JP2000258524A - レーダ装置 - Google Patents

レーダ装置

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JP2000258524A
JP2000258524A JP11060322A JP6032299A JP2000258524A JP 2000258524 A JP2000258524 A JP 2000258524A JP 11060322 A JP11060322 A JP 11060322A JP 6032299 A JP6032299 A JP 6032299A JP 2000258524 A JP2000258524 A JP 2000258524A
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array antenna
antenna
distance
vehicle
short
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Yukinori Yamada
幸則 山田
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Toyota Motor Corp
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Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 近距離から遠距離までの全域にわたって正確
な物体検出が可能な車載用のレーダ装置を提供するこ
と。 【解決手段】受信アンテナが複数の素子アンテナからな
るアレーアンテナであり、受信アンテナのアンテナビー
ムが受信回路部にて電子的に走査される車両用のレーダ
装置において、第1アレーアンテナまたは第2アレーア
ンテナのいずれかを選択的に前記受信回路部に接続する
切替手段を有し、第1アレーアンテナのメインビームの
ビーム幅は第2アレーアンテナのそれよりも狭く、第2
アレーアンテナのグレーティングローブは発生角度が第
1アレーアンテナのそれよりも大きいかまたは発生しな
いことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、受信アンテナにア
レーアンテナを用いた電子走査式のレーダ装置に関する
ものであり、特に、車両に搭載される車両用の電子走査
式レーダ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】アレーアンテナにおいては、素子アンテ
ナ間距離(チャネル間距離)をd、送受信電磁波の波長
をλとすると、フーリエ級数の周期性によりd/λ>1
のときには、グレーティングローブが可視領域(−90
度<θ<+90度)の範囲に現れる。ここに、θは指向
角度である。このようなグレーティングローブをそのま
ま可視領域に残しておくと、目標物を誤って検知するお
それがある。
【0003】このような問題に対しては、波長λに対す
る素子アンテナ間距離dを十分に小さくすれば、グレー
ティングローブを可視領域外にもって行くことが可能で
ある。しかし、現実には波長λおよび素子アンテナ間距
離dは利用態様に応じて様々な制約を受けているので、
簡単に変えることはできない。
【0004】たとえば、車両用のレーダ装置では、15
0mを越えるような遠方車両の検出のためには、メイン
ビームのビーム幅を2゜〜3゜以下に抑えて分解能を高
める必要があり、そのために開口長をある程度広くとる
必要がある。一方、小型軽量化を図るために受信アンテ
ナを少ないチャネル数で構成することが求められている
ため、チャネル数を増加させずに開口長を広げようとす
るとチャネル間隔dが広がってしまう。チャネル間隔が
広がると、グレーティングローブがメインローブに近づ
き、誤検知の原因となる。
【0005】このグレーティングローブに起因する誤検
知について、車両用のレーダ装置に限って考察すると、
次のようになる。
【0006】自車線上またはその隣接車線上において遠
距離前方を走行する車両(以下、単に遠距離車両とい
う)のように、存在し得る角度範囲が狭い場合は、グレ
ーティングローブがその範囲の外側に大きく外れるの
で、検知範囲をその範囲に限定することにより、誤検知
を回避することができる。しかし、自車線上またはその
隣接車線上において近距離前方を走行する車両(以下、
単に近距離車両という)のように、存在し得る角度範囲
が広い場合には、グレーティングローブに起因する誤検
知が生じやすい。
【0007】このような問題に対して、グレーティング
ローブの相対電力を抑制するための補助アンテナを設け
る技術が特開平6−138205号に開示されている。
この従来技術を用いれば、グレーティングローブが抑制
されるので、存在しうる角度範囲が広い近距離物体の検
知に際しても、グレーティングローブに起因する誤検知
が生じにくい。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このような補
助アンテナを付加した場合、部品点数の増大、装置の大
型化等を招いてしまう。このことは、小型・軽量が望ま
れる車載用レーダ装置においては、大きな問題となる。
【0009】そこで、グレーティングローブ抑制用の補
助アンテナを付加することなく、グレーティングローブ
に起因する誤検知が生じない車両用レーダ装置が求めら
れていた。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のレーダ装置はこ
のような問題を解決するためになされたものであり、受
信アンテナが複数の素子アンテナからなるアレーアンテ
ナであり、受信アンテナのアンテナビームが電子的に走
査される車両用のレーダ装置において、第1アレーアン
テナまたは第2アレーアンテナのいずれかを選択的に受
信アンテナとする切替手段を有し、第1アレーアンテナ
のメインビームのビーム幅は第2アレーアンテナのそれ
よりも狭く、第2アレーアンテナのグレーティングロー
ブは発生角度が第1アレーアンテナのそれよりも大きい
かまたは発生しないことを特徴とする。
【0011】目標物の一つである先行車両を臨む角度
は、遠距離にある場合には小さく近距離にある場合は大
きい。したがって、遠距離車両の検出にはメインビーム
のビーム幅の狭い第1アレーアンテナによる受信信号を
用いることにより、高い分解能を確保できる。したがっ
て、複数の物体を1つであるかのように誤検知してしま
うことを防ぐことができる。
【0012】また、遠距離車両はその存在し得る角度範
囲が狭いため、グレーティングローブの発生角度がその
角度範囲の外側になるように設計することは容易であ
る。グレーティングローブの発生角度が遠距離車両の存
在し得る角度範囲の外側であれば、グレーティングロー
ブにより遠距離車両を捕らえる可能性は非常に低い。す
なわち、遠距離車両については、グレーティングローブ
による誤検知も防ぐことができる。
【0013】近距離車両の検出にはグレーティングロー
ブの発生角度が大きいかまたはグレーティングローブが
発生しない第2アレーアンテナによる受信信号を用いる
ことにより、グレーティングローブに起因する誤検知を
防ぐことができる。
【0014】切替手段によって、受信アンテナを第1ま
たは第2アレーアンテナを適宜切り替えることにより、
遠距離車両については第1アレーアンテナによる受信信
号を採用し、近距離車両については第2アレーアンテナ
による受信信号を採用することができるので、遠距離車
両および近距離車両のいずれについても誤検知すること
がない。
【0015】第1アレーアンテナの開口長を第2アレー
アンテナのそれよりも大きくすることにより、第1アレ
ーアンテナのビーム幅を第2アレーアンテナのそれより
も狭くすることができる。
【0016】第2アレーアンテナが受信アンテナとして
用いられているときの走査範囲は、第1アレーアンテナ
が受信アンテナとして用いられているときの走査範囲よ
りも広角とすることが望ましい。
【0017】第2アレーアンテナの走査範囲を広角にす
ることにより、隣接車線を近距離前方において走行する
車両を検知することができる。
【0018】第1アレーアンテナおよび第2アレーアン
テナは、いずれも受信専用アレーアンテナから選択され
た複数の素子アンテナの組み合わせにより構成されるこ
とが望ましい。
【0019】これにより、第1および第2アレーアンテ
ナを構成する素子アンテナを一部共通化することがで
き、受信アンテナ全体を小型化ができる。
【0020】第1アレーアンテナおよび第2アレーアン
テナは、いずれか一方が受信専用アレーアンテナであ
り、他方が送信アンテナと兼用のアレーアンテナである
ことが望ましい。
【0021】第1アレーアンテナまたは第2アレーアン
テナのいずれかと送信アンテナとを共用化するので、ア
ンテナ全体を小型化できる。
【0022】第1アレーアンテナと第2アレーアンテナ
はチャネル数が同じであることが望ましい。
【0023】第1および第2アレーアンテナのチャネル
数が同じであれば、アンテナビームの生成および走査を
DBF(ディジタル・ビーム・フォーミング)信号処理
で行う場合に、第1アレーアンテナを選択したときのD
BF信号処理と第2アレーアンテナを選択したときのD
BF信号処理に関し、そのアルゴリズムがほとんど同じ
となり、係数を変える程度で十分である。すなわち、第
1および第2アレーアンテナに応じた別々のDBF信号
処理部を設ける必要がない。これにより、受信回路部内
のDBF信号処理部を簡素化できる。
【0024】切替手段は車速に応じて第1アレーアンテ
ナと第2アレーアンテナとの切替を行うことが望まし
い。一般に、車両が高速走行している場合には主として
遠距離車両を監視することが求められ、低速走行してい
る場合には主として近距離車両を監視するが求められ
る。一方、第1アレーアンテナは遠距離車両の誤検知を
防止でき、第2アレーアンテナは近距離車両の誤検知を
防止できる。したがって、高速走行時には第1アレーア
ンテナを主として選択し、低速走行時には第2アレーア
ンテナを主として選択することが望ましい。
【0025】切替手段は物体検出結果に応じて第1アレ
ーアンテナと第2アレーアンテナとの切替を行うことが
望ましい。
【0026】たとえば、通常は遠距離車両の検出に適し
た第1アレーアンテナを選択しており、近距離車両を検
出したときに近距離車両の検出に適した第2アレーアン
テナに一時的に切り替えれば、遠距離車両および近距離
車両を共に正確に検知できる。
【0027】
【発明の実施の形態】図1は本発明の一実施形態である
レーダ装置を示す構成図である。このレーダ装置は、連
続波(CW)に周波数変調(FM)を掛けた送信信号を
用いるFM−CWレーダ装置であり、且つ、受信信号に
対してディジタル・ビーム・フォーミング処理を行うD
BFレーダ装置である。このレーダ装置は、自動車に搭
載されるいわゆる車載用レーダ装置であり、前方を走行
する車輌までの距離やその相対速度などを検知するもの
である。このレーダ装置の検知結果は、車輌走行の制御
情報等に利用される。送信電波にはミリ波が用いられて
いる。
【0028】従来からの一般的なDBFレーダ装置で
は、RFアンプやミキサなどが素子アンテナ毎に設けら
れているが、このレーダ装置では、高周波切替スイッチ
を利用することにより、RFアンプやミキサなどのアナ
ログデバイスを全体で一組備えた構成としている。
【0029】このレーダ装置は、送信部1、受信用アレ
ーアンテナ2、切替スイッチ3、高周波切替スイッチ
4、および受信回路部5を備えている。
【0030】送信部1は、中心周波数がf0(たとえば
76GHz)の電圧制御型発振器11と送信アンテナ1
2とを備えている。発振器11は、図示省略した変調用
の直流電源から出力される制御電圧によって、周波数f
0の搬送波に対して周波数変調幅ΔFの三角波変調を掛
けた信号、すなわち周波数f0±ΔF/2の被変調波
(送信信号)を出力する。被変調波は送信アンテナ12
から電磁波として放射される。送信信号は受信検波用の
ローカル信号としても利用される。
【0031】受信用アレーアンテナ2は、18個の素子
アンテナ201〜218を備えている。各素子アンテナ
201〜218は、垂直方向に配列された複数のパッチ
アンテナで構成されており、水平方向に間隔dで等間隔
に配列されている。
【0032】切替スイッチ3は、内部スイッチ301〜
314を切り替えることにより、素子アンテナ201〜
218の接続組み合わせを変えるものである。切替スイ
ッチ3の状態に応じて、第1アレーアンテナおよび第2
アレーアンテナという2通りのアレーアンテナが構成さ
れる。
【0033】図1に示すように、内部スイッチ301〜
309の各可動接点がすべて左側の固定接点に接続さ
れ、内部スイッチ310〜314がすべて閉成された状
態では、第1アレーアンテナが構成される。第1アレー
アンテナは、素子アンテナ201〜218が順に2個ず
つ組み合わされて、18個すべての素子アンテナ201
〜218による9チャネルのアレーアンテナである。こ
のように、第1アレーアンテナは、アレーアンテナ2を
構成する素子アンテナをすべて用いるので、アレーアン
テナ2を用いた場合にとりうる最大の開口長となる。開
口長を大きくするとビーム幅を狭くすることができるの
で、遠距離車両検出用に適している。
【0034】図2に示すように、内部スイッチ301〜
309の各可動接点がすべて右側の固定接点に接続さ
れ、内部スイッチ310〜314がすべて開成された状
態では、第2アレーアンテナが構成される。第2アレー
アンテナは、アレーアンテナ2の中央部220にある9
個の素子アンテナ206〜214による9チャネルのア
レーアンテナとなる。第2アレーアンテナは、チャネル
間隔が素子アンテナ間隔dと一致しており、アレーアン
テナ2を用いた場合にとりうる最小のチャネル間隔とな
る。チャネル間隔が小さいと、グレーティングローブの
発生角度が大きくなり、走査範囲すなわち検出角度範囲
を大きくとることができる。したがって、広角に存在す
る可能性のある近距離車両の検出に適している。
【0035】高周波切替スイッチ4は、9入力1出力の
高周波切替スイッチであり、3入力1出力の高周波切替
スイッチ41〜44を図示のように組み合わせて構成さ
れている。この高周波切替スイッチ4は、高速でチャネ
ルの切り替えを行うものである。
【0036】受信回路部5は、RFアンプ51、ミキサ
52、および信号処理回路53を備えている。切替スイ
ッチ4の出力端子から出力された受信信号はRFアンプ
51で増幅され、ミキサ52で送信信号の一部とミキシ
ングされる。このミキシングにより受信信号はダウンコ
ンバートされ、送信信号と受信信号との差信号であるビ
ート信号が生成される。
【0037】三角波変調FM−CW方式では、相対速度
が零のときのビート周波数をfr、相対速度に基づくド
ップラ周波数をfd、周波数が増加する区間(アップ区
間)のビート周波数をfb1、周波数が減少する区間
(ダウン区間)のビート周波数をfb2とすると、 fb1=fr−fd …(1) fb2=fr+fd …(2) が成り立つ。
【0038】したがって、変調サイクルのアップ区間と
ダウン区間のビート周波数fb1およびfb2を別々に
測定すれば、次式(3)(4)からfrおよびfdを求
めることができる。
【0039】 fr=(fb1+fb2)/2 …(3) fd=(fb2−fb1)/2 …(4) frおよびfdが求まれば、目標物の距離Rと速度Vを
次の(5)(6)式により求めることができる。
【0040】 R=(C/(4・ΔF・fm))・fr …(5) V=(C/(2・f0))・fd …(6) ここに、Cは光の速度、fmはFM変調周波数である。
【0041】ビート信号は、信号処理回路5内でディジ
タルビート信号に変替され、ディジタル・ビーム・フォ
ーミング(DBF)が施される。すなわち、信号処理回
路5では、各チャネルのディジタル受信信号をある規則
で位相、振幅変替して全チャネルの合成を行う。これに
より、任意の方向に任意の形状で受信アンテナの指向性
パターンを形成することができる。
【0042】チャネル毎の受信信号(ビート信号)は、
アップ区間およびダウン区間のそれぞれにおいて、高周
波切替スイッチ4によるチャネル切り替えによって循環
的に信号処理回路5内に取り込まれる。ビート周波数が
100kHz程度である場合、高周波切替スイッチ4の
切替周波数を数MHz〜数百MHzとなるように設定す
ると、ミキサ52では、各チャネルの受信波(76GH
z帯)を数百〜数千周期ずつダウンコンバートすること
になる。これを信号処理回路5内でチャネル別に仕訳し
て格納することにより、各チャネルの受信信号はアップ
区間およびダウン区間のそれぞれにおいて、実質的に並
列に信号処理回路5に入力されることになる。
【0043】このようにして得られたチャネル別ビート
信号をDBF合成して、ビーム走査を行い、ビーム走査
の結果から上記(5)式(6)式に基づいて目標物(先
行車両)の距離および相対速度が算出される。
【0044】このような目標物の検出は、受信アンテナ
として第1アレーアンテナまたは第2アレーアンテナの
いずれかが選択された状態で行われる。第1アレーアン
テナまたは第2アレーアンテナのいずれを受信アンテナ
とするかは、切替スイッチ3の切り替えによって行われ
ることは既に述べたとおりであり、この切り替え制御
は、信号処理回路5によって行われる。
【0045】つぎに、切替スイッチ3の切替制御につい
て説明する。
【0046】既に述べたように、切替スイッチ3が図1
に示す接続状態にあることにより形成される第1アレー
アンテナは遠距離車両の検出に適しており、切替スイッ
チ3が図2に示す状態にあることにより形成される第2
アレーアンテナは近距離車両の検出に適している。そこ
で、本実施形態では、遠距離車両の検出を目的とする遠
距離検出モードでは受信アンテナとして第1アレーアン
テナを採用し、近距離車両の検出を目的とする近距離検
出モードでは受信アンテナとして第2アレーアンテナを
採用する。
【0047】遠距離検出モードでは0.5度刻みで±1
0度の範囲を走査し、近距離検出モードでは1.5度刻
みで±30度の範囲を走査する。いずれの検出モードに
おいても、検出範囲内で形成されるビーム数は41ビー
ムである。そのため、検出モードを変更してもDBF処
理の基本アルゴリズムは変える必要がなく、係数のみを
検出モードに応じて変更すればよい。
【0048】図3は検出モードに応じた走査範囲の相違
を図示したものであり、範囲6は遠距離検出モードの走
査範囲を示し、範囲7は近距離検出モードの走査範囲を
示している。なお、符号8は本レーダ装置を搭載する車
両であり、三車線中の中央車線を走行している。
【0049】図4は検出モードの切り替え制御を示すフ
ローチャートである。本実施形態では三種類の切替モー
ドを有している。第1切替モードは、遠距離検出モード
1回に対して2回の近距離検出モードを繰り返し実行す
るものであり、主として遠距離を監視する。第2切替モ
ードは、遠距離検出モードと近距離検出モードとを交互
に繰り返し実行するものであり、遠距離車両と近距離車
両とをほぼ均等に監視する。第3切替モードは、遠距離
検出モード2回に対して1回の近距離検出モードを繰り
返し実行するものであり、主として近距離を監視する。
【0050】ステップS1およびステップS3において
車速を監視しており、60km/h以上であれば遠距離
監視を重視する第1切替モードで検出モードの切替を行
う(ステップS2)。60km/h未満40km/h以
上であれば、近距離で車線変更による割り込みが高速走
行時よりも増加することを想定し、近距離検出モードと
遠距離検出モードを均等に行う第2切替モードで検出モ
ードの切替を行う(ステップS4)。40km/h未満
であれば、一般道における様々な障害物の監視ができる
ように、近距離監視を重視する第3切替モードで検出モ
ードの切替を行う(ステップS5)。40km/h未満
の低速走行時には遠距離車両の挙動はあまり重要ではな
くなるので、その意味からも第3切替モードが望まし
い。
【0051】各切替モードにおいて、遠距離物体の検出
は主として遠距離検出モードで行われ、近距離物体の検
出は主として近距離検出モードで行われる。しかし、遠
距離検出モードで検出された近距離物体情報は近距離検
出モードでの近距離物体の検出において参酌され、逆
に、近距離検出モードで検出された遠距離物体情報は遠
距離検出モードでの遠距離物体の検出において参酌され
る。
【0052】図5は検出モードの切り替え制御に関する
他の実施例を示すフローチャートである。図4の切り替
え制御では、車速に応じて三種類の切り替えモードのい
ずれかが選択されるようになっていたが、この実施例で
は検出結果に基づいて引き続き実行すべき検出モードを
選択するようになっている。
【0053】まず、ステップS51において遠距離検出
モードでの物体検出を実行する。遠距離領域で物体を検
出しているときには、その検出物体を確定物体とする。
【0054】続いてステップS52において、ステップ
S51での検出の結果、近距離領域で物体を検出してい
るか否かを判断する。検出していなければ、ステップS
51に戻り、再び遠距離検出モードでの検出を実行す
る。ステップS51での検出の結果、近距離領域で物体
を検出していたとステップS52において判断したとき
には、ステップS53に移行する。
【0055】ステップS53では、ステップS51で得
られた近距離検出物体のデータ(距離、相対速度、角
度)が、直前までの検出処理において既に確定した物体
データすなわち確定物体データとほぼ同じか否かを判断
する。肯定する場合は、ステップS56に移行して、こ
のときの近距離検出物体を確定物体にする。否定する場
合、すなわち、ステップS51で得られた近距離検出物
体のデータが確定物体データと異なるとき、ステップS
54に移行する。
【0056】ステップS54では、近距離検出モードに
よる物体の検出を行う。近距離検出モードは、既に述べ
たように、遠距離検出モードに対して検出範囲が広角度
であり、メインビームのビーム幅が広い。
【0057】その後、ステップS55に移行して、ステ
ップS54において近距離検出モードで検出された近距
離検出物体の角度(方位)が、ステップS51において
遠距離検出モードで検出された近距離検出物体の角度と
ほぼ同じか否かを判断する。肯定の場合には、ステップ
S56に移行して、ステップS54の近距離検出モード
で検出された近距離検出物体を確定物体にし、その後、
ステップS51に戻る。
【0058】否定の場合は、ステップS54の近距離検
出モードで検出された近距離検出物体がグレーティング
ローブに起因するゴーストである可能性が高いため、ス
テップS56における物体確定処理を行わずに、ステッ
プS51に戻る。
【0059】この切り替え制御によれば、検出結果に応
じて検出モードを切り替えるので、無用な切替がなくな
り、切り替え頻度が少なくなるといる利点がある。
【0060】図6は本発明の別の実施形態であるレーダ
装置を示す構成図である。図1に示す実施形態では、受
信専用のアレーアンテナ2内の素子アンテナのみを用い
て第1アレーアンテナおよび第2アレーアンテナを構成
したが、この実施形態では、受信専用のアレーアンテナ
2を受信用の第1アレーアンテナとして用い、送信アン
テナを受信用の第2アレーアンテナと兼用して用いる。
【0061】第1アレーアンテナのメインビームのビー
ム幅は第2アレーアンテナのそれよりも狭く、第2アレ
ーアンテナのグレーティングローブは発生角度が第1ア
レーアンテナのそれよりも大きいかまたは発生しないと
いう点は図1の実施形態と同様である。
【0062】アレーアンテナ61は4つの素子アンテナ
からなり、送信アンテナとして使用する場合は、一つの
アンテナとなるような給電を行う。アレーアンテナ61
を受信アンテナ(第2アレーアンテナ)として使用する
場合は、各素子アンテナがそれぞれ別々のチャネルとな
るような給電を行う。
【0063】このように、アレーアンテナ61に送信ア
ンテナと受信アンテナの2つの機能を兼用させるため
に、素子アンテナ毎にサーキュレータ81〜84が接続
されている。
【0064】各サーキュレータ81〜84の一端は共通
に送信信号を生成する発振器11に接続されており、他
端は4入力1出力の高周波切換スイッチ67の各入力端
子に接続されている。高周波切換スイッチ67の機能は
高周波切換スイッチ4と同じであり、入力数のみが異な
る。
【0065】切替スイッチ63は、高周波切換スイッチ
4または67のいずれか一方を受信回路部5に選択的に
接続するものである。高周波切換スイッチ4側に切り替
えられたときには、受信アンテナとして第1アレーアン
テナが選択されたことになり、高周波切換スイッチ67
側に切り替えられたときには受信アンテナとして第2ア
レーアンテナが選択されたことになる。
【0066】切替スイッチ63の切り替え制御は、第1
実施形態と同様の方法、すなわち、図4のフローチャー
トに示すような車体速度に基づく切り替え制御や、図5
のフローチャートに示すような検出結果に基づく切り替
え制御が適用できる。
【0067】アレーアンテナ61の素子アンテナ数は、
利用形態に応じて適宜選択することが可能である。チャ
ネル数が第1アレーアンテナと同じになるような素子ア
ンテナ数を選択すれば、切替スイッチ63において第1
アレーアンテナまたは第2アレーアンテナのいずれを選
択していても、受信回路部5においてほとんど同じDB
F合成処理を適用できる。すなわち、第1および第2ア
レーアンテナに応じた別々のDBF合成処理を実行する
必要がない。
【0068】
【発明の効果】以上のように、本発明のレーダ装置によ
れば、受信アンテナとして、遠距離車両検出に適した第
1アレーアンテナと、近距離車両検出に適した第2アレ
ーアンテナとを切り替え可能に備えるので、遠距離から
近距離までの全域にわたって正確な物体検出ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるレーダ装置を示す構
成図。
【図2】そのレーダ装置において切替スイッチ3を切り
替えた状態を示す構成図。
【図3】車両に搭載された本実施形態のレーダ装置の遠
距離検出モードでの走査範囲および近距離検出モードで
の走査範囲を明示した図。
【図4】本実施形態の第1の切り替え制御を示すフロー
チャート。
【図5】本実施形態の第2の切り替え制御を示すフロー
チャート。
【図6】本発明の他の実施形態であるレーダ装置を示す
構成図。
【符号の説明】
1…送信部、2…受信用アレーアンテナ、3、63…切
替スイッチ、4、67…高周波切替スイッチ、5…受信
回路部、12、61…送信アンテナ。
フロントページの続き Fターム(参考) 5J021 AA05 AA07 AA13 CA06 DB04 EA02 FA26 FA31 FA32 GA02 GA04 HA01 HA04 5J070 AB19 AB24 AC02 AC06 AD06 AD08 AD09 AD20 AE01 AF03 AG07 AH31 AH33 AH34 AJ10 AK01 AK02 AK27 AK40 BA01 BF02 BF03 BF10

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受信アンテナが複数の素子アンテナから
    なるアレーアンテナであり、前記受信アンテナのアンテ
    ナビームが受信回路部において電子的に走査される車両
    用のレーダ装置において、 第1アレーアンテナまたは第2アレーアンテナのいずれ
    かを選択的に前記受信回路部に接続する切替手段を有
    し、 前記第1アレーアンテナのメインビームのビーム幅は前
    記第2アレーアンテナのビーム幅よりも狭く、前記第2
    アレーアンテナのグレーティングローブは発生角度が第
    1アレーアンテナのそれよりも大きいかまたは発生しな
    いことを特徴とするレーダ装置。
  2. 【請求項2】 前記第1アレーアンテナの開口長が前記
    第2アレーアンテナの開口長よりも大きいことを特徴と
    する請求項1に記載のレーダ装置。
  3. 【請求項3】 前記第2アレーアンテナが前記受信アン
    テナとして用いられているときの走査範囲は、前記第1
    アレーアンテナが前記受信アンテナとして用いられてい
    るときの走査範囲よりも広角であることを特徴とする請
    求項1に記載のレーダ装置。
  4. 【請求項4】 前記第1アレーアンテナおよび第2アレ
    ーアンテナは、いずれも受信専用アレーアンテナから選
    択された複数の素子アンテナの組み合わせにより構成さ
    れることを特徴とする請求項1に記載のレーダ装置。
  5. 【請求項5】 前記第1アレーアンテナおよび第2アレ
    ーアンテナは、いずれか一方が受信専用アレーアンテナ
    であり、他方が送信アンテナと兼用のアレーアンテナで
    あることを特徴とする請求項1に記載のレーダ装置。
  6. 【請求項6】 前記第1アレーアンテナのチャネル数と
    前記第2アレーアンテナのチャネル数とが同じであるこ
    とを特徴とする請求項1に記載のレーダ装置。
  7. 【請求項7】 前記切替手段は、車速に応じて前記接続
    の切り替えを行うことを特徴とする請求項1に記載のレ
    ーダ装置。
  8. 【請求項8】 前記切替手段は、物体検出結果に応じて
    前記接続の切り替えを行うことを特徴とする請求項1に
    記載のレーダ装置。
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