JPH10205927A - 電動式膨張弁 - Google Patents

電動式膨張弁

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JPH10205927A
JPH10205927A JP9007018A JP701897A JPH10205927A JP H10205927 A JPH10205927 A JP H10205927A JP 9007018 A JP9007018 A JP 9007018A JP 701897 A JP701897 A JP 701897A JP H10205927 A JPH10205927 A JP H10205927A
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JP
Japan
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valve
refrigerant
operating shaft
expansion valve
throttle
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JP9007018A
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Reijirou Okano
令二郎 岡野
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Denso Corp
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02BCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
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    • Y02B30/70Efficient control or regulation technologies, e.g. for control of refrigerant flow, motor or heating

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  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 閉弁時におけるシール性の向上と高精度の流
量制御機能の確保とを両立できる電動式膨張弁を提供す
る。 【解決手段】 冷媒を減圧膨張させる絞り通路146、
147の開度を調整する弁体150、152を作動軸1
51を介してモータ部14Bにより変位させる電動式膨
張弁において、弁体として、絞り通路146、147の
開度を調整する主弁体150と、絞り通路146、14
7の開閉を行う副弁体152とを備え、この副弁体15
2を弾性材料にて構成する。これによれば、絞り通路の
開度調整機能と、絞り通路の閉弁機能とを主弁体150
と副弁体152とにそれぞれ分担させることができ、閉
弁時のシール性は弾性材料からなる副弁体152により
確実に確保できる。しかも、冷媒の流量制御機能は、絞
り通路の弁座部143、144および主弁体150を金
属製とすることにより、経年変化の影響を受けることな
く長期間、高精度に維持できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ステッピングモー
タ等のモータにより位置調整される弁体を有する電動式
膨張弁に関するもので、例えば、車室内のフロント側と
リア側の双方に、冷凍サイクルの蒸発器を内蔵する空調
ユニットを配設する車両用空調装置の冷凍サイクルに用
いて好適である。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば車室内のフロント側の
空調制御とリア側の空調制御とをそれぞれ独立して行う
ために、車室内前後の空調ユニット内にそれぞれ冷却用
の蒸発器を配設するとともに、この2つの冷却用の蒸発
器とこれらの蒸発器に流入する冷媒を減圧するための膨
張弁をそれぞれ並列に配置した車両空調用の冷凍サイク
ルが知られている。
【0003】そして、この冷凍サイクルにおいては、膨
張弁と直列に電磁弁を設置して、これらの蒸発器への冷
媒流れを切り替えるようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、電磁弁は急激
に冷媒流路を開閉するため、冷媒流量に急激な変化が発
生し、異音を発生するという問題があった。これに加
え、別部品としての電磁弁追加によるコストアップが発
生する。また、特開昭60−196477号公報等にお
いては、ステッピングモータにより弁開度を調整するよ
うにした電動式膨張弁が提案されており、この電動式膨
張弁によれば、弁開度をリニア制御することが可能であ
るため、急激な開閉動作を抑制できる。
【0005】しかしながら、車室内の前後双方に、冷凍
サイクルの蒸発器を内蔵する空調ユニットを配設する車
両用空調装置の冷凍サイクルでは、リア側に乗員が搭乗
していないときは、リア側の蒸発器入口部の電動式膨張
弁を完全な閉弁状態として、リア側の蒸発器への冷媒循
環を阻止する必要があるが、電動式膨張弁においては、
絞り通路の開度を調整する弁体、およびこの弁体が着座
する弁座部はともに金属であるので、閉弁時においても
弁体と弁座部との金属間接触部に隙間が発生して確実な
閉弁作用が得られず、冷媒漏れがどうしても発生してし
まう。
【0006】この電動式膨張弁における冷媒漏れによっ
て冷媒通過音が発生するという不具合がある。また、こ
の冷媒漏れによってリア側の蒸発器内に徐々に冷媒中の
潤滑油が滞留して、圧縮機へのオイル戻り不良を起こ
し、圧縮機故障の原因となる場合がある。そこで、電動
式膨張弁において、弁体または弁座部にゴムのような弾
性部材を用いて、閉弁時のシール性を高めることが考え
られるが、ゴムのような弾性部材は金属に比して経年変
化による変形、材質の劣化が発生しやすいので、膨張弁
に要求される高精度の流量制御機能を確保することがで
きない。
【0007】本発明は上記点に鑑みてなされたもので、
閉弁時におけるシール性の向上と高精度の流量制御機能
の確保とを両立できる電動式膨張弁を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1〜5記載の発明では、電動式膨張弁におけ
る弁体として、冷媒を減圧膨張させる絞り通路(14
6、147)の開度を調整する主弁体(150)と、絞
り通路(146、147)の開閉を行う副弁体(15
2)とを備え、この副弁体(152)を弾性材料にて構
成したことを特徴としている。
【0009】これによれば、絞り通路(146、14
7)の開度調整機能と、絞り通路(146、147)の
閉弁機能とを主弁体(150)と副弁体(152)とに
それぞれ分けて担当させることができるので、閉弁時の
シール性を弾性材料にて構成した副弁体(152)によ
り確実に確保できる。しかも、冷媒の流量制御機能は、
絞り通路(146、147)の開度調整を行う部分、つ
まり、絞り通路の弁座部(143、144)および主弁
体(150)を金属製とすることにより、経年変化の影
響を受けることなく、長期間にわたって高精度に維持で
きる。
【0010】要するに、本発明によると、閉弁時のシー
ル性と高精度の流量制御機能とを両立できる。なお、上
記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態記載の具
体的手段との対応関係を示すものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。 (第1実施形態)図1〜図3は本発明の第1実施形態を
示すものであり、図1は、本発明による電動式膨張弁を
適用した冷凍サイクルの全体構成を示しており、この図
1の冷凍サイクルは、車両の前席側と後席側にそれぞれ
独立に制御可能な空調ユニットを持つ車両用空調装置に
使用されるものである。
【0012】図1の冷凍サイクルは、圧縮機10を備え
ており、この圧縮機10は、動力伝達断続用の電磁クラ
ッチ(図示せず)を有しており、この電磁クラッチが接
続状態になると、図示しない車両エンジンから動力が伝
達されて圧縮機10は作動し、吸入冷媒を圧縮し、高温
高圧のガス冷媒として吐出する。凝縮器11は、図示し
ない冷却ファンによる空冷作用を受けて圧縮機10から
の吐出ガス冷媒を冷却して凝縮させ、この凝縮後の液冷
媒は受液器12内に流入する。この受液器12は、その
内部に流入した凝縮冷媒を気液分離して、液冷媒のみを
流出させる。
【0013】受液器12の下流側には、液冷媒を気液2
相状態に減圧膨張させる第1、第2の膨張弁13、14
と、この第1、第2の膨張弁13、14を通過した冷媒
を蒸発させる第1、第2の蒸発器15、16が相互に並
列に配設されている。ここで、第1の膨張弁13および
第1の蒸発器15は、車室内前部の計器盤部に配置され
る前部空調ユニット17内に設けられ、車室内の前席側
の空調のために使用される。第1の膨張弁13は周知の
ごとく第1の蒸発器15の出口冷媒の過熱度を所定値に
維持するように弁開度が自動調整される温度式膨張弁で
あって、第1の蒸発器15の出口冷媒の温度を感知して
内部の冷媒圧力が変化する感温部13aを有している。
【0014】一方、第2の膨張弁14および第2の蒸発
器16は、車室内後部、例えばワゴンタイプの自動車の
後部側に配置される後部空調ユニット18内に設けら
れ、車室内の後席側の空調のために使用される。なお、
図示しないが、前部、後部空調ユニット17、18内に
空調用の送風機等が内蔵されていることはもちろんであ
る。第1、第2の蒸発器15、16の冷媒出口側は合流
して圧縮機10の吸入側に接続されている。
【0015】後部空調ユニット18内の第2の膨張弁1
4は、本発明による電動式膨張弁であって、第2の蒸発
器16の出口冷媒の過熱度を所定値に維持するように弁
開度が自動調整されるものである。この電動式膨張弁1
4は、弁機構部14Aとこの弁機構部14Aを駆動する
モータ部14Bとからなり、このモータ部14Bは具体
的には後述の図2に示すステッピングモータからなり、
このステッピングモータへの通電を制御する制御回路1
4Cを備えている。
【0016】そして、制御回路14Cには、電動式膨張
弁14下流の低圧側冷媒圧力(すなわち、冷媒蒸発圧
力)を感知する圧力センサ14D、および第2の蒸発器
16の出口冷媒温度を感知する温度センサ14Eからの
検出信号が入力される。この両センサ14d、14Eの
検出信号に基づいて、制御回路14Cは第2の蒸発器1
6の出口冷媒の現実の過熱度を算出し、この現実の過熱
度が予め設定された過熱度に近づくようにモータ部14
Bへの通電の制御(具体的にはステッピングモータへの
通電パルス数の制御)を行う。
【0017】次に、上記電動式膨張弁14の具体的構成
を図2により説明すると、弁機構部14Aはアルミニュ
ウム等の金属から形成された弁本体部140を有し、こ
の弁本体部140には、図1の受液器12からの高圧液
冷媒が流入する冷媒入口141と、蒸発器16の入口部
に向けて減圧膨張後の冷媒を流出させる冷媒出口142
が形成されている。
【0018】そして、弁本体部140において、冷媒入
口141に面する部位に固定弁座143が形成されてお
り、この固定弁座143の下流側に可動弁座144が配
置されている。この可動弁座144はコイルスプリング
(ばね手段)145のばね力により常時、固定弁座14
3の裏面部に押圧されているが、コイルスプリング14
5のばね力(初期設定ばね力)よりも大きな力を図2下
方へ加えると、コイルスプリング145が圧縮されて、
可動弁座144が図2下方へ変位可能となっている。
【0019】ここで、固定弁座143および可動弁座1
44の中心部にはそれぞれ小径の円形穴を設けて、液冷
媒を減圧膨張させる絞り通路146、147を構成して
いる。可動弁座144はステンレス等の金属からなり、
径大部と径小部の2段階の外周面を有する円柱状に形成
されている。可動弁座144の径大部の外周面にはゴム
製Oリング(弾性シール材)148が装着され、このO
リング148は冷媒出口142の通路内壁面に圧着し
て、可動弁座144の外周面からの冷媒漏れを防止して
いる。
【0020】また、冷媒出口142の通路内壁面にはコ
イルスプリング145の端部を支持する調整ナット14
9がねじ止め固定されており、この調整ナット149の
ねじ止め位置の調整によりコイルスプリング145のば
ね力を調整できる。一方、ニードル状の主弁体150は
絞り通路146、147の開度を調整するためのもの
で、ステンレス等の金属からなる作動軸151の一端部
に一体形成され、先端が円錐状に尖った形状にしてあ
る。主弁体150の根元部150aは若干量細く形成し
て、この細径の根元部150aにゴムのような弾性材料
からなるリング状の副弁体152が嵌め込み固定してあ
る。このリング状の副弁体152の外径は固定弁座14
3の絞り通路146の径より大きくして、副弁体152
が固定弁座143上に圧着し得るようになっている。
【0021】次に、電動式膨張弁14のモータ部14B
について説明すると、本例のモータ部14Bは前述のご
とくステッピングモータから構成されており、作動軸1
51の外周側には所定の間隙を介して円筒状の固定支持
部材153が配置されており、この固定支持部材153
は弁本体部140の円筒状の突出部140aの内周側に
嵌合し一体に固定されている。固定支持部材153の外
周面にはおねじが形成されている。
【0022】そして、この固定支持部材153のおねじ
に螺合するめねじを有する円筒状のロータ154が固定
支持部材153の外周側に、回転可能に、かつ軸方向に
移動可能に配置されている。ロータ154の外周面に
は、円筒状の永久磁石155が接着、圧入等の手段で固
着されている。固定支持部材153とロータ154は、
磁性材、非磁性材のいずれでも形成することができ、例
えば、ステンレス等の金属からなる。
【0023】また、ロータ154にはその内周面から中
心側へ延びるリング状の内側連結部154aを有し、こ
の内側連結部154aの中心穴に作動軸151の軸方向
の端部(図2の上端部)を挿通し、さらに、この作動軸
151の挿通端部の小径部にサークリップ(止め輪)1
56を装着している。また、作動軸151の軸方向の中
間部に形成された段部151aとロータ154の内側連
結部154aとの間にはコイルスプリング(ばね手段)
157を配設している。これにより、コイルスプリング
157のばね力とサークリップ156とによって、ロー
タ154が作動軸151の軸方向に連結される。
【0024】従って、ロータ154が回転すると、ロー
タ154と固定支持部材153とのねじ結合により、ロ
ータ154が回転しながら軸方向(図2の上下方向)に
移動し、このロータ154の軸方向移動により作動軸1
51も一体となって軸方向に移動する。一方、円筒状の
永久磁石155の外周側には所定の間隙をあけて、ステ
ンレス等の非磁性金属材からなるシールカバー158が
配置されており、このシールカバー158は一端側(図
2の上端側)に底部を有する円筒状に成形されている。
シールカバー158の他端側(図2の下端側)は開口し
ており、この開口端部は支持台座159に固定されてい
る。この支持台座159はステンレス等の金属材にて中
心穴部を有する皿状の形状に成形されており、その中心
穴部は弁本体部140の円筒状突出部140aに嵌合
し、固定されている。
【0025】ここで、シールカバー158と支持台座1
59との固定部および支持台座159と弁本体部140
との固定部はいずれも溶接等により気密に固定されてお
り、これにより、シールカバー158の内部空間から外
部へ冷媒が洩れるのを防止する。円筒状のシールカバー
158の外周面には、ステッピングモータの2組の励磁
コイル160、161の磁気回路を構成する継鉄162
〜165が固定されている。励磁コイル160に対応す
る継鉄162、163、および励磁コイル161に対応
する継鉄164、165は周知のごとく、その内周部に
所定空隙を介して対向するそれぞれ各1組の三角状磁極
歯(図示せず)を有している。
【0026】そして、継鉄162には励磁コイル16
0、161の外周側を覆う外周円筒部162aが一体成
形されており、この外周円筒部162aの内周側の空間
は樹脂からなる電気絶縁部材166により密封されてい
る。なお、励磁コイル160、161はそれぞれ樹脂製
の巻枠167、168に巻装されており、励磁コイル1
60、161への通電用リード線169は電気絶縁部材
166中を貫通して外部へ引き出されている。
【0027】一方、ロータ154の軸方向の両端部には
ストッパピン170、171が固定されており、ストッ
パピン170の回動軌跡上に位置するようにして、スト
ッパピン172がシールカバー158の内壁面に固定さ
れている。また、ストッパピン171の回動軌跡上に位
置するようにして、ストッパピン173が支持台座15
9を貫通して弁本体部140に固定されている。
【0028】上記ストッパピン170〜173はロータ
154の軸方向の移動範囲を所定範囲内に規制するため
のストッパ機構を構成するものであって、ロータ154
が回転しながら、図2の上方へ移動して、ストッパピン
170の外周側面がストッパピン172に当接すると、
これ以降、ロータ154の回転が規制されてロータ15
4の図2上方への移動が停止する。
【0029】また、ロータ154が逆方向に回転して図
2の下方へ移動し、ストッパピン171の外周側面がス
トッパピン173に当接すると、これ以降、ロータ15
4の回転が規制されてロータ154の図2下方への移動
が停止する。以上により、ロータ154の軸方向の移動
範囲を所定範囲内に規制する。次に、上記構成に基づい
て第1実施形態の作動を説明する。圧縮機10が車両の
エンジンから動力を伝達されて作動すると、圧縮機10
は蒸発器15、16の下流側流路の冷媒を吸入、圧縮し
て、高温高圧のガス冷媒を凝縮器11に向けて吐出す
る。すると、この凝縮器11ではガス冷媒が冷却されて
凝縮する。
【0030】この凝縮後の冷媒は次に受液器12内に流
入し、冷媒の気液が分離され、液冷媒が受液器12から
流出して、並列配置された第1、第2の膨張弁13、1
4側へ向かう。このとき、前部空調ユニット17側にお
いては、第1の膨張弁13にて受液器12からの液冷媒
が減圧、膨張して、低温低圧の気液2相状態となる。こ
の気液2相冷媒が第1の蒸発器15で空調空気から吸熱
して蒸発するため、空調空気は冷却され冷風となり、車
室内の前席側を空調する。ここで、膨張弁13の開度
は、周知のごとく感温部13aの感知する蒸発器出口冷
媒温度に応じた開度に自動調整され、蒸発器出口冷媒の
過熱度を所定値に維持する。
【0031】一方、車室内の後席側を空調するために、
後部空調ユニット18の図示しない作動スイッチを投入
すると、制御回路14Cが始動する。制御回路14Cに
は、圧力センサ14Dから低圧側冷媒圧力の検出信号お
よび温度センサ14Eから蒸発器16の出口冷媒温度の
検出信号が入力される。この両センサ14d、14Eの
検出信号に基づいて、制御回路14Cは第2の蒸発器1
6の出口冷媒の現実の過熱度を算出し、この現実の過熱
度が予め設定された過熱度に近づくようにモータ部(ス
テッピングモータ)14Bの励磁コイル160、161
に印加するパルス数を制御する。
【0032】モータ部14Bでは、この励磁コイル16
0、161へのパルス出力の印加により励磁コイル16
0、161が磁束を発生する。これにより、励磁コイル
160に対応する継鉄162、163の内周磁極歯、お
よび励磁コイル161に対応する継鉄164、165の
内周磁極歯に発生する磁極(N、S極)と、永久磁石1
55に着磁された円周方向の磁極(N、S極)との間の
磁気吸引力、磁気反発力により、永久磁石155と一体
のロータ154が印加パルス数に比例した回転量だけ回
転する。
【0033】ロータ154は、この回転により固定支持
部材153とのねじ結合に従って、同時に軸方向(図2
の上下方向)にも移動する。このロータ154の軸方向
移動により作動軸151も一体となって軸方向に移動す
る。これにより、作動軸151の先端部に形成した主弁
体150が軸方向(図2の上下方向)に変位して、液冷
媒を減圧膨張させる絞り通路146、147の開度を調
整する。この開度調整により、蒸発器16への冷媒循環
量が調整されて、蒸発器16の出口冷媒の過熱度を設定
値に維持する。ここで、絞り通路146、147を構成
する固定、可動弁座143、144と、主弁体150は
ともに金属製であり、ゴム等に比して経年変化の影響が
非常に少ないため、長期にわたって、高精度の冷媒流量
制御機能を維持できる。
【0034】そして、後部空調ユニット18の蒸発器1
6に冷媒が循環することにより、蒸発器16での冷媒蒸
発潜熱を空調空気から吸熱して、空調空気を冷却、除湿
でき、車室内の後席側を空調することができる。図3
(a)は作動軸151および主弁体150が軸方向(図
2の上下方向)の上方側へ所定量変位して、膨張弁が開
弁した状態を示している。
【0035】図3(b)は、作動軸151および主弁体
150が図3(a)の状態から軸方向下方へ所定量変位
して、主弁体150が可動弁座144の絞り通路147
の内壁面に当接して、膨張弁が閉弁状態にあることを示
している。但し、図3(b)に示す膨張弁の閉弁状態に
おいても、主弁体150および可動弁座144がともに
金属製であるため、金属接触面からの冷媒漏れが発生し
やすい。
【0036】そこで、後部空調ユニット18を停止する
ために、後部空調ユニット18の作動スイッチが開放さ
れた場合は、本実施形態では、制御回路14Cにより図
3(b)に示す位置からさらに作動軸151および主弁
体150を軸方向下方へ所定量変位させ、図3(c)に
示す位置に到達させる。この図3(c)の位置では、主
弁体150がコイルスプリング145を圧縮させて、可
動弁座144を下方へ変位させるので、主弁体150の
根元部150aに固定されたリング状の副弁体152が
固定弁座143上に圧着する。
【0037】この副弁体152はゴムのような弾性材料
で構成されているので、固定弁座143上に弾性的に圧
縮されて密着する。そのため、固定弁座143の絞り通
路146を副弁体152にて確実に閉塞でき、この結
果、後部空調ユニット18の蒸発器16への冷媒流入が
遮断され、後部空調ユニット18の冷房作用を停止でき
る。同時に、副弁体152によるシール作用にて閉弁時
における冷媒漏れを確実に防止できるので、冷媒漏れに
よる冷媒通過音の発生や、後部側蒸発器16内への潤滑
油滞留といった不具合を解消できる。
【0038】なお、電動式膨張弁14のモータ部14B
を構成するステッピングモータにおいては、励磁コイル
160、161へのパルス出力の印加によりロータ15
4の軸方向位置が所定位置に制御された後に、励磁コイ
ル160、161への通電を遮断すると、永久磁石15
5の吸引力によるディテントトルクによりロータ154
の軸方向位置が上記所定位置に保持される。
【0039】ところで、上記した主弁体150および副
弁体152の開閉速度はロータ154の軸方向移動速度
に依存するが、ロータ154をステッピングモータによ
り駆動しているので、ステッピングモータに印加するパ
ルス出力の周波数によりロータ154の回転速度を広範
囲にわたって調整可能であるので、このパルス出力の周
波数設定により、主弁体150および副弁体152の開
閉速度を従来の電磁弁タイプのものに比して大幅に低下
させることが可能となる。
【0040】この結果、主弁体150および副弁体15
2を、冷媒流量に急激な変化が発生しない程度の速度で
開閉動作させることができ、冷媒流動異音の発生を効果
的に抑制できる。なお、ロータ154と固定支持部材1
53とのねじ結合部のねじピッチを小さくすることによ
っても、主弁体150および副弁体152の開閉速度を
低下できる。
【0041】(第2実施形態)図4、5は第2実施形態
を示すものであり、第1実施形態では主弁体150に対
応する可動弁座144と、副弁体152に対応する固定
弁座143とを設けているが、図4、5の第2実施形態
では、主弁体150と副弁体152とに対応して1つの
固定弁座143のみを設けるようにしている。
【0042】このような弁座構造の変更に伴って、第2
実施形態では主弁体150と副弁体152の構成を以下
のごとく変更している。すなわち、作動軸151の軸方
向先端側に円筒状部151bを設けて、この円筒状部1
51bの内側空間にコイルスプリング(ばね手段)14
5′を収納するとともに、ニードル状主弁体150の一
端側を軸方向に移動可能に配置している。これにより、
主弁体150は作動軸151に対して相対変位可能に設
けられている。
【0043】この主弁体150の保持のために、円筒状
部151bの先端側の内周面にステンレス等の金属で成
形された円筒保持体174をねじ止め、圧入等の手段で
固定し、コイルスプリング145′にて主弁体150の
一端側を円筒保持体174に押圧して主弁体150の一
端側を円筒状部151bの内側空間に保持する。そし
て、円筒状部151bおよび円筒保持体174の端面
に、ゴムのような弾性材からなるリング状の副弁体15
2が固定されている。つまり、副弁体152は作動軸1
51に対して一体に変位するように設けられている。こ
こで、副弁体152の固定方法としては、円筒保持体1
74の外周部に凹部を設け、この凹部に副弁体152を
引っかけて固定するとか、あるいは接着等の手段を使用
できる。主弁体150は、円筒保持体174および副弁
体152の双方に対して、摺動可能に嵌合している。
【0044】図5(a)は第2実施形態における膨張弁
の開弁状態を示し、図5(b)は膨張弁の閉弁状態(主
弁体150が固定弁座143に当接している状態)を示
し、図5(c)は副弁体152による完全な閉弁状態を
示す。すなわち、図5(b)の閉弁状態から制御回路1
4Cにより、さらに作動軸151を軸方向下方へ所定量
移動させ、図5(c)に示す位置に到達させる。この図
5(c)の位置では、主弁体150が固定弁座143に
当接したままの状態で、作動軸151がコイルスプリン
グ145を圧縮して下方へ移動する(作動軸151が主
弁体150に対して相対変位する)ことにより、作動軸
151の円筒部151bおよび円筒保持体174の端面
に固定された副弁体152が固定弁座143上に圧着す
る。
【0045】この副弁体152はゴムのような弾性材料
で構成されているので、固定弁座143上に弾性的に圧
縮されて密着する。そのため、固定弁座143の絞り通
路146を副弁体152にて確実に閉塞でき、第1実施
形態と同様の作用効果を発揮できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明膨張弁を適用する冷凍サイクルの回路図
である。
【図2】本発明の第1実施形態を示す電動式膨張弁の縦
断面図である。
【図3】図2の膨張弁の作動説明用の要部拡大図であ
る。
【図4】本発明の第2実施形態を示す電動式膨張弁の縦
断面図である。
【図5】図4の膨張弁の作動説明用の要部拡大図であ
る。
【符号の説明】
13…温度式膨張弁、14…電動式膨張弁、14A…弁
機構部、14B…モータ部、15、16…蒸発器、14
3…固定弁座、144…可動弁座、146、147…絞
り通路、150…主弁体、151…作動軸、152…副
弁体。

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷凍サイクルの蒸発器(16)に流入す
    る冷媒を減圧膨張させる絞り通路(146、147)
    と、この絞り通路(146、147)の開度を調整する
    弁体(150、152)と、この弁体(150、15
    2)を変位させる作動軸(151)と、この作動軸(1
    51)を軸方向に移動させるモータ部(14B)とを備
    える電動式膨張弁において、 前記弁体として、前記絞り通路(146、147)の開
    度を調整する主弁体(150)と、前記絞り通路(14
    6、147)の開閉を行う副弁体(152)とを備え、 この副弁体(152)を弾性材料にて構成したことを特
    徴とする電動式膨張弁。
  2. 【請求項2】 前記絞り通路として、互いに直列配置さ
    れた可動弁座(144)の絞り通路(147)と固定弁
    座(143)の絞り通路(146)とを備え、 前記主弁体(150)および前記副弁体(152)は、
    前記作動軸(151)に設けられて一体に変位するよう
    になっており、 前記作動軸(151)の軸方向移動により前記主弁体
    (150)は前記可動弁座(144)の絞り通路(14
    7)の開度を調整し、 前記主弁体(150)が前記可動弁座(144)に当接
    して前記絞り通路(147)を閉じた後に、前記可動弁
    座(144)を変位させながら、前記副弁体(152)
    が前記固定弁座(143)に圧着して、前記副弁体(1
    52)により前記固定弁座(143)の絞り通路(14
    6)を閉じることを特徴とする請求項1に記載の電動式
    膨張弁。
  3. 【請求項3】 前記主弁体(150)は前記作動軸(1
    51)に対して、相対変位可能に設けられており、前記
    副弁体(152)は前記作動軸(151)に一体に変位
    するように設けられており、 前記作動軸(151)の軸方向移動により前記主弁体
    (150)は前記絞り通路(146)の開度を調整し、 前記主弁体(150)が前記絞り通路(146)の固定
    弁座(143)に当接して前記絞り通路(146)を閉
    じた後に、前記主弁体(150)に対して前記作動軸
    (151)が相対変位しながら、前記副弁体(152)
    が前記固定弁座(143)に圧着して、前記絞り通路
    (146)を閉じることを特徴とする請求項1に記載の
    電動式膨張弁。
  4. 【請求項4】 前記絞り通路(146、147)の弁座
    部(143、144)および前記主弁体(150)は金
    属材料からなることを特徴とする請求項1に記載の電動
    式膨張弁。
  5. 【請求項5】 冷媒を圧縮し吐出する圧縮機(10)
    と、 この圧縮機(10)から吐出されたガス冷媒を冷却し凝
    縮させる凝縮器(11)と、 この凝縮器(11)で凝縮した液冷媒を減圧膨張させる
    第1の膨張弁(13)と、 この第1の膨張弁(13)と並列に設けられ、前記凝縮
    器(11)で凝縮した液冷媒を減圧膨張させる第2の膨
    張弁(14)と、 前記第1の膨張弁(13)にて減圧膨張した冷媒を蒸発
    させる第1の蒸発器(15)と、 この第1の蒸発器(15)と並列に設けられ、前記第2
    の膨張弁(14)にて減圧膨張した冷媒を蒸発させる第
    2の蒸発器(16)とを備え、 前記第1、第2の膨張弁(15、16)のうち、少なく
    とも一方を、請求項1ないし4のいずれか1つに記載の
    電動式膨張弁により構成したことを特徴とする冷凍サイ
    クル。
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