JP2005070429A - 光源装置及びこれを備えたプロジェクタ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 発光部112aを有する発光管112と、
発光部112aから射出された光を反射する楕円面リフレクタ114Aと、
発光部112aから被照明領域側に射出された光を発光部112aに反射する補助ミラー113Aと、を備えた光源装置110Aであって、
補助ミラー113Aは、光源装置110Aの光軸に垂直で互いに直交する2つの方向を第1及び第2の方向とした場合に、光源装置110Aから射出される光束の断面形状が、第1の方向(x方向)に比べて第2の方向(y方向)が小さい形状となるように、反射凹面体の一部が削除された形状を有することを特徴とする光源装置。
【選択図】 図2
Description
光源装置810は、発光管812,楕円面リフレクタ814及び平行化レンズ816を有し、発光管812から放出された照明光を略平行な光束に変換して射出するように構成されている。
第2レンズアレイ830は、複数の小レンズ832を有し、第1レンズアレイ820に対応して配置されている。各小レンズ832は、第1レンズアレイ820の小レンズ822の外形形状と同一の外形形状をもつ平凸レンズによって形成されている。
重畳レンズ850は、球面状の凸面を有する平凸レンズからなり、第2レンズアレイ830と協働して、第1レンズアレイ820の各小レンズ822から射出される複数の部分光束を被照明領域D上に重畳して照射するように構成されている。
すなわち、本発明の光源装置においては、前記補助ミラーを、前記第1の方向に沿った両端部において前記反射凹面体の一部が削除された形状を有するものとすることを特徴とする。
また、本発明の光源装置は、前記補助ミラーが反射凹面体の一部が削除された形状を有しているため、補助ミラーで反射されて発光部中心に戻る反射光量が減少する。このため、従来のようにはプラズマによって吸収される反射光の量は大きくなく、光利用効率の低下を抑制することができる。
このため、本発明の光源装置は、光の利用効率を低下させることなく装置全体の小型化を図ることができる光源装置となる。
すなわち、前記楕円面リフレクタを、前記第2の方向に沿った両端部において前記反射凹面の一部が削除された形状を有するものとすることが好ましい。
このように構成することにより、楕円面リフレクタの第2の方向に沿った寸法を短くすることができるので、装置全体のさらなる小型化を図ることができる。
このように構成することにより、補助ミラーの取り付け位置などを調整することにより、前記発光管と補助ミラーの位置関係を調整することができ、発光管及び補助ミラーの製造上の誤差を吸収することができる。
このように構成することにより、楕円面リフレクタから射出される光束の断面形状を、プロジェクタの光学系を構成する平面と垂直な方向に沿って短いものとすることができる。このため、楕円面リフレクタ、平行化レンズをはじめ後段の各光学要素の、これらの方向に沿った寸法を短くすることができるので、装置全体の小型化(特に薄型化)を図ることができる。
このように構成することにより、楕円面リフレクタから射出される光束の断面形状を、プロジェクタの光学系を構成する平面と平行な方向に沿って短いものとすることができる。このため、楕円面リフレクタ、平行化レンズをはじめ後段の各光学要素の、これらの方向に沿った寸法を短くすることができるので、装置全体の小型化(特に設置面積の縮小化)を図ることができる。
まず、本発明のプロジェクタについて、図1を用いて説明する。
符号1で示すプロジェクタは、図1に示すように、照明光学系100と、色分離光学系200と、リレー光学系300と、3つの液晶表示装置400R,400G,400Bと、クロスダイクロイックプリズム500と、投写光学系600とを備えている。各光学系の構成要素は、クロスダイクロイックプリズム500を中心に略水平方向に配置されている。
楕円面リフレクタ114Aには、被照明領域側に開口し、回転仮想軸に対称な回転楕円体の一部を除去してなる楕円面鏡が用いられる。
発光管112は、その発光部中心が楕円面リフレクタ114Aの一方の焦点に配置され、照明に用いる光を放射するように構成されている。
なお、光源装置110Aについての詳細は後述する。
偏光変換素子140は、非偏光な光を3つの液晶表示装置400R,400G,400Bで利用可能な偏光方向を有する偏光光に揃える機能を有している。
両レンズアレイ120,130及び偏光変換素子140は、楕円面リフレクタ114Aからの射出光の採光効率を最も高くするような位置に配置されている。
[実施形態1]
図2は、本発明の実施形態1に係る光源装置を示す斜視図である。図3は、本発明の実施形態1に係る光源装置を説明するために示す図である。図3(a)は平面図であり、同図(b)は側面図であり、同図(c)は正面図である。図4は、本発明の実施形態1に係る光源装置を備えた照明光学系を説明するために模式化して示す図である。図4(a)は平面図であり、同図(b)は側面図である。図5は、本発明の実施形態1に係る光源装置におけるリフレクタから平行化レンズに入射する光束の断面形状を説明するために示す正面図である。
楕円面リフレクタ114Aとしては、回転楕円面形状の反射凹面を有する凹面鏡が用いられる。発光管112としては、高圧水銀ランプやメタルハライドランプなどを用いることができる。発光管112の発光部112aは、その中心Pcが回転楕円面の第1焦点位置となるように配置されている。そして、楕円面リフレクタ114Aで反射された光は、回転楕円面の第2焦点位置で集束する集束光となる。
そして、補助ミラー113Aは、光源装置110Aから射出される光束の断面形状が、x方向に比べてy方向が小さい形状となるように、反射凹面体の一部が削除された形状を有している。すなわち、実施形態1に係る光源装置110Aにおいては、補助ミラー113Aを、図3(c)に示すように、x方向に沿った両側端部(y方向の正負方向における端部)において反射凹面体の一部が削除された形状を有するものとしている。
このため、実施形態1に係る光源装置は、光の利用効率を低下させることなく装置全体の小型化(特に薄型化)を図ることができる光源装置となる。
これに対して、実施形態1に係る光源装置110Aでは、射出される集束光の光量を低下させることなく、光源装置110Aから射出される光束の断面形状を、図5に示すようにx方向に比べてy方向の大きさが小さな形状とすることができる。
また、実施形態1に係る光源装置110Aにおいては、補助ミラー113Aを用いており、発光管112の管面に反射膜を直接形成するものではないため、補助ミラー113Aの形状を発光管112の形状に適合させる必要がなく、その形状面において自由度を高めることもできる。
[実施形態2]
図6は、本発明の実施形態2に係る光源装置を示す斜視図である。図7は、本発明の実施形態2に係る光源装置を説明するために示す図である。図7(a)は平面図であり、同図(b)は側面図であり、同図(c)は正面図である。図8は、本発明の実施形態2に係る光源装置を備えた照明光学系を説明するために模式化して示す図である。図8(a)は平面図であり、同図(b)は側面図である。図9は、本発明の実施形態2に係る光源装置におけるリフレクタから平行化レンズに入射する光束の断面形状を説明するために示す正面図である。図6〜図9において、図2〜図5と同一の部材については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
すなわち、実施形態2に係る光源装置110Bにおいては、補助ミラー113Bは、光源装置110Bから射出される光束の断面形状が、y方向に比べてx方向が小さい形状となるように、反射凹面体の一部が削除された形状を有している。すなわち、実施形態2に係る光源装置110Bにおいては、補助ミラー113Bを、図7(c)に示すように、y方向に沿った両側端部(x方向の正負方向における端部)において反射凹面体の一部が削除された形状を有するものとしている。
また、楕円面リフレクタ114Bは、発光部112aからの射出光が補助ミラー113Bで反射されずに通過すると仮定した場合に、その通過光を反射するために要する反射凹面の領域が削除された形状を有している。すなわち、実施形態2に係る光源装置110Bにおいては、楕円面リフレクタ114Bを、図6,図7(a),(c)及び図8(a)に示すように、y方向に沿った両側端部(x方向の正負方向における端部)において反射凹面の一部が削除された形状を有するものとしている。
このため、実施形態2に係る光源装置は、光の利用効率を低下させることなく装置全体の小型化(特に設置面積の縮小化)を図ることができる光源装置となる。
また、上記した各実施形態においては、カラー画像を表示するプロジェクタに適用する場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、モノクロ画像を表示するプロジェクタにも各実施形態と同様に適用可能である。
Claims (6)
- 発光部を有する発光管と、
前記発光部から射出された光を反射する楕円面リフレクタと、
前記発光部から被照明領域側に射出された光を前記発光部に反射する補助ミラーと、を備えた光源装置であって、
前記補助ミラーは、前記光源装置の光軸に垂直で互いに直交する2つの方向を第1及び第2の方向とした場合に、前記光源装置から射出される光束の断面形状が、前記第1の方向に比べて前記第2の方向が小さい形状となるように、反射凹面体の一部が削除された形状を有することを特徴とする光源装置。 - 請求項1に記載の光源装置において、
前記楕円面リフレクタは、前記発光部からの射出光が前記補助ミラーで反射されずに通過すると仮定した場合に、前記通過する光を反射するために要する反射凹面の領域が削除された形状を有することを特徴とする光源装置。 - 請求項1又は2のいずれかに記載の光源装置において、
前記補助ミラーは、前記発光管に空隙を介して配置されていることを特徴とする光源装置。 - 請求項1〜3のいずれかに記載の光源装置と、この光源装置からの光を画像情報に応じて変調する電気光学変調装置と、この電気光学変調装置からの変調光を投写する投写レンズを備えたことを特徴とするプロジェクタ。
- 請求項4に記載のプロジェクタにおいて、
前記第1の方向は前記プロジェクタの光学系を構成する平面と平行な関係にあり、前記第2の方向は前記プロジェクタの光学系を構成する平面と垂直な関係にあることを特徴とする光源装置。 - 請求項4に記載のプロジェクタにおいて、
前記第1の方向は前記プロジェクタの光学系を構成する平面と垂直な関係にあり、前記第2の方向は前記プロジェクタの光学系を構成する平面と平行な関係にあることを特徴とする光源装置。
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2003
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