持し、前記シャフトが前記可動板の前記回動中心軸と同軸上に配置されていることが好ましい。
本適用例によれば、光源を支持する支持梁がモーターの駆動軸であるシャフトと連結している。これにより、光源と可動板の回動中心軸と受光部とのなす角度は、モーターが回転させるシャフトの回転角度によって容易に算出することが可能となる。従って、変位駆動部が光源を変位させる際の制御が容易にできる。
[適用例6]上記適用例に記載の光走査装置において、前記変位駆動部は前記可動板と前記光源との距離を所定の距離に維持することが好ましい。
本適用例によれば、光源から発せられた光が可動板の光反射部で反射して、受光部に到達するまでの光の光路長が所定の距離に維持されている。従って、受光部は反射光を安定した光強度にて受光することができる。
[適用例7]上記適用例に記載の光走査装置において、前記受光部はフォトダイオードであることが好ましい。
本適用例によれば、受光部のフォトダイオードは受光した光の強度に応じた強さの電流を流動する。そして、この電流を用いて受光部が光を受光しているか否かの判断を容易に行うことができる。
[適用例8]上記適用例に記載の光走査装置において、前記光源はレーザー光を照射することが好ましい。
本適用例によれば、光源はレーザー光を照射する。レーザー光は指向性、収束性、高輝度性等の優れた光学特性を有する光である。従って、可動板の光反射部に向けてレーザー光を効率よく照射することができる。
[適用例9]上記適用例に記載の光走査装置において、前記光反射部にて反射する光はスクリーンを照射し、前記スクリーンに対して所定の方向に光を走査することが好ましい。
本適用例によれば、スクリーンに光を照射する際に所定の方向の大きさを変更したい場合には、最大振れ角の大きさを可変とすることにより、大きさの変更を確実に行なうことができる。
[適用例10]本適用例にかかる画像形成装置は、上記に記載の光走査装置を備え、前記光反射部で光を走査して、該光で画像を形成することを特徴とする。
本適用例によれば、画像形成装置は、上記に記載の光走査装置を備えている。従って、可動板の最大振れ角を変更して画像の大きさを変更するときに、最大振れ角を精度良く検出することができる。その結果、品質良く光の走査幅を検出できる光走査装置を備えた画像形成装置とすることができる。
第1実施形態にかかる画像形成装置が備えるプロジェクターの構成を説明するための模式図。 プロジェクターに内蔵された光走査装置を示す概略斜視図。 光走査装置の作動状態を説明するための模式平面図。 光走査装置の作動状態を説明するための模式平面図。 第2実施形態にかかる画像形成装置の構造を示す概略斜視図。 画像形成装置が備えるプロジェクターの構成を説明するための模式図。 画像形成装置が備えるスクリーンの構造を示す模式断面図。 スクリーンの透過率と液晶高分子複合層に印加される電圧の強さとの関係を示すグラフ。 スクリーンの作動状態を説明するための模式平面図。 スクリーンの作動状態を説明するための模式平面図。
以下、本発明の光走査装置及び画像形成装置を図面に示す好適な実施形態に基づいて詳細に説明する。尚、各図面における各部材は、各図面上で認識可能な程度の大きさとするため、各部材毎に縮尺を異ならせて図示している。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態にかかる画像形成装置が備えるプロジェクターの構成を説明するための模式図である。図2は、プロジェクターに内蔵された光走査装置を示す概略斜視図である。図3及び図4は、光走査装置の作動状態を説明するための模式平面図である。尚、以下では、説明の都合上、図2中の上側を「上」または「上方」、下側を「下」または「下方」と称す。
図1に示すように、画像形成装置100は、例えば、ビル等の建物内(屋内)また屋外に設置された表示対象物であるスクリーン600と、スクリーン600の正面に形成された表示面600aに静止画や動画等の所定の画像を表示させるプロジェクター700とを有している。
スクリーン600は、例えば、建物の壁等に固定されている。このスクリーン600の表示面600aは光不透過性であり、例えば、不透明な白色のものである。これにより、プロジェクター700から射出される表示光LL”で画像を鮮明に表示することができる。
また、プロジェクター700は、スクリーン600の近傍に設けられておりスクリーン600に対して近接投影にて画像を表示するように構成されている。そして、プロジェクター700がスクリーン600の下側で近い場所に設けられている。また、プロジェクター700は、スクリーン600の表示面600aの最もプロジェクター700に近い部位から1m以内に設けられている。このように、プロジェクター700をスクリーン600の近傍に設けることにより、プロジェクター700から照射される表示光LL”が例えば歩行者等の障害物によって遮られてしまうのを効果的に防止することができる。そして、より確実に、表示面600aに所望の画像を表示することができる。
プロジェクター700は、表示光LL”を射出する光源ユニット200(光射出部)と、光源ユニット200から射出された表示光LL”を反射しスクリーン600の表示面600aに走査する光走査装置1(光走査部)と、光源ユニット200及び光走査装置1の作動を制御する制御部400とを有している。また、光源ユニット200は、表示面600aに画像を表示するための表示光LL”を射出する表示光用光源200bを有している。
表示光用光源200bは、赤緑青の各色のレーザー光源210r,210g,210bと、各色のレーザー光源210r,210g,210bに対応して設けられたコリメーターレンズ220r,220g,220b及びダイクロイックミラー230r,230g,230bとを備えている。各色のレーザー光源210r,210g,210bは、それぞれ、赤色、緑色及び青色のレーザー光RR,GG,BBを射出する。レーザー光RR,GG,BBは、それぞれ、制御部400から送信される駆動信号に対応して変調された状態で射出され、コリメーターレンズ220r,220g,220bによって平行化されて細いビームとされる。
ダイクロイックミラー230r,230g,230bは、それぞれ、赤色のレーザー光RR、緑色のレーザー光GG、青色のレーザー光BBを反射する特性を有し、各色のレーザー光RR,GG,BBを結合して1つの表示光LL”(レーザー光)を射出する。
尚、コリメーターレンズ220r,220g,220bに代えてコリメーターミラーを用いることができ、この場合も、平行光束の細いビームを形成することができる。また、各色のレーザー光源210r,210g,210bから平行光束が射出される場合、コリメーターレンズ220r,220g,220bは、省略することができる。さらに、レーザー光源210r,210g,210bについては、同様の光束を発生する発光ダイオード等の光源に置換することができる。
また、各色のレーザー光源210r,210g,210b、コリメーターレンズ220r,220g,220b及びダイクロイックミラー230r,230g,230bの順番はあくまで1例である。各色の組み合わせ(赤色はレーザー光源210r、コリメーターレンズ220r、ダイクロイックミラー230r、緑色はレーザー光源210g、コリメーターレンズ220g、ダイクロイックミラー230g、青色はレーザー光源210b、コリメーターレンズ220b、ダイクロイックミラー230b)を保持したままその順序は自由に設定できる。例えば、光スキャナー310に近い順に、青色、赤色、緑色という組み合わせも可能である。
光走査装置1は、光源ユニット200から射出された表示光LL”をスクリーン600に射出して表示面600aに走査する機能を有している。このような光走査装置1は、光源ユニット200から射出した表示光LL”を表示面600aに対し水平方向(x方向)に走査する水平走査用ミラーである光スキャナー310を有している。さらに、光走査装置1は、光源ユニット200から射出した表示光LL”を表示面600aに対し、垂直方向(y方向)に走査する垂直走査用ミラーである光スキャナー330と、光スキャナー330が有する可動板331aの回動角度(挙動)を検出する角度検出手段340とを有している。
可動板311aは、板状体で構成されたものである。そして、この可動板311aには、その一方の面に光反射性を有する光反射部311e(ミラー)が設けられている。また、例えば、電磁コイル(図示せず)と永久磁石(図示せず)とを用いた電磁駆動により、可動板311aは、その厚さ方向と直交する回動中心軸J1回りに回動するものである。可動板311aの回動により、光反射部311eで反射した表示光LL”をスクリーン600に対して水平方向に走査することができる。
また、電磁コイルに印加する電圧の大きさ及び駆動周波数を制御部400で調整することにより、可動板311aの最大振れ角(回動角度)θmaxの大きさを変更することができる。例えば、スクリーン600上の画像の水平方向の大きさ(投影サイズ)を変更したい場合には、最大振れ角θmaxの大きさを可変とすることにより、その変更を確実に行なうことができる。ここで、最大振れ角θmaxとは、可動板311aが未だ作動していない初期状態での当該可動板311aの法線Nに対する図3、図4中の左右の最大の角度のことを言う。
ところで、光スキャナー310の可動板311aの振れ角が一定の場合は、光射出状態での表示光LL”の振れ幅は、光スキャナー330の可動板331aの角度に応じて変化し、表示光LL”が走査される表示面600a上の垂直方向の位置がプロジェクター700から遠いほど大きくなる。そこで、プロジェクター700では、表示面600a上の垂直方向の位置がプロジェクター700から遠いほど、可動板311aの振れ角を小さくすることにより、光射出状態での表示光LL”の振れ幅を垂直方向に沿って一定にする。このような補正を行うことにより、いわゆる「台形撓み」を補正することができる。
可動板331aも、板状体で構成されたものである。そして、この可動板331aには、その一方の面に光反射性を有する光反射部331e(ミラー)が設けられている。また、可動板331aは、例えば電磁コイル(図示せず)と永久磁石(図示せず)とを用いた電磁駆動により、回動中心軸J1と直交する位置関係にある回動中心軸J2回りに駆動するものである。この回動により、光反射部331eで反射した表示光LL”をスクリーン600に対して垂直方向(鉛直方向)に走査することができる。そして、この垂直方向の走査と前述した水平方向の走査とにより、スクリーン600上に画像を形成することができる。
また、可動板331aの最大振れ角θmaxの大きさの調整は、可動板331aに対応して設けられた電磁コイルに印加する電圧の大きさを制御部400で調整することによりなされる。可動板311a(光反射部311eを除く)や可動板331a(光反射部331eを除く)は、それぞれ、例えばシリコンを主材料として構成されている。光反射部311e、331eは、それぞれ、例えば、蒸着により形成された金属薄膜で構成されている。
角度検出手段340は、例えば、可動板331aが可動しているときに可動板に発生する応力を検出するひずみゲージと可動板の応力変化に伴うひずみゲージの抵抗変化を検出する抵抗変化検出部と、抵抗変化検出部の検出結果に基づいて対応する可動板の角度を求める(挙動を検知する)角度検知部とで構成することができる。
制御部400は、図示しないコンピューター等から送信されたスクリーン600の表示面600aに表示する画像データから表示光LL”が照射されるように、光源ユニット200及び光走査装置1の作動を制御するよう構成されている。これにより、より確実に、表示面600aに所望の画像を表示することができる。
さて、図1及び図2に示すように、光走査装置1は、さらに、光スキャナー310の可動板311aが最大振れ角θmaxで回動していることを検出する検出手段としての回動検出手段2を備えている。光走査装置1では、回動検出手段2の作動により、所定の検出精度(最大振れ角θmax±1度)の範囲内で可動板311aが最大振れ角θmaxで回動していることを保証することができる。
図2に示すように、回動検出手段2は、可動板311aの光反射部311eに向かってレーザー光SSを照射する光源21と、光源21からのレーザー光SSが光反射部311eで反射した反射光を受ける受光部22と、可動板311aの最大振れ角θmaxに応じて光源21の位置を変更する変位駆動部23とで構成されている。また、光源21と受光部22と変位駆動部23とは、光走査装置1内では、光源ユニット200からの表示光LL”の光路の外側、すなわち、表示光LL”の妨げとなるのが防止される位置に配置されている。
受光部22は、例えば光走査装置1の筐体(図示せず)に固定されている。また、光源21は、制御部400と電気的に接続されている。これにより、制御部400は光源21の点灯や消灯の制御を行なうことができる。
このような光源21は、レーザー光SSを照射することができるものである。レーザー光SSは指向性、収束性、高輝度性等の優れた光学特性を有する光であるため、可動板311aの光反射部311eに向けてレーザー光SSを効率よく確実に照射することができる。尚、レーザー光SSを照射する装置としては、特に限定されず、例えばHe−Neレーザー等の気体レーザー装置、Nd−YAGレーザー等の固体レーザー装置、GaAlAsレーザー等の半導体レーザー装置等が挙げられる。
可動板311aの光反射部311eで反射したレーザー光SS(反射光)は、受光部22で受光される。この受光部22は、制御部400と電気的に接続されたフォトダイオードで構成されている。これにより、受光部22は、受光したレーザー光SSの強度に応じた強さの電流を生じるものとなる。そして、この電流の大きさと予め設定された所定の判定値とを比較した大小関係に基づいて、受光部22がレーザー光SSを受光しているか否かの判断をすることができる。尚、判定値は、制御部400に記憶されている。
ところで、仮に光源21が可動板311aの回動中心軸J1に対して固定的に設置されている場合について説明する。受光部22の設置角度を、光源21と可動板311aの回動中心軸J1と受光部22とのなす角度とする。このとき、最大振れ角θmaxが受光部22の設置角度の1/2に比べて著しく大きな角度になった場合には、レーザー光SSが照射する場所が受光部22を通過するので、受光部22の検出精度(分解能)が低下してしまう。最大振れ角θmaxは、下記式(1)から求めることができる。
2/t1=(1/π)*arccos(θ0/θmax) ・・・ 式(1)
尚、図3において、可動板311aの光反射部311eの法線が可動板311aの回動中心軸J1と受光部22とを結ぶ線上から回動を開始して、その法線が往復動して再度当該線上に戻るまでの順路を第1順路3とする。t1は、法線が第1順路3を1周するのに要する時間を示す。つまり、法線が往復する範囲の受光部22側の端を第1回動限界4とし、光源21側の端を第2回動限界5とする。そして、法線が第1回動限界4と第2回動限界5との間を1往復する。t1は、可動板311aの法線が第1回動限界4と第2回動限界5との間を1往復するときの往復時間(1周期)である。
光反射部311eの法線が回動中心軸J1と受光部22とを結ぶ線22aから第1回動限界4まで行き、第1回動限界4から線22aまで戻る順路を第2順路6とする。t2は、法線が第2順路6を移動するのに要する時間である。
例えば、最大振れ角θmaxが40度であり、その最大振れ角θmaxに最も反応する位置に光源21が設置されている場合に、最大振れ角θmaxを80度に変更すると、第2順路6が長くなる。従って、受光部22の検出精度(感度)が低下してしまう。このように、光源21が固定的に設置されている場合には、受光部22の検出精度に差が生じてしまう。そのため、可動板311aが最大振れ角θmaxで回動していることを保証することができない。
そこで、光走査装置1では、このような不具合を防止するよう構成されている。具体的には、光走査装置1は、最大振れ角θmaxが変化した際、それに連動して、光源21の位置を移動する。すなわち、光源21を回動中心軸J3回りに追従角度θ0分(回動角度分)だけ回動させるよう構成されている(図3、図4参照)。尚、光源21を回動させる回動中心軸J3は、可動板311aの回動中心軸J1と同じ軸上に配置されている。光源21の位置を移動する機構として、変位駆動部23が設置されている。尚、追従角度θ0は、光源21と可動板311aの回動中心軸J1と受光部22とのなす角度の1/2に相当する角度でもある。
また、図2に示すように、回動検出手段2が有する変位駆動部23は、モーター24、モータードライバー28、制御部400、エンコーダー25及び支持梁26等で構成されている。これにより、変位駆動部23を少ないユニットで構成することができ、よって、変位駆動部23の構成を比較的簡単なものとすることができる。
モーター24は、駆動軸であるシャフト241を有する、例えば、サーボモーターである。モーター24は、モータードライバー28を介して、制御部400と電気的に接続されている。制御部400からのシャフト241の回動条件(追従角度θ0、回動速度等)に関する命令は、モータードライバー28に伝達される。モータードライバー28は、その命令に従ってモーター24の作動を制御する。
また、エンコーダー25はシャフト241の追従角度θ0等を検知することができる。この検知結果を制御部400にフィードバックして、モーター24の作動を精度良く制御することができる。
図2〜図4に示すように、モーター24は、シャフト241の回動中心軸J3が可動板311aの回動中心軸J1と同軸上に位置するように配置されている。これにより、後述するように、制御部400は「比θmax/θ0を所定の値に維持する」制御が容易となっている。
モーター24のシャフト241には、長尺状をなす支持梁26が連結されている。支持梁26は、シャフト241と直交する方向に延在している。支持梁26の端部においてスペーサー27を介して光源21を支持している。これにより、シャフト241が回動中心軸J3回りに回動した際には、光源21も回動中心軸J3回りに回動することができる。
支持梁26の構成材料としては剛性があれば良く特に限定されず、例えば、アルミニウム、ステンレス鋼等のような各種金属材料や、ポリプロピレン等のような各種樹脂材料を用いることができる。そして、このような比較的硬質の材料で支持梁26を構成することにより、支持梁26は、光源21と可動板311a(回動中心軸J1)のとの距離を所定の距離に維持することができる。これにより、追従角度θ0の大きさによらず、光源21から発せられたレーザー光SSが可動板311aの光反射部311eで反射して、受光部22に到達するまでのレーザー光SSの光路長を所定の距離に維持することができる。よって、受光部22で受光するレーザー光SSの強度も一定となり、すなわち、安定した受光が可能となる。
次に、最大振れ角θmaxが変動したとしても、可動板311aが最大振れ角θmaxで回動しているのを確認する際の制御部400の制御(光走査装置1の作動)について、図3及び図4を参照しつつ説明する。以下、図3に示す状態を「第1の状態」と言い、図4に示す状態を「第2の状態」と言う。
制御部400では、最大振れ角θmaxと追従角度θ0との比θmax/θ0が所定の比率を維持するように制御する。比θmax/θ0としては、特に限定されず、例えば、1を越え1.3以下のうちのいずれかの値であるのが好ましい。比θmax/θ0が1未満のとき受光部22がレーザー光SSを検出できない。また、比θmax/θ0が1.3をこえると、回動検出手段2の感度が悪くなる。さらには、1.01以上1.25以下のうちのいずれかの値であるのがより好ましい。さらに、回動検出手段2の感度を良くすることができる。尚、比θmax/θ0の値は、制御部400に予め記憶されており、以下の説明では、例えば、1.03と設定されているものとする。
図3に示す第1の状態では、可動板311aが、例えば、40度の最大振れ角θmaxで回動しているとする。このとき、比θmax/θ0=1.03を満足すればよいので、光源21を39度の追従角度θ0となる位置に配置しておけばよい。
そして、図3に示す第1の状態から、可動板311aの最大振れ角θmaxが、例えば、40度から80度に変化して回動する図4に示す第2の状態となったとする。この場合も、比θmax/θ0=1.03を満足すればよいので、光源21を78度の追従角度θ0となる位置に配置しておけばよい。
このような制御により、最大振れ角θmaxが大幅に変動したとしても、受光部22での最大振れ角θmaxの検出精度を確実に維持することができる。これにより、可動板311aが最大振れ角θmaxで回動していることを検出して保証することができる。
上述したように、本実施形態によれば、以下の効果を有する。
(1)本実施形態によれば、回動検出手段2は光源21と受光部22と変位駆動部23とを有している。そして、光源21が光反射部311eに光を照射し、受光部22は光反射部311eで反射する反射光を受光する。受光部22が反射光を受光するか否かにより、可動板311aが最大振れ角θmaxで回動しているか否かを回動検出手段2が検出する。回動の最大振れ角θmaxの大きさを変更したとき、変位駆動部23が光源21の位置を変更する。従って、可動板311aの最大振れ角θmaxを変更しても、光源21の位置を変更することができる。その為、可動板311aの最大振れ角θmaxを変更しても、当該最大振れ角θmaxの検出精度を維持することができる。
(2)本実施形態によれば、可動板311aの最大振れ角θmaxを変更しても、変位駆動部23が光源21の位置を変更する。そして、光源21と可動板311aの回動中心軸J1と受光部22とのなす角度の1/2と最大振れ角との比を所定の比率にする。このとき、受光部22は最大振れ角θmaxのときの反射光を受光できる為、最大振れ角θmaxの検出精度を確実に維持することができる。
(3)本実施形態によれば、比θmax/θ0は、1を越え1.3以下となっている。比θmax/θ0が1より小さいとき、可動板311aの最大振れ角θmaxが光源21と可動板311aの回動中心軸と受光部22とのなす角度の1/2より小さい角度であり、受光部22が反射光を受光できない。また、比θmax/θ0が1のとき受光部22は最も感度良く受光することができる。そして、比θmax/θ0が1.3より大きいとき受光部22が受光する感度が低下する。従って、比θmax/θ0が上記の範囲にあるとき、可動板311aの最大振れ角θmaxを変更しても、最大振れ角θmaxの検出精度をより確実に維持することができる。
(4)本実施形態によれば、光源21と可動板311aの回動中心軸J1と受光部22とのなす角度をモーター24の回転によって決定することができる。そして、制御部400がモーター24の作動を制御することにより、光源21と可動板311aの回動中心軸J1と受光部22とのなす角度を制御している。従って、変位駆動部23を簡単な構成にすることができる。
(5)本実施形態によれば、光源21を支持する支持梁26がモーター24の駆動軸であるシャフト241と連結している。これにより、光源21と可動板311aの回動中心軸J1と受光部22とのなす角度は、モーター24が回転させるシャフト241の回転角度によって容易に算出することが可能となる。従って、変位駆動部23が光源21を変位させる際の制御が容易にできる。
(6)本実施形態によれば、光源21を支持する支持梁26がモーター24の駆動軸であるシャフト241と連結している。これにより、光源21と可動板311aの回動中心軸J1と受光部22とのなす角度は、モーター24が回転させるシャフト241の回転角度によって容易に算出することが可能となる。従って、変位駆動部23が光源21を変位させる際の制御が容易にできる。
(7)本実施形態によれば、光源21から発せられた光が可動板311aの光反射部311eで反射して、受光部22に到達するまでの光の光路長が所定の距離に維持されている。従って、受光部22は反射光を安定した光強度にて受光することができる。
(8)本実施形態によれば、受光部22のフォトダイオードは受光した光の強度に応じた強さの電流を流動する。そして、この電流を用いて受光部22が光を受光しているか否かの判断を容易に行うことができる。
(9)本実施形態によれば、光源21はレーザー光を照射する。レーザー光は指向性、収束性、高輝度性等の優れた光学特性を有する光である。従って、可動板311aの光反射部311eに向けてレーザー光を効率よく照射することができる。
(10)本実施形態によれば、スクリーン600に光を照射する際に所定の方向の大きさを変更したい場合には、最大振れ角θmaxの大きさを可変とすることにより、大きさの変更を確実に行なうことができる。
(11)本実施形態によれば、画像形成装置100は、上記に記載の光走査装置1を備えている。従って、可動板311aの最大振れ角θmaxを変更して画像の大きさを変更するときに、最大振れ角θmaxを精度良く検出することができる。その結果、品質良く光の走査幅を検出できる光走査装置1を備えた画像形成装置100とすることができる。
(第2実施形態)
次に、本発明を具体化したプロジェクターの一実施形態について図5〜図10を用いて説明する。
図5は、第2実施形態にかかる画像形成装置の構造を示す概略斜視図である。図6は、画像形成装置が備えるプロジェクターの構成を説明するための模式図である。図7は、画像形成装置が備えるスクリーンの構造を示す模式断面図である。図8は、スクリーンの透過率と液晶高分子複合層に印加される電圧の強さとの関係を示すグラフである。図9及び図10は、スクリーンの作動状態を説明するための模式平面図である。尚、以下では、説明の都合上、図5、図9及び図10中の上側を「上」または「上方」、下側を「下」または「下方」と言う。また、図7中の上側を「前(正面)」または「前方」、下側を「後(背面)」または「後方」と言う。
以下、これらの図を参照して本発明の光走査装置及び画像形成装置の第2実施形態について説明するが、前述した実施形態との相違点を中心に説明し、同様の事項はその説明を省略する。
本実施形態では、スクリーン及びプロジェクターの構成がそれぞれ異なること以外は前記第1実施形態と同様である。
図5に示すように、スクリーン500は、ステージ900によって直立した状態で支持されており、例えば、建物の壁等に固定されたり、立て懸けられたりすることなく設置されている。また、本実施形態の画像形成装置101では、図6に示すように、プロジェクター701の光源ユニット200がアドレス光用光源200aをさらに有するものとなっている。
スクリーン500は、画像を表示しないときは、無色透明(光透過状態)であり、まるで透明なガラス板のようにその背後を視認できるようになっている。そして、プロジェクター701によって、スクリーン500に画像を表示する際には、表示面500aの画像が表示される領域のみを白濁した状態(光拡散状態)とし、その白濁した状態の領域にプロジェクター701からレーザー光LLを照射することにより、スクリーン500に所望の画像を表示する。この際、画像が表示されていない領域は光透過状態(透明状態)を保ったままである。そのため、このような構成の画像形成装置101によれば、第1に、未使用時(画像を表示しないとき)にスクリーン500が視覚的に邪魔にならないという利点がある。第2に、使用時(画像を表示しているとき)には、透明な板に画像が表示されるため、観察者に画像が浮き出ているような感覚を与えることができ、表示されている画像への興味・関心を効果的に持たせることができる。すなわち、画像形成装置101によれば、優れた広告宣伝効果を発揮することができる。
前述したように、画像形成装置101は、スクリーン500とプロジェクター701とを有している。以下、各部の構成について説明する。
まず、スクリーン500について説明する。図7に示すように、スクリーン500は、第1の電極511が形成された第1の基板510、光導電膜520、配向膜530、液晶高分子複合層540(液晶層)、配向膜550及び第2の電極561が形成された第2の基板560が表示面500a側からこの順で積層することにより構成されたスクリーン本体580と、第1の電極511及び第2の電極561間に電圧を印加する電圧印加手段570とを有している。このような構成とすることにより、簡単に、前述したような光透過状態と光拡散状態とを切り替えることのできるスクリーン500を得ることができる。
第1の基板510及び第2の基板560は、それぞれ、シート状(平板状)の部材で構成され、これらの間に配置される各部材を支持及び保護する機能を有している。また、第1の基板510及び第2の基板560は、それぞれ、光透過性を有しており実質的に無色透明である。第1の基板510及び第2の基板560は、それぞれ、可撓性を有していてもよく、硬質であってもよい。
第1の基板510及び第2の基板560の構成材料としては、それぞれ、特に限定されず、例えば、ガラス、シリコン、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート)、ポリスルホン、ポリエーテルスルホン、ポリカーボネート等の高分子フィルムを用いることができる。
第1の基板510の背面(液晶高分子複合層540側の面)には、膜状の第1の電極511が形成されており、第2の基板560の前面(液晶高分子複合層540側の面)には、膜状の第2の電極561が形成されている。第1の電極511及び第2の電極561は、それぞれ、光透過性を有しており実質的に無色透明である。このような第1の電極511及び第2の電極561は、電圧印加手段570に電気的に接続されており、電圧印加手段570によって、第1の電極511及び第2の電極561間に電圧を印加するとこれらの間に電界が生じ、生じた電界が光導電膜520及び液晶高分子複合層540に作用する。
第1の電極511及び第2の電極561の構成材料としては、それぞれ、実質的に導電性を有し、かつ実質的に無色透明であれば特に限定されない。当該構成材料は、例えば、金、銀、銅、アルミニウムまたはこれらを含む合金等の金属材料、カーボンブラック等の炭素系材料、ポリアセチレン、ポリフルオレンまたはこれらの誘導体等の電子導電性高分子材料、ポリビニルアルコール、ポリカーボネート等のマトリックス樹脂中に、NaCl、Cu(CF3SO32等のイオン性物質を分散させたイオン導電性高分子材料、インジウム酸化物(IO)、インジウムスズ酸化物(ITO)、フッ素ドープ酸化スズ(FTO)等の導電性酸化物材料のような各種導電性材料が挙げられる。さらに、当該構成材料は、これらのうちの1種または2種以上を組み合わせて用いることができる。
光導電膜520は、膜状をなし、第1の電極511の背面(液晶高分子複合層540側の面)に形成されている。また、光導電膜520は、光透過性を有し実質的に無色透明である。このような光導電膜520は、光が照射されると、その光量に応じてインピーダンスが変化するものであればよい。光導電膜520は、電荷発生物質を蒸着法、スパッタ法、イオンプレーティング法、CVD法等によって成膜したもの、電荷発生物質を樹脂バインダーに分散し、バーコート法、スピンコート法、ロールコート法、ディップ法、キャスティング法等によって塗布したものを用いることができる。あるいは、光導電膜520は、これらの電荷発生層に電荷輸送層を積層したもの等を用いることができる。
電荷発生物質としては、特に限定されず、例えば、a−Si、ZnS、ZnO、CdS、CdSe、Se、SeTe、TiO等の無機材料、フタロシアニン系、アゾ系、多環キノン系、インジゴ系、キナクリドン系、ペリレン系、スクエアリリウム系、アズレニウム系、シアニン系、ピリリウム系等の有機材料を用いることができる。
また、樹脂バインダーとしては、特に限定されず、例えば、ポリカーボネート、ポリアリレート、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリビニルアセテート、ポリビニルブチラール、アクリル、メタクリル、塩化ビニル、酢酸ビニル、これらの共重合体等を用いることができる。電荷輸送物質として、カルバゾール系、トリアゾール系、オキサジアゾール系、イミダゾール系、ピラゾリン系、ヒドラゾン系、スチルベン系、アミン系、ニトロフルオレノン系等の有機材料を用いることができる。
液晶高分子複合層540は、高分子542の粒子が液晶541中に分散して相分離した状態となっている。
高分子542としては、液晶相の状態において液晶541と相溶して、その後、硬化する際に、液晶541と相分離するものが使用される。このような高分子542としては、例えば、高分子主鎖にベンゼン骨格あるいはビフェニル骨格を有する側鎖をつけたものであれば、熱可塑性高分子、熱硬化型高分子、紫外線硬化型高分子の別を問わず、広く用いることができる。
一方、液晶541としては、電界方向と平行方向に配向する正の誘電異方性を有するものが使用される。このような液晶541としては、例えば、フェニルシクロヘキサン誘導体液晶、ビフェニル誘導体液晶、ビフェニルシクロヘキサン誘導体液晶、テルフェニル誘導体液晶、フェニルエーテル誘導体液晶、フェニルエステル誘導体液晶、ビシクロヘキサン誘導体液晶、アゾメチン誘導体液晶、アゾキシ誘導体液晶、ピリミジン誘導体液晶、ジオキサン誘導体液晶、キュバン誘導体液晶等を用いることができる。また、液晶541としては、スクリーン500のコントラストを向上させる為に、屈折率異方性Δnのできるだけ大きいものを用いることが好ましい。
配向膜530、550は、液晶高分子複合層540の液晶541及び高分子542を第1の基板510及び第2の基板560と平行な方向に配向させる配向処理が施されている。高分子542は、配向する際は液晶相であるが、その後、硬化される為、その配向状態が保たれたまま固定されている。このため、高分子542は、その後、電界が印加されても配向方向が電界方向に揃うことはない。一方、液晶541は、配向状態が固定されていない為、電界を印加すると電界方向に揃うことになる。
従って、液晶高分子複合層540に電界を印加していない場合(後述するように電界の強さが例えばV1に達していない場合)には、高分子542と液晶541の配向方向は、第1の基板510及び第2の基板560に対して平行方向に一致する状態(液晶541と高分子542が揃って配向する状態)となる。この状態において、両者の屈折率を一致させることにより、スクリーン500は透明状態(光透過状態)となる。
反対に、液晶高分子複合層540に電界を印加した場合には、液晶541の配向方向が電界方向に揃うため(液晶541と高分子542が異なる方向へ配向する状態となるため)、電界方向において、液晶541と高分子542と界面で屈折率の不一致により光散乱状態となり、スクリーン500は白濁状態(光拡散状態)となる。
このような液晶高分子複合層540によれば、電圧が印加されていないときは、無色透明な光透過状態となり、電圧を印加することにより白濁した光拡散状態とすることができるため、画像形成装置101の用途に適したスクリーン500を得ることができる。尚、このような光透過状態と光拡散状態との切り替えは、表示面500aの各部位で独立して行うことができる。
この光透過状態と光拡散状態との切り替えについて詳細に説明する。
高分子542及び液晶541は、同様の屈折率異方性を示し、配向方向と平行方向における屈折率は1.5程度あり、配向方向と垂直方向の屈折率は1.7程度である。液晶高分子複合層540に電界が印加されていない状態では、液晶541が高分子542と同方向に配向しているため、第1の基板510及び第2の基板560と垂直な方向における液晶541と高分子542の屈折率が一致する。従って、この状態では、スクリーン500は、透過率80%程度の実質的に無色透明な状態(光透過状態)となる。
一方、電圧印加手段570によって、第1の電極511と第2の電極561との間に電圧を印加し、液晶高分子複合層540に電界を作用させると、高分子542の配向方向はそのままであるのに対し、液晶541だけが電界方向、つまり第1の基板510及び第2の基板560に対して垂直な方向に配向する。このため、第1の基板510及び第2の基板560と垂直な電界方向において、高分子542の屈折率は1.7程度のままであるのに対し、液晶541の屈折率が1.5程度に変化する。従って、電界方向における高分子542と液晶541の屈折率の差が0.2程度となり、第1の基板510及び第2の基板560と垂直な方向から入射した光は、散乱することなる。その結果、この状態では、スクリーン500は、電界方向において白濁する状態(光拡散状態)となる。
次に、スクリーン500の透過率と液晶高分子複合層540に印加される電圧の強さとの関係を図8を参照しつつ説明する。図8に示すように、スクリーン500は、液晶高分子複合層540に印加される電圧の強さがV1を超えるまでは80%程度の高い透過率を保ち、実質的に無色透明の状態を保っている。そして、電圧の強さがV1を超えてからV2に達するまでの間に急峻に透過率が低下し、V2を超えると透過率がほぼゼロになる。このように、スクリーン500では、液晶高分子複合層540に印加される電圧の大きさに対してリニアに透過率が低下するのではなく、所定の電圧V1を超えたときに、急峻に透過率が低下することが分かる。
以上のような構成のスクリーン500の使用方法について説明する。
まず、電圧印加手段570により、第1の電極511と第2の電極561との間に電圧(交番電圧)を印加する(以下では、この状態を「スタンバイ状態」とも言う)。印加する電圧の強さは、液晶高分子複合層540に実際に印加される電圧がV1よりも若干低いかV1と等しくなるような強さであるのが好ましい。これにより、スタンバイ状態においてスクリーン500を実質的に無色透明に保つことができるとともに、スタンバイ状態から電圧を少し増加させることによってスクリーン500を光拡散状態に変化させることができる。尚、本実施形態では、スタンバイ状態でのスクリーン500の透過率が80%程度となるように、第1の電極511及び第2の電極561間に印加する電圧の強さを決定しているが、スタンバイ状態でのスクリーン500の透過率は特に限定されず、例えば70%程度に設定してもよい。これは、スクリーン500のスタンバイ状態において求められる透過率に応じて適宜設定すればよい。
次いで、スタンバイ状態のスクリーン500の表示面500aの所望の部位(微少領域)にプロジェクター701からアドレス光LL’を照射する。すると、アドレス光LL’が照射された部位では、アドレス光LL’が照射されることにより光導電膜520の電気抵抗が低下し、液晶高分子複合層540に印加される実際の電圧が高くなる。これにより、この部位の透過率が低下して白濁し光拡散状態となる。一方、アドレス光LL’が照射されない部位については、液晶高分子複合層540に印加されている電圧の強さが変化しないため光透過状態を維持している。そして、光拡散状態の部位を、表示面500aに表示する画像に対応して、すなわち画像を表示する領域に形成することにより、例えば図9に示すように、表示面500aに画像の輪郭に沿った光拡散領域500b(実際にスクリーンとして機能する領域)が形成される。
表示面500aに照射するアドレス光LL’の光量としては、アドレス光LL’を照射した部位の透過率を低下させることができれば特に限定されないが、スクリーン500の透過率が20%以下となるような光量であるのが好ましく、5%以下となるような光量であるのがより好ましい。これにより、優れた光拡散性を有する光拡散領域500bを形成することができる。
このように、スクリーン500は、スタンバイ状態では無色透明とし、画像が表示される領域のみを光拡散状態とするように使用される。これにより、前述のような優れた広告宣伝効果を発揮することができる。
次に、プロジェクター701について説明する。
図6に示すように、本実施形態では、プロジェクター701は、レーザー光LLを射出する光源ユニット200を有している。この光源ユニット200は、表示光用光源200bの他に、表示面500aに所望の画像を表示することができるように、表示面500aの前記画像に対応する領域を光拡散状態とするためのアドレス光LL’を射出するアドレス光用光源200aを有している。
このようなプロジェクター701は、アドレス光LL’を表示面500aに走査するとともに、表示光LL”をアドレス光LL’の照射によって光拡散状態となった領域に走査することにより、表示面500aに所望の画像を表示させる(形成する)よう構成されている。これにより、表示面500aに光拡散領域500bを形成する工程(図9参照)と、光拡散領域500bに画像を形成する工程(図10参照)とを1つのプロジェクター701によってほぼ同時に行うことができるため、画像形成装置101の装置構成が簡単となるとともに、画像表示の効率が高まる。
アドレス光用光源200aは、アドレス光LL’としての赤外レーザーを射出するレーザー光源210iと、レーザー光源210iに対応して設けられたコリメーターレンズ220i及びダイクロイックミラー230iとを備えている。レーザー光源210iから射出されたアドレス光LL’は、コリメーターレンズ220iによって平行化されて細いビームとされた後、ダイクロイックミラー230iによって反射される。そして、反射されたアドレス光LL’は、表示光LL”に結合(重畳)され、レーザー光LLとして光源ユニット200から射出する。
このように、アドレス光LL’として赤外レーザーを用いることにより、アドレス光LL’が観察者に視認されるのを防止することができるとともに、アドレス光LL’が表示面500aに表示された画像の色合い等に影響を与えるのを防止でき、表示面500aに所望の画像を表示することができる。
尚、アドレス光用光源200aでは、コリメーターレンズ220iに代えてコリメーターミラーを用いることができ、この場合も、平行光束の細いビームを形成することができる。また、レーザー光源210iから平行光束が射出される場合、コリメーターレンズ220iを省略することができる。
光走査装置1は、光スキャナー310及び330の可動により、光源ユニット200から射出したレーザー光LLをスクリーン500の表示面500aに走査することができる。ここで、レーザー光LLは、画像表示用のレーザー光である表示光LL”と、表示面500aの所望の領域を光拡散状態とするためのレーザー光であるアドレス光LL’が結合したレーザー光である。そのため、光走査装置1によって、表示光LL”とアドレス光LL’を表示面500aの同じ部位に同時に照射することができるため、確実に、光拡散状態となった部位に表示光LL”を照射することができ、スクリーン500に所望の画像を表示することができる。
尚、制御部400は、図示しないコンピューター等から送信されたスクリーン500の表示面500aに表示する画像データから表示面500aの光拡散状態とする領域を決定し、決定された領域にアドレス光LL’が照射されるとともに、表示光LL”がアドレス光LL’の照射によって光拡散状態となった領域に照射されるように、光源ユニット200及び光走査装置1の作動を制御するよう構成されている。これにより、より確実に、表示面500aの画像を表示したい領域のみを光拡散状態とすることができ、表示面500aに所望の画像を表示することができる。
具体的には、まず、制御部400に画像データが入力される。次いで、制御部400は、入力された画像データを表示面500aに表示した際に、表示光LL”が照射される表示面500aの領域(部位)を求める。次いで、制御部400は、求められた領域にアドレス光LL’が照射されるように、光スキャナー310、330を駆動するとともに、角度検出手段340等から送信される可動板311a、331aの挙動に対応(同期)させてアドレス光用光源200aからアドレス光LL’を射出する。
これとともに、制御部400は、入力された画像データに基づいて、表示光LL”が照射される表示面500aの領域の各部位について、照射する表示光LL”の色及び光量を決定し、決定した色情報に基づいて、可動板311a、331aの挙動に対応(同期)させて、表示光用光源200bから表示光LL”を射出する。これにより、表示面500aの画像を表示する領域の各部位に、アドレス光LL’と表示光LL”が結合したレーザー光LLが照射される。
表示面500aの画像を表示する領域の各部位にレーザー光LLが照射されると、照射された部位が、レーザー光LLに含まれるアドレス光LL’によって光透過状態から光拡散状態となる(図9参照)。そして、光拡散状態となったところにレーザー光LLに含まれる表示光LL”が照射されるため、照射された表示光LL”が反射・拡散され、所望の色が表示される。これを表示面500aの画像を表示する領域の各部位において行うことにより、例えば図10に示すような画像を表示面500aに表示することができる。
尚、スクリーン500は、メモリー性を有していないため、光透過状態からアドレス光LL’を照射させたことによって光拡散状態となった部位は、アドレス光LL’の照射がされなくなると光透過状態に戻る。そのため、例えば、表示面500aに表示する画像が静止画である場合には、その静止画を例えば60フレーム/1秒程度の比較的早い速度で描画し続けることが好ましい。これにより、残像によって表示面500aにちらつきの無い静止画を表示することができる。また、表示面500aに表示する画像が動画である場合には、n回目のフレームを描画し終わり、次のフレームを描画する際には、前のフレームの画像がスクリーン500から消去されているため、表示面500aの全域を一端光透過状態に戻す等のリセット工程が不要である。尚、n回目のフレームを描画し終わってからn+1回目のフレームを描画し始めるまでの時間は、アドレス光LL’が照射されなくなることにより光拡散状態から光透過状態に戻る時間に等しいほど好ましい。これにより、フレーム間が良好に連続した動画を表示することができる。
このような構成の画像形成装置101では、前述したように観察者に画像が浮き出ているような感覚を与えることができ、また、画像の大小が切り替わり、このため、画像への興味・関心を効果的に持たせることができる。そして、画像の大小が切り替わる際に可動板311aの最大振れ角θmaxが変更される。画像形成装置101は前記第1実施形態と同様の光走査装置1を備えている。従って、回動検出手段2が可動板311aの最大振れ角θmaxを精度良く検出する。従って、この場合でも、所定の検出精度の範囲内で可動板311aが最大振れ角θmaxで回動していることを確実に保証することができる。これにより、観察者が興味や関心を抱くような画像を確実に表示することができる。
以上、本発明の光走査装置及び画像形成装置を図示の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、光走査装置及び画像形成装置を構成する各部は、同様の機能を発揮し得る任意の構成のものと置換することができる。また、任意の構成物が付加されていてもよい。
1…光走査装置、2…検出手段としての回動検出手段、21…光源、22…受光部、23…変位駆動部、24…モーター、26…支持梁、100,101…画像形成装置、241…シャフト、311a…可動板、311e…光反射部、400…制御部、500,600…スクリーン。

Claims (10)

  1. 板状体の一面に光を反射する光反射部が設けられ、前記板状体の厚さ方向と直交する回動中心軸回りに回動し、回動の最大振れ角の大きさが可変の可動板と、
    前記可動板が前記最大振れ角で回動しているか否かを検出する検出手段と、を備え、
    前記検出手段は、前記光反射部に光を照射する光源と、
    前記光源から照射された光が前記光反射部で反射する反射光を受光する受光部と、
    前記可動板の前記最大振れ角に応じて前記光源の前記光反射部に対して光を照射する角度を変更する変位駆動部と、を有することを特徴とする光走査装置。
  2. 前記最大振れ角をθmaxとし、前記光源と前記可動板の前記回動中心軸と前記可動板が動作していない状態における前記可動板の法線とのなす角度をθ としたとき、θmaxとθとの比θmax/θが所定の比率を維持するように前記変位駆動部が前記光源の位置を変更することを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 維持される前記比θmax/θの前記比率は、1を越え1.3以下であることを特徴とする請求項2に記載の光走査装置。
  4. 前記変位駆動部はモーターと前記モーターの作動を制御する機能を有する制御部とを有し、前記モーターが前記光源の位置を変更することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の光走査装置。
  5. 前記モーターの駆動軸であるシャフトと連結する支持梁が前記光源を支持し、前記シャフトが前記可動板の前記回動中心軸と同軸上に配置されていることを特徴とする請求項4に記載の光走査装置。
  6. 前記変位駆動部は前記可動板と前記光源との距離を所定の距離に維持することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の光走査装置。
  7. 前記受光部はフォトダイオードであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の光走査装置。
  8. 前記光源はレーザー光を照射することを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の光走査装置。
  9. 前記光反射部にて反射する光はスクリーンを照射し、前記スクリーンに対して所定の方向に光を走査することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の光走査装置。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載の光走査装置を備え、前記光反射部で光を走査して、該光で画像を形成することを特徴とする画像形成装置。
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