JP5919808B2 - 電磁弁装置の製造方法 - Google Patents
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Description
(一実施形態)
本発明の一実施形態による高圧ポンプを図1〜図3に示す。高圧ポンプ10は、図示しない燃料タンクから供給される燃料を加圧し、この加圧した燃料を燃料レールに吐出する燃料ポンプである。高圧ポンプ10は、本体部20、燃料供給部54、プランジャ部78、燃料吸入部124および燃料吐出部102を備える。燃料吸入部124は、特許請求の範囲に記載の「電磁弁装置」に相当する。以下の説明では、図1の上を「上」、図1の下を「下」として説明する。
支持部材22は、円筒状のシリンダ保持部24、シリンダ保持部24の下端部から径外方向へ突き出すフランジ部28、および、フランジ部28から下方向へ突き出す円筒状のエンジン嵌合部30から一体に形成される。シリンダ保持部24は、シリンダ32が圧入される第1シリンダ圧入孔26を有する。エンジン嵌合部30は、シリンダ保持部24の外径よりも大きい外径を有する。
支持部材22、シリンダ32および通路形成部材46は、後述のカバー56とともに特許請求の範囲に記載の「ハウジング」を構成する。
燃料供給部54は、カバー56、燃料インレット66およびパルセーションダンパ68から構成される。
カバー56は、有底筒状に形成され、通路形成部材46を収容し、開口端部が支持部材22のフランジ部28に当接する。カバー56の筒部は、周方向で離間する通孔58、60、62を有する。通孔58は、第2吸入孔50に対応する位置に形成される。通孔58には、燃料吸入部124の吸入弁ボディ128が挿入される。通孔60は、第2吐出孔52に対応する位置に形成される。通孔60には、燃料吐出部102の吐出弁ボディ104が挿入される。通孔62には、カバー56内に燃料を供給する燃料インレット66の基端部が挿入される。
プランジャ部78は、プランジャ80、オイルシールホルダ86、スプリングシート98およびプランジャスプリング100等から構成される。
プランジャ80は、シリンダ32により軸方向に摺動可能に支持される大径部82、および、大径部82の下端部から下方向へ延びる小径部84から一体に形成される。小径部84の下端部は、図示しないタペット等に当接可能である。タペットは、図示しないカムシャフトに取り付けられたカムに外面を当接させ、カムシャフトの回転によりカムプロファイルに応じて軸方向に往復移動する。
燃料吐出部102は、吐出弁ボディ104、シートボディ106、吐出弁部材112およびリリーフ弁部材114等から構成される。
吐出弁ボディ104は、円筒状に形成され、通路形成部材46の第2吐出孔52の内壁に形成されたねじ穴に螺合することで通路形成部材46に固定される。
リリーフ弁部材114は、シートボディ106の底部に対し加圧室40側に位置し、シートボディ106の底部が有するリリーフ通路110の開口を開閉可能である。リリーフ弁部材114は、スプリングホルダ120に保持されたリリーフ弁スプリング122により閉弁方向へ付勢される。
燃料吸入部124は、吸入弁部126および電磁駆動部150を備える。
吸入弁部126は、吸入弁ボディ128、シートボディ138、スプリングホルダ142および吸入弁体146等から構成される。吸入弁ボディ128は、特許請求の範囲に記載の「弁ボディ」に相当する。吸入弁体146は、後述のニードル178と共に特許請求の範囲に記載の「弁部材」を構成する。
吸入弁体146は、シートボディ138の弁座140に対し加圧室40側に位置し、弁座140に当接および離間可能である。吸入弁体146は、弁座140から離間することで吸入室134と加圧室40とを連通させ、弁座140に当接することで吸入室134と加圧室40との連通を遮断する。吸入弁体146とスプリングホルダ142との間に設けられたスプリング148は、吸入弁体146を閉弁方向へ付勢する。
固定コア152は、カバー56外に位置し、接続リング192により吸入弁ボディ128の端部に一体に固定される。接続リング192は、固定コア152および吸入弁ボディ128にそれぞれ溶接により固定される。固定コア152は磁性材料からなる。
可動コア158は、嵌め付け部160、端面当接部161およびかしめ部163から一体に形成される。嵌め付け部160は、筒状に形成され、ニードル178の嵌め付け面186に圧入により固定される。端面当接部161は、ニードル178と固定コア152との間に位置し、ニードル178の端面184に当接する。端面当接部161は、嵌め付け部160のニードル178への圧入時に嵌め付け部160内側の空気を抜くための空気抜き孔162を有する。
その一方で、ニードル178は、固定コア152が磁化したときはスプリングホルダ194の付勢力に抗して可動コア158とともに固定コア152側に移動し、吸入弁体146から離間し、吸入弁体146を閉弁させる。
先ず、圧入工程では、図6に示すように、ニードルアッセンブリのニードル178の端部182が可動コア158の嵌め付け部160に圧入される。このとき、ニードル178は、端面184が可動コア158の端面当接部161に当接するまで圧入される。
可動コア158は、嵌め付け部160、端面当接部161およびかしめ部163から一体に形成される。嵌め付け部160は、筒状に形成され、ニードル178の嵌め付け面186に圧入により固定される。端面当接部161は、ニードル178と固定コア152との間に位置し、ニードル178の端面184に当接する。
また、本実施形態では、基端部164と嵌め付け部160との接続部の角166には丸みがある。そのため、この接続部の疲労強度を高めることができる。
本発明の他の実施形態では、可動コアのかしめ部の段差面は、軸方向で外径が段階的に変化するよう形成されてもよい。
また、本発明の他の実施形態では、可動コアのかしめ部のかしめ箇所は、周方向で等間隔に位置していなくてもよい。また、可動コアのかしめ部のかしめ箇所は、周方向で3箇所でなくてもよい。2箇所以下あるいは4箇所以上であってもよい。
また、本発明の他の実施形態では、かしめ工程にて可動コアのかしめ部をかしめるとき、必ずしも可動コアとニードルとを軸方向で押さえる必要はない。
また、本発明の他の実施形態では、吸入弁部材およびニードルは一体に形成されてもよい。
また、本発明の他の実施形態では、可動コアは、固定コアに対し吸入弁部材とは反対側に配置されてもよい。
また、本発明の他の実施形態では、ハウジングが支持部材と通路形成部材とカバーとに分けて構成されなくてもよい。
本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の形態に適用可能である。
134・・・吸入室(流路) 146・・・吸入弁部材(弁部材)
152・・・固定コア 156・・・コイル
158・・・可動コア 160・・・嵌め付け部
161・・・端面当接部 163・・・かしめ部
164・・・基端部 165・・・先端部
178・・・ニードル(弁部材) 180・・・端部(一端部)
182・・・端部(他端部) 184・・・端面
186・・・嵌め付け面 190・・・段差面
Claims (5)
- 流路(134)を有する弁ボディ(128)と、
前記流路を開閉可能な弁部材(146)と、
前記弁ボディに一体に固定されている固定コア(152)と、
前記固定コアの径外方向で環状に巻回された巻線からなり、通電により磁界を発生するコイル(156)と、
前記弁部材の一端部(180)に一体に固定され、前記コイルが発生する磁界により前記固定コアが磁化すると当該固定コアに引き寄せられる可動コア(158)と、
を備え、
前記弁部材の前記一端部は、端面(184)から前記弁部材の他端部(182)側に向かって順に嵌め付け面(186)と、前記他端部側ほど外径が小さくなる段差面(190)とを有し、
前記可動コアは、前記弁部材の前記嵌め付け面に嵌め付けられている筒状の嵌め付け部(160)と、前記弁部材の前記端面に当接している端面当接部(161)と、前記嵌め付け部から前記他端部側に突き出す筒状であり、基端部(164)が先端部(165)よりも肉薄であるかしめ部(163)とから一体に形成され、前記端面当接部と前記かしめ部とで前記弁部材の前記一端部を軸方向に挟み込む電磁弁装置の製造方法であって、
前記かしめ部は、前記先端部の内壁が前記段差面に密着するよう、径方向のみから力を作用させることによって、径内方向にかしめられることを特徴とする電磁弁装置の製造方法。 - 前記可動コアの前記かしめ部の前記先端部は、周方向で3箇所かしめられることを特徴とする請求項1に記載の電磁弁装置の製造方法。
- 前記可動コアの前記かしめ部のかしめ箇所は、周方向で等間隔に位置することを特徴とする請求項2に記載の電磁弁装置の製造方法。
- 前記可動コアの前記嵌め付け部と前記かしめ部との接続部の角(166)は、丸みを有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の電磁弁装置の製造方法。
- 前記可動コアの前記端面当接部が前記弁部材の前記端面に当接するまで前記可動コアの前記嵌め付け部を前記弁部材の前記嵌め付け面に嵌め付ける嵌め付け工程と、
前記可動コアと前記弁部材とを軸方向に相対移動不能に押さえながら前記可動コアの前記かしめ部の前記先端部をかしめるかしめ工程と、
を含むことを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の電磁弁装置の製造方法。
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