JP2011099426A - ダンパアセンブリ、それを用いた高圧ポンプ及び高圧ポンプの製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 ダンパアセンブリ200は、第1支持部材50と第2支持部材60との間にダンパ部材210を挟持し、あそびを有する状態で係合する。高圧ポンプ10の組立工程では、ダンパ収容空間201にダンパアセンブリ200を配置し、ダンパアセンブリ200の被押圧部51に弾性部材80を載せ、その上から蓋体12をポンプボディ11に固定する。弾性部材80が被押圧部51を押圧することにより、第1支持部材50及び第2支持部材60の当接部がダンパ部材210に当接してダンパ部材210が固定されるとともに、ダンパアセンブリ200がダンパ収容空間201に固定される。
【選択図】 図3
Description
第一に、開示された図(特許文献1の図3参照)によれば、外周のワッシャガイドの高さよりも中央部のダイヤフラムの高さの方が高いので、アセンブリを作業台に置いたときダイヤフラムが作業台に接触してしまい、傷付きが防止できない。
また、このダンパアセンブリを用いた高圧ポンプを提供することにある。
また、このダンパアセンブリを用いた高圧ポンプの製造方法を提供することにある。
(1)ダンパ部材。中央部にダンパ部と、周囲に周縁部とを有する2枚のダイヤフラムを、ダンパ部を上下として周縁部で接合したものである。
(2)第1支持部材。上側のダンパ部を囲む第1筒部と、第1筒部の上部に設けられ弾性部材に押圧される被押圧部と、第1筒部の下部端面に設けられる第1当接部と、第1筒部の径外方向に設けられる第1係合部とを有する。
(3)第2支持部材。下側のダンパ部を囲む第2筒部と、第2筒部の下部に設けられダンパ収容空間の底部の固定面に当接する着座部と、第2筒部の上部端面に設けられる第2当接部と、第2筒部の径外方向に設けられる第2係合部とを有する。
なお、望ましくは、第1当接部と第2当接部はほぼ同径の略円状に形成される。
そして、両当接部の間にダンパ部材の周縁部を固定することなく挟持する姿勢で、両係合部が、もしくは両係合部とさらに別の結合部材とが係合している。
なお、「ダンパ部材の周縁部を固定することなく挟持する姿勢で」とは、言い換えれば、両支持部材があそびを有する状態で係合していることを示す。
また、本発明のダンパアセンブリは、支持部材の筒部がダンパ部材を囲んでいるため、ダンパ部の傷付き防止に効果がある。
また、本発明のダンパアセンブリは支持部材がダンパ部材の周縁部を固定することなく挟持する姿勢で係合している。言い換えれば、支持部材があそびを有する状態で係合している。そこで、高圧ポンプの組立の際、例えば、弾性部材が支持部材を押圧することによりダンパ部材を固定する場合、圧入構造とは異なり、弾性部材による全荷重を全周均等にダンパ部材の挟持に有効に利用でき、ダンパ部材の偏芯、ねじれなどに関連する製造バラツキが低減できる。よって、それに起因する高圧ポンプの脈動減衰性能の品質が安定する。
係合部の一方は、支持部材の径外方向に突出してから端面側へ曲折するクリップ部によって構成される。係合部の他方は、支持部材の外周に設けられるフランジ状の外周縁部によって構成される。これにより、クリップ部と外周縁部とのスナップフィットによる係合が可能となる。
クリップ部は、一方の支持部材の径外方向に突出する延長部、その延長部から略L字状に曲折して中心軸に略平行に端面側に伸びる抱持部、その抱持部の先端に内周側に食い込んで形成されるクリップ爪部からなり、支持部材の外周に複数箇所設けられる。外周縁部は、他方の支持部材の外周の一部分または全周にフランジ状に設けられる。両支持部材は、どちらが第1支持部材または第2支持部材であってもよい。
支持部材の中心軸からの寸法の関係は、次のようである。
(1)抱持部の内側までの寸法はダンパ部材の半径より大きく設定される。つまり、抱持部とダンパ部材の周端部とが接触しないようにする。
(2)クリップ爪部の内側までは、外周縁部の半径よりわずかに小さく設定される。つまり、クリップ部が弾性変形して外周側に広がらなければスナップフィットにより外周縁部に係合できず、また一旦係合すれば、作業時、保管時、運搬時に、支持部材の自重や通常発生しうる振動、衝撃などによっては容易に離脱しないようにする。
本発明によれば別の結合部材を必要とせず部品点数が少なくてすむ。また、組立作業が容易である。
両係合部はともに径外方向へ突出して上下に重なるピンチ部を構成する。
結合部材は、ピンチ部の突出方向に延びる上下2つの壁部、及び壁部を径外方向で連結する連結部とからなるU字状の断面形状を有する。結合部材は、ピンチ部を径外方向から上下に挟み、かつ、径方向に移動可能に装着される。
ピンチ部は両支持部材の筒部の径外方向である外周の一部分または全周に設けられ、その一方の範囲が他方の範囲と同一であるか、または他方の範囲に含まれる。
ピンチ部の平面形状は略四角形であり、断面形状は支持部材の端面から反端面側に傾斜して、両支持部材のピンチ部を合わせたとき互いに反るように形成される。
結合部材は、ピンチ部の突出方向に延びる上下2つの壁部が径外方向の連結部で連結されるU字状の断面形状を有する。上下の壁部の内側の幅は、両支持部材の間にダンパ部材を挟んだときの両ピンチ部の縁の距離よりもわずかに小さく、両支持部材のピンチ部を弾性変形させて反りを戻すように装着することにより、結合部材の上下の壁部の内側と両ピンチ部の上面および下面との摩擦によって両支持部材が一体に保持される。また、壁部の端面から連結部までの深さはピンチ部の突出長さよりも大きく、連結部の内側がピンチ部の縁もしくはダンパ部材の周端部に接しないようになっている。
また、支持部材の装着は手作業に限定するものではなく、機械でカシメすることもできる。カシメの場合は、両支持部材の係合がカシメによって確実にされるため、離脱防止を寸法精度によって保証する必要性が少ない。したがって各部品の寸法精度を緩くできるため、加工、管理工数の低減につながる。
いずれかの支持部材の筒部の径外方向であって、係合部以外の複数の部位に、径外方向に突出してから端面側へ曲折するガイド爪部を形成する。ダンパ部材をガイド爪部の内側に配置することにより、ダンパ部材の移動を規制する。
ガイド部は、いずれかの支持部材の外周の一部に、望ましくは全周を等分する位置に複数設けられる。さらに、ガイド部と請求項2または請求項3の係合部とを、全周を等分する位置に交互に配置することもできる。
ガイド部は、径外方向に突出するガイド延長部、そのガイド延長部から屈曲して中心軸に略平行に端面側に伸びるガイド爪部からなり、支持部材の中心軸からガイド爪部の内側までの距離はダンパ部材の半径よりわずかに大きく設定される。
(1)請求項1〜5のいずれかに記載のダンパアセンブリ。
(2)ポンプボディ。一端にダンパアセンブリを収容するダンパ収容空間を有する
(3)蓋体。ダンパ収容空間を塞ぎ、ポンプボディに固定される。
(4)弾性部材。
具体的には、ダンパ収容空間にダンパアセンブリを配置し、ダンパアセンブリの被押圧部に弾性部材を載せ、その上から蓋体をポンプボディに固定する。弾性部材が被押圧部を押圧することにより、第1支持部材及び第2支持部材の当接部がダンパ部材に当接してダンパ部材が固定されるとともに、ダンパアセンブリがダンパ収容空間に固定される。
また、以上の組立工程は、請求項7により高圧ポンプの製造方法として提供される。
(第1実施形態)
最初に図1、図3に基づき、高圧ポンプ10の基本構成および作動を説明する。
(基本構成)
本発明の第1実施形態の高圧ポンプは、例えば、車両のガソリンエンジンやディーゼルエンジンのインジェクタに、図示しないデリバリパイプを経由して燃料を供給するものである。図1に示すように、高圧ポンプ10は、ポンプボディ(またはハウジング)11、蓋体12、プランジャ13、弁ボディ30、電磁駆動部70、吐出弁部90、及びダンパ部材210などを備えている。
ポンプボディ11には、シリンダ14の中心軸と略垂直に筒部15が形成されている。筒部15の内径には通路151が設けられ、通路151の底側に小径の弁ボディ収容穴152が形成されている。弁ボディ収容穴152には、弁ボディ30が収容される。
蓋体12は、有底円筒状に形成されている。蓋体12は、ポンプボディ11の筒部203の外壁に溶接などの方法で固定され、ダンパ収容空間201を塞ぐ。
導入通路111は、流体室16と筒部15の内側に形成されている通路151とを連通している。吸入通路112は、一方の端部が加圧室121に連通し、他方の端部は、弁ボディ収容穴152に開口している。導入通路111と吸入通路112とは、後述する弁ボディ30の内側の通路を経由して連通している。加圧室121は、また吐出通路114と連通している。
燃料通路100は、これら導入通路111、吸入通路112、吐出通路114、及び後述する弁ボディ30の内側の通路を包括するものである。
プランジャ13は、ポンプボディ11のシリンダ14に軸方向へ往復移動可能に収容されている。プランジャ13は、小径部131、及び小径部131に接続して小径部131との間に段差面132を形成する大径部133からなる。段差面132にはポンプボディ11に接する略円環状のプランジャストッパ23が設けられている。
プランジャ13の段差面132、小径部131の外壁、シリンダ14の内壁、プランジャストッパ23の凹部231およびシール部材24に囲まれる略円環状の空間は可変容積室122を形成する。
調量行程及び加圧行程でプランジャ13が上昇すると、加圧室121の容積が減少し、可変容積室122の容積が増大する。ここで、可変容積室122の断面積は、プランジャ13の大径部133の断面積から小径部131の断面積を引いたものであるから、大径部133と小径部131の断面積比が例えば1:0.4であるとすると、大径部133と可変容積室122の断面積比は1:0.6である。容積は断面積にプランジャ13の上昇ストロークを乗じて求められるから、加圧室121の容積の減少分と可変容積室122の容積の増加分の比も1:0.6となる。
よって、加圧室121が排出した低圧燃料の容積の約60%が、流体室16から戻し通路108、通路107、通路106、溝路232を経由して、可変容積室122に吸入される。その結果、残りの約40%が流体室16及び低圧燃料配管に脈動を発生させることになる。すなわち、可変容積室122を設けない場合に比べると、脈動の伝達が約40%に低減する。
ポンプボディ11の吐出通路114側に設けられている吐出弁部90は、加圧室121において加圧された燃料の排出を許容または遮断する。吐出弁部90は、吐出弁92、規制部材93、スプリング94などから構成されている。
吐出弁92は、底部921、及び底部921から反加圧室121側へ筒状に延びる筒部922からなる有底筒状に形成され、吐出通路114において往復移動可能に設けられている。規制部材93は、筒状に形成され、吐出通路114を形成するポンプボディ11に固定されている。スプリング94は、一方の端部が規制部材93に接し、他方の端部が吐出弁92の筒部922に接している。
吐出弁92は、スプリング94の付勢力により、ポンプボディ11に形成される弁座95側へ付勢されている。吐出弁92は、底部921側の端部が弁座95に着座することにより吐出通路114を閉鎖し、弁座95から離座することにより吐出通路114を開放する。吐出弁92は、弁座95とは反対方向(図1の右方向)へ移動したとき、筒部922の反底部921側端部が規制部材93と接することにより移動が規制される。
弁ボディ30は、係止部材20により通路151の内部に固定されている。弁ボディ30は、小径部31、筒部32を有し、筒部32の底部には、凹テーパ状の円周面を有する弁座34が形成されている。
吸入弁35は弁ボディ30の筒部32の内側に配置され、小径部31の内壁に案内されて往復移動する。吸入弁35の、反加圧室121側の面には、弁座34に着座可能な凸テーパ状の円周面が形成されている。
ストッパ40には、ストッパ40の軸に対して傾斜する通路102が周方向に複数形成され、環状燃料通路101と吸入通路112とを連通している。また、ストッパ40には、容積室41と環状燃料通路101とを連通する管路42が形成されている。このため、環状燃料通路101と連通する通路102の燃料は、管路42を経由して容積室41に流入可能である。
電磁駆動部70は、コイル71、固定コア72、可動コア73、フランジ75などから構成される。コイル71は樹脂製のスプール78に巻回されており、通電することにより磁界を発生する。固定コア72は磁性材料で作られ、コイル71の内側に収容されている。可動コア73は磁性材料で作られ、固定コア72と対向して配置されている。可動コア73は、筒部材79及びフランジ75の内側に軸方向に往復移動可能に収容されている。
ニードル38は略円筒状に形成され、ガイド筒76の内壁に案内されて往復移動する。ニードル38は、一方の端部が可動コア73に一体に組み付けられており、他方の端部が吸入弁35の電磁駆動部70側の端面に当接するように設置されている。
コイル71に通電していないとき、可動コア73は固定コア72に吸引されず、互いに離れている。そのため、スプリング22の付勢力により、可動コア73と一体のニードル38が吸入弁35側へ移動し、ニードル38の端面が吸入弁35に当接して吸入弁35が開弁する。
(作動)
(1)吸入行程
プランジャ13が下降するとき、コイル71への通電が停止され、吸入弁35は開弁状態となっている。そのため、流体室16の燃料が燃料通路100を経由して加圧室121に吸入される。
プランジャ13が下死点から上死点に向かって上昇するとき、所定の時期まではコイル71への通電が停止され、吸入弁35は開弁状態となっている。そのため、加圧室121の低圧燃料が燃料通路100を経由して流体室16に戻される。
加圧室121と流体室16との間の燃料の流れが遮断された状態で、プランジャ13がさらに上死点に向けて上昇すると、加圧室121の燃料の圧力は上昇する。加圧室121の燃料の圧力が所定の圧力以上になると、吐出弁92が、スプリング94の付勢力、及び下流側からの燃料圧力に抗して開弁し、加圧室121で加圧された燃料は吐出通路114を経由して高圧ポンプ10から吐出される。高圧ポンプ10から吐出された燃料は、図示しないデリバリパイプに供給されて蓄圧され、インジェクタに供給される。
このように(1)から(3)の行程を繰り返すことにより、高圧ポンプ10は吸入した燃料を加圧して吐出する。以上が高圧ポンプ10の作動についての説明である。
次に、本発明の第1実施形態によるダンパセンブリ200の全体構成を図3に基づき説明する。なお、図3は、図1のダンパ収容室201付近の要部拡大断面図である。
ダンパアセンブリ200は、ダンパ部材210、第1支持部材50、第2支持部材60から構成される。
ダイヤフラム211、221は略円形であり、中央部に凸状のダンパ部212、222を形成している。ダイヤフラム211、221は、周縁部213の面同士を接触させ、周端部216を溶接することにより、気密及び液密にシールされる。
ダイヤフラム211、221の板厚、材質、及びダンパ室217に封入される流体の圧力等により、要求される耐久性、或いはその他の要求性能に応じてダンパ部材210のばね常数が設定される。そして、このばね常数により、ダンパ部材210が減衰する脈動周波数が決定される。また、ダンパ室217の容積により、ダンパ部材210の脈動減衰性能が変化する。
第1支持部材50は、上部外周に平坦な被押圧部51、外周に筒状の第1筒部52を有している。被押圧部51の内周側には面に略垂直に第1小径部511が形成される。第1小径部511の内周側には開口部513が形成される。また、第1支持部材50の下部端面には、円状の第1当接部56が形成される。
第2支持部材60は、下部外周に平坦な着座部61、外周に筒状の第2筒部62を有している。第2筒部62には、その外壁と内壁とを通じる複数の連通孔65が形成される。また、第2支持部材60の上部端面には、ダンパ部材210の周縁部213と当接し、第1当接部56と略同径の円状の第2当接部66が形成される。
ダンパアセンブリ200組立時に第1当接部50と第2当接部60とが周縁部213に当接して、その間にダンパ部材210を挟持する(図4参照)。
ポンプボディ11と、第1支持部材50及び第2支持部材60との間には、導入通路111と連通する外側流体室85が形成されている。外側流体室85は、第1支持部材50及び第2支持部材60の周囲を取り巻いて形成されている。
第1支持部材50の内側には、ダンパ室217の外側の空間に第1内側流体室86が形成される。外側流体室85の燃料は、開口部513から第1内側流体室86に流入する。
第2支持部材60の内側には、ダンパ室217の外側の空間に第2内側流体室87が形成される。外側流体室85の燃料は、連通孔65を通り第2内側流体室87に流入する。
すなわち、外側流体室85、第1内側流体室86、第2内側流体室87は、互いに連通し、これらが流体室16を構成する。
第1支持部材50の外周を4等分する位置に4箇所のクリップ部53が設けられる。クリップ部53には、径外方向に突出する延長部531と、その延長部から曲折して中心軸に略平行に端面側に伸びる抱持部532と、その抱持部の先端に内周側に食い込むクリップ爪部533とが形成される(図2、図4参照)。
第2支持部材60の外周を4等分する位置に4箇所の外周縁部63が設けられる。外周縁部63は、クリップ部53と同じ範囲に設けられてもよいが、図2には、クリップ部53よりも広角度θである約70°の範囲、すなわち後述するガイド部64を除く範囲に設けられる態様が示されている。
中心軸からのガイド爪部642の内側までの寸法は、ダンパ部材210の半径よりわずかに大きく設定される。よって、ダンパ部材210は、第2支持部材60に置いたとき、ガイド爪部642によって移動が規制される(図2、図5参照)。
ダンパアセンブリ200を組み立てるには、まず第2支持部材60を下に置き、その上にダンパ部材210を載せる。ガイド部64の案内によりダンパ部材210は第2支持部材60とほぼ同軸に、偏芯せずに配置することができる。よって、作業性が向上し、また、品質が安定する。
つづいて、クリップ部53と外周縁部63の位置を合わせて第1支持部材50を第2支持部材の上に重ねる(図8(a)参照)。クリップ部53よりも外周縁部63が広角度に設けられているため、第1支持部材50を置く際、±30°程度の角度誤差が許容され、作業性が向上する。
図3に示すように、嵌合穴204は、ダンパ収容空間201の底部に、ダンパ収容空間201と同軸に、かつ第2支持部材60の第2筒部62が嵌合可能に設けられている。高圧ポンプ10を組み立てる際、まず底部202に着座部61を当接させ、かつ嵌合穴204に第2筒部62を嵌合させてダンパアセンブリ200をダンパ収容空間201に配置する。これにより、ダンパアセンブリ200は、ダンパ収容空間201に同軸に配置される。その後、被押圧部51の上に弾性部材80を載せる。本実施形態では、弾性部材80として波ワッシャ81が用いられる。波ワッシャ81は、その内径が被押圧部51の内側に形成される小径部511に案内されてダンパアセンブリ200とほぼ同軸に配置される。
ここで、両支持部材50、60はあそびを有して係合しているので、波ワッシャ81により発生する全荷重が全周均等にダンパ部材210の挟持に有効に利用できる。よって、ダンパ部材210の偏芯、ねじれなどに関連する製造バラツキが低減でき、それに起因する高圧ポンプ10の脈動減衰性能の品質が安定するという効果を奏する。
本発明の第2実施形態によるダンパセンブリ200は、図9に示すように第2支持部材60にクリップ部53を設け、第1支持部材50に外周縁部63を設けたものである。このように、クリップ部53と外周縁部63をどちらの支持部材に形成してもよい。また、外周の数箇所のうち一部は、クリップ部53を第1支持部材50に、外周縁部63を第2支持部材60に形成し、残りの部分は、逆に、クリップ部53を第2支持部材60に、外周縁部63を第1支持部材50に形成してもよい。
本実施形態でも、第1実施形態と同様の効果が得られる。
本発明の第3実施形態によるダンパセンブリ200を図10、図11に示す。図10は平面図、図11は図10のA−A断面図である。
第1支持部材50の外周を4等分する位置に4箇所の第1圧接部57が設けられる。第1圧接部57には、径外方向に突出する延長部571と、延長部から略L字状に曲折して中心軸に略平行に端面側に伸びる内接爪部572が形成される。
第2支持部材60の外周を4等分する位置に4箇所の第2圧接部67が設けられる。第2圧接部67には、径外方向に突出する延長部671と、延長部から略L字状に曲折して中心軸に略平行に端面側に伸びる外接爪部672が形成される。
第2支持部材60の外周にはまた、4箇所の第2圧接部67の各中間位置に第1実施形態と同様のガイド部64が設けられる。なお、図10のB−B断面は図5と同様である。
この摩擦による係合状態は、組み付けた両支持部材50、60が容易に離脱せず、かつダンパ部材210の周縁部を固定することなく挟持する姿勢で係合可能、言い換えれば、あそびを有する状態で係合可能となるような寸法もしくは面粗度で構成部品が製作されることにより実現する。
本発明の第4実施形態によるダンパセンブリ200を図12、図13に示す。図12は平面図、図13は図12のA−A断面図である。
第1支持部材50の外周を4等分する位置に4箇所の第1ピンチ部58が設けられる。
第2支持部材60の外周を4等分する位置に4箇所の第2ピンチ部68が設けられる。第2ピンチ部68は、第1ピンチ部58と同じ範囲に設けられてもよいが、図12には、第1ピンチ部58よりも広角度θである約70°の範囲に設けられる態様が示されている。これは、第1実施形態の外周縁部63の態様に類似している。
第2支持部材60の外周にはまた、4箇所の第2ピンチ68の各中間位置に第1実施形態と同様のガイド部64が設けられる。なお、図12のB−B断面は図5と同様である。
また、壁部591の端面から連結部592までの深さは両ピンチ部58、68の突出長さよりも深く、連結部592の内側が両ピンチ部58、68の縁もしくはダンパ部材210の周端部216に接しないようになっている。これは、周端部216は溶接により全周の寸法が不均一な場合があるため、連結部592が周端部216に接して結合部材590の装着寸法が不均一になることを防ぐためである。
この結合による係合状態は、組み付けた両支持部材50、60および結合部材590が容易に離脱せず、かつ、ダンパ部材210の周縁部を固定することなく挟持する姿勢で係合可能、言い換えれば、あそびを有する状態で係合可能となるような寸法もしくは面粗度で構成部品が製作されることにより実現する。
本発明の第4実施形態の変形形態によるダンパセンブリ200を図14、図15に示す。図14は平面図、図15は図12のA−A’断面図である。本形態では、結合部材590の代わりにカシメ部材595を用い、機械でカシメる。
この場合、第4実施形態と同様に、両ピンチ部58、68をカシメる(図14のA断面参照)だけでなく、より厚みのある部分をカシメることも可能である。例えば第3実施形態の第1圧接部57と第2圧接部67の上下を取り囲むようにカシメ部材595を装着し、カシメることができる(図14のA’断面参照)。本実施形態では両支持部材50、60の係合がカシメによって確実にされるため、離脱防止を寸法精度によって保証する必要性が少ない。したがって各部品の寸法精度を緩くできるため、加工、管理工数の低減につながる。
本発明の第5実施形態による高圧ポンプ10は、図16に示すように、弾性部材80として第1〜第4実施形態の波ワッシャ81の代わりに皿バネ82(図17参照)を用いるものである。皿バネ82は、ダンパアセンブリ200に載せる際、内径が被押圧部51の内側に形成される小径部511に案内されてダンパアセンブリ200とほぼ同軸に配置される。
ここで、両支持部材50、60はあそびを有して係合しているので、皿バネ82により発生する全荷重が全周均等にダンパ部材210の挟持に有効に利用できる。よって、ダンパ部材210の同軸、ねじれなどに関連する製造バラツキが低減でき、それに起因する高圧ポンプ10の脈動減衰性能の品質が安定するという、第1実施形態と同様の効果を奏する。
もちろん、皿バネ82以外の弾性部材80を用いることもできる。
上述の説明において、第1、第2実施形態におけるクリップ部53、第3実施形態における圧接部57、67、第4実施形態におけるピンチ部58、68、および各実施形態におけるガイド部64などをいずれも4等分(90°方向)に配置する態様を例示したが、3等分(120°方向)、6等分(60°方向)などに配置されてもよく、また不等分に配置されてもかまわない。
以上、本発明は、上記実施形態に何等限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において、種々なる形態で実施可能である。
Claims (7)
- 高圧ポンプのポンプボディの一端に形成されるダンパ収容空間に配置され、蓋体が前記ダンパ収容空間を塞いで前記ポンプボディに固定されるとともに、前記蓋体と前記ポンプボディとの間に弾性部材を介して挟まれ、前記弾性部材に押圧されて固定されるダンパアセンブリであって、
中央部にダンパ部と、周囲に周縁部とを有する2枚のダイヤフラムを、前記ダンパ部を上下として前記周縁部で接合したダンパ部材と、
上側の前記ダンパ部を囲む第1筒部と、前記第1筒部の上部に設けられ前記弾性部材に押圧される被押圧部と、前記第1筒部の下部端面に設けられる第1当接部と、前記第1筒部の径外方向に設けられる第1係合部とを有する第1支持部材と、
下側の前記ダンパ部を囲む第2筒部と、前記第2筒部の下部に設けられ前記ダンパ収容空間の底部の固定面に当接する着座部と、前記第2筒部の上部端面に設けられる第2当接部と、前記第2筒部の径外方向に設けられる第2係合部とを有する第2支持部材と、
を備え、
前記第1支持部材と前記第2支持部材とが、前記第1当接部と前記第2当接部との間に前記ダンパ部材の前記周縁部を固定することなく挟持する姿勢で、前記第1係合部と前記第2係合部とが、もしくはさらに別の結合部材とが係合していることを特徴とするダンパアセンブリ。 - 前記第1係合部または前記第2係合部の一方は、前記第1支持部材または前記第2支持部材の径外方向に突出してから端面側へ曲折するクリップ部によって構成され、
前記第1係合部または前記第2係合部の他方は、前記第1支持部材または前記第2支持部材の外周に設けられるフランジ状の外周縁部によって構成されており、
前記クリップ部と前記外周縁部とがスナップフィットにより係合することを特徴とする請求項1に記載のダンパアセンブリ。 - 前記第1係合部と前記第2係合部は、ともに径外方向へ突出して上下に重なるピンチ部を構成し、
前記結合部材は、前記ピンチ部の突出方向に延びる上下2つの壁部、及び前記壁部を径外方向で連結する連結部とからなるU字状の断面形状を有し、前記ピンチ部を径外方向から上下に挟み、かつ、径方向に移動可能に装着されることを特徴とする請求項1に記載のダンパアセンブリ。 - 前記第1筒部または前記第2筒部の径外方向であって、前記第1係合部または前記第2係合部以外の複数の部位に、径外方向に突出してから端面側へ曲折するガイド爪部を形成し、
前記ダンパ部材を前記ガイド爪部の内側に配置することにより、前記ダンパ部材の移動を規制するよう構成したことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載のダンパアセンブリ。 - 前記第1支持部材および前記第2支持部材の高さは、前記ダンパ部の高さより高いことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のダンパアセンブリ。
- 請求項1〜5のいずれかに記載のダンパアセンブリと、
一端に前記ダンパアセンブリを収容するダンパ収容空間を有するポンプボディと、
前記ダンパ収容空間を塞ぎ、前記ポンプボディに固定される蓋体と、
前記蓋体と前記ダンパアセンブリとの間に配置され、前記ダンパアセンブリを介して前記ダンパ部材を固定する弾性部材とを備え、
前記蓋体と前記被押圧部の間に前記弾性部材を挟んで、前記蓋体を前記ポンプボディに固定することにより、前記弾性部材が前記被押圧部を押圧して、前記第1当接部と前記第2当接部とが前記ダンパ部材に当接し、前記ダンパ部材が固定されるとともに、前記ダンパアセンブリが固定されることを特徴とする高圧ポンプ。 - 請求項6に記載の高圧ポンプの製造方法であって、
請求項1〜5のいずれか一項に記載のダンパアセンブリを組み立てる工程と、
前記着座部が前記ダンパ収容空間の底部の固定面に当接して保持されるように前記ダンパアセンブリを前記ダンパ収容空間に配置する工程と、
前記蓋体と前記第1受圧部の間に前記弾性部材を挟んで、前記蓋体を前記ポンプボディに固定することにより、前記弾性部材が前記被押圧部を押圧して、前記第1当接部と前記第2当接部とが前記ダンパ部材に当接し、前記ダンパ部材が固定されるとともに、前記ダンパアセンブリが固定される工程と、
からなることを特徴とする高圧ポンプの製造方法。
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