JP5252313B2 - 高圧ポンプ - Google Patents
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Description
加圧室の容積変化は、プランジャの大径部によって作出される。プランジャの小径部は、大径部よりも小径の部分であり、大径部と一体に、加圧室の反対側に形成されている。
オイルシールホルダは、プランジャに対応させてハウジングに取り付けられる。このオイルシールホルダに囲繞されるシール部材が、上述したハウジングと共に、プランジャの小径部の周囲に、可変容積室を形成する。この可変容積室から燃料ギャラリまでを接続するのが容積室通路である。これにより、プランジャによって加圧室の容積が増加すると、可変容積室の容積が減少し、可変容積室から容積室通路を経由して燃料ギャラリへ燃料が供給される。
ここでダンパ部材の可動部とは、高圧ポンプが通常作動している燃料インレット圧により燃料ギャラリ内に生じる燃料圧力でダンパ部材の各ダイアフラムが変位する範囲をいう。
このようにすれば、プランジャがさらに高速移動し、可変容積室から燃料ギャラリに噴出する燃料の流動が大きくなったとしても、ダンパ部材のダイアフラムの動きが阻害されることがない。これにより、吸入行程時には、ダンパ部材による吸入アシスト効果とともに、可変容積室による燃料供給効果のどちらも十分に得られる。したがって、吸入効率が向上する。
また、可変容積室から燃料ギャラリに噴出する燃料は、支持部材に衝突することで、エネルギーが減少する。このため、流速が遅くなるので、ダンパ部材によって燃圧脈動が低減される時間が増加する。これにより、燃圧脈動を確実に抑制することができる。
また例えば請求項13に示すように、容積室通路の燃料ギャラリ側の開口端から供給される燃料の動圧によるダンパ部材の可動部に対する作用を抑制するよう構成されていることとしてもよい。
(第1実施形態)
本形態の高圧ポンプは、図1に示すごとくである。高圧ポンプ1は、図示しないインレットから供給される燃料を加圧し、吐出弁部70から図示しない燃料レールへ燃料を吐出する。なお、インレットの上流側には、低圧ポンプからの配管が接続される。
高圧ポンプ1は、外郭を構成している本体部10、プランジャ部30、吸入弁部50、及び、吐出弁部70を備えている。
さらにまた、カバー12及びプランジャ部30の配列方向に直交する方向に、吸入弁部50(図1中の左方)及び吐出弁部70(図1中の右方)が設けられている。
このような構成により、燃料ギャラリ13に供給された燃料は、吸入弁部50を経由し、加圧室14を経由して、吐出弁部70から吐出される。
最初にプランジャ部30について説明する。
プランジャ部30は、プランジャ31、オイルシールホルダ32、スプリングシート33、及び、プランジャスプリング34などを備えている。
基部321は、略円筒状であり、プランジャ31の小径部312の外周を囲む。基部321は、その内部に、リング状のシール323を有している。シール323は、内周のテフロンリング(「テフロン」は登録商標)と、外周のOリングとからなる。このシール323により、プランジャ31の小径部312周囲の燃料油膜の厚さが調整され、エンジンへの燃料のリークが抑制される。このシール323に隣接して、加圧室14側に、プランジャストッパ324が配設されている。また、基部321は、その先端部分に、オイルシール325を有している。このオイルシール325によって、プランジャ31の小径部312の周囲のオイル油膜の厚さが規制され、オイルのリークが抑制される。
吸入弁部50は、図1に示すように、ハウジング11によって形成される筒部51、筒部51の開口を覆う弁部カバー52、及び、コネクタ53等を備えている。
筒部51は、略円筒状に形成され、内部に燃料通路55を有している。燃料通路55には、略円筒状のシートボディ56が配置されている。シートボディ56の内部には、吸入弁57が配置されている。この吸入弁57の内部には、スプリング58が収容配置されている。
吐出弁部70は、図1に示すように、ハウジング11にて形成される円筒状の収容部71を有している。この収容部71にて形成される収容室711に、吐出弁72、スプリング73、及び、係止部74が収容されている。また、収容室711の開口部分が、吐出口75となっている。吐出口75とは反対側の収容室711の深部には、弁座712が形成されている。
吸入行程は、燃料ギャラリ13から加圧室14へ燃料を吸入する行程である。このとき、プランジャ31は、上死点(図4参照)から下死点(図5参照)へ向かって移動し、吸入弁57は開弁状態となっている。
加圧行程は、加圧室14から吐出弁部70を経由して燃料を吐出する行程である。このとき、プランジャ31は、上死点(図4参照)へ向かって移動し、吸入弁57は閉弁状態となっている。
なお、図4及び図5では、吸入弁57は、便宜上、すべて開弁状態で示している。
上記吸入行程では、プランジャ31の移動により加圧室14の容積が増加する。一方、可変容積室35の容積は減少する。したがって、可変容積室35に蓄えられた燃料が燃料ギャラリ13へ供給されることになる。
上記調量行程では、プランジャ31の移動により加圧室14の容積が減少する。一方、可変容積室35の容積は増加する。したがって、加圧室14から燃料ギャラリ13へ戻される燃料の一部は、可変容積室35へ送られる。
なお、加圧行程においては、吸入弁57が閉弁状態となることで、加圧室14から燃料ギャラリ13への燃料の戻りは問題にならない。
吸入行程において、可変容積室35の容積の減少が「60」であるとすると、可変容積室35から燃料ギャラリ13へ「60」の燃料が供給される。ここで加圧室14の容積の増加が「100」であるとすると、インレット開口部133からの燃料の供給量は、「40」で賄えることになる。
このようにすれば、たとえ燃料の流動が大きくなったとしても、パルセーションダンパ131の機能が阻害されることを抑制できる。その結果、プランジャ31が可変容積室35によるポンプ機能を果たしつつ、パルセーションダンパ131の機能も十分に発揮される。
上記形態では、燃料ギャラリ13の形成位置によって、パルセーションダンパ131と戻し流路17の延長領域との位置関係を調整している。
これに対し、本形態では、戻し流路を傾斜させるようにした。図6に示すごとくである。戻し流路171は、プランジャ31の軸に対し、燃料ギャラリ13へ向かうに連れて当該軸から離れるように傾斜している。これにより、上記形態と同様、戻し流路171の延長領域(図6中に記号R2で示す領域)から、パルセーションダンパ131の可動部131aが外れるようになっている。その結果、上記形態と同様の効果が奏される。
上記形態では、燃料ギャラリ13の形成位置(図2参照)によって、又は、戻し流路171(図6参照)の傾斜によって、パルセーションダンパ131と戻し流路171の延長領域との位置関係を調整している。
これに対し、本形態では、図7に示すように、戻し流路172が蓋部材172aを備えることとし、この蓋部材172aによって、戻し流路172の開口端が形成されるようにした。これにより、上記形態と同様、戻し流路172の延長領域(図7中に記号R3で示す領域)から、パルセーションダンパ131の可動部131aが外れるようになっている。その結果、上記形態と同様の効果が奏される。
上記形態では、燃料ギャラリ13の形成位置又は戻し流路の傾斜角度によって、パルセーションダンパ131の可動部が戻し通路の延長領域から外れるように構成した。
これに対し、本形態では、図8に示すように、戻し通路173の延長領域R4が、下部材135のみに向かうように構成している。戻し流路173の延長領域R4は、パルセーションダンパ131における下部材135よりも径方向内側の部分が全て外れるようになっている。
一方、矢印Zに示すように、下部材135に設けられた絞り孔135aを通過する燃料は、この絞り孔135aを通過する際に流速が遅くなり、下部材135の径方向内側の空間に出るので、燃圧脈動が抑制される。
したがって、吸入効率が向上するとともに、燃圧脈動を抑制することができる。
なお、本形態における下部材135が特許請求の範囲に記載の「支持部材」を構成し、戻し流路173が特許請求の範囲の「容積室流路」を構成する。
上記第4実施形態では、燃料ギャラリ13の形成位置及び戻し流路173の傾斜角度によって、戻し通路173の延長領域が下部材135のみに向かうように構成した。
これに対し、本形態では、図9に示すように、戻し流路172が蓋部材139を有することとし、この蓋部材139によって、戻し流路172の開口端が形成されるようにした。これにより、戻し流路172の延長領域R5が下部材135のみに向かうようになっている。
蓋部材139は、燃料ギャラリ13内に突出し、戻し流路172の延長領域R5が下部材135のみに向かうように傾斜している。このため、可変容積室35から戻し流路172を経由し燃料ギャラリ13に噴出する燃料は、蓋部材139に案内され、下部材135の径方向内側の内壁に衝突する。このため、パルセーションダンパ131のダイアフラムの動きが阻害されることなく、吸入行程時には、パルセーションダンパ131による吸入アシスト効果とともに、可変容積室35による燃料供給効果のどちらも十分に得ることができる。したがって、吸入行程時、加圧室14への吸入効率が向上する。
また、部材135の径方向内側の内壁に衝突した燃料はエネルギーが減少し、流速が遅くなり、下部材135の径方向内側の空間に滞留するので、パルセーションダンパ131のダイアフラムによって燃圧脈動を低減される時間が増加する。
したがって、吸入効率が向上するとともに、燃圧脈動を抑制することができる。
このように、本形態では、燃料ギャラリ13の位置及び容積室通路172の傾斜角度を大幅に設計変更することなく、蓋部材139の形状を設定することで、上記第4実施形態と同様の効果を得ることができる。
Claims (13)
- 燃料が供給される燃料ギャラリ、燃料を加圧する加圧室、及び、前記燃料ギャラリから前記加圧室までを接続する吸入通路を有するハウジングと、
前記加圧室の容積変化を作出する大径部、及び、当該大径部と一体に前記加圧室の反対側に形成され前記大径部よりも小径の小径部を有するプランジャと、
前記プランジャに対応させて前記ハウジングに取り付けられるオイルシールホルダと、
前記オイルシールホルダに囲繞され、前記ハウジングと共に、前記小径部の周囲に、可変容積室を形成するシール部材と、
前記可変容積室から前記燃料ギャラリまでを接続する容積室通路と、
前記燃料ギャラリの内部に配設され、当該燃料ギャラリ内部の燃料圧力の変化により膨張又は収縮可能なダンパ部材と、
を備え、
前記プランジャによって、前記加圧室の容積が増加すると前記可変容積室の容積が減少し、前記可変容積室から前記容積室通路を経由して前記燃料ギャラリへ燃料が供給されるようになっており、
燃料の流動が相対的に大きくなり得る前記容積室通路の延長領域を前記燃料ギャラリ内部に想定し、当該延長領域から前記ダンパ部材の可動部が外れるよう構成されていること
を特徴とする高圧ポンプ。 - 請求項1に記載の高圧ポンプにおいて、
前記ハウジングには、前記延長領域から前記ダンパ部材の可動部が外れるように、前記燃料ギャラリが形成されていることを特徴とする高圧ポンプ。 - 請求項1又は2に記載の高圧ポンプにおいて、
前記ハウジングには、前記延長領域から前記ダンパ部材の可動部が外れるように、前記プランジャの軸方向に対し傾斜する前記容積室通路が形成されていることを特徴とする高圧ポンプ。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の高圧ポンプにおいて、
前記ダンパ部材を前記燃料ギャラリ内に支持する支持部材を備え、
前記容積室通路は、前記ダンパ部材における前記支持部材よりも前記可動部側の部分から前記延長領域が外れると共に、前記支持部材に前記延長領域が向かうように形成されていることを特徴とする高圧ポンプ。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の高圧ポンプにおいて、
前記ハウジングの内壁と前記ダンパ部材との間に設けられ、前記ダンパ部材を前記燃料ギャラリ内に支持する環状の支持部材を備え、
前記容積室通路は、前記支持部材の径方向内側の内壁に前記延長領域が向かうように形成されていることを特徴とする高圧ポンプ。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載の高圧ポンプにおいて、
前記容積室通路は、前記延長領域から前記ダンパ部材の可動部が外れるように、開口端を形成する蓋部材を有していることを特徴とする高圧ポンプ。 - 請求項1〜6のいずれか一項に記載の高圧ポンプにおいて、
前記ダンパ部材を前記燃料ギャラリ内に支持する支持部材を備え、
前記容積室通路は、前記ダンパ部材における前記支持部材よりも前記可動部側の部分から前記延長領域が外れると共に、前記支持部材に前記延長領域が向かうように開口端を形成する蓋部材を有していることを特徴とする高圧ポンプ。 - 請求項1〜7のいずれか一項に記載の高圧ポンプにおいて、
前記ハウジングの内壁と前記ダンパ部材との間に設けられ、前記ダンパ部材を前記燃料ギャラリ内に支持する環状の支持部材を備え、
前記容積室通路は、前記支持部材の径方向内側の内壁に前記延長領域が向かうように開口端を形成する蓋部材を有していることを特徴とする高圧ポンプ。 - 燃料が供給される燃料ギャラリ、燃料を加圧する加圧室、及び、前記燃料ギャラリから前記加圧室までを接続する吸入通路を有するハウジングと、
前記加圧室の容積変化を作出する大径部、及び、当該大径部と一体に前記加圧室の反対側に形成され前記大径部よりも小径の小径部を有するプランジャと、
前記プランジャに対応させて前記ハウジングに取り付けられるオイルシールホルダと、
前記オイルシールホルダに囲繞され、前記ハウジングと共に、前記小径部の周囲に、可変容積室を形成するシール部材と、
前記可変容積室から前記燃料ギャラリまでを接続する容積室通路と、
前記燃料ギャラリの内部に配設され、当該燃料ギャラリ内部の燃料圧力の変化により膨張又は収縮可能なダンパ部材と、
を備え、
前記プランジャによって、前記加圧室の容積が増加すると前記可変容積室の容積が減少し、前記可変容積室から前記容積室通路を経由して前記燃料ギャラリへ燃料が供給されるようになっており、
前記容積室通路の前記燃料ギャラリ側の開口端から噴出する燃料が、前記ダンパ部材の可動部に衝突しないよう構成されていること
を特徴とする高圧ポンプ。 - 請求項9に記載の高圧ポンプにおいて、
前記ダンパ部材を前記燃料ギャラリ内に支持する支持部材を備え、
前記容積室通路は、この容積室通路から前記燃料ギャラリに排出される燃料が前記ダンパ部材における前記支持部材よりも前記可動部側の部分に衝突することなく、前記支持部材に衝突するように形成されていることを特徴とする高圧ポンプ。 - 請求項9または10に記載の高圧ポンプにおいて、
前記ダンパ部材を前記燃料ギャラリ内に支持する支持部材を備え、
前記容積室通路は、この容積室通路から前記燃料ギャラリに排出される燃料が前記支持部材に衝突した後、前記ダンパ部材の非可動部に衝突するように形成されていることを特徴とする高圧ポンプ。 - 請求項9〜11のいずれか一項に記載の高圧ポンプにおいて、
前記ダンパ部材を前記燃料ギャラリ内に支持する支持部材を備え、
前記容積室通路は、前記容積室通路から前記燃料ギャラリに排出される燃料が前記ダンパ部材における前記支持部材よりも前記可動部側の部分に衝突することなく、前記支持部材に衝突するように開口端を形成する蓋部材を有していることを特徴とする高圧ポンプ。 - 燃料が供給される燃料ギャラリ、燃料を加圧する加圧室、及び、前記燃料ギャラリから前記加圧室までを接続する吸入通路を有するハウジングと、
前記加圧室の容積変化を作出する大径部、及び、当該大径部と一体に前記加圧室の反対側に形成され前記大径部よりも小径の小径部を有するプランジャと、
前記プランジャに対応させて前記ハウジングに取り付けられるオイルシールホルダと、
前記オイルシールホルダに囲繞され、前記ハウジングと共に、前記小径部の周囲に、可変容積室を形成するシール部材と、
前記可変容積室から前記燃料ギャラリまでを接続する容積室通路と、
前記燃料ギャラリの内部に配設され、当該燃料ギャラリ内部の燃料圧力の変化により膨張又は収縮可能なダンパ部材と、
を備え、
前記プランジャによって、前記加圧室の容積が増加すると前記可変容積室の容積が減少し、前記可変容積室から前記容積室通路を経由して前記燃料ギャラリへ燃料が供給されるようになっており、
前記容積室通路の前記燃料ギャラリ側の開口端から供給される燃料の動圧による前記ダンパ部材の可動部に対する作用を抑制するよう構成されていること
を特徴とする高圧ポンプ。
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