JP2008015236A - 画像表示装置 - Google Patents

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JP2008015236A JP2006186459A JP2006186459A JP2008015236A JP 2008015236 A JP2008015236 A JP 2008015236A JP 2006186459 A JP2006186459 A JP 2006186459A JP 2006186459 A JP2006186459 A JP 2006186459A JP 2008015236 A JP2008015236 A JP 2008015236A
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    • G03B21/54Accessories
    • G03B21/56Projection screens

Abstract

【課題】プロジェクタによる画像表示装置の新たな構成、特に、高出力な光源装置を用いて投写画像の高輝度化を図るのに適した構成を実現する。
【解決手段】 発明の画像表示装置は、投写部と、前記投写部から射出された光が結像する結像面を有し、前記結像面で結像した光を拡散反射することにより前記結像面上に画像が形成される画像形成部と、前記画像形成部で拡散反射した光を透過し、前記結像面上に形成された画像を観察者に提供するための画像提供部と、を備える。
【選択図】図1

Description

この発明は、画像を投写する画像表示装置に関する。
大型画面の画像を表示する画像表示装置として、スクリーン上に画像を拡大投写するプロジェクタ(投写型表示装置)が多く利用されている。このプロジェクタでは、投写画像の高輝度化のために、例えば、特許文献1,2記載のように、高出力な光源装置を用いることが行われている。
特開2004−70298号公報 特開2004−348078号公報
しかしながら、上記従来のプロジェクタの構成では、投写画像の高輝度化は図られているものの、高出力な光源装置を用いて投写画像の高輝度化を図る構成としてはまだ不十分な点があった。
この発明は、従来技術における上述の課題を解決するためになされたものであり、プロジェクタによる画像表示装置の新たな構成、特に、高出力な光源装置を用いて投写画像の高輝度化を図るのに適した構成を実現する技術を提供することを目的とする。
上述の課題の少なくとも一部を解決するため、本発明の画像表示装置は、
投写部と、
前記投写部から射出された光が結像する結像面を有し、前記結像面で結像した光を拡散反射することにより前記結像面上に画像が形成される画像形成部と、
前記画像形成部で拡散反射した光を透過し、前記画像形成面上に形成された画像を観察者に提供するための画像提供部と、
を備えることを特徴とする。
上記構成によれば、プロジェクタによる画像表示装置の新たな構成、高出力な光源装置を用いて投写画像の高輝度化を図るのに適した構成を実現することができる。
なお、前記投写部から射出される光の光源は、半導体レーザを用いた光源装置とすることができ、高輝度な画像を投写することができる。
また、前記画像形成部は、投写部から射出された光を拡散反射させるとともに、拡散反射した光を前記画像提供部の方向へ導くための進行方向変換構造を含むことが好ましい。これにより、前記画像形成部で拡散反射した光を前記画像提供部の方向へ導くようにすることが容易に可能となる。
なお、前記画像形成部と前記画像提供部とは、略平行に配置されているようにすることもできる。このようにすれば、画像形成部と画像提供部の配置が容易である。
上記画像表示装置は、さらに、
前記投写部、前記画像形成部、および、前記画像提供部を設置する筐体を備え、
前記筐体の第1の面の内側の面には、前記画像形成部が配置されており、
前記筐体の第2の面に設けられた前記画像形成部で拡散反射した光が通過するための開口部には、前記開口部を閉じるように前記画像提供部が配置されているようにしてもよい。
このようにすれば、投写部から射出された光の経路中への人の進入を防止することができる。また、画像表示装置内部の防塵効果を高めることができる。
以下では、本発明の実施の形態を実施例に基づいて以下の手順で説明する。
A.実施例:
B.変形例:
A.実施例:
図1は、この発明の一実施例としての画像表示装置10の概略構成を示す説明図である。x、y、zは、互いに直交する3軸を示している。図1は、観察者Aが−z方向に見た画像表示装置10の筐体50の面(xy平面に平行な面)を正面とし、画像表示装置10の内部を、左側面の方向から右側面の方向、すなわち、−x方向に、透過して見た様子を示している。
この画像表示装置10は、投写部20と、本発明の画像形成部に相当する投写スクリーン30と、本発明の画像提供部に相当する透光性スクリーン40と、これらを設置する筐体50と、を備えている。
投写スクリーン30は、筐体50の背面(本発明の第1の面に相当する面)内側の面(xy平面に平行な面)の上方部(y方向上部)に配置されており、透光性スクリーン40は、筐体50の正面(本発明の第2の面に相当する面であり、xy平面に平行な面)の投写スクリーン30に対向する位置に設けられた開口部52を閉じるように設置されている。投写部20は、筐体50内の底部(xz平面に平行な面)に、投写スクリーン30に向けて投写光が射出されるように斜めに配置されている。
この画像表示装置10は、投写部20から射出された投写光が投写スクリーン30で結像するとともに、投写スクリーン30で拡散反射することにより画像を形成し、投写スクリーン30で拡散反射した投写光が透光性スクリーン40を透過して観察者Aに導かれることにより、観察者Aに画像を提供する画像表示装置である。
図2は、投写部20の光学系の概略構成を示す平面図である。u、v、tは、互いに直交する3軸を示している。
投写部20は、3つの照明光学系110R,110G,110B、3枚の液晶ライトバルブ120R,120G,120B、および、クロスダイクロイックプリズム130を含む光学エンジン部100と、投写レンズ200と、を備えている。
各照明光学系110R,110G,110Bから射出された各色光は、液晶ライトバルブ120R,120G,120Bにおいて画像情報に応じて変調される。液晶ライトバルブ120R,120G,120Bにおいて変調された各色光は、クロスダイクロイックプリズム130で合成され、合成された光は投写レンズ200によって投写スクリーン30に投写される。
各照明光学系110R,110G,110Bは、それぞれR(赤),G(緑),B(青)の各色光を射出する光源装置112R,112G,112Bを備えている。各光源装置112R,112G,112Bは、それぞれ内部に、R,G,Bの各色光を射出する半導体レーザを備えており、各色のレーザ光を射出する光源装置である。従って、各照明光学系110R,110G,110Bは、それぞれR,G,Bの各色の照明光としてレーザ光を射出し、それぞれ対応する液晶ライトバルブ120R,120G,120Bを照明する。
各液晶ライトバルブ120R,120G,120Bは、それぞれ与えられた色の画像情報(画像信号)に従って、入射した照明光を変調して画像光(画像を表す光)を形成する機能を有している。本実施例の各液晶ライトバルブ120R,120G,120Bは、電気光学装置である透過型の液晶パネルと、その光入射面側および光射出面側に配置された偏光板とによって構成されている。液晶パネルの光入射面側に配置されている偏光板は、照明光の偏光度を高めるためのものである。なお、半導体レーザから射出された光は、通常、直線偏光光となっているので、液晶パネルの光入射面側に配置された偏光板は省略してもよい。
クロスダイクロイックプリズム130は、3枚の液晶ライトバルブ120R,120G,120Bを通って変調された3色の変調光線束を合成してカラー画像を表す光を射出する色光合成部としての機能を有する。クロスダイクロイックプリズム130には、赤色光反射ダイクロイック面132と、青色光反射ダイクロイック面134とが、4つの直角プリズムの界面に略X字状に形成されている。赤色光反射ダイクロイック面132には、赤色光を反射する誘電体多層膜が形成されている。青色光反射ダイクロイック面134には、青色光を反射する誘電体多層膜が形成されている。これらの赤色光反射ダイクロイック面132と青色光反射ダイクロイック面134によって3つの色光が合成されて、カラー画像を表す合成光が生成される。
クロスダイクロイックプリズム130で生成された合成光は、投写レンズ200の方向に射出される。投写レンズ200は、クロスダイクロイックプリズム130から射出された合成光を、投写スクリーン30の結像面上で結像するように投写する。なお、投写レンズ200としてはテレセントリックレンズを用いることができる。
図3は、投写スクリーン30の一部を拡大して示す概略断面図である。投写スクリーン30は、反射スクリーンとして機能する拡散反射部32と、拡散反射部32上に設けられたフレネル構造を有する透光性体(以下、「フレネルレンズ部」と呼ぶ。)34と、を備えている。拡散反射部32は、例えば、通常、不透光性な樹脂材料に拡散性の微粒子を含ませることにより形成することができる。フレネルレンズ部34は、例えば、透光性の透光性樹脂材料を用いてフレネルレンズを作製し、これを拡散反射部32上に光学接着剤で貼り合わせることにより形成することができる。
拡散反射部32は、投写部20から射出され、拡散反射部32の表面(以下、「結像面」と呼ぶ。)36上で結像した投写光を、拡散反射させる。これにより、投写光の表す画像を結像面36上に形成することができる。
フレネルレンズ部34は、拡散反射部32で拡散反射した光が透光性スクリーン40の方向に向くように、フレネルレンズ部34に入射する投写光およびフレネルレンズ部34から射出する投写光の進行方向の向きを変換する機能を有している。この結果、投写部20から射出された投写光は、投写スクリーン30の結像面36上で結像するとともに、拡散反射部32で拡散反射し、透光性スクリーン40を透過して観察者Aに導かれる。これにより、投写スクリーン30の結像面36上に形成された画像が、透光性スクリーン40を介して観察者Aに提供される。
ここで、投写スクリーン30にフレネルレンズ部34を設けたのは、以下の理由による。すなわち、仮に、フレネルレンズ部を設けていないとすると、図1から分かるように、投写部20から射出される投写光は、投写スクリーン30の結像面36に対して大きな入射角で入射することとなる。このため、投写光には、投写スクリーン30の拡散反射部32で反射されずにこれを透過してしまい、透光性スクリーン40を介して観察者Aに導かれない光や、拡散反射部32で反射した光も反射角が大きく、透光性スクリーン40を介して観察者Aに導かれない光(以下、これらの光を「損失光」と呼ぶ。)が多く発生し、観察者Aに提供される画像が暗くなってしまう。
一方、本実施例のようにフレネルレンズ部34を設けた場合には、フレネルレンズ部34に入射した投写部20からの投写光の進行方向の向きを変換して、結像面36に対する入射角を小さすることができるので、拡散反射部32で反射しない投写光を低減することができる。また、拡散反射部32で拡散反射した投写光の進行方向の向きを変換して、透光性スクリーン40の方向に導くことができる。これにより、上記損失光の発生を抑制することができるので、観察者Aに対して明るい画像を提供することができる。
以上説明したように、この画像表示装置100は、投写部20から射出された投写光が投写スクリーン30の結像面36で結像するとともに、拡散反射部32で拡散反射することにより結像面36上に画像が形成され、拡散反射した投写光が透光性スクリーン40を透過して観察者Aに導かれることにより、観察者Aに結像面36上に形成された画像を提供することができる。
また、上記実施例の画像表示装置100は、以下の理由から、レーザ光を射出する光源装置を用いて明るい画像(高輝度な画像)を観察者Aに提供することができる。
従来のリアプロジェクタは、例えば、図1の投写スクリーン30を反射ミラー、透光性スクリーン40を透過型の投写スクリーンに置き換えたものと同様の構成を有しており、投写部からの投写光を反射ミラーで反射して、投写スクリーン上で結像するとともに、拡散透過させることにより、投写スクリーン上に画像を形成し、観察者Aに画像を提供するものである。このようなリアプロジェクタの光源として、レーザ光を射出する光源装置を用いた場合には、観察者Aにもっとも近い投写スクリーンで、投写部からの投写光が拡散することになるため、観察者Aには非常に光強度の高い投写光(非常に出力が大きい投写光)が観察者Aに導かれることになる。このような非常に光強度の高い投写光が観察者Aに導かれることは、あまり好ましくなく、望ましい画像の明るさと、投写光の光強度とを考慮した適切な光強度であることが望ましい。
一方、本実施例の画像表示装置100は、光源として、レーザ光を射出する光源装置を用いているが、その投写光は、投写スクリーン30で拡散反射され、さらに、透光性スクリーン40を透過して観察者Aに導かれることになるため、ある程度減衰した適切な光強度の投写光を観察者Aに導くことができるという効果がある。
また、本実施例の画像表示装置100は、構成要素である投写部20および投写スクリーン30を筐体50の内部に設け、透光性スクリーン40を筐体50の開口部52を閉じるように設けている。これにより、投写部20から射出される投写光の光路が筐体50の内部となり、いわゆるフロントプロジェクタのように、投写光の光路中に観察者等の人が進入することを防止することもできる。また、筐体50内部の防塵効果を高めることができる。
なお、この画像表示装置100は、投写スクリーン30に画像を投写する点に着目すると、いわゆるフロントプロジェクタとみることができる。一方、投写スクリーン30上に形成された画像が、観察者Aに直接提供されるものではなく、投写スクリーン30で拡散反射し、透光性スクリーン40を透過して観察者Aに導かれた投写光により、間接的に観察者Aに提供される点に着目すると、いわゆるリアプロジェクタに近い構成であるとも言える。すなわち、本実施例の画像表示装置は、プロジェクタによる画像表示装置の新しい構成を実現するものである。
B.変形例:
なお、この発明は上記の実施例や実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、例えば次のような変形も可能である。
B1.変形例1:
図4は、第1の変形例としての画像表示装置10Aの概略構成を示す説明図である。この図も、図1と同様に、観察者Aが−z方向に見た画像表示装置10Aの筐体50Aの面(xy平面に平行な面)を正面とし、画像表示装置10Aの内部を、左側面の方向から右側面の方向、すなわち、−x方向に、透過して見た様子を示している。
第1の変形例の画像表示装置10Aは、実施例の画像表示装置10(図1)の投写部20を投写部20Aに置き換えるとともに、筐体50をより薄い筐体50Aに置き換えた点が異なっている。
投写部20Aは、実施例の投写部20に加えて、2つのミラー22,24を備えている。
投写部20は、上方向(y方向)に投写光を射出するように、筐体50Bの底部に配置されている。
第1のミラー22は、投写部20の投写レンズ200と第2のミラー24に対向する位置に設けられている。第1のミラー22は、投写レンズ200からの投写光を第2のミラー24に向けて反射する。第1のミラー22は、略平坦な平面形状を有しており、平行平板上に反射膜を形成することにより構成できる。反射膜としては、光反射性の部材の層、例えばアルミニウム等の金属部材の層や誘電体多層膜等を用いることができる。
第2のミラー24は、第1のミラー22に対向する位置であって、筐体50Aの正面内側に設けられている。第2のミラー24は、第1のミラー22からの投写光を反射して、x方向またはy方向に広角化させる機能を有している。また第2のミラー24は、投写光を投写スクリーン30の方向へ進行させる機能を有している。このような第2のミラー24は、非球面形状の曲面を有するミラーにより構成することができる。第2のミラー24の構成の詳細は、例えば、特開2002−267823号公報に記載される投写ミラーの構成と同様である。このように、第2のミラー24を曲面形状とすることにより、光の折り曲げ(反射)と広角化とを同時に行うことが可能となる。これにより、投写レンズ200のみによる投写光の広角化に比べてより広角化が可能となるので、筐体の薄型化を図ることにより画像表示装置の薄型化が可能である。
第1の変形例の画像表示装置10Aにおいても、実施例の画像表示装置10と同様に、投写部20Aから射出された投写光が投写スクリーン30で結像するとともに、拡散反射して画像が形成され、投写スクリーン30で拡散反射した投写光が透光性スクリーン40を透過して観察者Aに導かれることにより、観察者Aに画像を提供することができる。また、レーザ光を射出する光源装置を用いて明るい画像を観察者Aに提供することができる。さらに、いわゆるフロントプロジェクタのように、投写光の光路中に、観察者等の人が進入することを防止することもできる。また、筐体内部の防塵効果を高めることができる。
B2.変形例2:
図5は、第2の変形例としての画像表示装置10Bの概略構成を示す説明図である。この図も、図1と同様に、観察者Aが−z方向に見た画像表示装置10Bの筐体50Bの面(xy平面に平行な面)を正面とし、画像表示装置10Bの内部を、左側面の方向から右側面の方向、すなわち、−x方向に、透過して見た様子を示している。
第2の変形例の画像表示装置10Bは、実施例の画像表示装置10(図1)の投写部20を投写部20Cに置き換えるとともに、筐体50をより薄い筐体50Bに置き換えるとともに、投写スクリーン30を投写スクリーン30Bに置き換え、かつ、投写スクリーン30Bを筐体50Bの上面(本発明の第2の面に相当する面)内側の面(xz平面に平行な面)に配置したものである。
投写部20Bは、第1の変形例における投写部20Aと同様に、実施例の投写部20に加えて、2つのミラー22B,24Bを備えている。ただし、投写部20Aと比較して、第2のミラー24Bが、第1のミラー22Bに対向する位置であって、筐体50Bの背面内側に配置されている点が異なっている。また、この第2のミラー24Bの配置に伴って、第1のミラー22Bも、投写部20の投写レンズ200からの投写光を第2のミラー24Cに向けて反射するように配置されている点が異なっている。さらに、また、第2のミラー24Cは、第1のミラー22Cからの投写光を反射して、筐体50Bの背面ではなく上面内側に配置されている投写スクリーン30Bの方向へ進行させる点が異なっている。
投写スクリーン30Bで結像するとともに拡散反射した投写光は、図示しないフレネルレンズ部の機能によって透光性スクリーン40の方向に導かれる。
第2の変形例の画像表示装置10Bによっても、投写レンズ200のみによる投写光の広角化に比べてより広角化が可能となるので、筐体の薄型化を図ることにより画像表示装置の薄型化が可能である。
なお、第2の変形例の画像表示装置10Bにおいては、図5から分かるように、投写スクリーン30Bからの投写光が透光性スクリーン40に入射する入射角が全体的に大きくなるため、観察者Aの方向(z方向)に導かれる投写光がほとんどなくなり、観察者Aによる画像の視野角に偏りが発生してしまう。そこで、透光性スクリーン40の投写光の入射面あるいは射出面のいずれかに、投写スクリーン30と同様に、フレネルレンズ部を設けて、透光性スクリーンに入射した光を、観察者Aの方向(z方向)に導くようにすることが好ましい。
第2の変形例としての画像表示装置10Bにおいても、実施例の画像表示装置10と同様に、投写部20Bから射出された投写光が投写スクリーン30Bで結像するとともに拡散反射して画像が形成され、投写スクリーン30Bで拡散反射した投写光が透光性スクリーン40を透過することにより、観察者Aに画像を提供することができる。また、レーザ光を射出する光源装置を用いて明るい画像を観察者Aに提供することができる。さらに、いわゆるフロントプロジェクタのように、投写光の光路中に、観察者等の人が進入することを防止することもできる。また、筐体内部の防塵効果を高めることができる。
B3.変形例3
図6は、第3の変形例としての画像表示装置10Cの概略構成を示す説明図である。この図も、図1と同様に、観察者Aが−z方向に見た画像表示装置10Cの面を正面とし、画像表示装置10Cの内部を、左側面の方向から右側面の方向、すなわち、−x方向に、透過して見た様子を示している。
第3の変形例の画像表示装置10Cは、筐体50Cの正面(本発明の第2の面に相当する面)部分に、上方側部分が背面側の方向に傾いた開口部52Cが設けられており、この開口部52Cを閉じるように、透光性スクリーン40Cが設けられており、投写スクリーン30と透光性スクリーン40とが平行に配置されている実施例の画像表示装置10と異なっている。具体的には、透光性スクリーン40Cが、投写部20から射出される投写範囲のうち、観察者側の境界の外側近傍に沿うように斜めに配置されている。このように透光性スクリーンを配置することにより、上記実施例の画像表示装置よりも小型化することが可能である。
第3の変形例としての画像表示装置10Cにおいても、実施例の画像表示装置10と同様に、投写部20から射出された投写光が投写スクリーン30で結像するとともに、拡散反射して画像が形成され、投写スクリーン30で拡散反射した投写光が透光性スクリーン40Cを透過することにより、観察者Aに画像を提供することができる。また、レーザ光を射出する光源装置を用いて明るい画像を観察者Aに提供することができる。さらに、いわゆるフロントプロジェクタのように、投写光の光路中に、観察者等の人が進入することを防止することもできる。また、筐体内部の防塵効果を高めることができる。
なお、第1および第2の変形例の画像表示装置10A,10Bにおいても、同様に、透光性スクリーンを傾けて配置することができる。
B4.変形例4:
上記実施例および変形例1において、透光性スクリーンの入射面あるいは射出面のいずれかに、変形例2と同様に、フレネル構造を有する透光性体を備えるようにしてもよい。これにより、観察者Aによる画像の視野角を大きくすることができ、また、コントラストの改善を図ることができる。
B5.変形例5:
上記実施例および変形例において、投写スクリーンあるいは透光性スクリーンに備えるフレネル構造を有する透光性体を、レンチキュラ形状の透光性体等の、光の進行方向を変換することが可能な進行方向変換構造を有する種々の光学素子とするようにしてもよい。すなわち、入射する光や射出する光の進行方向を、所望の方向に変換することが可能な光学素子であればどのような構造のものであってもよい。
B6.変形例6:
上記実施例では、投写スクリーン30が、拡散反射部32と、フレネルレンズ部34を備える構成について説明したが、フレネルレンズ部の表面に微細な凹凸を設けることにより拡散機能をフレネルレンズ部に持たせ、投写スクリーンが、反射部と、拡散機能を有するフレネルレンズ部を備える構成としても良い。
B7.変形例7:
上記実施例の照明光学系に用いられている光源装置は、レーザ光を射出する光源装置であるが、高圧水銀放電灯やハロゲンランプ、LED(Light Emitting Diode)等による種々の光源装置を用いて、R,G,Bの各色光を射出する照明光学系を構成するようにしてもよい。
B8.変形例8:
上記実施例では、透過型の液晶パネルを電気光学装置として用いた液晶ライトバルブによる投写装置を投写部に用いた場合を例に説明したが、反射型の液晶パネルを用いた液晶ライトバルブによる投写装置を投写部に用いてもよい。また、デジタルマイクロミラーデバイス(DMD,テキサス・インスツルメンツ社の商標)を用いた投写装置を投写部に用いてもよい。さらに、ビームを操作することにより画像を投写するスキャンタイプの投写装置を投写部に用いてもよい。
この発明の一実施例としての画像表示装置10の概略構成を示す説明図である。 投写部10の光学系の概略構成を示す平面図である。 投写スクリーン30の一部を拡大して示す概略断面図である。 第1の変形例としての画像表示装置10Aの概略構成を示す説明図である。 第2の変形例としての画像表示装置10Bの概略構成を示す説明図である。 第3の変形例としての画像表示装置10Cの概略構成を示す説明図である。
符号の説明
10...画像表示装置
10A...画像表示装置
10B...画像表示装置
10C...画像表示装置
20...投写部
20B...投写部
20C...投写部
22,24...ミラー
22B,24B...ミラー
30...投写スクリーン
30B...投写スクリーン
32...拡散反射部
34...フレネルレンズ部
36...結像面
40...透光性スクリーン
40C...透光性スクリーン
50...筐体
50A...筐体
50B...筐体
50C...筐体
52...開口部
52A...開口部
52B...開口部
52C...開口部
100...光学エンジン部
110R,110G,110B...照明光学系
112R,112G,112B...光源装置
120R,120G,120B...液晶ライトバルブ
130...クロスダイクロイックプリズム
132...赤色光反射ダイクロイック面
134...青色光反射ダイクロイック面
200...投写レンズ
A...観察者

Claims (5)

  1. 画像表示装置であって、
    投写部と、
    前記投写部から射出された光が結像する結像面を有し、前記結像面で結像した光を拡散反射することにより前記結像面上に画像が形成される画像形成部と、
    前記画像形成部で拡散反射した光を透過し、前記結像面上に形成された画像を観察者に提供するための画像提供部と、
    を備えることを特徴とする画像表示装置。
  2. 請求項1記載の画像表示装置であって、
    前記投写部から射出される光の光源は、半導体レーザを用いた光源装置であることを特徴とする画像表示装置。
  3. 請求項1または請求項2記載の画像表示装置であって、
    前記画像形成部は、投写部から射出された光を拡散反射させるとともに、拡散反射した光を前記画像提供部の方向へ導くための進行方向変換構造を含むことを特徴とする画像表示装置。
  4. 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の画像表示装置であって、
    前記画像形成部と前記画像提供部とは、略平行に配置されていることを特徴とする画像表示装置。
  5. 請求項1ないし請求項4のいずれかに記載の画像表示装置であって、さらに、
    前記投写部、前記画像形成部、および、前記画像提供部を設置する筐体を備え、
    前記筐体の第1の面の内側の面には、前記画像形成部が配置されており、
    前記筐体の第2の面に設けられた前記画像形成部で拡散反射した光が通過するための開口部には、前記開口部を閉じるように前記画像提供部が配置されている
    ことを特徴とする画像表示装置。
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