JP5572807B2 - 制御弁および車両用冷暖房装置 - Google Patents
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Description
[第1実施形態]
まず、本発明の第1実施形態について説明する。図1は、第1実施形態に係る車両用冷暖房装置の概略構成を表すシステム構成図である。本実施形態は、本発明の車両用冷暖房装置を電気自動車の冷暖房装置として具体化したものである。
図3は、第2制御弁の具体的構成を表す断面図である。なお、以下の説明においては便宜上、図示の状態を基準に各構造の位置関係を表現することがある。
第2制御弁6は、その上流側と下流側との差圧が供給電流値に応じた差圧となるよう流体の流れを制御可能なパイロット作動式の制御弁として構成されている。第2制御弁6は、弁本体101とソレノイド102とを組み付けて構成される。
図4は、第2制御弁の動作状態を表す説明図である。図4は、ソレノイド102がオンにされた差圧制御状態を表している。なお、既に説明した図3は、ソレノイド102がオフにされた状態を表している。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態に係る車両用冷暖房装置は、冷凍サイクルの構成が異なり、また第2制御弁の構造が異なるが、第1実施形態と共通の構成部分も有する。このため、第1実施形態と同様の構成部分については同一の符号を付す等して適宜その説明を省略する。図5は、第2実施形態に係る車両用冷暖房装置の概略構成を表すシステム構成図である。
第2制御弁26は、弁本体201とソレノイド102とを組み付けて構成され、その上流側と下流側との差圧が供給電流値に応じた差圧となるよう流体の流れを制御可能なパイロット作動式の制御弁として構成されている。
図8は、第2制御弁の動作状態を表す説明図である。図8は、パイロット弁206のソレノイド102がオンにされた差圧制御状態を表している。なお、既に説明した図7は、ソレノイド102がオフにされた状態を表している。
Claims (7)
- 上流側と下流側との差圧がソレノイドに供給される電流値に応じた差圧となるよう流体の流れを制御可能なパイロット作動式の制御弁において、
上流側通路と下流側通路とを直接つなぐ主通路を、両通路を接続する主弁孔に接離することにより開閉する主弁体を有し、その主弁体が、前記上流側通路と前記下流側通路と背圧室とを区画するように設けられる主弁と、
前記背圧室と前記下流側通路とを連通する副弁孔を有し、前記上流側通路と前記下流側通路とを前記背圧室を介してつなぐ副通路を、前記副弁孔に接離することにより開閉するパイロット弁体を有する電磁駆動のパイロット弁と、
を備え、
前記パイロット弁体は、前記主弁の上流側と下流側との差圧が供給電流値に応じた差圧となるよう前記副通路の開度を調整する差圧弁体と、供給電流の有無に応じて前記副通路を開閉する開閉弁体とを一体に含み、
前記パイロット弁体が前記副弁孔を軸線方向に貫通し、前記差圧弁体と前記開閉弁体とが前記副弁孔に対して互いに反対側に位置するように設けられ、
前記ソレノイドへの通電により、前記開閉弁体が開弁状態を維持しつつ、前記差圧弁体が前記副弁孔に接離して前記副通路の開度を調整するように動作し、それによって前記パイロット弁の前後差圧を調整することにより前記主弁の前後差圧が供給電流値に応じた差圧となるよう制御し、
前記ソレノイドへの通電が遮断されたときには、前記差圧弁体が全開状態となる一方、前記開閉弁体が前記副弁孔を閉じるように動作し、それにより前記主弁が閉じられるように構成されていることを特徴とする制御弁。 - 前記主弁および前記パイロット弁を含む弁本体と、前記パイロット弁を駆動するソレノイドとを組み付けて構成され、
前記ソレノイドは、
前記弁本体に対して固定されるスリーブと、
前記スリーブに対して内挿される第1の可動鉄心と、
前記第1の可動鉄心と軸線方向に対向配置されるとともに、前記パイロット弁体が一体に設けられた第2の可動鉄心と、
前記スリーブの周囲に巻回されて前記第1の可動鉄心および前記第2の可動鉄心とともに磁気回路を形成する電磁コイルと、
前記第2の可動鉄心を前記第1の可動鉄心から離間する方向に付勢する付勢部材と、
を備え、
前記第1の可動鉄心と前記主弁体とが軸線方向に一体に動作するように構成され、前記第2の可動鉄心が前記第1の可動鉄心に対して相対変位することにより前記差圧弁体が前記副弁孔に接離して前記副通路の開度を調整する一方、前記ソレノイドへの通電が遮断されたときには前記第2の可動鉄心が前記第1の可動鉄心から離間することにより前記開閉弁体が前記副弁孔を閉じるように変位することを特徴とする請求項1に記載の制御弁。 - 外部から前記副弁孔への異物の侵入を防止するためのフィルタが設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の制御弁。
- 前記主弁体に前記副弁孔が設けられ、
前記主弁体の前記背圧室と反対側に前記主弁孔を貫通するように延びる区画壁が設けられ、その区画壁に囲まれた領域により前記副弁孔に連通する副弁室が形成され、
前記差圧弁体が前記副弁室に配置され、前記背圧室の圧力と前記主弁孔の下流側の圧力との差圧を受けるように構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の制御弁。 - 前記開閉弁体は、前記副弁孔を閉じる際にその開口部に弾性的に密着するシール部を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の制御弁。
- 冷媒を圧縮して吐出する圧縮機と、
車室外に配置され、冷房運転時に冷媒を放熱させる室外凝縮器として機能する一方、暖房運転時には冷媒を蒸発させる室外蒸発器として機能する室外熱交換器と、
車室内に配置されて冷媒を蒸発させる室内蒸発器と、
を備えた車両用冷暖房装置に設けられ、
前記室内蒸発器が機能するとともに前記室外熱交換器が室外蒸発器として機能するときに前記室外熱交換器の下流側となる位置に設けられ、上流側と下流側との差圧が供給電流値に応じた差圧となるよう流体の流れを制御することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の制御弁。 - 冷媒を圧縮して吐出する圧縮機と、
車室外に配置され、冷房運転時に冷媒を放熱させる室外凝縮器として機能する一方、暖房運転時には冷媒を蒸発させる室外蒸発器として機能する室外熱交換器と、
車室内に配置されて冷媒を蒸発させる室内蒸発器と、
前記室内蒸発器が機能するとともに前記室外熱交換器が室外蒸発器として機能するときに前記室外熱交換器の下流側となる位置に設けられ、上流側から下流側への冷媒の流れを制御するソレノイド駆動の制御弁と、
前記制御弁への供給電流を制御して前記制御弁の前後差圧を調整する制御部と、
を備える車両用冷暖房装置であって、
前記制御弁は、
上流側通路と下流側通路とを直接つなぐ主通路を、両通路を接続する主弁孔に接離することにより開閉する主弁体を有し、その主弁体が、前記上流側通路と前記下流側通路と背圧室とを区画するように設けられる主弁と、
前記背圧室と前記下流側通路とを連通する副弁孔を有し、前記上流側通路と前記下流側通路とを前記背圧室を介してつなぐ副通路を、前記副弁孔に接離することにより開閉するパイロット弁体を有する電磁駆動のパイロット弁と、
を備え、
前記パイロット弁体は、前記主弁の上流側と下流側との差圧が供給電流値に応じた差圧となるよう前記副通路の開度を調整する差圧弁体と、供給電流の有無に応じて前記副通路を開閉する開閉弁体とを一体に含み、
前記パイロット弁体が前記副弁孔を軸線方向に貫通し、前記差圧弁体と前記開閉弁体とが前記副弁孔に対して互いに反対側に位置するように設けられ、
前記ソレノイドへの通電により、前記開閉弁体が開弁状態を維持しつつ、前記差圧弁体が前記副弁孔に接離して前記副通路の開度を調整するように動作し、それによって前記パイロット弁の前後差圧を調整することにより前記主弁の前後差圧が供給電流値に応じた差圧となるよう制御し、
前記ソレノイドへの通電が遮断されたときには、前記差圧弁体が全開状態となる一方、前記開閉弁体が前記副弁孔を閉じるように動作し、それにより前記主弁が閉じられるように構成されていることを特徴とする車両用冷暖房装置。
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