JP2006349987A - 導光素子、照明装置及び画像表示装置 - Google Patents

導光素子、照明装置及び画像表示装置 Download PDF

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秀文 坂田
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Abstract

【課題】空間光変調装置と合わせて用いられ、空間光変調装置との接続部分における光の損失を低減することが可能な導光素子等を提供すること。
【解決手段】画像信号に応じて光を変調する空間光変調装置120の変調部122に光を供給するための導光素子110であって、入射側端部からの光を出射側端部へ導く導光部である中空ロッドインテグレータ102と、変調部122の入射面に当接可能に形成され、空間光変調装置120と中空ロッドインテグレータ102とを接続させる接続部と、を有する。
【選択図】 図2

Description

本発明は、導光素子、照明装置及び画像表示装置、特に、液晶型空間光変調装置と組み合わせて用いられる導光素子の技術に関する。
画像表示装置であるプロジェクタの照明装置には、照度比を向上させるための構成として、光源からの光を略均一にするフライアイインテグレータやロッドインテグレータが用いられる。このうちロッドインテグレータは、光を内面で反射させながら伝播することにより、光源からの光を出射面で重畳させる。光源からの光を均一化して空間光変調装置へ入射させることにより、明るさムラが低減された画像を表示することが可能となる。また、光源からの光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置としては、例えば、液晶型空間光変調装置が用いられる。液晶型空間光変調装置を用いる画像表示装置においてロッドインテグレータを用いる技術としては、例えば、特許文献1に提案されるものがある。
特開2000−112031号公報
光源として固体発光素子、例えば発光ダイオード素子(以下、「LED」という。)を用いる場合、赤色(R)、緑色(G)、青色(B)の各LEDに対してロッドインテグレータを設ける構成とすることが考えられる。3つの液晶型空間光変調装置を備えるいわゆる3板式液晶プロジェクタの場合、ロッドインテグレータで略均一にされた光は、色光ごとに設けられた液晶型空間光変調装置で変調される。かかる構成の場合、ロッドインテグレータと液晶型空間光変調装置との間での光の損失をできる限り低減するために、ロッドインテグレータは、液晶型空間光変調装置に接続させて設けられる。通常、液晶型空間光変調装置は、変調部を支持するための外枠部が変調部の周囲に設けられている。従来の構成では、光の損失の低減するためには、ロッドインテグレータの出射面を外枠部に当接させている。しかし、ロッドインテグレータと外枠部とを当接させる構成の場合、ロッドインテグレータと変調部との間に隙間が生じることにより、光の損失を生じてしまう。このように、従来の技術では、ロッドインテグレータと空間光変調装置との接続部分における光の損失を低減することが困難であるという問題を生じる。本発明は、上述の問題に鑑みてなされたものであり、空間光変調装置と合わせて用いられ、空間光変調装置との接続部分における光の損失を低減することが可能な導光素子、照明装置、及び光の損失を低減でき、明るい画像を表示することが可能な画像表示装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明によれば、画像信号に応じて光を変調する空間光変調装置の変調部に光を供給するための導光素子であって、入射側端部からの光を出射側端部へ導く導光部と、変調部の入射面に当接可能に形成され、空間光変調装置と導光部とを接続させる接続部と、を有することを特徴とする導光素子を提供することができる。
導光素子と空間光変調装置とを接続する場合に、導光部は、接続部によって、変調部の入射面に接続される。導光部は、少なくとも被照射面へ光を導くものであれば良く、光束の強度分布を略均一にするものであっても良い。接続部を変調部の入射面に当接させる構成とすることにより、導光素子と変調部との間の隙間を無くすことが可能となる。導光素子と変調部との間の隙間を無くすことにより、導光素子と空間光変調装置との接続部分における光の損失を低減することができる。変調部の入射面に当接可能な接続部を用いることにより、変調部の入射面に合わせて導光部を形成することも、導光部の出射側端部に合わせて変調部を形成することも不要となる。このため、導光部、変調部のいずれについても、導光素子と空間光変調装置との接続を考慮した設計変更をすること無く、導光素子と空間光変調装置とを接続することが可能である。これにより、空間光変調装置と合わせて用いられ、空間光変調装置との接続部分における光の損失を低減することが可能な導光素子を得られる。
また、本発明の好ましい態様によれば、接続部は、導光部の出射側端部に形成されることが望ましい。導光部の出射側端部に接続部を形成することにより、簡易な構成で、導光素子を空間光変調装置に接続することが可能となる。
また、本発明の好ましい態様によれば、接続部は、導光部からの光のうち特定の振動方向の偏光光を分離する偏光分離部であることが望ましい。接続部として偏光分離部を用いることにより、導光素子と空間光変調装置とを接続し、かつ導光部で略均一にされた光のうち特定の振動方向の偏光光のみを変調部へ入射させることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、偏光分離部は、特定の振動方向の偏光光を透過させ、特定の振動方向とは異なる他の振動方向の偏光光を反射する反射型偏光板を有することが望ましい。反射型偏光板に入射した光のうち特定の振動方向の偏光光は、反射型偏光板を透過し、変調部へ入射する。反射型偏光板に入射した光のうち他の振動方向の偏光光は、反射型偏光板で反射した後、導光部に戻る。導光部に戻った光は、例えば、導光部の入射側端部に設けられた反射ミラーで反射することにより、再び反射型偏光板の方向へ進行させることができる。再び反射型偏光板の方向へ進行した光のうち、特定の振動方向の偏光光は、反射型偏光板を透過する。再び反射型偏光板の方向へ進行した光のうち、他の振動方向の偏光光は、反射型偏光板で反射され、上記の循環を繰り返す。このようにして、特定の振動方向の偏光光を次々と出射させることができる。反射型偏光板を用いることにより、他の振動方向の偏光光を再利用し、特定の振動方向の偏光光を高い効率で供給することができる。
また、本発明の好ましい態様としては、変調部を支持する外枠部を有する空間光変調装置と組み合わせて用いられ、接続部は、外枠部に当接可能に形成された斜面部を備えることが望ましい。斜面部は、例えば、導光部や偏光分離部に面取り加工を施すことによって形成することができる。接続部は、斜面部を備える構成とすることにより、斜面部の先端部を変調部に当接させることができる。また、導光素子を空間光変調装置に接続する場合、斜面部を外枠部に押し当てることで、導光部及び変調部のサイズに関わらず正確な位置へ導光素子を導くことが可能である。このため、導光素子と空間光変調装置との精緻な位置合わせを行うことなく導光素子を空間光変調装置に接合させることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、変調部を支持する外枠部を有する空間光変調装置と組み合わせて用いられ、接続部は、外枠部にはめ込み可能に形成された段差部を備えることが望ましい。段差部は、例えば、導光部や偏光分離部に切削加工を施すことによって形成することができる。接続部は、段差部を備える構成とすることにより、接続部の一部を変調部に当接させることができる。また、導光素子を空間光変調装置に接続する場合、段差部を外枠部にはめ込むことで導光素子を空間光変調装置に接合させることができる。
また、本発明の好ましい態様としては、変調部を支持する外枠部を有する空間光変調装置と組み合わせて用いられ、偏光分離部は、外枠部に導光部を当接させることによって導光部と変調部との間に形成される空間と略同一の形状を有することが望ましい。偏光分離部として用いる偏光板や反射型偏光板は、空間光変調装置や、導光部であるロッドインテグレータと比較して、形状を自由に設定することができる。導光部と変調部との間に形成される空間と略同一の形状の偏光分離部を用いることにより、偏光分離部を変調部に当接させることができる。また、簡易な構成により、導光素子と変調部との間の隙間を無くすことが可能である。
また、本発明の好ましい態様としては、接続部は、透明部材を備える構造体を有し、構造体は、構造体の出射側端面が、変調部の入射面と略同一の形状で形成されることが望ましい。導光部からの光は、構造体を透過した後、変調部へ入射する。構造体の出射側端面を変調部の入射面と略同一の形状で形成することにより、構造体を外枠部にはめ込むことができる。構造体を外枠部にはめ込むことで、構造体を変調部に当接させることができる。また、導光素子と変調部との間の隙間を無くすことができる。
また、本発明の好ましい態様としては、構造体は、ロッドインテグレータであることが望ましい。構造体としてロッドインテグレータを用いることにより、構造体であるロッドインテグレータにおいて光を均一化することが可能である。これにより、光を均一化することが可能となる。
さらに、本発明によれば、光を供給する光源部と、上記の導光素子と、を有することを特徴とする照明装置を提供することができる。上記の導光素子を用いることにより、空間光変調装置との接続部分における光の損失を低減することができる。これにより、空間光変調装置と合わせて用いられ、空間光変調装置との接続部分における光の損失を低減することが可能な照明装置を得られる。
さらに、本発明によれば、上記の照明装置と、照明装置からの光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置と、を有することを特徴とする画像表示装置を提供することができる。上記の照明装置を用いることにより、照明装置と空間光変調装置との接続部分における光の損失を低減することが可能である。これにより、光の損失を低減でき、明るい画像を表示することが可能な画像表示装置を得られる。
以下に図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明の実施例1に係る照明装置100の概略構成を示す。図1では、照明装置100が、照明対象である空間光変調装置120と接続されている状態を示している。照明装置100は、固体発光素子であるLED101、及び導光素子110を有する。LED101は、主にチップの表面から光を供給する面発光型の光源部である。導光素子110は、中空ロッドインテグレータ102を備えている。中空ロッドインテグレータ102は、入射側端部からの光を出射側端部へ導く導光部である。また、中空ロッドインテグレータ102は、中空構造をなし、LED101からの光束の強度分布を略均一にする。LED101は、中空ロッドインテグレータ102の入射側端部に設けられている。図1では、照明装置100の説明のために、中空ロッドインテグレータ102から離れた位置にLED101を図示している。
中空ロッドインテグレータ102は、四角柱形状をなす4つの壁面により構成される。中空ロッドインテグレータ102の壁面は、例えば、硝子部材によって構成することができる。LED101からの光は、中空ロッドインテグレータ102の中空内部において、壁面で反射しながら空間光変調装置120の方向へ伝播する。中空ロッドインテグレータ102は、中空内部側の面に、反射面を設ける構成としても良い。反射面としては、例えば、基板にコーティングされた金属膜や誘電体多層膜を用いることができる。
中空ロッドインテグレータ102で強度分布が略均一にされた光は、空間光変調装置120に入射する。空間光変調装置120は、変調部122と、外枠部121とを有し、画像信号に応じた光を変調部122により変調する液晶型空間光変調装置である。変調部122は、液晶パネルを備える。外枠部121は、変調部122の周囲に設けられ、変調部122を支持している。導光素子110は、均一化された光を変調部122に供給する。
図2は、図1に示す構成のYZ断面を示す。中空ロッドインテグレータ102の出射側端部には、斜面部211が形成されている。斜面部211は、外枠部121に当接可能に形成されている。導光素子110は、斜面部211を外枠部121に当接させることで、空間光変調装置120に接合されている。外枠部121は、変調部122の外縁部を挟み込むことで変調部122を固定することから、変調部122とは段差をなすように設けられている。中空ロッドインテグレータ102の側から空間光変調装置120を見ると、外枠部121は、変調部122より手前に設けられている。このため、斜面部211を外枠部121に当接させることで、中空ロッドインテグレータ102の出射側端部のうち内壁面212側の部分は、変調部122の入射面に当接している。
中空ロッドインテグレータ102の出射側端部のうち変調部122の入射面に当接する部分には、不図示の平坦面が設けられることが望ましい。平坦面は、例えば0.2mmの幅で設けられている。平坦面を設けることで、中空ロッドインテグレータ102を当接することによる変調部122への負荷を低減することができる。また、平坦面を設けることにより、中空ロッドインテグレータ102の出射側外縁を鋭利に尖らせる必要が無いことから、加工性を向上させることもできる。変調部122の入射面のうち中空ロッドインテグレータ102が当接する部分は、変調部122のうちの非表示領域であることが望ましい。これにより、中空ロッドインテグレータ102からの光を変調部122の表示領域の全体へ入射させることができる。
図3は、導光素子110のうち、中空ロッドインテグレータ102の出射側部分の斜視構成を示す。斜面部211は、四角柱形状の角を面取りしてできる平坦面と同様の形状を有する。また、斜面部211は、中空ロッドインテグレータ102の4つの壁面について形成されている。接続部310は、導光部である中空ロッドインテグレータ102の出射側端部のうち、4つの斜面部211が形成されている部分である。
接続部310は、外枠部121(図2参照)に当接可能に形成された4つの斜面部211を備えている。また、接続部310は、変調部122の入射面に当接可能に形成され、空間光変調装置120と導光部である中空ロッドインテグレータ102とを接続させる。中空ロッドインテグレータ102の出射側端部に接続部310を形成することにより、簡易な構成で、導光素子110を空間光変調装置120に接続することが可能となる。なお、接続部310は、4つの斜面部211を備える構成に限られない。例えば、中空ロッドインテグレータ102の4つの壁面のうち、互いに対向する2つの面について形成された2つの斜面部211を備えることとしても良い。
図4は、斜面部211を設けない従来の導光素子410を用いる照明装置400と、空間光変調装置120とを接続する場合の不具合について説明するものである。出射側端部に斜面部211が設けられないことから、中空ロッドインテグレータ402は、空間光変調装置120のうち外枠部121のみに当接することとなる。この場合、変調部122に中空ロッドインテグレータ402が接合されず、中空ロッドインテグレータ402と変調部122との間の位置Pに隙間が生じる。このように、中空ロッドインテグレータ402と変調部122との間に隙間が生じることにより、光の損失を生じてしまう。
中空ロッドインテグレータ402と変調部122との間の隙間を無くすためには、中空ロッドインテグレータ402の出射側端部と略同一の形状の変調部122を用いることや、中空ロッドインテグレータ402が変調部122に当接するように外枠部121を変形することも考えられる。これに対して、空間光変調装置120は、さまざまなプロジェクタに適用させる汎用性を考慮した構成とする必要から、中空ロッドインテグレータ402の形状に合うように変調部122の形状を変更することは困難である。また、外枠部121は、変調部122の外縁部を挟み込むことで変調部122を固定するため、中空ロッドインテグレータ402が変調部122に当接するように外枠部121を変形することも難しい。
さらに、中空ロッドインテグレータ402の出射側端部を変調部122と略同一の形状とすることも考えられる。中空ロッドインテグレータ402は、光を伝播させる中空部分については、変調部122の入射面のうち画像を形成するための表示領域に合わせて形成する必要がある。また、中空ロッドインテグレータ402は、十分な強度を確保可能な厚みが決定されている。このため、中空ロッドインテグレータ402は、変調部122と略同一の形状の出射側端部を備えるように形成することが非常に困難である。
本実施例の照明装置100は、接続部310を変調部122の入射面に当接させる構成とすることにより、導光素子110と変調部122との間の隙間を無くすことが可能となる。導光素子110と変調部122との間の隙間を無くすことにより、導光素子110と空間光変調装置120との接続部分における光の損失を低減することができる。変調部122の入射面に当接可能な接続部310を用いることにより、変調部122の入射面に合わせて中空ロッドインテグレータ102を形成することも、中空ロッドインテグレータ102の出射側端部に合わせて変調部122を形成することも不要となる。
このため、中空ロッドインテグレータ102、変調部122のいずれについても、導光素子110と空間光変調装置120との接続を考慮した設計変更をすること無く、導光素子110と空間光変調装置120とを接続することが可能である。これにより、照明装置100と空間光変調装置120との接続部分における光の損失を低減することができるという効果を奏する。本発明の照明装置100は、画像を表示する画像表示装置に用いる場合に有用である。
斜面部211は、中空ロッドインテグレータ102に面取り加工を施すことによって容易に形成することができる。また、導光素子110を空間光変調装置120に接続する場合、斜面部211を外枠部121に押し当てることで、中空ロッドインテグレータ102及び変調部122のサイズに関わらず正確な位置へ導光素子110を導くことが可能である。このため、導光素子110と空間光変調装置120との精緻な位置合わせを行うことなく導光素子110を空間光変調装置120に接合させることができる。
なお、導光部としては、中空構造の中空ロッドインテグレータ102を用いる構成に限られず、透明部材を備える中実構造のロッドインテグレータを用いることとしても良い。また、照明装置100は、中空ロッドインテグレータ102の入射側端部に1つのLEDを設ける構成に限られず、複数のLEDを設ける構成としても良い。この場合、中空ロッドインテグレータ102の入射側端部に複数のLEDを設けるほか、ロッドインテグレータ等を用いて、複数のLEDからの光を中空ロッドインテグレータ102へ入射させる構成としても良い。複数のLEDを用いることにより、さらに明るい照明光を得ることができる。さらに、LED101と中空ロッドインテグレータ102との間に、光束の強度分布を略均一にするための他の構成、例えばフライアイレンズを設けても良い。
図5は、本発明の実施例2に係る照明装置500の構成を説明するものである。図5は、照明装置500が、照明対象である空間光変調装置120と接続している状態を断面構成にて示している。本実施例の照明装置500に設けられた導光素子510は、段差部511が設けられた中空ロッドインテグレータ502を備える。中空ロッドインテグレータ502は、入射側端部からの光を出射側端部へ導く導光部である。また、中空ロッドインテグレータ502は、中空構造をなし、LED101からの光束の強度分布を略均一にする。
段差部511は、中空ロッドインテグレータ102の出射側端部に形成されている。段差部511は、外枠部121にはめ込み可能に形成されている。導光素子110は、段差部511を外枠部121にはめ込むことで、空間光変調装置120に接合されている。段差部511は、外枠部121と変調部122とがなす段差に沿った形状をなしている。段差部511を外枠部121にはめ込むことで、中空ロッドインテグレータ502の出射側端部のうち内壁面212側の部分は、変調部122の入射面に当接している。
図6は、導光素子510のうち、中空ロッドインテグレータ502の出射側部分の斜視構成を示す。段差部511は、四角柱形状の隅をXY面に沿って切削しさらにXZ面に沿って切削することにより形成される段差と、同様の形状を有する。また、段差部511は、中空ロッドインテグレータ502の4つの壁面について形成されている。接続部610は、導光部である中空ロッドインテグレータ502の出射側端部のうち、4つの段差部511が形成されている部分である。
接続部610は、外枠部121(図5参照)に当接可能に形成された4つの段差部511を備えている。また、接続部610は、変調部122の入射面に当接可能に形成され、空間光変調装置120と導光部である中空ロッドインテグレータ502とを接続させる。本実施例においても、接続部610は、4つの段差部511を備える構成に限らず、例えば、互いに対向する2つの段差部511を備える構成としても良い。
図7は、段差部511の形状について説明するものである。中空ロッドインテグレータ502の出射側端部であって、段差部511が形成される部分のY方向の長さをw1、変調部122のY方向の長さをw2とすると、w1<w2の関係が成り立つ。また、段差部511が形成される部分のX方向の長さと変調部122のX方向の長さについても、同様の関係が成り立つ。
また、段差部511が形成されている部分のZ方向の長さをd1、外枠部121と変調部122の入射面との間のZ方向の長さをd2とすると、d1≧d2の関係が成り立つ。このような関係を備える段差部511を形成することにより、段差部511を外枠部121にはめ込み可能な形状とすることができる。段差部511は、例えば、中空ロッドインテグレータ502に切削加工を施すことによって形成することができる。
導光素子510を空間光変調装置120に接続する場合、段差部511を外枠部121にはめ込むことで導光素子510を空間光変調装置120に接合させることができる。これにより、上記の実施例1と同様に、照明装置500と空間光変調装置120との接続部分における光の損失を低減することができる。なお、図7に示す構成において、d1=d2とした場合、段差部511を変調部122のみならず外枠部121にも当接させることが可能となる。この場合、導光素子510を空間光変調装置120に固定することがさらに容易となる。
図8は、本発明の実施例3に係る照明装置800の構成を説明するものである。図8は、照明装置800が、照明対象である空間光変調装置120と接続している状態を断面構成にて示している。本実施例の照明装置800に設けられた導光素子810は、接続部として設けられた偏光板831を有することを特徴とする。導光素子810は、導光部である中空ロッドインテグレータ402と、中空ロッドインテグレータ402の出射側に設けられた偏光板831とを備える。
偏光板831は、中空ロッドインテグレータ402からの光のうち特定の振動方向の偏光光を分離する偏光分離部である。LED101は、p偏光光及びs偏光光を含む光を供給する。偏光板831は、特定の振動方向の偏光光、例えばp偏光光を透過させ、特定の振動方向とは異なる他の振動方向の偏光光、例えばs偏光光を吸収することで、p偏光光を分離する。中空ロッドインテグレータ402は、図4を用いて説明するように、従来から用いられる構成のものである。
また、偏光板831は、空間光変調装置120と導光部である中空ロッドインテグレータ402とを接続させる接続部である。偏光板831には、上記実施例1の中空ロッドインテグレータ102(図2参照)と同様に、斜面部811が設けられている。接続部として偏光板831を用いることにより、中空ロッドインテグレータ402で略均一にされた光のうち特定の振動方向の偏光光のみを変調部122へ入射させることができる。液晶型の空間光変調装置120は、入射光の偏光状態を変換することで変調を行う。光源からの光を空間光変調装置120で変調可能な特定の振動方向の偏光光に変換することで、明るい投写像を得ることが可能になる。従って、本実施例の照明装置800は、液晶型の空間光変調装置120を用いる画像表示装置に有用である。例えば、LED101からの光を特定の振動方向の偏光光に変換した後中空ロッドインテグレータ402に入射させる場合、中空ロッドインテグレータ402において光の偏光状態が変化してしまう場合がある。中空ロッドインテグレータ402の出射側に偏光板831を設けることで、特定の振動方向の偏光光を空間光変調装置120へ入射させることができる。
図9は、斜面部811を設けない偏光板931を導光素子910に用いた照明装置900と、空間光変調装置120とを接続する場合の不具合について説明するものである。導光素子910は、中空ロッドインテグレータ402の出射側端部と略同一の大きさで形成された平板状の偏光板931を有する。この場合も、変調部122に中空ロッドインテグレータ402が接合されず、図4に示す照明装置400と同様に隙間909を生じてしまう。
図8に戻って、本実施例の照明装置800は、偏光板831を変調部122の入射面に当接させることが可能であるから、導光素子910と変調部122との間の隙間を無くすことが可能である。これにより、上記実施例1と同様に、照明装置800と空間光変調装置120との接続部分における光の損失を低減することができる。なお、偏光板831は、p偏光光を透過し、s偏光光を吸収する構成に限らず、s偏光光を透過し、p偏光光を吸収するものとしても良い。いずれの透過特性の偏光板831を選択するかは、空間光変調装置120の特性に応じて適宜決定することができる。
図10は、本実施例の変形例1に係る照明装置1000の構成を説明するものである。本変形例の照明装置1000に設けられた導光素子1010は、段差部1011が設けられた偏光板1031を有することを特徴とする。本変形例においても、上記実施例2と同様に、照明装置1000と空間光変調装置120との接続部分における光の損失を低減することができる。
図11は、本実施例の変形例2に係る照明装置1100の構成を説明するものである。本変形例の照明装置1100は、図4に示した従来の照明装置400に加えて、偏光板1131が設けられることを特徴とする。偏光分離部である偏光板1131は、導光部である中空ロッドインテグレータ402を外枠部121に当接させることによって中空ロッドインテグレータ402と変調部122との間に形成される空間と、略同一の形状を有する。
偏光板1131は、空間光変調装置120や、中空ロッドインテグレータ402と比較して、形状を自由に設定することができる。中空ロッドインテグレータ402と変調部122との間に形成される空間と略同一の形状の偏光板1131を用いることにより、偏光板1131を変調部122に当接させることができる。また、他の変形例と比較して簡易な構成を用いて、導光素子1110と変調部122との間の隙間を無くすことができる。
図12は、本実施例の変形例3に係る照明装置1200の構成を説明するものである。本変形例の照明装置1200に設けられる導光素子1210は、反射型偏光板1231を有することを特徴とする。反射型偏光板1231は、中空ロッドインテグレータ402からの光のうち特定の振動方向の偏光光を分離する偏光分離部である。反射型偏光板1231は、特定の振動方向の偏光光、例えばp偏光光を透過させ、特定の振動方向とは異なる他の振動方向の偏光光、例えばs偏光光を反射することで、p偏光光を分離する。
反射型偏光板1231としては、ワイヤグリッド型偏光板を用いることができる。ワイヤグリッド型偏光板は、光学的に透明な硝子部材からなる基板の上に、金属、例えばアルミニウムで構成されるワイヤを格子状に設けた構成を用いることができる。ワイヤグリッド型偏光板は、振動方向がワイヤに略垂直である偏光光を透過し、振動方向がワイヤに略平行である偏光光を反射する。ワイヤグリッド型偏光板を、特定の振動方向の偏光光の振動方向に対してワイヤが略垂直となるように設けることにより、特定の振動方向の偏光光のみを透過させることができる。
中空ロッドインテグレータ402の入射側端部には、開口反射ミラー1232が形成されている。LED101からの光は、集光レンズ123によって開口反射ミラー1232の開口部に集光される。開口反射ミラー1232は、LED101からの光を開口部から中空ロッドインテグレータ402の中空内部へ進行させる。また、開口反射ミラー1232は、反射型偏光板1231から開口反射ミラー1232の方向へ進行する光を、反射型偏光板1231の方向へ反射する。開口反射ミラー1232の、LED101とは反対側には、λ/4位相板1233が設けられている。
反射型偏光板1231に入射した光のうちp偏光光は、反射型偏光板1231を透過した後、変調部122に入射する。反射型偏光板1231に入射した光のうちs偏光光は、反射型偏光板1231で反射した後、開口反射ミラー1232の方向へ進行する。開口反射ミラー1232の方向へ進行したs偏光光は、λ/4位相板1233を通過することで円偏光に変換される。円偏光に変換された光は、開口反射ミラー1232で反射した後再びλ/4位相板1233を透過することにより、p偏光光に変換される。このように、λ/4位相板1232に2回光を通過させることによって、光の振動方向を90度回転させることができる。
反射型偏光板1231に入射したp偏光光は、反射型偏光板1231を透過し、変調部122に入射する。反射型偏光板1231へ入射した光のうちs偏光光は、反射型偏光板1231で反射され、上記の循環を繰り返す。このようにして、特定の振動方向の偏光光を次々と変調部122へ入射させることができる。反射型偏光板1231を用いることにより、他の振動方向の偏光光を再利用し、特定の振動方向の偏光光を高い効率で供給することができる。なお、λ/4位相板1233は開口反射ミラー1232と反射型偏光板1231との間に設けられていれば良く、開口反射ミラー1232と重ね合わせて設ける場合に限られない。
反射型偏光板1231には、上記実施例1の中空ロッドインテグレータ102(図2参照)と同様に、斜面部1211が設けられている。本変形例においても、上記実施例1と同様に、照明装置1200と空間光変調装置120との接続部分における光の損失を低減することができる。
図13は、本発明の実施例4に係る照明装置1300の構成を説明するものである。図13は、照明装置1300が、照明対象である空間光変調装置120と接続している状態を断面構成にて示している。本実施例の照明装置1300に設けられた導光素子1310は、接続部として設けられたロッドインテグレータ1341を有することを特徴とする。導光素子1310は、導光部である中空ロッドインテグレータ402と、中空ロッドインテグレータ402の出射側に設けられたロッドインテグレータ1341とを備える。中空ロッドインテグレータ402からの光は、ロッドインテグレータ1341を透過した後、変調部122へ入射する。
ロッドインテグレータ1341は、透明部材を備える構造体である。ロッドインテグレータ1341は、直方体形状の透明な硝子部材からなる。ロッドインテグレータ1341に入射した光は、硝子部材と空気との界面において全反射を繰り返しながらロッドインテグレータ1341の内部を進行する。これにより導光素子1310は、中空ロッドインテグレータ402及びロッドインテグレータ1341を用いて、光の強度分布を略均一にする。また、ロッドインテグレータ1341は、空間光変調装置120と導光部である中空ロッドインテグレータ402とを接続させる接続部として機能する。なお、ロッドインテグレータ1341は、空間光変調装置120と導光部である中空ロッドインテグレータ402とを接続させる目的のみのために設けることとしても良く、光を均一化させるための長さを有しない構成としても良い。
図14は、ロッドインテグレータ1341の構成を説明するものである。構造体であるロッドインテグレータ1341は、出射側端面S1が、変調部122の入射面S2と略同一の矩形形状で形成されている。ロッドインテグレータ1341の出射側端面S1と変調部122の入射面S2とを略同一の形状とすることにより、ロッドインテグレータ1341を外枠部121にはめ込むことができる。ロッドインテグレータ1341を外枠部121にはめ込むことで、ロッドインテグレータ1341を変調部122に当接させることができる。また、導光素子1310と変調部122との間の隙間を無くすことができる。これにより、照明装置1300と空間光変調装置120との接続部分における光の損失を低減することができる。
図15は、本発明の実施例5に係る画像表示装置であるプロジェクタ1500の概略構成を示す。プロジェクタ1500は、画像信号に応じた光をスクリーンに投写し、スクリーンに対してプロジェクタ1500と同じ側から投写像を観察する、いわゆるフロント型プロジェクタである。プロジェクタ1500は、R光を供給するR光用照明装置100Rと、G光を供給するG光用照明装置100Gと、B光を供給するB光用照明装置100Bと、を有する。各照明装置100R、100G、100Bは、上記実施例1の照明装置100と同様の構成を有する。本実施例においては、上記実施例1と重複する説明は省略する。
R光用照明装置100Rは、R光用LED101Rを有する。R光用LED101Rは、R光を供給する。R光用照明装置100Rは、R光用LED101RからのR光を、照明対象である空間光変調装置120Rに供給する。空間光変調装置120Rは、R光を画像信号に応じて変調する液晶型空間光変調装置である。空間光変調装置120Rに入射した光のうちp偏光光は、変調によりs偏光光に変換される。空間光変調装置120Rでs偏光光に変換されたR光は、クロスダイクロイックプリズム1507に入射する。
G光用照明装置100Gは、G光用LED101Gを有する。G光用LED101Gは、G光を供給する。G光用照明装置100Gは、G光用LED101GからのG光を、照明対象である空間光変調装置120Gに供給する。空間光変調装置120Gは、G光を画像信号に応じて変調する液晶型空間光変調装置である。空間光変調装置120Gに入射したp偏光光は、変調によりs偏光光に変換される。空間光変調装置120Gでs偏光光に変換されたG光は、R光が入射する面とは異なる面からクロスダイクロイックプリズム1507に入射する。
B光用照明装置100Bは、B光用LED101Bを有する。B光用LED101Bは、B光を供給する。B光用照明装置100Bは、B光用LED101BからのB光を、照明対象である空間光変調装置120Bに供給する。空間光変調装置120Bは、B光を画像信号に応じて変調する液晶型空間光変調装置である。空間光変調装置120Bに入射したp偏光光は、変調によりs偏光光に変換される。空間光変調装置120Bでs偏光光に変換されたB光は、R光が入射する面及びG光が入射する面とは異なる面からクロスダイクロイックプリズム1507に入射する。
クロスダイクロイックプリズム1507は、2つのダイクロイック膜1507a、1507bを有する。ダイクロイック膜1507a、1507bは、X字型に直交して配置される。ダイクロイック膜1507aは、R光を反射し、G光を透過する。ダイクロイック膜1507bは、B光を反射し、G光を透過する。このように、クロスダイクロイックプリズム1507は、空間光変調装置120R、120G、120Bでそれぞれ変調されたR光、G光及びB光を合成する。投写光学系1510は、クロスダイクロイックプリズム1507で合成された光をスクリーン1520に投写する。
ダイクロイック膜1507a、1507bは、通常、s偏光光の反射特性に優れる。このため、ダイクロイック膜1507a、1507bでそれぞれ反射させるべきR光及びB光は、s偏光光となってクロスダイクロイックプリズム1507に入射することが望ましい。また、ダイクロイック膜1507a、1507bを透過させるべきG光は、p偏光光となってクロスダイクロイックプリズム1507に入射することが望ましい。s偏光光に変換されたG光をクロスダイクロイックプリズム1507に入射させるために、例えば、空間光変調装置120Gとクロスダイクロイックプリズム1507との間にλ/2位相板を設けることとしても良い。
上記実施例1の照明装置100と同様の構成を有する各色光用照明装置100R、100G、100Bを用いることにより、光の損失を低減でき、明るい画像を表示することができる。なお、各実施例の照明装置は、LEDに代えて、例えばEL素子や半導体レーザ等の他の固体発光素子や、固体発光素子以外の発光体、例えば、超高圧水銀ランプ等のランプを用いても良い。また、プロジェクタ1500に用いる空間光変調装置は、透過型の液晶表示装置に限らず、反射型の液晶表示装置を用いても良い。さらに、照明装置を設ける画像表示装置はプロジェクタに限らず、例えば空間光変調装置で変調された光を直視するディスプレイであっても良い。
以上のように、本発明に係る導光素子は、画像表示装置であるプロジェクタに用いることで明るい画像を表示する場合に適している。
本発明の実施例1に係る照明装置の概略構成を示す図。 図1に示す構成のYX断面を示す図。 中空ロッドインテグレータの出射側部分の斜視構成を示す図。 従来の構成を説明する図。 本発明の実施例2に係る照明装置の構成を説明する図。 中空ロッドインテグレータの出射側部分の斜視構成を示す図。 段差部の形状について説明する図。 本発明の実施例3に係る照明装置の構成を説明する図。 従来の構成を説明する図。 実施例2の変形例1に係る照明装置の構成を説明する図。 実施例2の変形例2に係る照明装置の構成を説明する図。 実施例2の変形例3に係る照明装置の構成を説明する図。 実施例2の変形例4に係る照明装置の構成を説明する図。 ロッドインテグレータの構成を説明する図。 本発明の実施例5に係るプロジェクタの概略構成を示す図。
符号の説明
100 照明装置、102 中空ロッドインテグレータ、110 導光素子、120 空間光変調装置、121 外枠部、121 変調部、211 斜面部、212 内壁面、310 接続部、400 照明装置、402 中空ロッドインテグレータ、410 導光素子、500 照明装置、502 中空ロッドインテグレータ、510 導光素子、511 段差部、610 接続部、800 照明装置、810 導光素子、811 斜面部、831 偏光板、900 照明装置、909 隙間、910 導光素子、931 偏光板、1000 照明装置、1010 導光素子、1011 段差部、1031 偏光板、1100 照明装置、1110 導光素子、1131 偏光板、1200 照明装置、1210 導光素子、1211 斜面部、123 集光レンズ、1231 反射型偏光板、1232 開口反射ミラー、1233 λ/4位相板、1300 照明装置、1310 導光素子、1341 ロッドインテグレータ、S1 出射側端面、S2 入射面、1500 プロジェクタ、100R R光用照明装置、100G G光用照明装置、100B B光用照明装置、101R R光用LED、101G G光用LED、101B B光用LED、120R、120G、120B 空間光変調装置、1507 クロスダイクロイックプリズム、1507a、1507b ダイクロイック膜、1510 投写光学系、1520 スクリーン

Claims (11)

  1. 画像信号に応じて光を変調する空間光変調装置の変調部に光を供給するための導光素子であって、
    入射側端部からの光を出射側端部へ導く導光部と、
    前記変調部の入射面に当接可能に形成され、前記空間光変調装置と前記導光部とを接続させる接続部と、を有することを特徴とする導光素子。
  2. 前記接続部は、前記導光部の前記出射側端部に形成されることを特徴とする請求項1に記載の導光素子。
  3. 前記接続部は、前記導光部からの光のうち特定の振動方向の偏光光を分離する偏光分離部であることを特徴とする請求項1又は2に記載の導光素子。
  4. 前記偏光分離部は、前記特定の振動方向の偏光光を透過させ、前記特定の振動方向とは異なる他の振動方向の偏光光を反射する反射型偏光板を有することを特徴とする請求項3に記載の導光素子。
  5. 前記変調部を支持する外枠部を有する前記空間光変調装置と組み合わせて用いられ、
    前記接続部は、前記外枠部に当接可能に形成された斜面部を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の導光素子。
  6. 前記変調部を支持する外枠部を有する前記空間光変調装置と組み合わせて用いられ、
    前記接続部は、前記外枠部にはめ込み可能に形成された段差部を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の導光素子。
  7. 前記変調部を支持する外枠部を有する前記空間光変調装置と組み合わせて用いられ、
    前記偏光分離部は、前記外枠部に前記導光部を当接させることによって前記導光部と前記変調部との間に形成される空間と略同一の形状を有することを特徴とする請求項3又は4に記載の導光素子。
  8. 前記接続部は、透明部材を備える構造体を有し、
    前記構造体は、前記構造体の出射側端面が、前記変調部の入射面と略同一の形状で形成されることを特徴とする請求項1に記載の導光素子。
  9. 前記構造体は、ロッドインテグレータであることを特徴とする請求項8に記載の導光素子。
  10. 光を供給する光源部と、
    請求項1〜9のいずれか一項に記載の導光素子と、を有することを特徴とする照明装置。
  11. 請求項10に記載の照明装置と、
    前記照明装置からの光を画像信号に応じて変調する空間光変調装置と、を有することを特徴とする画像表示装置。
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US8534895B2 (en) 2011-04-21 2013-09-17 Minebea Co., Ltd. Light emitting device with a point-like light source
JP7491330B2 (ja) 2022-02-25 2024-05-28 セイコーエプソン株式会社 光源装置およびプロジェクター

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