JP3781624B2 - 回転ダンパ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転支軸を介して相対回動可能に組み合わされた一対の回転部材に取付ける回転ダンパに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、車の乗員の着座姿勢を補助するアシストグリップにおいては、不使用時に室内に飛び出して邪魔にならないようにするため、不使用時にはバネによって壁に当接し、使用時にはバネに抗して回動させて引き起こすようにしたものが採用されつつある。しかし、手を離したときにバネの付勢力で壁に当たり衝撃音がするため、回動部に回転ダンパを取付けることが行われている。
【0003】
図6には、上記のような用途に使用される従来の回転ダンパの一例が示されている。この従来の回転ダンパ81は、環状のキャップ86の一面から挿入筒87が延出してなるロータ83と、円筒の壁内にその一端が閉塞された筒状空間90が形成されてなる本体ケース82とを有している。前記ロータ83のキャップ86には、挿入筒87が延出している面と反対の面から突出する係合突起89と、外周面から突出する鍔88とが形成されている。前記本体ケース82の筒状空間90の開口端部において、外壁97側には第一のOリング溝91が、内壁98側には第二のOリング溝92が形成されている。前記外壁97は、筒状空間90の開口端部から更に軸方向に沿って伸び、その端部は前記キャップ86の鍔88と係合する環状筒部93をなしている。
【0004】
第一のOリング溝91には、第一のOリング84が配置され、第二のOリング溝92には、第二のOリング85が配置され、これらのOリング84、85の間隙を通して上記筒状空間90内に、ロータ83の挿入筒87が挿入されている。また、筒状空間90内には、例えばシリコンオイルなどの粘性物質が充填され、挿入筒87と内壁98との間に形成され第二のOリング85で密封された第一の隙間94と、挿入筒87と外壁97との間に形成され第一のOリング84で密封された第二の隙間95とに充満している。
【0005】
なお、本体ケース82とロータ83とが組み合わされた状態において、ロータ83は、鍔88に係合した環状筒部93により抜け止めされるとともに、第一のOリング84は第一のOリング溝91に、第二のOリング85は第二のOリング溝92に圧接されて収容された状態になっている。更に、キャップ86の中心孔と本体ケース82の中心孔は連結し、一体の挿通孔96をなしている。
【0006】
この従来の回転ダンパ81によれば、第一の隙間94と第二の隙間95とに、前記粘性物質が充満しているので、本体ケース82とロータ83とが相対回動する際、前記粘性物質が剪段されることに伴い抵抗力が発生するので、本体ケース82とロータ83との相対回動が制動される。
【0007】
したがって、相対回動可能に組み合わされた一対の部材の一方に本体ケース82を相対回動可能に組み合わされた一対の部材の一方に固定し、前記部材の他方にロータ83を固定して、それらの回転支軸を挿通孔96に挿通させることにより、一対の部材の相対回動に対する制動力が得られる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の回転ダンパにおいて、回動を制動するための粘性物質の抵抗力は、粘性物質の特性が同一の場合、外壁97、内壁98及び挿入筒87と粘性物質との接触面積に依存する。しかし、上記回転ダンパにおいては、上記接触面が主として第一の隙間94と第二の隙間95とに設けられているだけなので、制動力を高めようとすると、回転ダンパのサイズを大きくする必要があった。
【0009】
また、第一のOリング84と、第二のOリング85とが、軸方向において同じ位置にあるため、第一のOリング溝91及び第二のOリング溝92を確保する上で、回転ダンパ81の外径を大きくする必要があると共に、挿入筒87を筒状空間90内に挿入する際に、上記Oリング84、85が対応するOリング溝91、92から外れて位置がずれやすく、しかもその状態を目視により確認しにくいという問題があった。
【0010】
そこで、本発明の目的は、コンパクトで高い制動力を得ることができ、また容易に組み付けができる回転ダンパを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の第1は、回転支軸を介して相対回動可能に組み合わされた一対の回転部材に取付ける回転ダンパにおいて、
円筒の壁内に筒状空間を有して、外壁と内壁との二重筒構造をなし、前記筒状空間の一端が閉塞された形状の外筒と、
前記外筒と基本的には相似の形状をなし、前記外筒よりも小径の内筒とを有し、
前記内筒の外壁が前記外筒の筒状空間に入り、
前記外筒の内壁が前記内筒の筒状空間に入り、
前記外筒の外壁と前記内筒の外壁との隙間の開口側端部であって前記内筒の筒状空間に対して軸方向にずれた位置に介装された第一のOリングと、前記外筒の内壁と前記内筒の内壁との隙間の開口側端部であって前記外筒の筒状空間に対して軸方向にずれた位置に介装された第二のOリングとが設けられ、
これらのOリングで封止された前記内筒と前記外筒との隙間に粘性物質が充填されてお
り、
前記内筒の中心孔は前記回転支軸の挿通孔をなし、
前記内筒及び前記外筒には、それぞれ回転部材に対する係合手段が設けられていることを特徴とする回転ダンパを提供するものである。
【0012】
上記第1の発明によれば、内筒と外筒のそれぞれに筒状空間が形成され、内筒の外壁が外筒の筒状空間に入り、外筒の内壁が内筒の筒状空間に入った構造を有するので、内筒の内壁と外筒の内壁との間の第1の隙間と、外筒の内壁と内筒の外壁との間の第2の隙間と、内筒の外壁と外筒の外壁との間の第3の隙間とが形成され、内筒と外筒との間に形成される隙間は、径方向に沿って中心から外に向かって3層になる。したがって、径方向に沿って中心から外に向かって2層の隙間が形成される従来型の回転ダンパと比較して、同じ大きさでも、隙間に充満した粘性物質との接触面積をより大きくとることができる。そのため、従来型の回転ダンパと比較して、コンパクトで高い制動力を得ることができる。
【0013】
また、外筒の外壁と内筒の外壁との隙間の開口側端部と、外筒の内壁と内筒の内壁との隙間の開口側端部とにOリングが介装されることにより、Oリングが軸方向においてずれた位置に配置されるため、軸方向において同じ位置に配置された従来の回転ダンパと比較して、径を小さくすることができる。
また、本発明の第2は、上記第1の発明において、前記第一のOリングは、前記内筒の外壁に形成されたOリング溝に嵌着されており、前記第二のOリングは、前記外筒の内壁に形成されたOリング溝に嵌着されている回転ダンパを提供するものである。
【0014】
本発明の第3は、上記第1又は第2の発明において、前記外筒の内壁と内筒の内壁との隙間の開口側端部内周にOリング溝と、このOリング溝を閉塞する環状のキャップとを有する回転ダンパを提供するものである。
【0015】
上記第3の発明によれば、内筒を外筒内に挿入する際、第一のOリングを内筒と外筒との間に介装させるようにし、内筒を外筒内に挿入した後、上記と反対側の端部から、上記Oリング溝内に第2のOリングを挿入して、キャップで閉塞することができるので、どちらのOリングも、組み付けの際の位置確認が容易で、しかもずれたり外れたりしにくくなり、組立作業が容易となる。
【0016】
本発明の第4は、上記第1〜3の発明のいずれか1つにおいて、前記外筒が回転支軸に対し不動とされ、前記内筒の中心孔内周と、この中心孔に挿通される回転支軸との間に摺動抵抗手段が介装されている回転ダンパを提供するものである。
【0017】
上記第4の発明によれば、回転ダンパ内部に充填された粘性物質に加え、摺動抵抗手段も制動に寄与するので、更に高い制動力を得ることができる。
【0018】
本発明の第5は、上記第3の発明において、前記キャップ内周と前記内筒の内壁外周との間に嵌合手段が設けられている回転ダンパを提供するものである。
【0019】
上記第5の発明によれば、外筒の内壁と内筒の内壁との隙間の開口側端部内周に設けたOリング溝に第2のOリングを挿入して、キャップで閉塞したときに、キャップ内周と内筒外周との間に設けた嵌合手段により、内筒にキャップが嵌着される。その結果、内筒を外筒から引き抜く力が作用しても、内筒に嵌着されたキャップにより抜け止めがなされ、回転ダンパの組付け状態を維持することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
図1〜5には、本発明による回転ダンパの一実施形態が示されている。図1は本回転ダンパが適用されたアシストグリップの分解斜視図、図2は本回転ダンパの分解斜視図、図3は本回転ダンパの内筒を示し、(a)は図2のA−A’矢示線に沿った断面図、(b)は図2のB−B’矢示線に沿った断面図、図4は本回転ダンパの外筒を示し、(a)は図2のC−C’矢示線に沿った断面図、(b)は図2のD−D’矢示線に沿った断面図、図5は本回転ダンパの縦断面図である。
【0021】
図2に示すように、本回転ダンパ11は、内筒12と、外筒13と、キャップ14と、第一のOリング15と、第二のOリング16とから構成されている。
【0022】
前記内筒12は、図2及び図3に示すように、全体として、中心に挿通孔23を有する筒状体をなし、この筒状体の壁内には筒状空間27が形成され、外壁21と内壁22との二重筒構造をなしている。筒状空間27の一端は、外壁21と内壁22とが一体化してなる閉塞部28により閉塞されている。内筒12の筒状空間27の開口端側においては、内壁22が外壁21よりも軸方向に沿って長く延出しており、その先端部外周にはキャップ溝25が設けられている。また、内筒12の外壁21の外周には内筒12の筒状空間27に連通する空気抜き孔26が設けられている。更に、閉塞部28外周の所定位置には、第一のOリング15を嵌着させるための環状溝29(Oリング溝)が形成されている。更にまた、閉塞部28の端面には径方向に伸びるリブ状の係合突起24が設けられている。
【0023】
前記外筒13は、図2及び図4に示すように、全体として、中心孔33を有する筒状体をなし、この筒状体の壁内には筒状空間37が形成され、外壁31と内壁32との二重筒構造をなしている。外筒13の筒状空間37の一端は、外壁31と内壁32とが一体化してなる閉塞部38により閉塞されている。外筒13の筒状空間37の開口端側においては、外筒13の外壁31が外筒13の内壁32よりも軸方向に沿って長く伸びている。また、外筒13の内壁32の周方向所定位置には筒状空間37の開口端側から軸方向に沿って伸びるスリット36が形成され、外筒13の外壁31の外周所定位置には軸方向に沿って伸びるリブ状の係合突起34が形成されている。閉塞部38の端面には、凹状に形成されたキャップ溝35が形成され、このキャップ溝35の更に内周には同じく凹状に形成されたOリング溝39が形成されている。更に、キャップ溝35の内周には環状溝40が形成されている。
【0024】
前記キャップ14は、全体として環状をなしており、その外周には前記環状溝40に嵌合する鍔30が形成されている。
【0025】
なお、上記内筒12、外筒13及びキャップ14の材質は、内部に充填される後述の粘性物質に対する耐性を有し、また成形しやすいものであればよいが、例えば、粘性物質としてシリコンオイルを使用する場合には、耐油性の熱可塑性樹脂であるポリアセタールなどが好ましく使用される。また、前記第一のOリング15及び前記第二のOリング16についても、粘性物質に対する耐性を有する通常のOリングを使用できる。
【0026】
次に、本回転ダンパ11の組み付け手順について説明する。
まず、内筒12の閉塞部28外周に形成された環状溝29に第一のOリング15を嵌め込む。また、外筒13の筒状空間37に粘性物質を充填する。
【0027】
なお、前記粘性物質は、回転ダンパ11が使用される状況に応じて適した粘性を有する物質を選択できるが、例えばシリコンオイルなど、温度による粘性の変動が少ないものを使用することが好ましい。
【0028】
上記粘性物質を充填したら、内筒12の外壁21が外筒13の筒状空間37内に、また、外筒13の内壁32が内筒12の筒状空間27内に配設されるように、内筒12を外筒13に挿入する。その際、内筒12の外壁21の挿入に伴って外筒13の筒状空間37の閉塞端側から開口端側に上昇する粘性物質の液面によって押された空気は、内筒12の外壁21と外筒13の外壁31との間に形成された第三の隙間43と、内筒12の外壁21と外筒13の内壁32との間に形成された第二の隙間42とに流入するが、第二の隙間42に流入した空気は外筒13の筒状空間37の閉塞端を経て第一の隙間41を通して外部に逃がすことができる。また、第三の隙間43に流入した空気は、空気抜き孔26を通し、外筒13の筒状空間37の閉塞端を経て第一の隙間41を通して外部に逃がすことができる。
【0029】
内筒12を外筒13に挿入したら、次に、内筒12の内壁22の先端部外周に第二のOリング16を装着し、外筒13のOリング溝39に到達する位置まで押込む。続いて、キャップ14を外筒13の前記環状溝40に押し込み、キャップ14の鍔30を前記環状溝40に嵌合させる。このとき、キャップ14の中心孔には、内筒12の内壁22の先端部が挿入される。
【0030】
このように、内筒12を外筒13に挿入するときには、内筒12の環状溝29に嵌着した第一のOリング15を介装し、内筒12を外筒13内に挿入した後、内筒12の先端面側から第二のOリング16を装着できるので、Oリング15、16の装着が容易かつ確実に行え、組み付け作業性がよい。
【0031】
図5に示すように、こうして得られた本回転ダンパ11は、軸心から半径方向外方に向けて、内筒12の内壁22と外筒13の内壁32との間の第一の隙間41と、内筒12の外壁21と外筒13の内壁32との間の第二の隙間42と、内筒12の外壁21と外筒13の外壁31との間の第三の隙間43とからなる3重の隙間を有している。
【0032】
また、第一の隙間41の開口端は第二のOリング16により閉塞され、第三の隙間43の開口端は第一のOリング15により閉塞され、第一の隙間41と、第二の隙間42と、第三の隙間43とを含む連続した空隙に上記粘性物質が充満した状態にある。なお、第一の隙間41と第二の隙間42とは内筒12の筒状空間27の閉塞端側で連通すると共に、スリット36を介しても連通し、また、第二の隙間42と第三の隙間43とは外筒13の筒状空間37の閉塞端側で連通するとともに、空気抜き孔26によっても連通しているので、粘性物質の流路が確保され、粘性物質を上記各隙間のすみずみまで充満させることができる。
【0033】
次に、本回転ダンパ11を用いたアシストグリップ54について説明する。
このアシストグリップ54は、車内のドア上方の天井に近い側面パネルに、該パネルに当接した格納位置と、該パネルに対して引き起こされた使用位置との間で回動可能に取り付けられ、例えば車がカーブを曲がるときなどに、車の乗員が使用位置まで引き起こして把持し、自分の着座姿勢を保つために使用されるものである。
【0034】
このアシストグリップ54は、図1に示すように、全体として円弧状をなす把持部73と、この把持部73の両端に設けた受部72に一端を連結され、他端を上記側面パネルに連結される支持部材51a、51bとを有している。
【0035】
前記受部72は、支持部材51a、51bの一端を収容すべく凹状をなし、その凹部を囲む一方の側壁には支軸挿通孔70が形成され、この支軸挿通孔70に対向するもう一方の側壁の内側には、支軸53a、53bの先端に形成したローレット68が圧入される支軸受孔69が形成されている。
【0036】
また、一方の受部72の底面には、回転ダンパ11の外筒13に形成された係合突起34に係合する係合スリット71が設けられている。更に、他方の受部72の、支軸挿通孔70及び支軸受孔69に挿入される支軸53bと平行な壁部には、ばね受溝74が設けられている。
【0037】
支持部材51a、51bは、受部72に収容できる形状の本体60と、この本体60から突設され、図示しない車内のパネルの取付孔に挿入される固定部61と、本体60から平行に突設され、把持部73の端部を回動可能に支持する一対の支持片65とを有している。
【0038】
各支持部材51a、51bの固定部61は、本体60から伸びる軸部62と、この軸部62の先端部両側から斜め下方に張り出した、内方へ撓み可能な一対の第1爪片63aと、軸部62の上記第1爪片63aに対して90度ずれた位置から、同じく外方に突設された、内方へ撓み可能な一対の第2爪片63bとを有している。
【0039】
また、各支持部材51a、51bの一対の支持片65には、厚み方向に貫通する支軸挿通孔66が形成されている。更に、回転ダンパ11が配置される方の支持部材51aにおいては、支持片65の一方の内面に、回転ダンパ11の内筒12の係合突起24と係合する係合スリット67が設けられている。
【0040】
そして、回転ダンパ11は、把持部73の一方の受部72に収容される支持部材51aに取付けられる。その際、回転ダンパ11は、上記支持部材51aから突設された一対の支持片65間に配置され、内筒12の係合突起24を一方の支持片65の内面に形成された係合スリット67に嵌合されて、支持部材51aに対して回り止めされる。また、外筒13の係合突起34を受部72に形成された係合スリット71に嵌合されて、把持部73に対して回り止めされる。
【0041】
更に、受部72の支軸挿通孔70、一方の支持片65の支軸挿通孔66、回転ダンパ11の挿通孔23、及び他方の支持片65の支軸挿通孔66を通して支軸53aが挿入され、支軸53aの先端のローレット部68が受部72の支軸受孔69に圧入されることにより、支軸53aを介して、把持部73が支持部材51aに対して回動可能に連結されている。
【0042】
また、把持部73の他方の受部72に収容される支持部材51bにおいては、受部72の支軸挿通孔70、一方の支持片65の支軸挿通孔66、捩りコイルバネ52の中心、及び他方の支持片65の支軸挿通孔66を通して支軸53bが挿入され、支軸53bの先端のローレット部68が受部72の支軸受孔69に圧入されることにより、支軸53bを介して、把持部73が支持部材51bに対して回動可能に連結されている。
【0043】
なお、捩りコイルバネ52の一端は鍵状に折り曲げられ、コイルの中心軸と平行な固定端75が形成されており、この固定端75は受部72の支軸53bと平行な壁部に設けられたばね受溝74に嵌め込まれ、固定されている。一方、捩りコイルバネ52の他端は、支持部材51bの支持片65の間の、本体60の壁面に圧接するように、配置されている。そして、この捩りコイルバネ52は、把持部73を常時、被取付けパネル側に向けて回動するように付勢している。
【0044】
ここで、図1において、捩りコイルバネ52が取付けられる支持部材51bにおいては、係合スリット67を設ける必要はないが、回転ダンパ11が取付けられる支持部材51aと部品を共通にするために、係合スリット67が設けられている。
【0045】
上記支持部材51a、51bを取付けられた把持部73は、上記支持部材51a、51bの固定部61を車内の側面パネルに設けられた取付孔に挿入することによって、側面パネルに取付けられる。この場合、固定部61を上記取付け孔に挿入すると、第1の爪片63a、第2の爪片63bが取付孔の内周に押されて撓みながら挿入がなされ、挿入が完了すると、上記爪片63bが元の形状に戻って、取付け孔の内周裏面に係合して固定される。
【0046】
次に、このアシストグリップ54及びそれに適用された本回転ダンパ11の作用について説明する。
【0047】
アシストグリップ54は、捩りコイルバネ52の作用によって、把持部73が車内の側面パネルに当接するように常時付勢されている。そして、車体が揺れたりしたときに、乗員が把持部73を捩りコイルバネ52に抗して引き起こして把持することにより、自分の着座姿勢を保つために使用される。
【0048】
その後、アシストグリップ54が必要なくなった場合には、把持部73を離すことにより、捩りコイルバネ52の付勢力で、把持部73が回動して側面パネルに当接し、車内に突出して邪魔になるのを防ぐことができる。
【0049】
この場合、把持部73を離したとき、回転ダンパ11の作用によって、把持部73がゆっくりと回動しながら側面パネルに当接するため、衝撃音等が発生することを防止できる。
【0050】
すなわち、回転ダンパ11の外筒13は、その係合突起34を受部72に形成した係合スリット71に嵌合されて、把持部73に対して回り止めされている。一方、回転ダンパ11の内筒12は、その係合突起24を支持部材51aの係合スリット67に嵌合されて、支持部材51aに対して回り止めされている。したがって、把持部73が支持部材51aに対して回動するとき、回転ダンパ11の外筒13と内筒12とは、互いに相対的に回動することになる。
【0051】
このように、外筒13と内筒12とが相対回動すると、軸心から半径方向外方に向けて形成された第一の隙間41と、第二の隙間42と、第三の隙間43とに充満された粘性物質が、外筒13及び内筒12との接触面によって剪段力を受けて回転抵抗が発生し、ダンパ作用が得られる。この場合、上記のように、外筒13と内筒12との間に、軸心から半径方向外方に向けて3層の接触面が形成されるため、粘性物質との接触面積が広くとれ、コンパクトな形状でも強いダンパ作用を得ることができる。
【0052】
なお、回転ダンパ11の挿通孔23の内周と、回転支軸53a外周との間に、例えばエラストマー層などの摺動抵抗手段を設けてもよく、その場合、上記粘性物質による回転抵抗に加え、上記摺動抵抗も制動に寄与するので、更に高い制動力を得ることができる。
【0053】
また、本発明の回転ダンパの用途は、上記アシストグリップに限られるものではなく、例えば車のセンターコンソールの蓋など、回動の制動を要する多様な回転部材に使用することができる。
【0054】
図7には、本発明による回転ダンパの他の実施形態が示されている。
この回転ダンパ11aは、基本的には、図1〜5に示した実施形態と同じ構造をなしているが、キャップ14の嵌着構造が異なっている。すなわち、この回転ダンパ11aでは、キャップ14の内周に環状の突起45が形成されており、内筒12の内壁22の先端部外周に環状溝46が形成されている。上記環状の突起45及び環状溝46が、本発明における嵌合手段を構成する。また、キャップ14外周の挿入方向前方に位置する角部47がR状に面取りされている。
【0055】
したがって、Oリング溝39内に第二のOリング16を挿入した後、キャップ14をキャップ溝35に挿入すると、キャップ14の上記環状の突起45が内筒12の内壁22の上記環状溝46に嵌合して、キャップ14が内筒12に固定される。このため、内筒12を外筒13から引き抜こうとしても、キャップ14が外筒13に係合するため、内筒12が不用意に引き抜かれることがなく、内筒12と外筒13とを確実に組付けることができる。
【0056】
また、キャップ14をキャップ溝35に挿入するとき、キャップ14外周の面取りされた角部47によって、キャップ14を挿入しやすくなる。なお、角部47の面取り形状は、R状だけでなく、テーパ状をなしていてもよい。
【0057】
なお、キャップ14の内周に環状溝を設け、内筒12の内壁22の先端部外周に環状の突起を設けて、両者を嵌合させてもよい。
【0058】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、内筒と外筒のそれぞれに筒状空間が形成され、内筒の外壁が外筒の筒状空間に入り、外筒の内壁が内筒の筒状空間に入った構造を有するので、内筒と外筒との間に形成される隙間が、径方向に沿って中心から外に向かって3層になる。したがって、これらの隙間に充満した粘性物質との接触面積をより大きくとることができ、コンパクトで高い制動力を得ることができる。
【0059】
また、外筒の外壁と内筒の外壁との隙間の開口側端部と、外筒の内壁と内筒の内壁との隙間の開口側端部とにOリングが介装されることにより、Oリングが軸方向においてずれた位置に配置されるため、径を小さくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回転ダンパが適用されたアシストグリップの分解斜視図である。
【図2】本発明による回転ダンパの一実施形態を示す分解斜視図である。
【図3】上記回転ダンパの内筒を示し、(a)は図2のA−A’矢示線に沿った断面図、(b)は図2のB−B’矢示線に沿った断面図である。
【図4】上記回転ダンパの外筒を示し、(a)は図2のC−C’矢示線に沿った断面図、(b)は図2のD−D’矢示線に沿った断面図である。
【図5】上記回転ダンパの縦断面図である。
【図6】従来の回転ダンパの一部を縦断面にして示す説明図である。
【図7】本発明による回転ダンパの他の実施形態を示す断面図である。
【符号の説明】
11 回転ダンパ
12 内筒
13 外筒
14 キャップ
15 第一のOリング
16 第二のOリング
21 内筒の外壁
22 内筒の内壁
23 挿通孔
24 係合突起
27 内筒の筒状空間
31 外筒の外壁
32 外筒の内壁
34 係合突起
37 外筒の筒状空間
39 Oリング溝
41 第一の隙間
42 第二の隙間
43 第三の隙間
45 環状の突起
46 環状溝
Claims (5)
- 回転支軸を介して相対回動可能に組み合わされた一対の回転部材に取付ける回転ダンパにおいて、
円筒の壁内に筒状空間を有して、外壁と内壁との二重筒構造をなし、前記筒状空間の一端が閉塞された形状の外筒と、
前記外筒と基本的には相似の形状をなし、前記外筒よりも小径の内筒とを有し、
前記内筒の外壁が前記外筒の筒状空間に入り、
前記外筒の内壁が前記内筒の筒状空間に入り、
前記外筒の外壁と前記内筒の外壁との隙間の開口側端部であって前記内筒の筒状空間に対して軸方向にずれた位置に介装された第一のOリングと、前記外筒の内壁と前記内筒の内壁との隙間の開口側端部であって前記外筒の筒状空間に対して軸方向にずれた位置に介装された第二のOリングとが設けられ、
これらのOリングで封止された前記内筒と前記外筒との隙間に粘性物質が充填されてお
り、
前記内筒の中心孔は前記回転支軸の挿通孔をなし、
前記内筒及び前記外筒には、それぞれ回転部材に対する係合手段が設けられていることを特徴とする回転ダンパ。 - 前記第一のOリングは、前記内筒の外壁に形成されたOリング溝に嵌着されており、前記第二のOリングは、前記外筒の内壁に形成されたOリング溝に嵌着されている請求項1記載の回転ダンパ。
- 前記外筒の内壁と前記内筒の内壁との隙間の開口側端部内周にOリング溝と、このOリング溝を閉塞する環状のキャップとを有する請求項1又は2記載の回転ダンパ。
- 前記外筒が回転支軸に対し不動とされ、前記内筒の中心孔内周と、この中心孔に挿通される回転支軸との間に摺動抵抗手段が介装されている請求項1〜3のいずれか1つに記載の回転ダンパ。
- 前記キャップ内周と前記内筒の内壁外周との間に嵌合手段が設けられている請求項3記載の回転ダンパ。
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