JP2003506256A - オイル式筒形回転ダンパ - Google Patents

オイル式筒形回転ダンパ

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    • F16F2230/00Purpose; Design features
    • F16F2230/0047Measuring, indicating

Abstract

(57)【要約】 本発明は、従来の不都合を解決でき、構造簡単、小型軽量、安価なオイル式筒形回転ダンパと、これを組み込んだアシストグリップを提供する。本発明のダンパは、同心状に相互配置された内筒と外筒を有し、内筒及び外筒の間に形成された環状空間に粘性流体が充填されるハウジングと、ハウジング内に収容され、粘性流体から制動作用を受ける筒状のロータと、粘性流体漏出防止用の輪状のシール部材と、ロータとは別部品であって、ハウジングからのロータ及びシール部材の抜け止めを行う環状のキャップと、を含む。本発明の別のダンパは、粘性流体が充填される環状空間を有するハウジングと、ハウジング内に収容され、粘性流体から制動作用を受ける筒状のロータと、ロータとは別部品であって、ハウジングからのロータの抜け止めを行う環状のキャップと、ロータ及びキャップの間に配置される輪状の第1シール部材と、ロータ及びハウジングの間に配置される輪状の第2シール部材と、を含む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シリコーンオイル等の粘性流体が軸回転を制動する、いわゆるオイ
ル式筒形回転ダンパと、これを組み込んだアシストグリップとに関する。
【0002】
【従来の技術と発明が解決しようとする課題】
独国実用新案第29604260U1号は、内筒と外筒を具え、内筒及び外筒間のオイル
溜まりに粘性流体が充たされるハウジングと、粘性流体中に浸されるロータと、
粘性流体漏出防止用の2つのシール部材と、シール部材押圧・保持用のキャップ
とを含み、内筒及びロータを軸部材が貫通するようにしたオイル式筒形回転ダン
パを開示する。
【0003】 この従来ダンパは、キャップとロータとが一体形成されており、キャップは、
シール部材の押圧・保持のため、ハウジングに係合する しかしながら、負荷のかかるロータ即ちキャップが、シール部材を押圧する構
造上、押圧力のバラツキがシール性能に悪影響を及ぼし、長期的に安定した良好
なシール性能が期待できない。また、ロータ制動(トルク特性)に悪影響が出る
虞れがある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記従来の不都合を解決でき、構造簡単、小型軽量、安価なダンパ
と、これを組み込んだアシストグリップとを提供することを課題とする。
【0005】 斯かる課題を解決するために、本発明に係る回転ダンパは、同心状に相互配置
された内筒と外筒を有し、内筒及び外筒の間に形成された環状空間に粘性流体が
充填されるハウジングと、ハウジング内に収容され、粘性流体から制動作用を受
ける筒状のロータと、粘性流体漏出防止用の輪状のシール部材と、ロータとは別
部品であって、ハウジングからのロータ及びシール部材の抜け止めを行う環状の
キャップと、を含むことを特徴とする。
【0006】 本発明に係る別の回転ダンパは、粘性流体が充填される環状空間を有するハウ
ジングと、ハウジング内に収容され、粘性流体から制動作用を受ける筒状のロー
タと、ロータとは別部品であって、ハウジングからのロータの抜け止めを行う環
状のキャップと、ロータ及びキャップの間に配置される輪状の第1シール部材と
、ロータ及びハウジングの間に配置される輪状の第2シール部材と、を含むこと
を特徴とする。
【0007】 本発明に係るアシストグリップは、使用角度位置と非使用角度位置との間を回
転可能に支持されるアシストグリップであって、使用角度位置から非使用角度位
置に常時付勢する付勢ユニットと、アシストグリップの回動を制御するダンパと
、を含むアシストグリップにおいて、(a)前記ダンパは、粘性流体が充填される
ハウジングと、ハウジング内に収容され、粘性流体から制動作用を受ける筒状の
ロータと、ロータとは別部品であって、ハウジングからのロータの抜け止めを行
う環状のキャップと、ロータ及びキャップの間に配置される輪状の第1シール部
材と、ロータ及びハウジングの間に配置される輪状の第2シール部材と、を含み
、(b)前記筒状ロータは、筒形ヘッドを含み、筒形ヘッドの一端側に第1中空筒
部を有し、第1中空筒部は、環状キャップの中央孔を貫通し、前記第1シール部
材は、前記第1中空筒部と前記環状キャップ中央孔との間に配置されていること
を特徴とする。
【0008】 本発明に係る別のアシストグリップは、使用角度位置と非使用角度位置との間
を回転可能に支持されるアシストグリップであって、使用角度位置から非使用角
度位置に常時付勢する付勢ユニットと、アシストグリップの回動を制御するダン
パと、を含むアシストグリップにおいて、(i)前記ダンパは、粘性流体が充填さ
れるハウジングと、ハウジング内に収容され、粘性流体から制動作用を受ける筒
状のロータと、ロータとは別部品であって、ハウジングからのロータの抜け止め
を行う環状のキャップと、ロータ及びキャップの間に配置される輪状の第1シー
ル部材と、ロータ及びハウジングの間に配置される輪状の第2シール部材と、を
含み、(ii)前記筒状ロータは、筒形ヘッドを含み、筒形ヘッドの一端側に第1中
空筒部を有し、第1中空筒部は、環状キャップの中央孔を貫通し、前記筒状ロー
タは、筒形ヘッドの他端側に第2中空筒部を有し、第2中空筒部には、ハウジン
グ内筒が部分的に入り込み、前記筒状ロータは、筒形ヘッドとは別部品である制
動筒を含み、前記第2シール部材は、前記第2中空筒部と制動筒との間に配置さ
れることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明は、図面を参照して、複数の実施例に関連して説明されるが、
本発明を該実施例に限定する意図がないことが理解されるべきである。
【0010】 先ず、図1a〜図6bを参照して第1実施例について説明する。
【0011】 プラスチック製のハウジング10は、内筒11と、外筒12と、内筒11及び
外筒12の間の環状空間13の一端(図1b、1cでは下端)を塞ぐ底壁14と
を一体に具える。内筒11の内側の挿入孔には、軸部材51が挿入される。環状
空間13には、シリコンオイルなどの粘性流体52が収容される。以下、環状空
間13を、オイル溜まりとも呼ぶ。
【0012】 内筒11は、上端に小径筒部を有し、小径筒部の外周には、小径環状段部15
が形成される。外筒12の上端は、内周に大径環状段部16が形成され、薄肉に
なっている。
【0013】 プラスチック製のロータ30は、オイル溜まり13に挿入される制動筒部31
と、筒形ヘッド35とを一体に具える。軸部材51が挿入される筒形ヘッド35
内側の挿入孔は、内筒11内側の貫通孔より内径が小さい。筒形ヘッド35は、
オーバル部38と小径外周部37と大径外周部36とを含む。
【0014】 大径外周部36は、外筒12内周に嵌合する。小径外周部37は、環状シール
部材54を介して外筒12の大径環状段部16に対向する。オーバル部38は、
小径外周部37より小径であり、一対の相互平行な扁平面を側部に有する。オー
バル部38の上面には、ロータ30のセット時に外筒12上端から上方に突出す
る突起39が設けられる。
【0015】 制動筒部31は、オーバル部38の両扁平面と平行な一対の扁平面32を側部
に有する。扁平面32には、上下方向に細長い貫通した長孔33が形成される。
扁平面32及び長孔33が存在するため、環状空間13に制動筒部31をセット
した場合に、粘性流体収容用の隙間がより多く形成でき、これにより良好なダン
パ効果を得ることができる。
【0016】 制動筒部31の環状段部34と、内筒11の小径環状段部15との間には、環
状のシール部材53が介装される。
【0017】 図4に示すように、シール部材53、54は、断面円形の通常のOリングであ
る。いずれも装着時には、圧縮され、断面が楕円状ないし長円状に変形する。従
って、場合によっては、ロータに密着し過ぎて、ロータ回転時にシール部材も一
緒に回ってしまう虞れがある。そこで、シール性能を落とさずに、ロータ環状段
部34の内周面との接触抵抗を軽減するように構成する必要がある。
【0018】 このため、同じシール効果を有しながらロータの回転に対する抵抗力を軽減す
るために、図5a〜図6bに示すように環状のシール部材の断面形状を、二つの
山62,62を有するM形断面部分61と、一つの山64を有するV形断面部分
63とを背中合わせに有する形状とし、ロータの内周面に接触するシール部材5
3にはV形断面部分の山64を外周に向けたもの(図5a、図5b)を使用し、
ロータの外周面に接触するシール部材54にはV形断面部分の山64を内周に向
けたもの(図6a、6b)を使用することが好ましい。
【0019】 シール部材53、54のハウジングに接触するM形断面部分61はその二つの
山62、62が圧縮されてハウジングに広い面積で接触するのに対し、ロータに
接触するV形断面部分63は一つの山64が圧縮されてロータに接触するので、
ハウジングがシール部材を回転しないように保持する保持力は大になるのに対し
、ロータの回転に対する抵抗力は著しく軽減する。従って、ロータの回転起動ト
ルクは小さくてよいと共に、回転中のロータを制動しながら停止させるための制
動力も小でよい。
【0020】 プラスチック製の環状のキャップ40の外周には、鋸歯形の逆止爪41、41
が張出して設けられる。外筒12の大径環状段部16には、直径方向に対向した
一対の円周方向の細長い係合孔17が設けられる。
【0021】 外筒12の大径環状段部16に対するキャップ40の装着時において、逆止爪
41、41が係合孔17、17に係合し、これにより、ロータ30及びシール部
材54がハウジング10内に確実に保持される。
【0022】 外筒の大径環状段部16の内周に開放端部から押込まれ、上記一対の外筒12
の大径環状段部16の上端部は、上記一対の係合孔17、17を有する弧状部1
8、18を除いて凹凸噛合い部19,19になっている。これに対応してキャッ
プ40は逆止爪41、41から円周方向に離れて上記凹凸噛合い部19、19の
上に位置する一対の弧状張出し部42、42を上端部外周に直径方向に対向して
有し、各弧状張出し部42の下面は凹凸噛合い部19に係合する凹凸噛合い部4
3になっている。逆止爪41、41の係合孔17、17への係合によってキャッ
プ40はハウジングの外筒12から上に外れないと共に、この係合と凹凸噛合い
部19,43同志の噛合いとによってキャップ40はハウジングの外筒に対して
回動することを阻止される。
【0023】 キャップ40には、内周からロータの小径外周部37の上面上に間隙を保って
張出し、制動筒部31をハウジングのオイル溜まり13に突入したロータがハウ
ジングから上に脱出するのを防ぐ環状張出し部44と、ロータの小径外周部37
とハウジングの外筒の上端部内周の大径環状段部16との間で圧縮されたシール
部材53を上から抑え、該シール部材が上に脱出するのを防ぐ下向き筒部45と
が設けてある。
【0024】 ダンパ組立て時には、オイル溜まり13に粘性流体52が注入すると共に、内
筒の上端部外周の小径環状段部15にシール部材53を嵌付ける。
【0025】 そして、ロータの筒形ヘッドの小径外周部37にシール部材54を嵌め、制動
筒部31をオイル溜まりに挿入し、同時にシール部材53を内筒の上端部外周の
小径環状段部15とロータの制動筒部の上端部内周の環状段部34との間で圧縮
し、又、シール部材54をロータの筒形ヘッドの小径外周部37と外筒の上端部
内周の大径段部16との間で圧縮し、ロータの制動筒部31の突入によりオイル
溜まりを満たした粘性流体がオイル溜まりから外に洩れるのを防止する。
【0026】 次いで、キャップ40を外筒の上端部内周の大径環状段部16に押込み、キャ
ップの外周から張出した逆止爪41,41を上記大径環状段部16の係合孔17
,17に係合してロータ30とシール部材54とがハウジングから脱出するのを
阻止すると共に、上記係合と、キャップ及び外筒の上端部の凹凸噛合い部19,
43同志の噛合いとによりキャップがハウジングに対して回動するのを防止する
【0027】 第1実施例のダンパは、例えば、自動車内のガラス窓の上方側壁に回動可能に
取付けられるアシストグリップに適用できる。即ち、本実施例のダンパをアシス
トグリップに組み込むことにより、アシストグリップが側壁から離れる方向に回
転させられた後に、元の取付け位置に自己復帰する際に、急激に動作しないで、
ゆっくりと高級感を漂わせながら復帰するように動きに制動をかけることができ
る。
【0028】 このため、例えばハウジングの内筒11、ロータの筒形ヘッド35の中空部、
キャップ40の中心を貫通した軸部材51の各端部を車室側壁に固定した一対の
ブラケット(図示せず)で支持すると共に、アシストグリップの一方の腕の内部
に設けた軸受片(図示せず)をキャップに近接して通し、キャップから外に突出
したロータの筒形ヘッドの突起39,39を上記軸受片に設けた孔に挿入し、ハ
ウジングの外筒12の外周に軸方向に突設したキー形突条21を車体側に係合し
、これによりハウジングを車体に固定し、ロータをアシストグリップと一体に回
動するようにする。尚、アシストグリップの他方の腕も車体に枢着し、その腕の
内部に、アシストグリップを側壁に当接するまで回動して付勢するバネ、例えば
コイルバネを収容する。
【0029】 このようにハウジング10を固定し、ロータ30を正逆に回動すると、ロータ
の制動筒部31は粘性流体52を収容したハウジングのオイル溜まり13中で、
粘性流体の粘性抵抗に抗して回動しなければならないため、ロータを回動させる
外力を制動することができる。このことはロータ30を固定し、ハウジング10
を回動させる別の用途に使用しても、同様にハウジングを回動させる外力を制動
することができる。
【0030】 尚、ハウジングの内筒11の小径環状段部15の下に、直径方向に対向した扁
平面22を外周に形成してあるが、これによってオイル溜まり13に収容できる
粘性流体52の量をその分、多くすることができ、ダンパ効果を高めることがで
きる。
【0031】 以上説明したように、上記第1実施例においては、ハウジング開口端部に係合
してロータ及びシール部材の抜け止めを行うキャップは、ロータとは別体であり
、回転しないように構成されるので、シール性が改善でき、オイル溜まりの粘性
流体の漏出を確実に防止でき、制動トルクが安定する。
【0032】 ロータとキャップとを一体に成形する構成と比較して、過度の部品加工精度を
必要としないので、安価に製造できる。 次に、図7a〜図10bを参照して第2実施例のダンパについて説明する。
【0033】 プラスチック製ハウジング110は、同心状の内筒111、外筒112、及び
上記内外両筒間の環状空間であるオイル溜まり113の下端を塞ぐ底壁114を
一体に備える。内筒の内周である開口には、軸部材151が貫通し、オイル溜ま
り113には、シリコンオイルなどの粘性流体152が収容される。外筒は内筒
よりも長く、内筒の上端から上方に突出する。
【0034】 内筒111の上端部に外周には小径環状段部115が形成されている。又、外
筒の上端部からは内周に沿って薄肉の環状壁116が上向きに突出する。
【0035】 プラスチック製ロータ120は、オイル溜まり113の中で回動する制動筒1
21と、外筒の上端内部に収容され、ハウジングの内筒中を貫通した軸部材15
1を挿入する開口としての中空筒部132を有し、前記制動筒121と一体に回
動する筒形ヘッド131とを備えている。筒形ヘッドの中空筒部の内径とハウジ
ングの内筒の内径は等しい。
【0036】 筒形ヘッド131は外筒112の内周に沿って垂下する下向き筒133と、下
向き筒から直径方向に対向して下に延長する一対の弧状片134、134を有し
、制動筒121は内筒111の外周に沿った薄肉の上向き筒122を上半部に有
する。上向き筒122はハウジングのオイル溜まり113の内部で筒形ヘッドの
下向き筒133の内周に嵌合する。つまり、上向き筒122の肉厚と、下向き筒
133の肉厚との合計厚さは外筒112と内筒111の間のオイル溜まり113
の半径方向の間隔に等しい。そして、制動筒の外周には、前記筒形ヘッドの下向
きの弧状片134、134が嵌合する直径方向に対向した一対の溝部123、1
23が上向き筒122から下に延長して設けられ、上記各溝部には外向きの逆止
爪124を突設し、これに対応して上記逆止爪が係合する係合孔135を各弧状
片134に設ける。
【0037】 オイル溜まり113中の粘性流体の収容量を増し、且つロータの制動力を高め
るため、制動筒には逆止爪を有する溝部と直交した直径方向に上向き筒122の
上端から上向き筒よりも長い下向きの切欠き125、125を設けると共に、上
向き筒の下には上記切欠きと上端が連通した縦溝126、126を制動筒の外周
に設ける。又、筒形ヘッド131の外周には上面から下に離して環状溝136を
設けると共に、弧状片134と直交した直径方向に上端が上記環状溝136と連
通した縦溝137、137と、各縦溝の下端に上向きの切欠き138を設ける。
【0038】 オイル溜まり113に入れられた粘性流体は上記切欠き125、138、縦溝
126、137、環状溝136を満たすため、その分、収容量は増すと共に、ロ
ータが回動する際、ロータは切欠き、縦溝を満たしている粘性流体に抗して回動
しなければならないので制動力は高まる。同様な目的でハウジングの内筒111
の外周にも円周方向に等間隔離して複数(本実施例では3つ)の縦溝117が設
けてある(図7c参照)。
【0039】 プラスチック製キャップ140は分厚な環状板で筒形ヘッドの中空筒部132
を通す内周141を備え、その外径はハウジングの外筒112の外径に等しい。
キャップの下面には外筒112の内周に沿って上端から突出する環状壁116を
受入れる環状溝142と、前記内周141の回りに環状凹部143が設けられて
いる。
【0040】 ロータ120には回転動力を受けるため、筒形ヘッド131の上端から直径方
向に対向して突出する上向きの一対の突起139、139が設けられ、ハウジン
グ110の外筒112の外周にはハウジングの回転を阻止するため軸方向の突条
118が設けてある。
【0041】 オイルダンパに組立てるには、図8〜図10bに示すように、分解状態の筒形
ヘッド131と制動筒121を一連に結合してロータ120にする。それには筒
形ヘッドの下向き筒133の内周にOリングなどの第2シール部材154を嵌め
、筒形ヘッドから垂下する直径方向の対の弧状片134、134の向きと、制動
筒の対の溝部123、123の向きを合わせ、筒形ヘッドと制動筒を押付ける。
これにより筒形ヘッドの弧状片は制動筒の溝部に滑り込み、弧状片は外方に反り
ながら逆止爪を乗り越え、係合孔135が逆止爪に係合することにより弧状片は
溝部123の内部で真っ直ぐに復帰し、筒形ヘッドの下向き筒の内周に嵌合した
第2シール部材154を制動筒の上向き筒122の上端で下向き筒の内周の上端
下面に押付け、こうして筒形ヘッドと制動筒とで一体のロータを構成し、且つ第
2シール部材154を保持する。
【0042】 次に、ハウジングのオイル溜まり113中に所定量の粘性流体152を注入し
、ロータの制動筒121をオイル溜まり113中に挿入しながらロータをハウジ
ング110に押し込んで収容する。尚、その前、又は後に筒形ヘッド131の中
空筒部132の外周には第1シール部材153を嵌める。この第1シール部材1
53は前記第2シール部材154と同じものでもよい。これにより筒形ヘッドの
下向き筒133の内周に嵌められ、制動筒の上向き筒122の上端で下向き筒の
内周の上端下面に押付けられていた第2シール部材54はハウジングの内筒の上
端部外周の小径環状段部15の回りに圧縮され、粘性流体が筒形ヘッドの中空筒
部32の内周から外に洩れるのを防止する。
【0043】 次いで、キャップ40の内周41を筒形ヘッドの中空筒部の外周に嵌めながら
キャップの環状溝42をハウジングの外筒112の上端部内周から突出する薄肉
の環状壁16に嵌めてキャップをハウジングに被せる。これにより筒形ヘッドの
中空筒部32の回りに嵌めた第1シール部材53はキャップの内周の環状凹部4
3内で圧縮され、小径筒32の外周から粘性流体が外に洩れるのを防止する。
【0044】 そして、キャップの下端外周とハウジングの外筒の上端外周との環状接触部に
高周波溶接など適当な溶着手段で溶着シール部155を形成し、ハウジングから
キャップが外れるのを防止すると共に、その間から粘性流体が外に洩れるのを防
ぐ。
【0045】 このダンパは、上記独国実用新案第29604260U1号にも記載されているような、
自動車の車室の助手席や、後部座席の左右のガラス窓の上方の側壁に回動可能に
取付けられたアシストグリップに適用可能である。
【0046】 このためには、例えばハウジングの内筒111、ロータの筒形ヘッド131の
中空部、キャップ140の中心を貫通した軸部材151の各端部を車室側壁に固
定した一対のブラケット(図示せず)で支持すると共に、アシストグリップの一
方の腕の内部に設けた軸受片(図示せず)をキャップに近接して通し、キャップ
から外に突出したロータの筒形ヘッドの突起139、139を上記軸受片に設け
た孔に挿入し、ハウジングの外筒112の外周に軸方向に突設した突条117を
車体側に係合し、これによりハウジングを車体に固定し、ロータをアシストグリ
ップと一体に回動するようにする。
【0047】 尚、アシストグリップの他方の腕も車体に枢着し、その腕の内部に、アシスト
グリップを側壁に当接するまで回動して付勢するバネ、例えばコイルバネを収容
する。
【0048】 このようにハウジング110を固定し、ロータ120を正逆に回動すると、ロ
ータの制動筒121は粘性流体152を収容したハウジングのオイル溜まり11
3中で、粘性流体の粘性抵抗に抗して回動しなければならないため、ロータを回
動させる外力を制動することができる。このことはロータ120を固定し、ハウ
ジング110を回動させるようにしても、同様にハウジングを回動させる外力を
制動することができる。
【0049】 以上のように、上記第2実施例においては、ハウジング外筒や内筒に、各シー
ル部材を保持するための環状段部を設ける必要がない。従って、ハウジング外筒
や内筒を薄肉化でき、小型化、軽量化が図れる。また、ロータと別体のキャップ
が回転しないので、シール性が改善され、トルク性能が安定する。更に、過度の
部品加工精度が要求されないので、製造コストの面と有利である。個々の部品の
成形性が優れ、全体構造を簡易化・簡単化でき、実用的である。第1、第2の両
シール部材を、同じシール部材で済ませることができ、部品管理の面やコストの
面等で非常に有益である。 最後に、本発明のダンパを組み込んだアシストグリップの一例を図11を参照
して以下簡潔に説明する。
【0050】 図示アシストグリップ201は、C字形のグリップ281と、グリップ取付け
用の一対のブラケット261A、261Bと、グリップ取付け用の支軸291と
、オイル式筒形回転ダンパDと、グリップ281を復帰位置(初期位置)に付勢
するトーションスプリング271とを含む。
【0051】 各ブラケット261A、261Bは、取付孔262aを有する取付け部262
と、支軸291を支持する軸支孔263aを有し、取り付け部262両端から下
方に延びる相互対向する一対の支持片263とから構成される。
【0052】 一方のブラケット261Aの片側の支持片263の内側には、ダンパDの係合
突起224が嵌合する溝263bが設けられ、該溝263bは、軸支孔263a
とつながっている。
【0053】 グリップ281各端には、支軸291が挿通される一対の挿通孔282が設け
られる。また、一方のブラケット261Aに対応する側のグリップ281端部に
は、ダンパDの突条213aが嵌合する嵌合開口(または嵌合凹部)283が設
けられる。
【0054】 以上の構成を有するアシストグリップ201を(図示しない)車両内部の窓上
近辺に取付ける工程の一例を以下に説明する。
【0055】 先ず、両ブラケット261A、261Bは、車両内部所定位置に取付けられる
【0056】 次いで、ダンパDの係合突起224をブラケット溝263bに嵌合させて、ブ
ラケット支持片263の間にダンパDを位置させる。
【0057】 次いで、グリップ端部の嵌合開口283にダンパ突条213aを嵌合させ、各
ブラケット261A、261Bにグリップ281の対応端部を位置合わせして、
挿通孔282、孔212a、挿通孔221a及び挿通孔282に支軸291を挿
通して、グリップ一端をブラケット261Aに対して回動可能に取付ける。
【0058】 次いで、挿通孔282、トーションスプリング271及び挿通孔282に支軸
291を挿通して、グリップ他端をブラケット261Bに対して回動可能に取付
ける。トーションスプリング271は、グリップ281を復帰位置ないし初期位
置(あるいは収納/格納位置)に常時付勢するように作用する。
【0059】 以下、このアシストグリップ201の動きについて説明する。
【0060】 使用時においてグリップ281が下方側に引かれた場合、嵌合開口283に嵌
合している突条213aを介してダンパハウジング211が回転して、ブラケッ
ト溝263bに嵌合している係合突起224によってダンパ出力軸221は回転
規制され、これにより、グリップ281の回転は制動される。
【0061】 グリップ281が解放状態になった場合、グリップ281は、トーションスプ
リング271の付勢力によって復帰位置(初期位置)に復帰する。この際におい
ても、グリップの復帰動作は、ダンパDによって制動される。
【0062】 以上のように、このアシストグリップ201においては、ダンパDを支軸上に
配設したことにより、グリップ81を支える構造をコンパクト化できる。そして
、確実な制動効果を得ることができる。
【0063】 尚、孔212a及び挿通孔221aをダンパDに設けない構成を採用できる。
【0064】 また、出力軸(ロータ)221及び支軸291を一体的に回動させる手段を設
けることにより、係合突起224をなくすように構成でき、ダンパ出力軸221
がダンパキャップ241から突出しないように構成できる。更に、ダンパ突条2
13a及び嵌合開口283を設ける代わりに、ダンパ周壁213の外形形状を非
円柱状にして、グリップ281と一体的に回転し得るように構成することもでき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1a】 図1aは、図1bのa−a線に沿い矢印方向から見た第1実施例のダンパの横
断面図である。
【図1b】 図1bは、図1aのb−b線に沿い矢印方向から見たダンパの半分縦断面図で
ある。
【図1c】 図1cは、図1aのc−c線に沿い矢印方向から見たダンパの半分縦断面図で
ある。
【図2】 図2は、ダンパの平面図である。
【図3】 図3は、ダンパの分解斜視図である。
【図4】 図4は、ダンパの分解図であって、半分縦断面図である。
【図5a】 図5aは、シール部材の平面図である。
【図5b】 図5bは、図5aのシール部材のb−b線に沿う拡大断面図である。
【図6a】 図6aは、別のシール部材の平面図である。
【図6b】 図6bは、図6aのシール部材のb−b線に沿う拡大断面図である。
【図7a】 図7aは、第2実施例のダンパの縦断面図である。
【図7b】 図7bは、図7aのダンパの異なった断面位置の縦断面図である。
【図7c】 図7cは、図7bのc−c線に沿い矢印方向から見たダンパの横断面図である
【図8】 図8は、ダンパの分解斜視図である。
【図9a】 図9aは、分解状態のロータの縦断面図である。
【図9b】 図9bは、分解状態のロータの異なった断面位置の縦断面図である。
【図10a】 図10aは、組立状態のロータの半分縦断面図である。
【図10b】 図10bは、組立状態のロータの異なった断面位置の縦断面図である。
【図11】 図11は、本発明に係るアシストグリップの分解斜視図である。
【手続補正書】特許協力条約第34条補正の翻訳文提出書
【提出日】平成13年8月22日(2001.8.22)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正の内容】
【特許請求の範囲】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ,UG ,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD, RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM,AT, AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,BZ,C A,CH,CN,CR,CU,CZ,DE,DK,DM ,DZ,EE,ES,FI,GB,GD,GE,GH, GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP,K E,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS ,LT,LU,LV,MA,MD,MG,MK,MN, MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM ,TR,TT,TZ,UA,UG,US,UZ,VN, YU,ZA,ZW

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転ダンパにおいて、 同心状に相互配置された内筒と外筒を有し、内筒及び外筒の間に形成された環
    状空間に粘性流体が充填されるハウジングと、 ハウジング内に収容され、粘性流体から制動作用を受ける筒状のロータと、 粘性流体漏出防止用の輪状のシール部材と、 ロータとは別部品であって、ハウジングからのロータ及びシール部材の抜け止
    めを行う環状のキャップと、を含むことを特徴とするダンパ。
  2. 【請求項2】 前記ハウジングは、環状段部を有し、該環状段部には、前記
    シール部材が装着されることを特徴とする請求項1のダンパ。
  3. 【請求項3】 前記ハウジングは、開口端部を有し、該開口端部には、前記
    キャップと係合してこれを保持する係合部が設けられることを特徴とする請求項
    1のダンパ。
  4. 【請求項4】 回転ダンパにおいて、 粘性流体が充填される環状空間を有するハウジングと、 ハウジング内に収容され、粘性流体から制動作用を受ける筒状のロータと、 ロータとは別部品であって、ハウジングからのロータの抜け止めを行う環状の
    キャップと、 ロータ及びキャップの間に配置される輪状の第1シール部材と、 ロータ及びハウジングの間に配置される輪状の第2シール部材と、を含むこと
    を特徴とするダンパ。
  5. 【請求項5】 前記ハウジングは、内筒と外筒を有し、内筒及び外筒の間に
    は、粘性流体が充填される前記環状空間が形成されることを特徴とする請求項4
    のダンパ。
  6. 【請求項6】 前記内筒及び外筒は、同心状に相互配置されることを特徴と
    する請求項5のダンパ。
  7. 【請求項7】 前記筒状ロータは、筒形ヘッドを含み、筒形ヘッドの一端側
    に第1中空筒部を有し、第1中空筒部は、環状キャップの中央孔を貫通すること
    を特徴とする請求項4のダンパ。
  8. 【請求項8】 前記第1シール部材は、前記第1中空筒部と前記環状キャッ
    プ中央孔との間に配置されることを特徴とする請求項7のダンパ。
  9. 【請求項9】 前記筒状ロータは、筒形ヘッドの他端側に第2中空筒部を有
    し、第2中空筒部には、ハウジング内筒が部分的に入り込むことを特徴とする請
    求項7のダンパ。
  10. 【請求項10】 前記第2シール部材は、前記第2中空筒部とハウジング内
    筒との間に配置されることを特徴とする請求項9のダンパ。
  11. 【請求項11】 前記筒状ロータは、筒形ヘッドとは別部品である制動筒を
    含むことを特徴とする請求項9のダンパ。
  12. 【請求項12】 前記第2シール部材は、前記第2中空筒部と制動筒との間
    に配置されることを特徴とする請求項10のダンパ。
  13. 【請求項13】 前記第2シール部材は、前記第2中空筒部と制動筒との間
    に配置されることを特徴とする請求項11のダンパ。
  14. 【請求項14】 前記制動筒は、筒形ヘッドの他端側で第2中空筒部と作動
    連結されることを特徴とする請求項11のダンパ。
  15. 【請求項15】 前記ハウジング外筒の一端側の外周と前記環状キャップ外
    周との合わせ目は、接合されて密閉シールされることを特徴とする請求項4のダ
    ンパ。
  16. 【請求項16】 両シール部材は、少なくとも寸法及び形状に関して実質上
    同一であることを特徴とする請求項4のダンパ。
  17. 【請求項17】 アシストグリップにおいて、 (a)使用時の第1角度位置と非使用時の第2角度位置との間を回転可能に支持さ
    れ且つ第1角度位置から第2角度位置に復帰するように付勢されるアームと、ア
    ームの回動を制動するダンパと、を含み、 (b)ダンパは、 粘性流体が充填されるハウジングと、 ハウジング内に収容され、粘性流体から制動作用を受ける筒状のロータと、 ロータとは別部品であって、ハウジングからのロータの抜け止めを行う環状
    のキャップと、 ロータ及びキャップの間に配置される輪状の第1シール部材と、 ロータ及びハウジングの間に配置される輪状の第2シール部材と、を含み、 前記筒状ロータは、筒形ヘッドを含み、筒形ヘッドの一端側に第1中空筒部
    を有し、第1中空筒部は、環状キャップの中央孔を貫通し、 前記第1シール部材は、前記第1中空筒部と前記環状キャップ中央孔との間
    に配置されていることを特徴とするアシストグリップ。
  18. 【請求項18】 前記アシストグリップを回転可能に支持する支持軸を更に
    含み、該軸上にダンパが配設されていることを特徴とする請求項17のアシスト
    グリップ。
  19. 【請求項19】 アシストグリップにおいて、 (i)使用時の第1角度位置と非使用時の第2角度位置との間を回転可能に支持
    され且つ第2角度位置に保持されるように付勢されるアームと、アシストグリッ
    プの回動を制動するダンパと、を含み、 (ii)ダンパは、 粘性流体が充填されるハウジングと、 ハウジング内に収容され、粘性流体から制動作用を受ける筒状のロータと、 ロータとは別部品であって、ハウジングからのロータの抜け止めを行う環状
    のキャップと、 ロータ及びキャップの間に配置される輪状の第1シール部材と、 ロータ及びハウジングの間に配置される輪状の第2シール部材と、を含み、 前記筒状ロータは、筒形ヘッドを含み、筒形ヘッドの一端側に第1中空筒部
    を有し、第1中空筒部は、環状キャップの中央孔を貫通し、 前記筒状ロータは、筒形ヘッドの他端側に第2中空筒部を有し、第2中空筒
    部には、ハウジング内筒が部分的に入り込み、 前記筒状ロータは、筒形ヘッドとは別部品である制動筒を含み、 前記第2シール部材は、前記第2中空筒部と制動筒との間に配置されること
    を特徴とするアシストグリップ。
  20. 【請求項20】 前記アシストグリップを回転可能に支持する支持軸を更に
    含み、該軸によってアシストグリップが支持されていることを特徴とする請求項
    19のアシストグリップ。
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