JP2003130500A - 電磁弁一体型膨張弁 - Google Patents

電磁弁一体型膨張弁

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JP2003130500A
JP2003130500A JP2001326624A JP2001326624A JP2003130500A JP 2003130500 A JP2003130500 A JP 2003130500A JP 2001326624 A JP2001326624 A JP 2001326624A JP 2001326624 A JP2001326624 A JP 2001326624A JP 2003130500 A JP2003130500 A JP 2003130500A
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    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2341/00Details of ejectors not being used as compression device; Details of flow restrictors or expansion valves
    • F25B2341/06Details of flow restrictors or expansion valves
    • F25B2341/068Expansion valves combined with a sensor
    • F25B2341/0683Expansion valves combined with a sensor the sensor is disposed in the suction line and influenced by the temperature or the pressure of the suction gas

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来では、開閉弁と弁体との間の冷媒圧力
(開閉弁上流通路内の圧力)は、バルブボディに形成し
た斜め孔を通ってダイヤフラム作動器の均圧室へ導かれ
る構造になっていた。この斜め孔は、加工性が悪く、生
産性向上の妨げになっていた。 【解決手段】 作動棒23の上側の側面にキー溝45を
形成して、内孔18と作動棒23との間に連通隙間25
aを設けた。これにより、斜め孔を用いなくても、連通
隙間25a→圧力室25b→溝部25c→連通孔25d
よりなる圧力連通通路25が構成され、開閉弁上流通路
24αの圧力が均圧室35に導かれる。このように、加
工性の悪い従来の斜め孔を廃止し、加工が容易なキー溝
45によって連通隙間25aを形成するため、電磁弁1
0(電磁弁一体型膨張弁)の生産性を高めることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁弁と膨張弁と
を一体化してなる電磁弁一体型膨張弁に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】例えば車室内のフロントシート側とリヤ
シート側の双方に冷凍サイクルの蒸発器を並列配置する
とともに、双方の蒸発器に膨張弁を設けた車両用空調装
置がある。このような空調装置では、膨張弁と直列に電
磁弁を設置して、双方の蒸発器に流れる冷媒量を制御す
るものが知られている。このように、膨張弁と直列に電
磁弁を設置した従来の技術では、膨張弁の全開状態にお
いて電磁弁が急激に開閉するため、電磁弁の開閉作動に
伴ってウォーターハンマー音が発生するという問題があ
る。
【0003】上記のウォーターハンマー音を低減する技
術として、特開平10−73345号公報や特開平11
−182983号公報に開示された技術が知られてい
る。これらの技術は、図9に示すように、膨張弁5に電
磁弁10を一体化したものであり、膨張弁5と電磁弁1
0の両者の小型化を図るとともに、電磁弁10を膨張弁
5の下流側(気液2相状態の冷媒が流れる低圧側)に配
置して電磁弁10の開閉に伴うウォーターハンマー音を
低減するようにしたものである。
【0004】さらに、上記公報に示した先願には、膨張
弁5の全開状態において電磁弁10が開弁する際に発生
する冷媒騒音(今まで冷媒の流れが停止していた蒸発器
に大流量の冷媒が流れ出ることによる冷媒の流動音や、
膨張弁5の下流側の圧力が急激に下がることによるウォ
ーターハンマー音)を低減する機構が設けられている。
【0005】電磁弁10の開弁時における冷媒騒音を低
減する機構は、電磁弁10を開弁する前(閉弁状態)に
おいて、電磁弁10の開閉弁30と膨張弁5の弁体21
との間の冷媒圧力に基づいて膨張弁5の弁体21を閉弁
させておき、その状態から電磁弁10を開弁させて、膨
張弁5を開くものである。このため、この機構は、図9
に示すように、開閉弁30と弁体21との間の冷媒圧力
を、ダイヤフラム作動器12における均圧室35へ導く
圧力連通通路25を有する。
【0006】この圧力連通通路25は、電磁弁10とバ
ルブボディ13の間に形成された連通室24cと均圧室
35を連通するものであり、図9、図10に示すよう
に、斜め孔25a’→圧力室25b→溝部25c→連通
孔25dによって構成されている。なお、作動棒23の
上側は、図11に示されるように、内孔18と作動棒2
3との間には、作動棒23の摺動のための僅かなクリア
ランスしか設けられていない。このため、斜め孔25
a’は、上記のクリアランスをバイパスするために、連
通室24cと圧力室25bとを連通させるために設けら
れたものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記圧力連通通路25
の中の斜め孔25a’は、図10に示されるように、連
通室24c側から内孔18の中間段付面18aへと向か
って斜めに穴開け加工(例えば、φ1mmの穴)したも
のである。この穴開け加工は、電磁弁10の取付ネジ部
材62が嵌合するバルブボディ13のネジ付近の連通室
24cから中間段付面18aへ向かう斜めで且つ微小な
穴開け加工であり、加工性が悪く、さらにその後のバリ
除去工程も必要になるため生産性が良くない。なお、加
工性とは、約φ1mmのドリルにて被加工面に対して斜
めに穴開けするために、ワークのセッティングが困難に
なるとともに、ドリルが折れ易いことをいう。また、バ
リ除去については、圧力室25bに連通した部分は、バ
ルブボディ13の内部であり、且つ内側面に位置するた
めに、バリ除去の作業性が悪い。
【0008】
【発明の目的】本発明は、上記の事情に鑑みてなされた
ものであり、その目的は、上述の斜め孔(25a’)を
廃止して、電磁弁(10)の開閉弁(30)と膨張弁
(5)の弁体(21)との間の冷媒圧力を、ダイヤフラ
ム作動器(12)の均圧室(35)へ導くことのできる
電磁弁一体型膨張弁の提供にある。
【0009】
【課題を解決するための手段】〔請求項1の手段〕請求
項1の手段を採用する電磁弁一体型膨張弁は、圧力連通
通路(25)の一部である連通隙間(25a)が、弁体
(21)と開閉弁(30)との間の開閉弁上流通路(2
4α)に直接連通している。このため、従来のような斜
め孔(25a’)を廃止することができる。
【0010】連通隙間(25a)は、作動棒(23)と
内孔(18)との間に設けられた隙間であるため、従来
の斜め孔(25a’)に比較して容易に形成できる。つ
まり、被加工面に対して斜めに穴開けするという困難な
加工が不要になるとともに、バリ除去も容易に実施でき
る。これによって、製造加工性が向上し、電磁弁一体型
膨張弁の生産性を高めることができる。
【0011】〔請求項2の手段〕請求項2の手段を採用
し、作動棒(23)の断面を非円形状に設けることによ
って、作動棒(23)と内孔(18)との間に連通隙間
(25a)を形成しても良い。このように、作動棒(2
3)に加工を施すだけで連通隙間(25a)が形成でき
るため、生産性が優れる。
【0012】〔請求項3の手段〕請求項3の手段を採用
し、内孔(18)の断面を非円形状に設けることによっ
て、作動棒(23)と内孔(18)との間に連通隙間
(25a)を形成しても良い。このように、内孔(1
8)に加工を施すだけで連通隙間(25a)が形成でき
るため、生産性が優れる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を、2つの実
施例と変形例を用いて説明する。 〔第1実施例の構成〕図1〜図6を参照して第1実施例
を説明する。図1は本発明が適用された電磁弁一体型膨
張弁を適用した冷凍サイクルの全体構成図を示す。な
お、この図1に示す冷凍サイクルは、車室内のフロント
シート側とリヤシート側とを独立して空調コントロール
可能な車両用空調装置に使用されるものである。
【0014】図1の冷凍サイクルは、圧縮機1を備えて
いる。この圧縮機1には、エンジン(図示しない)の回
転動力の伝達および遮断を行うための電磁クラッチ(図
示しない)が装着されている。この電磁クラッチが接続
状態になると、エンジンからの回転動力によって圧縮機
1が作動し、吸入冷媒を圧縮し、高温高圧のガス冷媒を
凝縮器2に向けて吐出する。凝縮器2は、冷却ファン
(図示しない)および車両走行風による冷却作用によっ
て圧縮機1から供給されたガス冷媒を冷却して凝縮させ
るものであり、凝縮冷媒はレシーバ3内に導かれる。レ
シーバ3は、内部に流入した凝縮冷媒を気液分離して液
冷媒のみを流出させる。
【0015】レシーバ3の下流には、液冷媒を気液2相
状態に減圧膨張させるフロント、リヤ膨張弁4、5と、
このフロント、リヤ膨張弁4、5を通過した冷媒を蒸発
させるフロント、リヤ蒸発器6、7とが、並列配置され
ている。ここで、フロント膨張弁4とフロント蒸発器6
は、車室内前部のダッシュボード内に配置されたフロン
ト空調ユニット8内に配置され、主にフロントシート側
の空調のために使用される。フロント膨張弁4は、フロ
ント蒸発器6の出口冷媒の過熱度を所定値に維持するよ
うに弁開度が自動調整される周知の温度式膨張弁であっ
て、フロント蒸発器6の出口冷媒の温度を感知して内部
に封入された冷媒圧力が変化する感温筒6aを有してい
る。
【0016】一方、リヤ膨張弁5とリヤ蒸発器7は、車
室内の後部、例えばワゴンタイプの自動車の天井部や側
壁に配置されるリヤ空調ユニット9内に配置され、主に
リヤシート側の空調のために使用される。なお、図示し
ないが、フロント、リヤ空調ユニット8、9内には、空
調用の送風機が内蔵されていることはもちろんである。
フロント、リヤ蒸発器6、7を通過した冷媒は、合流し
て圧縮機1の吸入側に導かれる。
【0017】リヤ膨張弁5は、本発明の適用された電磁
弁一体型膨張弁であり、常閉型の電磁弁10が一体に組
付けられている。以下、このリヤ膨張弁5の具体例を図
1および図2〜図6に基づいて説明する。リヤ膨張弁5
は、本例では内部均圧式のボックス型膨張弁として構成
されており、リヤ蒸発器7の出口冷媒が流れる低圧冷媒
通路11、およびこの低圧冷媒通路11の冷媒温度を感
知してリヤ膨張弁5の開度を調整するダイヤフラム作動
器12を一体に内蔵し、低圧冷媒通路11を流れる冷媒
の過熱度を所定値に維持するように弁開度を自動調整す
るものである。
【0018】リヤ膨張弁5は、アルミニューム等の金属
で形成された角柱状のバルブボディ13を備えている。
このバルブボディ13は、図1に示すように、その下側
の位置に下部冷媒入口14と、下部冷媒出口15を備え
ており、下部冷媒入口14にはレシーバ3から高圧の液
冷媒が流入する。また、下部冷媒出口15は、内部で減
圧膨張された低圧冷媒を流出させるもので、リヤ蒸発器
7の入口7aと接続される。
【0019】また、バルブボディ13の上側には、上述
した低圧冷媒通路11が横方向に貫通して設けられてお
り、この低圧冷媒通路11の両端には上部冷媒入口16
と上部冷媒出口17が開口している。上部冷媒入口16
は、リヤ蒸発器7の出口7bと接続され、リヤ蒸発器7
にて蒸発した冷媒が低圧冷媒通路11内に流入する。上
部冷媒出口17は、圧縮機1の吸入側に接続されるもの
であり、低圧冷媒通路11を通過した冷媒は、上部冷媒
出口17から圧縮機1の吸入側に導かれる。
【0020】バルブボディ13の中心部には、段付内孔
18(以下、内孔)が同軸的に形成されており、この内
孔18は上記低圧冷媒通路11を貫通して上下方向に延
びている。内孔18の下端には、円錐形状の弁座20が
形成されており、この弁座20に対して球状の弁体21
が上下動可能に配置されている。この弁座20と弁体2
1との間に、下部冷媒入口14から供給される高圧冷媒
を減圧膨張させる絞り部22が構成される。
【0021】内孔18の下側には、作動棒23が上下方
向に移動可能な状態で挿入されている。この作動棒23
の下端部は、球状の弁体21に当接しており、弁体21
を変位させて絞り部22の開度を調整することができ
る。
【0022】絞り部22の下流には、絞り部22を通過
した冷媒を下部冷媒出口15へ導く出口通路24が設け
られている。この出口通路24は、環状通路24a→連
通孔24b→連通室24c→冷媒通路24dからなる。
環状通路24aは、作動棒23の下側に設けられたもの
であり、作動棒23の下側を小径部23aに形成して、
小径部23aと内孔18との間に形成された環状の通路
である。
【0023】連通室24cは、電磁弁10とバルブボデ
ィ13の間に形成される環状の通路である。連通孔24
bは、内孔18と連通室24cとを連通させる複数の孔
で、環状通路24aと連通室24cを連通させるととも
に、後述する圧力連通通路25の連通隙間25aに連通
室24cを連通させるものである。冷媒通路24dは、
連通室24cの内部に突出した円筒内の内側に形成され
た通路であり、図3に示すように下部冷媒出口15と連
通している。
【0024】冷媒通路24dの端面には、常閉型の電磁
弁10の開閉弁30が対向配置されており、この開閉弁
30によって連通室24cと冷媒通路24dとの連通を
断続するようになっている。なお、電磁弁10の具体的
な説明は後述する。
【0025】次に、リヤ膨張弁5の弁体21を作動させ
るためのダイヤフラム作動器12について説明する。ダ
イヤフラム作動器12は、上下2つのケーシング部材3
1、32と、ダイヤフラム33を備えており、上下2つ
のケーシング部材31、32はステンレス系の金属より
なるもので、同じくステンレス系の金属よりなる円板状
のダイヤフラム33の外周縁部を挟持して固定してい
る。
【0026】ダイヤフラム33は、図1、図2の上下方
向に弾性変形可能なものであり、上下2つのケーシング
部材31、32の内部空間は、ダイヤフラム33によっ
て上側の感温室34(第1圧力室)と下側の均圧室35
(第2圧力室)とに仕切られている。上側の感温室34
の内部には、冷媒が封入されて蓋部材36により閉塞さ
れている。なお、下側のケーシング部材32の環状開口
部37は、バルブボディ13における内孔18の上端に
形成された大径開口端部38にネジ止め固定されてい
る。このネジ止め固定される部分は、ゴム製のOリング
39(シール部材)にて気密が維持されるようになって
いる。
【0027】内孔18の上側には、感温棒41が上下方
向に移動可能に挿通されている。この感温棒41は、上
記低圧冷媒通路11を通過する冷媒の温度を感温室34
に伝えるとともに、ダイヤフラム33と作動棒23の両
方に当接して、ダイヤフラム33の変位を作動棒23に
伝えるものである。感温棒41は、低圧冷媒通路11を
通過する冷媒の温度を感温室34に効率よく伝えるため
に、アルミニューム等の熱伝導の良好な金属材料により
円柱状に形成されている。また、感温棒41は、低圧冷
媒通路11を通過する冷媒の温度を効率よく受けるため
に、低圧冷媒通路11を横切って配置されている。
【0028】感温棒41の上端は、大径部42として設
けられ、この大径部42は均圧室35内に配置され、ダ
イヤフラム33の下面に当接するようになっている。こ
のため、感温棒41の温度変化は、金属製の薄板からな
るダイヤフラム33を介して感温室34に伝達され、感
温室34内の圧力は、低圧冷媒通路11を流れる冷媒温
度に対応した圧力になる。低圧冷媒通路11の上側の内
孔18と感温棒41との間には、ゴム製のOリング43
(シール部材)が配置され、このOリング43によって
低圧冷媒通路11と均圧室35との気密が維持されるよ
うになっている。また、低圧冷媒通路11の下側の内孔
18と感温棒41との間にも、ゴム製のOリング44
(シール部材)が配置され、このOリング44によって
低圧冷媒通路11と圧力室25b(後述する)との気密
が維持されるようになっている。
【0029】ここで、均圧室35は、圧力連通通路25
によって、弁体21と開閉弁30の間の冷媒通路(以
下、開閉弁上流通路24α)と連通するようになってい
る。なお、開閉弁上流通路24αは、環状通路24a、
連通孔24b、連通室24cによって構成される。ま
た、圧力連通通路25は、連通隙間25a→圧力室25
b→溝部25c→連通孔25dによって構成される。
【0030】連通隙間25aは、図4に示すように、作
動棒23と内孔18との間に形成された隙間であり、開
閉弁上流通路24αに直接連通する。この実施例におけ
る連通隙間25aは、図5に示すように、断面が非円形
状を呈する作動棒23と、断面が円形状を呈する内孔1
8との間に形成されたものであり、作動棒23の上側の
側面にキー溝45(この実施例では平坦面)を形成する
ことによって設けられている。
【0031】圧力室25bは、感温棒41の下端と、内
孔18の中間段付面18aとの間に形成された環状空間
である。溝部25cは、感温棒41の下端面に形成され
た凹部状の溝であり、圧力室25bと連通孔25dを連
通させるものである。連通孔25dは、感温棒41の中
心を軸方向に貫通する穴であり、溝部25cと均圧室3
5とを連通させるものである。なお、感温棒41の上部
には、半径方向に延びる補助連通孔25eが形成されて
おり、この補助連通孔25eによっても、均圧室35に
開閉弁上流通路24αの圧力を導くように設けられてい
る。なお、連通隙間25a、圧力室25b、溝部25
c、連通孔25d、補助連通孔25eの各通路断面は、
φ0.5〜1mmと同等程度に確保できれば良い。
【0032】次に、弁体21に所定のバネ力を付与する
ためのスプリング機構50について説明する。バルブボ
ディ13における内孔18の下側部分には、スプリング
機構50を収容する入口通路51が形成されている。こ
の入口通路51は、図1に示すように、高圧液冷媒が流
入する下部冷媒入口14に連通している。入口通路51
の上端部には、ステンレス製の弁体21に溶接等の手段
で接合された金属製の支持板52が配置されている。こ
の支持板52には、バネ手段であるコイルスプリング5
3の一端が当接している。このコイルスプリング53の
他端は、金属製のプラグ54により入口通路51内に支
持されている。
【0033】このプラグ54は、入口通路51の下部を
閉塞する蓋部材の役割を果たすとともに、バルブボディ
13にネジによって着脱可能に固定されるものであり、
プラグ54のネジ込み量を調整することにより、コイル
スプリング53による弁体21の付勢力を調整する調整
手段としての役割を果たすものである。このバネ力の調
整により、リヤ蒸発器7の出口側冷媒の過熱度を調整で
きる。プラグ54の先端外側には、ゴム製のOリング5
5(シール部材)が配置され、このOリング55によっ
て入口通路51と外部との気密が維持されるようになっ
ている。
【0034】常閉型の電磁弁10は、開閉弁30と、電
磁石60と、磁性体製の円柱状プランジャ61とを備え
るパイロット式電磁弁であり、非磁性体金属よりなる取
付ネジ部材62によってバルブボディ13に着脱可能に
ネジ止め固定されるものである。なお、バルブボディ1
3と取付ネジ部材62との間には、ゴム製のOリング6
3(シール部材)が配置され、このOリング63によっ
て連通室24cと外部との気密が維持されるようになっ
ている。
【0035】開閉弁30の形状は、略円板状であり、プ
ランジャ61の先端にカシメ等の手段によって固定され
ている。電磁石60は、ソレノイド64を巻装した樹脂
製のボビン65を備えており、このボビン65の中空後
端には、円柱状の磁極部材66が同軸的に装着されてい
る。この磁極部材66は、磁性体材料よりなる磁性枠体
67に、ネジ68により締めつけ固定されている。
【0036】ボビン65の中空内部には、円筒状の支持
部材69が同軸的に固定されている。この支持部材69
の一端部は、磁極部材66の外周壁に嵌め合わされて固
定されている。また、支持部材69の他端部は、取付ネ
ジ部材62の内周部に嵌め合わされて固定されている。
このように、支持部材69を介して取付ネジ部材62と
電磁石60部分が一体に結合されている。
【0037】プランジャ61は、磁性材料によって円柱
状に形成されており、支持部材69の内空部分に軸方向
に摺動可能に嵌め合わされている。このプランジャ61
は、コイルスプリング70により図示左方向、すなわち
開閉弁30側へ付勢されており、開閉弁30が冷媒通路
24dを閉じるようになっている。ソレノイド64が通
電されて磁束を発生すると、プランジャ61がコイルス
プリング70に抗して磁極部材66に吸引されて、開閉
弁30が冷媒通路24dを開くようになっている。逆
に、ソレノイド64への通電を遮断して磁束を消滅させ
ると、コイルスプリング70のバネ力によってプランジ
ャ61が図2、図3の左方へ移動し、開閉弁30が冷媒
通路24dを閉じるようになっている。
【0038】ここで、弁体21が着座する弁座20に
は、上述した入口通路51と開閉弁上流通路24α(環
状通路24a、連通孔24b、連通室24c)とを連通
させる微小連通手段である切欠溝71が形成されてい
る。この切欠溝71は、図4および図6に示すように、
弁座20の一部に半径方向に延びる凹状の溝であり、弁
体21が弁座20に着座している時に、入口通路51と
開閉弁上流通路24αとを僅かに連通させるためのもの
である。
【0039】〔実施例の作動〕上記構成に基づいて本実
施例の作動を説明する。図1において、エンジンの回転
トルクが電磁クラッチを介して圧縮機1に伝達される
と、圧縮機1がフロント、リヤ蒸発器6、7の下流側通
路の冷媒を吸入、圧縮して、高温高圧のガス冷媒を凝縮
器2に向けて吐出する。すると、この凝縮器2では、ガ
ス冷媒を冷却して凝縮する。
【0040】凝縮器2で凝縮された冷媒は、次にレシー
バ3内に流入し、冷媒の気液が分離され、液冷媒がレシ
ーバ3から並列配置されたフロント、リヤ膨張弁4、5
へ向かう。ここで、車両のリヤシート側に乗員が搭乗し
ていない場合は、リヤシート側を空調する必要がないた
め、リヤ空調ユニット9を作動させない。そのため、電
磁弁10のソレノイド64への通電が遮断され、開閉弁
30が閉弁状態となり、冷媒通路24dが閉じられる。
つまり、絞り部22の下流側の出口通路24(環状通路
24a、連通孔24b、連通室24c、冷媒通路24
d)が閉じられる。このため、リヤ蒸発器7には冷媒が
循環しない。
【0041】フロント空調ユニット8では、レシーバ3
から供給される液冷媒をフロント膨張弁4にて減圧膨張
して、低温低圧の気液2相状態とする。この気液2相冷
媒が、フロント蒸発器6で空調空気から吸熱して蒸発す
るため、空調空気は冷却されて冷風となり、車室内にお
けるフロントシート側を空調する。ここで、フロント膨
張弁4の開度は、周知の如く感温筒6aの感知するフロ
ント蒸発器6の出口側冷媒温度に応じた開度に自動調整
され、フロント蒸発器6の出口冷媒の過熱度が所定値に
維持される。
【0042】上述したように、電磁弁10の閉弁時に
は、リヤ蒸発器7に冷媒が循環していない。このため、
バルブボディ13の上部に形成されている低圧冷媒通路
11の冷媒温度は室温程度の温度まで上昇している。こ
のため、感温室34の温度も室温程度になっている。
【0043】しかし、本実施例によると、均圧室35に
は、連通隙間25a→圧力室25b→溝部25c→連通
孔25d、25eからなる圧力連通通路25を通して、
開閉弁上流通路24α(弁体21と開閉弁30との間の
通路)の冷媒圧力が導入されている。そして、この開閉
弁上流通路24αは、電磁弁10の閉弁時には、弁座2
0に形成した切欠溝71を介して冷凍サイクルの高圧側
に連通して高圧圧力になっている。
【0044】従って、電磁弁10の閉弁時、均圧室35
には、開閉弁上流通路24αおよび圧力連通通路25を
介して冷凍サイクルの高圧圧力が作用することになり、
且つ冷凍サイクルの高圧圧力は室温の冷媒飽和圧力より
十分高い圧力になっているため、感温室34の温度が室
温程度まで上昇しても、感温室34の圧力より均圧室3
5の圧力の方が十分高くなる。この結果、ダイヤフラム
作動器12のダイヤフラム33は、図2の上方へ弾性変
形し、これに伴って、弁体21、作動棒23、および感
温棒41がコイルスプリング53のバネ力により、図2
の上方へ変位し、弁体21は弁座20に着座し、リヤ膨
張弁5は閉弁状態となる。
【0045】但し、弁座20に形成した切欠溝71を介
して弁体21の上流側と下流側とが連通しているため、
弁体21は厳密な閉弁状態とはならず、上述したよう
に、切欠溝71を介して入口通路51の高圧圧力が開閉
弁上流通路24α側へ導かれる。なお、リヤ膨張弁5の
周囲の雰囲気温度の上昇により開閉弁上流通路24α内
および圧力連通通路25内の液冷媒が膨張して、開閉弁
上流通路24α内や圧力連通通路25内の圧力が上昇す
る方向に作用しても、その圧力上昇を切欠溝71を介し
て入口通路51側へ逃がす。これにより、バルブボディ
13内における異常圧力上昇を確実に防止できる。
【0046】次に、上記のようにリヤ膨張弁5の弁体2
1が閉弁している状態において、リヤ空調ユニット9を
作動させるために電磁弁10のソレノイド64を通電す
ると、電磁弁10の開閉弁30が開き、冷媒通路24d
が開かれる。しかし、この時はリヤ膨張弁5の弁体21
が閉弁しているので、電磁弁10が開弁しても出口通路
24(環状通路24a→連通孔24b→連通室24c→
冷媒通路24d)に大流量の冷媒が急激に流れ始めるこ
とがない。
【0047】つまり、ダイヤフラム作動器12の均圧室
35内の圧力は、電磁弁10の開弁後、上述した圧力連
通通路25および開閉弁上流通路24αの連通室24
c、連通孔24bを経て徐々に低圧圧力まで低下するの
で、リヤ膨張弁5の弁体21の開度も徐々に増加するこ
とになり、その結果、リヤ膨張弁5の通過する冷媒流量
も徐々に増加する。従って、電磁弁10の開弁時には、
リヤ膨張弁5の弁体21の前後の急激な圧力変動による
ウォーターハンマー音や、大流量冷媒の急激な流れによ
る流動音が発生することを効果的に抑制できる。
【0048】そして、電磁弁10が開弁してからしばら
くの時間が経過すると、ダイヤフラム作動器12の均圧
室35内の圧力は、リヤ蒸発器7の入口側低圧圧力とな
るので、これ以後は、この均圧室35内に加わるリヤ蒸
発器7の入口側低圧圧力と、感温室34内の蒸発器出口
の冷媒温度に対応した冷媒圧力との差圧、およびスプリ
ング機構50のコイルスプリング53のバネ力の釣合い
に応じた位置にリヤ膨張弁5の弁体21が変位する。
【0049】これにより、リヤ膨張弁5の弁体21は、
リヤ蒸発器7を通過した冷媒が所定の過熱度を維持する
ように、絞り部22の開度を調整して冷媒流量を調整す
る。つまり、リヤ膨張弁5は、内部均圧式の膨張弁とし
て冷媒流量の調整を行う。なお、上記の作動説明から理
解されるように、電磁弁10の閉弁時には、ダイヤフラ
ム作動器12の均圧室35内には、冷凍サイクルの高圧
圧力が作用するので、ダイヤフラム作動器12の具体的
な設計に際しては、ダイヤフラム33を耐疲労性に優れ
たステンレス系の材質としたり、上下2つのケーシング
部材31、32の肉厚を厚くした形状にすることが好ま
しい。
【0050】また、高圧冷媒を開閉弁上流通路24αへ
導くとともに、バルブボディ13内の異常圧力上昇を防
止する切欠溝71は、電磁弁10の開弁時に急激な圧力
変動によるウォーターハンマー音や大流量冷媒の急激な
流れによる流動音の発生を抑制する効果に対して悪影響
をおよぼさないように設計する必要があるとともに、電
磁弁10の開弁時に絞り部22の開度調整による冷媒流
量の調整作用に悪影響をおよぼさないように設計する必
要がある。具体的な例を示すと、切欠溝71の通路断面
は、φ0.5mmと同等程度であれば良い。
【0051】〔実施例の効果〕上記の実施例で示したよ
うに、本発明が適用された電磁弁10(電磁弁一体型膨
張弁)は、内孔18と作動棒23との間に設けた連通隙
間25aが、圧力室25bと開閉弁上流通路24αとを
直接連通しているため、従来の技術で示したような斜め
孔(25a’、この符号は図9、図10参照)を廃止す
ることができる。
【0052】従来の斜め孔(25a’)に代わって設け
られた連通隙間25aは、作動棒23の上側の側面にキ
ー溝45を設けたことによって作動棒23と内孔18と
の間に設けられた隙間である。このように、作動棒23
の上側の側面にキー溝45を設けるという簡単な加工を
施すことによって、穴開け加工やバリ除去加工が困難で
あった従来の斜め孔(25a’)を廃止することができ
る。このため、従来の技術に比較して圧力連通通路25
の作成が容易になり、電磁弁10(電磁弁一体型膨張
弁)の生産性を高めることができる。
【0053】〔第2実施例〕図7、図8を参照して第2
実施例を説明する。上記の第1実施例では、作動棒23
の断面を非円形状に設けることによって作動棒23と内
孔18との間に連通隙間25aを形成した例を示した。
上記に対してこの第2実施例では、作動棒23の断面形
状は従来通り円形状のままとし、内孔18の断面を図
7、図8に示すように非円形状に設けることにより、作
動棒23と内孔18との間に連通隙間25aを形成した
ものである。具体的には、連通孔24bと圧力室25b
とを繋ぐように、内孔18に凹部状の連通溝72を形成
したものである。
【0054】この第2実施例のように設けることによっ
ても、従来の技術で示したような斜め孔(25a’、こ
の符号は図9、図10参照)を廃止することができる。
従来の斜め孔(25a’)に代わって設けられた連通隙
間25aは、内孔18に連通溝72を形成することによ
り設けられたものであり、この連通溝72は内孔18の
加工と同軸でワークセッティングできるため、従来の斜
め孔(25a’)の加工より容易に形成できる。つま
り、この第2実施例を採用しても、従来の技術に比較し
て圧力連通通路25の作成が容易になり、電磁弁10
(電磁弁一体型膨張弁)の生産性を高めることができ
る。
【0055】〔変形例〕上記の実施例では低圧冷媒通路
11を流れる蒸発器の出口側冷媒の温度を感温棒41を
介して感温室34に伝達して、感温室34の圧力を出口
側冷媒の温度に応じた圧力にした例を示したが、感温棒
41を廃止し、その代わりに冷媒を封入した感温筒をリ
ヤ蒸発器7の出口に設け、その感温筒とダイヤフラム作
動器12の感温室34とをキャピラリチューブで連結す
る構成にしても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】リヤ膨張弁の断面を含む冷凍サイクル図である
(第1実施例)。
【図2】図1とは異なる断面位置におけるリヤ膨張弁の
断面図である(第1実施例)。
【図3】リヤ膨張弁の下側の断面図である(第1実施
例)。
【図4】リヤ膨張弁の要部拡大断面図である(第1実施
例)。
【図5】作動棒の断面図である(第1実施例)。
【図6】弁座を示す図である(第1実施例)。
【図7】リヤ膨張弁の要部拡大断面図である(第2実施
例)。
【図8】作動棒の断面図である(第2実施例)。
【図9】リヤ膨張弁の断面図である(従来例)。
【図10】リヤ膨張弁の要部拡大断面図である(従来
例)。
【図11】作動棒の断面図である(従来例)。
【符号の説明】
1 圧縮機 2 凝縮器 3 レシーバ 4 フロント膨張弁 5 リヤ膨張弁(電磁弁一体型膨張弁) 6 フロント蒸発器 7 リヤ蒸発器 10 電磁弁 12 ダイヤフラム作動器 13 バルブボディ 18 内孔 21 弁体 22 絞り部 23 作動棒 24 出口通路 24α 開閉弁上流通路 25 圧力連通通路 25a 連通隙間 30 開閉弁 33 ダイヤフラム 35 均圧室 45 キー溝(断面を非円形状とする溝) 51 入口通路 71 切欠溝(微小連通手段) 72 連通溝(断面を非円形状とする溝)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // F16K 31/68 F16K 31/68 S

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(a)外枠を形成するバルブボディ(1
    3)と、 (b)このバルブボディ(13)に形成され、高圧冷媒
    が供給される入口通路(51)と、 (c)前記バルブボディ(13)に形成され、前記入口
    通路(51)から導入される高圧冷媒を減圧膨張する絞
    り部(22)と、 (d)前記バルブボディ(13)に形成され、前記絞り
    部(22)で減圧膨張した冷媒を蒸発器(7)に供給す
    る出口通路(24)と、 (e)前記絞り部(22)の開度を調整する弁体(2
    1)と、 (f)前記蒸発器(7)を通過した冷媒の温度によって
    変位するダイヤフラム(33)およびこのダイヤフラム
    (33)の変位を前記弁体(21)に伝える作動棒(2
    3)を備えるダイヤフラム作動器(12)と、 (g)前記バルブボディ(13)に取り付けられ、前記
    出口通路(24)を開閉する開閉弁(30)を有した電
    磁弁(10)と、 (h)前記弁体(21)と前記開閉弁(30)との間の
    開閉弁上流通路(24α)と前記入口通路(51)を微
    小連通させる微小連通手段(71)と、 (i)圧力の上昇によって前記弁体(21)を閉弁させ
    る前記ダイヤフラム作動器(12)の均圧室(35)と
    前記開閉弁上流通路(24α)とを連通させる圧力連通
    通路(25)とを具備し、 この圧力連通通路(25)は、前記作動棒(23)と、
    この作動棒(23)を挿通する内孔(18)との間に、
    前記開閉弁上流通路(24α)に直接連通する連通隙間
    (25a)を有することを特徴とする電磁弁一体型膨張
    弁。
  2. 【請求項2】請求項1の電磁弁一体型膨張弁において、 前記連通隙間(25a)は、断面が非円形状を呈する前
    記作動棒(23)と、断面が円形状を呈する前記内孔
    (18)との間に形成されたことを特徴とする電磁弁一
    体型膨張弁。
  3. 【請求項3】請求項1の電磁弁一体型膨張弁において、 前記連通隙間(25a)は、断面が円形状を呈する前記
    作動棒(23)と、断面が非円形状を呈する前記内孔
    (18)との間に形成されたことを特徴とする電磁弁一
    体型膨張弁。
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