JP2020041478A - 高圧燃料供給ポンプ - Google Patents
高圧燃料供給ポンプ Download PDFInfo
- Publication number
- JP2020041478A JP2020041478A JP2018169315A JP2018169315A JP2020041478A JP 2020041478 A JP2020041478 A JP 2020041478A JP 2018169315 A JP2018169315 A JP 2018169315A JP 2018169315 A JP2018169315 A JP 2018169315A JP 2020041478 A JP2020041478 A JP 2020041478A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spring
- relief
- supply pump
- fuel supply
- pressure fuel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Images
Landscapes
- Fuel-Injection Apparatus (AREA)
Abstract
【課題】低容積で高いバネ荷重を発生可能な非線形特性を有するバネを使用することで、リリーフ弁機構を小型化し、高圧化時おいても高吐出効率を実現する高圧燃料供給ポンプを提供することを目的とする。【解決手段】このため本発明の高圧燃料供給ポンプは、加圧室で加圧された燃料を吐出する吐出通路と、前記吐出通路と前記加圧室、又は加圧室の吸入通路とを繋ぐリリーフ通路と、前記リリーフ通路に配置され、リリーフシートを開閉するリリーフ弁と、前記リリーフ弁を下流側から上流側に向かって付勢するリリーフバネと、を備え、前記リリーフバネは非線形特性を有する荷重付与機構により構成された。【選択図】 図6
Description
本発明は、自動車の内燃機関用の燃料噴射弁に燃料を圧送する高圧燃料供給ポンプに係わり、特にリリーフ弁機構の構成に関する。
高圧燃料供給ポンプに関する本発明の従来技術として、特許文献1(特開2018-87548)に記載のものがある。
本文献には「リリーフ弁機構200はリリーフボディ201、リリーフ弁202、リリーフ弁ホルダ203、リリーフバネ204、リリーフバネストッパ205からなる。リリーフボディ201には、テーパー形状のシート部201a設けられている。バルブ202はリリーフバネ204の荷重がバルブホルダ203を介して負荷され、シート部201aに押圧され、シート部201aと協働して燃料を遮断している。リリーフ弁202の開弁圧力はリリーフバネ204の荷重によって決定せられる。リリーフバネストッパ205はリリーフボディ201に圧入固定されており、圧入固定の位置によってリリーフバネ204の荷重を調整する機構となっている。」とあり、リリーフバネ204にはコイルバネが使用されている。
環境適合性向上のため、内燃機関の燃料噴射弁の噴射圧力は上昇傾向にある。しかし、高圧燃料供給ポンプにおいては、吐出圧力が増大すると燃料が圧縮性の影響を受け、吐出効率(プランジャの押しのけ容積に対する実吐出流量の比)が低下するという課題がある。この圧縮性の影響を低減するためには、加圧室容積を低減することが求められる。
一方で、上記背景技術の高圧燃料供給ポンプにおいては、リリーフバネにコイルスプリングが使用されているため、バネ荷重増大のためにリリーフバネを大型化する必要があるため、リリーフ弁機構の容積が増加して加圧室容積が増大するため、吐出効率が低下するおそれがある。
そこで、本発明においては、リリーフ弁機構を小型化し、高圧化時おいても高吐出効率を実現する高圧燃料供給ポンプを提供することを目的とする。
このため本発明の高圧燃料供給ポンプは、加圧室で加圧された燃料を吐出する吐出通路と、前記吐出通路と前記加圧室、又は加圧室の吸入通路とを繋ぐリリーフ通路と、前記リリーフ通路に配置され、リリーフシートを開閉するリリーフ弁と、前記リリーフ弁を下流側から上流側に向かって付勢するリリーフバネと、を備え、前記リリーフバネは非線形特性を有する荷重付与機構により構成された。
本発明によれば、リリーフ弁機構の小型化を図ることができ、高圧化時においても、高吐出効率を実現する高圧燃料供給ポンプを提供することが可能となる。
以下図面に示す実施例に基づき本発明を詳細に説明する。
(全体構成)
最初に、図5に示すエンジンシステムの全体構成図を用いてシステムの構成と動作を説明する。破線で囲まれた部分が燃料供給ポンプの本体を示し、この破線の中に示されている機構・部品はポンプボディ1に一体に組み込まれていることを示す。
最初に、図5に示すエンジンシステムの全体構成図を用いてシステムの構成と動作を説明する。破線で囲まれた部分が燃料供給ポンプの本体を示し、この破線の中に示されている機構・部品はポンプボディ1に一体に組み込まれていることを示す。
燃料タンク20の燃料は、エンジンコントロールユニット27(以下ECUと称す)からの信号に基づきフィードポンプ21によって汲み上げられる。この燃料は適切なフィード圧力に加圧されて吸入配管28を通して燃料供給ポンプの低圧燃料吸入口10aに送られる。
低圧燃料吸入口10aから吸入ジョイント51(図2参照)を通過した燃料は金属ダンパ9(圧力脈動低減機構)、吸入通路10dを介して容量可変機構を構成する電磁吸入弁機構300の吸入ポート31bに至る。
電磁吸入弁機構300に流入した燃料は、吸入弁30を通過し加圧室11に流入する。エンジン(内燃機関)のカム93(図1参照)によりプランジャ2に往復運動する動力が与えられる。プランジャ2の往復運動により、プランジャ2の下降行程には吸入弁30から燃料を吸入し、上昇行程には、燃料が加圧される。吐出弁機構8を介し、圧力センサ26が装着されているコモンレール23へ燃料が圧送される。そしてECU27からの信号に基づきインジェクタ24がエンジンへ燃料を噴射する。本実施例はインジェクタ24がエンジンのシリンダ筒内に直接、燃料を噴射する、いわゆる直噴エンジンシステムに適用される燃料供給ポンプである。燃料供給ポンプは、ECU27から電磁吸入弁機構300への信号により、所望の供給燃料の燃料流量を吐出する。
(燃料供給ポンプの構成)
次に、図1〜図4を用いて、燃料供給ポンプの構成を説明する。図1は燃料供給ポンプの縦断面図を示し、図2は燃料供給ポンプを上方から見た水平方向断面図である。また図3は燃料供給ポンプを図1と別方向から見た縦断面図である。図4は電磁吸入弁機構300の拡大図である。
次に、図1〜図4を用いて、燃料供給ポンプの構成を説明する。図1は燃料供給ポンプの縦断面図を示し、図2は燃料供給ポンプを上方から見た水平方向断面図である。また図3は燃料供給ポンプを図1と別方向から見た縦断面図である。図4は電磁吸入弁機構300の拡大図である。
図1に示すように、燃料供給ポンプは、金属ダンパ9と、金属ダンパ9を収容するダンパ収容部1pが形成されるポンプボディ1(ポンプ本体)と、ポンプボディ1に取付けられ、ダンパ収容部1pを覆うと共に金属ダンパ9をポンプボディ1との間に保持するダンパカバー14と、ダンパカバー14に固定され、ダンパカバー14と反対側から金属ダンパ9を保持する保持部材9aと、を備えている。保持部材9aは金属ダンパ9とポンプボディ1との間に配置され、ポンプボディ1の側から金属ダンパ9を保持する。燃料供給ポンプはポンプボディ1に設けられた取付けフランジ1e(図2参照)を用い内燃機関の燃料供給ポンプ取付け部90に密着し、複数のボルトで固定される。
図1に示すように、燃料供給ポンプ取付け部90とポンプボディ1との間のシールのためにOリング61がポンプボディ1に嵌め込まれ、エンジンオイルが外部に漏れるのを防止する。ポンプボディ1にはプランジャ2の往復運動をガイドし、ポンプボディ1と共に加圧室11を形成するシリンダ6が取り付けられている。また燃料を加圧室11に供給するための電磁吸入弁機構300と加圧室11から吐出通路に燃料を吐出するための吐出弁機構8(図2参照)が設けられている。
シリンダ6は、図1に示すように、その外周側においてポンプボディ1と圧入され、さらに固定部6aにおいて、ボディを内周側へ変形させてシリンダ6を図中上方向へ押圧し、シリンダ6の上端面で加圧室11にて加圧された燃料が低圧側に漏れないようシールしている。プランジャ2の下端には、内燃機関のカムシャフトに取り付けられたカム93(カム機構)の回転運動を上下運動に変換し、プランジャ2に伝達するタペット92が設けられている。プランジャ2はリテーナ15を介してバネ4にてタペット92に圧着されている。これによりカム93の回転運動に伴い、プランジャ2を上下に往復運動させることができる。
また、シールホルダ7の内周下端部に保持されたプランジャシール13がシリンダ6の図中下方部においてプランジャ2の外周に摺動可能に接触する状態で設置されている。これにより、プランジャ2が摺動したとき、副室7aの燃料をシールし内燃機関内部へ流入するのを防ぐ。同時に内燃機関内の摺動部を潤滑する潤滑油(エンジンオイルも含む)がポンプボディ1の内部に流入するのを防止する。
燃料供給ポンプのポンプボディ1の側面部には吸入ジョイント51が取り付けられている。吸入ジョイント51は、車両の燃料タンク20からの燃料を供給する低圧配管に接続されており、燃料はここから燃料供給ポンプ内部に供給される。吸入ジョイント51内の吸入フィルタ52(図3参照)は、燃料タンク20から低圧燃料吸入口10aまでの間に存在する異物を燃料の流れによって燃料供給ポンプ内に吸収することを防ぐ役目がある。
低圧燃料吸入口10aを通過した燃料は、図1に示すように、金属ダンパ9、吸入通路10d(低圧燃料流路)を介して電磁吸入弁機構300の吸入ポート31bに至る。
図4に基づいて電磁吸入弁機構300について詳細に説明する。コイル部は、第1ヨーク42、電磁コイル43、第2ヨーク44、ボビン45、端子46、コネクタ47から成る。ボビン45に銅線が複数回巻かれたコイル43が、第1ヨーク42と第2ヨーク44により取り囲まれる形で配置され、樹脂部材であるコネクタと一体にモールドされ固定される。二つの端子46のそれぞれの方端はコイルの銅線の両端にそれぞれ通電可能に接続される。端子46も同様にコネクタと一体にモールドされ残りの方端がエンジン制御ユニット側と接続可能な構成としている。
コイル部は第1ヨーク42の中心部の穴部が、アウターコア38に圧入され固定される。その時、第2ヨーク44の内径側は、固定コア39と接触もしくは僅かなクリアランス近接する構成となる。
第1ヨーク42、第2ヨーク44共に、磁気回路を構成するために、また耐食性を考慮し磁性ステンレス材料とし、ボビン45、コネクタ47は強度特性、耐熱特性を考慮し、高強度耐熱樹脂を用いる。コイルに43は銅、端子46には真鍮に金属めっきを施した物を使用する。
このように、アウターコア38、第1ヨーク42、第2ヨーク44、固定コア39、アンカー部36で磁気回路を形成し、コイルに電流を与えると、固定コア39、アンカー部36間に磁気吸引力が発生し、互いに引き寄せられる力が発生する。アウターコア38において、固定コア39とアンカー部36とがお互い磁気吸引力を発生させる軸方向部位を極力薄肉にすることで、磁束のほぼ全てが固定コア39とアンカー部36の間を通過するため、効率良く磁気吸引力を得ることができる。
ソレノイド機構部は、可動部であるロッド35、アンカー部36、固定部であるロッドガイド37、アウターコア38、固定コア39、そして、ロッド付勢バネ40、アンカー部付勢バネ41からなる。
可動部であるロッド35とアンカー部36は、別部材に構成している。ロッド35はロッドガイド37の内周側で軸方向に摺動自在に保持され、アンカー部36の内周側は、ロッド35の外周側で摺動自在に保持される。すなわち、ロッド35及びアンカー部36共に幾何学的に規制される範囲で軸方向に摺動可能に構成されている。
アンカー部36は燃料中で軸方向に自在に滑らかに動くために、部品軸方向に貫通する貫通穴36aを1つ以上有し、アンカー部前後の圧力差による動きの制限を極力排除している。
ロッドガイド37は、径方向には、燃料供給ポンプ本体1の吸入弁が挿入される穴の内周側に挿入され、軸方向には、吸入弁シートの一端部に突き当てられ、燃料供給ポンプ本体1に溶接固定されるアウターコア38と燃料供給ポンプ本体1との間に挟み込まれる形で配置される構成としている。ロッドガイド37にもアンカー部36と同様に軸方向に貫通する貫通穴37aが設けられ、アンカー部が自在に滑らかに動くことができる様、アンカー部側の燃料室の圧力がアンカー部の動きを妨げない様に構成している。
アウターコア38は、燃料供給ポンプ本体と溶接される部位との反対側の形状を薄肉円筒形状としており、その内周側に固定コア39が挿入される形で溶接固定される。固定コア39の内周側にはロッド付勢バネ40が、細径部をガイドに配置され、ロッド35が吸入弁30と接触し、前記吸入弁が吸入弁シート部31aから引き離す方向、すなわち吸入弁の開弁方向に付勢力を与える。
アンカー部付勢バネ41は、ロッドガイド37の中心側に設けた円筒径の中央軸受部37bに方端を挿入し同軸を保ちながら、アンカー部36にロッドつば部35a方向に付勢力を与える配置としている。アンカー部36の移動量36eは吸入弁30の移動量30eよりも大きく設定される。確実に吸入弁30が閉弁するためである。
ロッド35とロッドガイド37にはお互い摺動するため、またロッド35は吸入弁30と衝突を繰返すため、硬度と耐食性を考慮しマルテンサイト系ステンレスに熱処理を施したものを使用する。アンカー部36と固定コア39は磁気回路を形成するため磁性ステンレスを用い、ロッド付勢バネ40、アンカー部付勢バネ41には耐食性を考慮しオーステナイト系ステンレスを用いる。
上記構成によれば、吸入弁部とソレノイド機構部には、3つのバネが有機的に配置されて構成されている。吸入弁部に構成される吸入弁付勢バネ33と、ソレノイド機構部に構成されるロッド付勢バネ40、アンカー部付勢バネ41がこれに相当する。本実施例ではいずれのバネもコイルバネを使用しているが付勢力を得られる形態であればいかなるものでも構成可能である。
加圧室11の出口に設けられた吐出弁機構8は、図2に示すように、吐出弁シート8a、吐出弁シート8aと接離する吐出弁8b、吐出弁8bを吐出弁シート8aに向かって付勢する吐出弁バネ8c、吐出弁8bのストローク(移動距離)を決める吐出弁ストッパ8dから構成される。吐出弁ストッパ8dとポンプボディ1は当接部8eで溶接により接合され燃料と外部を遮断している。
加圧室11と吐出弁室12aに燃料差圧が無い状態では、吐出弁8bは吐出弁バネ8cによる付勢力で吐出弁シート8aに圧着され閉弁状態となっている。加圧室11の燃料圧力が、吐出弁室12aの燃料圧力よりも大きくなった時に初めて、吐出弁8bは吐出弁バネ8cに逆らって開弁する。そして、加圧室11内の高圧の燃料は吐出弁室12a、燃料吐出通路12b、燃料吐出口12を経てコモンレール23へと吐出される。
吐出弁8bは開弁した際、吐出弁ストッパ8dと接触し、ストロークが制限される。したがって、吐出弁8bのストロークは吐出弁ストッパ8dによって適切に決定される。これによりストロークが大きすぎて、吐出弁8bの閉じ遅れにより、吐出弁室12aへ高圧吐出された燃料が、再び加圧室11内に逆流してしまうことを防止でき、燃料供給ポンプの効率低下が抑制できる。また、吐出弁8bが開弁および閉弁運動を繰り返す時に、吐出弁8bがストローク方向にのみ運動するように、吐出弁ストッパ8dの外周面にてガイドしている。以上のようにすることで、吐出弁機構8は燃料の流通方向を制限する逆止弁となる。なお、加圧室11は、ポンプボディ1(ポンプハウジング)、電磁吸入弁機構300、プランジャ2、シリンダ6、吐出弁機構8にて構成される。
(燃料供給ポンプの動作)
カム93の回転により、プランジャ2がカム93の方向に移動して吸入行程状態にある時は、加圧室11の容積は増加し加圧室11内の燃料圧力が低下する。この行程で加圧室11内の燃料圧力が吸入ポート31bの圧力よりも低くなると、吸入弁30は開口状態になる。図4に示すように、燃料は吸入弁30の開口部30eを通り、加圧室11に流入する。
カム93の回転により、プランジャ2がカム93の方向に移動して吸入行程状態にある時は、加圧室11の容積は増加し加圧室11内の燃料圧力が低下する。この行程で加圧室11内の燃料圧力が吸入ポート31bの圧力よりも低くなると、吸入弁30は開口状態になる。図4に示すように、燃料は吸入弁30の開口部30eを通り、加圧室11に流入する。
プランジャ2が吸入行程を終了した後、プランジャ2が上昇運動に転じ圧縮行程に移る。ここで電磁コイル43は無通電状態を維持したままであり磁気付勢力は作用しない。ロッド付勢バネ40は、無通電状態において吸入弁30を開弁維持するのに必要十分な付勢力を有するよう設定されている。加圧室11の容積は、プランジャ2の圧縮運動に伴い減少するが、この状態では、一度、加圧室11に吸入された燃料が、再び開弁状態の吸入弁30の開口部30eを通して吸入通路10dへと戻されるので、加圧室の圧力が上昇することは無い。この行程を戻し行程と称する。
この状態で、ECU27からの制御信号が電磁吸入弁機構300に印加されると、電磁コイル43には端子46を介して電流が流れる。すると、磁気コア39とアンカーとの間に磁気吸引力が作用し、これにより磁気付勢力がロッド付勢バネ40の付勢力に打ち勝ってロッド35が吸入弁30から離れる方向に移動する。よって、吸入弁付勢バネ33による付勢力と燃料が吸入通路10dに流れ込むことによる流体力により吸入弁30が閉弁する。閉弁後、加圧室11の燃料圧力はプランジャ2の上昇運動と共に上昇し、燃料吐出口12の圧力以上になると、吐出弁機構8を介して高圧燃料の吐出が行われ、コモンレール23へと供給される。この行程を吐出行程と称する。
すなわち、プランジャ2の圧縮行程(下始点から上始点までの間の上昇行程)は、戻し行程と吐出行程からなる。そして、電磁吸入弁機構300の電磁コイル43への通電タイミングを制御することで、吐出される高圧燃料の量を制御することができる。電磁コイル43へ通電するタイミングを早くすれば、圧縮行程中の、戻し行程の割合が小さく、吐出行程の割合が大きい。すなわち、吸入通路10dに戻される燃料が少なく、高圧吐出される燃料は多くなる。一方、通電するタイミングを遅くすれば圧縮行程中の、戻し行程の割合が大きく吐出行程の割合が小さい。すなわち、吸入通路10dに戻される燃料が多く、高圧吐出される燃料は少なくなる。電磁コイル43への通電タイミングは、ECU27からの指令によって制御される。 以上のように電磁コイル43への通電タイミングを制御することで、高圧吐出される燃料の量を内燃機関が必要とする量に制御することが出来る。
(金属ダンパの構成)
図1に示すように、低圧燃料室10には燃料供給ポンプ内で発生した圧力脈動が吸入配管28(燃料配管)へ波及するのを低減させる金属ダンパ9が設置されている。一度、加圧室11に流入した燃料が、容量制御のため再び開弁状態の吸入弁30(吸入弁体)を通して吸入通路10dへと戻される場合、吸入通路10dへ戻された燃料により低圧燃料室10には圧力脈動が発生する。しかし、低圧燃料室10に設けた金属ダンパ9は、波板状の2枚の円盤型金属板をその外周で張り合わせ、内部にアルゴンのような不活性ガスを注入した金属ダイアフラムダンパで形成されており、圧力脈動はこの金属ダンパが膨張・収縮することで吸収低減される。
図1に示すように、低圧燃料室10には燃料供給ポンプ内で発生した圧力脈動が吸入配管28(燃料配管)へ波及するのを低減させる金属ダンパ9が設置されている。一度、加圧室11に流入した燃料が、容量制御のため再び開弁状態の吸入弁30(吸入弁体)を通して吸入通路10dへと戻される場合、吸入通路10dへ戻された燃料により低圧燃料室10には圧力脈動が発生する。しかし、低圧燃料室10に設けた金属ダンパ9は、波板状の2枚の円盤型金属板をその外周で張り合わせ、内部にアルゴンのような不活性ガスを注入した金属ダイアフラムダンパで形成されており、圧力脈動はこの金属ダンパが膨張・収縮することで吸収低減される。
プランジャ2は、大径部2aと小径部2bを有し、プランジャ2の往復運動によって副室7aの体積は増減する。副室7aは燃料通路10e(図3参照)により低圧燃料室10と連通している。プランジャ2の下降時は、副室7aから低圧燃料室10へ、上昇時は、低圧燃料室10から副室7aへと燃料の流れが発生する。
このことにより、ポンプの吸入行程もしくは、戻し行程におけるポンプ内外への燃料流量を低減することができ、燃料供給ポンプ内部で発生する圧力脈動を低減する機能を有している。
以下、第一実施例のリリーフ弁機構の構成について、図1、及び図2、図6、図7、図11に示すリリーフ弁機構200について詳しく説明する。なお、図7はリリーフ弁機構を構成する各部品を径方向中心で軸方向に切って分解した分解図を示す。
リリーフ弁機構200はリリーフボディ201、リリーフ弁202、リリーフバネ204、リリーフバネストッパ205からなる。リリーフボディ201には、テーパー形状のシート部が設けられている。リリーフ弁202はリリーフバネ204の荷重がリリーフ弁ホルダ203を介して負荷され、リリーフボディ201のシート部に押圧され、シート部と協働して燃料を遮断している。リリーフ弁202の開弁圧力はリリーフバネ204の荷重によって決定される。リリーフバネストッパ205はリリーフボディ201に圧入固定されており、圧入固定の位置によってリリーフバネ204の荷重が調整される。
リリーフ弁機構200はリリーフボディ201、リリーフ弁202、リリーフバネ204、リリーフバネストッパ205からなる。リリーフボディ201には、テーパー形状のシート部が設けられている。リリーフ弁202はリリーフバネ204の荷重がリリーフ弁ホルダ203を介して負荷され、リリーフボディ201のシート部に押圧され、シート部と協働して燃料を遮断している。リリーフ弁202の開弁圧力はリリーフバネ204の荷重によって決定される。リリーフバネストッパ205はリリーフボディ201に圧入固定されており、圧入固定の位置によってリリーフバネ204の荷重が調整される。
リリーフバネ204には板バネが使用され、リリーフバネストッパ205に設けられた、リリーフバネ収容部205gにガイドされ配置されている。リリーフバネ収容部205gの形状は軸方向から見て、例えば四角形に形成される。リリーフバネ収容部205gは上流側から下流側に向かって凹むように形成されている。この凹み部のリリーフバネ収容部205gは下流側に円筒形状の燃料通路205hが形成される。軸方向から見て燃料通路205hは板バネリリーフバネ204よりも外径側に位置するように配置される。これにより燃料通路が確保される。
図11の左図はリリーフ弁機構200を軸方向上流側から見た図であり、図11の右図はリリーフ弁機構200を軸方向上流側から見た斜視図である。板バネリリーフバネ204の四角形の4辺の内、対向する2辺を一つの組合せとすると、いずれかの組合せで2辺の対向長さを超えるよう、燃料通路205hが設けられている。つまり図11左図おいて、対向する2辺の対向長さ204Wに対し、燃料通路205hの直径205hWが大きくなるように構成される。これにより、燃料通路が確保されている。
ここで、加圧室11の燃料が加圧されて吐出弁8bが開弁すると、加圧室11内の高圧の燃料は吐出弁室12a、燃料吐出通路12bを通って、燃料吐出口12から吐出される。燃料吐出口12は吐出ジョイント60に形成されており、吐出ジョイント60はポンプボディ1に溶接部61にて溶接固定され燃料通路を確保している。
高圧燃料ポンプの電磁吸入弁300の故障等により、燃料吐出口12の圧力が異常に高圧になり、リリーフ弁機構200のセット圧力より大きくなると異常高圧燃料は、リリーフ弁202を通過した後、リリーフバネストッパ205に設けられた燃料通路205hを介してリリーフ通路210へと流入し、加圧室11にリリーフされる。
高圧燃料ポンプの電磁吸入弁300の故障等により、燃料吐出口12の圧力が異常に高圧になり、リリーフ弁機構200のセット圧力より大きくなると異常高圧燃料は、リリーフ弁202を通過した後、リリーフバネストッパ205に設けられた燃料通路205hを介してリリーフ通路210へと流入し、加圧室11にリリーフされる。
以上の通り、本実施例の高圧燃料供給ポンプは、加圧室11で加圧された燃料を吐出する吐出通路12bと、吐出通路12bと加圧室11、又は加圧室11の吸入通路10dとを繋ぐリリーフ通路210と、リリーフ通路210に配置され、リリーフシート201を開閉するリリーフ弁202と、リリーフ弁202を下流側から上流側に向かって付勢するリリーフバネ204と、を備えている。そしてリリーフバネ204は非線形特性を有する荷重付与機構により構成される。板バネや皿バネのように荷重とたわみが比例しておらず、たわみに対してバネ定数が変化する非線形特性を有する荷重付与機構によりリリーフバネ204が構成される。板バネとは薄い板状の金属により構成され、この金属薄板が弾性変形することでエネルギーを吸収し、弾性変形から復元することで吸収したエネルギーを放出する。本実施例の板バネ(リリーフバネ204)は変形前において、バネ収容部205gとの接触部から上流側(図6の下側)に向かって撓むように構成され(図6の上図)、リリーフ弁202により付勢されることで、撓んだ箇所が下流側(図6の上側)に弾性変形する(図6の下図)。
近年、高圧燃料供給ポンプはたとえば35MPaなどの高圧の燃料を吐出することが要求されており、したがってリリーフ弁202の前後には35MPaに近い差圧がかかっても閉弁が維持されるようにリリーフバネ204の付勢力が設定される。よって、リリーフバネ204をコイルバネにより構成すると、特に軸方向に長いものが必要となり、結果として高圧燃料供給ポンプの大型化を招く。これに対し、上記のように荷重付与機構(板バネや皿バネ)によりリリーフバネ204を構成することで、小さいものであっても大きな付勢力を有することができるため、高圧燃料供給ポンプの小型化を図ることが可能である。低容積で高いバネ荷重を発生可能な非線形特性を有するバネを使用することで、リリーフ弁機構を小型化し、高圧化時おいても高吐出効率を実現する高圧燃料供給ポンプを提供することが可能となる。
以下、第二実施例のリリーフ弁機構の構成について、図8、乃至図10に示すリリーフ弁機構200について詳しく説明する。実施例1と同一の構成については説明を省略し、異なる構成についてのみ説明する。
リリーフ弁機構200はリリーフボディ201、リリーフ弁202、リリーフ弁ホルダ203、リリーフバネ204、リリーフバネホルダ205からなる。リリーフボディ201には、テーパー形状のシート部が設けられている。リリーフ弁202はリリーフバネ204の荷重がリリーフ弁ホルダ203を介して負荷され、リリーフボディ201のシート部に押圧され、シート部と協働して燃料を遮断している。リリーフ弁202の開弁圧力はリリーフバネ204の荷重によって決定される。
リリーフバネホルダ205はリリーフボディ201に圧入固定されており、圧入固定の位置によってリリーフバネ204の荷重が調整される。リリーフバネ204には皿バネ(204a、204b、204c)が使用され、リリーフ弁ホルダ203、及びリリーフバネストッパ205との間に複数枚配置されている。皿バネ(204a、204b、204c)は中心に穴の開いた円盤状の板を円錐状にし、底のない皿のような形状のばねである。リリーフバネ204の大径部はリリーフバネホルダ205の外径側の平面部と当接しており、リリーフバネ204の外周部はリリーフボディ201の内周部でガイドされる。リリーフバネホルダ205にはリリーフ弁ホルダ203のストロークを規制するための、ストッパ205b(規制部)が設けられている。
つまり本実施例の高圧燃料供給ポンプは、リリーフ弁202を保持するリリーフ弁ホルダ203を備え、リリーフバネ204として皿バネ204aが使用され、リリーフ弁ホルダ203に設けられた平面部と皿バネ204aの大径部とが当接するように構成され。また皿バネ(204a、204b、204c)が複数枚配置されることでリリーフバネ204が構成される。図9に示すように隣り合う皿バネ204が変形前において、一方の皿バネ204bの大径部と他方の皿バネ204cの大径部とが接触するとともに一方の皿バネ204bの小径部と他方の皿バネ204cの小径部とが非接触となるように配置される。
また隣り合う皿バネが変形前において、一方の皿バネの小径部204aと他方の皿バネ204bの小径部とが接触するとともに一方の皿バネ204aの大径部と他方の皿バネ204bの大径部とが非接触となるように配置される。つまり、図9においては直列に配置される複数の皿ばね(204a、204b、204c)により構成される。
なお、隣り合う皿バネ204が変形前において、一方の皿バネの大径部と他方の皿バネの大径部とが接触するとともに一方の皿バネの小径部と他方の皿バネの小径部とが接触するように配置されるようにしても良い。つまり、並列に配置されるようにすることで、より軸方向に短く構成することが可能となる。
なお、隣り合う皿バネが変形前において、第1の皿バネの大径部と第2の皿バネの大径部とが接触するとともに第1の皿バネの小径部と前記第2の皿バネの小径部とが接触するように配置され、隣り合う皿バネが変形前において、第1の皿バネ又は第2の皿バネの小径部と第3の皿バネの小径部とが接触するとともに第1の皿バネ又は前記第2の皿バネの大径部と前記第3の皿バネの大径部とが非接触となるように配置されるようにしても良い。つまり、第1の皿バネと第2の皿バネとは並列に配置され、重なるように配置されるとともに、第1の皿バネ又は第2の皿バネと接触する第3の皿バネは直列に配置される。これにより必要な付勢力を維持しつつ、小型化を図ることが可能である。
また、リリーフバネ204を保持するリリーフバネホルダ205にリリーフ弁ホルダ203が下流側に移動した場合に接触してリリーフ弁ホルダ205のストロークを規制する規制部205bを有する。またリリーフバネ204を保持するリリーフバネホルダ205にリリーフ弁ホルダ203が下流側に移動した場合に接触してリリーフ弁ホルダ203のストロークを規制する規制部205bを有し、皿バネ204が規制部205bの外径側に配置される。またリリーフバネ204を保持するリリーフバネホルダ205bと、リリーフ弁203とが一体のリリーフ弁ユニットが構成されることが望ましい。これによりリリーフバネ204のストローク過多を抑制し、リリーフバネ204のへたりを防止することが可能となっている。
ここで、加圧室11の燃料が加圧されて吐出弁8bが開弁すると、加圧室11内の高圧の燃料は吐出弁室12a、燃料吐出通路12bを通って、燃料吐出口12から吐出される。燃料吐出口12は吐出ジョイント60に形成されており、吐出ジョイント60はポンプボディ1に溶接部61にて溶接固定され燃料通路を確保している。高圧燃料ポンプの電磁吸入弁300の故障等により、燃料吐出口12の圧力が異常に高圧になり、リリーフ弁機構200のセット圧力より大きくなると異常高圧燃料は、リリーフ弁202を通過した後、リリーフ弁ホルダ203に設けられた燃料通路203a、ストッパ205に設けられた燃料通路205aを介してリリーフ通路210へと流入し、加圧室11にリリーフされる。
以上のような構成とすることで、リリーフ弁機構を小型化し、高圧化時おいても高吐出効率を実現する高圧燃料供給ポンプを提供することが可能となる。なお、本発明は上記した実施例に限定されるものではなく、様々な変形例が含まれる。例えば、上記した実施例は本発明を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも全ての構成を備えるものに限定されるものではない。また、実施例の構成の一部について、他の構成の追加・削除・置換をすることが可能である。
1…ポンプハウジング、2…プランジャ、4…バネ、6…シリンダ、7…シールホルダ、8…吐出弁機構、9…圧力脈動低減機構、10a…低圧燃料吸入口、10d…吸入通路、11…加圧室、12…燃料吐出口、13…プランジャシール、14…ハウジングカバー、15…リテーナ、28…吸入配管、30…吸入弁、51…吸入ジョイント、300…電磁吸入弁
Claims (11)
- 加圧室で加圧された燃料を吐出する吐出通路と、
前記吐出通路と前記加圧室、又は加圧室の吸入通路とを繋ぐリリーフ通路と、
前記リリーフ通路に配置され、リリーフシートを開閉するリリーフ弁と、
前記リリーフ弁を下流側から上流側に向かって付勢するリリーフバネと、を備え、
前記リリーフバネは非線形特性を有する荷重付与機構により構成された高圧燃料供給ポンプ。 - 請求項1に記載の高圧燃料供給ポンプにおいて、
前記リリーフバネは板バネにより構成された高圧燃料供給ポンプ。 - 請求項1に記載の高圧燃料供給ポンプにおいて、
前記リリーフ弁を保持するリリーフ弁ホルダを備え、
前記リリーフバネとして皿バネが使用され、前記リリーフ弁ホルダに設けられた平面部と前記皿バネの大径部とが当接するように構成された高圧燃料供給ポンプ。 - 請求項3に記載の高圧燃料供給ポンプにおいて、
前記皿バネが複数枚配置されることで前記リリーフバネが構成される高圧燃料供給ポンプ。 - 請求項4に記載の高圧燃料供給ポンプにおいて、
隣り合う皿バネが変形前において、一方の皿バネの大径部と他方の皿バネの大径部とが接触するとともに前記一方の皿バネの小径部と前記他方の皿バネの小径部とが非接触となるように配置される高圧燃料供給ポンプ。 - 請求項4に記載の高圧燃料供給ポンプにおいて、
隣り合う皿バネが変形前において、一方の皿バネの小径部と他方の皿バネの小径部とが接触するとともに前記一方の皿バネの大径部と前記他方の皿バネの大径部とが非接触となるように配置される高圧燃料供給ポンプ。 - 請求項4に記載の高圧燃料供給ポンプにおいて、
隣り合う皿バネが変形前において、一方の皿バネの大径部と他方の皿バネの大径部とが接触するとともに前記一方の皿バネの小径部と前記他方の皿バネの小径部とが接触するように配置される高圧燃料供給ポンプ。 - 請求項4に記載の高圧燃料供給ポンプにおいて、
隣り合う皿バネが変形前において、第1の皿バネの大径部と第2の皿バネの大径部とが接触するとともに前記第1の皿バネの小径部と前記第2の皿バネの小径部とが接触するように配置され、
隣り合う皿バネが変形前において、前記第1の皿バネ又は前記第2の皿バネの小径部と第3の皿バネの小径部とが接触するとともに前記第1の皿バネ又は前記第2の皿バネの大径部と前記第3の皿バネの大径部とが非接触となるように配置される高圧燃料供給ポンプ。 - 請求項3に記載の高圧燃料供給ポンプにおいて、
前記リリーフバネを保持するリリーフバネホルダに前記リリーフ弁ホルダが下流側に移動した場合に接触して前記リリーフ弁ホルダのストロークを規制する規制部を有する高圧燃料供給ポンプ。 - 請求項4に記載の高圧燃料供給ポンプにおいて、
前記リリーフバネを保持するリリーフバネホルダに前記リリーフ弁ホルダが下流側に移動した場合に接触して前記リリーフ弁ホルダのストロークを規制する規制部を有し、
前記皿バネが前記規制部の外径側に配置される高圧燃料供給ポンプ。 - 請求項3又は4に記載の高圧燃料供給ポンプにおいて、
前記リリーフバネを保持するリリーフバネホルダと、前記リリーフ弁とが一体のリリーフ弁ユニットが構成される高圧燃料供給ポンプ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018169315A JP2020041478A (ja) | 2018-09-11 | 2018-09-11 | 高圧燃料供給ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018169315A JP2020041478A (ja) | 2018-09-11 | 2018-09-11 | 高圧燃料供給ポンプ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020041478A true JP2020041478A (ja) | 2020-03-19 |
Family
ID=69797819
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018169315A Pending JP2020041478A (ja) | 2018-09-11 | 2018-09-11 | 高圧燃料供給ポンプ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020041478A (ja) |
-
2018
- 2018-09-11 JP JP2018169315A patent/JP2020041478A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4413260B2 (ja) | 高圧燃料ポンプ | |
JP6869005B2 (ja) | 燃料供給ポンプ | |
CN109964025B (zh) | 具有电磁吸入阀的高压燃料供给泵 | |
JP6689178B2 (ja) | 高圧燃料供給ポンプ | |
JP6709282B2 (ja) | 高圧燃料供給ポンプ及びその組み立て方法 | |
CN110537014B (zh) | 高压燃料泵 | |
JP6840238B2 (ja) | 弁機構、電磁吸入弁機構、及び高圧燃料ポンプ | |
JP7139265B2 (ja) | 高圧燃料供給ポンプ及びリリーフ弁機構 | |
JP2018100651A (ja) | 弁機構及びこれを備えた高圧燃料供給ポンプ | |
JP2020041478A (ja) | 高圧燃料供給ポンプ | |
JP2017145731A (ja) | 高圧燃料供給ポンプ | |
WO2020071082A1 (ja) | 高圧燃料ポンプ | |
JP7077212B2 (ja) | 高圧燃料ポンプ | |
JP2019094819A (ja) | 高圧燃料供給ポンプ | |
JP6932629B2 (ja) | 高圧燃料ポンプ | |
JP7024071B2 (ja) | 燃料供給ポンプ | |
WO2022249550A1 (ja) | 電磁弁機構及び燃料ポンプ | |
WO2023062684A1 (ja) | 電磁吸入弁及び燃料供給ポンプ | |
JP6596542B2 (ja) | バルブ機構及びこれを備えた高圧燃料供給ポンプ | |
JP6754902B2 (ja) | 電磁吸入弁、及びこれを備えた高圧燃料ポンプ | |
JP6385840B2 (ja) | バルブ機構及びこれを備えた高圧燃料供給ポンプ | |
WO2020085041A1 (ja) | 電磁弁機構及び高圧燃料ポンプ | |
JPWO2020090371A1 (ja) | 燃料ポンプ | |
JPWO2019111692A1 (ja) | 高圧燃料供給ポンプ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20180912 |