JP2019100310A - 高圧燃料ポンプ - Google Patents

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Abstract

【課題】絡まらない、若しくは絡まりを容易に解除可能な止め輪でヨークを容易に固定することができる高圧燃料ポンプを提供する。【解決手段】固定コア39はアンカーを磁気的に吸引する磁気吸引面(第1の面)及び磁気吸引面と反対側の平面部39S2(第2の面)を有し、平面部39S2に凸部39pを有する。第2ヨーク44(ヨーク)は、凸部39pに挿通され、固定コア39の平面部39S2(第2の面)に接する。板バネ80(弾性体)は、凸部39pに挿通され、第2ヨーク44(ヨーク)を付勢する。止め輪70は、凸部39pに挿通され、板バネ80(弾性体)の一端を固定する。止め輪70は、止め輪70の径方向の最大幅より大きい又は止め輪70の板厚よりも小さい幅のスリット部70a(スリット)を有する。【選択図】図6

Description

本発明は、高圧燃料ポンプに関する。
高圧燃料ポンプの電磁吸入弁機構では、磁気回路を構成するため電磁コイルの周りにヨークが配置される。このようなヨークは、一例として圧入嵌合により固定される(例えば、特許文献1参照)。
特開2016-191367号公報
特許文献1に開示されるような技術では、圧入部の寸法を厳しく管理する必要があるため、製造コストが著しく増大する。これに対し、本願発明者は止め輪を用いてヨークを固定する方法を見出した。
一方、軸用又は穴用の止め輪において、一部切欠き部(スリット)を備える止め輪が広く用いられている。これら止め輪は、棒状に整列させ、テープで貼り付けたスタック形態で納入されることが一般的であり、パーツフィーダなどの一般的な部品供給設備に対応できる形状ではなかった。また、止め輪の挿入性に付いても、十分な検討がされていない。
ここで、スリットが形成された止め輪において、袋詰めのように止め輪が散々とする納入形態であると、スリットから止め輪同士が絡まってしまい容易に解除することができない。この問題に対し、スタック形態での納入は効果的であるが、コストの著しい増大を招くことになる。又、製品への挿入性に付いても、挿入案内治具の装着、製品自体で挿入性を容易にする工夫が不足していた。
本発明の目的は、絡まらない、若しくは絡まりを容易に解除可能な止め輪でヨークを容易に固定することができる高圧燃料ポンプを提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、アンカーと、前記アンカーを磁気的に吸引する第1の面及び前記第1の面と反対側の第2の面を有し、前記第2の面に凸部を有する固定コアと、前記凸部に挿通され、前記第2の面に接するヨークと、前記凸部に挿通され、前記ヨークを付勢する弾性体と、前記凸部に挿通され、前記弾性体の一端を固定する止め輪と、を備え、前記止め輪は、前記止め輪の径方向の最大幅より大きい又は前記止め輪の板厚よりも小さい幅のスリットを有する。
本発明によれば、絡まらない、若しくは絡まりを容易に解除可能な止め輪でヨークを容易に固定することができる。上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の実施形態の高圧燃料ポンプについて、プランジャの軸方向に切断して示す全体断面図である。 本発明の実施形態の高圧燃料ポンプについて、プランジャの軸方向に垂直な方向に切断して示す全体断面図であり、燃料の吸入口軸中心及び吐出口軸中心における断面図である。 本発明の実施形態の高圧燃料ポンプの図1とは別の角度の全体断面図であり、吸入ジョイント軸中心における断面図である。 本発明の実施形態の高圧燃料ポンプの電磁吸入弁機構の縦断面図を拡大した図である。 本発明の実施形態の高圧燃料ポンプを含むシステムの全体構成を示す図である。 図2の丸枠Aで囲われた電磁弁機構部近傍の構造を拡大した縦断面図である。 図6の固定コアを構成する部材の形状の変更例について、図2の丸枠Aで囲われた電磁弁機構部を拡大して示す縦断面図である。 図6の破線Bで囲われた固定コアの一部近傍を拡大して示す縦断面図である。 図7の破線Bで囲われた固定コアの一部近傍を拡大して示す縦断面図である。 止め輪を構成する部材の斜視図である。 止め輪を構成する部材について、図9のZ1方向からの矢視図である。 止め輪を構成する部材の形状の変更例の斜視図である。 止め輪を構成する部材について、図11のZ2方向からの矢視図である。
以下、図面を用いて、本発明の実施形態による高圧燃料ポンプ(高圧燃料供給ポンプ)の構成を説明する。なお、各図において、同一符号は同一部分を示す。
(実施形態1)
最初に、図5に示すエンジンシステムの全体構成図を用いてシステムの構成と動作を説明する。破線で囲まれた部分が高圧燃料ポンプの本体を示し、この破線の中に示されている機構・部品はポンプボディ1(ポンプハウジング)に一体に組み込まれていることを示す。
燃料タンク20の燃料は、エンジンコントロールユニット27(以下ECUと称す)からの信号に基づきフィードポンプ21によって汲み上げられる。この燃料は適切なフィード圧力に加圧されて吸入配管28を通して高圧燃料ポンプの低圧燃料吸入口10aに送られる。
低圧燃料吸入口10aから吸入ジョイント51(図2参照)を通過した燃料は金属ダンパ9(圧力脈動低減機構)、吸入通路10dを介して容量可変機構を構成する電磁吸入弁機構300の吸入ポート31bに至る。
電磁吸入弁機構300に流入した燃料は、吸入弁30を通過し加圧室11に流入する。エンジン(内燃機関)のカム93(図1参照)によりプランジャ2に往復運動する動力が与えられる。プランジャ2の往復運動により、プランジャ2の下降行程には吸入弁30から燃料を吸入し、上昇行程には、燃料が加圧される。吐出弁機構8を介し、圧力センサ26が装着されているコモンレール23へ燃料が圧送される。そしてECU27からの信号に基づきインジェクタ24がエンジンへ燃料を噴射する。本実施形態はインジェクタ24がエンジンのシリンダ筒内に直接、燃料を噴射する、いわゆる直噴エンジンシステムに適用される高圧燃料ポンプである。
高圧燃料ポンプは、ECU27から電磁吸入弁機構300への信号により、所望の供給燃料の燃料流量を吐出する。
次に、図1〜図4を用いて、高圧燃料ポンプの構成を説明する。図1は高圧燃料ポンプの縦断面図を示し、図2は高圧燃料ポンプを上方から見た水平方向断面図である。また図3は高圧燃料ポンプを図1と別方向から見た縦断面図である。図4は電磁吸入弁機構300の拡大図である。
図1に示すように、高圧燃料ポンプは、金属ダンパ9と、金属ダンパ9を収容するダンパ収容部1pが形成されるポンプボディ1(ポンプ本体)と、ポンプボディ1に取付けられ、ダンパ収容部1pを覆うと共に金属ダンパ9をポンプボディ1との間に保持するダンパカバー14(ハウジングカバー)と、ダンパカバー14に固定され、ダンパカバー14と反対側から金属ダンパ9を保持する保持部材9aと、を備えている。保持部材9aは金属ダンパ9とポンプボディ1との間に配置され、ポンプボディ1の側から金属ダンパ9を保持する。
高圧燃料ポンプはポンプボディ1に設けられた取付けフランジ1e(図2参照)を用い内燃機関の高圧燃料ポンプ取付け部90に密着し、複数のボルトで固定される。
図1に示すように、高圧燃料ポンプ取付け部90とポンプボディ1との間のシールのためにOリング61がポンプボディ1に嵌め込まれ、エンジンオイルが外部に漏れるのを防止する。
ポンプボディ1にはプランジャ2の往復運動をガイドし、ポンプボディ1と共に加圧室11を形成するシリンダ6が取り付けられている。また燃料を加圧室11に供給するための電磁吸入弁機構300と加圧室11から吐出通路に燃料を吐出するための吐出弁機構8(図2参照)が設けられている。
シリンダ6は、図1に示すように、その外周側においてポンプボディ1に圧入され、さらに固定部6aにおいて、ボディを内周側へ変形させてシリンダ6を図中上方向へ押圧し、シリンダ6の上端面で加圧室11にて加圧された燃料が低圧側に漏れないようシールしている。
プランジャ2の下端には、内燃機関のカムシャフトに取り付けられたカム93(カム機構)の回転運動を上下運動に変換し、プランジャ2に伝達するタペット92が設けられている。プランジャ2はリテーナ15を介してばね4にてタペット92に圧着されている。これによりカム93の回転運動に伴い、プランジャ2を上下に往復運動させることができる。
また、シールホルダ7の内周下端部に保持されたプランジャシール13がシリンダ6の図中下方部においてプランジャ2の外周に摺動可能に接触する状態で設置されている。これにより、プランジャ2が摺動したとき、副室7aの燃料をシールし内燃機関内部へ流入するのを防ぐ。同時に内燃機関内の摺動部を潤滑する潤滑油(エンジンオイルも含む)がポンプボディ1の内部に流入するのを防止する。
高圧燃料ポンプのポンプボディ1の側面部には吸入ジョイント51が取り付けられている。吸入ジョイント51は、車両の燃料タンク20からの燃料を供給する低圧配管に接続されており、燃料はここから高圧燃料ポンプ内部に供給される。吸入ジョイント51内の吸入フィルタ52(図3参照)は、燃料タンク20から低圧燃料吸入口10aまでの間に存在する異物を燃料の流れによって高圧燃料ポンプ内に吸収することを防ぐ役目がある。
低圧燃料吸入口10aを通過した燃料は、図1に示すように、金属ダンパ9、吸入通路10d(低圧燃料流路)を介して電磁吸入弁機構300の吸入ポート31bに至る。
図4に基づいて電磁吸入弁機構300について詳細に説明する。コイル部は、第1ヨーク42、コイル43(電磁コイル)、第2ヨーク44、ボビン45、端子46(図1参照)、コネクタ47(図1参照)から成る。ボビン45に銅線が複数回巻かれたコイル43が、第1ヨーク42と第2ヨーク44により取り囲まれる形で配置され、樹脂部材であるコネクタと一体にモールドされ固定される。二つの端子46のそれぞれの方端はコイルの銅線の両端にそれぞれ通電可能に接続される。端子46はコネクタ47と一体にモールドされ残りの方端がエンジン制御ユニット側と接続可能な構成としている。
コイル部は第1ヨーク42の中心部の穴部に、アウターコア38が圧入されることにより固定される。その時、第2ヨーク44の内径側は、固定コア39(磁気コア)と接触もしくは僅かなクリアランスで近接する構成となる。
第1ヨーク42、第2ヨーク44共に、磁気回路を構成するために、また耐食性を考慮し磁性ステンレス材料とし、ボビン45、コネクタ47は強度特性、耐熱特性を考慮し、高強度耐熱樹脂を用いる。コイル43は銅、端子46には真鍮に金属めっきを施した物を使用する。
このように、アウターコア38、第1ヨーク42、第2ヨーク44、固定コア39、アンカー36で磁気回路を形成し、コイルに電流を与えると、固定コア39、アンカー36間に磁気吸引力が発生し、互いに引き寄せられる力が発生する。アウターコア38において、固定コア39とアンカー36とがお互い磁気吸引力を発生させる軸方向部位を極力薄肉にすることで、磁束のほぼ全てが固定コア39とアンカー36の間を通過するため、効率良く磁気吸引力を得ることができる。
なお、図4に示すように、固定コア39はアンカー36を磁気的に吸引する磁気吸引面39S0(第1の面)及び磁気吸引面39S0と反対側の平面部39S2(第2の面)を有し、平面部39S2に凸部39pを有する。凸部39pの形状の詳細は、図6等を用いて後述する。
ソレノイド機構部は、可動部であるロッド35、アンカー36、固定部であるロッドガイド37、アウターコア38、固定コア39、そして、ロッド付勢ばね40、アンカー付勢ばね41からなる。
可動部であるロッド35とアンカー36は、別部材に構成している。ロッド35はロッドガイド37の内周側で軸方向に摺動自在に保持され、アンカー36の内周側は、ロッド35の外周側で摺動自在に保持される。すなわち、ロッド35及びアンカー36共に幾何学的に規制される範囲で軸方向に摺動可能に構成されている。
アンカー36は燃料中で軸方向に自在に滑らかに動くために、部品軸方向に貫通する貫通穴36aを1つ以上有し、アンカー前後の圧力差による動きの制限を極力排除している。
ロッドガイド37は、径方向には、ポンプボディ1(高圧燃料ポンプ本体)の吸入弁が挿入される穴の内周側に挿入され、軸方向には、吸入弁シートの一端部に突き当てられ、ポンプボディ1に溶接固定されるアウターコア38とポンプボディ1との間に挟み込まれる形で配置される構成としている。ロッドガイド37にもアンカー36と同様に軸方向に貫通する貫通穴37aが設けられ、アンカーが自在に滑らかに動くことができる様、アンカー側の燃料室の圧力がアンカーの動きを妨げない様に構成している。
アウターコア38は、ポンプボディ1と溶接される部位との反対側の形状を薄肉円筒形状としており、その内周側に固定コア39が挿入される形で溶接固定される。固定コア39の内周側にはロッド付勢ばね40が、ロッド35の細径部をガイドに配置され、ロッド35が吸入弁30と接触し、前記吸入弁を吸入弁シート31aから引き離す方向、すなわち吸入弁の開弁方向に付勢力を与える。
アンカー付勢ばね41は、ロッドガイド37の中心側に設けた円筒形の中央軸受部37bに方端を挿入し同軸を保ちながら、アンカー36にロッド35のつば部35a方向に付勢力を与える配置としている。アンカー36の移動量36eは吸入弁30の移動量30eよりも大きく設定される。確実に吸入弁30が閉弁するためである。
ロッド35とロッドガイド37にはお互い摺動するため、またロッド35は吸入弁30と衝突を繰返すため、硬度と耐食性を考慮しマルテンサイト系ステンレスに熱処理を施したものを使用する。アンカー36と固定コア39は磁気回路を形成するため磁性ステンレスを用い、ロッド付勢ばね40、アンカー付勢ばね41には耐食性を考慮しオーステナイト系ステンレスを用いる。
上記構成によれば、吸入弁部とソレノイド機構部には、3つのばねが有機的に配置されて構成されている。吸入弁部に構成される吸入弁付勢ばね33と、ソレノイド機構部に構成されるロッド付勢ばね40、アンカー付勢ばね41がこれに相当する。本実施形態ではいずれのばねもコイルばねを使用しているが付勢力を得られる形態であればいかなるものでも構成可能である。
加圧室11の出口に設けられた吐出弁機構8は、図2に示すように、吐出弁シート8a、吐出弁シート8aと接離する吐出弁8b、吐出弁8bを吐出弁シート8aに向かって付勢する吐出弁ばね8c、吐出弁8bのストローク(移動距離)を決める吐出弁ストッパ8dから構成される。吐出弁ストッパ8dとポンプボディ1は当接部8eで溶接により接合され燃料と外部を遮断している。
加圧室11と吐出弁室12aに燃料差圧が無い状態では、吐出弁8bは吐出弁ばね8cによる付勢力で吐出弁シート8aに圧着され閉弁状態となっている。加圧室11の燃料圧力が、吐出弁室12aの燃料圧力よりも大きくなった時に初めて、吐出弁8bは吐出弁ばね8cに逆らって開弁する。そして、加圧室11内の高圧の燃料は吐出弁室12a、燃料吐出通路12b、燃料吐出口12を経てコモンレール23へと吐出される。
吐出弁8bは開弁した際、吐出弁ストッパ8dと接触し、ストロークが制限される。したがって、吐出弁8bのストロークは吐出弁ストッパ8dによって適切に決定される。これによりストロークが大きすぎて、吐出弁8bの閉じ遅れにより、吐出弁室12aへ高圧吐出された燃料が、再び加圧室11内に逆流してしまうことを防止でき、高圧燃料ポンプの効率低下が抑制できる。また、吐出弁8bが開弁および閉弁運動を繰り返す時に、吐出弁8bがストローク方向にのみ運動するように、吐出弁ストッパ8dの外周面にてガイドしている。以上のようにすることで、吐出弁機構8は燃料の流通方向を制限する逆止弁となる。
なお、加圧室11は、ポンプボディ1(ポンプハウジング)、電磁吸入弁機構300、プランジャ2、シリンダ6、吐出弁機構8にて構成される。
カム93の回転により、プランジャ2がカム93の方向に移動して吸入行程状態にある時は、加圧室11の容積は増加し加圧室11内の燃料圧力が低下する。この行程で加圧室11内の燃料圧力が吸入ポート31bの圧力よりも低くなると、吸入弁30は開口状態になる。図4に示すように、燃料は吸入弁30の開口部31cを通り、加圧室11に流入する。
プランジャ2が吸入行程を終了した後、プランジャ2が上昇運動に転じ圧縮行程に移る。ここでコイル43は無通電状態を維持したままであり磁気付勢力は作用しない。ロッド付勢ばね40は、無通電状態において吸入弁30を開弁維持するのに必要十分な付勢力を有するよう設定されている。加圧室11の容積は、プランジャ2の圧縮運動に伴い減少するが、この状態では、一度、加圧室11に吸入された燃料が、再び開弁状態の吸入弁30の開口部31cを通して吸入通路10dへと戻されるので、加圧室の圧力が上昇することは無い。この行程を戻し行程と称する。
この状態で、ECU27からの制御信号が電磁吸入弁機構300に印加されると、コイル43には端子46を介して電流が流れる。すると、固定コア39とアンカーとの間に磁気吸引力が作用し、これにより磁気付勢力がロッド付勢ばね40の付勢力に打ち勝ってロッド35が吸入弁30から離れる方向に移動する。よって、吸入弁付勢ばね33による付勢力と燃料が吸入通路10dに流れ込むことによる流体力により吸入弁30が閉弁する。閉弁後、加圧室11の燃料圧力はプランジャ2の上昇運動と共に上昇し、燃料吐出口12の圧力以上になると、吐出弁機構8を介して高圧燃料の吐出が行われ、コモンレール23へと供給される。この行程を吐出行程と称する。
すなわち、プランジャ2の圧縮行程(下始点から上始点までの間の上昇行程)は、戻し行程と吐出行程からなる。そして、電磁吸入弁機構300のコイル43への通電タイミングを制御することで、吐出される高圧燃料の量を制御することができる。コイル43へ通電するタイミングを早くすれば、圧縮行程中の、戻し行程の割合が小さく、吐出行程の割合が大きい。すなわち、吸入通路10dに戻される燃料が少なく、高圧吐出される燃料は多くなる。一方、通電するタイミングを遅くすれば圧縮行程中の、戻し行程の割合が大きく吐出行程の割合が小さい。すなわち、吸入通路10dに戻される燃料が多く、高圧吐出される燃料は少なくなる。コイル43への通電タイミングは、ECU27からの指令によって制御される。以上のようにコイル43への通電タイミングを制御することで、高圧吐出される燃料の量を内燃機関が必要とする量に制御することが出来る。
図1に示すように、低圧燃料室10には高圧燃料ポンプ内で発生した圧力脈動が吸入配管28(燃料配管)へ波及するのを低減させる金属ダンパ9が設置されている。一度、加圧室11に流入した燃料が、容量制御のため再び開弁状態の吸入弁30(吸入弁体)を通して吸入通路10dへと戻される場合、吸入通路10dへ戻された燃料により低圧燃料室10には圧力脈動が発生する。しかし、低圧燃料室10に設けた金属ダンパ9は、波板状の2枚の円盤型金属板をその外周で張り合わせ、内部にアルゴンのような不活性ガスを注入した金属ダイアフラムダンパで形成されており、圧力脈動はこの金属ダンパが膨張・収縮することで吸収低減される。
プランジャ2は、大径部2aと小径部2bを有し、プランジャ2の往復運動によって副室7aの体積は増減する。副室7aは燃料通路10e(図3参照)により低圧燃料室10と連通している。プランジャ2の下降時は、副室7aから低圧燃料室10へ、上昇時は、低圧燃料室10から副室7aへと燃料の流れが発生する。
このことにより、ポンプの吸入行程もしくは、戻し行程におけるポンプ内外への燃料流量を低減することができ、高圧燃料ポンプ内部で発生する圧力脈動を低減する機能を有している。
次に、図1、2に示すリリーフ弁機構200について説明する。
リリーフ弁機構200はリリーフボディ201、リリーフ弁202、リリーフ弁ホルダ203、リリーフばね204、ばねストッパ205からなる。リリーフボディ201には、シート部が設けられている。リリーフ弁202はリリーフばね204の荷重がリリーフ弁ホルダ203を介して負荷され、リリーフボディ201のシート部に押圧され、シート部と協働して燃料を遮断している。リリーフ弁202の開弁圧力はリリーフばね204の荷重によって決定される。ばねストッパ205はリリーフボディ201に圧入固定されており、圧入固定の位置によってリリーフばね204の荷重を調整する。
ここで、加圧室11の燃料が加圧されて吐出弁8bが開弁すると、加圧室11内の高圧の燃料は吐出弁室12a、燃料吐出通路12bを通って、燃料吐出口12から吐出される。燃料吐出口12は吐出ジョイントに形成されており、吐出ジョイントはポンプボディ1に溶接固定され燃料通路を確保している。
高圧燃料ポンプの電磁吸入弁機構300の故障等により、燃料吐出口12の圧力が異常に高圧になり、リリーフ弁機構200のセット圧力より大きくなると異常高圧燃料はリリーフ通路210を介して加圧室11にリリーフされる。
以下、本実施形態の電磁吸入弁機構の構造について、図6〜図8を用いて詳しく説明する。
第2ヨーク44の固定コア39と当接する端面44Sの反対側には、固定コア39に挿入される板バネ80と、板バネ80を固定する止め輪70の2部品が配置される。詳細には、固定コア39の端面39S1に近い方から止め輪70、板バネ80、第2ヨーク44の順に配置される。すなわち、止め輪70、板バネ80(弾性体)、及び第2ヨーク44(ヨーク)は、凸部39pの先端から根元に向かって順に配置される。
止め輪70により板バネ80を圧縮、固定することが可能となる。板バネ80が圧縮されることにより所望の付勢力を生じさせ、第2ヨーク44を固定コア39に付勢することが可能となる。また、第2ヨーク44の内径側は、固定コア39と接触もしくは僅かなクリアランスで近接する構成となる。
ここで、固定コア39は、アンカー36と対向する端面と反対側に凸の形状である。すなわち、固定コア39は、図6の左側に突出する凸部39pを備える。また、固定コア39は、凸部39pが配置され、最外径から形成される平面部39S2を備え、第2ヨーク44の端面44S(下端面)が固定コア39の平面部39S2と当接するよう構成されている。
また固定コア39は、外径部を拡径させて形成された円柱部39aを有し、図8Aに示すように、円柱部39aの平面部39a−1と止め輪70の端面70−1(上端面)が当接するよう構成されている。
換言すれば、第2ヨーク44(ヨーク)は、図6に示すように、凸部39pに挿通され、固定コア39の平面部39S2(第2の面)に接する。板バネ80(弾性体)は、凸部39pに挿通され、第2ヨーク44(ヨーク)を付勢する。止め輪70は、凸部39pに挿通され、板バネ80(弾性体)の一端を固定する。
これにより、止め輪70が固定コア39に軸方向に保持されることで、止め輪70が板バネ80に対して反対の軸方向へ離脱し難くすることが可能となり、板バネ80の軸方向の付勢力を受けて第2ヨーク44を固定することが可能となる。
また、固定コア39は、図8Aに示すように、板バネ80又は、止め輪70が挿入される溝部39dを有し、固定コア39の磁極を構成する端面(アンカー36に対向する面)と反対側の端面39S1から溝部39dの間に、円柱部39c、テーパ部39b(円錐部)、及び円柱部39aが形成されている。なお、図8Bに示すように、端面39S1と溝部39dの間に、テーパ部39b及び円柱部39aのみが形成され、円柱部39cは形成されなくてもよい。
換言すれば、固定コア39の凸部39pは、図8A又は図8Bに示すように、テーパ部39b(円錐状部)を有する。また、固定コア39の凸部39pは、図8Aに示すように、円柱部39c(円柱状部)を有する。円柱部39c及びテーパ部39b(円錐状部)は、凸部39pの先端から根元に向かって順に配置される。
これにより、円柱部39cが板バネ80又は止め輪70のガイド部として機能することが可能となる。また、テーパ部39bにより挿入荷重が過大となることを抑制し、組立性を向上させることが可能となる。また、固定コア39に挿入される部品の組立補助治具を固定することが可能となる。
なお、固定コア39の凸部39pは、図8Aに示すように、溝部39d(第1の溝部)を有し、凸部39pの先端側の溝部39dの底に、溝部39d2(第2の溝部)を有する。これにより、例えば、止め輪70のR(フィレットの半径)の自由度が向上する。
図9及び図10に示すように、固定コア39に具備されている止め輪70は、その一部にスリット部70a(切り欠き部)を備え、スリット部70aは、止め輪70の最大幅Wmax以上で構成される。すなわち、止め輪70は、止め輪70の径方向の最大幅Wmaxより大きい幅のスリット部70a(スリット)を有する。これにより、止め輪70同士で絡まりが生じても容易に絡まりを解除することが可能となる。
また、図11及び図12に示すように、止め輪70のスリット部70aは、板厚t以下で構成されても良い。すなわち、止め輪70は、止め輪70の板厚よりも小さい幅のスリット部70a(スリット)を有する。これにより、止め輪70同士の絡まりを抑制することが可能となる。
以上説明したように、本実施形態によれば、絡まない、若しくは絡まりを容易に解除可能な止め輪でヨークを容易に固定することができる。
尚、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施形態は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、実施形態の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
上記実施形態では、第2ヨーク44を付勢するため板バネ80を用いているが、皿ばね等の弾性体を用いてもよい。
なお、本発明の実施形態は、以下の態様であってもよい。
(1).コイル、固定コア、及びアンカー部を有する電磁駆動部と、前記電磁駆動部によって駆動されて開閉弁動作するロッドを備え、前記コイル下端面及び外周側を取り囲むように磁路を構成する第1ヨークと前記コイル上端面側に磁路を構成する第2ヨークを備え、樹脂で形成されたコネクタにより前記コイル及び前記第1ヨークが固定され、前記コイル及び前記第1ヨークは、前記第1ヨークに設けられた中心穴部が、前記固定コアの磁極を構成する端面と対向する位置にリング部材により前記固定コアと結合されたアウターコアの外周部とで圧入固定され、前記固定コアの磁極を構成する端面が前記ロッドの開閉弁動作方向に形成されるギャップを挟んで前記ロッドと対向し、前記コイルに通電することにより前記ロッドが前記ギャップ間を移動する電磁吸入弁機構において、前記第2ヨークの前記固定コアと当接する端面の反対側に、前記固定コアに挿入される板バネ、前記板バネを固定する止め輪の2部品が前記固定コアに挿入される端面方向から前記止め輪、前記板バネ、前記第2ヨークの順に構成されることを特徴とする電磁吸入弁機構。
(2).(1)に記載の電磁吸入弁機構に具備されている止め輪は、一部切り込みを具備し、前記切り込みの幅は前記止め輪の最大幅以上であることを特徴とする。
(3).(1)に記載の電磁吸入弁機構に具備されている止め輪は、一部切り込みを具備し、前記切り込みは前記止め輪の板厚よりも小さくなるよう形成されることを特徴とする。
(4).(1)に記載の電磁吸入弁機構において、前記固定コアは、前記固定コアの外径部を拡径させて形成された円柱部を有し、前記円柱部の終端面と前記止め輪の上端面が当接することを特徴とする電磁吸入弁機構。
(5).(1)に記載の電磁吸入弁機構において、前記固定コアは、前記第2ヨーク、前記板バネ及び前記止め輪が挿入される溝部を有し、前記固定コアの磁極を構成する端面と反対側の前記溝から他端・面の間に、円柱部及び円錐部を有することを特徴とする電磁吸入弁機構。
(6).(5)に記載の電磁吸入弁機構において、前記固定コアは、前記固定コアの磁極を構成する端面と反対側の前記溝から他端面の間に、円錐部を有することを特徴とする電磁吸入弁機構。
(1)〜(6)によれば、高圧燃料ポンプの組立性が飛躍的に向上する。
1…ポンプボディ
1e…フランジ
1p…ダンパ収容部
2…プランジャ
2a…大径部
2b…小径部
4…ばね
6…シリンダ
6a…固定部
7…シールホルダ
7a…副室
8…吐出弁機構
8a…吐出弁シート
8b…吐出弁
8c…吐出弁ばね
8d…吐出弁ストッパ
8e…当接部
9…金属ダンパ
9a…保持部材
10…低圧燃料室
10a…低圧燃料吸入口
10d…吸入通路
10e…燃料通路
11…加圧室
12…燃料吐出口
12a…吐出弁室
12b…燃料吐出通路
13…プランジャシール
14…ダンパカバー
15…リテーナ
20…燃料タンク
21…フィードポンプ
23…コモンレール
24…インジェクタ
26…圧力センサ
27…エンジンコントロールユニット
28…吸入配管
30…吸入弁
30e…移動量
31a…吸入弁シート
31b…吸入ポート
31c…開口部
33…吸入弁付勢ばね
35…ロッド
35a…つば部
36…アンカー
36a…貫通穴
36e…移動量
37…ロッドガイド
37a…貫通穴
37b…中央軸受部
38…アウターコア
39…固定コア
39a…円柱部
39a−1…平面部
39b…テーパ部
39c…円柱部
39d…溝部
39p…凸部
39S1…端面
39S2…平面部
40…ロッド付勢ばね
41…アンカー付勢ばね
42…第1ヨーク
43…コイル
44…第2ヨーク
44S…端面
45…ボビン
46…端子
47…コネクタ
51…吸入ジョイント
52…吸入フィルタ
61…Oリング
70…止め輪
70−1…端面
70a…スリット部
80…板バネ
90…高圧燃料ポンプ取付け部
92…タペット
93…カム
200…リリーフ弁機構
201…リリーフボディ
202…リリーフ弁
203…リリーフ弁ホルダ
204…リリーフばね
205…ばねストッパ
210…リリーフ通路
300…電磁吸入弁機構

Claims (5)

  1. アンカーと、
    前記アンカーを磁気的に吸引する第1の面及び前記第1の面と反対側の第2の面を有し、前記第2の面に凸部を有する固定コアと、
    前記凸部に挿通され、前記第2の面に接するヨークと、
    前記凸部に挿通され、前記ヨークを付勢する弾性体と、
    前記凸部に挿通され、前記弾性体の一端を固定する止め輪と、を備え、
    前記止め輪は、
    前記止め輪の径方向の最大幅より大きい又は前記止め輪の板厚よりも小さい幅のスリットを有する
    ことを特徴とする高圧燃料ポンプ。
  2. 請求項1に記載の高圧燃料ポンプであって、
    前記止め輪、前記弾性体、及び前記ヨークは、
    前記凸部の先端から根元に向かって順に配置される
    ことを特徴とする高圧燃料ポンプ。
  3. 請求項1に記載の高圧燃料ポンプであって、
    前記凸部は、
    円錐状部を有する
    ことを特徴とする高圧燃料ポンプ。
  4. 請求項3に記載の高圧燃料ポンプであって、
    前記凸部は、
    円柱状部をさらに有し、
    円柱状部及び円錐状部は、
    前記凸部の先端から根元に向かって順に配置される
    ことを特徴とする高圧燃料ポンプ。
  5. 請求項1に記載の高圧燃料ポンプであって、
    前記凸部は、
    第1の溝部を有し、
    前記凸部の先端側の前記第1の溝部の底に、
    第2の溝部を有する
    ことを特徴とする高圧燃料ポンプ。
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