JP2013079655A - 高圧ポンプ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 加圧側通路58の延長領域Rを燃料ギャラリ31の内部に想定し、当該延長領域Rが底部15とは反対側のダンパユニット32の蓋部14側へ延びるように構成する。ダンパユニット32は、蓋部14側及び底部15側に配置される2枚のダイアフラム33、34が周縁部で接合されてなるダンパ部材35と、燃料ギャラリ31の底部15に配置される底側支持部36と、底側支持部36との間にダンパ部材35の周縁部を挟み込むように押圧される蓋側支持部37とで構成されている。蓋側支持部37は、蓋部14側のダイアフラム34を周方向に囲繞し、当該ダイアフラム34を内面とする蓋部14側へ開口するギャラリ部分空間41を形成する筒状壁40を有している。
【選択図】 図2
Description
また、プランジャ部70は、燃料供給部30のちょうど反対側(図1中の下部)に設けられている。そして、プランジャ部70と燃料供給部30との中間付近に、燃料を加圧可能な加圧室12が形成されている。
さらにまた、燃料供給部30及びプランジャ部70の配列方向に直交する方向に、吸入弁部50(図1中の左側部)及び吐出弁部90(図1中の右側部)が設けられている。
図1に示すように、プランジャ部70は、プランジャ71、オイルシールホルダ72、スプリングシート73、及び、プランジャスプリング74などを備えている。
吸入弁部50は、図1に示すように、ハウジング11によって形成される筒部51、筒部51の開口を覆う弁部カバー52、及び、コネクタ53等を備えている。
筒部51は、略円筒状に形成され、内部が燃料通路55となっている。燃料通路55には、略円筒状のシートボディ56が配置されている。シートボディ56の内部には、吸入弁57が配置されている。また、燃料通路55は、加圧側通路58を介して、燃料ギャラリ31と連通している。
吐出弁部90は、図1に示すように、ハウジング11にて形成される円筒状の収容部91を有している。この収容部91にて形成される収容室911に、吐出弁92、スプリング93、及び、係止部94が収容されている。また、収容室911の開口部分が、吐出口95となっている。吐出口95とは反対側の収容室911の深部には、弁座が形成されている。
図1に示す高圧ポンプ1は、吸入行程、調量行程、及び、加圧行程を繰り返すことで動作する。
吸入行程は、燃料ギャラリ31から加圧室12へ燃料を吸入する行程である。このとき、プランジャ71は、上死点から下死点へ向かって移動し、吸入弁57は開弁状態となっている。
上記吸入行程では、プランジャ71の移動により加圧室12の容積が増加する。一方、可変容積室75の容積は減少する。したがって、可変容積室75に蓄えられた燃料が燃料ギャラリ31へ供給されることになる。
なお、加圧行程においては、吸入弁57が閉弁状態となることで、加圧室12から燃料ギャラリ31への燃料の戻りは問題にならない。
ここでは、最初に可変容積室75を採用したことによる効果を説明し、次に、燃料供給部30の構成によって発揮される効果を説明する。
加圧室12と可変容積室75とが同位相で容積変化することは既に述べたが、例えば、加圧室12の容積変化が「100」である場合に可変容積室75の容積変化が「60」であるとして、以下説明する。
またシール部分の小径化に伴い、シールを保持しているオイルシールホルダ72の小径化が図れることから、プランジャスプリング74を小径化することができ、結果的に高圧ポンプ1の体格の小型化に大きく寄与する。
本形態の高圧ポンプ1では、加圧側通路58の延長領域Rが底部15とは反対側のダンパユニット32の蓋部14側へ延びる(図2参照)。具体的には、加圧側通路58が燃料ギャラリ31の側壁311に開口しており、加圧側通路58の延長領域Rがダンパユニット32の蓋部14側へ延びるよう蓋部14による押圧方向(記号Dで示した方向)に対し傾斜して加圧側通路58が設けられている。
例えば、上記形態では加圧室通路58を傾斜させて設けていたが、これに対し、燃料通路55からダンパユニット32の押圧方向に沿って形成し、途中で燃料ギャラリ31側へ折れ曲がり燃料ギャラリ31の蓋部14に近い位置に開口するよう加圧室通路を設けてもよい。また例えば、燃料ギャラリ31の底部15に、底側筒状壁39の外周側かつ燃料ギャラリ31の側壁311の内周側に開口させるよう加圧側通路58を設けてもよい。これらの構成を採用しても、上述した効果と同様の効果が得られる。
30:燃料供給部、31:燃料ギャラリ、311:側壁、32:ダンパユニット、321:底側縁部、33:ダイアフラム、34:ダイアフラム、35:ダンパ部材、36:底側支持部、37:蓋側支持部、38:波ばね、39:底側筒状壁、391:貫通穴、40:蓋側筒状壁、41:ギャラリ部分空間、R:延長領域、
50:吸入弁部、51:筒部、52:弁部カバー、53:コネクタ、531:コイル、532:端子、533:固定コア、534:可動コア、535:スプリング、55:燃料通路、56:シートボディ、57:吸入弁、58:加圧側通路、59:ニードル、
70:プランジャ部、71:プランジャ、711:大径部、712:小径部、72:オイルシールホルダ、721:基部、722:圧入部、723:シール、725:オイルシール、727:円筒通路、728:環状通路、73:スプリングシート、74:プランジャスプリング、75:可変容積室、
90:吐出弁部、91:収容部、911:収容室、92:吐出弁、93:スプリング、94:係止部、95:吐出口
Claims (2)
- 燃料を供給するための燃料インレット(19)の開口(19a)を底部に有する燃料ギャラリ(31)から、燃料が加圧される加圧室(12)までを接続する加圧側通路(58)と、
前記加圧室を容積変化させると共に、前記加圧室の容積変化に伴い容積変化する可変容積室(75)を形成するプランジャ(71)と、
前記可変容積室から、前記燃料インレットの開口とは異なる前記燃料ギャラリの底部(15)の開口(18a)までを接続する容積室通路(18)と、
前記燃料ギャラリの内部に配設され、当該燃料ギャラリ内部の燃料圧力の変化を抑制するダンパユニット(32)と、
弾性部材(38)を介して前記ダンパユニットを押圧した状態で前記燃料ギャラリを閉塞する蓋部(14)と、
を備え、
前記加圧側通路は、前記加圧室から前記燃料ギャラリへ前記プランジャによって戻される燃料の主流が前記底部とは反対側の前記ダンパユニットの蓋部側へ向かうよう形成されており、
前記加圧側通路を前記燃料ギャラリの内部に向かって延長した仮想の延長領域(R)が前記底部とは反対側の前記ダンパユニットの蓋部側へ延びるよう構成されており、
前記ダンパユニットは、前記蓋部側及び前記底部側に配置される2枚のダイアフラム(33、34)が周縁部で接合されてなるダンパ部材(35)と、前記燃料ギャラリの前記底部に配置される底側支持部(36)と、前記底側支持部との間に前記ダンパ部材の周縁部を挟み込むように押圧される蓋側支持部(37)とで構成されており、
前記蓋側支持部は、前記蓋部側のダイアフラム(34)を周方向に囲繞し、当該ダイアフラムを内面とする前記蓋部側へ開口するギャラリ部分空間(41)を形成する筒状壁(40)を有していること
を特徴とする高圧ポンプ。 - 請求項1に記載の高圧ポンプにおいて、
前記筒状壁は、蓋部側へのみ開口するギャラリ部分空間を形成していること
を特徴とする高圧ポンプ。
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US20050019188A1 (en) * | 2003-07-22 | 2005-01-27 | Hitachi, Ltd. | Damper mechanism and high pressure fuel pump |
JP2008014319A (ja) * | 2007-09-11 | 2008-01-24 | Hitachi Ltd | ダンパ機構及び高圧燃料供給ポンプ |
JP2008286144A (ja) * | 2007-05-21 | 2008-11-27 | Hitachi Ltd | 液体脈動ダンパ機構、および液体脈動ダンパ機構を備えた高圧燃料供給ポンプ |
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