JP4872279B2 - 照明装置及びプロジェクタ - Google Patents
照明装置及びプロジェクタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP4872279B2 JP4872279B2 JP2005257562A JP2005257562A JP4872279B2 JP 4872279 B2 JP4872279 B2 JP 4872279B2 JP 2005257562 A JP2005257562 A JP 2005257562A JP 2005257562 A JP2005257562 A JP 2005257562A JP 4872279 B2 JP4872279 B2 JP 4872279B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- illumination
- light beam
- integrator rod
- conversion element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Description
なお、ここでは、従来の照明装置を、画像形成領域の縦横比が3:4の平面視長方形状である電気光学変調装置を有するプロジェクタに用いる場合について例示して説明しているため、インテグレータロッド940の光射出面940oは、縦横比が3:4の平面視長方形状からなる形状を有している(図11(c)参照。)。また、インテグレータロッド940の光入射面940iも、光射出面940oと同様の形状を有している。
また、本発明の他の照明装置の場合においては、上記のように構成することにより、楕円面リフレクタが、第2の方向に沿った両端部の反射面が削除された形状を有しているため、楕円面リフレクタの第2の方向に沿った寸法を短くすることができ、装置全体のさらなる小型化を図ることができる。
まず、実施形態1に係る照明装置100及びプロジェクタ1000の構成について、図1及び図2を用いて説明する。
図1は、実施形態1に係る照明装置100及びプロジェクタ1000を説明するために示す図である。図1(a)はプロジェクタ1000の光学系を上から見た図であり、図1(b)はプロジェクタ1000の光学系を横から見た図であり、図1(c)はカラーホイール130の正面図である。
図2は、実施形態1に係る照明装置100を説明するために示す図である。図2(a)は照明装置100を上から見たときの照明光束を模式的に示す図であり、図2(b)は照明装置100を横から見たときの照明光束を模式的に示す図であり、図2(c)はインテグレータロッド140Aの光射出面140Aoにおける面内光強度分布を示す図である。
楕円面リフレクタ114Aは、発光管112の一方の封止部に挿通・固着される筒状の首状部と、発光管112から放射された光を第2焦点位置に向けて反射する反射面とを有している。
また、マイクロミラー型光変調装置400としては、「y軸方向に沿った縦寸法:x軸方向に沿った横寸法=3:4の長方形」の平面形状を有する画像形成領域を有するマイクロミラー型光変調装置を用いている。
実施形態1に係る照明装置100においては、インテグレータロッド140Aの光射出面140Aoとマイクロミラー型光変調装置400の画像形成領域とは共役の関係となるため、インテグレータロッド140Aの光射出面140Aoの形状と画像形成領域の平面形状とは略相似の関係となる。また、上記したように、マイクロミラー型光変調装置400における画像形成領域の縦横比は3:4である。このため、インテグレータロッド140Aの光射出面140Ao(及び光入射面140Ai)の縦横比も3:4となる。
図3は、楕円面リフレクタ114A及び補助ミラー116Aの形状を説明するために示す図である。図3(a)は光源装置110Aを上から見た図であり、図3(b)は光源装置110Aを横から見た図であり、図3(c)は光源装置110Aを被照明領域側から見た図であり、図3(d)は光源装置110Aの斜視図である。
その結果、図2(c)に示すように、照明装置100から射出される照明光束をより均一な面内光強度分布を有する照明光束にすることができる。
実施形態2に係る照明装置102及びプロジェクタ1002の特徴を説明するにあたり、まず、照明装置102及びプロジェクタ1002の構成について、図6及び図7を用いて説明する。
楕円面リフレクタ114Bは、発光管112の一方の封止部に挿通・固着される筒状の首状部と、発光管112から放射された光を第2焦点位置に向けて反射する反射面とを有している。
偏光変換素子150Aは、図7(b)に示すように、光源装置110Bからの照明光束に含まれる偏光成分のうち一方の直線偏光成分(P偏光成分)をそのまま透過し、他方の直線偏光成分(S偏光成分)を照明光軸100axに垂直な方向に反射する偏光分離層152Aと、偏光分離層152Aで反射された他方の直線偏光成分(S偏光成分)を照明光軸100axに平行な方向に反射する反射層154Aと、偏光分離層152Aを透過した一方の直線偏光成分(P偏光成分)を他方の直線偏光成分(S偏光成分)に変換する位相差板156Aとを有している。
液晶装置410R,410G,410Bは、一対の透明なガラス基板に電気光学物質である液晶を密閉封入したものである。例えば、ポリシリコンTFTをスイッチング素子として、与えられた画像情報に応じて、入射側偏光板から射出された1種類の直線偏光の偏光方向を変調する。
液晶410R,410G,410Bとしては、「y軸方向に沿った縦寸法:x軸方向に沿った横寸法=3:4の長方形」の平面形状を有する画像形成領域を有する液晶装置を用いている。
実施形態2に係る照明装置102においては、導光部材160Aの光射出面160Aoと各液晶装置410R,410G,410Bの画像形成領域とは共役の関係となるため、導光部材160Aの光射出面160Aoの形状と画像形成領域の平面形状とは略相似の関係となる。また、上記したように、各液晶装置410R,410G,410Bにおける画像形成領域の縦横比は3:4である。このため、導光部材160Aの光射出面160Aoの縦横比も3:4となる。
図8は、楕円面リフレクタ114B及び補助ミラー116Bの形状を説明するために示す図である。図8(a)は光源装置110Bを上から見た図であり、図8(b)は光源装置110Bを横から見た図であり、図8(c)は光源装置110Bを被照明領域側から見た図であり、図8(d)は光源装置110Bの斜視図である。
その結果、図7(c)に示すように、照明装置102から射出される照明光束をより均一な面内光強度分布を有する照明光束にすることができる。
図9は、実施形態2の変形例1に係る照明装置102bを説明するために示す図である。なお、図9において、図7(b)と同一の部材については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
導光部材160Bは、偏光変換素子150Aからの照明光束における面内光強度分布を均一化する機能を有する光学素子である。導光部材160Bとしては、例えば4枚の反射ミラーにおける反射面を内側に向けて貼り合わせた筒状のライトトンネルなどを好適に用いることができる。
導光部材160Bの光射出面160Boと各液晶装置410R,410G,410B(図示せず。)の画像形成領域とは共役の関係となるため、導光部材160Bの光射出面160Boの形状と画像形成領域の平面形状とは略相似の関係となる。
図10は、実施形態2の変形例2に係る照明装置102cを説明するために示す図である。なお、図10において、図7(b)と同一の部材については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
Claims (10)
- 被照明領域側に集束性の照明光束を射出する光源装置と、
前記光源装置からの照明光束をより均一な面内光強度分布を有する照明光束に変換するインテグレータロッドとを備える照明装置であって、
前記インテグレータロッドにおける光射出面は、照明光軸に直交する第1の方向に平行な2辺と照明光軸及び前記第1の方向に直交する第2の方向に平行な2辺とを有し、かつ、前記第1の方向に沿った寸法が前記第2の方向に沿った寸法よりも短く設定された形状を有し、
前記光源装置は、楕円面リフレクタと、前記楕円面リフレクタの第1焦点近傍に発光中心を有する発光管と、前記発光管に設けられ、前記発光管から被照明領域側に射出される光を前記楕円面リフレクタに向けて反射する反射手段とを有し、
前記反射手段は、前記第2の方向に沿った両端部の反射面が削除された形状を有することを特徴とする照明装置。 - 被照明領域側に集束性の照明光束を射出する光源装置と、
前記光源装置からの照明光束をより均一な面内光強度分布を有する照明光束に変換するインテグレータロッドと、
前記インテグレータロッドからの照明光束のうち一方の直線偏光成分に係る照明光束を透過し他方の直線偏光成分に係る照明光束を反射する偏光分離層と、前記偏光分離層からの他方の直線偏光成分に係る照明光束を照明光軸に平行な方向に向けて反射する反射層と、前記偏光分離層を透過した一方の直線偏光成分に係る照明光束が通過する部分又は前記反射層で反射された他方の直線偏光成分に係る照明光束が通過する部分のいずれかに配置される位相差板とを有する偏光変換素子とを備える照明装置であって、
前記インテグレータロッドにおける光射出面は、照明光軸に直交する第1の方向に平行な2辺と照明光軸及び前記第1の方向に直交する第2の方向に平行な2辺とを有し、かつ、前記第1の方向に沿った寸法が前記第2の方向に沿った寸法よりも長く設定された形状を有し、
前記光源装置は、楕円面リフレクタと、前記楕円面リフレクタの第1焦点近傍に発光中心を有する発光管と、前記発光管に設けられ、前記発光管から被照明領域側に射出される光を前記楕円面リフレクタに向けて反射する反射手段とを有し、
前記反射手段は、前記第1の方向に沿った両端部の反射面が削除された形状を有することを特徴とする照明装置。 - 請求項2に記載の照明装置において、
前記インテグレータロッドの光射出面における前記第1の方向に沿った寸法は、前記偏光変換素子における前記第1の方向に沿った寸法と略同一であり、
前記インテグレータロッドの光射出面における前記第2の方向に沿った寸法は、前記偏光変換素子における前記第2の方向に沿った寸法の略半分であることを特徴とする照明装置。 - 請求項2又は3に記載の照明装置において、
前記インテグレータロッドの光射出面と前記偏光変換素子の光入射面とは、接着されていることを特徴とする照明装置。 - 請求項2〜4のいずれかに記載の照明装置において、
前記偏光変換素子の光路後段に配置され、前記偏光変換素子からの照明光束の面内光強度分布を均一化する機能を有する導光部材をさらに備えることを特徴とする照明装置。 - 請求項5に記載の照明装置において、
前記導光部材は、中空の導光部材であることを特徴とする照明装置。 - 請求項5に記載の照明装置において、
前記導光部材は、中実の導光部材であることを特徴とする照明装置。 - 請求項7に記載の照明装置において、
前記偏光変換素子の光射出面と前記導光部材の光入射面とは、接着されていることを特徴とする照明装置。 - 請求項1〜8のいずれかに記載の照明装置において、
前記楕円面リフレクタは、前記発光管から射出される光が前記反射手段で反射されずに通過すると仮定した場合に、前記通過する光を反射するために要する反射面の部分が削除された形状を有することを特徴とする照明装置。 - 請求項1〜9のいずれかに記載の照明装置と、
前記照明装置からの照明光束を画像情報に応じて変調する電気光学変調装置と、
前記電気光学変調装置によって変調された光を投写する投写光学系とを備えることを特徴とするプロジェクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005257562A JP4872279B2 (ja) | 2005-09-06 | 2005-09-06 | 照明装置及びプロジェクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005257562A JP4872279B2 (ja) | 2005-09-06 | 2005-09-06 | 照明装置及びプロジェクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007072059A JP2007072059A (ja) | 2007-03-22 |
JP4872279B2 true JP4872279B2 (ja) | 2012-02-08 |
Family
ID=37933569
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005257562A Expired - Fee Related JP4872279B2 (ja) | 2005-09-06 | 2005-09-06 | 照明装置及びプロジェクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4872279B2 (ja) |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0651236A (ja) * | 1992-07-28 | 1994-02-25 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 均一化光学装置 |
US6587269B2 (en) * | 2000-08-24 | 2003-07-01 | Cogent Light Technologies Inc. | Polarization recovery system for projection displays |
JP4094218B2 (ja) * | 2000-10-31 | 2008-06-04 | 三菱電機株式会社 | 集光光学系システムおよび画像表示装置 |
JP2002268000A (ja) * | 2001-03-09 | 2002-09-18 | Ricoh Co Ltd | 照明装置 |
JP4728518B2 (ja) * | 2001-07-03 | 2011-07-20 | Necディスプレイソリューションズ株式会社 | プロジェクタ装置 |
JP2003149730A (ja) * | 2001-11-09 | 2003-05-21 | Seiko Epson Corp | 投射型表示装置 |
JP2004053655A (ja) * | 2002-07-16 | 2004-02-19 | Tamron Co Ltd | 偏光光学系及び投影装置 |
JP3966174B2 (ja) * | 2002-12-13 | 2007-08-29 | セイコーエプソン株式会社 | 照明光学系およびこれを備えたプロジェクタ、並びに、照明光学系に用いられる光源装置 |
JP2004252205A (ja) * | 2003-02-20 | 2004-09-09 | Olympus Corp | 表示装置及び照明装置 |
JP2005070429A (ja) * | 2003-08-25 | 2005-03-17 | Seiko Epson Corp | 光源装置及びこれを備えたプロジェクタ |
-
2005
- 2005-09-06 JP JP2005257562A patent/JP4872279B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007072059A (ja) | 2007-03-22 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4232742B2 (ja) | プロジェクタ | |
JP2007294337A (ja) | 照明装置及びプロジェクタ | |
JP4420087B2 (ja) | 照明装置及びプロジェクタ | |
JP4353287B2 (ja) | プロジェクタ | |
JP5056793B2 (ja) | プロジェクタ | |
JP4872272B2 (ja) | 照明装置及びプロジェクタ | |
JP2006235161A (ja) | プロジェクタ | |
JP6278489B2 (ja) | 投写型表示装置 | |
JP2007114263A (ja) | プロジェクタ | |
JP2010224160A (ja) | 光学素子、照明装置および投写型映像表示装置 | |
JP4396612B2 (ja) | プロジェクタ | |
JP2006163103A (ja) | プロジェクタ | |
JP4872279B2 (ja) | 照明装置及びプロジェクタ | |
JP2007233121A (ja) | 照明装置及びプロジェクタ | |
JP2007193119A (ja) | 照明装置及びプロジェクタ | |
JP2007140432A (ja) | 照明装置及びプロジェクタ | |
JP4910354B2 (ja) | 均一化光学素子、照明装置及びプロジェクタ | |
JP2018081325A (ja) | 投写型表示装置 | |
JP2007294338A (ja) | 照明装置及びプロジェクタ | |
JP4910386B2 (ja) | プロジェクタ | |
JP2007249136A (ja) | 照明装置及びプロジェクタ | |
JP2007072250A (ja) | プロジェクタ | |
JP2007256422A (ja) | 照明装置及びプロジェクタ | |
JP2007193118A (ja) | 照明装置及びプロジェクタ | |
JP2006308720A (ja) | プロジェクタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD04 | Notification of resignation of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424 Effective date: 20070405 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080707 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110728 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110809 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111025 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111107 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141202 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |