JP2003248055A - モノパルスレーダシステム - Google Patents

モノパルスレーダシステム

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JP2003248055A
JP2003248055A JP2002107563A JP2002107563A JP2003248055A JP 2003248055 A JP2003248055 A JP 2003248055A JP 2002107563 A JP2002107563 A JP 2002107563A JP 2002107563 A JP2002107563 A JP 2002107563A JP 2003248055 A JP2003248055 A JP 2003248055A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動体の速度、障害物の移動体との距離及び
相対速度の検出は可能で、同時に、障害物の方位を検出
できるモノパルスレーダシステムを実現する。 【解決手段】複数のアンテナ素子1a〜1jで構成され
た送信アレイアンテナ1と、複数のアンテナ素子2a〜
2e、3a〜3eでそれぞれ構成された受信アレイアン
テナ2、3のビーム形状を鋭角・遠距離もしくは広角・
近距離に切り換えるためのアンテナ素子の接続切離しを
行う複数のアンテナスイッチ4、5、6、7を設ける。 【効果】障害物の移動体との距離及び相対速度の検出が
可能な範囲を鋭角・遠距離もしくは広角・近距離に切り
換えることができ、モノパルス方式を用いているので、
その範囲において障害物の正確な方位を検出できる、低
コスト、小型軽量の車載用モノパルスレーダシステムが
得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モノパルスレーダ
システム、更に詳しく言えば、電波を照射し、その電波
の被検出体からの反射電波を複数の受信アンテナで受信
し、その複数の受信アンテナの受信信号間の振幅差もし
くは位相差により被検出物の方位を検出するモノレーダ
システムで、特に車両等の移動体に搭載される車載用レ
ーダの好適なモノパルレーダシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両等の移動体に搭載され、移動
体、障害物等の被検出物の速度、位置を検出する車載用
レーダシステムが知られている。車載用レーダシステム
では、被検出物に対応して、アンテナビーム幅を広狭切
換えて、正確に被検出物の速度、位置を検出する車載用
レーダシステムと、被検出物の方位検出ができる車載用
レーダシステムの開発が行われている。
【0003】前者に関する文献としては、例えば、公開
特許公報、特開平2−287181「車載用レーダシス
テム」)、特開2000−258524号が挙げられ
る。後者の被検出物の方位を検出する主なレーダシステ
ムとして、アンテナをモータによって、機械的に回転さ
せる機械走査方式、ビームの指向方向が異なる複数のア
ンテナを切り換えるビームスイッチ方式(例えば、公開
特許公報、特開平8−334557号)、モノパルス方
式(例えば、ArtechHouse社出版、Samuel M.Sherman著
の“Monopulse Principles and Techniques”の第8
頁から第19頁)が有る。
【0004】このモノパルス方式は、図10に示すよう
に、障害物28からの反射波29を2つの受信アンテナ
30で受信し、ハイブリッド回路8でその和信号pと差
信号qを生成する。生成された和信号pと差信号qの相
対電力と方位角との関係は、図11のようになり、和信
号pと差信号qの比tと方位角の関係は、図12のよう
になる。図12において、和信号pと差信号qの比tは
方位角に関して単調減少関数になるので、和信号と差信
号の比tから一義的に被検出物の方位角を決定できる。
また、受信アンテナの数を増やすことで広範囲において
高分解能な角度検知を行うことができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】近時、車載用レーダシ
ステムでは被検出物の速度、位置を正確に検出すると同
時に、被検出物の方位を精度良く検出することが要求さ
れる。更に、車載用であるため、簡易な構成、小型であ
ること、製造コストが低いことが要求される。上記従来
のモノパルス方式は、他方式に比べ、方位分解能に優
れ、比較的小型での実現が可能である。しかし、検知可
能な方位範囲を拡大するにはアンテナビーム幅を広げる
必要があり、検知可能な距離範囲が狭く、方位分解能も
劣化してしまう。検知距離や方位分解能を劣化させずに
検知方位を拡大するには広角ビームを形成するアンテナ
と狭角ビームを形成するアンテナと設け、それらを切り
替える必要があり、大型、高コストとなる問題があっ
た。
【0006】従って、本発明は上記問題点を解消するた
めになされたもので、モノパルス方式を改善し、被検出
物体の位置(アンテナと被検出物体間の距離)及び相対速
度の検出が可能な範囲を鋭角・遠距離もしくは広角・近
距離に切り換えることができ、同時に、その範囲におい
て障害物の正確な方位を検出できる、低コスト、小型軽
量のモノパルスレーダシステムを提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のモノパルスレーダシステムは、送信アンテ
ナ又は受信アンテナの少なくとも一方は、複数のアンテ
ナ素子から成るアレイアンテナで構成され、上記複数の
アンテナ素子は複数のグループに分割され、上記グルー
プ間を開閉するアンテナスイッチが形成され、少なくと
も送信又は受信アンテナのアンテナビーム形状を鋭角・
遠距離又は広角・近距離に切り換えるため上記アンテナ
スイッチの開閉制御を行う切換制御装置を設けて構成さ
れる。
【0008】本発明では、前記アレイアンテナのアンテ
ナスイッチを切り換えることで、障害物の移動体との距
離及び相対速度の検出が可能な範囲を鋭角・遠距離もし
くは広角・近距離に切り換えることができると同時に、
その検出が可能な範囲において障害物の正確な方位を検
出でき、アンテナビーム形状が鋭角・遠距離の場合には
より高精度な方位検出が可能になる。また、アンテナ素
子単位の接続切離しで検知範囲が切り替えられ、指向方
向が定まった多数の独立のアレイアンテナが不要で、簡
易なアンテナスイッチをアレイアンテナに設けて構成さ
れるため、装置の低コスト、小型軽量を実現できる。
【0009】なお、検出物までの距離に応じてビーム幅
を切り替えることで適当なビーム幅の状態で、移動体、
障害物等の被検出物の速度、距離を検出するビーム切換
技術は知られているが(例えば、公開特許公報、特開平
2−287181「車載用レーダシステム」)、上記ビ
ーム切換技術は、被検出物の方位を検出することはでき
ない。本発明は、ビーム切換技術とモノパルスレーダシ
ステムを組み合わせることにより、モノパルスレーダの
利点を生かしながら、それぞれの技術では得られないア
ンテナビーム形状が鋭角・遠距離の場合にはより高精度
な方位検出が可能になることを初めて見出して、実現し
たものである。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明による車載用モノパ
ルスレーダシステムの第1の実施形態の構成を示すブロ
ック図である。本実施形態は、送受信装置9から、複数
のアンテナ素子1a〜1jで構成された送信アレイアン
テナ1を介して送信信号を送信し、障害物で反射された
信号を複数のアンテナ素子2a〜2eで構成された第1
の受信アレイアンテナ2及び複数のアンテナ素子3a〜
3eで構成された第2の受信アレイアンテナ3で受信し
て、ハイブリッド回路8で生成された和信号、差信号が
送受信装置9に送られる。
【0011】送受信装置9の構成は従来知られているモ
ノパルスレーダシステムの送受信装置と同様である。発
振器11のミリ波信号は電力増幅器12を経て送信アン
テナ1に加えられる。ハイブリッド回路8で生成された
和信号p及び差信号qは、それぞれミキサ13a及び1
3bに加えられ発振器11の出力信号と混合され、中間
周波信号に変換され、信号処理回路14に入力される。
信号処理回路14は、和信号p及び差信号qの周波数変
換された信号を用いて被検出体の方位検出し、和信号p
を用いて、被検出体の速度、位置などを検出する。これ
らの検出結果は必要に応じて、表示装置などの出力装置
15に適した信号に変換され、出力装置15に出力され
る。
【0012】本レーダシステムでは、送信アレイアンテ
ナ1及び受信アレイアンテナ2、3のビーム形状を鋭角
・遠距離もしくは広角・近距離に切り換えるため、送信
アレイアンテナ1は複数のアンテナ素子群1a〜1c、
1d〜1g、1h〜1jと、これらのアンテナ素子群の
接続切離しを行うアンテナスイッチ4、5、6をもち、
受信アレイアンテナ2、3はそれぞれ複数のアンテナ素
子群2a〜2c、2d〜2e,3a〜3c、3d〜3d
とそれぞれから成るアンテナ素子群の接続切離しを行う
アンテナスイッチ6、7をもつ。更にアンテナスイッチ
4〜7のオン、オフの切換を制御する切換制御装置10
を備えている。
【0013】例えば、切換制御装置10によりアンテナ
スイッチ4、5、6、7をオンにして、複数のアンテナ
素子1a〜1j、2a〜2e、3a〜3eを接続する
と、図1の実線st,srで示すように、送信アレイア
ンテナ1のビーム形状が鋭角・遠距離になり、また、ア
ンテナスイッチ4、5、6、7をオフ、つまりはアンテ
ナスイッチ4、5、6、7が複数のアンテナ素子1a〜
1c、1h〜1j、2a〜2c、3a〜3cのそれぞれ
から成るアンテナ素子群を切り離すと、アンテナ開口長
が小さくなるので、送信アレイアンテナ1及び受信アレ
イアンテナ2、3のビーム形状が送信アレイアンテナ1
及び受信アレイアンテナ2、3のビーム形状が図1の点
線wt,wrで示すように、広角・近距離になる。この
ようにして、アンテナスイッチ4、5、6、7を切り換
えることで、障害物の移動体との距離及び相対速度の検
出が可能な範囲を鋭角・遠距離もしくは広角・近距離に
切り換えることができる。
【0014】本実施例はモノパルス方式を用いているた
め、その範囲において障害物の正確な方位を検出でき、
アンテナビーム形状が鋭角・遠距離の場合にはより高精
度な方位検出ができる。すなわち、図2示すように、ア
ンテナビーム形状が、切換えられてると、和信号pと差
信号qの比tと方位角の関係は、和信号pと差信号qの
比は方位角に関してアンテナビーム形状が広角・近距離
のときの単調減少関数の関係twを維持し、アンテナビ
ーム形状が鋭角・遠距離の場合は、和信号pと差信号q
の比の傾きが曲線tsのように急峻になるので、方位角の
検出が精度良く検出できる。
【0015】また、アンテナ素子単位の接続切離しで検
知範囲が切り替えられ、複数のアレイアンテナが不要で
あるため、低コスト、小型軽量を実現できる。ここでア
ンテナスイッチ4、5、6、7は特に連動させる必要は
なく、個別に切り換えることで多様な検出範囲を得るこ
とができる。
【0016】なお、図1に記載のアンテナ素子数やアン
テナスイッチ数を多くすること、もしくは送信アレイア
ンテナ1と受信アレイアンテナ2、3間で比率を変える
ことで、多様な検出範囲を得ることができ、方位分解能
を向上できる。また、本実施形態では受信アレイアンテ
ナは2個であるが、個数を増やすことで前記と同様に多
様な検出範囲を得ることができ、方位分解能を向上でき
る。
【0017】図3は本発明によるレ−ダシステムの第2
の実施形態の構成を示すブロック図である。本実施形態
の車載用モノパルスレーダシステムは、送信アンテナ1
のみアンテナビーム形状の広狭の切換を行い、受信アン
テナ2,3の構成、制御を簡易にし、装置の簡易化、コ
スト低減を行っている。
【0018】送受信装置9から、複数のアンテナ素子1
a〜1jで構成された送信アレイアンテナ1を介して送
信信号を送信し、障害物で反射された信号を複数のアン
テナ素子2a〜2eで構成された受信アレイアンテナ2
及び複数のアンテナ素子3a〜3eで構成された受信ア
レイアンテナ3で受信して、ハイブリッド回路8にて生
成された和信号、差信号が送受信装置9に送られて、移
動体の速度、障害物の方位、移動体との距離及び相対速
度等を検出する。また、本レーダシステムでは、送信ア
レイアンテナ1のビーム形状を鋭角・遠距離もしくは広
角・近距離に切り換えるための複数のアンテナ素子1a
〜1c、1h〜1jのそれぞれから成るアンテナ素子群
の接続切離しを行うアンテナスイッチ4、5とアンテナ
スイッチ4、5のオン、オフの切換を制御する切換制御
装置10を備えている。
【0019】例えば、切換制御装置10によりアンテナ
スイッチ4、5をオンにして、複数のアンテナ素子1a
〜1jを接続すると、図4の実線st,で示すように送信
アレイアンテナ1のビーム形状が鋭角・遠距離になり、
またアンテナスイッチ4、5をオフ、つまりはアンテナ
スイッチ4、5で接続された複数のアンテナ素子1a〜
1c、1h〜1jのそれぞれから成るアンテナ素子群を
切り離すと、アンテナ開口長が小さくなるので、送信ア
レイアンテナ1のビーム形状が点線wtで示すように広角
・近距離になる。このようにして、アンテナスイッチ
4,5を切り換えることで、障害物の移動体との距離及
び相対速度の検出が可能な範囲を鋭角・遠距離もしくは
広角・近距離に切り換えることができる。なお、図4に
記載のアンテナ素子数やアンテナスイッチ数を多くする
こと、もしくは送信アレイアンテナ1と受信アレイアン
テナ2、3間でアンテナ素子数の比率を変えることで、
多様な検出範囲を得ることができ、方位分解能を向上で
きる。また、本実施形態では受信アレイアンテナは2個
であるが、個数を増やすことで前記と同様に多様な検出
範囲を得ることができ、方位分解能を向上できる。
【0020】図4は本発明によるレ−ダシステムの第3
の実施形態の構成を示すブロック図である。本実施形態
の車載用モノパルスレーダシステムは、受信アンテナの
みアンテナビーム形状の広狭の切換を行い、送信アンテ
ナの構成、制御を簡易にし、装置の簡易化、コスト低減
を行っている。
【0021】送信アンテナでは送受信装置9から、複数
のアンテナ素子1a〜1jで構成された送信アレイアン
テナ1を介して送信信号を送信し、障害物で反射された
信号を複数のアンテナ素子2a〜2eで構成された受信
アレイアンテナ2及び複数のアンテナ素子3a〜3eで
構成された受信アレイアンテナ3で受信して、ハイブリ
ッド回路8にて生成された和信号、差信号が送受信装置
9に送られて、移動体の速度、障害物の方位、移動体と
の距離及び相対速度等を検出するようにしてある。ま
た、本レーダシステムでは、受信アレイアンテナ2、3
のビーム形状を鋭角・遠距離もしくは広角・近距離に切
り換えるための複数のアンテナ素子2a〜2c、3a〜
3cのそれぞれから成るアンテナ素子群の接続切離しを
行うアンテナスイッチ6、7と前記アンテナスイッチ
6、7のオン、オフの切換を制御する切換制御装置10
を備えている。送受信装置9の構成は図1と同様であ
り、説明を省く。また、他の構成要素も図1と実質的に
同じ部分については図1の同じ記号を付している。以後
説明する他の実施形態についても同様である。
【0022】例えば、切換制御装置10によりアンテナ
スイッチ6、7をオンにして、複数のアンテナ素子2a
〜2e、3a〜3eを接続すると、図4の実線で示すよ
うに受信アレイアンテナ2、3のビーム形状が鋭角・遠
距離になり、またアンテナスイッチ6、7をオフ、つま
りはアンテナスイッチ6、7が複数のアンテナ素子2a
〜2c、3a〜3cのそれぞれから成るアンテナ素子群
を切り離すと、アンテナ開口長が小さくなるので、受信
アレイアンテナ2、3のビーム形状が図3の点線で示す
ように広角・近距離になる。このようにして、前記アン
テナスイッチ6、7を切り換えることで、障害物の移動
体との距離及び相対速度の検出が可能な範囲を鋭角・遠
距離もしくは広角・近距離に切り換えることができる。
【0023】なお、図4に記載のアンテナ素子数やアン
テナスイッチ数を多くすること、もしくは送信アレイア
ンテナ1と受信アレイアンテナ2、3間で比率を変える
ことで、多様な検出範囲を得ることができ、方位分解能
を向上できる。また、本実施形態では受信アレイアンテ
ナは2個であるが、個数を増やすことで前記と同様に多
様な検出範囲を得ることができ、方位分解能を向上でき
る。
【0024】図5は本発明によるレ−ダシステムの第4
の実施形態の構成を示すブロック図である。本実施形態
の車載用モノパルスレーダシステムは、アンテナの構成
を送信アンテナと受信アンテナと共用することによっ
て、装置の簡易化、低コスト化を行っている。
【0025】複数のアンテナ素子11a〜11e、12
a〜12eでそれぞれ構成された送受信共用アレイアン
テナ11、12から信号を送受信装置9によって送受信
して、ハイブリッド回路8で生成された和信号と差信号
により移動体の速度、障害物の方位、移動体との距離及
び相対速度等を検出するようにしてある。また、本レー
ダシステムでは、送受信共用アレイアンテナ11、12
のビーム形状を鋭角・遠距離もしくは広角・近距離に切
り換えるための複数のアンテナ素子11a〜11c、1
2a〜12eのそれぞれから成るアンテナ素子群の接続
切離しを行うアンテナスイッチ6、7と前記アンテナス
イッチ6、7のオン、オフの切換を制御する切換制御装
置10を備えている。
【0026】例えば、切換制御装置10によりアンテナ
スイッチ6、7をオンにして、複数のアンテナ素子11
a〜11j、12a〜12eを接続すると、図5の実線
で示すように送受信共用アレイアンテナ11、12のビ
ーム形状が鋭角・遠距離になり、またアンテナスイッチ
6、7をオフ、つまりは複数のアンテナ素子11a〜1
1c、12a〜12cのそれぞれから成るアンテナ素子
群を切り離すと、アンテナ開口長が小さくなるので、送
受信共用アンテナ11、12のビーム形状が図4の点線
で示すように広角・近距離になる。このようにして、前
記アンテナスイッチ4、5を切り換えることで、障害物
の移動体との距離及び相対速度の検出が可能な範囲を鋭
角・遠距離もしくは広角・近距離に切り換えることがで
きる。また、本実施形態では送受信共用アレイアンテナ
は2個であるが、個数を増やすことで前記と同様に多様
な検出範囲を得ることができ、方位分解能を向上でき
る。
【0027】図6は本発明によるレ−ダシステムの第5
の実施形態の構成を示すブロック図である。本実施形態
は図1に示す第1の実施形態にタイミング制御装置23
を設け、一定時間毎に切換制御装置10へアンテナスイ
ッチ4、5、6、7を切り換える信号を出力するように
してある。一定時間毎にアンテナスイッチ4、5、6、
7を切り換えることで、検出範囲が切り換えられ、障害
物の誤認識や、検出漏れを防止することができる。な
お、第5の実施形態は第1の実施形態にタイミング制御
装置23を設けて説明したが、第2から第4の実施形態
にも適用できることは言うまでもない。
【0028】図7は本発明によるレ−ダシステムの第6
の実施形態の構成を示すブロック図である。本実施形態
の車載用レーダシステムは、移動体自体の速度も検出を
行うももである。本実施形態は図1に示す第1の実施形
態に速度判定装置24を設け、送受信装置9の出力から
レーダシステムが搭載された移動体の速度を判定し、こ
の速度判定装置14の出力に応じて切換制御装置10が
アンテナスイッチ4、5、6、7の切換を制御する。具
体的には、例えば移動体の速度が速い時には遠方の障害
物の検出や移動体近傍からの不要な反射波等の防止を行
う必要があるため、アンテナスイッチ4、5、6、7を
オンにしてビーム形状を鋭角・遠距離にして、移動体の
速度が遅い時には逆に遠方の障害物を検出する必要がな
く、移動体近傍の障害物の検出を行う必要があるため、
アンテナスイッチ4、5、6、7をオフにしてビーム形
状を広角・近距離にしてある。また、アンテナ素子やス
イッチ数を多くすれば、移動体の速度に応じて数段階の
ビーム形状切換ができる。このようにすれば、移動体の
速度に応じて最適な障害物検知を行うことができる。
【0029】なお、上述の説明ではレーダシステムが搭
載された移動体の速度に応じてビーム形状を切り換える
場合について説明したが、もちろん障害物との相対速度
に応じてビーム形状を切り換えることもできる。さら
に、第6の実施形態は第1の実施形態に速度判定装置1
4を設けて説明したが、第2から第4の実施形態にも適
用できる。
【0030】図8は本発明によるレ−ダシステムの第7
の実施形態の構成を示すブロック図である。本実施形態
は図1に示す第1の実施形態に距離判定装置25を設
け、送受信装置9の出力から移動体と障害物との距離を
判定し、この距離判定装置15の出力で切換制御装置1
0の動作を制御したものである。例えば、レーダシステ
ムが搭載された移動体と障害物との距離が大きい場合に
は、ビーム形状を鋭角・遠距離にして、遠方の障害物を
検出できるようにし、移動体と障害物との距離が小さい
場合には、ビーム形状を広角・近距離にして、移動体近
傍の障害物のみ検出する。なお、第7の実施形態は第1
の実施形態に距離判定装置15を設けて説明したが、第
2から第4の実施形態にも適用できる。
【0031】図9は本発明によるレ−ダシステムの第8
の実施形態の構成を示すブロック図である。本実施形態
は図1に示す第1の実施形態に位置判定装置26を設
け、移動体に搭載されたカーナビゲーションシステム等
の位置情報検索システム27からの位置情報を位置判定
装置26で判定し、位置判定装置26の出力で切換制御
装置10の動作を制御したものである。例えば、レーダ
システムとカーナビゲーションシステムを搭載した移動
体が高速道路を走行中には、ビーム形状を鋭角・遠距離
にして、遠方の障害物を検出できるようにし、移動体が
市街地等の一般道路を走行中にはビーム形状を広角・近
距離にして、移動体近傍の広範囲の障害物を検知できる
ようにする。
【0032】なお、第8の実施形態は第1の実施形態に
位置判定装置26を設けて説明したが、第2から第4の
実施形態にも適用できる。上述した第1から第8の実施
形態におけるアレイアンテナは誘電体基板上に構成され
る。例えば、パッチアンテナやトリプレートアンテナを
用い、アンテナスイッチとして、FETなどの簡単な素子
を基板上の複数のパッチ群が形成された面に設け、上記
FETなどの簡単な素子の駆動電源、及び駆動信号を上記
誘電体基板上を通して、裏面より供給するように簡易に
組み込むことができ、さらに小型軽量化、低コスト化が
できる。
【0033】図13は第1実施形態の送信アレイアンテ
ナの一実施例の平面図である。複数のパッチ素子より成
るパッチ列1a〜1jと給電配線36、37が誘電体基
板31上に構成されパッチアレイアンテナ1を成してい
る。パッチ列のそれぞれは並列に配列された給電配線3
7に接続される。給電配線37と直交する給電配線36の
パッチ列1c、1d間及び11g、1h間には、それぞ
れアンテナスイッチ4a及び5aがそれぞれ配置されてい
る。アンテナスイッチ4a及び5aをオンにすると、給電
部32から入力された電力がパッチ列1a〜1j全てに
給電されるので鋭角・遠距離のビームが形成される。ま
た、アンテナスイッチ4a及び5aをオフにすると、給電
部32から入力された電力がパッチ列1d〜1gだけに
給電されるので広角・近距離のビームが形成される。G
aAs等で構成されたMMICであるアンテナスイッチ
4a及び5aは、ヴィアホールによって接地された接地配
線33とバイアス端子34a、34b間のバイアスを操
作することでオン、オフする。パッチ列1dとアンテナ
スイッチ4a及びパッチ列1gとアンテナスイッチ5a
までの誘電体長Lsは1/2誘電体波長にすることでオ
フ時に不要な放射を防ぐことができる。接地配線33と給
電部32は長さが1/4誘電体波長となる短絡線路35によ
り接続され、信号線路に対し直流や低周波領域ではほぼ
短絡、使用周波数の信号に対しては開放となる高いイン
ピーダンスが並列に入る事となり、アンテナ側からの静
電気や不要波は全てアースに落ち、目的の高周波信号に
対しては殆ど影響を与えない構成と成っている。上記接
地配線をアンテナスイッチ4a,5aのグランド端子とし
て用いることで新たに誘電体基板上に端子を追加する必
要がなくなり、実装コストを低減することができる。な
お、上記接地配線、短絡線路等は発振器や電力増幅器の
実装される高周波実装回路面に配置してもよい。パッチ
アレイアンテナは全てのパッチを同位相で励振する必要
があるため、通常ではパッチ列の間隔が全て1誘電体波
長となっているが、本実施例のパッチアレイアンテナ1
は高誘電体基板上に構成されたMMICのアンテナスイ
ッチが配置されているため、パッチ列1c、1d間、1
g、1h間の誘電体長Leはその他のパッチ列の誘電体
長Lpよりも小さくなる。またパッチ列間隔の自由空間
長が不均一であると不要なグレーティングローブが出現
したり、アンテナ利得が損なわれたりする可能性があ
る。そこで、パッチ列1a〜1c及び1h〜1jを斜め
に分岐させることによってパッチ列間隔の自由空間長は
全て一定で位相のみを補正することができる。
【0034】受信アレイアンテナについては送信アレイ
アンテナの給電部32にハイブリッド回路を設けること
で同様に実施できる。また、アンテナスイッチに、オフ
時のアイソレーションが大きいMEMS高周波スイッチ
を用いることで効率良くビーム形状を切り替えることが
できる。
【0035】なお、本アンテナは第1の実施形態のアン
テナとして説明したが、第2から第8の実施形態にも適
用できる。
【0036】なお、上記各実施形態におけるアンテナス
イッチは、小型軽量化、低コスト化を実現するために、
半導体素子で構成されたMMICのスイッチで構成した
が、アンテナスイッチにオン時は低損失で、オフ時は高
アイソレーションをもつ機械スイッチを用いることで、
効率良くビーム形状の切換を行うことができる。上記各
実施形態では、車両用のレーダシステムについて説明し
たが、車両用以外の用途に使用できることは明らかであ
る。
【0037】
【発明の効果】上述のように、本発明のモノパルスレー
ダシステムは、複数のアンテナ素子で構成された送信ア
レイアンテナと受信アレイアンテナのビーム形状を鋭角
・遠距離もしくは広角・近距離に切り換えるためのアン
テナスイッチを設けているので、障害物の移動体との距
離及び相対速度の検出が可能な範囲を鋭角・遠距離もし
くは広角・近距離に切り換えることができ、モノパルス
方式を用いているため、その範囲において障害物の正確
な方位を検出でき、アンテナビーム形状が鋭角・遠距離
の場合にはより高精度な方位検出が可能になり、アンテ
ナ素子単位の接続切離しで検知範囲が切り替えられ、複
数のアレイアンテナが不要であるため、低コスト、小型
軽量のモノパルスレーダシステムを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による車載用モノパルスレーダシステム
の第1の実施形態の構成図。
【図2】本発明の効果を説明するためのモノパルス方式
の和信号と差信号の特性図。
【図3】本発明による車載用モノパルスレーダシステム
の第2の実施形態の構成図。
【図4】本発明による車載用モノパルスレーダシステム
の第3の実施形態の構成図。
【図5】本発明による車載用モノパルスレーダシステム
の第4の実施形態の構成図。
【図6】本発明による車載用モノパルスレーダシステム
の第5の実施形態の構成図。
【図7】本発明による車載用モノパルスレーダシステム
の第6の実施形態の構成図。
【図8】本発明による車載用モノパルスレーダシステム
の第7の実施形態の構成図。
【図9】本発明による車載用モノパルスレーダシステム
の第8の実施形態の構成図。
【図10】モノパルス方式の説明図。
【図11】モノパルス方式の和信号と差信号の特性図。
【図12】モノパルス方式の和信号と差信号の比の特性
図。
【図13】本発明による車載用モノパルスレーダシステ
ムに使用される送信アレイアンテナの一実施例の構成
図。
【符号の説明】 1:送信アレイアンテナ、1a〜1j:アンテナ素子
(パッチ列)、2:受信アレイアンテナ 2a〜2e:アンテナ素子、3:受信アレイアンテナ、
3a〜3e:アンテナ素子、4〜7:アンテナスイッ
チ、8:ハイブリッド回路9:送受信装置、10:切換
制御装置、11:発振器、12:電力増幅器、13:ミ
キサ、21:送受信共用アレイアンテナ 22:送受信共用アレイアンテナ、13:混合機、14:信
号処理回路、15:表示装置23:タイミング制御装置、
24:速度判定装置、25:距離判定装置、26:位置
判定装置、27:位置情報検索システム、28:障害
物、29:反射波、30:受信アンテナ、31:誘電体
基板、32:給電部、33:接地配線、35:短絡線
路。36、37:給電配線、34a、34b:バイアス
端子。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5J021 AA05 AA09 AA13 AB06 CA06 DB05 EA02 FA26 FA31 FA34 GA04 HA01 HA04 HA10 JA10

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の受信アンテナ各々の受信信号間の振
    幅差又は位相差により方位を検出するモノパルスレーダ
    システムにおいて、前記送信、受信アンテナの各々は、
    複数のアンテナ素子から成るアレイアンテナを用い、前
    記送信、受信アンテナの少なくとも一方は、上記アンテ
    ナビーム形状を鋭角・遠距離もしくは広角・近距離に切
    り換えるためのアンテナスイッチをもち、上記アンテナ
    スイッチの切り換えを制御する切換制御装置を設けたこ
    とを特徴とするモノパルスレーダシステム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の上記アンテナスイッチがア
    レーアンテナを構成するアンテナ素子群の接続切離しを
    行うことにより、上記アンテナビーム形状を鋭角・遠距
    離もしくは広角・近距離に切り換えることを特徴とする
    請求項1記載のモノパルスレーダシステム。
  3. 【請求項3】請求項1又は2に記載のモノパルスレーダ
    システムにおいて、上記送信、受信アンテナは複数のア
    ンテナ素子から成る送受信共用アンテナで構成されたこ
    とを特徴とするモノパルスレーダシステム。
  4. 【請求項4】請求項1乃至3に記載のモノパルスレーダ
    システムにおいて、上記アンテナスイッチの切換を一定
    時間毎に制御する切換制御装置を備えていることを特徴
    とするモノパルスレーダシステム。
  5. 【請求項5】請求項1乃至3に記載のモノパルスレーダ
    システムにおいて、アンテナスイッチの切換を移動体と
    障害物との距離に応じて制御する切換制御装置を備えて
    いることを特徴とする車載用モノパルスレーダシステ
    ム。
  6. 【請求項6】請求項1乃至3のいずれか一つに記載のモ
    ノパルスレーダシステムにおいて、上記アンテナスイッ
    チの切換を移動体に搭載された位置情報検索システムか
    らの位置情報に応じて制御する切換制御装置を備えてい
    ることを特徴とする車載用モノパルスレーダシステム。
  7. 【請求項7】接地配線を裏面にもつ誘電体基板上に複数
    のパッチ素子より成るパッチ列の復数群と、上記パッチ
    列に給電するための給電配線が配設され、上記パッチ列
    の復数群間にMMICのアンテナスイッチがそれぞれ配
    置され、上記アンテナスイッチの駆動端子とヴィアホー
    ルによって接地された上記接地配線と間に、上記アンテ
    ナスイッチの駆動手段が設けられ、上記パッチ列と上記
    アンテナスイッチ間の上記給電配線の長さが不要な放射
    を防ぐ長さに設定されたことを特徴とするパッチアレイ
    アンテナ。
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