JP2002130507A - 流体制御弁 - Google Patents

流体制御弁

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JP2002130507A
JP2002130507A JP2000319673A JP2000319673A JP2002130507A JP 2002130507 A JP2002130507 A JP 2002130507A JP 2000319673 A JP2000319673 A JP 2000319673A JP 2000319673 A JP2000319673 A JP 2000319673A JP 2002130507 A JP2002130507 A JP 2002130507A
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valve
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fluid control
control valve
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JP2000319673A
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Yasuhiko Niimi
康彦 新美
Hiromi Ota
宏巳 太田
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Denso Corp
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2309/00Gas cycle refrigeration machines
    • F25B2309/06Compression machines, plants or systems characterised by the refrigerant being carbon dioxide
    • F25B2309/061Compression machines, plants or systems characterised by the refrigerant being carbon dioxide with cycle highest pressure above the supercritical pressure
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B9/00Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point
    • F25B9/002Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point characterised by the refrigerant
    • F25B9/008Compression machines, plants or systems, in which the refrigerant is air or other gas of low boiling point characterised by the refrigerant the refrigerant being carbon dioxide

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  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ケース部材内外の圧力差によるケース部材の
伸縮が大きい場合にも、弁体の開閉動作を保証できるス
トッパー機構を提供する。 【解決手段】 流体通路11〜13を開閉する弁体14
と、弁体14を駆動するステップモータ16のロータ1
7と、ロータ17を収納するとともに、流体通路11〜
13の圧力が作用するケース部材23とを備え、ケース
部材23はその内外の圧力差により変形可能であり、ロ
ータ17とケース部材23との間にロータ17の移動を
所定位置に規制するストッパー部材としてコイルばね2
8を配置し、このコイルばね28は、ロータ17による
力が加わるときの弾性変形量に比較してケース部材23
の収縮による力が加わるときの弾性変形量を大きくす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、弁体の駆動部の位
置を所定位置に規制するストッパー機構を有する流体制
御弁に関するもので、冷凍サイクル装置における減圧装
置(電気膨張弁)に用いて好適である。
【0002】
【従来の技術】従来、冷凍サイクル装置における減圧装
置として電気的に弁開度を調整できる流体制御弁が知ら
れている。この流体制御弁の従来構造は、例えば、図5
に示すような構造であり、弁本体10に形成された冷媒
入口11と冷媒出口12との間に絞り通路13を設け、
この絞り通路13の開度を弁棒15と一体の弁体14に
より調整する。
【0003】弁棒15はステップモータ16のロータ1
7の回転運動により軸方向に往復動する。すなわち、ロ
ータ17は円筒状のスリーブ18とこのスリーブ18の
外周側に固定された円筒状の永久磁石19とを有してい
る。そして、ステップモータ16の励磁コイル24の発
生する回転磁界に磁石19を持つロータ17が追従し
て、ロータ17が回転する。
【0004】一方、弁本体10に固定した円筒状の送り
ねじ部材25の雄ねじにスリーブ18内周の雌ねじ18
eをかみ合わせている。これにより、ロータ17は回転
しながら送りねじ部材25に対して軸方向に移動するの
で、弁棒15がロータ17とともに軸方向に変位し、こ
れにより、弁体14が絞り通路13の開度を調整でき
る。
【0005】ところで、弁体14および弁棒15の駆動
部となるロータ17の軸方向変位の両端位置を規制する
2つのストッパー機構、すなわち、弁体全閉側のロータ
位置を規制する第1ストッパー機構と、弁体全開側のロ
ータ位置を規制する第2ストッパー機構とを備えてい
る。
【0006】第1ストッパー機構は、スリーブ18の下
端部に固定され弁本体10側へ突出するピン状のストッ
パー部材26と、弁本体10に固定され、ストッパー部
材26側へ突出するピン状のストッパー部材27とによ
り構成される。ロータ17の下側への軸方向変位により
弁体14が絞り通路13の弁座部10aに接触して、弁
体14が全閉状態になると、これ以後、弁体14および
弁棒15は閉弁方向(図5の下側方向)へ移動しない。
【0007】その後、ロータ17が更に回転して下側へ
の軸方向変位を続行すると、ばね22が圧縮されること
により、弁体14が弁座部10aに必要以上に強く押し
付けられることを防止する。そして、ばね22が圧縮さ
れた後に、ロータ17が更に回転して下側へ軸方向変位
すると、ロータ17側のストッパー部材26が弁本体1
0側のストッパー部材27に回転方向から接触して、ロ
ータ17の回転が阻止される。従って、これ以後、ロー
タ17が下側へ軸方向変位することがない。
【0008】一方、第2ストッパー機構は、スリーブ1
8の上端部に固定されケース部材23の上端部側へ向か
って突出するピン状のストッパー部材50とケース部材
23の上端部に固定され、ストッパー部材26側へ突出
する板状のストッパー部材51とにより構成される。
【0009】ロータ17の上側への軸方向変位により弁
体14が絞り通路13の弁座部10aから離れる方向に
移動して、弁体14の開度が増加していく。そして、弁
体14が全開してからロータ17が更に上側へ軸方向変
位すると、ロータ17が開弁方向へ行き過ぎることにな
る。
【0010】そこで、弁体14が全開状態に到達した
後、ロータ17が上側へ所定量、軸方向変位すると、ロ
ータ17側のストッパー部材50がケース部材23側の
ストッパー部材51に回転方向から接触して、ロータ1
7の回転が阻止される。従って、これ以後、ロータ17
が上側へ軸方向変位することがないので、ロータ17の
開弁方向への行き過ぎを防止できる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】ところで、本発明者ら
は、冷媒としてCO2(2酸化炭素)を用いた超臨界冷
凍サイクルからなるヒートポンプ装置を加熱源として用
いる給湯器システムを開発中である。この超臨界冷凍サ
イクルでは、高圧側圧力が通常、冷媒の臨界圧力よりも
高い圧力で使用され、高圧側冷媒温度が高いので、高圧
側冷媒ガス(圧縮機吐出ガス)の放熱を行う高圧側熱交
換器での放熱量がフロン系の冷媒(HFC134a等)
に比較して増加する利点がある。
【0012】しかし、その反面、超臨界冷凍サイクルで
は高圧側圧力がフロン系冷媒の場合よりはるかに高い1
0倍程度の圧力(具体的には、15MPa程度)である
ため、減圧装置として図5の流体制御弁を用いた場合
に、ケース部材23内外の圧力差増大に起因して、ロー
タ17の回転不能(ロック)という問題が生じることが
判明した。
【0013】以下このロータ17の回転不能の発生原因
について詳述すると、ケース部材23はロータ17の永
久磁石19と励磁コイル24との間に介在される非磁性
部材であって、永久磁石19と励磁コイル24との間
隔、つまり、ケース部材23の板厚を小さくするほど、
励磁コイル24はケース部材23内部のロータ17に大
きな回転トルクを与えることができ、励磁コイル24を
小型化できる。このため、ケース部材23の設計に際し
ては、耐圧上許容される範囲内で板厚を小さく設計する
傾向にある。ケース部材23の板厚は例えば、0.85
mm程度である。
【0014】一方、ケース部材23はサイクル内高圧側
流路(冷媒入口11側の流路)に連通しているので、ケ
ース部材23内部には高圧側圧力が作用することにな
る。ケース部材23の外側は大気圧であるから、ケース
部材23の内外で大きな圧力差が発生する。特に、CO
2 を用いた超臨界冷凍サイクルでは、サイクル運転時の
高圧側圧力が高いので、大きな圧力差が発生して、ケー
ス部材23が膨張する。
【0015】これに対し、サイクル停止時には高圧側と
低圧側で圧力が均一化する均圧状態となり、高圧側圧
力、つまり、ケース部材23内部の圧力が低下するの
で、サイクル運転時に膨張したケース部材23の収縮が
起こる。そして、このサイクル停止時におけるケース部
材23の収縮によって、ロータ17の回転不能(ロッ
ク)が生じる。
【0016】つまり、サイクル運転時に、弁体14が全
開状態に到達した後、ロータ17側のストッパー部材5
0がケース部材23側のストッパー部材51に接触した
状態にて、サイクルが停止されると、高圧側圧力と低圧
側圧力の均一化によりケース部材23内外の圧力差が減
少してケース部材23の収縮が起こり、ケース部材23
側のストッパー部材51がロータ17側のストッパー部
材50に近づく方向に変位する。
【0017】この結果、両ストッパー部材50、51の
軸方向のラップ長さが増加するので、次回のサイクル起
動時(高圧側圧力が定常レベルまで上昇していないと
き)にロータ17を閉弁方向に回転させる際に、ロータ
17が1回転して、ロータ17が下側へ軸方向変位して
も、その1回転後になおロータ17側のストッパー部材
50がケース部材23側のストッパー部材51に接触し
て、ロータ17の回転を妨げるという事態が起きる。
【0018】換言すると、ケース部材23の上記収縮は
通常想定していないので、両ストッパー部材50、51
が接触した状態でサイクルが停止されても、本来なら、
ロータ17の閉弁方向への1回転による下側への軸方向
変位量(ねじピッチ分の変位量)によって、その1回転
後にはロータ17側のストッパー部材50がケース部材
23側のストッパー部材51に接触しない位置まで遠ざ
かるのであるが、ケース部材23の上記収縮が起こる
と、両ストッパー部材50、51の軸方向のラップ長さ
が過度に増加して、ロータ17の回転不能状態が発生す
る。
【0019】なお、ケース部材23の板厚を大きくし
て、ケース部材23の剛性を高くすれば、ケース部材2
3の内外の圧力差による伸縮量を低減でき、上記のロー
タ17の回転不能を防止できるが、この対策は永久磁石
19と励磁コイル24との間隔を増加させ、励磁コイル
24の大型化を招くので、実用的でない。
【0020】また、実開昭62−43278号公報に
は、ロータの軸方向に変位するストッパー部材を設け
て、ロータの閉弁方向及び開弁方向の両端位置を規制す
るストッパー機構が記載されているが、この従来技術に
おいても、内外の圧力差によるケース部材の伸縮に起因
するロータ回転不能への対応については何ら開示してい
ない。
【0021】上記公報の従来技術によると、サイクルの
停止時に、ケース部材の収縮による力がそのままストッ
パー機構を経てねじ結合部に加わるので、ねじ結合部に
大きな締め付け力(固着力)が発生する。そのため、次
回のサイクル起動時(高圧側圧力が定常レベルまで上昇
していないとき)にロータ17を閉弁方向に回転させる
ためには、ケース部材の収縮によるねじ結合部の大きな
締め付け力に打ち勝つだけの力を励磁コイル24に発生
させる必要があり、励磁コイル24の大型化を招くとい
う不具合が生じる。
【0022】本発明は上記点に鑑みて、ケース部材内外
の圧力差によるケース部材の伸縮が大きい場合にも、弁
体の開閉動作を保証できるストッパー機構を提供するこ
とを目的とする。
【0023】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、流体通路(11〜1
3)を開閉する弁体(14)と、弁体(14)を駆動す
る駆動部(17)と、駆動部(17)を収納するととも
に、流体通路(11〜13)の圧力が作用するケース部
材(23)とを備え、ケース部材(23)はその内外の
圧力差により変形可能であり、駆動部(17)とケース
部材(23)との間に駆動部(17)の移動を所定位置
に規制するストッパー機構(28、40、41、42)
を配置し、ストッパー機構(28、40、41、42)
は、駆動部(17)による力が加わるときの弾性変形量
に比較してケース部材(23)の収縮による力が加わる
ときの弾性変形量を大きくする弾性材を包含しているこ
とを特徴とする。
【0024】これにより、駆動部(17)による力が加
わるときはストッパー機構の弾性変形量を僅少に抑え
て、駆動部(17)の移動を所定位置に規制するストッ
パー機能を良好に発揮できる。一方、ケース部材(2
3)の収縮による力が加わるときはストッパー機構の弾
性変形量を増加して、ケース部材(23)の収縮力を吸
収できる。そのため、ケース部材(23)の収縮力に起
因する弁作動不良を回避できる。
【0025】請求項2に記載の発明のように、ストッパ
ー機構に、上記両変形量を満足するばね定数のコイルば
ね(28)を用いることにより、請求項1の作用効果を
良好に達成できる。
【0026】請求項3に記載の発明のように、ストッパ
ー機構に、両変形量を満足するばね定数の皿ばね(4
0)を用いてもよい。
【0027】請求項4に記載の発明のように、ストッパ
ー機構に、両変形量を満足するばね定数の屈曲形状から
なるストッパー片(42b)を用いてもよい。
【0028】請求項5に記載の発明のように、より具体
的にはストッパー機構は、弁体(14)の全開側におけ
る駆動部(17)の位置を規制するものとして用いる。
【0029】請求項6に記載の発明のように、弁体(1
4)は弁棒(15)と一体に構成されており、駆動部
(17)の回転がねじ手段(25)とのかみ合いにより
直線運動に変換され、直線運動により弁棒(15)が軸
方向に移動するようになっている流体制御弁において
は、上記ケース部材(23)の収縮力を吸収することに
よって、駆動部(17)とねじ手段(25)との間に作
用する締め付け力を比較的小さくできる。
【0030】請求項7に記載の発明のように、冷媒とし
てCO2 を用いた超臨界冷凍サイクルにおける減圧装置
として流体制御弁を用いる場合には、ケース部材(2
3)内外の圧力差が特に増大するので、本発明の流体制
御弁による効果を一層効果的に発揮できる。
【0031】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0032】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1は第1実施
形態による流体制御弁であり、後述の図2に示す冷凍サ
イクル装置の減圧装置(電気膨張弁)として使用される
ものである。弁本体10はステンレス(例えば、SUS
304)等の金属で形成され、冷凍サイクル装置の高圧
冷媒が流入する冷媒入口11と、減圧後の低圧冷媒が流
出する冷媒出口12を有する。
【0033】本例では、冷媒入口11と冷媒出口12が
直交状に配置され、この冷媒入口11と冷媒出口12と
の間に絞り通路13を設け、この絞り通路13の開度を
弁体14により調整する。図1は弁体14の全閉時の状
態を示しており、弁本体10には全閉時に弁体14が着
座(当接)する弁座部10aが形成されている。弁体1
4は弁棒15の先端部に円錐状部を持つ形状で一体に構
成されている。弁棒15はステンレス(例えば、SUS
303)等の金属で形成されている。
【0034】この弁体14と弁棒15はステップモータ
16のロータ17の回転運動により軸方向に直線運動
(往復動)するようになっている。すなわち、ロータ1
7は非磁性材で形成された円筒状のスリーブ18とこの
スリーブ18の外周側に固定された円筒状の永久磁石1
9とを有している。永久磁石19の円周方向に磁極(N
極、S極)が着磁されている。スリーブ18の具体的材
質は例えば、ステンレス(例えば、SUS303)等の
非磁性金属であり、永久磁石19は本例では接着等の固
定手段でスリーブ18の外周面に固定している。
【0035】スリーブ18の反弁体側(図1の上側)部
分に内周突出部18aを形成し、この内周突出部18a
の中心穴部18bに弁棒15の小径部15aが回転可能
に嵌合している。また、弁棒15にはスリーブ18の反
弁体側端面18cに接触する円筒状のカラー20が一体
に固定してあり、このカラー20の部位にてスリーブ1
8と弁棒15が互いに離脱可能に係止される。カラー2
0は弁棒15の小径部先端部に挿入後、この先端部の穴
部15bを拡大することにより弁棒先端部に固定してあ
る。
【0036】そして、スリーブ18内側の円形空間部1
8dの天井部(内周突出部18aの内側端面)に接触す
る平座金21が弁棒15の小径部15aに摺動可能に嵌
合しており、この平座金21と弁棒15の段部15cと
の間にばね手段として圧縮コイルばね22を配置してい
る。このばね22の上側の一端部が平座金21を介して
内周突出部18aに支持されるので、ばね22の押圧力
により弁棒15は常に下側方向(閉弁方向)へ押圧付勢
される。
【0037】そして、このばね22の押圧力により、弁
棒15のカラー20がスリーブ18の端面18cに接触
した状態で、弁棒15が軸方向にはスリーブ18と一体
に移動可能になっている。
【0038】ロータ17はケース部材23内に回転可能
に収納されている。このケース部材23は、ステンレス
(例えば、SUS305)のような非磁性金属の板材
(例えば、板厚=0.85mm程度)から構成されてい
る。このケース部材23は反弁体側の端部(上端部)2
3aが半球状の形状で閉じられた円筒状の部材であり、
その他端部(下端の開口端部)は弁本体10に気密に固
定されている。従って、ケース部材23によりロータ1
7周辺の空間を外部から密封することができる。
【0039】なお、ケース部材23の内側空間(ロータ
17周辺の空間)は、弁棒15の外周面と弁本体10の
穴部10bとの嵌合部の隙間を通して冷媒入口11に連
通しているので、冷凍サイクル装置の運転時にはケース
部材23の内側空間にサイクル高圧圧力が作用する。
【0040】ステップモータ16はケース部材23の外
周側にてロータ17の永久磁石19に対向するように配
置された励磁コイル24を有し、そして、ステップモー
タ16の励磁コイル24の発生する回転磁界に磁石19
を持つロータ17が追従して回転する。
【0041】一方、円筒状の送りねじ部材25を弁棒1
5の外周側に所定の間隙を介して配置している。この送
りねじ部材25は円筒外周面に雄ねじを形成したもの
で、送りねじ部材25の一端部(図示の下側端部)を弁
本体10に固定している。スリーブ18の内周部には雌
ねじ18eを直接形成して、この雌ねじ18eと送りね
じ部材25の雄ねじとをかみ合わせている。これによ
り、ロータ17は回転しながら送りねじ部材25に対し
て軸方向に移動する。
【0042】すなわち、送りねじ部材25とロータ17
とのねじ結合部によりロータ17の回転は軸方向(直線
方向)の変位に変換されるので、弁棒15がロータ17
とともに軸方向に直線運動(図1の上下方向に往復動)
する。これにより、弁体14が絞り通路13の開度を調
整できる。ここで、ロータ17の回転量(回転角)は励
磁コイル21、22への入力パルス数(ステップ数)に
より決定されるので、このロータ17の回転量により弁
体14の軸方向変位量(絞り通路開度)を調整できる。
【0043】ところで、弁体14(弁棒15)の駆動部
となるロータ17の軸方向変位の両端位置を規制する2
つのストッパー機構、すなわち、弁体全閉側のロータ位
置を規制する第1ストッパー機構と、弁体全開側のロー
タ位置を規制する第2ストッパー機構とを備えている。
【0044】第1ストッパー機構は、スリーブ18の弁
体側の端部(図示下端部)に固定され弁本体10側へ突
出するピン状のストッパー部材26と、弁本体10に固
定され、ストッパー部材26側へ突出するピン状のスト
ッパー部材27とにより構成される。一方、第2ストッ
パー機構は、スリーブ18の反弁体側(図示上側)の端
面18cとケース部材23の半球状の端部(図示上端
部)23aとの間に配置した金属ばね材からなるコイル
ばね28により構成される。
【0045】このコイルばね28は、ロータ17(スリ
ーブ18)による力が加わるときの弾性圧縮量を実質
上、零に近い微小量とし、一方、ケース部材23の収縮
による力が加わるときの圧縮量をロータ17による力が
加わるときに比してはるかに大きくする特性のものであ
る。この特性を満足するために、コイルばね28のばね
定数(=荷重/弾性変形量)は、ケース部材23の弁棒
軸方向におけるばね定数より十分小さくしてある。な
お、ロータ17による力とは、励磁コイル24への印加
電圧が通常の使用電圧であるときに、励磁コイル24の
電磁力と永久磁石19とにより発生し得る力である。
【0046】図1は、弁体14の全閉状態を示してお
り、コイルばね28の自由長L1は、弁体14の全閉状
態におけるスリーブ18の端面18cと、ケース部材2
3の上端部23aの天井部との間隔L2より小さくして
ある。そのため、図1ではコイルばね28の上端部とケ
ース部材23の上端部23aの天井部との間に所定の隙
間が存在する。
【0047】そして、弁体14が設計上の全開状態以上
となる位置までロータ17が全開方向(図1の上側方
向)に移動したときに、少なくとも、ロータ17の磁石
19がケース部材23に接触する前に、コイルばね28
の上端部がケース部材23の上端部23aの天井部に接
触するようになっている。コイルばね28の下端部を弁
棒15のカラー20の回りに圧入することにより、コイ
ルばね28をカラー20部に保持できる。
【0048】次に、図2は第1実施形態による流体制御
弁を電気膨張弁として適用した冷凍サイクル装置Rを示
すもので、冷媒としてCO2 (2酸化炭素)を用いた超
臨界冷凍サイクルからなるヒートポンプ装置として構成
されている。
【0049】30は冷媒を圧縮し、吐出する圧縮機、3
1は圧縮機30からの吐出高圧冷媒の放熱を行う高圧側
熱交換器(放熱器)、32は図1で説明した流体制御弁
からなる電気膨張弁で、高圧側熱交換器31通過後の高
圧冷媒を所定の低圧圧力まで減圧するものである。
【0050】この電気膨張弁32は、その弁体駆動用の
ステップモータ16の励磁コイル24への入力パルス数
を制御装置33により制御するようになっている。ここ
で、制御装置33はマイクロコンピュータとその周辺回
路から構成されるもので、冷凍サイクル装置Rの高圧側
冷媒の状態に応じて電気膨張弁32の開度を制御する。
【0051】34は低圧側熱交換器で、電気膨張弁32
通過後の低圧冷媒をファン35により送風される外気と
熱交換させて蒸発させる。36はアキュームレータで、
低圧側熱交換器34通過後の低圧冷媒の気液を分離して
ガス冷媒を圧縮機30に吸入させる。
【0052】高圧側熱交換器31は、給湯器システムの
温水タンク37から温水ポンプ38により温水通路39
を循環する温水と熱交換して温水を加熱する。
【0053】次に、第1実施形態による流体制御弁の作
動を説明する。流体制御弁の開度制御に際して、実際の
弁開度を検出し、実際の弁開度が目標開度となるように
弁開度を制御することが考えられるが、このような制御
方式によると、実際の弁開度を把握するために、ポテン
ショメータ等の開度検出手段が必要となるので、開度検
出手段設置の分だけコストアップとなる。そこで、一般
には、次のように開度検出手段を設けない開度制御が採
用される。
【0054】すなわち、電気制御弁の開度制御の実施前
に予め、ステップモータ16の励磁コイル24に、弁体
14の全開位置から全閉位置までの変位に要する入力パ
ルス数以上の入力パルスを加えて、弁体14を一旦全閉
状態に駆動して弁体14の位置の初期化を行う。そし
て、この初期化した弁体14の位置を全閉位置として制
御装置(ECU)33の記憶手段(メモリー)内に記憶
しておく。その後は、弁体14の開度制御に際して、励
磁コイル24へのその時々の入力パルス数をカウントす
ることにより、予め記憶されている弁体全閉位置からの
開度を推定している。
【0055】上記の弁体全閉位置への初期化を行うとき
に、ロータ17の下側への軸方向変位により弁体14が
弁本体10の弁座部10aに接触して、弁体14が全閉
状態になると、これ以後、弁体14および弁棒15は閉
弁方向(図10の下側方向)へ移動しない。
【0056】しかし、弁体全閉位置への初期化時には弁
体全閉に必要な入力パルス数以上の入力パルスを加える
ので、ロータ17が更に回転して下側への軸方向変位を
続行することになるが、ロータ17の下側への軸方向変
位をばね22が圧縮変形することにより吸収するので、
弁体14が弁座部10aに必要以上に強く押し付けられ
ることを防止できる。
【0057】そして、ばね22が圧縮された後に、ロー
タ17が更に回転して下側へ軸方向変位すると、ロータ
17側のストッパー部材26が弁本体10側のストッパ
ー部材27に回転方向から接触して、ロータ17の回転
が阻止される。従って、これ以後、ロータ17が下側へ
軸方向変位することがない。
【0058】以上のように、第1ストッパー機構(2
6、27)によりロータ17の弁体全閉側の位置を規制
できるとともに、ロータ17と弁棒15との間にばね2
2を介在することにより、弁体14が弁座部10aに強
く食い込んで弁体14と弁座部10aとが固着する現
象、送りねじ部材25のねじ結合部の過度な締め込みに
よる固着、弁座部10aの表面の損傷等の不具合を防止
できる。
【0059】一方、第2ストッパー機構をなすコイルば
ね28は、前述のようにL1<L2の関係に設定してあ
るため、図1のように弁体14が全閉状態にあるときお
よび弁体14が設計上の全開状態以上となる位置まで
は、コイルばね28の上端部がケース部材23の上端部
23aの天井部に接触しない。
【0060】しかし、次の理由から弁体14が設計上の
全開状態以上となる位置まで全開側の方向へ変位するこ
とがあり、その場合には、コイルばね28がロータ17
の位置を所定位置に規制するストッパー作用を果たす。
【0061】すなわち、弁体全閉状態への初期化操作を
した後における励磁コイル24への入力パルス数に基づ
いて弁体位置を推定する方式の場合、励磁コイル24の
発生する回転磁界に磁石19を持つロータ17の回転が
正規に追従しているときは、制御上問題が生じないが、
何らかの原因で励磁コイル24側の回転磁界にロータ1
7側が追従しない状態が発生すると、制御上の弁開度
(制御装置33が把握する弁開度)と実際の弁開度とに
ずれ(脱調)が発生する。
【0062】この実際の弁開度のずれによって、弁体1
4が設計上の全開状態以上となる位置まで全開側の方向
へ変位する事態が発生するのであり、これにより、コイ
ルばね28の上端部がケース部材23の上端部23aの
天井部に接触して、ロータ17の位置を所定位置に規制
するストッパー作用を果たす。
【0063】このとき、コイルばね28にはロータ17
から開弁方向(圧縮方向)の力が加わるが、コイルばね
28のばね定数をロータ17からの力ではほとんど圧縮
変形を起こさないレベルに設定してあるので、コイルば
ね28の圧縮変形量は僅少量である。従って、コイルば
ね28の自由長L1により決まる所定位置にロータ17
を保持できるので、ロータ17の永久磁石19がケース
部材23に接触するという不具合を確実に回避できる。
【0064】一方、図2に示す冷媒としてCO2 (2酸
化炭素)を用いた超臨界冷凍サイクルからなる冷凍サイ
クル装置(ヒートポンプ装置)Rにおいては、前述のよ
うにサイクル運転時におけるサイクル高圧圧力の上昇か
ら板状のケース部材23が膨張変形を起こす。
【0065】これに反し、サイクル停止時には高低圧の
均圧現象によりケース部材23内外の圧力差が減少し
て、ケース部材23が内側方向(コイルばね28の圧縮
方向)に収縮を起こす。しかし、ケース部材23の収縮
による力はロータ17からの力に比較して十分大きいた
め、この収縮による力でコイルばね28が十分大きな圧
縮変形を起こす。
【0066】これにより、ケース部材23の収縮による
力をコイルばね28にて吸収することができ、その結
果、ロータ17のスリーブ18と送りねじ部材25との
ねじ結合部(噛み合い面)にケース部材23の収縮によ
る大きな力が加わることを防止できる。故に、コイルば
ね28がケース部材23に接触して、ロータ17の位置
を所定位置に規制するストッパー作用を果たしている状
態で、冷凍サイクル装置Rが停止しても、上記ねじ結合
部(噛み合い面)の締め付け力を比較的小さい状態に維
持することができる。
【0067】従って、次回のサイクル起動時に弁体開度
の初期化のために、弁体14を全閉させる際に、ステッ
プモータ16の励磁コイル24の回転磁界による回転力
にて、上記ねじ結合部(噛み合い面)の締め付け状態か
ら十分脱出でき、ロータ17を弁体14の全閉方向に変
位させることができる。
【0068】(第2実施形態)図3は第2実施形態であ
り、第1実施形態に対して、永久磁石19の固定構造お
よび第2ストッパー機構を変更している。
【0069】まず、永久磁石19の固定構造を説明する
と、スリーブ18の弁体側の端部にリング状の突出部1
8f(図1参照)を形成し、スリーブ18の反弁体側の
端部に溝部18gを形成する。そして、突出部18f上
に永久磁石19の一端部を接触させ、永久磁石19の他
端部側に金属ばね材からなるリング板状の皿ばね40を
配置する。さらに、スリーブ18の溝部18g内にC状
の止め輪41を挿入して皿ばね40を永久磁石19の押
圧方向に圧縮変形させる。これにより、皿ばね40のば
ね力により永久磁石19をスリーブ18の外周側に弾性
的に固定できる。
【0070】そして、金属又は樹脂製の剛体である円筒
状のストッパー部材42を止め輪41上に配置してい
る。このストッパー部材42の高さL3は、第1実施形
態のコイルばね28の自由長L1と同様の考え方で決め
てあり、弁体14が設計上の全開状態以上となる位置ま
で全開側の方向へ変位した場合のみに、ストッパー部材
42がケース部材23に接触するように高さL3を決め
ている。
【0071】従って、弁体14が設計上の全開状態以上
となる位置まで全開側の方向へ変位していない場合は図
3(a)のごとくストッパー部材42がケース部材23
から離れた状態を維持する。この場合、ストッパー部材
42はスリーブ18の反弁体側の端面18cの外周部に
僅小な圧入力で保持されるようになっている。
【0072】そして、皿ばね40のばね常数も、コイル
ばね28と同様に、ロータ17(スリーブ18)による
力が加わるときの弾性圧縮量を実質上、零に近い微小量
とし、一方、ケース部材23の収縮による力が加わると
きの弾性圧縮量をロータ17による力が加わるときに比
してはるかに大きくするように設定する。
【0073】従って、第2実施形態によると、ロータ1
7による力でストッパー部材42がケース部材23に接
触するときには、皿ばね40の弾性圧縮量が零に近い微
小量となって、ストッパー部材42によりロータ17の
位置を所定位置に確実に規制できる。
【0074】一方、サイクル停止時に、ケース部材23
の収縮による力がストッパー部材42を経て皿ばね40
に加わるときは図3(b)のように皿ばね40の弾性圧
縮量が増加して、ケース部材収縮による力を吸収でき、
第1実施形態と同様の作用効果を発揮できる。
【0075】(第3実施形態)図4は第3実施形態であ
り、第2実施形態に対して、ストッパー部材42の形
状、材質を変更して、ストッパー部材42自身にケース
部材23の収縮による力を吸収するばね特性を持たせる
ものである。
【0076】第3実施形態では、ストッパー部材42を
金属ばね材によりリング状の支持板部42aと、この支
持板部42aから立ち上がる細長板状の屈曲形状のスト
ッパー片42bとを一体に形成している。支持板部42
aは弁棒15のカラー20とスリーブ18の反弁体側の
端面18cとの間に挟み込んで支持される。
【0077】また、ストッパー片42bの高さL4は、
第1実施形態のコイルばね28の自由長L1、第2実施
形態のストッパー部材42の高さL3と同様の考え方で
決めてある。従って、弁体14が設計上の全開状態以上
となる位置まで全開側の方向へ変位していない場合は図
4(a)のごとくストッパー片42bがケース部材23
から離れた状態を維持する。
【0078】そして、ストッパー片42bの屈曲形状に
よるばね定数も、ロータ17(スリーブ18)による力
が加わるときの弾性圧縮量を実質上、零に近い微小量と
し、一方、ケース部材23の収縮による力が加わるとき
(図4(b)参照)の弾性圧縮量をロータ17による力
が加わるときに比してはるかに大きくするように設定す
る。
【0079】これにより、第3実施形態においても、第
1、第2実施形態と同様に、ケース部材23の収縮によ
る力を吸収できるストッパー機構を構成できる。
【0080】(他の実施形態)なお、上記の各実施形態
はいずれも金属ばね材のばね特性により、ケース部材2
3の収縮による力を吸収できるストッパー機構を構成し
ているが、ゴムのような弾性材をストッパー部材に適用
して、上記の各実施形態と同様な作用効果を発揮するス
トッパー機構を構成することができる。
【0081】また、上記の各実施形態では上記ストッパ
ー機構をスリーブ18に設けているが、上記ストッパー
機構をケース部材23に設けてもよい。
【0082】また、上記の各実施形態はいずれも弁体1
4の全開側の位置規制を行う第2ストッパー機構に、ケ
ース部材23の収縮による力を吸収できる機構を設定し
ているが、弁体14の全閉側の位置規制を行う第1スト
ッパー機構にケース部材23の収縮による力が加わる場
合には、この第1ストッパー機構に本発明の考え方を適
用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の流体制御弁を示す縦断
面図である。
【図2】第1実施形態の流体制御弁を適用した冷凍サイ
クル図である。
【図3】第2実施形態の流体制御弁を示す要部の縦断面
図である。
【図4】第3実施形態の流体制御弁を示す要部の縦断面
図である。
【図5】従来の流体制御弁を示す縦断面図である。
【符号の説明】
11…冷媒入口、12…冷媒出口、13…絞り通路、1
4…弁体、15…弁棒、16…ステップモータ、17…
ロータ(駆動部)、23…ケース部材、28…コイルば
ね(ストッパー部材)。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体通路(11〜13)を開閉する弁体
    (14)と、前記弁体(14)を駆動する駆動部(1
    7)と、前記駆動部(17)を収納するとともに、前記
    流体通路(11〜13)の圧力が作用するケース部材
    (23)とを備え、 前記ケース部材(23)はその内外の圧力差により変形
    可能であり、 前記駆動部(17)と前記ケース部材(23)との間に
    前記駆動部(17)の移動を所定位置に規制するストッ
    パー機構(28、40、41、42)を配置し、 前記ストッパー機構は、前記駆動部(17)による力が
    加わるときの弾性変形量に比較して前記ケース部材(2
    3)の収縮による力が加わるときの弾性変形量を大きく
    する弾性材を包含していることを特徴とする流体制御
    弁。
  2. 【請求項2】 前記ストッパー機構は、前記両変形量を
    満足するばね定数のコイルばね(28)を包含している
    ことを特徴とする請求項1に記載の流体制御弁。
  3. 【請求項3】 前記ストッパー機構は、前記両変形量を
    満足するばね定数の皿ばね(40)を包含していること
    を特徴とする請求項1に記載の流体制御弁。
  4. 【請求項4】 前記ストッパー機構は、前記両変形量を
    満足するばね定数の屈曲形状からなるストッパー片(4
    2b)を包含していることを特徴とする請求項1に記載
    の流体制御弁。
  5. 【請求項5】 前記ストッパー機構は、前記弁体(1
    4)の全開側における前記駆動部(17)の位置を規制
    するものであることを特徴とする請求項1ないし4のい
    ずれか1つに記載の流体制御弁。
  6. 【請求項6】 前記弁体(14)は弁棒(15)と一体
    に構成されており、 前記駆動部(17)の回転がねじ手段(25)とのかみ
    合いにより直線運動に変換され、前記直線運動により前
    記弁棒(15)が軸方向に移動するようになっているこ
    とを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1つに記載
    の流体制御弁。
  7. 【請求項7】 冷媒としてCO2 を用いた超臨界冷凍サ
    イクルにおける減圧装置として用いることを特徴とする
    請求項1ないし6のいずれか1つに記載の流体制御弁。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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