JP5729607B2 - 高圧ポンプ - Google Patents

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本発明は、液体を吸入し圧送する高圧ポンプに関する。
従来、プランジャの往復移動により加圧室の容積を変化させることで液体を吸入し圧送する高圧ポンプが知られている。この高圧ポンプは、プランジャの下降時に吸入通路を経由して加圧室に液体を吸入し、プランジャの上昇時に加圧室の液体を加圧し吐出通路から吐出する。例えば特許文献1には、内燃機関に燃料を供給する高圧ポンプが開示されている。この高圧ポンプでは、加圧室、吸入通路および吐出通路がハウジングに形成されている。
特開2004−138062号公報
近年、高圧ポンプは、高圧および大流量への対応が望まれている。そのため、加圧室の燃料の圧力を受けるハウジングは、その圧力に耐えうる剛性を確保するため肉厚に形成されている。特許文献1に開示された高圧ポンプのハウジングは、中実筒状の部材に加圧室および複数の通路等が形成されているため、形状が複雑であり且つ重いという問題がある。
上記問題に対し、ハウジングを複数の部材で構成することが考えられる。例えば、加圧室を有するシリンダと、シリンダに結合し吸入通路および吐出通路を有する上ハウジングと、シリンダおよび上ハウジングに結合し支持部材として機能する下ハウジングとでハウジングを構成することが考えられる。これによれば、加圧室の燃料の圧力を直接受けない下ハウジングは肉厚を薄くすることで軽量化することができる。また、上ハウジングは、通路を形成する部分以外の駄肉を減らすことで軽量化することができる。そのため、ハウジングが軽くなる。
しかしながら、上述のようにハウジングを複数の部材で構成する場合、例えば下ハウジングを上ハウジングに結合するとき、または、下ハウジングを他部材に結合するとき下ハウジングが変形し、変形した下ハウジングがシリンダを径方向へ押圧するということが考えられる。この押圧によってシリンダが径内方向に変形すると、シリンダとプランジャとの間のクリアランスが狭くなり、プランジャが焼き付くおそれがある。
本発明は、以上のような点に鑑みてなされたものであり、その目的は、ハウジングを軽量にすることができ、且つ、プランジャの焼き付きを抑制することができる高圧ポンプを提供することである。
請求項1に記載の発明による高圧ポンプは、プランジャ、シリンダ、上ハウジングおよび下ハウジングを備える。シリンダは、往復移動可能なプランジャを摺動可能に支持する筒部、及び、筒部の一端を塞ぐ底部からなる。シリンダは、筒部の内壁と底部の内壁とプランジャの外壁とで区画形成される加圧室、加圧室に連通する吸入孔、及び、加圧室に連結する吐出孔を有する。
上ハウジングは、通路形成部およびカバー部からなる。通路形成部は、シリンダに結合し、シリンダの吸入孔に連通する吸入通路とシリンダの吐出孔に連通する吐出通路とを有する。カバー部は、通路形成部の外側を覆うカバーである。
下ハウジングは、フランジ部および結合部からなる。フランジ部は、シリンダの径外方向に位置し、シリンダの外壁を取り囲むように環状に形成され、上ハウジングのカバー部に結合する。結合部は、フランジ部と一体に形成され、上ハウジングの通路形成部に結合する。下ハウジングは、シリンダの径外方向に配置される。シリンダと下ハウジングとの間には第1の環状隙間がある。
このように構成される高圧ポンプでは、ハウジングはシリンダ、上ハウジングおよび下ハウジングで構成される。これによれば、加圧室の燃料の圧力を直接受けない下ハウジングは肉厚を薄くすることで軽量化することができる。また、上ハウジングは、通路を形成する部分以外の駄肉を減らすことで軽量化することができる。そのため、ハウジングが軽くなる。
また、下ハウジングとシリンダとの間に第1の環状隙間があるので、下ハウジングは径方向でシリンダから離間する。そのため、下ハウジングと上ハウジングとの結合又は下ハウジングと他部材との結合により下ハウジングが変形するとき、下ハウジングがシリンダを径方向へ押圧することを回避することができる。そのため、シリンダの変形が抑制され、例えばシリンダの変形によりシリンダとプランジャとの間のクリアランスが狭くなりプランジャが焼き付くことを回避可能である。
請求項2に記載の発明では、下ハウジングの結合部は、プランジャが摺動可能な筒部の摺動面に対し径外方向に位置する。
このように、下ハウジングの結合部と上ハウジングとの結合による下ハウジングの変形量が最も大きい部分がシリンダの摺動面に対し径外方向に位置する場合も、下ハウジングがシリンダを押圧することを回避可能である。そのため、シリンダの変形を抑制し、例えばシリンダの変形によりシリンダとプランジャとの間のクリアランスが狭くなりプランジャが焼き付くことを回避可能である。
請求項3に記載の発明では、上ハウジングの通路形成部およびカバー部は互いに別体に形成される
これによれば、下ハウジングの結合部と上ハウジングの通路形成部との結合、または、下ハウジングのフランジ部と上ハウジングのカバー部との結合により下ハウジングが変形するとき、下ハウジングがシリンダを径方向へ押圧することを回避することができる。そのため、シリンダの変形を抑制し、例えばシリンダの変形によりシリンダとプランジャとの間のクリアランスが狭くなりプランジャが焼き付くことを回避可能である。
請求項4に記載の発明では、下ハウジングの結合部は、上ハウジングの通路形成部に締まり嵌めで嵌合する。
また、請求項5に記載の発明では、上ハウジングの通路形成部は、シリンダが嵌合する第1嵌合孔、及び、第1嵌合孔の下ハウジング側かつ第1の環状隙間の径外方向に形成され第1嵌合孔の内径よりも大きい内径をもつ第2嵌合孔を有する。また、下ハウジングの結合部は、フランジ部から第2嵌合孔内に突き出す筒状である。この結合部は、第1の環状隙間の径外方向で第2嵌合孔の内壁に締まり嵌めで嵌合する。
これらによれば、下ハウジングの結合部と上ハウジングの通路形成部との嵌合により下ハウジングが変形するとき、下ハウジングがシリンダを径方向へ押圧することを回避することができる。そのため、シリンダの変形を抑制し、例えばシリンダの変形によりシリンダとプランジャとの間のクリアランスが狭くなりプランジャが焼き付くことを回避可能である。
請求項6に記載の発明では、下ハウジングの結合部は、軸方向で上ハウジングの通路形成部に対し第2の環状隙間を隔てて配置される。
これによれば、例えば上ハウジングの通路形成部に接続される弁装置や配管等から通路形成部に作用する力が下ハウジングに伝わり難い。そのため、上ハウジングの通路形成部から下ハウジングに伝わる力がシリンダに作用することを回避することができる。そのため、シリンダの変形を抑制し、例えばシリンダの変形によりシリンダとプランジャとの間のクリアランスが狭くなりプランジャが焼き付くことを回避可能である。
請求項7に記載の発明では、下ハウジングのフランジ部は、上ハウジングのカバー部に溶接されている。
また、請求項8に記載の発明では、下ハウジングのフランジ部は、下ハウジングを他部材に固定するねじが挿通するねじ挿通孔を有する。
このように、下ハウジングのフランジ部が上ハウジングのカバー部に溶接されること、または、下ハウジングが他部材にねじ締結されることによって下ハウジングが大きく変形する場合も、下ハウジングがシリンダを押圧することを回避可能である。そのため、シリンダの変形を抑制し、例えばシリンダの変形によりシリンダとプランジャとの間のクリアランスが狭くなりプランジャが焼き付くことを回避可能である。
請求項9に記載の発明では、シリンダは、第1の環状隙間に対し加圧室とは反対側で径外方向へ突き出す突起を有する。この突起は、軸方向で下ハウジングに当接する。
これによれば、シリンダの突起に当接する下ハウジングは、加圧室の燃料の圧力を受けてプランジャとは反対側に移動しようとするシリンダを規制する規制部材として機能する。
請求項10に記載の発明では、下ハウジングは、径方向でシリンダの突起に対し第3の環状隙間を隔てて配置される。
これによれば、下ハウジングが変形するとき下ハウジングがシリンダの突起を径方向に押圧することを回避可能である。そのため、シリンダの変形を抑制し、例えばシリンダの変形によりシリンダとプランジャとの間のクリアランスが狭くなりプランジャが焼き付くことを回避可能である。
本発明の第1実施形態による高圧ポンプの断面図である。 図1のII−II線断面図である。 図1のIII−III線断面図である。 図1の高圧ポンプのうち支持部材、シリンダ、通路形成部材およびカバーの結合部分を詳しく説明する拡大図である。 本発明の第2実施形態による高圧ポンプの断面図である。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、複数の実施形態において、実質的に同一の構成部位には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態による高圧ポンプを図1〜図3に示す。高圧ポンプ1は、図示しない燃料タンクから低圧ポンプにより供給される燃料を加圧し、この加圧した燃料を燃料レールに吐出する燃料ポンプである。高圧ポンプ1は、本体部10、燃料供給部30、プランジャ部50、燃料吸入部70および燃料吐出リリーフ部90を備える。以下の説明では、図1および図2の上側を「上」、図1の下側を「下」として説明する。
本体部10は、「下ハウジング」としての支持部材11、シリンダ13、および、「通路形成部」としての通路形成部材15から構成される。
支持部材11は、フランジ部111、第1嵌合部112および第2嵌合部113から一体に形成されている。フランジ部111は、シリンダ13の径外方向に延びる円板状であり、シリンダ13が挿通するシリンダ挿通孔115を有する。「結合部」としての第1嵌合部112は、シリンダ13の径外方向に位置し、フランジ部111から上側に突き出す円筒状である。第2嵌合部113は、シリンダ13の径外方向に位置し、フランジ部13から下側に突き出す円筒状である。第2嵌合部113は、第1嵌合部112よりも大径に形成されている。フランジ部111は、第1嵌合部112の径外方向かつ第2嵌合部113の径内方向で厚み方向に貫通する燃料流通孔114を有する。
支持部材11は、耐錆性の高い例えばステンレス等の材料からなる。
シリンダ13は、プランジャ51を摺動可能に支持する筒部131と、筒部131の上端を塞ぐ底部132とからなる。シリンダ13は、フランジ部111のシリンダ挿通孔115に下側から挿入されている。シリンダ13の筒部131は、フランジ部111の下側で径外方向へ突き出し、軸方向でフランジ部111に当接する環状突起135を有する。フランジ部111は、シリンダ13の環状突起135が当接することでシリンダ13の上方向への移動を規制する。
筒部131の内壁、底部132の内壁、及び、プランジャ51の上端面511は、加圧室14を区画形成する。加圧室14内の燃料は、加圧室14が密封されるとシリンダ13内を上昇するプランジャ51により加圧される。
シリンダ13は、筒部131を内外に貫通し加圧室14に連通する吸入孔141、および、筒部131を内外に貫通し加圧室14に連通する吐出孔142を有する。吸入孔141および吐出孔142は、プランジャ51の軸に対し対称に配置されている。
シリンダ13は、プランジャ51の摺動による焼付や摩耗を抑えるため、例えば焼き入れ等の熱処理によって硬度が高められている。この熱処理は、プランジャ51が摺動する摺動面134だけに部分的に施されてもよいし、シリンダ13全体に施されてもよい。
通路形成部材15は、図1に示すようにシリンダ13の軸に直交する方向に長手状をなす直方体状に形成されている。通路形成部材15の長手方向の中央には、シリンダ13の軸方向に貫通する「第1嵌合孔」としてのシリンダ嵌合孔151が形成されている。シリンダ13は、通路形成部材15のシリンダ嵌合孔151に例えば圧入されている。シリンダ13と通路形成部材15とは、加圧室14で加圧された燃料がシリンダ13の外壁とシリンダ嵌合孔151の内壁との間から漏れないように結合している。
通路形成部材15は、吸入孔141に連通し、吸入孔141に対し加圧室14とは反対側に延びる第1吸入通路161と、第1吸入通路161から通路形成部材15の長手方向に直交する方向へ貫通する複数の第2吸入通路162とを有する。第1吸入通路161および複数の第2吸入通路162は、「吸入通路」を構成し、加圧室14に吸入される燃料が流通可能である。
通路形成部材15は、吐出孔142に連通し、吐出孔142に対し加圧室14とは反対側に延びる吐出通路163を有する。吐出通路163は、加圧室14で加圧された燃料を吐出可能である。
通路形成部材15は、例えば、横断面が矩形の棒状の素材にシリンダ嵌合孔151、第1吸入通路161、第2吸入通路162および吐出通路163を形成することで作られる。通路形成部材15は、後述のカバー31とともに、特許請求の範囲の「上ハウジング」を構成する。
次に、燃料供給部30について説明する。
燃料供給部30は、カバー31、パルセーションダンパ33および燃料インレット35を備える。
カバー31は、通路形成部材15およびシリンダ13の上端部を覆う。カバー31は、シリンダ13の径外方向に位置するカバー筒部312と、カバー筒部312の上端すなわち支持部材11とは反対側を塞ぐカバー底部311とを有する有底円筒状である。カバー筒部312は、カバー底部311側から支持部材11側に向けて順に第1円筒部321、多辺筒部322および第2円筒部323を形成する。
第1円筒部321および第2円筒部323は、軸方向に直交する断面が円形である。第1円筒部321の内径は、第2円筒部323の内径と比べて小さい。
多辺筒部322は、軸方向に直交する断面が八辺形である。多辺筒部322の外面は、互いに平行に且つ軸に対し対称に配置される四対の平面からなる。多辺筒部322と第1円筒部321とを接続する曲部、および、多辺筒部322と第2円筒部323とを接続する曲部は、カバー31の剛性を高めている。
多辺筒部322は、図3に示すように、上記四対の平面のうち通路形成部材15の第1吸入通路161近傍の平面に開口する第1貫通孔325と、上記四対の平面のうち通路形成部材15の吐出通路163近傍の平面に開口する第2貫通孔326と、第2貫通孔326が開口する平面に隣接する平面に開口する第3貫通孔327とを有する。第1貫通孔325には、吸入弁ボディ72がカバー31外から挿入されている。第2貫通孔326には、吐出弁ボディ91がカバー31外から挿入されている。第3貫通孔327には、カバー31内に燃料を供給する燃料インレット35の基端部が嵌合している。
カバー31は、耐錆性の高い例えばステンレス等の板材がプレス加工により作られる。カバー31は、内部に燃料ギャラリ32を形成する役割を果たす限りにおいて肉厚が薄く形成される。
カバー31は、支持部材11のフランジ部111、吸入弁ボディ72、吐出弁ボディ91および燃料インレット35と溶接されている。これにより、支持部材11側の開口端とフランジ部111との間の隙間、第1貫通孔325と吸入弁ボディ72との間の隙間、第2貫通孔326と吐出弁ボディ91との間の隙間、および、第3貫通孔327と燃料インレット35との間の隙間が液密に封止されている。フランジ部111は、カバー31の開口端と結合している。
カバー31内には、カバー31の内壁と、フランジ部111のカバー31側の外壁と、通路形成部材15およびシリンダ13の外壁とで区画される燃料ギャラリ32が形成されている。燃料ギャラリ32は、第2吸入通路162と連通する。燃料インレット35から燃料ギャラリ32に流入する燃料は、第2吸入通路162および第1吸入通路161等を経由して加圧室14に供給される。
燃料ギャラリ32には、パルセーションダンパ33が設けられている。パルセーションダンパ33は、2枚の円形皿状のダイアフラム331および332の外縁部が結合されてなる。パルセーションダンパ33内には所定圧の気体が密封される。パルセーションダンパ33は、外縁部が上支持体341と下支持体342とに挟まれるようにしてカバー31の第1円筒部321の内壁に固定されている。
パルセーションダンパ33は、燃料ギャラリ32内の燃料の圧力変化に応じて弾性変形することにより燃料ギャラリ32内の燃料の圧力脈動を低減する。
次にプランジャ部50について説明する。
プランジャ部50は、プランジャ51、オイルシールホルダ52、スプリングシート53およびプランジャスプリング54などを備える。
プランジャ51は、シリンダ13の筒部131に摺動可能に支持される大径部512と、大径部512の下側に一体に形成される小径部513とを有する。大径部512はシリンダ13の摺動面134を摺動可能である。小径部513はオイルシールホルダ52を挿通している。
オイルシールホルダ52は、支持部材11の第2嵌合部113の内壁に嵌合する圧入部522と、圧入部522と一体に形成され、プランジャ51の小径部513が挿通する基部521とを有する。筒状の基部521と小径部513の径外面との間には環状のシール523が設けられている。シール523は、径内側のテフロン(登録商標)リングと、径外側のOリングとからなり、プランジャ51の小径部513周囲の燃料油膜の厚さを調整する。これにより、エンジンへの燃料のリークが抑制される。また基部521の先端部分にはオイルシール525が固定されている。オイルシール525は、プランジャ51の小径部513周囲のオイル油膜の厚さ調整する。これにより、オイルのリークが抑制される。
スプリングシート53は、プランジャ51の小径部513の下端部に設けられている。プランジャ51の小径部513の下端部は、図示しないタペット等に当接可能である。タペットは、図示しないカムシャフトに取り付けられたカムに外面を当接させ、カムシャフトの回転により、カムプロファイルに応じて軸方向に往復移動する。
プランジャスプリング54は、一端がスプリングシート53に係止され、他端がオイルシールホルダ52の圧入部522の深部に係止されている。プランジャスプリング54は、プランジャ51の戻しばねとして機能し、プランジャ51をタペットに当接させるよう付勢する。
プランジャ部50は、前記カムシャフトの回転に応じてプランジャ51を往復移動させ、加圧室14の容積を増減させる。
次に、燃料吸入部70について説明する。
燃料吸入部70は、吸入通路を開閉するためのものであり、吸入弁部71および電磁駆動部81を備える。
吸入弁部71は、吸入弁ボディ72、シートボディ73、吸入弁部材74および第1スプリングホルダ75等からなる。
吸入弁ボディ72は、円筒状をなし、第1吸入通路161の内壁に形成されたねじ穴に螺合することで通路形成部材15に結合する。シートボディ73および第1スプリングホルダ75は、吸入弁ボディ72と通路形成部材15との間に挟まれて固定されている。シートボディ73内に形成される吸入室711は、第2吸入通路162を通じて燃料ギャラリ32に連通している。また、吸入室711は、吸入孔141を通じて加圧室14に連通可能である。シートボディ73の加圧室14側には、吸入弁部材74が当接可能な弁座731(図3参照)が形成されている。
吸入弁部材74は、シートボディ73の弁座731に対し加圧室14側で弁座731に当接および離間可能に設けられている。吸入弁部材74は、弁座731から離座することで吸入室711と加圧室14とを連通させ、弁座731に着座することで吸入室711と加圧室14とを遮断する。第1スプリングホルダ75が収容する第1スプリング76は、吸入弁部材74を閉弁方向(図1の左方向)へ付勢する。
電磁駆動部81は、固定コア83、可動コア84およびニードル86等からなる。
ニードル86は、吸入弁ボディ72内の第2スプリングホルダ852により軸方向に移動可能に支持されている。ニードル86は、加圧室14側に移動することで吸入弁部材74を弁座731から離間させる。可動コア84は、吸入弁ボディ72内で軸方向に移動可能に設けられ、ニードル86の端部に固定されている。
第2スプリングホルダ852の内側には、ニードル86を加圧室14側に付勢する第2スプリング85が設けられている。第2スプリング85は、第1スプリング76が吸入弁部材74を閉弁方向に付勢する力よりも強い力でニードル86を開弁方向へ付勢する。
固定コア83は、可動コア84に対し吸入弁部材74とは反対側に設けられている。コイル87は、固定コア83の周りに設けられている。コイル87に通電すると固定コア83に磁力が発生する。磁力を帯びた固定コア83は、第2スプリング85の付勢力に抗して可動コア84を吸引する。ニードル86は、固定コア83に吸引される可動コア84と共に吸入弁部材74とは反対側に移動する。これにより、吸入弁部材74が着座し、吸入弁部71が閉弁する。
固定コア83の磁力は、コイル87への通電を止めると失われる。ニードル86は、固定コア83の磁気的吸引力が無くなると、第2スプリング85の付勢力により固定コア83とは反対側に移動する。これにより、吸入弁部材74が離座し、吸入弁部71が開弁する。
次に、燃料吐出リリーフ部90について説明する。
燃料吐出リリーフ部90は、吐出弁ボディ91、シートボディ92、吐出弁部材94およびリリーフ弁部材96等からなる。
吐出弁ボディ91は、円筒状をなし、通路形成部材15の吐出通路163の内壁に形成されたねじ穴に螺合することで通路形成部材15に結合している。
シートボディ92は、有底筒状をなし、吐出弁ボディ91と通路形成部材15との間に挟まれることで固定されている。シートボディ92の底壁には、吐出路95と、その吐出路95に非連通のリリーフ通路97とが形成されている。吐出路95は、シートボディ92の底壁の加圧室14側の壁面のうち径外側に開口するとともに、シートボディ92の底壁の加圧室14とは反対側の壁面のうち中央に開口している。リリーフ通路97は、シートボディ92の底壁の加圧室14側の壁面のうち中央に開口するとともに、シートボディ92の底壁の加圧室14とは反対側の壁面のうち径外側に開口している。
吐出弁部材94は、シートボディ92の底壁の加圧室14とは反対側でシートボディ92に当接および離間可能に設けられている。吐出弁部材94は、シートボディ92に当接することで吐出路95を塞ぐ。吐出弁スプリング93は、吐出弁部材94を閉弁方向へ付勢する。
リリーフ弁部材96は、シートボディ92の底壁の加圧室14側でシートボディ92に当接および離間可能に設けられている。リリーフ弁部材96は、シートボディ92に当接することでリリーフ路97を塞ぐ。リリーフ弁スプリング98は、リリーフ弁部材96を閉弁方向へ付勢する。
次に、図4に基づき支持部材11、シリンダ13、通路形成部材15およびカバー31の結合部分を詳しく説明する。
支持部材11の第1嵌合部112は、特許請求の範囲の「結合部」として機能する。
支持部材11の第1嵌合部112は、シリンダ13の摺動面134の径外方向で、通路形成部材15の下側に開口する「第2嵌合孔」としての嵌合孔152の内壁に圧入されている。支持部材11のフランジ部111および第1嵌合部112は、シリンダ13の筒部131の径外方向で筒部131の外壁に対し第1の環状隙間121を隔てて配置されている。
支持部材11のフランジ部111は、軸方向で通路形成部材15の下端面153に当接するとともにシリンダ13の環状突起135に当接している。支持部材11の第1嵌合部112は、軸方向で嵌合孔152の底面に対し第2の環状隙間122を隔てて配置され、支持部材11のフランジ部111は、径方向でシリンダ13の環状突起135に対し第3の環状隙間123を隔てて配置されている。支持部材11は、径方向でシリンダ13に当接しない状態で軸方向および径方向に移動不能に固定されている。
カバー31の開口側の端部は、シリンダ13の摺動面134の径外方向で支持部材11のフランジ部111に溶接されている。支持部材11のフランジ部111は、高圧ポンプ1をエンジン100に固定するとき用いるねじ101が挿通するねじ挿通孔116を有する。支持部材11は、ねじ101によりエンジン100に締結される。
次に、高圧ポンプの組付手順を図1〜図4に基づき説明する。
(I)第1圧入工程
第1圧入工程では、支持部材11の第1嵌合部112を通路形成部材15の嵌合孔152に圧入する。このとき、支持部材11は、フランジ部111が通路形成部材15の下端面153に当接するまで圧入される。
(II)第2圧入工程
第2圧入工程では、シリンダ13を支持部材11の下側からシリンダ挿通孔115に挿入し通路形成部材115のシリンダ嵌合孔151に圧入する。このとき、シリンダ13は、環状突起135が支持部材11に軸方向で当接するまで圧入される。
(III)弁取付工程
弁取付工程では、先ず、カバー31を通路形成部材15の外側に被せる。続いて、燃料吐出リリーフ部を構成する部材同士が予め組み付けられた状態で、吐出弁ボディ91をカバー31の外側から第2貫通孔326に挿入し通路形成部材15にねじ込む。続いて、吸入弁ボディ72をカバー31の外側から第1貫通孔325に挿入し通路形成部材15にねじ込む。このとき、吸入弁部71を構成する他の部材も同時に通路形成部材15に組み付ける。
(IV)溶接工程
溶接工程では、先ず、カバー31の開口側の端部と下ハウジング11のフランジ部112とを溶接する。続いて、吐出弁ボディ91とカバー31とを溶接するとともに、吸入弁ボディ72とカバー31とを溶接する。これらの溶接は、例えばレーザ溶接等により行われる。
以上説明したように、第1実施形態では、高圧ポンプ1のハウジングは、シリンダ13、支持部材11、通路形成部材15およびカバー31から構成される。支持部材11は、シリンダ13の径外方向に位置し、シリンダ13の外壁を取り囲むように環状に形成され、カバー31に結合するフランジ部111と、フランジ部111と一体に形成され、通路形成部材15に結合する第1嵌合部112とを有する。支持部材11は、シリンダ13の径外方向に第1の環状隙間121を隔てて配置される。
このように構成される高圧ポンプ1では、ハウジングがシリンダ13、支持部材11、通路形成部材15およびカバー31から構成される。加圧室14の燃料の圧力を直接受けない支持部材11およびカバー31は肉厚を薄くすることで軽量化されている。また、通路形成部材15は、横断面が矩形の棒状の素材からなり、各通路を形成する部分以外の駄肉を減らすことで軽量化されている。そのため、高圧ポンプ1のハウジングが軽くなる。
また、支持部材11とシリンダ13との間に第1の環状隙間121があるので、支持部材11が径方向でシリンダ13の筒部131から離間する。そのため、支持部材11と上ハウジングとの結合又は支持部材11とエンジン100との結合により支持部材11が変形するとき、支持部材11がシリンダ13を径方向へ押圧することを回避することができる。そのため、シリンダ13の変形が抑制され、例えばシリンダ13の変形によりシリンダ13とプランジャ51との間のクリアランスが狭くなりプランジャ51が焼き付くことを回避可能である。
また、第1実施形態では、支持部材11の結合部として機能するフランジ部111および第1嵌合部112は、プランジャ51が摺動可能な筒部131の摺動面134に対し径外方向に位置する。
このように、支持部材11の結合部と他部材との結合による支持部材11の変形量が最も大きい部分がシリンダ13の摺動面134に対し径外方向に位置する場合も、支持部材11がシリンダ13を押圧することを回避可能である。そのため、シリンダ13の変形を抑制することができ、プランジャ51の焼き付きを回避可能である。
また、第1実施形態では、通路形成部材15およびカバー31は互いに別体に形成される。また、支持部材11の結合部は、上ハウジングの通路形成部材15に結合する第1嵌合部112と、上ハウジングのカバー31に結合するフランジ部111とからなる。
これによれば、支持部材11の第1嵌合部112と通路形成部材15との結合、または、支持部材11のフランジ部111とカバー31との結合により支持部材11が変形するとき、支持部材11がシリンダ13を径方向へ押圧することを回避することができる。そのため、シリンダ13の変形を抑制することができ、プランジャ51の焼き付きを回避可能である。
また、第1実施形態では、支持部材11の第1嵌合部112は、フランジ部111から嵌合孔152内に突き出す筒状である。この第1嵌合部112は、第1の環状隙間121の径外方向で嵌合孔152の内壁に締まり嵌めで嵌合する。
これによれば、支持部材11の第1嵌合部112と通路形成部材15との嵌合により支持部材11が変形するとき、支持部材11がシリンダ13を径方向へ押圧することを回避することができる。そのため、シリンダ13の変形を抑制することができ、プランジャ51の焼き付きを回避可能である。
また、第1実施形態では、支持部材11の第1嵌合部112は、軸方向で通路形成部材15に対し第2の環状隙間122を隔てて配置される。
これによれば、例えば通路形成部材15に接続される弁装置や配管等から通路形成部材15に作用する力が支持部材11に伝わり難い。そのため、通路形成部材15から支持部材11に伝わる力がシリンダ13に作用することを回避することができる。そのため、シリンダ13の変形を抑制することができ、プランジャ51の焼き付きを回避可能である。
また、第1実施形態では、支持部材11のフランジ部111は、上ハウジングのカバー31に溶接されている。また、第1実施形態では、支持部材11のフランジ部111は、支持部材11をエンジン100に固定するねじ101が挿通するねじ挿通孔116を有する。
このように、支持部材11のフランジ部111がカバー31に溶接されること、または、支持部材11がエンジン100にねじ締結されることによって支持部材11が大きく変形する場合も、支持部材11がシリンダ13を押圧することを回避可能である。そのため、シリンダ13の変形を抑制することができ、プランジャ51の焼き付きを回避可能である。
また、第1実施形態では、シリンダ13は、第1の環状隙間121に対し加圧室14とは反対側で径外方向へ突き出す環状突起135を有する。この環状突起135は、軸方向で支持部材11に当接する。支持部材11は、径方向でシリンダ13の突起に対し第3の環状隙間123を隔てて配置される。
これによれば、支持部材11が変形するとき支持部材11がシリンダ13の突起を径方向に押圧することを回避可能である。そのため、シリンダ13の変形を抑制することができ、プランジャ51の焼き付きを回避可能である。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態による高圧ポンプを図5に基づき説明する。図5に示すように第2実施形態による高圧ポンプ2では、プランジャ部60のプランジャ61は、軸方向で外径が同一となるストレート型のプランジャである。
このようなプランジャ61を備える高圧ポンプ2においても、第1実施形態と同様に、加圧室14の燃料の圧力を直接受けない支持部材11およびカバー31は肉厚を薄くすることで軽量化されている。また、通路形成部材15は、横断面が矩形の棒状の素材からなり、各通路を形成する部分以外の駄肉を減らすことで軽量化されている。そのため、高圧ポンプ1のハウジングが軽くなる。
また、支持部材11とシリンダ13との間に第1の環状隙間121があるので、支持部材11が径方向でシリンダ13の筒部131から離間する。そのため、支持部材11と上ハウジングとの結合又は支持部材11とエンジン100との結合により支持部材11が変形するとき、支持部材11がシリンダ13を径方向へ押圧することを回避することができる。そのため、シリンダ13の変形が抑制され、例えばシリンダ13の変形によりシリンダ13とプランジャ51との間のクリアランスが狭くなりプランジャ51が焼き付くことを回避可能である。
(他の実施形態)
本発明の他の実施形態では、通路形成部材およびカバーは、互いに一体に形成されてもよい
本発明の他の実施形態では、支持部材の第1嵌合部およびフランジ部は、シリンダの筒部の摺動面に対し径外方向に位置しなくてもよい。支持部材の第1嵌合部およびフランジ部は、シリンダの筒部の径外方向に位置していればよい。
本発明の他の実施形態では、支持部材の第1嵌合部は、通路形成部材から支持部材側に突き出す筒状の突起が嵌合する嵌合孔から構成されてもよい。
本発明の他の実施形態では、シリンダと通路形成部材とが圧入以外の方法で結合されてもよい。例えば、焼きばめ又は冷やしばめ等の他の締まり嵌めで結合されてもよい。
本発明の他の実施形態では、通路形成部材と支持部材とが圧入以外の方法で結合されてもよい。例えば、焼きばめ又は冷やしばめ等の他の締まり嵌めで結合されてもよいし、溶接やろう付け等で結合されてもよい。
本発明の他の実施形態では、支持部材の第1嵌合部は通路形成部材の嵌合孔の底面に軸方向で当接してもよい。また、支持部材のフランジ部は通路形成部材の下端面に軸方向で当接しなくてもよい。
本発明の他の実施形態では、カバーの開口側の端部は、支持部材のフランジ部に溶接以外の方法で結合されてもよい。たとえば、圧入、焼きばめ又は冷やしばめ等の締まり嵌めで結合されてもよい。
本発明の他の実施形態では、シリンダの筒部は、軸方向で支持部材に当接する環状突起を有していなくてもよい。
本発明の他の実施形態では、高圧ポンプは、燃料レール以外の装置へ向けて液体を吐出する液体ポンプとしてもよい。
本発明の他の実施形態では、吸入通路と吐出通路とは、プランジャの軸に対して対称に配置されなくてもよい。また吸入弁および吐出弁も、プランジャの軸に対して対称に配置されなくてもよい。
本発明の他の実施形態では、パルセーションダンパは、カバーの底部の内側ではなく、カバーの底部以外の場所に配置されてもよい。
このように本発明は、上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の形態に適用可能である。
1 ・・・高圧ポンプ
11 ・・・支持部材(下ハウジング)
111 ・・・フランジ
112 ・・・第1嵌合部(結合部)
121 ・・・第1の環状隙間
13 ・・・シリンダ
131 ・・・筒部
132 ・・・底部
134 ・・・摺動面
14 ・・・加圧室
141 ・・・吸入孔
142 ・・・吐出孔
15 ・・・通路形成部材(通路形成部、上ハウジング)
161 ・・・第1吸入通路(吸入通路)
162 ・・・第2吸入通路(吸入通路)
163 ・・・吐出通路
31 ・・・カバー(カバー部、上ハウジング)
51、61・・・プランジャ

Claims (10)

  1. 往復移動可能なプランジャと、
    前記プランジャを摺動可能に支持する筒部および当該筒部の一端を塞ぐ底部からなり、前記筒部の内壁と前記底部の内壁と前記プランジャの外壁とで区画形成される加圧室、当該加圧室に連通する吸入孔、及び、前記加圧室に連結する吐出孔を有するシリンダと、
    前記吸入孔に連通する吸入通路と前記吐出孔に連通する吐出通路とを有し前記シリンダに結合する通路形成部、及び、前記通路形成部の外側を覆うカバー部からなる上ハウジングと、
    前記シリンダの径外方向に位置し前記カバー部に結合する環状のフランジ部、及び、前記通路形成部に結合する結合部から一体に形成され、前記シリンダの径外方向に配置される下ハウジングと、
    を備え
    前記シリンダと前記下ハウジングとの間には第1の環状隙間があることを特徴とする高圧ポンプ。
  2. 前記下ハウジングの前記結合部は、前記プランジャが摺動可能な前記筒部の摺動面に対し径外方向に位置することを特徴とする請求項1に記載の高圧ポンプ。
  3. 前記上ハウジングの前記通路形成部および前記カバー部は互いに別体に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の高圧ポンプ。
  4. 前記下ハウジングの前記結合部は、前記上ハウジングの前記通路形成部に締まり嵌めで嵌合することを特徴とする請求項3に記載の高圧ポンプ。
  5. 前記上ハウジングの前記通路形成部は、前記シリンダが嵌合する第1嵌合孔、及び、当該第1嵌合孔の前記下ハウジング側かつ前記第1の環状隙間の径外方向に形成され前記第1嵌合孔の内径よりも大きい内径をもつ第2嵌合孔を有し、
    前記下ハウジングの前記結合部は、前記フランジ部から前記第2嵌合孔内に突き出す筒状であり、前記第1の環状隙間の径外方向で前記第2嵌合孔の内壁に嵌合することを特徴とする請求項4に記載の高圧ポンプ。
  6. 前記下ハウジングの前記結合部は、軸方向で前記上ハウジングの前記通路形成部に対し第2の環状隙間を隔てて配置されることを特徴とする請求項5に記載の高圧ポンプ。
  7. 前記下ハウジングの前記フランジ部は、前記上ハウジングの前記カバー部に溶接されていることを特徴とする請求項3〜6のいずれか一項に記載の高圧ポンプ。
  8. 前記下ハウジングの前記フランジ部は、前記下ハウジングを他部材に固定するねじが挿通するねじ挿通孔を有することを特徴とする請求項3〜7のいずれか一項に記載の高圧ポンプ。
  9. 前記シリンダは、前記第1の環状隙間に対し前記加圧室とは反対側で径外方向へ突き出し、軸方向で前記下ハウジングに当接する突起を有することを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の高圧ポンプ。
  10. 前記下ハウジングは、径方向で前記シリンダの前記突起に対し第3の環状隙間を隔てて配置されることを特徴とする請求項9に記載の高圧ポンプ。
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