JP2004138071A - 流体システム内の圧力脈動を減衰するための装置 - Google Patents

流体システム内の圧力脈動を減衰するための装置 Download PDF

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    • F02M63/0225Fuel-injection apparatus having a common rail feeding several injectors ; Means for varying pressure in common rails; Pumps feeding common rails

Abstract

【課題】可変の供給圧を有する燃料システムにおいて使用することができ、しかも小さな構造と長い寿命とを有するような装置を提供する。
【解決手段】ハウジング38,40と、作業室66とが設けられていて、該作業室66が流体システムに連通しており、作業室66内に、ダイヤフラム54によって密に閉鎖された少なくとも1つのガス容積58が設けられている。
【選択図】図2

Description

 本発明は、流体システム、特に内燃機関の燃料システム内の圧力脈動を減衰するための装置であって、ハウジングと、少なくとも1つの作業室とが設けられていて、該作業室が、少なくとも所定の範囲で流体システムに連通している形式のものに関する。
 このような形式の装置は、ドイツ連邦共和国特許出願公開第19539885号明細書に基づき公知である。同ドイツ連邦共和国特許出願公開明細書には、燃料直接噴射式の内燃機関の燃料システムが開示されている。燃料はプレフィードポンプから高圧ピストンポンプへ圧送される。この高圧ピストンポンプは燃料を極めて高い圧力にまで圧縮する。この高圧ピストンポンプから燃料は燃料集合管路(「レール」)に流入する。高圧ピストンポンプは内燃機関のカム軸によって駆動される。高圧ピストンポンプの圧送量をカム軸の回転数とは無関係に独立して調節できるようにするために、量制御弁が設けられている。この量制御弁により、高圧ピストンポンプの圧送室は圧送行程中に短時間、燃料システムの、電気的なプレフィードポンプと高圧燃料ポンプとの間に設置された範囲に接続され得る。
 しかしこれにより、燃料システムのこの範囲に著しい圧力脈動が導入される。この圧力脈動を減衰するためには、燃料システムのこの範囲に圧力減衰器が設けられている。この圧力減衰器はハウジングとピストンとから成っており、このピストンはばねによって予荷重もしくはプレロードをかけられる。
 市場からは、ばねによって予荷重もしくはプレロードをかけられたゴムダイヤフラムを用いて作動する圧力減衰器も知られている。無圧状態のシステム(つまりたとえば内燃機関が遮断された状態)においてゴムダイヤフラムが時間と共に許容し得ない程に伸長されないようにするために、ストッパが設けられている。ダイヤフラムは小さな圧力のときにこのストッパに支持される。
 ドイツ連邦共和国特許出願公開第19539885号明細書に基づき公知の燃料システムでは、プレフィードポンプと高圧ピストンポンプとの間の圧力がほぼ一定である。しかし、最近の燃料システムでは、この圧力が可変である場合がある。この圧力は典型的には0.5〜8バールであり、この場合、最大約10〜12バールまでの過負荷防止手段が存在していなければならない。ゴムダイヤフラムを有する公知の圧力減衰器がこのような燃料システムで使用されると、たとえば0.5バールの低いシステム圧と、重畳された圧力脈動とにおいてゴムダイヤフラムがストッパに当接してしまう危険が生じる。これにより、圧力減衰器の減衰作用が弱められ、ゴムダイヤフラムに損傷が発生する恐れがある。ピストンとばねとを備えた、ドイツ連邦共和国特許出願公開第19539885号明細書に基づき公知の圧力減衰器は、可変の供給圧を有するこのような燃料システムにおける使用時では極めて大きな構造を有しなければならない。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第19539885号明細書
 したがって、本発明の課題は、冒頭で述べた形式の装置を改良して、可変の供給圧を有する燃料システムにおいて使用することができ、しかも小さな構造と長い寿命とを有するような装置を提供することである。
 この課題を解決するために本発明の構成では、冒頭で述べた形式の装置において、作業室内に、ダイヤフラムによって密に閉鎖された少なくとも1つのガス容積が設けられているようにした。
 本発明によれば、閉鎖されたガス容積の使用に基づき、ガスの圧縮性を、ダイヤフラムの、圧力脈動の減衰のために必要となる弾性的な運動を確保するために利用することができる。この場合、ダイヤフラムは機械的なエレメントによっては負荷されない。このことはダイヤフラムの寿命を著しく向上させると同時に、損傷の危険を低減する。さらに、このようなガス容積はほとんど任意のジオメトリ形状(幾何学的形状)で実現することができる。すなわち、このガス容積は極めてスペース節約的に流体システム内に収納することができる。本発明による装置の別の利点は、漏れ管路を不要にすることができることにある。これにより、燃料システムの構造は一層単純化される。
 請求項2以下には、本発明の有利な改良形が記載されている。
 第1の改良形では、ダイヤフラムが金属から成っていることが提案される。このようなダイヤフラムは種々の利点を有している。すなわち、第1に、このようなダイヤフラムは汎用のガスならびに流体に対して極めて密である。この場合、特にHCエミッションに対する金属ダイヤフラムの高いシール性が極めて好都合となる。第2に、金属ダイヤフラムの場合には、たとえば内燃機関が遮断された状態における低い圧力においても、時間と共に過剰伸長が生じないので、金属ダイヤフラムを備えた減衰装置は、大きな範囲内で可変となる流体圧を有する流体システムにおいて使用され得る。
 また、ガス容積が、両端部をガス密に閉鎖された肉薄の金属管によって形成されても有利である。このことは極めて簡単にかつ廉価に実現され得る。
 作業室の少なくとも1つの外壁が、同じくダイヤフラムとして形成されていると、最小限の構成スペースで、ハイドロリック的に有効となる付加的な有効面が得られる。これにより、本発明による装置の効率がもう一度著しく向上されると同時に、小さな所要スペースが得られる。
 封入されたガス容積が、標準の外圧(たとえば1013hPa)において規定の圧力、有利には過圧を有していると特に有利である。このような規定の圧力を用いて、「ばね剛性」を調節することができる。通常では、封入されたガス容積内に、外圧に比べて過圧が設定される。なぜならば、これによってダイヤフラム材料の可能となる全応力範囲(引張・圧縮)を利用することができるからである。
 しかし、負圧または標準圧も考えられる。ダイヤフラムの圧縮により生じる圧力増大分を差し引いた最大運転過圧のほぼ1/2に相当するような内部過圧が設定されると有利である。
 この場合、封入されたガス容積の最小化により、ガス容積の効率を最適化することができる。すなわち、このような最小化により、より高いばね剛性が実現される。これにより、ダイヤフラムは一層薄くなり、ダイヤフラム材料内の応力を最小限に抑えることができる。さらに、全作業領域において、当該装置の、当接なしの作業が可能となる。さらに、全運転領域にわたって負荷が減少される。なぜならば、封入された内圧により、ダイヤフラム壁全体にわたる圧力差が減じられるからである。これによって、ダイヤフラムジオメトリを、より高いストローク距離およびより小さな圧力負荷もしくは小さな組込み容積が得られるように設計することができる。
 この場合に、ガス容積は閉鎖可能な開口を有していてよい。この開口を介して圧力を調節することができる。このことはガス容積の製造を容易にする。さもないと、製造自体を規定の圧力において行わなければならなくなる。
 ダイヤフラムが少なくとも1つのエンボス加工部(Sicke)を有しているような本発明による装置の構成が特に有利である。このようなエンボス加工部により、ダイヤフラム自体のばね特性ならびに強度特性に決定的な影響を与えることができる。すなわち、エンボス加工部を用いて、ダイヤフラムを流体システムのそれぞれ個々の要求に適合させることができる。とりわけ、比較可能な構成容積を有する減衰器に、より多くの減衰容積を付与することができるか、または択一的により小さな構造を付与することができる。この場合、エンボス加工部は種々異なる高さおよび/または種々異なる延在長さ(Verlauf)および/または種々異なる横断面を有していてよい。こうして、負荷方向に応じてダイヤフラムの非対称的なばね剛性を得ることができる。
 これにより、たとえば圧力減衰装置の主作業領域においては、ダイヤフラムの意図的なばね定数、たとえば十分に一定でかつ軟らかめのばね定数を達成することができる。それに対して、滅多に使用されない運転領域では、より高い剛性を実現することができる。こうして、非線形のばね特性線もしくは部分的にのみ線形のばね特性線を達成することができる。これにより、流体システムの全運転領域において最適な減衰作用が達成されると同時に、小さな構成スペースが得られる。
 エンボス加工部はこの場合、ダイヤフラムの縁部に最大応力が生じるのではなく、ダイヤフラムの面全体にわたって機械的な応力ができるだけ均一に分配されるように成形されていてもよい。さらに、相応するダイヤフラム設計により、引張・圧縮応力領域における材料帯域幅全体を使用することができる。
 また、ダイヤフラムが、少なくとも1つのストッパ区分を有しており、該ストッパ区分が、ダイヤフラムの最大変位時に対応面と当接するようになっていてもよい。ダイヤフラムの最大変位は、ダイヤフラムにおける損傷、たとえば塑性変形がまだかろうじて回避されるように設定される。したがって、当該装置は少なくともある程度の範囲内で「過負荷防止」されている。すなわち、当該装置は過負荷の際でもまだ、損傷を受けることなく減衰機能を発揮するわけである。
 上記構成の改良形では、前記対応面が、ハウジング、別個のストッパ部分および/または別のダイヤフラムに形成されていることが提案される。すなわち、過負荷防止は種々の形式で極めて簡単かつ廉価に実現され得る。ハウジングに設けられたストッパ面は、たとえば深絞り成形により製造することができる。このことは極めて簡単でかつ廉価である。別個のストッパ部分も廉価である。この場合、同じ減衰器に対して種々異なるストッパ部分が設けられていてよいので、同じ装置を種々異なる使用条件に容易に適合させることができる。別のダイヤフラムにストッパ面を設けることも、やはりスペースを節約する。
 本発明のさらに別の改良形では、封入されたガス容積が、充填範囲により減じられることが提案される。この充填範囲はストッパ部分(この場合には「充填部材」として作用する)により形成されるか、またはハウジング区分により形成され得る。既に上で述べたように、ガス容積の減少に基づき、当該装置のばね剛性を高めることができる。その結果、ダイヤフラムは一層薄く形成されていてよく、このことは良好な動力学性および小さな構成寸法をもたらす。
 本発明による装置の有利な構成は、ガス容積が、少なくとも2つのダイヤフラムによって仕切られており、該ダイヤフラムの縁部の範囲が緊締されていることにある。このような圧力減衰器は比較的扁平の構造もしくは薄い構造を有している。このことは、ダイヤフラムがほぼ互いに平行に形成されていると一層助成される。この場合、原則的にはもちろん、ガス容積を、両ダイヤフラムの間に位置する空間内に、両ダイヤフラムの接合時に持ち込むことが考えられるので、充填開口を不要にすることができる。
 また、ガス容積が両ダイヤフラムの間に形成されており、両ダイヤフラムが、それぞれ少なくとも1つのストッパ面もしくは対応面を有しており、該ストッパ面と該対応面とが、両ダイヤフラムの最大変位時に互いに接触するようになっているような装置も提案される。これにより、高い圧力の場合に両ダイヤフラム面が互いに向かって運動することが利用される。両ダイヤフラム面が互いに接触すると、両ダイヤフラムはストッパ面によって相互に支持される。これらのストッパ面は平坦に形成されていてよく、これによりダイヤフラムのきれいな相互当接が得られる。これにより、別個のストッパが必要とされることなしに、高すぎる圧力におけるダイヤフラムの過剰負荷が信頼性良く排除される。
 また、両ダイヤフラムの縁部が互いに密に結合されていて、半径方向内側でシールラインによって緊締されていることも可能である。特にこの結合が溶接シームによって行われる場合、本発明による装置のこのような構成に基づき、溶接シームが付加的な機械的力に耐えなければならないことが阻止される。したがって、密な結合はシールのためにのみ働き、なお別の役目を引き受ける必要はなく、こうして特に高いシール性要求を確実に満たすことができる。すなわち、本発明による圧力減衰器の耐久性を評価するためには、ダイヤフラム自体を見るだけで済む。
 この場合、緊締部が、構造弾性を有していると特に有利である。「構造弾性」とは、「構造的に与えられている」弾性を意味する。たとえば、ゴム弾性的な材料から成る保持リングを使用するか、またはばね区分を有する金属から成る保持装置を使用することができる。これによって、一方ではダイヤフラムの確実な位置固定が達成され、他方では製作誤差が補償され得る。原則的に、緊締部はダイヤフラムのいかなる個所にも作用することができるが、しかし両ダイヤフラムの中心平面の範囲における使用が特に好都合となる。
 両ダイヤフラムが同一に形成されていると、本発明による装置にかかるコストが減じられる。
 両ダイヤフラムの作業室が2つの流体範囲に分割され、両流体範囲が流体接続部によって互いに連通していると、本発明による装置の構成スペースは特に小さくなる。
 両ダイヤフラムの間の環状のスペーサが設けられていると有利である。このスペーサにより、封入されたガス容積が簡単に規定されるか、もしくは高められる。この場合には、このスペーサに、作業室の両流体範囲を互いに接続する流体接続部を形成することが廉価に可能となる。
 当該装置が、燃料ポンプのハウジング内に組み込まれていると特に有利である。燃料ポンプのハウジング内では、本発明の利点が特に顕著に現れる。なぜならば、このような燃料ポンプは通常、極めて小さな構造を有していることが望ましいからである。
 燃料ポンプでは、しばしば環状の範囲が設けられており、このような範囲に軸またはピストンが配置されている。このような場合に、作業室が環状室を有しており、ガス容積が同じく環状に形成されていると、本発明による減衰装置を特にスペース節約的に収納することができる。この場合、作業室とガス容積とが、燃料ポンプに設けられたシリンダに、シリンダ軸線に対して少なくともほぼ同軸的に配置されていると特に有利である。これによって、圧力減衰器はいわばシリンダと、このシリンダ内に存在するピストンとを取り囲んでおり、このことは付加的にさらに騒音減衰を生ぜしめる。
 また、ガス容積が前記環状室内に螺旋体の形で配置されており、該螺旋体と前記環状室とが少なくともほぼ同軸的に形成されていることも提案される。このような螺旋体により、大きな変形面が得られ、このような大きな変形面は特に有効な脈動減衰のために役立つ。
 螺旋状のガス容積が作業室の外壁に対して予荷重もしくはプレロードをかけられていると、付加的な部分なしに作業室内でのガス容積の位置固定が得られる。
 螺旋状のガス容積が作業室の軸方向にねじ状に延びていると、ガス容積の有効面積を一層増大させることができる。
 螺旋状およびねじ状のガス容積が、軸方向で作業室の端部に対して予荷重もしくはプレロードをかけられていると、付加的な部分なしにガス容積の位置固定が可能となる。
 本発明による装置のさらに別の有利な構成では、ガス容積がヘリウムで充填されている。このことは漏れの検出を容易にする。
 さらに、ダイヤフラムおよび/またはハウジングが磁気的に形成されていてよい。相応する製造方法(たとえば機械的な圧延および押込み成形)により、材料には磁気特性を有するマルテンサイト組織(「変形マルテンサイト」)が生じる。この磁気特性が、相応する構成部分に意図的に残されると、当該装置は流体中に存在する磁気汚染粒子を捕獲して、これらの汚染粒子の分配を阻止することができる。このことは流体システム内に存在するコンポーネント、たとえばポンプの信頼性を向上させる。さらにコストも節約される。なぜならば、構成部分の手間のかかる消磁が不要となるからである。当該装置内には、直接に互いに接触していてかつ互いに相対的に可動となる部分が存在しないので、捕獲された汚染粒子が当該装置において機能を損なう恐れは生じない。
 さらに、ダイヤフラムが、残留応力もしくは固有応力(Eigenspannung)を有する帯状材料から製造されていることも可能である。このような固有応力は変形プロセス中に面状の延伸を生ぜしめるので、材料は変形された状態で反りを有している。この状態は、特にダイヤフラムが少なくとも1つのベローズ区分を有している場合に、ダイヤフラムボックスの製造を簡単にするために意図的に利用することができる。すなわち、延伸に基づき、ダイヤフラムの、無圧状態で面状に互いに接触する範囲を意図的に互いに離隔させておく必要はなくなる。したがって、ダイヤフラムの確実な排気およびたとえばヘリウムによるガス容積の確実な充填が簡単にかつ信頼性良く可能となる。
 この場合、組立て順序は以下の通りであってよい:まず、ダイヤフラムの個々の区分(「セグメント」)が互いに積み上げられて、溶接装置内で積み重ねられる。溶接装置の閉鎖後に、溶接装置の内室が排気されて、所望の圧力を有する充填ガス、たとえばヘリウムで充填される。この段階では、延伸されたダイヤフラム区分により、充填ガスがあらゆる間隙内に確実に流入することが確保される。次いで、ダイヤフラムの個々の区分が押し合わされて、互いに溶接される。
 本発明による装置のさらに別の有利な構成では、ダイヤフラムが少なくとも1つのエンボス区分と少なくとも1つのベローズ区分とを有している。このことは両構成の利点の組合せを可能にする。
 さらに、ダイヤフラムの半径方向外側の縁部が固定用区分を有しており、該固定用区分が、中心軸線に対してほぼ平行に延びていて、ハウジングに固定されていると有利である。こうして、ハウジングの全内径をハイドロリック的に有効に利用することができる。このことは所要構成スペースを最小限に抑えると同時にコストを低減させる。
 この場合、当該装置が緊締装置を有しており、該緊締装置が前記固定用区分を半径方向でハウジングに対して負荷していることが可能である。緊締装置は、たとえば緊締リングとして形成されていてよい。この緊締装置により、ハウジングにおけるダイヤフラムの固定部が負荷軽減される。
 以下に、本発明を実施するための最良の形態を図面につき詳しく説明する。
 図1には、内燃機関の燃料システム全体が符号10で示されている。内燃機関自体は詳細には図示されていない。
 燃料システム10は燃料タンク12を有しており、この燃料タンク12からは電気的な燃料ポンプ14によって燃料が低圧燃料管路16へ圧送される。この低圧燃料管路16は高圧燃料ポンプ18(一点鎖線によりシンボリックに示す)に通じている。
 高圧燃料ポンプ18は圧送室20を有している。この圧送室20は、図1には図示されていないピストンによって仕切られる。このピストンは、やはり図示されていない駆動軸によって往復運動させられる。この駆動軸は、やはり図示されていない内燃機関のカム軸により駆動される。高圧燃料ポンプ18はさらに流入弁22を有しており、この流入弁22は逆止弁として形成されている。さらに流出弁24が設けられている。この流出弁24も同じく逆止弁により形成されている。
 高圧燃料ポンプ18は燃料を極めて高い圧力にまで圧縮し、そしてこの燃料を燃料集合管路26(「レール」)へ圧送する。この燃料集合管路26内に燃料は高い圧力下に蓄えられる。燃料集合管路26には、複数の燃料噴射装置28が接続されている。これらの燃料噴射装置28は、それぞれ対応する燃焼室30内に燃料を直接に噴射する。
 高圧燃料ポンプ18の圧送量を、駆動軸の回転数とは無関係に独立して調節できるようにするために、量制御弁32が設けられている。この量制御弁32はソレノイドアクチュエータ33によって操作される。このソレノイドアクチュエータ33は制御装置(図示しない)によって制御される。量制御弁32は、高圧燃料ポンプ18の圧送行程時に流入弁22が強制的に開放され得るように形成されている。これにより、圧送室20内に圧力下に存在する燃料が燃料集合管路26へ圧送されるのではなく、低圧燃料管路16へ戻されるようになる。量制御弁32の相応する切換位置は符号34で示されている。
 これによって低圧燃料管路16へ導入された圧力脈動は、圧力脈動を減衰するための装置によって減衰される。この装置は図1において符号36で示されており、以下においては簡単に「圧力減衰器」と呼ぶものとする。圧力減衰器36は次のように構成されている(図2および図3参照)。
 圧力減衰器36は下側部分38と上側部分40とを備えたハウジングを有している。下側部分38は、図2に示した断面図で見て茸形の形状を有していて、すなわち中心軸線41とほぼ回転対称的に形成されている。下側部分38は据付け区分42と、この据付け区分42の中心に加工成形された流入通路43と、全体的に皿形でかつ平面図で見て円形の底区分44とを有しており、この底区分44により形成された平面は全体的に中心軸線41に対してほぼ直角の角度を成している。ハウジングの上側部分40は同じく皿形でかつ平面図で見て円形に形成されている。
 ハウジングの下側部分38の底区分44とハウジングの上側部分40との間には、環状のスペーサ46が配置されている。このスペーサ46は溶接シーム48a,48bを介して、一方ではハウジングの下側部分38の底区分44と、他方ではハウジングの上側部分40と、それぞれ固く溶接されている。スペーサ46において半径方向内側へ向かって延在する環状の保持区分52には、平面図で見て全体的に円形の2つのダイヤフラム54a,54bが固定されている。ダイヤフラム54a,54bの固定は、両ダイヤフラム54a,54bの最も外側の縁部に設けられた環状の溶接シーム57a,57bによって行われる(図3参照)。両ダイヤフラム54a,54bは肉薄に形成されていて、金属、有利には特殊鋼から成っている。
 上側のダイヤフラム54aと下側のダイヤフラム54bとスペーサ46との間には、ガス容積58が封入されている。ガスは、環状のスペーサ46に設けられた通路60を通じて持ち込まれる(図2参照)。両ダイヤフラム54a,54bの間のガス容積58内にガスが持ち込まれた後に、通路60はボール62によって閉鎖される。ハウジングの底区分44と上側部分40とスペーサ46との間の範囲全体は、作業室66を形成している。すなわち、ガス容積58は作業室66の内部に配置されている。
 ハウジングの下側部分38の底区分44と下側のダイヤフラム54bとの間には、作業室66の第1の流体範囲64が形成されている。ハウジングの上側部分40と上側のダイヤフラム54aとの間には、作業室66の第2の流体範囲68が形成されている。両流体範囲64,68は、環状のスペーサ46に設けられた通路70によって互いに連通することができる。
 両ダイヤフラム54a,54bは同一の構造を有している(図面を見易くするという理由から、図3には上側のダイヤフラム54aについてのみ全ての符号が書き込まれている)。両ダイヤフラム54a,54bの半径方向外側の縁部は、半径方向に延びる保持区分72を有している。この保持区分72によって両ダイヤフラム54a,54bはそれぞれ環状のスペーサ46に溶接されている。両ダイヤフラム54a,54bの保持区分72からは、約80゜の角度でばね区分74が折り曲げられている。すなわち、ばね区分74はほぼ軸方向に沿って延びている。ばね区分74には、半径方向に延びるエンボス区分76が一体成形されている。このエンボス区分76は延在する多数のエンボス加工部(Sicken)78により特徴付けられる。これらのエンボス加工部78は圧力減衰器36の中心軸線41を中心にして同心的に延びている。両ダイヤフラム54a,54bの中央の範囲は平坦に形成されている。上側のダイヤフラム54aにおける相応する範囲はストッパ区分80aと呼ばれ、下側のダイヤフラム54bにおける相応する範囲は対応面80bと呼ばれる(図2参照)。
 圧力減衰器36は次のようにして作動する:
 作業室66の、図2および図3で見て下側の流体範囲64(用語「下側」および「上側」は以降、常に図面で見た場合の表現であり、圧力減衰器自体は原則的に空間中に任意の向きで配置されていてよい)は、据付け区分42に設けられた流入通路43を介して低圧燃料管路16と連通している。作業室66の上側の流体範囲68は通路70を介して、下側の流体範囲64と連通している。作業室66の内部には、両ダイヤフラム54a,54bと環状のスペーサ46とにより仕切られたガス容積58が存在している。このガス容積58は燃料システム10の休止状態では、外部雰囲気に対して軽度の過圧下にある。この過圧により、両ダイヤフラム54a,54bのエンボス区分76とストッパ区分80aもしくは対応面80bとは、少しだけ外側へ向かって前湾曲させられる。
 しかし、両ダイヤフラム54a,54bと、両ダイヤフラム54a,54bに対して隣接したハウジングの底区分44もしくは上側部分40との間の間隔は、燃料システム10の休止状態においても、つまり無圧の燃料システム10においても、両ダイヤフラム54a,54bと、対応するハウジング区分、つまり底区分44もしくは上側部分40との接触が回避されるような大きさに形成されている。ダイヤフラムの「ストローク」のこのような制限は、ダイヤフラム材料として金属を使用することにより可能となる。
 両ダイヤフラム54a,54bとハウジングの上側部分40もしくは底区分44との間隔は、大きな圧力アンダシュート(Druck−Unterschwingen)の場合に、たとえば100kPaよりも小さなシステム圧において、両ダイヤフラム54a,54bがハウジングの上側部分40もしくは底区分44に接触しないように設定されている。これによって、圧力減衰器36の減衰機能は、この運転領域もしくは圧力領域においてもまだ保証されている。
 燃料システム10が運転状態にある場合、つまり電気的な燃料ポンプ14が規定の圧力で燃料を圧送する場合、両ダイヤフラム54a,54bは互いに接近する方向へ運動させられる。この場合、ガス容積58内の圧力と、両ダイヤフラム54a,54bの剛性とは、低圧燃料管路16内の標準の運転圧において、つまり約0.5〜8バールの運転圧において、両ダイヤフラム54a,54bの相互接触が行われないように設定されている。したがって、圧力変動は燃料システム10のこのような標準の運転領域では、両ダイヤフラム54a,54bの相応する運動とガス容積58の圧縮とによって問題なく吸収され、ひいては減衰され得る。
 低圧燃料管路16内に過負荷が発生した場合、つまり圧力がたとえば10バールを超えるまで上昇した場合には、上側のダイヤフラム54aのストッパ区分80aと、下側のダイヤフラム54bの対応面80bとが互いに当接し合う。したがって、両ダイヤフラム54a,54bはもはやそれ以上運動することができなくなるので、両ダイヤフラム54a,54bの過剰負荷は回避され得る。低圧燃料管路16内の過負荷発生時における両ダイヤフラム54a,54bのきれいな当接が保証されるようにするためには、ストッパ区分80aと対応面80bとが平坦にまたはクラウニング状に加工されている。
 両ダイヤフラム54a,54bの間に封入されているガス容積58の圧力の他に、環状のスペーサ46の高さによっても、圧力減衰器36の特性に影響を与えることができる。この高さは特に、両ダイヤフラム54a,54bが互いに当接する際の圧力に影響を与える。
 さらに、保持区分52の内側ジオメトリを適当に形成することにより(たとえば図3の位置53における)、内部容積を意図的に減小させることもできる。これにより、封入されたガス容積58により形成された空気ばねの効率を一層高めることができる。
 エンボス加工部78の形状ならびにその数も、圧力減衰器36の特性を決定するための重要な要因となる。30〜60mmの直径と、0.2〜1.0mmの肉厚さとを有するダイヤフラムでは、種々異なるエンボス加工部高さを有する3〜6つのエンボス加工部78の数が有利であることが判った。エンボス加工部高さはこの場合、+/−0.15〜2mmの間で変動していてよい。エンボス加工部78は円形、正弦形またはスプライン形に形成されていてよい。
 こうして、両ダイヤフラム54a,54bが図2および図3で見て下方または上方から負荷された場合に非対称的なばね剛性を達成することもできる。これにより、燃料システムもしくは低圧燃料管路16の汎用の運転圧領域においては、一定のばね定数を有する比較的小さな剛性を達成し、それに対して、滅多に使用されない運転領域、たとえば低圧燃料管路16内の極めて低い圧力または低圧燃料管路16に生ぜしめられた極めて高い圧力においては両ダイヤフラム54a,54bの一層高い剛性を実現することが可能となる。
 エンボス加工部78の形状およびばね区分74の設計により、最大応力が両ダイヤフラム54a,54bの最も外側の縁部に生じるのではなく、両ダイヤフラム54a,54bの直径にわたって十分に均一に分配されることが達成される。
 次に、図4および図5ならびに図6につき、圧力減衰器36の第2実施例を説明する。ただし、図2および図3に示した第1実施例で説明した各範囲および各エレメントに対して等価の機能を有するような範囲およびエレメントは、第1実施例の場合と同じ符号で示されている。これらの範囲およびエレメントについては、再度の説明を省略する。
 両実施例の間の大きな相違点は、図4および図5に示した圧力減衰器にはスペーサが設けられていないことにある。その代わりに、ハウジングの上側部分40と底区分44とは直接に互いに溶接されている。相応する溶接シームは符号48で示されている。相応して、両ダイヤフラム54a,54bの両保持区分72a,72bも直接に互いに溶接されている(溶接シーム57)。
 両保持区分72a,72bはさらに、両ダイヤフラム54a,54bをガス密に互いに溶接している溶接シーム57から少しだけ半径方向内側寄りの位置において、ハウジングの上側部分40もしくは底区分44に一体成形された上側のクランプリング82と下側のクランプリング84とによって互いにクランプされる。これにより、両ダイヤフラム54a,54bを互いに結合している溶接シームに対する機械的な負荷が軽減される。
 作業室66の両流体範囲64,68は、両クランプリング82,84の所定の範囲に設けられた貫通孔により形成される、図5に破線でのみ示した流体接続部70を介して、流体が往来するように互いに接続される。貫通孔70はこの場合、両ダイヤフラム54a,54bがほぼ等しく負荷されるように設定されていなければならない。
 図6には、下側のダイヤフラム54bが概略的に図示されている。下側のダイヤフラム54bの深さは符号Aで示されている。深さAは最大可能なストロークに相当している。符号Bは移行範囲を示しており、符号Cは下側のダイヤフラム54bの没入部の高さを示している。
 図7には、たとえば図1に示した燃料システム10において高圧燃料ポンプ18として使用されるような燃料ポンプが部分的に断面されて図示されている。図7から判るように、この高圧燃料ポンプ18はシリンダハウジング92を有しており、このシリンダハウジング92はピストン88を備えている。このピストン88は圧送室20を仕切っている。量制御弁32は図面で見て高圧燃料ポンプ18の上側の範囲に設けられている。流出弁24は図面で見て左側の範囲に位置している。流入弁22は、ばね負荷されたプレート弁として形成されており、このプレート弁はピストン88の圧送行程時に、量制御弁32に設けられたプランジャ(符号なし)によって、開放された位置へ強制的に押し退けられる。
 シリンダハウジング92の外輪郭を制限する外側の制限面には、シリンダ中心軸線90に対して同軸的に環状の段部94が加工成形されている。この段部94にはハウジングスリーブ96が被せ嵌められている。環状の段部94とハウジングスリーブ96とにより、シリンダ中心軸線90を中心にして全周にわたって延びる環状室66が形成される。この環状室66は第1に、通路100を介して高圧燃料ポンプ18の低圧流入部102と連通している。第2に、環状室66は通路104を介して放圧溝106と連通している。この放圧溝106は、ピストン88が案内されているシリンダ孔108に設けられている。
 作業室として働く環状室66内には、全周にわたって環状に延びる2つのダイヤフラム54a,54bが配置されている。両ダイヤフラム54a,54bの外縁部は溶接シーム57a,57b,57c,57dを介して第1にシリンダハウジング92に、第2にハウジングスリーブ96にそれぞれ溶接されている。これにより、互いに分離された2つのガス容積58a,58bが提供される。両ガス容積58a,58bの間には、作業室66の流体範囲64が存在しており、この流体範囲64は特に通路100を介して低圧流入部102と連通している。こうして、環状室66とガス容積58a,58bとは圧力減衰器36を形成しており、この圧力減衰器36は高圧燃料ポンプ18のシリンダ中心軸線90に対して同軸的に配置されている。
 図8には、このような環状の圧力減衰器36の変化実施例が示されている。図7に示した圧力減衰器36の各エレメントおよび各範囲に対して等価の機能を有するようなエレメントおよび範囲は、図7の実施例と同じ符号で示されている。これらのエレメントおよび範囲については再度の説明を省略する。
 図8に示した圧力減衰器36は、扁平にされた金属管54を有しており、この金属管54の両端部はガス密に溶接されて閉鎖されている。金属管54の内部はガス容積58を形成している。金属管54は作業室66内で、シリンダ中心軸線90に対して同軸的に螺旋状およびねじ状に巻き付けられている。これにより、金属管54は第1にハウジングスリーブ96に対して、第2に作業室66の、図8で見て上側の端面および下側の端面に対して、それぞれ予荷重もしくはプレロードをかけられており、これによって金属管54は位置固定される。
 図9には、圧力減衰器36のさらに別の変化実施例が示されている。この実施例および後続の全ての実施例において、既に前の図面につき説明したエレメントおよび範囲に対して等価の機能を有するようなエレメントおよび範囲は全て同じ符号で示されている。したがって、原則的にこれらのエレメントおよび範囲については再度の説明を省略する。
 図9に示した圧力減衰器36は、図9の左半部と右半部とではそれぞれ異なる構成を有している。両構成に共通しているのは、圧力減衰器36が唯一つのダイヤフラム54しか有していないことである。このダイヤフラム54は保持区分72の範囲で溶接シーム57を介してハウジングの上側部分40と溶接されている。たとえば図2および図3に示したダイヤフラムとは異なり、図9に示したダイヤフラム54はベローズ区分110を有している。このベローズ区分110はエンボス区分76と保持区分72との間に配置されていて、個々のセグメント110a,110b,110c,110dから形成されている。このベローズ区分110は、ダイヤフラム54とハウジングの上側部分40とにより封入されたガス容積58の比較的大きな容積変化を可能にする。
 ガス容積58はこの場合、ダイヤフラム54とハウジングの上側部分40との間で充填体112がハウジングの上側部分40に固定されていることにより全体的に減じられる。図9の左半部に示した構成では、ダイヤフラム54のエンボス区分76からハウジングの下側部分38に向かってストッパ区分80aが延びており、それに対して、図9の右半部に示した構成では、ストッパ区分80aが充填体112に向かって延びている。これに応じて、充填体112か、またはハウジングの下側部分38がストッパ区分80aのための対応面80bとして作用する。
 ダイヤフラム54により封入されたガス容積58は、ヘリウムで充填されている。このガス容積58は、ダイヤフラム54の圧縮により生ぜしめられる圧力増大分を差し引いた、運転時に生じる最大過圧のほぼ半分に相当する過圧下にある。この場合、ダイヤフラム54のためには磁気的な金属材料が使用される。これにより、圧力減衰器36は「ダストキャッチャ」に似た働きをするようになる。なぜならば、この圧力減衰器36は流体から磁気的な汚染粒子を捕獲して、流体システム10における汚染粒子の分配を阻止するからである。
 さらに、ダイヤフラム54の特にベローズ区分110を製造するためには、残留応力もしくは固有応力(Eigenspannung)が存在している帯状材料が使用される。この固有応力は、個々のセグメント110a,110b,110c,110dの面状の延伸をもたらす。これにより、ベローズ区分110の製作時に個々のセグメント110a,110b,110c,110dが互いに過度に密に接触して、空気の排気やヘリウムの充填が信頼性良く実施され得なくなることが回避される。ベローズ区分110を製作するための考えられる製作過程は次の通りである。
 まず、ベローズ区分110の個々のセグメント110a,110b,110c,110dが溶接装置(図示しない)内で積み重ねられる。次いで、この溶接装置は閉鎖され、装置内室が排気される。次いで、溶接装置の内室は、所望の内圧が達成されるまでヘリウムで充填される。ベローズ区分110の、延伸を有するセグメント110a,110b,110c,110dにより、相応する空隙内にもヘリウムが信頼性良く流入し得ることが確保される。次いで、個々のセグメント110a,110b,110c,110dは押し合わされて、溶接個所114で互いに溶接される(図面を見易くするために、この符号は図9の左側の1個所にしか書き込まれていない)。
 図10には、図9の実施例に対して択一的な別の実施例が示されている。図10に示した圧力減衰器36は図9に示した圧力減衰器36とは次の点で異なっている。すなわち、図10に示した圧力減衰器36では、ハウジングの上側部分40に設けられた別個の充填体112の代わりに、深絞り成形により製造された区分112が設けられており、この区分112が第1に、封入されたガス容積58を減少させ、第2に、ダイヤフラム54のストッパ区分80aと協働する対応面80bを有している。
 図11に示した実施例では、別個の充填体112が設けられているが、しかしこの充填体112は中空ではなく、中実に形成されていて、しかも大小異なる直径を有しており、この場合、充填体112はダイヤフラム54のストッパ区分80aに面した範囲116に小径部を有している。したがって、図11に示した充填体112の輪郭は少しだけダイヤフラム54の輪郭に適合されているので、相応するガス容積58は特に小さくなる。
 図12に示した実施例では、たとえば図4に示した実施例による圧力減衰器36に相応して、2つのダイヤフラム54a,54bが設けられている。しかし、図4に示した実施例とは異なり、図12に示した実施例では、各ダイヤフラム54a,54bにベローズ区分110が設けられている。ただし、このベローズ区分110は図9〜図11に示した実施例によるベローズ区分110よりも単純に形成されている。図12に示した圧力減衰器36は、図4および図5に示した圧力減衰器36と同様に、上側のクランプリング82と下側のクランプリング84とを有している(図12には概略的にしか図示していない)。これらのクランプリング82,84により、ダイヤフラム54a,54bのハイドロリック的に有効となる有効面積が最大化され、このことは圧力減衰器36の全構成寸法を小さくするために利用され得る。しかし、クランプリング82,84はばね区分118,120を介してハウジングの上側部分40もしくは下側部分38に支持されている。こうして、ダイヤフラム54a,54bの製作誤差を補償することができる。
 両ダイヤフラム54a,54bの間には、ディスク状の保持リング122がクランプされている。この保持リング122は真ん中の開口124を有しており、この開口124内には、2つの部分から成る充填体112が挿入されている。保持リング122はこの充填体112の両半部112a,112bの間にクランプされている。択一的には、充填体112に環状の溝を設け、この溝内に保持リング122の開口124の縁部を係合させることも可能である。また、保持リング122を充填体112と一体に形成することも考えられる。
 図13には、圧力減衰器36のさらに別の変化実施例が示されている。この圧力減衰器36には充填体が設けられていない。したがって、この装置は図4および図5に示した装置と同様の構造を有している。図4および図5に示した実施例との相違点は特に、両ダイヤフラム54a,54bをハウジングの上側部分40と下側部分38とに保持するクランプリング82,84に関するものである。すなわち、図13の実施例では、クランプリング82,84が、つば状に張り出したばね区分を有しており、この場合、一方のばね区分118a;120aは両ダイヤフラム54a,54bを、図13で見て鉛直方向で位置決めしており、それに対して、他方のばね区分118b;120bは両ダイヤフラム54a,54bを、図13で見て水平方向で位置決めしているか、もしくはセンタリングしている。
 一方のばね区分118a,120aは、両クランプリング82,84の、半径方向内側へ向けられた個々のブラケットにより形成される。このブラケットは図13に示した組込み位置では、ハウジングの上側部分40もしくは下側部分38に対して予荷重もしくはプレロードをかけられている。他方のばね区分118b;120bは、両クランプリング82,84の、半径方向外側へ作用する個々のブラケットにより形成される。このブラケットはハウジングの上側部分40の内周面に接触しているか、もしくはこの内周面に対して予荷重もしくはプレロードをかけられている。
 図14には、圧力減衰器36のさらに別の変化実施例が示されている。この圧力減衰器36では、エンボス区分76の半径方向外側の縁部に管状の固定用区分122が設けられている。この固定用区分122は圧力減衰器36の中心軸線41に対してほぼ平行に延びており、固定用区分122の縁部は溶接シーム57によってハウジング40と溶接されている。すなわち、ダイヤフラム54はハウジング40に直接に固定されているわけである。このことは、さもないと必要となる付加構造体を節約する。付加的に、図14に示した圧力減衰器36は緊締リング124を有している。この緊締リング124は固定用区分122を、半径方向内側からハウジング40に圧着させている。これにより、溶接シーム57に対する機械的負荷が軽減される。半径方向で最も外側に位置する溶接シーム57により、ハウジング40の全内径を、ハイドロリック的に有効となる有効直径として利用することが可能となる。このことは製造コストを低減する。
 ガス容積58が溶接シーム57の製作時に調整され得る(圧力室内での溶接)か、または作業室66があとから開口60を介して充填される。この開口60は次いでエレメント62によって閉鎖される。エレメント62は、たとえばハウジング40と溶接され得る。既に図9〜図11の実施例で説明したように、図14に示した圧力減衰器36においても、ダイヤフラム54とハウジング40との間にガス容積58が形成されている。これにより、所要の構成スペースが最小限に抑えられる。
高圧燃料ポンプと、この高圧燃料ポンプに設けられた、圧力脈動を減衰するための装置とを備えた、内燃機関の燃料システムを示す概略図である。
図1に示した、圧力脈動を減衰するための装置の第1実施例を示す断面図である。
図2に示した、圧力脈動を減衰するための装置の破線で取り囲んだ部分IIIの拡大図である。
図1に示した、圧力脈動を減衰するための装置の第2実施例を示す断面図である。
図4に示した、圧力脈動を減衰するための装置の破線で取り囲んだ部分Vの拡大図である。
図4に示した、圧力脈動を減衰するための装置のダイヤフラムを示す断面図である。
圧力脈動を減衰するための装置の第3実施例を備えた高圧燃料ポンプの断面図である。
圧力脈動を減衰するための装置の第4実施例を備えた、図7に示した高圧燃料ポンプの一部を示す断面図である。
圧力脈動を減衰するための装置の第5実施例および第6実施例を示す断面図である。
圧力脈動を減衰するための装置の第7実施例を示す断面図である。
圧力脈動を減衰するための装置の第8実施例を示す断面図である。
圧力脈動を減衰するための装置の第9実施例を示す断面図である。
圧力脈動を減衰するための装置の第10実施例を示す断面図である。
圧力脈動を減衰するための装置の第11実施例および第12実施例を示す断面図である。
符号の説明
 10 燃料システム
 12 燃料タンク
 14 燃料ポンプ
 16 低圧燃料管路
 18 高圧燃料ポンプ
 20 圧送室
 22 流入弁
 24 流出弁
 26 燃料集合管路
 28 燃料噴射装置
 30 燃焼室
 32 量制御弁
 33 ソレノイドアクチュエータ
 34 切換位置
 36 圧力減衰器
 38 下側部分
 40 上側部分
 41 中心軸線
 42 据付け区分
 43 流入通路
 44 底区分
 46 スペーサ
 48,48a,48b 溶接シーム
 52 保持区分
 54,54a,54b ダイヤフラム
 57,57a,57b,57c,57d 溶接シーム
 58,58a,58b ガス容積
 60 通路
 62 ボール
 64 流体範囲
 66 作業室
 68 流体範囲
 70 通路
 72,72a,72b 保持区分
 74 ばね区分
 76 エンボス区分
 78 エンボス加工部
 80a ストッパ区分
 80b 対応面
 82,84 クランプリング
 88 ピストン
 90 シリンダ中心軸線
 92 シリンダハウジング
 94 段部
 96 ハウジングスリーブ
 100 通路
 102 低圧流入部
 104 通路
 106 放圧溝
 108 シリンダ孔
 110 ベローズ区分
 110a,110b,110c,110d セグメント
 112 充填体
 118,120,118a,118b,120a,120b ばね区分
 122 保持リング
 124 開口

Claims (33)

  1.  流体システム(16)内の圧力脈動を減衰するための装置(36)であって、ハウジング(38,40)と、少なくとも1つの作業室(66)とが設けられていて、該作業室(66)が、少なくとも所定の範囲で流体システム(16)に連通している形式のものにおいて、作業室(66)内に、ダイヤフラム(54)によって密に閉鎖された少なくとも1つのガス容積(58)が設けられていることを特徴とする、流体システム内の圧力脈動を減衰するための装置。
  2.  ダイヤフラム(54)が金属から成っている、請求項1記載の装置。
  3.  ダイヤフラムが、両端部をガス密に閉鎖された肉薄の金属管(54)によって仕切られている、請求項2記載の装置。
  4.  作業室の少なくとも1つの外壁が、同じくダイヤフラムとして形成されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の装置。
  5.  封入されたガス容積(58)が、標準の外圧において規定の圧力、有利には過圧を有している、請求項1から4までのいずれか1項記載の装置。
  6.  ガス容積(58)が、閉鎖可能な開口(60)を有しており、該開口(60)を介して圧力が調節され得るようになっている、請求項5記載の装置。
  7.  ダイヤフラム(54)が少なくとも1つのエンボス加工部(78)を有している、請求項1から6までのいずれか1項記載の装置。
  8.  ダイヤフラム(54)が複数のエンボス加工部(78)を有しており、該エンボス加工部(78)が、種々異なる高さおよび/または種々異なる延在長さおよび/または種々異なる横断面を有している、請求項7記載の装置。
  9.  ダイヤフラム(54a)が、少なくとも1つのストッパ区分(80a)を有しており、該ストッパ区分(80a)が、ダイヤフラム(54)の最大変位時に対応面(80b)と当接するようになっている、請求項1から8までのいずれか1項記載の装置。
  10.  前記対応面(80b)が、ハウジング(40)、別個のストッパ部分(112)および/または別のダイヤフラム(54b)に形成されている、請求項9記載の装置。
  11.  封入されたガス容積(58)が、充填範囲(112)により減じられている、請求項1から10までのいずれか1項記載の装置。
  12.  ガス容積(58)が、少なくとも2つのダイヤフラム(54a,54b)によって仕切られており、該ダイヤフラム(54a,54b)の縁部の範囲が緊締されている、請求項1から11までのいずれか1項記載の装置。
  13.  ダイヤフラム(54a,54b)が全体的にほぼ互いに平行に形成されている、請求項12記載の装置。
  14.  ガス容積(58)が両ダイヤフラム(54a,54b)の間に形成されており、両ダイヤフラム(54a,54b)が、それぞれ少なくとも1つのストッパ面(80a)もしくは対応面(80b)を有しており、該ストッパ面(80a)と該対応面(80b)とが、両ダイヤフラム(54a,54b)の最大変位時に互いに接触するようになっている、請求項13記載の装置。
  15.  両ダイヤフラム(54a,54b)の縁部が互いに密に結合されていて、半径方向内側でシールライン(57)によって緊締されている、請求項12から14までのいずれか1項記載の装置。
  16.  両ダイヤフラム(54a,54b)の縁部を緊締する緊締部(82,84)が、構造弾性(118,120)を備えている、請求項15記載の装置。
  17.  両ダイヤフラム(54a,54b)が同一に形成されている、請求項12から16までのいずれか1項記載の装置。
  18.  作業室(66)が両ダイヤフラム(54a,54b)によって2つの範囲(64,68)に分割されており、両範囲(64,68)が流体接続部(70)によって互いに連通している、請求項12から17までのいずれか1項記載の装置。
  19.  両ダイヤフラム(54a,54b)の間に環状のスペーサ(46)が設けられている、請求項12から18までのいずれか1項記載の装置。
  20.  前記流体接続部(70)が前記スペーサに形成されている、請求項17から19までのいずれか1項記載の装置。
  21.  当該装置が、燃料ポンプ(18)のハウジング(92)内に組み込まれている、請求項1から20までのいずれか1項記載の装置。
  22.  作業室が環状室(66)を有しており、ガス容積(58)が環状に形成されている、請求項1から21までのいずれか1項記載の装置。
  23.  作業室(66)とガス容積(58)とが、燃料ポンプ(18)に設けられたシリンダ(92)に、シリンダ軸線(90)に対して少なくともほぼ同軸的に配置されている、請求項20または21記載の装置。
  24.  ガス容積(58)が前記環状室(66)内に螺旋体の形で配置されており、該螺旋体と前記環状室(66)とが少なくともほぼ同軸的に形成されている、請求項21または22記載の装置。
  25.  螺旋状のガス容積(58)が、作業室(66)の外壁に対してプレロードをかけられている、請求項23記載の装置。
  26.  螺旋状のガス容積(58)が、作業室(66)の軸方向にねじ状に延びている、請求項23または24記載の装置。
  27.  螺旋状およびねじ状のガス容積(58)が、軸方向で作業室(66)の端部に対してプレロードをかけられている、請求項25記載の装置。
  28.  ガス容積(58)がヘリウムで充填されている、請求項1から27までのいずれか1項記載の装置。
  29.  ダイヤフラム(54)および/またはハウジングの少なくとも所定の範囲が、磁気を有している、請求項1から28までのいずれか1項記載の装置。
  30.  ダイヤフラム(54)が少なくとも部分的に、固有応力を有する帯状材料から製造されている、請求項1から29までのいずれか1項記載の装置。
  31.  ダイヤフラム(54)が少なくとも1つのエンボス区分(76)と、少なくとも1つのベローズ区分(110)とを有している、請求項1から30までのいずれか1項記載の装置。
  32.  ダイヤフラム(54)の半径方向外側の縁部が固定用区分(122)を有しており、該固定用区分(122)が、中心軸線(41)に対してほぼ平行に延びていて、ハウジング(40)に固定されている、請求項1から31までのいずれか1項記載の装置。
  33.  当該装置(36)が、緊締装置(124)を有しており、該緊締装置(124)が前記固定用区分(122)を半径方向でハウジング(40)に対して負荷している、請求項32記載の装置。
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