JP3532890B2 - 格納式アシストグリップ - Google Patents

格納式アシストグリップ

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JP3532890B2
JP3532890B2 JP2001236208A JP2001236208A JP3532890B2 JP 3532890 B2 JP3532890 B2 JP 3532890B2 JP 2001236208 A JP2001236208 A JP 2001236208A JP 2001236208 A JP2001236208 A JP 2001236208A JP 3532890 B2 JP3532890 B2 JP 3532890B2
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豪心 三保
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西川化成株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不使用時に使用位
置から格納位置に格納される格納式アシストグリップに
関し、特に、格納位置に回動して格納される回動型のも
のに関する技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】従来より、この種の格納式アシストグリ
ップとして、例えば特開平9―263166号公報に示
されるように、グリップ本体の脚部及び車体にそれぞれ
1対の突起を形成して、そのグリップ本体側又は車体側
の一方の突起間に他方の突起を配置し、これら突起間に
亘り同軸の孔を形成してその孔に、外筒とその内部に嵌
挿される内軸とからなっていて高粘度の粘性剤が封入さ
れたダンパを挿入し、そのダンパの外筒をグリップ本体
側又は車体側の一方の突起に、また内軸を他方の突起に
それぞれ固定し、グリップ本体が使用位置から格納位置
に回動するときにダンパの粘性剤の粘性により抵抗を与
えてその回動速度を遅くするようにしたものは知られて
いる。このように格納位置への回動速度を下げると、グ
リップ本体が使用位置から格納位置にゆっくりと移動す
るので、直ぐに格納位置に移動してグリップ本体が車体
に強く当たって叩き音がするようなことはなく、望まし
い高級感が得られる。
【0003】また、この他、特開平5―96982号公
報に示されるように、グリップ本体の脚部が支承軸を介
して支持体に支持されたグリップにおいて、その支承軸
を、粘弾性的な樹脂材料からなる摩擦ブレーキに接触さ
せ、グリップ本体が使用位置から格納位置に回動すると
きに摩擦ブレーキにより摺動抵抗を与えてその回動速度
を下げるようにしたものも知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記前者の従
来例(特開平9―263166号公報)では、高級感や
耐久性をある程度高めることができるが、ダンパ効果を
さらに高めるのに限度がある。また、グリップ本体側及
び車体側の突起間に、外筒と内軸とで構成されたダンパ
を軸として嵌合しており、ダンパ機構を形成するための
部品点数が多くなり、高コストにつくという問題もあっ
た。
【0005】一方、後者の従来例(特開平5―9698
2号公報)では、支承軸を接触させるための摩擦ブレー
キを支持体内に設ける必要があるので、ダンパ機構の部
品点数が多くなる。また、グリップ本体の回動を摺動抵
抗により抑えるので、その動きに高級感を持たせるのが
難しく、摩耗による耐久性の低下を招く虞れもある。
【0006】本発明は斯かる諸点に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、回動型の格納式アシストグリップ
におけるダンパ構造を改良することで、アシストグリッ
プの部品点数を増加させることなく、高粘度の粘性剤が
封入されたダンパを用い、その粘性剤封入タイプのダン
パによる大きなダンパ効果を得て格納位置への回動速度
をさらに低下させることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成すべ
く、この発明では、上記の如き高粘度の粘性剤が封入さ
れたダンパを持つアシストグリップに対し、そのダンパ
をグリップ本体の一方の脚部と一方の取付座とに一体的
に組み込む一方、他方の脚部と他方の取付座との間には
グリップ本体を回動付勢する付勢手段を設けるようにし
た。
【0008】具体的には、請求項1の発明では、車体等
の固定体に固定される1対の取付座と、この各取付座に
それぞれ脚部にて回動可能に軸支されたグリップ本体
と、このグリップ本体を使用位置から格納位置に回動さ
せる付勢手段とを備えた格納式アシストグリップが前提
である。
【0009】そして、上記1対の取付座のうちの一方の
取付座には、グリップ本体の一方の脚部の軸支方向に対
向する両側面のうちの一側面に有底状の凹部が形成さ
れ、この凹部の底部には凹部内をその開口側に向かって
延びる嵌入軸が一体的に突設されている。また、上記凹
部には、上記嵌入軸が嵌入される有底状の嵌入部を有す
るスペーサが先端側から回動可能に挿入され、このスペ
ーサは上記嵌入部の底部側(基端部)でグリップ本体の
脚部に回動不能に取り付けられている。さらに、上記ス
ペーサの外周面と取付座の凹部内周面との間の空間に粘
性剤が介在されている。
【0010】一方、上記1対の取付座のうちの他方の取
付座には、グリップ本体の他方の脚部との間に上記付勢
手段が設けられている。
【0011】上記の構成により、上記1対の取付座のう
ちの他方の取付座とグリップ本体の他方の脚部との間に
設けられている付勢手段により、グリップ本体が使用位
置から格納位置に回動される。このように取付座に対し
グリップ本体が回動するとき、グリップ本体の一方の脚
部に回動不能に取り付けられているスペーサが、一方の
取付座の凹部内で嵌入軸回りに回動する。そして、上記
取付座の凹部内周面とスペーサの外周面との間の空間
は、スペーサの嵌入部内周面と取付座の嵌入軸外周面と
の間の空間に比べて半径方向外側にあり、これら2層の
空間のうち外側にある、取付座の凹部内周面とスペーサ
の外周面との間の空間に粘性剤が介在されているので、
この取付座とグリップ本体側のスペーサとにより高いダ
ンパ効果を持つダンパが形成されることとなり、このダ
ンパにおける粘性剤の粘性により上記スペーサの回動に
抵抗が生じ、その結果、グリップ本体がゆっくりと回動
するようになり、その動きに高級感が得られる。
【0012】また、上記グリップ本体は取付座に対し、
グリップ本体側のスペーサを取付座の凹部に挿入するこ
とで支持されているので、付勢手段、グリップ本体、取
付座及びスペーサだけの部品で済み、アシストグリップ
の部品点数を少なくしてコストダウンを図ることができ
る。しかも、ダンパはグリップ本体内に収容されるの
で、アシストグリップの外観見映えの向上等を図ること
ができる。
【0013】さらに、上記グリップ本体の一方の脚部と
一方の取付座との間にダンパのみが、またグリップ本体
の他方の脚部と他方の取付座との間に付勢手段のみがそ
れぞれ設けられているので、上記グリップ本体の一方の
脚部と一方の取付座との間に設けられるダンパにおいて
は、付勢手段がない分だけ、取付座の凹部深さ、嵌入軸
の長さ、スペーサの挿入長さが大きくなって、スペーサ
外周面と取付座の凹部内周面との間の空間の軸方向長さ
を長くすることができ、その分、大きなダンパ効果を発
揮できるダンパが得られる。
【0014】請求項2の発明では、上記スペーサの嵌入
部内周面と取付座の嵌入軸外周面との間の空間に粘性剤
を介在させる。こうすると、グリップ本体が取付座に対
し回動するとき、上記取付座の凹部内周面とスペーサの
外周面との間の空間の粘性剤の粘性抵抗だけでなく、そ
のスペーサの嵌入部内周面と嵌入軸外周面との間の空間
の粘性剤の粘性抵抗によっても回動抵抗が生じることと
なり、これら双方による回動抵抗の増大によりダンパ効
果をさらに向上させることができる。また、粘性剤によ
る回動抵抗部分が回動軸心周りに2層に配置されるの
で、その分、ダンパの軸心方向の長さを短くすることが
できる。
【0015】
【発明の実施の形態】(実施形態1)図1〜図5は本発
明の実施形態1に係る回動型の格納式アシストグリップ
Gを示し、1は略コ字状に湾曲した例えばPP(ポリプ
ロピレン)等からなるグリップ本体で、このグリップ本
体1は、長さ方向の両端部である左右両端部にそれぞれ
脚部1a,1a(この実施形態では右側のみ図示する)
を有していて、この左右の両脚部1a,1aにて例えば
車両における車室内の上下方向の側壁をなす車体B(固
定体)に回動可能に軸支されている。そして、この各脚
部1aでの軸支構造によりグリップ本体1が使用位置と
格納位置との間で回動し、例えば格納位置にあるときに
は、グリップ本体1は左右の中間部が上側に向いて略鉛
直面に沿った状態となる一方、使用位置にあるときに
は、上記中間部が車室内側に向いて略水平面に沿った状
態となる。
【0016】すなわち、グリップ本体1が上記格納位置
にある状態において、その脚部の一方である例えば右側
脚部1a(左側の脚部1aでもよい)の背面(車体Bに
対向する面)には、グリップ本体1の下面から上側に向
かって略矩形状に切り欠いてなる空洞部で構成された収
容部2が形成されている。この収容部2の左右方向に対
向する2つの側壁のうち、グリップ本体1の左右中央か
ら遠い側に位置する外側側壁(図1で右側のもの)は軸
受部3として形成され、この軸受部3の内側面には有底
の円形穴からなる軸受穴4が形成されている。一方、グ
リップ本体1の左右中央に近い側に位置する内側側壁
(図1で左側のもの)には、下側部が半円形状で上側部
が矩形状のスペーサ装着孔5がその下側部の半円中心位
置を上記軸受穴4の中心に一致させて貫通形成されてい
る。
【0017】そして、上記グリップ本体1の収容部2内
には上記車体Bに取付固定される例えばPOM(ポリア
セタール)等からなる取付座7の一部が配置収容されて
いる。図6〜図8に示すように、この取付座7は、表側
に開口する矩形の有底箱状の固定部8を有し、この固定
部8の底部にはねじ挿通孔9が貫通形成されており、図
1及び図2に示す如く、この取付座7の固定部8の底部
を、車体Bに形成した矩形状の取付凹部B1内に嵌入し
て、固定部8底部のねじ挿通孔9を挿通するねじSを取
付凹部B1の底部のねじ孔B2に螺合締結することで、
取付座7が車体Bに固定されている。尚、上記固定部8
の開口の上縁部には該開口を開閉するヒンジ式カバー1
0が一体に設けられており、このカバー10を開いて上
記ねじSの螺合締結作業を行い、カバー10を閉じるこ
とで固定部8の開口を覆ってねじSを隠すようにしてい
る。
【0018】上記取付座7の固定部8の表側には固定部
8よりも下側(カバー10のヒンジ部10aと反対側)
にずれて位置する支持部11が一体に形成され、その支
持部11の左右方向に対向する両側面のうち、グリップ
本体1の軸受部3に対応する一方の側面には該側面から
突出する支軸12が一体に形成されている。一方、支持
部11の他方の側面には、上記支軸12側(奥部側)に
向かって内径が次第に小さくなるテーパ穴からなる凹部
13が上記支軸12と同心状に形成され、この凹部13
の底部には、凹部13内をその開口側に向かって上記支
軸12と同心状に延びかつ基部が支軸12と略同径の先
細りテーパ形状の嵌入軸14が一体に突設され、この嵌
入軸14は凹部13の開口よりも突出し、さらに嵌入軸
14の先端には小径の支持軸14aが段差状に一体に突
設されている。
【0019】そして、図1に示すように、取付座7の支
軸12先端部は上記グリップ本体1の右側脚部1aにお
ける軸受部3の軸受穴4に回動可能に嵌挿されており、
このことでグリップ本体1は右側脚部1aの軸受部3に
て取付座7の支軸12に回動可能に支持されている。
【0020】また、上記取付座7の支軸12の周りには
付勢手段としての捩りコイルばね16が配置され、この
ばね16の一端部は上記グリップ本体1の軸受部3に、
また他端は取付座7の固定部8にそれぞれ係合されてお
り、このばね16の捩り力により、グリップ本体1を上
記使用位置から格納位置に向かうように回動付勢してい
る。
【0021】一方、グリップ本体1の右側脚部1aにお
けるスペーサ装着孔5には略有底筒形状のスペーサ18
が回動不能に取付固定され、このスペーサ18の先端部
は上記取付座7の凹部13内に回動可能に挿入されてい
る。すなわち、図9〜図11に示すように、スペーサ1
8の先端部は、先細りテーパ形状の挿入部19と、この
挿入部19の基端側に段差状に連続し、挿入部19より
も大径の円柱面からなるシール部20とからなり、図1
に示すように、挿入部19は取付座7の凹部13内に挿
入されて、その挿入状態で挿入部19外周面と凹部13
内周面との間に略一定の間隔を有するテーパ円筒状の空
間が形成されるようになっている。この挿入部19外周
面と凹部13内周面との間の空間は、挿入部19の外周
面を半径方向内側に向かって段差状に切り欠いて小径に
することで凹部13内周面との間に形成されている。
尚、これに代え、逆に凹部13内周面を半径方向外側に
向かって段差状に切り欠いて大径にすることで上記空間
形成してもよい。そして、上記取付座7の凹部13の開
口端近傍には軸心と平行な円筒面からなるシール面24
が形成され、このシール面24に上記スペーサ18のシ
ール部20が当接して液密状に嵌合可能とされており、
このシール部20のシール面24との当接により凹部1
3の開口端部を相対回転可能に閉じて、上記挿入部19
外周面と凹部13内周面との間の空間、及び後述する嵌
入部22内周面と取付座7の嵌入軸14外周面との間の
空間を密封するようになっている。
【0022】上記スペーサ18の基端部は上記グリップ
本体1の右側脚部1aにおけるスペーサ装着孔5と同じ
形状(一側部が半円形状で他側部が矩形状)とされ、こ
の基端部のスペーサ装着孔5への嵌合によりスペーサ1
8が回り止めされている。また、スペーサ18の基端部
の外周部には直径方向に対向した位置に1対の抜止め用
爪21,21が突設されており、スペーサ18をスペー
サ装着孔5に挿通したときに各抜止め用爪21をグリッ
プ本体1の右側脚部1a内側面に係止することで、スペ
ーサ18がスペーサ装着孔5に抜け止めされて取付固定
されている。
【0023】さらに、スペーサ18の内部には先端面か
ら延びるテーパ状の有底穴からなる嵌入部22が形成さ
れ、この嵌入部22の底部には軸穴22aが嵌入部22
と同心に形成され、図1に示すように、嵌入部22の内
部には、スペーサ18が回転可能となるように上記取付
座7の嵌入軸14が嵌入されるとともに、上記軸穴22
aに嵌入軸14の上記支持軸14aが嵌入されるように
なっており、この嵌入状態で嵌入軸14外周面と嵌入部
22内周面との間に略一定の間隔を有するテーパ円筒状
の空間が形成される。
【0024】そして、上記スペーサ18の挿入部19外
周面と凹部13の内周面との間の空間は、スペーサ18
の嵌入部22の内周面と取付座7の嵌入軸14外周面と
の間の空間と連通し、これら双方の空間には、例えばシ
リコン等の高粘度(100000cps以上が望まし
い)の液体からなる粘性剤Lが充填されて介在されてお
り、以上の取付座7の凹部13及び嵌入軸14、スペー
サ18の挿入部19及び嵌入部22、並びに各々の空間
の粘性剤Lにより、グリップ本体1が回動するときの回
動抵抗となるトルクを発生するダンパ23が形成されて
いる。
【0025】この実施形態のアシストグリップGのグリ
ップ本体1を乗員が使用中に作用する荷重は、グリップ
本体1の軸受部3に嵌入している取付座7の支軸12、
スペーサ18のシール部20が嵌合している取付座7の
凹部13の開口端部(シール面24)、及び、スペーサ
18の軸穴22aに嵌合している取付座7の支持軸14
aの3箇所に分散されて取付座7に伝達されるため、集
中荷重によるグリップ本体1の軸受部、取付座7等の破
損を防止することができる。
【0026】尚、グリップ本体1に作用する荷重の取付
座7への分散は、上記のように3箇所とせず、取付座7
の上記支軸12と取付座7の上記支持軸14a、或いは
取付座7の上記支軸12と取付座7の上記凹部13の開
口端部による2箇所に構成することも可能である。
【0027】さらにまた、図5に示すように、上記グリ
ップ本体1の右側脚部1aにおける収容部2の下側開口
端部には当たり部6が形成されている一方、取付座7の
固定部8には上記当たり部6に当接可能なストッパ15
が形成されており、グリップ本体1が格納位置から使用
位置に回動したときにその当たり部6を取付座7の固定
部8のストッパ15に当接させることで、グリップ本体
1を使用位置に停止規制するようにしている。
【0028】尚、図示しないが、グリップ本体1の他方
の脚部である左側脚部1aには、上記右側脚部1aのよ
うにばね16やダンパ23が設けられておらず、そのグ
リップ本体1の左側脚部は車体Bに取付固定した取付座
(この取付座の車体Bに対する取付構造は、右側脚部1
aを取り付ける取付座7の取付構造と同じでねじにより
取付固定されている)に単に支持軸を介して回動可能に
支持されている(後述の実施形態3を示す図15におい
て捻りコイルばね16やばね係止部7a′,59のない
構造)。
【0029】因みに、この実施形態のアシストグリップ
Gを車体Bに組み付ける場合、グリップ本体1の右側脚
部1aにおいては、まず、取付座7の支軸12周りに捻
りコイルばね16を配置した後に、その支軸12の先端
部をグリップ本体1の軸受部3の軸受穴4に嵌挿しなが
ら捩りコイルばね16の端部をそれぞれグリップ本体1
及び取付座7に係止させ、次いで、グリップ本体1の右
側脚部1aにおけるスペーサ装着孔5にスペーサ18
を、その挿入部19を取付座7の凹部13に挿入しかつ
嵌入部22に取付座7の嵌入軸14を嵌入させながら挿
通して固定する。また、上記スペーサ18の組付前に、
予め上記取付座7の凹部13内及びスペーサ18の嵌入
部22内に必要量の粘性剤Lを充填しておけば、スペー
サ18の組付けと同時に、スペーサ18の挿入部19外
周面と凹部13内周面との間、及びスペーサ18の嵌入
部22内周面と取付座7の嵌入軸14外周面との間の各
空間に上記粘性剤Lが封入される。
【0030】このようにして取付座7が組み付けられた
アシストグリップGは、取付座7における固定部8のね
じ挿通孔9にねじSを挿通して取付座7を車体Bに締結
することにより、車体Bに組み付けられる。その後、ヒ
ンジ式カバー10を閉じることによりねじSを覆って隠
す。
【0031】したがって、この実施形態のアシストグリ
ップGにおいては、通常はグリップ本体1が捩りコイル
ばね16の付勢力により回動付勢されて格納位置に位置
付けられており、車両の乗員がアシストグリップGを使
用するとき、そのグリップ本体1を手で掴んで右側脚部
1aにおける捩りコイルばね16の付勢力に抗して使用
位置に回動させればよい。また、このアシストグリップ
Gの使用停止時には、乗員がグリップ本体1から手を離
すと、そのグリップ本体1は捩りコイルばね16の付勢
力により取付座7に対し使用位置から格納位置へ回動し
ながら戻る。
【0032】このようなグリップ本体1の使用位置から
格納位置への回動時(上記格納位置から使用位置への回
動時にも同様のことが生じる)、グリップ本体1の右側
脚部1aの軸受部3が取付座7の支軸12回りに、また
グリップ本体1の右側脚部1aに回動不能に取り付けら
れているスペーサ18が取付座7の凹部13内でそれぞ
れ回動するが、そのとき、上記取付座7の凹部13内周
面とスペーサ18の挿入部19外周面との間の空間に粘
性剤Lが介在されているので、この粘性剤Lの粘性によ
り上記スペーサ18及びグリップ本体1の回動に抵抗
(トルク)が生じる。しかも、上記スペーサ18の嵌入
部22内周面と取付座7の嵌入軸14外周面との間の空
間にも粘性剤Lが介在しているので、この空間の粘性剤
Lの粘性によっても回動抵抗が生じる。このことで、グ
リップ本体1がゆっくりと使用位置から格納位置へ回動
することとなり、グリップ本体1が車体Bに強く当たっ
て叩き音を発生させることがなく、その動きから高級感
が得られる。
【0033】また、このように取付座7の凹部13内周
面とスペーサ18の挿入部19外周面との間の空間、及
びスペーサ18の嵌入部22内周面と嵌入軸14外周面
との間の空間への粘性剤Lの充填によりダンパ23が形
成されるので、そのダンパ23の回動抵抗発生部分は回
動軸心周りに径の異なる2層構造に配置されることにな
り、同じ回動抵抗を1層構造の回動発生部分を持つダン
パにより得る場合に比べ、ダンパ23の軸心方向の長さ
を短くすることができる。
【0034】また、上記グリップ本体1は取付座7に対
し、上記取付座7の支軸12にグリップ本体1の右側脚
部1aの軸受部3を軸支しかつグリップ本体1側のスペ
ーサ18を取付座7の凹部13に挿入することで支持さ
れているので、グリップ本体1、取付座7、捩りコイル
ばね16及びスペーサ18だけの部品で済み、アシスト
グリップGの部品点数を少なくしてコストダウンを図る
ことができる。
【0035】しかも、上記ダンパ23はグリップ本体1
内に収容されることとなり、アシストグリップGの外観
見映えをも向上させることができる。
【0036】尚、この実施形態1では、捩りコイルばね
16及びダンパ23をグリップ本体1の一方の脚部1a
(右側脚部)のみに設けているが、これら捩りコイルば
ね16及びダンパ23を左右脚部1a,1aの双方に配
設するようにしてもよい。
【0037】(実施形態2)図12及び図13は実施形
態2を示し(尚、以下の各実施形態では図1〜図11と
同じ部分については同じ符号を付してその詳細な説明は
省略する)、粘性剤Lを封入する空間を外部から液密状
に封止するシール材を設けるとともに、スペーサ18な
いしグリップ本体1の支持強度を高めるようにしたもの
である。
【0038】すなわち、この実施形態では、上記実施形
態1の構成(図1参照)において、スペーサ18の先端
部のうち、取付座7における凹部13の開口端近傍のシ
ール面24に対応する部分であるシール部20の外周面
には全周に亘りリング溝25が形成され、このリング溝
25内には上記シール面24に当接するOリング等から
なるシール材26が嵌挿されており、このシール材26
とシール面24との当接により、スペーサ18外周面と
取付座7の凹部13内周面との間の空間ないしスペーサ
18の嵌入部22内周面と取付座7の嵌入軸14外周面
との間の空間が外部から封止されている。
【0039】そして、上記シール材26は、スペーサ1
8が取付座7の凹部13内に挿入されながらグリップ本
体1の脚部1aに組み付けられてスペーサ18外周面と
取付座7の凹部13内周面との間の空間ないしスペーサ
18の嵌入部22内周面と取付座7の嵌入軸14外周面
との間の空間に粘性剤Lが空間内の空気を排出しながら
充填されたときに、上記空間の略全体の空気が排出され
た状態でシール面24に当接してシールするように配置
されている。
【0040】また、図13にも示すように、取付座7に
おける凹部13の底部内周面には軸心と平行な円筒面か
らなる支持面13aが形成されている。一方、スペーサ
18における挿入部19先端部の外周面には半径方向外
側に突出する複数(図示例では4つ)の支持フランジ2
7,27,…が円周方向に等間隔をあけて突設され、こ
の各支持フランジ27の先端面(外周面)は上記取付座
7における凹部13の底部内周面にある支持面13aに
当接状態で支持されており、この支持フランジ27,2
7,…によりスペーサ18の挿入部19先端部を取付座
7に対し相対回動可能に支持するようにしている。その
他の構成は上記実施形態1と同様である。
【0041】尚、上記スペーサ18外周面と取付座7の
凹部13内周面との間の空間、及びスペーサ18の嵌入
部22内周面と取付座7の嵌入軸14外周面との間の空
間は支持フランジ27,27間を経由して連通されてい
る。
【0042】したがって、この実施形態においては、ス
ペーサ18の組付時、予め取付座7の凹部13内及びス
ペーサ18の嵌入部22内にそれぞれ必要量の粘性剤L
を充填した状態で、そのスペーサ18を取付座7の凹部
13に挿入して、スペーサ18外周面と取付座7の凹部
13内周面との間の空間ないしスペーサ18の嵌入部2
2内周面と取付座7の嵌入軸14外周面との間の空間に
上記粘性剤Lを該両空間内の空気を排出させながら充填
したときに、図12に仮想線にて示すように、それら両
空間の略全体の空気が排出された状態でシール材26が
シール面24に当接してシールするようになり、上記空
間の空気を可及的に排出して空間内に粘性剤Lのみを充
填することができ、その分、粘性剤Lによるダンパ効果
を高めることができる。
【0043】また、この実施形態では、スペーサ18に
おける挿入部19先端部の外周面に複数の支持フランジ
27,27,…が突設され、この各支持フランジ27の
先端面(外周面)が取付座7における凹部13の底部内
周面の支持面13aに当接して、この支持フランジ27
によりスペーサ18の挿入部19先端部が取付座7に対
し相対回動可能に支持されているので、スペーサ18が
取付座7に対し取付座7の嵌入軸14による嵌入部22
底部(基端部)のみならず先端部でも支持フランジ27
にて凹部13の底部内周面の支持面13aに支持される
ようになり、スペーサ18、従ってグリップ本体1の取
付座7への支持強度を高めることができる。
【0044】尚、この実施形態2では、取付座7におけ
る凹部13の開口端近傍の内周面をシール面24とし、
スペーサ18先端部のうちのシール部20外周面にリン
グ溝25を形成してそれにシール材26を嵌挿している
が、逆に、スペーサ18のシール部20外周面をシール
面に形成し、取付座7における凹部13の開口端近傍の
内周面にリング溝を形成してそれにシール材を嵌挿する
ように変更してもよく、上記実施形態2と同様の作用効
果を奏することができる。
【0045】また、実施形態2では、スペーサ18の挿
入部19先端部外周面に、取付座7の凹部13の底部内
周面の支持面13aに当接状態で支持される複数の支持
フランジ27,27,…を形成しているが、逆に、取付
座7の凹部13の底部内周面に半径方向内側に延びる複
数の支持フランジを円周方向に間隔をあけて形成し、こ
の支持フランジをスペーサ18の挿入部19先端部外周
面に設けた円柱状の支持面に当接状態で支持させるよう
にしてもよい。
【0046】(実施形態3)図14〜図16は実施形態
3を示し、上記各実施形態では、捩りコイルばね16及
びダンパ23をグリップ本体1の同じ脚部1a(右側脚
部)に設けているのに対し、これらばね16及びダンパ
23をそれぞれグリップ本体1の左右の脚部1a,1a
に分けて配設するようにしたものである。
【0047】すなわち、この実施形態では、図16に示
すように、グリップ本体1の左右両脚部1a,1aはそ
れぞれ取付座7,7′に回動可能に軸支され、一方の脚
部である右側脚部1aと取付座7との間にダンパ23の
みが、また他方の脚部である左側脚部1aと取付座7′
との間には捩りコイルばね16のみがそれぞれ配置され
ている。
【0048】図14に拡大詳示するように、上記グリッ
プ本体1の右側脚部1aと取付座7との支持構造、及び
ダンパ23の取付構造は基本的に上記実施形態2(図1
2参照)と同じで、捩りコイルばね16のない部分のみ
が異なる。また、この捩りコイルばね16がない分だ
け、取付座7の支軸12が短くなり、取付座7の凹部1
3の深さ、嵌入軸14の長さ、スペーサ18の先細りテ
ーパ形状の挿入部19の長さが大きくなっていて、スペ
ーサ18外周面と取付座7の凹部13内周面との間の空
間、及びスペーサ18の嵌入部22内周面と取付座7の
嵌入軸14外周面との間の空間の軸方向長さが長くなっ
ている。その分、大きなダンパ効果を発揮できるダンパ
が得られる。
【0049】一方、図15に示すように、グリップ本体
1の左側脚部1aを軸支する取付座7′は車体Bに対
し、右側脚部1aを軸支する取付座7と同様の取付構造
で取り付けられている(右側の取付座7と同じ部分につ
いては同じ符号を付してその詳細な説明は省略する)。
そして、グリップ本体1の左側脚部1a内には取付座
7′を収容する収容部2が形成され、この収容部2の左
右方向に対向する側壁はいずれも軸受部3,3とされ、
図15で左側の軸受部3内面には有底状の軸受穴4が、
また右側の軸受部3には貫通状の軸受孔58がそれぞれ
同心状に形成されている。さらに、このグリップ本体1
の左側脚部1aの収容部2の内底壁(図15で上側の
壁)にはその右側の軸受部3寄りにばね係止部59が一
体に突設され、このばね係止部59には左右の軸受部
3,3の軸受孔58及び軸受穴4と略平行に延びる係止
孔60が貫通形成されている。
【0050】また、取付座7′においてグリップ本体1
の左側脚部1aの収容部2内に収容される部分は、車体
Bへの取付部分と反対側に開放された矩形箱状のもの
で、その左右の側壁には軸挿通孔61,61が同心状に
貫通形成されている。そして、これら両軸挿通孔61,
61には左右方向に延びる支持軸62が貫通支持され、
この支持軸62の両端部はそれぞれ左側脚部1aにおけ
る両軸受部3,3の軸受穴4及び軸受孔58に回動可能
に嵌挿されている。
【0051】そして、上記支持軸62の周りには捩りコ
イルばね16が配置され、このばね16の一端部は上記
グリップ本体1のばね係止部59の係止孔60に挿入さ
れて係合され、また他端部は、他の部分よりも例えば半
径方向外側に突出していて取付座7′の図15で左側の
側壁に設けたばね係止部7a′に当接状態で係止されて
おり、このばね16の捩り力により、グリップ本体1を
使用位置から格納位置に向かうように回動付勢してい
る。
【0052】尚、上記支持軸62は、グリップ本体1の
左側脚部1aにおける両軸受部3,3の軸受穴4及び軸
受孔58、及び取付座7′の軸挿通孔61,61を互い
に同心状に一致させた状態で、その左側脚部1aの軸受
孔58から軸受穴4に向かい取付座7′の軸挿通孔6
1,61を貫通して挿入され、その挿入後に端部を軸受
孔58内でスナップリング63により抜き止めして装着
される。その他の構成は上記実施形態2と同様である。
【0053】尚、上記各実施形態は、車両用の格納式ア
シストグリップの例であるが、本発明は車両以外のアシ
ストグリップにも適用することができる。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よると、1対の取付座とそれらにそれぞれ1対の脚部に
て回動可能に軸支されたグリップ本体とを有する回動型
の格納式アシストグリップに対し、1対の取付座のうち
の一方の取付座のグリップ本体の一方の脚部の軸支方向
の一側面に、凹部と、この凹部の底部から凹部内を延び
る嵌入軸とを設け、この凹部に回動可能に挿入されかつ
嵌入軸を嵌入させる嵌入部を有するスペーサをグリップ
本体の脚部に回動不能に取り付け、スペーサの外周面と
取付座の凹部内周面との間の空間に粘性剤を介在させる
一方、1対の取付座のうちの他方の取付座とグリップ本
体の他方の脚部との間に、グリップ本体を使用位置から
格納位置に回動させる付勢手段を設けたことにより、一
方の取付座とグリップ本体の一方の脚部との間にダンパ
のみを、また他方の取付座とグリップ本体の他方の脚部
との間に付勢手段のみをそれぞれ分散させた状態で形成
して、ダンパのダンパ効果を大きくすることができ、グ
リップ本体が取付座に対し回動するときにダンパの粘性
剤の粘性により回動抵抗を与えて、グリップ本体の回動
に高級感が得られるとともに、アシストグリップの部品
点数の減少によるコストダウン化、及びダンパのグリッ
プ本体内への収容による外観見映えの向上を図ることが
できる。
【0055】請求項2の発明によると、スペーサの嵌入
部内周面と取付座の嵌入軸外周面との間の空間に粘性剤
を介在させたことにより、グリップ本体が取付座に対し
回動するとき、スペーサの嵌入部内周面と嵌入軸外周面
との間の粘性剤の粘性抵抗によっても回動抵抗を与える
ことができ、ダンパ効果のより一層の向上及びダンパ長
さの短縮化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図4のI−I線拡大断面図である。
【図2】本発明の実施形態1に係るアシストグリップの
要部を下側から見た平面図である。
【図3】図2におけるアシストグリップの要部の正面図
である。
【図4】図2のIV方向矢視図である。
【図5】図2のV−V線断面図である。
【図6】取付座の拡大正面図である。
【図7】取付座の拡大側面図である。
【図8】取付座の拡大平面図である。
【図9】スペーサの拡大正面図である。
【図10】スペーサの拡大側面図である。
【図11】スペーサの拡大平面図である。
【図12】実施形態2を示す図1相当図である。
【図13】スペーサの先端部の拡大側面図である。
【図14】実施形態3においてグリップ本体の一方の脚
部の支持構造を示す図1相当図である。
【図15】グリップ本体の他方の脚部の支持構造を示す
図1相当図である。
【図16】実施形態3において左右の脚部に取付座を装
着した状態のグリップ本体を示す正面図である。
【符号の説明】
G アシストグリップ 1 グリップ本体 1a 脚部 3 軸受部 5 スペーサ装着孔 7,7′ 取付座 12 支軸 13 凹部 13a 支持面 14 嵌入軸 16 捩りコイルばね(付勢手段) 18 スペーサ 19 挿入部 22 嵌入部 23 ダンパ 24 シール面 26 シール材 27 支持フランジ L 粘性剤 B 車体(固定体)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平9−263166(JP,A) 特開 平7−83263(JP,A) 特開 平10−24759(JP,A) 特開 平7−83263(JP,A) 実開 平1−58839(JP,U) 実開 平3−10951(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60N 3/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定体に固定される1対の取付座と、 上記各取付座にそれぞれ脚部にて回動可能に軸支された
    グリップ本体と、 上記グリップ本体を使用位置から格納位置に回動させる
    付勢手段とを備えた格納式アシストグリップにおいて、 上記1対の取付座のうちの一方の取付座には、グリップ
    本体の一方の脚部の軸支方向に対向する両側面のうちの
    一側面に有底状の凹部が形成され、 上記凹部の底部には凹部内をその開口側に向かって延び
    る嵌入軸が一体的に突設され、 上記凹部には、上記嵌入軸が嵌入される有底状の嵌入部
    を有するスペーサが先端側から回動可能に挿入され、 上記スペーサは上記嵌入部の底部側でグリップ本体の脚
    部に回動不能に取り付けられ、 上記スペーサの外周面と取付座の凹部内周面との間の空
    間に粘性剤が介在されている一方、 上記1対の取付座のうちの他方の取付座には、グリップ
    本体の他方の脚部との間に上記付勢手段が設けられてい
    ることを特徴とする格納式アシストグリップ。
  2. 【請求項2】 請求項1の格納式アシストグリップにお
    いて、 スペーサの嵌入部内周面と取付座の嵌入軸外周面との間
    の空間に粘性剤が介在されていることを特徴とする格納
    式アシストグリップ。
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