JP4910354B2 - 均一化光学素子、照明装置及びプロジェクタ - Google Patents

均一化光学素子、照明装置及びプロジェクタ Download PDF

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Description

本発明は、均一化光学素子、照明装置及びプロジェクタ、特に、プロジェクタに用いら
れる均一化光学素子の技術に関する。
プロジェクタの照明装置には、光源からの光を略均一にするフライアイインテグレータ
やロッドインテグレータが用いられる。このうちロッドインテグレータは、光を内面で反
射させながら伝播することにより、光源からの光を出射面で重畳させる。光源からの光を
均一化して空間光変調装置へ入射させることにより、良好な光量分布の画像を表示するこ
とが可能となる。プロジェクタにロッドインテグレータを用いる技術は、例えば、特許文
献1及び2に提案されている。
特開2000−180962号公報 特開平10−269802号公報
ロッドインテグレータにより光の十分な均一化を図るためには、ロッドインテグレータ
での光の反射回数を増加させることが必要となる。光の反射回数を増加させるためには、
光を伝播させる方向へ長いロッドインテグレータを形成する必要が生じる。従来の技術で
は、十分に均一化された光を得るには、長いロッドインテグレータを用いるために光学系
が大型になってしまうという問題がある。本発明は、上述の問題に鑑みてなされたもので
あり、小型な光学系に用いることができ、かつ十分に均一化された光を得ることが可能な
均一化光学素子、その均一化光学素子を用いた照明装置、及びプロジェクタを提供するこ
とを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明によれば、光を伝播させること
により光束の強度分布を略均一にする均一化光学素子であって、光を入射させる第1の導
光部と、光を出射方向へ導く第2の導光部と、反射により光を迂回させながら、第1の導
光部から第2の導光部、又は第2の導光部から第1の導光部へ光を導く迂回導光部と、を
有し、第1の導光部及び第2の導光部は、少なくとも2回光を通過させることを特徴とす
る均一化光学素子を提供することができる。
第1の導光部へ入射した光は、直接迂回導光部へ、又は第2の導光部を経て迂回導光部
へ入射する。迂回導光部は、第1の導光部からの光を第2の導光部へ、又は第2の導光部
からの光を第1の導光部へ導く。迂回導光部を介することで、光は、第1の導光部及び第
2の導光部を少なくとも2回通過し、第2の導光部から出射方向へ導かれる。本発明の均
一化光学素子は、光を第1の導光部、第2の導光部、迂回導光部の内面で反射させながら
伝播することにより、光束の強度分布を略均一にする。第1の導光部及び第2の導光部に
て少なくとも2回光を通過させる構成とすることで、均一化光学素子は、従来用いられる
棒状のロッドインテグレータと比較して、光を伝播させる方向について短い形状とするこ
とが可能である。これにより、小型な光学系に用いることができ、かつ十分に均一化され
た光を得ることが可能な均一化光学素子を得られる。
また、本発明の好ましい態様によれば、第1の導光部及び第2の導光部として機能する
構造体を有し、迂回導光部は、構造体からの光を迂回させ、構造体へ導くことが望ましい
。構造体へ入射した光は、迂回導光部から再び構造体へ入射した後、出射方向へ導かれる
。これにより、構造体へ少なくとも2回光を通過させることが可能となる。また、第1の
導光部及び第2の導光部として機能する構造体を用いることで、均一化光学素子を小型に
することができる。
また、本発明の好ましい態様によれば、第1の導光部は、第1の振動方向の偏光光を透
過させ、第1の振動方向に略直交する第2の振動方向の偏光光を反射する第1の偏光分離
部を有し、第1の偏光分離部を透過した光を迂回導光部へ導き、第2の導光部は、第1の
振動方向の偏光光を透過させ、第2の振動方向の偏光光を反射する第2の偏光分離部を有
し、第2の偏光分離部で反射した光を迂回導光部へ導き、第2の偏光分離部を透過した光
を出射方向へ導くことが望ましい。
第1の導光部へ入射した光のうち、例えばp偏光光は、第1の偏光分離部を透過した後
、直接迂回導光部へ、又は第2の導光部を経て迂回導光部へ入射する。第1の導光部から
直接、又は迂回導光部を経て第2の導光部へ入射した光のうち、s偏光に変換された光は
、第2の偏光分離部で反射した後、迂回導光部へ入射する。そして、迂回導光部、及び第
1の導光部を進行し、第2の導光部へ再び入射した光のうち、p偏光に変換された光は、
第2の偏光分離部を透過した後、出射方向へ導かれる。これにより、第1の導光部及び第
2の導光部へ、少なくとも2回光を通過させることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、第1の導光部及び第2の導光部として機能する
構造体を有し、構造体は、第1の偏光分離部及び第2の偏光分離部として機能する構造体
用偏光分離部を有し、構造体用偏光分離部で反射した迂回導光部からの光を迂回導光部へ
導き、構造体用偏光分離部を透過した迂回導光部からの光を出射方向へ導くことが望まし
い。構造体へ入射した光のうち、例えばp偏光光は、構造体用偏光分離部を透過した後、
迂回導光部へ入射する。迂回導光部を経て再び構造体へ入射した光のうち、s偏光光に変
換された光は、構造体用偏光分離部で反射した後、迂回導光部へ入射する。そして、迂回
導光部からさらに構造体へ入射した光のうち、p偏光光に変換された光は、構造体用偏光
分離部を透過した後、出射方向へ導かれる。これにより、構造体にて少なくとも3回光を
通過させることが可能となる。また、第1の導光部及び第2の導光部として機能する構造
体を用いることで、均一化光学素子を小型にすることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、第1の導光部の入射側に設けられ、光を第1の
振動方向の偏光光に変換する偏光変換部を有することが望ましい。偏光変換部を用いるこ
とにより、第1の導光部へ第1の振動方向の偏光光を供給することが可能となる。これに
より、光を効率良く利用することが可能となる。
また、本発明の好ましい態様としては、第1の偏光分離部と、第2の偏光分離部との間
の光路中に設けられた位相板を有することが望ましい。例えば、位相板としてλ/2位相
板を用いると、λ/2位相板に光を通過させるごとに、光の振動方向を90度回転させ、
第1の振動方向の偏光光と第2の振動方向の偏光光とを互いに変換することができる。第
2の偏光分離部で一度反射された光を、偏光状態を変換した後再び第2の導光部に入射さ
せることにより、光を出射方向へ効率良く導くことが可能となる。これにより、光を効率
良く導くことができる。
また、本発明の好ましい態様としては、第2の偏光分離部からの光を出射方向へ導く出
射側導光部を有することが望ましい。これにより、光をさらに均一化することができる。
また、本発明の好ましい態様としては、第1の導光部と迂回導光部との間、及び第2の
導光部と迂回導光部との間の少なくとも一方に設けられた第3の導光部を有することが望
ましい。これにより、光をさらに均一化することができる。
さらに、本発明によれば、光を供給する光源部と、上記の均一化光学素子と、を有する
ことを特徴とする照明装置を提供することができる。上記の均一化光学素子を用いること
により、光学系を小型とし、かつ十分に均一化された光を得ることができる。これにより
、小型で、かつ十分に均一化された光を供給することが可能な照明装置を得られる。
さらに、本発明によれば、上記の照明装置と、照明装置からの光を画像信号に応じて変
調する空間光変調装置と、を有することを特徴とするプロジェクタを提供することができ
る。上記の照明装置を用いることにより、光学系を小型とし、かつ十分に均一化された光
を供給することができる。これにより、小型で、かつ良好な光量分布の画像を表示するこ
とが可能なプロジェクタを得られる。
以下に図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る照明装置100の概略構成を示す。照明装置100は
、光源部であるLED101を有する。LED101は、主にチップの表面から光を供給
する面発光型の光源部である。LED101と均一化光学素子110との間には、レンズ
LNが設けられている。レンズLNは、LED101からの光を均一化光学素子110へ
導く。なお、レンズLNに代えて、例えば、リフレクタを用いる構成としても良い。
均一化光学素子110は、構造体102、迂回導光部103、及び出射側導光部104
を備えている。均一化光学素子110は、光を伝播させることにより光束の強度分布を略
均一にする。構造体102は、正方形形状の平面を持つ直方体形状を有している。また、
構造体102は、正方形の対角線に沿った面により構造体102を等分させた形状の、2
つのプリズム体111、112を貼り合わせて構成されている。各プリズム体111、1
12は、直角二等辺三角形形状の平面を持つ三角柱形状を有している。構造体102は、
第1の導光部及び第2の導光部として機能する。
さらに、4つのプリズム体112、113、114、115は、正方形形状の平面を持
つ直方体形状をなすように貼り合わされている。4つのプリズム体112、113、11
4、115は、構造体102の正方形形状の対角線を一辺とする正方形形状を形成する。
迂回導光部103は、このうち3つのプリズム体113、114、115により構成され
ている。
出射側導光部104は、構造体102のうち、照明対象物I側の面に接合させて設けら
れている。出射側導光部104は、長方形形状の平面を持つ直方体形状を有している。各
プリズム体111、112、113、114、115、及び出射側導光部104は、いず
れも透明部材、例えば石英部材により構成されている。均一化光学素子110は、透明部
材で構成される各部において、透明部材と外部との界面で光を反射させることにより、光
を伝播させる。また、各プリズム体111、112、113、114、115、及び出射
側導光部104は、各部を構成する透明部材と略同一の屈折率の接着剤を用いて貼り合わ
されている。これにより、各部同士の境界において光を屈折させず、そのまま光を進行さ
せることができる。
均一化光学素子110のうち構造体102は、LED101からの光が入射する位置に
設けられている。第1の導光部として機能する構造体102は、LED101からの光を
均一化光学素子110へ入射させる。構造体102の入射側の面には、LED101から
の光の反射を防止する反射防止膜を設けることが望ましい。反射防止膜を設けることによ
り、LED101からの光を均一化光学素子110へ効率良く入射させることが可能とな
る。
構造体102へ入射した光は、構造体102を透過して、プリズム体113へ入射する
。プリズム体113へ入射した光のうち、プリズム体113と外部との界面へ臨界角以上
の角度で入射した光は、界面で全反射することにより、プリズム体114の方向へ進行す
る。プリズム体114へ入射した光のうち、プリズム体114と外部との界面へ臨界角以
上の角度で入射した光は、界面で全反射することにより、プリズム体115の方向へ進行
する。
プリズム体115へ入射した光のうち、プリズム体115と外部との界面へ臨界角以上
の角度で入射した光は、界面で全反射することにより、構造体102の方向へ進行する。
このように、迂回導光部103は、構造体102からの光を反射により迂回させながら、
構造体102へ導く。迂回導光部103からの光は、構造体102のうち、LED101
側の面に隣接する面から、構造体102へ入射する。迂回導光部103から構造体102
へ入射した光は、構造体102及び出射側導光部104を透過した後、照明対象物Iへ入
射する。第2の導光部として機能する構造体102は、光を出射方向である照明対象物I
の方向へ導く。均一化光学素子110は、光を各部の内面で反射させながら伝播すること
により、LED101からの光を照明対象物I上の照射面にて重畳させる。照明装置10
0は、光束の強度分布が均一化された光を照明対象物Iに供給することができる。
均一化光学素子110は、迂回導光部103により、構造体102にLED101から
の光を少なくとも2回通過させることが可能である。構造体102にて少なくとも2回光
を通過させる構成とすることで、均一化光学素子110は、従来用いられる棒状のロッド
インテグレータと比較して、光を伝播させる方向について短い形状とすることが可能であ
る。これにより、照明装置100を小型にし、かつ十分に均一化された光を供給すること
ができるという効果を奏する。また、第1の導光部及び第2の導光部として機能する構造
体102を用いることで、第1の導光部と第2の導光部とを別に設ける場合よりさらに、
均一化光学素子110を小型にすることができる。本発明の照明装置100は、プロジェ
クタに用いる場合に有用である。
迂回導光部103の界面での全反射により光を伝播させる構成とすることで、迂回導光
部103での光の伝播による光の損失を低減することができる。なお、迂回導光部103
を構成する各プリズム体113、114、115の、外部との界面に反射面を形成するこ
ととしても良い。反射面を形成することで、迂回導光部103の界面での反射により、光
を伝播させることができる。さらに、出射側導光部104についても、外部との界面に反
射面を形成することとしても良い。
均一化光学素子110は、各部を構成する透明部材と略同一の屈折率の接着剤を用いて
各部を貼り合わせる構成に限られない。例えば、プリズム体112、113、114、1
15は、各部を構成する透明部材より小さい屈折率の接着剤を用いて貼り合わせることと
しても良い。各部の境界面に低屈折率層を形成することにより、境界面に対して臨界角以
上の角度で入射する光を全反射させることが可能となる。これにより、境界面に対して臨
界角以上の角度の光の進行方向を変換させ、光の利用効率の向上を図ることとしても良い
図2は、本発明の実施例2に係る照明装置200の概略構成を示す。本実施例の照明装
置200は、均一化光学素子210での光の伝播において偏光変換が伴うことを特徴とす
る。上記実施例1の照明装置100と同一の部分には同一の符号を付し、重複する説明は
省略する。均一化光学素子210は、光を伝播させることにより光束の強度分布を略均一
にする。均一化光学素子210のうち、構造体102のLED101側の面には、偏光変
換部201が設けられている。偏光変換部201は、LED101からの光を第1の振動
方向の偏光光、例えば、p偏光光に変換する。また、偏光変換部201は、第1の導光部
として機能する構造体102の入射側に設けられている。
偏光変換部201は、2つの直方体プリズムを並列させて構成されている。LED10
1からの光が入射する一方の直方体プリズムには、偏光分離膜211が設けられている。
偏光分離膜211が設けられている直方体プリズムと構造体102との間には、透明層2
13が形成されている。透明層213は、直方体プリズムを構成する部材、及び構造体1
02を構成する部材と略同一の屈折率の透明部材により構成されている。他方の直方体プ
リズムには、反射膜212が設けられている。反射膜212が設けられている直方体プリ
ズムと構造体102との間には、λ/2位相板214が設けられている。
構造体102の2つのプリズム体111、112の間には、構造体用偏光分離部202
が形成されている。構造体用偏光分離部202は、第1の振動方向の偏光光であるp偏光
光を透過させ、第2の振動方向の偏光光であるs偏光光を反射する。構造体用偏光分離部
202は、第1の偏光分離部及び第2の偏光分離部として機能する。構造体102と、迂
回導光部103のプリズム体115との間には、λ/2位相板203が設けられている。
図3は、LED101からの光が照明装置200から出射するまでの振舞いを説明する
ものである。LED101から偏光変換部201へ入射する光は、第1の振動方向の偏光
光であるp偏光光と、第1の振動方向に対して略直交する第2の振動方向の偏光光である
s偏光光とを含む、偏光状態がランダムな光である。偏光変換部201の偏光分離膜21
1に入射した光のうちp偏光光L1は、偏光分離膜211及び透明層213を透過した後
、構造体102へ入射する。偏光分離膜211に入射した光のうちs偏光光L2は、偏光
分離膜211で反射して光路を折り曲げられた後、反射膜212の方向へ進行する。
反射膜212に入射したs偏光光L2は、反射膜212での反射により光路が折り曲げ
られた後、λ/2位相板214へ入射する。λ/2位相板214へ入射したs偏光光L2
は、光の振動方向が90度回転されることにより、p偏光光に変換される。そして、λ/
2位相板214からのp偏光光は、構造体102へ入射する。偏光変換部201は、この
ようにして、LED101からの光をp偏光光に変換する。なお、偏光変換部201の入
射面には、LED101からの光の反射を防止する反射防止膜を設けることが望ましい。
反射防止膜を設けることにより、LED101からの光を偏光変換部201へ効率良く入
射させることが可能となる。
偏光変換部201から構造体102へ入射したp偏光光L3は、構造体用偏光分離部2
02を透過した後、迂回導光部103内を伝播する。構造体102は、第1の偏光分離部
として機能する構造体用偏光分離部202を透過した光L3を、迂回導光部103へ導く
。迂回導光部103内を伝播したp偏光光L3は、λ/2位相板203へ入射することに
より、s偏光光に変換される。λ/2位相板203からのs偏光光L4は、構造体102
内の構造体用偏光分離部202で反射され、再び迂回導光部103へ導かれる。構造体1
02は、第2の偏光分離部として機能する構造体用偏光分離部202で反射した光L4を
、迂回導光部103へ導く。
迂回導光部103内を伝播したs偏光光L4は、λ/2位相板203へ入射することに
より、今度はp偏光光に変換される。構造体102が第1の導光部、及び第2の導光部と
して機能することから、迂回導光部103と構造体102との間に設けられたλ/2位相
板203は、第1の導光部と第2の導光部との間の光路中に設けたとみなすことができる
。λ/2位相板203からのp偏光光L5は、構造体102内の構造体用偏光分離部20
2を透過し、出射側導光部104を伝播した後、照明装置200から出射する。構造体1
02は、第2の偏光分離部として機能する構造体用偏光分離部202を透過した光L5を
出射方向へ導く。このようにして、照明装置200は、均一化光学素子210の構造体1
02にて、少なくとも3回光を通過させることが可能となる。これにより、均一化された
光を供給することができる。また、第1の導光部及び第2の導光部として機能する構造体
102を用いることで、均一化光学素子210を小型にすることができる。
本実施例の照明装置200は、p偏光に変換された光を供給する。照明装置200は、
入射光の偏光状態を変換することで変調を行う液晶型空間光変調装置に対して、液晶型空
間光変調装置で変調可能な特定の振動方向の偏光光を供給することが可能である。照明装
置200は、特に、液晶型空間光変調装置と併せて用いる場合に有用である。光源からの
光を液晶型空間光変調装置で変調可能な偏光光に変換することで、明るい投写像を得るこ
とが可能になる。
なお、λ/2位相板203の位置は、構造体102とプリズム体115との間に限られ
ない。λ/2位相板203は、構造体102とプリズム113との間や、迂回導光部10
3の内部に設けることとしても良い。また、均一化光学素子210は、偏光変換部201
によりs偏光に変換された光を伝播させることとしても良い。この場合、偏光分離膜21
1、及び構造体用偏光分離部202は、s偏光光を透過し、p偏光光を反射する構成とす
ることができる。
また、構造体102のLED101側の面に、偏光変換部201を設ける構成に限られ
ない。均一化光学素子210は、構造体102へ第1の振動方向の偏光光を入射させる構
成であれば良い。例えば、偏光変換部201に代えて、第1の振動方向の偏光光を透過さ
せ、第2の振動方向の偏光光を反射させる反射型偏光板を用いても良い。さらに、反射型
偏光板を用いる場合には、LED101に反射部を設け、反射型偏光板にて反射した偏光
光を反射型偏光板に向けて反射させる構成としても良い。
図4は、本発明の実施例3に係る照明装置300の概略構成を示す。本実施例の照明装
置300は、第1の導光部である第1構造体102と、第2の導光部である第2構造体3
01とを有することを特徴とする。上記実施例1の照明装置100と同一の部分には同一
の符号を付し、重複する説明は省略する。均一化光学素子310は、光を伝播させること
により光束の強度分布を略均一にする。
LED101は、照明対象物Iの方向である出射方向と略同じ向きに光を進行させるよ
うに配置される。第2構造体301は、第1構造体102の出射方向側であって、第1構
造体102と出射側導光部104との間に設けられている。第2構造体301は、2つの
プリズム体311、312を貼り合わせて構成されている。第2構造体301は、第1構
造体102と同様の構成を有する。第1構造体102と第2構造体301との間には、λ
/2位相板203が設けられている。第1構造体102の2つのプリズム体111、11
2の間には、第1の偏光分離部202が形成されている。第2構造体301の2つのプリ
ズム体311、312の間には、第2の偏光分離部302が形成されている。第1の偏光
分離部202、及び第2の偏光分離部302は、第1の振動方向の偏光光であるp偏光光
を透過させ、第2の振動方向の偏光光であるs偏光光を反射する。
さらに、4つのプリズム体112、312、313、314は、正方形形状の平面を持
つ直方体形状をなすように貼り合わされている。4つのプリズム体112、312、31
3、314は、第1構造体102、又は第2構造体301の正方形形状の対角線を一辺と
する正方形形状を形成する。迂回導光部303は、このうち2つのプリズム体313、3
14により構成されている。迂回導光部303は、反射により光を迂回させながら、第2
構造体301から第1構造体102へ光を導く。出射側導光部104は、第2の導光部で
ある第2構造体301からの光を出射方向である照明対象物Iの方向へ導く。
図5は、LED101からの光が照明装置300から出射するまでの振舞いを説明する
ものである。偏光変換部201から第1構造体102へ入射したp偏光光L3は、第1の
偏光分離部202を透過した後、λ/2位相板203へ入射する。p偏光光L3は、λ/
2位相板203でs偏光光に変換される。λ/2位相板203からのs偏光光L4は、第
2構造体301内の第2の偏光分離部302で反射した後、迂回導光部303のプリズム
体313へ入射する。第2の導光部である第2構造体301は、第2の偏光分離部302
で反射した光を迂回導光部303へ導く。第1の導光部である第1構造体102は、第1
の偏光分離部202を透過した光を、λ/2位相板203、及び第2構造体301を介し
て、迂回導光部303へ導く。
迂回導光部303内を伝播したs偏光光L4は、第1構造体102内の第1の偏光分離
部202で反射した後、λ/2位相板203へ入射する。s偏光光L4は、λ/2位相板
203でp偏光光に変換される。λ/2位相板203からのp偏光光L5は、第2構造体
301内の第2の偏光分離部302を透過する。第2構造体301を透過した光L5は、
出射側導光部104内を伝播した後、照明装置300から出射する。第2の導光部である
第2構造体301は、第2の偏光分離部302を透過した光を出射方向へ導く。このよう
にして、照明装置300は、均一化光学素子310の第1構造体102及び第2構造体3
01へ、少なくとも2回光を通過させることが可能となる。これにより、均一化された光
を供給することができる。
図6は、実施例3の変形例1に係る照明装置400の概略構成を示す。本変形例の照明
装置400は、上記の照明装置300の各部の配置を変化させたものである。均一化光学
素子410は、光を伝播させることにより光束の強度分布を略均一にする。LED101
は、照明対象物Iの方向である出射方向とは逆向きに光を進行させるように配置される。
第1構造体102及び第2構造体301は、出射方向に対して略直交する方向に並列され
ている。4つのプリズム体112、313、314、312は、正方形形状の平面を持つ
直方体形状をなすように貼り合わされている。迂回導光部303は、このうち2つのプリ
ズム体313、314により構成されている。迂回導光部303は、反射により光を迂回
させながら、第1構造体102から第2構造体301へ光を導く。λ/2位相板203は
、プリズム体314と第2構造体301との間に設けられている。
図7は、LED101からの光が照明装置400から出射するまでの振舞いを説明する
ものである。偏光変換部201から第1構造体102へ入射したp偏光光L3は、第1の
偏光分離部202を透過した後、迂回導光部303のプリズム体313へ入射する。迂回
導光部303内にて伝播の方向が出射方向へ変換された後、p偏光光L3は、λ/2位相
板203へ入射する。p偏光光L3は、λ/2位相板203でs偏光光に変換される。λ
/2位相板203からのs偏光光L4は、第2構造体301内の第2の偏光分離部302
で反射した後、第1構造体102へ入射する。
第1構造体102へ入射したs偏光光L4は、第1の偏光分離部202で反射した後、
迂回導光部303のプリズム体313へ入射する。迂回導光部303内を伝播したs偏光
光L4は、迂回導光部303内にて伝播の方向が出射方向へ変換された後、λ/2位相板
203へ入射する。s偏光光L4は、λ/2位相板203でp偏光光に変換される。λ/
2位相板203からのp偏光光L5は、第2構造体301内の第2の偏光分離部302を
透過する。第2構造体301を透過した光L5は、出射側導光部104内を伝播した後、
照明装置400から出射する。なお、λ/2位相板203は、第1構造体102と第2構
造体301との間の光路中に設けられていれば良く、プリズム体314と第2構造体30
1との間に設けられる構成に限られない。
図8は、実施例3の変形例2に係る照明装置500の概略構成を示す。本変形例の照明
装置500は、上記の照明装置300の各部の配置を変化させたものである。均一化光学
素子510は、光を伝播させることにより光束の強度分布を略均一にする。LED101
は、照明対象物Iの方向である出射方向に略直交する方向に光を進行させるように配置さ
れる。第1構造体102及び第2構造体301は、出射方向に対して斜めの方向に並列さ
れている。4つのプリズム体112、511、312、512は、正方形形状の平面を持
つ直方体形状をなすように貼り合わされている。本変形例において、出射方向に対して斜
めに配置される2つのプリズム体511、512は、迂回導光部として機能する。λ/2
位相板203は、プリズム体511と第2構造体301との間に設けられている。
図9は、LED101からの光が照明装置500から出射するまでの振舞いを説明する
ものである。偏光変換部201から第1構造体102へ入射したp偏光光L3は、プリズ
ム体511を透過した後、λ/2位相板203へ入射する。p偏光光L3は、λ/2位相
板203でs偏光光に変換される。λ/2位相板203からのs偏光光L4は、第2構造
体301内の第2の偏光分離部302で反射した後、プリズム体512を透過した後、第
1構造体102へ入射する。
第1構造体102へ入射したs偏光光L4は、第1の偏光分離部202で反射し、プリ
ズム体511を透過した後、λ/2位相板203へ入射する。s偏光光L4は、λ/2位
相板203でp偏光光に変換される。λ/2位相板203からのp偏光光L5は、第2構
造体301内の第2の偏光分離部302を透過する。第2構造体301を透過した光L5
は、出射側導光部104内を伝播した後、照明装置500から出射する。
図10は、実施例3の変形例3に係る照明装置600の概略構成を示す。本変形例の照
明装置600は、上記変形例1の照明装置400の構成に第3の導光部である2つの構造
体601、602を追加したものである。均一化光学素子610は、光を伝播させること
により光束の強度分布を略均一にする。第3の導光部である2つの構造体601、602
は、第1の導光部である第1構造体102と迂回導光部303との間、第2の導光部であ
る第2構造体301と迂回導光部303との間に、それぞれ設けられている。各構造体6
01、602は、透明部材により構成され、直方体形状を有している。
図11は、LED101からの光が照明装置600から出射するまでの振舞いを説明す
るものである。本変形例の照明装置600における光の振舞いは、上記変形例1の照明装
置400の場合と同様である。本変形例の照明装置400は、第3の導光部である構造体
601、602の内面にて光を反射させることにより、さらに光の均一化を図ることがで
きる。なお、第3の導光部である構造体601、602は、第1構造体102と迂回導光
部303との間、第2構造体301と迂回導光部303との間の双方に設ける場合に限ら
れず、いずれか一方のみを設ける構成としても良い。さらに、上記変形例1の照明装置4
00に限らず、他の変形例の照明装置について、第3の導光部を追加させても良い。
図12は、本発明の実施例4に係るプロジェクタ700の概略構成を示す。プロジェク
タ700は、画像信号に応じた光をスクリーン704に投写し、スクリーン704に対し
てプロジェクタ700と同じ側から投写像を観察する、いわゆるフロント型プロジェクタ
である。プロジェクタ700は、赤色光(以下、「R光」という。)を供給するR光用照
明装置200Rと、緑色光(以下、「G光」という。)を供給するG光用照明装置200
Gと、青色光(以下、「B光」という。)を供給するB光用照明装置200Bと、を有す
る。各照明装置200R、200G、200Bは、上記実施例2の照明装置200と同様
の構成を有する。本実施例においては、上記実施例2と重複する説明は省略する。
R光用照明装置200Rは、R光用LED101Rを有する。R光用LED101Rは
、R光を供給する。R光用照明装置200Rは、R光用LED101RからのR光を、空
間光変調装置701Rに供給する。空間光変調装置701Rは、R光を画像信号に応じて
変調する透過型の液晶表示装置である。空間光変調装置701Rに入射した光のうち例え
ばp偏光光は、変調によりs偏光光に変換される。空間光変調装置701Rでs偏光光に
変換されたR光は、クロスダイクロイックプリズム702に入射する。
G光用照明装置200Gは、G光用LED101Gを有する。G光用LED101Gは
、G光を供給する。G光用照明装置200Gは、G光用LED101GからのG光を、空
間光変調装置701Gに供給する。空間光変調装置701Gは、G光を画像信号に応じて
変調する透過型の液晶表示装置である。空間光変調装置701Gに入射した光のうち例え
ばp偏光光は、変調によりs偏光光に変換される。空間光変調装置701Gでs偏光光に
変換されたG光は、R光が入射する面とは異なる面からクロスダイクロイックプリズム7
02に入射する。
B光用照明装置200Bは、B光用LED101Bを有する。B光用LED101Bは
、B光を供給する。B光用照明装置200Bは、B光用LED101BからのB光を、空
間光変調装置701Bに供給する。空間光変調装置701Bは、B光を画像信号に応じて
変調する透過型の液晶表示装置である。空間光変調装置701Bに入射した光のうち例え
ばp偏光光は、変調によりs偏光光に変換される。空間光変調装置701Bでs偏光光に
変換されたB光は、R光が入射する面及びG光が入射する面とは異なる面からクロスダイ
クロイックプリズム702に入射する。
色合成光学系であるクロスダイクロイックプリズム702は、2つのダイクロイック膜
702a、702bを有する。ダイクロイック膜702a、702bは、X字型に直交し
て配置される。ダイクロイック膜702aは、R光を反射し、G光を透過する。ダイクロ
イック膜702bは、B光を反射し、G光を透過する。このように、クロスダイクロイッ
クプリズム702は、空間光変調装置701R、701G、701Bでそれぞれ変調され
たR光、G光及びB光を合成する。投写光学系703は、クロスダイクロイックプリズム
702で合成された光をスクリーン704に投写する。
ダイクロイック膜702a、702bは、通常、s偏光光の反射特性に優れる。このた
め、ダイクロイック膜702a、702bでそれぞれ反射させるべきR光及びB光は、s
偏光光となってクロスダイクロイックプリズム702に入射することが望ましい。また、
ダイクロイック膜702a、702bを透過させるべきG光は、p偏光光となってクロス
ダイクロイックプリズム702に入射することが望ましい。s偏光光に変換されたG光を
クロスダイクロイックプリズム702に入射させるために、例えば、空間光変調装置70
1Gとクロスダイクロイックプリズム702との間にλ/2位相板を設けることとしても
良い。
各色光用照明装置200R、200G、200Bを用いることにより、光学系を小型と
し、かつ十分に均一化された光を供給することができる。これにより、小型で、かつ良好
な光量分布の画像を表示することができる。なお、上記実施例では光源部としてLEDを
用いることとしているが、これに限られない。LEDに代えて、例えばEL素子や半導体
レーザ等の他の固体発光素子を用いても良い。光源部としては固体発光素子に限らず、固
体発光素子以外の発光体、例えば、超高圧水銀ランプ等のランプを用いても良い。また、
プロジェクタ700に用いる空間光変調装置は、透過型の液晶表示装置に限らず、反射型
の液晶表示装置やティルトミラーデバイスを用いても良い。さらに、照明装置を設けるプ
ロジェクタは、例えば、空間光変調装置で変調された光をスクリーンにて透過させること
で画像を表示するリアプロジェクタであっても良い。
以上のように、本発明に係る均一化光学素子は、小型なプロジェクタにて良好な光量分
布の画像を表示する場合に適している。
本発明の実施例1に係る照明装置の概略構成を示す図。 本発明の実施例2に係る照明装置の概略構成を示す図。 LEDからの光が照明装置から出射するまでの振舞いを説明する図。 本発明の実施例3に係る照明装置の概略構成を示す図。 LEDからの光が照明装置から出射するまでの振舞いを説明する図。 実施例3の変形例1に係る照明装置の概略構成を示す図。 LEDからの光が照明装置から出射するまでの振舞いを説明する図。 実施例3の変形例2に係る照明装置の概略構成を示す図。 LEDからの光が照明装置から出射するまでの振舞いを説明する図。 実施例3の変形例3に係る照明装置の概略構成を示す図。 LEDからの光が照明装置から出射するまでの振舞いを説明する図。 本発明の実施例4に係るプロジェクタの概略構成を示す図。
符号の説明
100 照明装置、101 LED、102 構造体、103 迂回導光部、104
出射側導光部、110 均一化光学素子、111、112、113、114、115 プ
リズム体、LN レンズ、I 照明対象物、200 照明装置、201 偏光変換部、2
02 構造体用偏光分離部、203 λ/2位相板、210 均一化光学素子、211
偏光分離膜、212 反射膜、213 透明層、214 λ/2位相板、300 照明装
置、102 第1構造体、202 第1の偏光分離部、301 第2構造体、302 第
2の偏光分離部、303 迂回導光部、310 均一化光学素子、311、312、31
3、314 プリズム体、400 照明装置、410 均一化光学素子、500 照明装
置、510 均一化光学素子、511、512 プリズム体、600 照明装置、601
、602 構造体、610 均一化光学素子、700 プロジェクタ、101R R光用
LED、101G G光用LED、101B B光用LED、200R R光用照明装置
、200G G光用照明装置、200B B光用照明装置、701R、701G、701
B 空間光変調装置、702 クロスダイクロイックプリズム、702a、702b ダ
イクロイック膜、703 投写光学系、704 スクリーン

Claims (9)

  1. 光を伝播させることにより光束の強度分布を略均一にする均一化光学素子であって、 光を入射させる第1の導光部と、
    光を出射方向へ導く第2の導光部と、
    反射により光を迂回させながら、前記第1の導光部から前記第2の導光部、又は前記第2の導光部から前記第1の導光部へ光を導く迂回導光部と、を有し、
    前記第1の導光部及び前記第2の導光部は、少なくとも2回光を通過させ
    前記第1の導光部は、第1の振動方向の偏光光を透過させ、前記第1の振動方向に略直交する第2の振動方向の偏光光を反射する第1の偏光分離部を有し、前記第1の偏光分離部を透過した光を前記迂回導光部へ導き、
    前記第2の導光部は、前記第1の振動方向の偏光光を透過させ、前記第2の振動方向の偏光光を反射する第2の偏光分離部を有し、前記第2の偏光分離部で反射した光を前記迂回導光部へ導き、前記第2の偏光分離部を透過した光を前記出射方向へ導くことを特徴とする均一化光学素子。
  2. 前記第1の導光部及び前記第2の導光部として機能する構造体を有し、
    前記迂回導光部は、前記構造体からの光を迂回させ、前記構造体へ導き
    前記構造体として、少なくとも2回光を通過させることを特徴とする請求項1に記載の均一化光学素子。
  3. 前記第1の導光部及び前記第2の導光部として機能する構造体を有し、
    前記構造体は、前記第1の偏光分離部及び前記第2の偏光分離部として機能する構造体用偏光分離部を有し、前記構造体用偏光分離部で反射した前記迂回導光部からの光を前記迂回導光部へ導き、前記構造体用偏光分離部を透過した前記迂回導光部からの光を前記出射方向へ導くことを特徴とする請求項に記載の均一化光学素子。
  4. 前記第1の導光部の入射側に設けられ、光を前記第1の振動方向の偏光光に変換する偏光変換部を有することを特徴とする請求項又はに記載の均一化光学素子。
  5. 前記第1の偏光分離部と、前記第2の偏光分離部との間の光路中に設けられた位相板を有することを特徴とする請求項1、3、4のいずれか一項に記載の均一化光学素子。
  6. 前記第2の導光部からの光を前記出射方向へ導く出射側導光部を有することを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の均一化光学素子。
  7. 前記第1の導光部と前記迂回導光部との間、及び前記第2の導光部と前記迂回導光部との間の少なくとも一方に設けられた第3の導光部を有することを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載の均一化光学素子。
  8. 光を供給する光源部と、
    請求項1〜のいずれか一項に記載の均一化光学素子と、を有することを特徴とする照明装置。
  9. 請求項に記載の照明装置と、
    前記照明装置からの光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置と、を有することを特徴とするプロジェクタ。
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