JP5471213B2 - 光走査装置 - Google Patents

光走査装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5471213B2
JP5471213B2 JP2009209892A JP2009209892A JP5471213B2 JP 5471213 B2 JP5471213 B2 JP 5471213B2 JP 2009209892 A JP2009209892 A JP 2009209892A JP 2009209892 A JP2009209892 A JP 2009209892A JP 5471213 B2 JP5471213 B2 JP 5471213B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scanning
laser light
frequency
projection
main scanning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009209892A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011059456A (ja
Inventor
篤彦 近岡
敦也 平野
謙 西岡
宏 西垣
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Funai Electric Co Ltd
Original Assignee
Funai Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Funai Electric Co Ltd filed Critical Funai Electric Co Ltd
Priority to JP2009209892A priority Critical patent/JP5471213B2/ja
Publication of JP2011059456A publication Critical patent/JP2011059456A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5471213B2 publication Critical patent/JP5471213B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)

Description

本発明は、レーザ光源からの光を投影面に走査して画像を表示させる光走査装置に関する。
従来、レーザ光によって外部より入力された画像を投影する光走査装置で用いられるスキャナミラーなどの走査部は、アクチュエータによる駆動により共振することによって上下方向及び左右方向にレーザ光の走査を行い、画像を投影領域に形成するようにしている。そして、このような走査部は、ミラーの特性ばらつき、温度変動、ミラーと光源の位置変動、およびミラーとスクリーンの位置変動などによって位相、振幅、中心位置がずれるという特性を有しており、例えば、図10(a)に示されるような表示対象データをスクリーンに投影するとき、位相ずれが生じていない場合には、図10(b)に示されるように、データ通りの映像が表示されるが、位相ずれが生じた場合には、図11(c)に示されるように、映像がぼけてしまったり、図11(d)に示されるように、映像が2重に視認されるなどの問題が生じていた。
このような問題を解決するために、例えば、光ビームが走査線上の特定位置を往復通過する2つの時刻をそれぞれ計測し1走査周期内における光ビームの変調開始時刻または終了時刻に対応するタイミングデータを算出するものがある(特許文献1)。
特開2003−131151号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の方法では、光偏向器の駆動信号の周期が共振周波数を外れた場合に、その周期を変更するが、光ビームの駆動タイミングをこれに追随して更新する構成ではないため、画質が劣化するおそれがある。
本発明の課題は、走査部の駆動信号の周期を環境変化に応じて変更しても、画質の劣化を抑制することができる光走査装置を提供することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、入力される画像信号に応じてレーザ光を出射するレーザ光源と、
前記レーザ光源より出射されたレーザ光を主走査方向及び副走査方向に走査する走査部と、
前記走査部が前記レーザ光を主走査方向に走査するためのパルス信号を生成する走査信号生成手段と、
前記走査信号生成手段により生成されたパルス信号に応じて、走査部を主走査方向に往復させる駆動手段と、を備え、
主走査方向に走査された前記レーザ光の軌跡を前記主走査方向と直交する副走査方向に並べるように、投影面に画像を形成する光走査装置において、
前記走査部によるレーザ光の主走査方向における走査位置を検出する位置検出手段と、
前記位置検出手段による検出結果に基づいて、主走査方向における走査周期を特定する走査周期特定手段と、
前記走査周期特定手段によって特定された走査周期に基づいて、レーザ光の走査が所定の基準位置を通過するタイミングであることを示す基準位置タイミングを決定する基準位置タイミング決定手段と、
前記走査周期特定手段によって特定された走査周期に基づいて、主走査方向における1走査周期におけるレーザ光が出力される時間である投影時間を決定する投影時間決定手段と、
前記走査周期特定手段によって特定された走査周期及び前記投影時間決定手段によって決定されたレーザ光の投影時間に基づいて、前記レーザ光の走査が前記所定の基準位置を通過してからレーザ光が出射開始されるまでの出射開始時間を決定する出射開始時間決定手段と、
前記基準位置タイミング決定手段によって決定された基準位置タイミングとなってから前記出射開始時間決定手段によって決定されたレーザ光の出射開始時間となったときに、前記投影時間決定手段によって決定された投影時間が経過するまで前記レーザ光源によりレーザ光を出力する制御を行うレーザ光出力制御手段と、
前記走査部による主走査方向におけるレーザ光の振幅を検出する振幅検出手段と、
前記振幅検出手段による検出結果に基づいて、レーザ光の振幅が所定の振幅よりも小さいときに、前記走査信号生成手段が生成するパルス信号の周波数を、前記レーザ光の振幅が前記所定の振幅以上となるように変更する周波数変更制御手段と、を備え、
前記走査周期特定手段は、前記周波数変更制御手段によって変更された後の走査周期を特定し、
前記出射開始時間決定手段は、前記走査周期における主走査往路及び主走査復路でのそれぞれの出射開始時間を決定し、
前記レーザ光出力制御手段は、前記主走査往路での出射開始時間となったときに、及び、前記主走査復路での出射開始時間となったときにそれぞれ前記投影時間決定手段によって決定された投影時間が経過するまで前記レーザ光源によりレーザ光を出力する制御を行うことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の光走査装置であって、
前記走査部は、前記レーザ光源より出射されたレーザ光を前記投影面に反射させるスキャナミラーの角度を変更することによりレーザ光の走査を行うものであり、
前記位置検出手段は、前記スキャナミラーの角度を検出することにより走査位置を検出することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の光走査装置であって、
前記周波数変更制御手段は、前記走査部が共振する周波数を基準周波数として設定する基準周波数設定手段と、前記基準周波数を挟む所定範囲で周波数がウォブリングされるパルス信号を設定するウォブリング信号設定手段と、を有し、
ウォブリングされる前記基準周波数以外の何れかの周波数のパルス信号により前記走査部が共振することとなったときに、前記基準周波数設定手段によって、当該周波数を基準周波数に設定することにより、生成するパルス信号の周波数を変更することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の光走査装置であって、
前記レーザ光源は、前記レーザ光の副走査方向において、前記レーザ光が走査される走査区間のうちの画像の表示を行う区間である投影区間に、前記入力された画像信号に応じたレーザ光の出射を行い、
前記ウォブリング信号設定手段は、前記レーザ光の副走査方向において、前記走査区間のうちの投影区間でない区間である非投影区間の走査中に、周波数がウォブリングされるパルス信号を設定することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、入力される画像信号に応じてレーザ光を出射するレーザ光源と、
前記レーザ光源より出射されたレーザ光を主走査方向及び副走査方向に走査する走査部と、
前記走査部が前記レーザ光を主走査方向に走査するためのパルス信号を生成する走査信号生成手段と、
前記走査信号生成手段により生成されたパルス信号に応じて、走査部を主走査方向に往復させる駆動手段と、を備え、
主走査方向に走査された前記レーザ光の軌跡を前記主走査方向と直交する副走査方向に並べるように、投影面に画像を形成する光走査装置において、
前記走査部によるレーザ光の主走査方向における走査位置を検出する位置検出手段と、
前記位置検出手段による検出結果に基づいて、主走査方向における走査周期を特定する走査周期特定手段と、
前記走査周期特定手段によって特定された走査周期に基づいて、前記レーザ光の走査が所定の基準位置を通過するタイミングであることを示す基準位置タイミングを決定する基準位置タイミング決定手段と、
前記走査周期特定手段によって特定された走査周期に基づいて、主走査方向における1走査周期におけるレーザ光が出力される時間である投影時間を決定する投影時間決定手段と、
前記走査周期特定手段によって特定された走査周期及び前記投影時間決定手段によって決定されたレーザ光の投影時間に基づいて、前記レーザ光の走査が前記所定の基準位置を通過してからレーザ光が出射開始されるまでの出射開始時間を決定する出射開始時間決定手段と、
前記基準位置タイミング決定手段によって決定された基準位置タイミングとなってから前記出射開始時間決定手段によって決定されたレーザ光の出射開始時間となったときに、前記投影時間決定手段によって決定された投影時間が経過するまで前記レーザ光源によりレーザ光を出力する制御を行うレーザ光出力制御手段と、
前記走査部による主走査方向におけるレーザ光の振幅を検出する振幅検出手段と、
前記振幅検出手段による検出結果に基づいて、レーザ光の振幅が所定の振幅よりも小さいときに、前記走査信号生成手段が生成するパルス信号の周波数を、前記レーザ光の振幅が前記所定の振幅以上となるように変更する周波数変更制御手段と、を備え、
前記走査周期特定手段は、前記周波数変更制御手段によって変更された後の走査周期を特定し、
前記走査部は、前記レーザ光源より出射されたレーザ光を前記投影面に反射させるスキャナミラーの角度を変更することによりレーザ光の走査を行い、
前記位置検出手段は、前記スキャナミラーの角度を検出することにより走査位置を検出し、
前記周波数変更制御手段は、前記走査部が共振する周波数を基準周波数として設定する基準周波数設定手段と、前記基準周波数を挟む所定範囲で周波数がウォブリングされるパルス信号を設定するウォブリング信号設定手段を、を有し、
ウォブリングされる前記基準周波数以外の何れかの周波数のパルス信号により前記走査部が共振することとなったときに、前記基準周波数設定手段によって、当該周波数を基準周波数に設定することにより、生成するパルス信号の周波数を変更し、
前記レーザ光源は、前記レーザ光の副走査方向において、前記レーザ光が走査される走査区間のうちの画像の表示を行う区間である投影区間に、前記入力された画像信号に応じたレーザ光の出射を行い、
前記ウォブリング信号設定手段は、前記レーザ光の副走査方向において、前記走査区間のうちの投影区間でない区間である非投影区間の走査中に、周波数がウォブリングされるパルス信号を設定し、
前記出射開始時間決定手段は、前記走査周期における主走査往路及び主走査復路でのそれぞれの出射開始時間を決定し、
前記レーザ光出力制御手段は、前記主走査往路での出射開始時間となったときに、及び、前記主走査復路での出射開始時間となったときにそれぞれ前記投影時間決定手段によって決定された投影時間が経過するまで前記レーザ光源によりレーザ光を出力する制御を行うことを特徴とする。
本発明によれば、走査部の駆動信号の周期を環境変化に応じて変更しても、画質の劣化を抑制することができる。
本発明に係るプロジェクタが設置された状態を示す外観図である。 本発明に係るプロジェクタの要部構成を示すブロック図である。 本発明に係るレーザ光の走査の態様を説明する図である。 本発明に係るプロジェクタにおいて実行されるプログラムのフローチャートである。 本発明に係るプロジェクタにおいて実行されるプログラムのフローチャートである。 本発明に係るプロジェクタにおいて実行されるプログラムのフローチャートである。 本発明に係るプロジェクタにおけるレーザ光の出射タイミングを説明する図である。 本発明に係るスキャナミラーが共振する周波数の特性を表す図である。 周波数がウォブリングされたパルス信号を説明する図である。 従来の光走査装置における投影画像を表す図である。 従来の光走査装置における投影画像を表す図である。 本発明に係るスキャナミラーを駆動するための駆動周波数とスキャナミラーの周期の変化を説明する図である。 本発明に係るスキャナミラーが共振する周波数の特性を表す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、発明の範囲は図示例に限定されない。
また、以下の説明では、図1におけるプロジェクタ100の左右方向をX方向、前後方向をY方向、高さ方向をZ方向とする。
プロジェクタ100は、例えば、図1に示すように、テーブル120上に設置され、スクリーン130に向けて出射されたレーザ光が、投影部380によりプレゼンテーション等に用いる表示用の画像132Aとして投影されるレーザプロジェクタである。
次いで、プロジェクタ100は、例えば、図2に示すように、フロントエンド用のFPGA(Field Programmable Gate Array)310と、レーザ出射部350と、操作パネル330と、バックエンドブロック340と、ROM344と、ビデオRAM345と、RAM346と、を含んで構成される。
FPGA310は、タイミングコントローラ311と、データコントローラ312と、ビットデータ変換部313と、データ/階調変換部314と、を含むプログラミングが可能なLSI(Large Scale Integration)である。FPGA310は、バックエンドブロック340とともに、一時的にビデオRAM345に記憶される画像信号の表示制御を行う。
タイミングコントローラ311は、バックエンドブロック340に含まれるCPU341から送られる指令に基づいてデータコントローラ312を介してビデオRAM345に一時的に記憶されている画像信号を読み出す。そして、タイミングコントローラ311は、当該画像信号に含まれる同期信号(水平同期信号(HSYNC)、画素クロック信号(PCLK)等を含む)を取得する。さらに、タイミングコントローラ311は、当該同期信号に基づいて、後述のアクチュエータ374のモータ駆動のタイミングをコントロールする命令を生成し、当該命令を駆動ドライバ373に送信する。また、タイミングコントローラ311は、CPU341から送られる打ち出しタイミング信号を受信したときに、後述のレーザ出射部350のレーザ出射を行う命令を生成し、当該命令をビットデータ変換器313に送信する。
データコントローラ312は、ビデオRAM345より読み出した画像信号をビットデータ変換器313に送出する。
ビットデータ変換器313は、タイミングコントローラ311からの命令に基づいて、データコントローラ312から送出された画像信号を、レーザ光によって投影するための形式に適合したデータに変換した後、当該画像信号をデータ/階調変換部314に送出する。
データ/階調変換部314は、ビットデータ変換器313から出力されたデータを、R(Red)、G(Green)、B(Blue)の3色として表示するための色の階調に変換し、変換後のそれぞれの信号を、レーザ出射部350に送出する。
レーザ出射部350は、レーザ制御回路351と、LD361,362と、偏光ビームスプリッタ363と、レーザ検出器370と、レンズ371と、スキャナミラー372と、駆動ドライバ373と、アクチュエータ374と、ミラーセンサ376と、調整部377と、を含んで構成される。
LD(Laser Diode)361は、緑色のレーザ光を出射するダイオードであり、LD362は、赤色及び青色のレーザ光を出射するダイオードであり、それぞれがレーザ制御回路351により制御される。
なお、本実施の形態に係るLD362は、赤色のレーザ光を出射するLDと青色のレーザ光を出射するLDとが一体として構成されているが、別個に構成されているものでもよい。
このように、LD361,362は、入力される画像信号に応じてレーザ光を出射するレーザ光源を構成する。
レーザ制御回路351は、データ/階調変換部314から送られる信号に基づいてLD361,362の出射量/タイミング等を制御する。また、レーザ制御回路351は、後述のレーザ検出器370にて検出されるレーザ光の出力量よりレーザ光の出射状態を検知し、当該出射状態に基づいてLD361,362の出射量の調整を行う。
偏光ビームスプリッタ363は、LD361から出射されるレーザ光の光路上に配置され、入射されたレーザ光をP偏光とS偏光とに分離する光学部材である。そして、偏光ビームスプリッタ363は、LD361から出射された緑色のレーザ光の一部をレンズ371に向けて透過させ、残りをレーザ検出器370に向けて反射させる。一方で、偏光ビームスプリッタ363は、LD362から出射された赤色及び青色のレーザ光の一部をレーザ検出器370に向けて透過させ、残りをレンズ371に向けて反射させる。
レーザ検出器370は、例えば、レーザ光の出力量(強度)を検出するセンサであり、LD362から出射されるレーザ光の光路上に配置されている。
レンズ371は、偏光ビームスプリッタ363を透過したレーザ光を集光する。
スキャナミラー372は、後述のアクチュエータ374により所定の駆動力が付与されることにより共振し、この共振によって2軸方向に独立して回動するガルバノミラーであり、当該回動によりミラー傾斜角を水平方向及び垂直方向に調整することで、入射された光の反射方向を調整することができる。
そのため、例えば、図3のスクリーン130上に形成される走査領域に示されるように、レンズ371を透過したレーザ光の反射方向をスキャナミラー372により順次調整することで、レーザ光の走査が可能となる。
ここで、スキャナミラー372によるレーザ光の走査位置は、図3(a)に示されるように、走査往路においては、走査領域の左上隅部(始端部)より上下(Y軸)方向(副走査方向)に緩やかに下りながら左右(X軸)方向(主走査方向)に変位し、側端部に到達したタイミングでX軸の進行方向が逆転し、走査領域の右下隅部(終端部)に到達するまでこの動作が繰り返される。
また、この動作において、レーザ光の走査位置が投影領域上を通過するときには、LD361,362よりレーザ光が出射されることにより、投影領域上に画像が表示される。そして、投影領域全体に亘って走査が終了した時点で1フレーム分の画像投影が完了する。このとき、レーザ光の主走査方向への走査においては、投影領域上を通過する区間である水平投影区間となる毎にレーザ光の出射/停止を繰り返す。
その後、レーザ光の走査位置は、図3(b)に示されるように、走査領域の右下隅部に到達したタイミングで走査往路から走査復路に転換してY軸の進行方向が逆転し、急速に上昇しながらX軸方向に変位し、左上隅部に到達(帰還)するまでこの動作が繰り返される。
このように、スキャナミラー372は、レーザ光源より出射されたレーザ光を主走査方向及び副走査方向に走査する走査部を構成する。
駆動ドライバ373は、例えば、タイミングコントローラ311より送信される命令に応じて、アクチュエータ374に駆動周波数に対応するパルス信号を与えることで、スキャナミラー372によるレーザ光の走査を制御する。この駆動周波数は、後述する調整部377からの指令に応じて逐次変更される。
このように、駆動ドライバ373は、走査部がレーザ光を主走査方向に走査するためのパルス信号を生成する走査信号生成手段を構成する。
アクチュエータ374は、例えば、スキャナミラー372の2軸各々に接続された2つのパルスモータであり、それぞれが後述の駆動ドライバ373より指示される駆動周波数(共振周波数)に基づいて駆動し、スキャナミラー372を所定角回動させるように構成されている。
このように、アクチュエータ374は、走査信号生成手段により生成されたパルス信号に応じて、走査部を主走査方向に往復させる駆動手段を構成する。
ミラーセンサ376は、例えば、スキャナミラー372の2軸方向の傾斜角(振れ角)を検出する傾斜角検出器であって、特に、主走査方向における傾斜角(走査位置)を検出可能に構成されている。また、この傾斜角の検出により主走査方向におけるレーザ光の振幅が特定可能である。そして、このミラー検出器376にて検出された傾斜角はアナログ電気信号として調整部377に入力される。
このように、ミラーセンサ376は、走査部によるレーザ光の主走査方向における走査位置を検出する位置検出手段を構成する。
また、ミラーセンサ376は、走査部による主走査方向におけるレーザ光の振幅を検出する振幅検出手段を構成する。
調整部377は、例えば、図示は省略するが、四則算用の演算器、コンパレータ、アナログ信号増幅用のアンプ、A/D変換器、等を含んで構成され、ミラーセンサ376より
入力されるスキャナミラー372の傾斜角に関するアナログ電気信号について、増幅、四則算、比較等を介して所望の値に調整し、デジタル信号に変換してCPU341及び駆動ドライバ373に送信するように構成されている。
つまり、スキャナミラー372は、設置環境(例えば、温度,湿度,気圧等)によって共振する周波数が変動し、レーザ光の走査位置にずれが生じるおそれがあるため、ミラーセンサ376によりスキャナミラー372の傾斜角が検出されることにより、調整部377はスキャナミラー372の振幅を測定する。そして、調整部377は、測定したスキャナミラー372の振幅に基づいてウォブリングによってアクチュエータ374の駆動周波数がスキャナミラー372の共振する周波数となるように、駆動ドライバ373に駆動周波数を指示するデータを送信する。具体的には後述するが、調整部377は、ウォブリングを行うことによってスキャナミラー372の共振する周波数を探し当て、当該周波数を基準周波数として設定し、その後、この基準周波数を挟む所定範囲でウォブリングを行う。
また、調整部377は、ミラーセンサ376からの信号の主走査方向の周期を測定し、測定した周期に基づいて、スキャナミラー372が所定の基準位置を通過するタイミングであることを示す基準位置タイミングを決定する。この場合において、調整部377は、測定した周期に応じて、ミラーセンサ376からの信号の基準値を変更可能であって、水平投影区間における中心を基準位置に定めるために、1周期におけるミラーセンサ376からの信号のレベルが基準値を超える時間と基準値を下回る時間との比(デューティー比)が50:50となるように基準値を適宜調整する。そして、調整後の基準値とミラーセンサ376からの信号のレベルとが一致したタイミングを基準位置タイミングとして決定する。なお、基準値とミラーセンサ376からの信号のレベルとが一致するタイミングは1周期において2箇所あるが、いずれのタイミングを基準位置タイミングとして採用してもよい。
本実施の形態では、このようにしてミラーセンサ376からの信号の周期を測定することによりスキャナミラー372の周期を測定し、この測定結果に基づいて基準位置タイミングを決定しているので、実際のスキャナミラー372の動作に応じたタイミングでレーザ光の出射が可能となっている。ここで、例えば、駆動ドライバ373の駆動周波数に基づいて基準位置タイミングを決定するようにした場合、例えば、図12(a)示されるように、駆動周波数をf0からf0´に変化させると、スキャナミラー372の周期は、図12(b)に示されるように、f0からf0´となるまで、時間をかけて漸次が変動するため、駆動ドライバ373のパルスの周期とスキャナミラー372の周期との間に位相が生じる期間が発生することとなり、その期間においては、基準位置タイミングがスキャナミラー372の周期に対応せず、レーザ光の出射タイミングがずれてしまい、画像が乱れるという問題が生じてしまう。そこで、本実施の形態では、駆動ドライバ373の駆動周波数を変化させてもスキャナミラー372の周期の検出結果に基づいて基準位置タイミングを決定しているので、双方の周期の位相が生じたとしても、基準位置タイミングのずれが生じず、その結果、画像が乱れが抑制される。
そして、調整部377は、基準位置タイミングとなったときに基準位置タイミング信号をCPU341に送信する。
また、調整部377は、上述のようにして周期を測定した結果、共振周波数が変更された場合には、変更後の周期を示す信号をCPU341に送信する。
なお、このとき、周期の測定結果をサンプリングし、所定期間毎(例えば、1フレーム毎や所定走査回数毎)にサンプリングした周期の測定結果についての平均を算出し、算出された周期の平均を示す信号をCPU341に送信するようにしてもよい。
このように、調整部377は、位置検出手段による検出結果に基づいて、主走査方向における走査周期を特定する走査周期特定手段を構成する。
また、調整部377は、走査周期特定手段によって特定された走査周期に基づいて、レーザ光の走査が所定の基準位置を通過するタイミングであることを示す基準位置タイミングを決定する基準位置タイミング決定手段を構成する。
また、調整部377は、振幅検出手段による検出結果に基づいて、レーザ光の振幅が所定の振幅よりも小さいときに、走査信号生成手段が生成するパルス信号の周波数を、レーザ光の振幅が所定の振幅以上となるように変更する周波数変更制御手段を構成する。
また、調整部377は、走査部が共振する周波数を基準周波数として設定する基準周波数設定手段を構成する。
また、調整部377は、基準周波数を挟む所定範囲で周波数がウォブリングされるパルス信号を設定するウォブリング信号設定手段を構成する。
操作パネル330は、例えば、プロジェクタ100の筐体部表面あるいは側面に設けられ、操作内容を表示するためのディスプレイ装置(図示省略)と、使用者がプロジェクタ100に対する入力操作を実行するためのボタンやスイッチ(図示省略)と、を含んで構成される。そして、操作パネル330は、使用者による操作が実行されると、当該操作に応じた信号をCPU341に送信する。
バックエンドブロック340は、CPU341と、ビデオI/F342と、外部I/F343と、を含んで構成されるプロジェクタ100のバックエンド部分である。
CPU341は、ROM344に記憶された各種処理プログラムを読み出し、当該プログラムを実行して各部に出力信号を送信することにより、プロジェクタ100の動作全般を統括制御する。
また、CPU341は、調整部377から周期を示す信号を受信すると、後述するROM344から打ち出しタイミング決定プログラム344aを読み出し、LD361,362からのレーザ光による受信した周期を示す信号に対応する投影時間をROM344から読み出して決定するとともに、レーザ光の出射タイミングを決定する。
また、CPU341は、調整部377から基準位置タイミング信号を受信すると、ROM344から基準位置タイミング信号受信時プログラム344bを読み出し、タイミングコントローラ311にレーザ光の出射タイミングを示す信号を出力するまでのタイミングの監視を開始する。
また、CPU341は、所定時間毎に、ROM344から打ち出しタイミング監視プログラム344cを読み出し、レーザ光の出射タイミングであるときに、タイミングコントローラ311にレーザ光の出射タイミングを示す信号を出力する。
また、CPU341は、操作パネル330から送信される信号に基づいて、ビデオI/F342、外部I/F343を介してプロジェクタ100に入力された画像信号に基づく映像の投影を制御する。つまり、CPU341は、FPGA310のタイミングコントローラ311と相互に通信を行い、ビデオRAM345に一時的に保持されている画像信号に基づく映像の表示を制御する。
このように、CPU341は、打ち出しタイミング決定プログラム344aを実行することにより、走査周期特定手段によって特定された走査周期に基づいて、主走査方向における1走査周期におけるレーザ光が出力される時間である投影時間を決定する投影時間決定手段を構成する。
また、CPU341は、打ち出しタイミング決定プログラム344aを実行することにより、走査周期特定手段によって特定された走査周期及び投影時間決定手段によって決定されたレーザ光の投影時間に基づいて、レーザ光の走査が所定の基準位置を通過してからレーザ光が出射開始されるまでの出射開始時間を決定する出射開始時間決定手段を構成する。
また、CPU341は、打ち出しタイミング監視プログラム344cを実行することにより、基準位置タイミング決定手段によって決定された基準位置タイミングとなってから出射開始時間決定手段によって決定されたレーザ光の出射開始時間となったときに、投影時間決定手段によって決定された投影時間が経過するまでレーザ光源によりレーザ光を出力する制御を行うレーザ光出力制御手段を構成する。
ビデオI/F342は、例えば、PC(Personal Computer)等の画像出力装置150と接続し、画像出力装置150から出力される画像信号を入力するためのインターフェースである。
外部I/F343は、例えば、USB(Universal Serial Bus)フラッシュメモリやSDメモリカード等のメモリカード151を装着可能な外部記憶メディア用のインターフェースであり、メモリカード151に記憶された画像信号を読み出してプロジェクタ100に入力することができる。
ビデオRAM345は、ビデオI/F342や外部I/F343を介して入力された画像信号を一時的に記憶している。ビデオRAM345は、FPGA310による表示制御がなされる際に、タイミングコントローラ311により生成されるタイミングでデータコントローラ312により画像信号が読み出されるように構成されている。
ROM344は、例えば、不揮発性のメモリであり、CPU341により実行されるプログラムや当該プログラムの実行に必要な各種データ等の格納エリアを備えている。具体的には、ROM344は、打ち出しタイミング決定プログラム344a、基準位置タイミング信号受信時プログラム344b、打ち出しタイミング監視プログラム344c等の制御プログラムを格納している。
RAM346は、例えば、CPU341のワークエリアとして用いられ、CPU341によって各種プログラムが実行される際に生じる処理結果や、入力されたデータ等を記憶する。
次に、以上のような構成を有するプロジェクタ100において、LD361,362からレーザ光を出射するタイミングを決定するための処理について説明する。CPU341では、図4に示す打ち出しタイミング決定処理を行う。この打ち出しタイミング決定処理は、調整部377から周期信号を受信したときに起動される処理である。この処理は、打ち出しタイミング決定プログラム344aが実行されることにより実現される。
まず、CPU341は、調整部377から送信された周期信号に対応する投影時間を示すデータを、例えば、ROM344に設けられたテーブルから読み出す(ステップS101)。この投影時間は、1周期におけるレーザ光の投影時間である。そして、CPU341は、後述の図7に示すように、周期信号から特定される1周期の時間(T)と読み出された投影時間(2A)とに基づいて、ブランキング時間を算出する(ステップS102)。ここで、ブランキング時間(B+C)は、1周期における投影時間以外の時間である。また、ブランキング時間は、以下のようにして求められる。なお、ブランキング時間(B)は、走査領域左側の非投影領域を通過する時間を示し、ブランキング時間(C)は、走査領域右側の非投影領域を通過する時間を示している。
B+C=T−2A・・・(1)
また、ブランキング時間(B)とブランキング時間(C)との関係は、
B=C・・・(2)
となっている。
そして、CPU341は、主走査往路の出射までの時間(D)を算出する(ステップS103)。主走査往路の出射までの時間(D)は、以下のようにして求める。
D=A/2+C・・・(3)
なお、ここで、ミラーセンサ376の検出がスキャナミラー372の動作に対して所定の遅延(Δtd)が生じる場合にはこれを考慮し、式(3)に遅延時間分であるΔtdをさらに引いてDを求めるようにしてもよい。
そして、CPU341は、式(3)によって算出された主走査往路の出射までの時間(D)をRAM346に記憶する(ステップS104)。
次に、CPU341は、主走査復路の出射までの時間(E)を算出する(ステップS105)。主走査復路の出射までの時間(E)は、以下のようにして求める。
E=D+A+B・・・(4)
そして、CPU341は、式(4)によって算出された主走査復路の出射までの時間(E)をRAM346に記憶する(ステップS106)。
次に、LD361,362からレーザ光を出射するタイミングの監視を開始するための処理について説明する。CPU341では、図5に示す基準位置タイミング信号受信時処理を行う。この基準位置タイミング信号受信時処理は、調整部377から基準位置タイミング信号を受信したときに起動される処理である。この処理は、基準位置タイミング信号受信時プログラム344bが実行されることにより実現される。
まず、CPU341は、打ち出しタイミング決定処理のステップS104においてRAM346に記憶された主走査往路の出射までの時間を往路打ち出しタイマとしてセットする(ステップS201)。そして、CPU341は、打ち出しタイミング決定処理のステップS106においてRAM346に記憶された主走査復路の出射までの時間を復路打ち出しタイマとしてセットする(ステップS201)。このようにセットされた往路打ち出しタイマと復路打ち出しタイマは、所定時間(例えば、1ms)が経過する毎にその値が減算される。
次に、LD361,362からレーザ光を出射させるための処理について説明する。CPU341では、図6に示す打ち出しタイミング監視処理を行う。この打ち出しタイミング監視処理は、所定時間毎(例えば、1ms)に起動される処理である。この処理は、打ち出しタイミング監視プログラム344cが実行されることにより実現される。
まず、CPU341は、基準位置タイミング信号受信時処理のステップS201においてセットされた往路打ち出しタイマが0となったか否かを判定する(ステップS301)。そして、CPU341は、往路打ち出しタイマが0となったと判定したときは(ステップS301:Y)、タイミングコントローラ311に、主走査往路におけるレーザ光の出射タイミングであることを示す往路打ち出しタイミング信号を送信する(ステップS302)。このとき、CPU341は、往路打ち出しタイミング信号に調整部377から送信された周期信号に対応するデータを含ませてタイミングコントローラ311に信号の送信を行う。これにより、タイミングコントローラ311は、レーザ出射部350に対して、レーザ光の出射を開始し、周期に応じたタイミングでレーザ光の出力が行われるように制御される。一方、往路打ち出しタイマが0となったと判定しないときは(ステップS301:N)、ステップS302の処理を実行することなく、ステップS303の処理を実行する。
次に、CPU341は、基準位置タイミング信号受信時処理のステップS202においてセットされた復路打ち出しタイマが0となったか否かを判定する(ステップS303)。そして、CPU341は、復路打ち出しタイマが0となったと判定したときは(ステップS303:Y)、タイミングコントローラ311に、主走査復路におけるレーザ光の出射タイミングであることを示す復路打ち出しタイミング信号を送信し(ステップS304)、この処理を終了する。一方、CPU341は、復路打ち出しタイマが0となったと判定しないときは(ステップS303:N)、ステップS304の処理を実行することなくこの処理を終了する。
次に、図7を参照して、以上のように制御されるプロジェクタ100におけるLD361,362のレーザ光の出射動作について説明する。
図7に示すように、スキャナミラー372は、アクチュエータ374の駆動により、図に示すような周期(T)にて水平方向の角度が変化する。
そして、調整部377は、ミラーセンサ376からの信号に基づいて、上述した基準値の調整を行った後、信号のレベルが基準値を下回るタイミングで、基準位置タイミングを示す基準位置タイミング信号をCPU341に送信する。
すると、CPU341は、基準位置タイミングから主走査往路の出射までの時間(D)の経過後に、LD361,362からレーザ光が出射されるように制御を行う。これにより、投影時間(A)の間、すなわち、水平投影区間において、LD361,362によるレーザ光の出射が行われる。また、CPU341は、基準位置タイミングから主走査復路の出射までの時間(E)の経過後に、LD361,362からレーザ光が出射されるように制御を行う。これにより、投影時間(A)の間、LD361,362によるレーザ光の出射が行われる。そして、主走査往路及び主走査復路におけるレーザ光の出射が行われた後は、ブランキング期間(B)又はブランキング期間(C)となる。なお、ブランキング期間(B)は、主走査復路における投影時間の経過後、走査領域の左端部となるまでの時間(t2)と、走査領域の左端部から主走査往路における投影時間となるまでの時間(t2)とからなっており、それぞれの時間は等しくなっている。ブランキング期間(C)も同様に、主走査往路における投影時間の経過後、走査領域の右端部となるまでの時間(t1)と、走査領域の右端部から主走査復路における投影時間となるまでの時間(t1)とからなっており、それぞれの時間は等しくなっている。
以上により、プロジェクタ100は、スキャナミラー372の駆動周期に応じたタイミングでLD361,362からレーザ光が出射されることとなり、スキャナミラー372の駆動周期が変化しても、これに応じたタイミングでレーザ光の出射が可能となるため、投射位相のズレが生じにくく、映像品質を良好に保つことができる。
次に、図8を参照しながら、スキャナミラー372の特性について、説明する。
スキャナミラー372は、特定の駆動周波数(共振周波数)に対応するパルス信号がアクチュエータ374に与えられると、振幅(走査角)が大きくなるという特性を有しており、少ない電力でレーザ光の走査が可能である。このスキャナミラー372は、周囲温度によって共振する周波数が変化するという特性があり、図8に示すように、温度が低くなるにつれて共振する周波数は小さくなる。
このようなスキャナミラーを用いる場合において、駆動周波数を電流により調整を行うようにすると、調整可能な温度範囲は狭くなってしまい、例えば、スキャナミラー372の共振する周波数が温度Aから温度Bに変化した場合には、そのスキャナミラー372の特性の変動による減衰分を補うことができるが、温度Aから温度Cに変化した場合にはその減衰分を補うことができない。そこで、本実施形態では、後述するウォブリング制御を行うので、スキャナミラー372の周囲温度が大きく変化して共振する周波数が変化しても、その変化に対する追従が可能となっている。
次に、本実施形態におけるウォブリング制御について説明する。
ウォブリング制御は、例えば、調整部377に、共振周波数を挟む所定範囲で周波数がウォブリングされるパルス信号を設定する制御である。
具体的には、ウォブリング信号設定手段としての調整部377は、例えば、図9(a)に示すように、基準周波数fを挟む所定範囲(Δf)で周波数がウォブリングされるパルス信号であって、所定のウォブリング周期で周波数がウォブリングされるパルス信号を設定する。なお、周波数のウォブリングとは、例えば、基準周波数fを中心とした微小周波数範囲(Δf)内で、駆動信号(パルス信号)の周波数を時間的に変化させることである。このように、本実施の形態では、駆動周波数を微小周波数範囲で変化させるようにウォブリングさせているので、スキャナミラー372の共振する周波数に追従させるために駆動周波数を変化させても画像の乱れが生じにくくなっている。
そして、ウォブリングするように設定されたパルス信号を駆動ドライバ373が生成することで、ウォブリングされたパルス信号のうちの何れかのパルス信号の周波数を共振周波数に近似させて、パルス信号を生成する。なお、共振周波数に近似する周波数のパルス信号であれば、電磁駆動型走査ミラーの一例であるスキャナミラー372の左右の振り幅を共振周波数に準じたものとすることができる。
例えば、ウォブリング信号設定手段としての調整部377は、非投影区間において周波数がウォブリングされたパルス信号を設定する。
具体的には、図9(a)に示すように、例えば、非投影区間を8分割し、8分割された非投影区間を1周期とするウォブリング周期で周波数をウォブリングさせて、その8分割された期間(第1期間から第8期間)毎に異なる周波数を設定する。そして、ウォブリングされたパルス信号のうち、非投影区間における第1期間と第5期間のパルス信号の周波数を基準周波数fに設定する。
なお、ここで、投影区間とは、レーザ光が図3に示される投影領域上において走査が行われる区間であり、非投影区間とは、走査領域における投影領域以外の非投影領域をレーザ光が走査される区間である。
また、図9に示される投影区間及び非投影区間は、副走査方向におけるものを示している。
そして、本実施の形態では、設置環境によってスキャナミラー372の共振する周波数が変動した場合には、調整部377は、ウォブリングの実行中において、基準周波数f以外の周波数におけるスキャナミラー372の共振を検出し、当該共振したときの周波数を基準周波数fに更新する制御が行われる。
より具体的には、図9(b)の実線にて示されるように、調整部377は、基準周波数をfaとしてΔfaの範囲でウォブリングを行っているときに、周波数がfbとなったときにスキャナミラー372が共振したことを検出したとき、今回の非投影区間より、基準周波数をfbに更新し、次回の非投影区間となるまで、駆動周波数をfbに維持し続けるように制御する。そして、次回の非投影区間では、基準周波数をfbとしてΔfbの範囲でウォブリングを行う。なお、調整部377は、スキャナミラー372が共振する周波数が基準周波数であるfaから変化がない場合には、図9(b)の鎖線にて示されるように、今回の非投影区間においては、基準周波数をfaとしてΔfaの範囲でのウォブリングを続行する。
この場合において、スキャナミラー372の振幅(走査角)が所定の上限値となったときに、これを基準周波数として設定するようにすれば、スキャナミラー372の振幅を一定に保つことができ、画像の乱れを生じにくくすることができる。具体的には、例えば、図13に示されるように、周囲温度が温度Dから温度Eに変化し、スキャナミラー372の共振する駆動周波数が周波数dから周波数eに変化したとき、スキャナミラー372の振幅のピークが特性により周波数dと周波数eとで異なって、駆動周波数eにおけるスキャナミラー372の振幅のピークが上限値αを超えるような場合が生じたとしても、振幅の上限値αに対応する駆動周波数f0´を基準周波数に設定することにより、スキャナミラー372の振幅を一定に保つことができ、画像の乱れを生じにくくすることができる。
以上説明したように、本実施形態によれば、調整部377は、ミラーセンサ376によるスキャナミラー372の位置の検出結果に基づいて、主走査方向における走査周期を特定する。そして、調整部377は、特定した走査周期に基づいて、基準位置タイミングを決定する。そして、CPU341は、調整部377によって特定された走査周期に基づいて、主走査方向における1走査周期における投影時間を決定する。そして、CPU341は、特定された走査周期及び投影時間に基づいて、レーザ光の走査が基準位置を通過してからレーザ光が出射開始されるまでの時間を決定する。そして、CPU341は、レーザ光の出射開始時間となったときに、投影時間が経過するまでレーザ光を出力する制御を行う。そして、調整部377は、ミラーセンサ376によるスキャナミラー372によるレーザ光の振幅の検出結果に基づいて、レーザ光の振幅が所定の振幅よりも小さいときに、駆動ドライバ373が生成するパルス信号の周波数を、レーザ光の振幅が所定の振幅以上となるように変更する。そして、調整部377は、周波数が変更された後の走査周期を特定する。その結果、設置環境などによってスキャナミラー372の共振する周波数が変化しても、適正に周波数の調整を行うことができ、しかも、周波数の変化に応じてLD361,362の駆動タイミングを適正に調整することができるので、投射位相ズレを防ぎ、映像品質を良好に保つことができるとともに、より広い温度範囲での使用にも耐えうる。
また、本実施形態によれば、ミラーセンサ376は、スキャナミラー372の角度によって走査位置を検出するようにしたので、信号の時間的揺れ(ジッタ)が生じにくいので、より正確な走査位置の検出が可能となる。
また、本実施形態によれば、調整部377は、基準周波数を挟む所定範囲で駆動ドライバ373が生成する周波数をウォブリングさせる。そして、調整部377は、ウォブリングされる周波数のうち、基準周波数以外の周波数でスキャナミラー372が共振することとなったときに、当該周波数を基準周波数に設定することによって、生成するパルス信号の周波数を変更する。その結果、設置環境などによってスキャナミラー372の共振する周波数が変化しても、速やかに適正な共振周波数を探し当て、調整することができるので、映像品質をより高めることができる。
また、本実施形態によれば、非投影区間におけるレーザ光の走査中においてウォブリングを行うようにしたので、投影区間において走査周期が変化することがなく、映像品質の劣化を抑制できる。
なお、本実施形態では、ミラーセンサ376によるスキャナミラー372の走査位置の検出を、スキャナミラー372の傾斜角を検出することにより行ったが、例えば、スキャナミラー372と投影部380との間にハーフミラーを設け、スキャナミラー372にて反射したレーザ光の一部を投影部380に向けて透過させるとともに、残りをミラーセンサ376に向けて反射させる。そして、ミラーセンサ376は、例えば、ハーフミラーにて反射したレーザ光を受光し、スキャナミラー372の2軸方向の傾斜角(振れ角)を検出して行ってもよい。
また、スキャナミラー372の変位量を検出して行うものとしてもよい。
あるいは、投影部380に光センサを設け、当該光センサによるレーザ光の検出にて走査位置の検出を行うようにしてもよい。
また、これらの検出方法においては、何れも走査中心位置又はミラーセンサ376の変位の中心で検出することが好ましい。
また、本実施形態では、基準周波数を挟む所定範囲で周波数のウォブリングを行いながらスキャナミラー372が共振する周波数を検出し、基準周波数を設定するようにしたが、それ以外の方法によってスキャナミラー372が共振する周波数を検出するようにしてもよく、例えば、予め定められた複数種類の周波数を所定回数(1又は2以上)駆動ドライバ373にて出力させ、最も振幅の大きいものを検出するようにしてもよい。
また、本実施形態では、非投影区間においてウォブリングを行うようにしたが、1フレーム毎に周波数が変化されるようにウォブリングさせるようにしてもよい。また、非投影区間毎に複数種類の周波数を切り替えるように、基準周波数を挟む所定範囲で周波数をウォブリングさせるようにしてもよい。また、投影区間においてウォブリングを行うようにしてもよい。
100 プロジェクタ(光走査装置)
130 スクリーン
310 FPGA
311 タイミングコントローラ
312 データコントローラ
313 ビットデータ変換器
314 データ/階調変換部
340 バックエンドブロック
341 CPU(投影時間決定手段、出射開始時間決定手段、レーザ光出力制御手段)
344 ROM
344a 打ち出しタイミング決定プログラム
344b 基準位置タイミング信号受信時プログラム
344c 打ち出しタイミング監視プログラム
345 ビデオRAM
350 レーザ出射部
351 レーザ制御回路
361 LD(レーザ光源)
362 LD(レーザ光源)
370 レーザ検出器(光検出部)
372 スキャナミラー(走査部)
373 駆動ドライバ(走査信号生成手段)
374 アクチュエータ(駆動手段)
376 ミラーセンサ(位置検出手段、振幅検出手段)
377 調整部(走査周期特定手段、基準位置タイミング決定手段、周波数変更制御手段、基準周波数設定手段、ウォブリング信号設定手段)

Claims (5)

  1. 入力される画像信号に応じてレーザ光を出射するレーザ光源と、
    前記レーザ光源より出射されたレーザ光を主走査方向及び副走査方向に走査する走査部と、
    前記走査部が前記レーザ光を主走査方向に走査するためのパルス信号を生成する走査信号生成手段と、
    前記走査信号生成手段により生成されたパルス信号に応じて、走査部を主走査方向に往復させる駆動手段と、を備え、
    主走査方向に走査された前記レーザ光の軌跡を前記主走査方向と直交する副走査方向に並べるように、投影面に画像を形成する光走査装置において、
    前記走査部によるレーザ光の主走査方向における走査位置を検出する位置検出手段と、
    前記位置検出手段による検出結果に基づいて、主走査方向における走査周期を特定する走査周期特定手段と、
    前記走査周期特定手段によって特定された走査周期に基づいて、前記レーザ光の走査が所定の基準位置を通過するタイミングであることを示す基準位置タイミングを決定する基準位置タイミング決定手段と、
    前記走査周期特定手段によって特定された走査周期に基づいて、主走査方向における1走査周期におけるレーザ光が出力される時間である投影時間を決定する投影時間決定手段と、
    前記走査周期特定手段によって特定された走査周期及び前記投影時間決定手段によって決定されたレーザ光の投影時間に基づいて、前記レーザ光の走査が前記所定の基準位置を通過してからレーザ光が出射開始されるまでの出射開始時間を決定する出射開始時間決定手段と、
    前記基準位置タイミング決定手段によって決定された基準位置タイミングとなってから前記出射開始時間決定手段によって決定されたレーザ光の出射開始時間となったときに、前記投影時間決定手段によって決定された投影時間が経過するまで前記レーザ光源によりレーザ光を出力する制御を行うレーザ光出力制御手段と、
    前記走査部による主走査方向におけるレーザ光の振幅を検出する振幅検出手段と、
    前記振幅検出手段による検出結果に基づいて、レーザ光の振幅が所定の振幅よりも小さいときに、前記走査信号生成手段が生成するパルス信号の周波数を、前記レーザ光の振幅が前記所定の振幅以上となるように変更する周波数変更制御手段と、を備え、
    前記走査周期特定手段は、前記周波数変更制御手段によって変更された後の走査周期を特定し、
    前記出射開始時間決定手段は、前記走査周期における主走査往路及び主走査復路でのそれぞれの出射開始時間を決定し、
    前記レーザ光出力制御手段は、前記主走査往路での出射開始時間となったときに、及び、前記主走査復路での出射開始時間となったときにそれぞれ前記投影時間決定手段によって決定された投影時間が経過するまで前記レーザ光源によりレーザ光を出力する制御を行うことを特徴とする光走査装置。
  2. 前記走査部は、前記レーザ光源より出射されたレーザ光を前記投影面に反射させるスキャナミラーの角度を変更することによりレーザ光の走査を行うものであり、
    前記位置検出手段は、前記スキャナミラーの角度を検出することにより走査位置を検出することを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. 前記周波数変更制御手段は、前記走査部が共振する周波数を基準周波数として設定する基準周波数設定手段と、前記基準周波数を挟む所定範囲で周波数がウォブリングされるパルス信号を設定するウォブリング信号設定手段と、を有し、
    ウォブリングされる前記基準周波数以外の何れかの周波数のパルス信号により前記走査部が共振することとなったときに、前記基準周波数設定手段によって、当該周波数を基準周波数に設定することにより、生成するパルス信号の周波数を変更することを特徴とする請求項1又は2に記載の光走査装置。
  4. 前記レーザ光源は、前記レーザ光の副走査方向において、前記レーザ光が走査される走査区間のうちの画像の表示を行う区間である投影区間に、前記入力された画像信号に応じたレーザ光の出射を行い、
    前記ウォブリング信号設定手段は、前記レーザ光の副走査方向において、前記走査区間のうちの投影区間でない区間である非投影区間の走査中に、周波数がウォブリングされるパルス信号を設定することを特徴とする請求項3に記載の光走査装置。
  5. 入力される画像信号に応じてレーザ光を出射するレーザ光源と、
    前記レーザ光源より出射されたレーザ光を主走査方向及び副走査方向に走査する走査部と、
    前記走査部が前記レーザ光を主走査方向に走査するためのパルス信号を生成する走査信号生成手段と、
    前記走査信号生成手段により生成されたパルス信号に応じて、走査部を主走査方向に往復させる駆動手段と、を備え、
    主走査方向に走査された前記レーザ光の軌跡を前記主走査方向と直交する副走査方向に並べるように、投影面に画像を形成する光走査装置において、
    前記走査部によるレーザ光の主走査方向における走査位置を検出する位置検出手段と、
    前記位置検出手段による検出結果に基づいて、主走査方向における走査周期を特定する走査周期特定手段と、
    前記走査周期特定手段によって特定された走査周期に基づいて、前記レーザ光の走査が所定の基準位置を通過するタイミングであることを示す基準位置タイミングを決定する基準位置タイミング決定手段と、
    前記走査周期特定手段によって特定された走査周期に基づいて、主走査方向における1走査周期におけるレーザ光が出力される時間である投影時間を決定する投影時間決定手段と、
    前記走査周期特定手段によって特定された走査周期及び前記投影時間決定手段によって決定されたレーザ光の投影時間に基づいて、前記レーザ光の走査が前記所定の基準位置を通過してからレーザ光が出射開始されるまでの出射開始時間を決定する出射開始時間決定手段と、
    前記基準位置タイミング決定手段によって決定された基準位置タイミングとなってから前記出射開始時間決定手段によって決定されたレーザ光の出射開始時間となったときに、前記投影時間決定手段によって決定された投影時間が経過するまで前記レーザ光源によりレーザ光を出力する制御を行うレーザ光出力制御手段と、
    前記走査部による主走査方向におけるレーザ光の振幅を検出する振幅検出手段と、
    前記振幅検出手段による検出結果に基づいて、レーザ光の振幅が所定の振幅よりも小さいときに、前記走査信号生成手段が生成するパルス信号の周波数を、前記レーザ光の振幅が前記所定の振幅以上となるように変更する周波数変更制御手段と、を備え、
    前記走査周期特定手段は、前記周波数変更制御手段によって変更された後の走査周期を特定し、
    前記走査部は、前記レーザ光源より出射されたレーザ光を前記投影面に反射させるスキャナミラーの角度を変更することによりレーザ光の走査を行い、
    前記位置検出手段は、前記スキャナミラーの角度を検出することにより走査位置を検出し、
    前記周波数変更制御手段は、前記走査部が共振する周波数を基準周波数として設定する基準周波数設定手段と、前記基準周波数を挟む所定範囲で周波数がウォブリングされるパルス信号を設定するウォブリング信号設定手段を、を有し、
    ウォブリングされる前記基準周波数以外の何れかの周波数のパルス信号により前記走査部が共振することとなったときに、前記基準周波数設定手段によって、当該周波数を基準周波数に設定することにより、生成するパルス信号の周波数を変更し、
    前記レーザ光源は、前記レーザ光の副走査方向において、前記レーザ光が走査される走査区間のうちの画像の表示を行う区間である投影区間に、前記入力された画像信号に応じたレーザ光の出射を行い、
    前記ウォブリング信号設定手段は、前記レーザ光の副走査方向において、前記走査区間のうちの投影区間でない区間である非投影区間の走査中に、周波数がウォブリングされるパルス信号を設定し、
    前記出射開始時間決定手段は、前記走査周期における主走査往路及び主走査復路でのそれぞれの出射開始時間を決定し、
    前記レーザ光出力制御手段は、前記主走査往路での出射開始時間となったときに、及び、前記主走査復路での出射開始時間となったときにそれぞれ前記投影時間決定手段によって決定された投影時間が経過するまで前記レーザ光源によりレーザ光を出力する制御を行うことを特徴とする光走査装置。
JP2009209892A 2009-09-11 2009-09-11 光走査装置 Expired - Fee Related JP5471213B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009209892A JP5471213B2 (ja) 2009-09-11 2009-09-11 光走査装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009209892A JP5471213B2 (ja) 2009-09-11 2009-09-11 光走査装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011059456A JP2011059456A (ja) 2011-03-24
JP5471213B2 true JP5471213B2 (ja) 2014-04-16

Family

ID=43947147

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009209892A Expired - Fee Related JP5471213B2 (ja) 2009-09-11 2009-09-11 光走査装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5471213B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2013125698A1 (ja) * 2012-02-24 2013-08-29 株式会社トプコン レーザ走査型撮影装置
JP2013205818A (ja) * 2012-03-29 2013-10-07 Stanley Electric Co Ltd 光偏向器
CN106463088B (zh) * 2014-05-16 2019-09-03 麦克赛尔株式会社 扫描型显示装置
JP2020034386A (ja) * 2018-08-29 2020-03-05 パイオニア株式会社 走査装置及び測距装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4174252B2 (ja) * 2001-07-11 2008-10-29 キヤノン株式会社 光偏向装置、それを用いた画像形成装置およびその駆動方法
US8519324B2 (en) * 2006-09-15 2013-08-27 Nec Corporation Laser projector for projecting and displaying an image based on the raster scanning of a laser beam
JP2009009093A (ja) * 2007-05-28 2009-01-15 Konica Minolta Opto Inc 画像表示装置
JP2009198988A (ja) * 2008-02-25 2009-09-03 Funai Electric Co Ltd 画像表示装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011059456A (ja) 2011-03-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6441966B2 (ja) レーザ投射表示装置、及びそれに用いるレーザ光源駆動部の制御方法
JP5167992B2 (ja) 画像表示装置
US20030223049A1 (en) Projection type display apparatus
US10298891B2 (en) Image drawing apparatus, image drawing method, and non-transitory computer readable medium storing program
US20150161926A1 (en) Laser projection/display apparatus
EP2141684B1 (en) Image display apparatus and image display method using tri-colour laser projection system
US20180020198A1 (en) Laser projection display system
JP5326352B2 (ja) 画像表示装置
JP5471213B2 (ja) 光走査装置
JP2018101115A (ja) 画像投影装置および補償方法
JP2009198988A (ja) 画像表示装置
JP4888022B2 (ja) 画像表示装置及び網膜走査型画像表示装置
JP2011039324A (ja) レーザプロジェクタ
JP2010079198A (ja) 画像投影装置
JP5195688B2 (ja) レーザプロジェクタ
JP2010020091A (ja) 画像表示装置
US10473918B2 (en) Image drawing device and image drawing method that detects and controls laser light
JP2009244361A (ja) 画像表示装置及び網膜走査型画像表示装置
JP2011039322A (ja) レーザプロジェクタ
JP2013145379A (ja) 画像表示装置
JP2020021003A (ja) 投写装置及びその制御方法ならびにプログラム
JP2019133068A (ja) 投影装置およびその制御方法ならびにプログラム
JP2010243807A (ja) プロジェクタ
JP2022186248A (ja) プロジェクタ装置
JP2011039325A (ja) レーザプロジェクタ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120710

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131008

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131206

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140120

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees