JP2002271125A - 空間ダイバーシチアンテナ - Google Patents

空間ダイバーシチアンテナ

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JP2002271125A
JP2002271125A JP2001069148A JP2001069148A JP2002271125A JP 2002271125 A JP2002271125 A JP 2002271125A JP 2001069148 A JP2001069148 A JP 2001069148A JP 2001069148 A JP2001069148 A JP 2001069148A JP 2002271125 A JP2002271125 A JP 2002271125A
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blocks
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Shinichi Sato
眞一 佐藤
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Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アンテナの全長を短縮することが可能であ
り、車両に対する装着性に優れた空間ダイバーシチアン
テナを得る。 【解決手段】 線状または面状に配列された素子アンテ
ナ1a〜1nを複数のブロックに分割すると共に各ブロ
ック内に存在する各素子アンテナ1a〜1nの受信電力
を合成器4aおよび4bにより合成することにより各ブ
ロックをそれぞれ一つのアンテナ2aおよび2bとして
形成し、各アンテナ2aおよび2bの隣接部近傍に配列
された素子アンテナの受信電力を、隣接する各アンテナ
2aおよび2bのそれぞれに分配器3a〜3nにより分
配し、それぞれのアンテナ2aおよび2bの受信電力と
共に合成することにより隣接部分を共用化し、全長の短
縮化を図った。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、車車間通信など
に用いられ、地面からの反射によるフェージングの影響
を低減することが可能な車載用の空間ダイバーシチアン
テナに関するものである。
【0002】
【従来の技術】移動体通信を行うためには路面や建築物
などからの電波の反射により発生するフェージングの影
響を抑制することが必要であり、そのためにはダイバー
シチアンテナを使用するのが効果的であることが知られ
ている。車両間の通信、所謂、車車間通信においても路
面からの反射に伴うフェージングが発生するため、空間
ダイバーシチアンテナを使用することによってフェージ
ング対策を行っている。図4と図5とは車車間通信にお
けるフェージングの発生状態を説明する説明図、図6
は、従来、車車間通信などに用いられていた空間ダイバ
ーシチアンテナの概略構成図である。
【0003】図4に示した車車間通信の説明図は、先行
車両11の送信アンテナ12から放射された電波が後続
車両13の受信アンテナ14により受信される状況を示
しており、受信アンテナ14に入射する電波は直接波1
5と、地面(路面)16から反射される反射波17との
合成されたものになる。この合成された受信電波は、先
行車両11と後続車両13との車間距離により直接波1
5と反射波17との位相関係が変化するため、合成され
た受信電波は車間距離により重畳、または、相殺されて
受信レベルが変化する。
【0004】図5は、この直接波15と反射波17との
干渉に伴う受信アンテナ14の受信レベルの変化を説明
する特性図の一例であり、以降の説明では簡単化するた
めに二つのアンテナを用いたダイバーシチアンテナにつ
いて説明する。なお、二つ以上のアンテナから構成され
たダイバーシチアンテナにおいても同様である。
【0005】先行車両11と後続車両13との車間距離
を変数とし、受信アンテナ14の地面16からの高さを
パラメータとしたときの受信アンテナ14での受信レベ
ルは図5のようになる。すなわち上記したように、直接
波15と反射波17との干渉により受信アンテナ14の
受信レベルは車間距離により変化が生じるが、受信レベ
ルが低下する車間距離は受信アンテナ14の地面16か
らの高さにより異なるものになる。図5では地面16か
らの高さがh1の場合とh2の場合とを比較して示し
た。従って、地面16からの高さの異なる二つの受信ア
ンテナを設けてスイッチ手段などで切り替え、一方の受
信アンテナに受信レベルの低下があるときには他方の受
信アンテナを使用することにより、アンテナ全体として
は受信レベルの低下を抑制することができることにな
る。
【0006】空間ダイバーシチアンテナはこのように二
つのアンテナを離して配置し、受信レベルの高い方をス
イッチ手段などにより選択して使用するものであるが、
通常は、二つのアンテナの受信レベル変動の相関を小さ
くするために、二つのアンテナを数波長分離すことがよ
いとされている(電子情報通信学会編:アンテナ工学ハ
ンドブック、P.586、平成6年12月)。ただし、
数波長以上離した方が良い場合もあり、また、数波長以
下でも効果が得られる場合もあり、この離間距離は条件
により変化するものである。例えばGPS衛星による位
置計測の場合には特開平5−14249号公報に開示さ
れているように、車両のフロントガラスとリアガラスと
に分離装着することもあり得るものである。
【0007】例えば、車車間通信が周波数f=6GHz
の電波により行われる場合、電波の波長はλ=C/f
(ただし、Cは光速)の関係から50mmであり、アン
テナを6波長分離間させる場合にはアンテナの中心間距
離は300mmとなる。また、地面からの反射波の影響
を少なくするためには垂直面内でのビーム幅を絞った、
所謂、ビーム幅の小さいアンテナが要求され、垂直面内
でのビーム幅を小さくするためには垂直方向に長いアン
テナが必要となる。例えば、垂直面内でのビーム幅(3
dBビーム幅)を10°とすると、 ビーム幅=50/(アンテナ長/波長) の近似式から約5波長分のアンテナ長が必要となる。周
波数が6GHzの場合には波長は50mmであるから長
さ250mmのアンテナが必要になる。
【0008】図6は従来の車車間通信用ダイバーシチア
ンテナの構成の一例を示すもので、二つのアンテナは複
数個の素子アンテナ1aないし1nからなるアレーアン
テナ2aと2bとから構成される。各アレーアンテナ2
aと2bは素子アンテナ1aないし1nを二分して構成
されており、一方のアレーアンテナ2aを構成する各素
子アンテナにより受信された受信電力は合成器4aにて
合成され、他方のアレーアンテナ2bを構成する各素子
アンテナにより受信された受信電力は合成器4bにて合
成されることによりそれぞれが一つのアンテナを形成
し、それぞれのアレーアンテナ2aと2bとはスイッチ
手段5を介して受信機6に接続される。スイッチ手段5
は受信レベルの高い方のアンテナを選択して切り替え、
受信機6には受信レベルの高い受信電力が供給される。
【0009】上記のように周波数が6GHz、垂直面内
ビーム幅が10°、アンテナの中心間距離が6波長とす
ると、各アレーアンテナ2aと2bとは上記のように長
さが250mm、二つのアレーアンテナ2aと2bとの
中心間距離dは300mmであり、この場合におけるア
ンテナの全長Lは550mmとなって非常に長いアンテ
ナとなる。この例においてはアレーアンテナ2aと2b
との内端部間は50mmの間隔を有することになるが、
垂直面内ビーム幅をさらに小さくする場合にはアンテナ
長はさらに長くなり、二つのアンテナの内端部が干渉し
て配列することができないこともあり得ることになる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】今後の自動車社会で
は、ITS(Intelligent Transpo
rt System)技術の実用化が進展することにな
るが、このために自動車には多くのアンテナが装着され
ることになり、デザイン上、および、多くの機器が搭載
される関係上、アンテナを装着するスペースが大きな問
題となってくる。上記のように垂直面内ビーム幅10°
のアンテナでは装着に大きな制約を受けることになり、
また、垂直面内ビーム幅をさらに小さくしたアンテナは
内端部が干渉するため装着することが不可能な事態にな
り、垂直面内ビーム幅を小さくできないために地面から
の反射波の影響を受け、良好な受信ができないことにな
る。
【0011】この発明は、このような課題を解決するた
めになされたものであって、垂直面内ビーム幅を小さく
しながらアンテナの全長を短縮することが可能であり、
車両に対する装着性に優れた空間ダイバーシチアンテナ
を得ることを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係わる空間ダ
イバーシチアンテナは、複数のアンテナから構成され、
それぞれのアンテナ中心間隔が空間的に離れた位置に配
設されると共に、相隣るアンテナとの隣接部分が隣接す
るアンテナとは連続して形成され、この連続して形成さ
れた隣接部分が、隣接する双方のアンテナの一部として
共用されるように構成したものである。
【0013】また、線状または面状に配列された素子ア
ンテナを相互に隣接する複数のブロックに分割すると共
に、各ブロック内の隣接部近傍以外の素子アンテナの受
信電力を合成することにより複数のアンテナを形成し、
隣接部近傍に配列された各素子アンテナの受信電力を相
互に隣接するブロックのそれぞれに分配し、各ブロック
の受信電力と共に合成することにより、隣接部近傍の各
素子アンテナが隣接する各ブロックに共用されるように
構成したものである。
【0014】さらに、一つの反射鏡アンテナの焦点部に
設けられた複数の一次放射器を相互に隣接する複数のブ
ロックに分割すると共に、各ブロック内の隣接部近傍以
外の一次放射器の受信電力を合成することにより複数の
アンテナを形成し、隣接部近傍に配列された一次放射器
の受信電力を相互に隣接するブロックのそれぞれに分配
し、各ブロックの受信電力と共に合成することにより、
隣接部近傍の一次放射器が隣接する各ブロックに共用さ
れるように構成したものである。
【0015】さらにまた、隣接部近傍に配列された各素
子アンテナまたは一次放射器に分配器が接続され、分配
器により受信電力が分配されるようにしたものである。
また、隣接部近傍に配列された各素子アンテナまたは一
次放射器の受信電力が増幅器を介して出力されるように
したものである。さらに、各ブロック内の隣接部近傍以
外の素子アンテナまたは一次放射器の受信電力が、減衰
器を介して出力されるようにしたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
の実施の形態1による空間ダイバーシチアンテナの構成
を示すもので、上記の従来例と同一機能部分には同一符
号が付与されている。この実施の形態においては素子ア
ンテナ1aないし1nが連続して配列されており、素子
アンテナ1aないし1nの内の一端からの1/2以上が
アレーアンテナ2aを形成し、他端からの1/2以上が
アレーアンテナ2bを形成している。従って、連続して
配列された素子アンテナ1aないし1nの中央部分はア
レーアンテナ2aと2bとの両方を構成することにな
り、言い換えれば両アレーアンテナ2aと2bとに共用
して使用されていることになる。
【0017】素子アンテナ1aないし1nの内のアレー
アンテナ2aのみに使用される部分は合成器4aに接続
され、アレーアンテナ2bのみに使用される部分は合成
器4bに接続されて、それぞれの受信電力が合成される
と共に、共用化された部分の素子アンテナはそれぞれ分
配器3aないし3nに接続され、分配器3aないし3n
により受信電力が二分されて合成器4aと4bとに供給
される。従って、アレーアンテナ2aと2bとは一部が
共用化された構成になるが、それぞれは所定のアンテナ
長が得られ、合成器4aと4bとは所定の長さ分の受信
電力を合成してそれぞれが一つのアンテナを形成し、ス
イッチ手段5を介して受信機6に接続される。スイッチ
手段5は受信レベルの高い方のアンテナを選択して切り
替え、受信機6に受信レベルの高い受信電力を供給す
る。
【0018】このような空間ダイバーシチアンテナにお
いて、上記の従来例と同様に使用電波の周波数が6GH
z、垂直面内ビーム幅が10°とすると、各アレーアン
テナ2aと2bとのアンテナ長は250mmであり、ア
ンテナの中心間距離dを150mmに設定すると空間ダ
イバーシチアンテナの全長は400mmになり、車両に
対する装着性は良好なものとなる。なお、この場合、中
央部分における共用化部の長さは100mmになる。
【0019】また、このように素子アンテナを配列して
共用化部分を設けることにより、アンテナ内端部が干渉
することなく垂直面内ビーム幅を小さくして路面からの
反射の影響を軽減することができるものであり、アンテ
ナの中心間距離dが小さくなった分、上記した従来構成
より両アレーアンテナ2a、2b間の相関は悪くなる
が、上記した関係寸法ではアンテナの中心間距離は3波
長分は確保でき、垂直面内ビーム幅を縮小できるために
特性的には充分な空間ダイバーシチアンテナが得られる
ことになる。
【0020】実施の形態2.図2は、この発明の実施の
形態2によるダイバーシチアンテナの構成を示すもので
あり、この実施の形態によるダイバーシチアンテナは、
複数個の一次放射器7aないし7nと、反射鏡面8を有
する一個の反射鏡アンテナとを有しており、複数個の一
次放射器7aないし7nが反射鏡面8の焦点付近に位置
するように構成したものである。反射鏡面8に電波9a
ないし9nが入射すると電波は反射鏡面8により集束さ
れ、焦点付近に配置された一次放射器7aないし7nに
入射する。図2では簡略化するために一次放射器が三個
の場合を示しており、図示しないが両端の一次放射器は
単独で使用されてそれぞれが一つのアンテナを形成し、
中央の一次放射器は両アンテナに共用化されて実施の形
態1の図1に示した分配器3と合成器4aと4bとに接
続され、合成器4aと4bとからスイッチ手段5を介し
て受信機6に接続される。
【0021】従来のこのような反射鏡アンテナを用いた
ダイバーシチアンテナにおいては二つの反射鏡アンテナ
を空間的に離して設けるのが通常であったが、以上のよ
うな構成をとることにより、一つの反射鏡アンテナにて
ダイバーシチアンテナを構成することができ、アンテナ
に要するスペースを1/2にすることができるものであ
る。なお、後述する実施の形態3にて構成を説明する受
信レベル調整手段はこの実施の形態においても適用され
るものである。
【0022】実施の形態3.図3は、この発明の実施の
形態3による空間ダイバーシチアンテナの構成を示すも
ので、この実施の形態による空間ダイバーシチアンテナ
は実施の形態1の空間ダイバーシチアンテナに対して共
用された素子アンテナと共用されない素子アンテナとの
受信レベルを等しくするために受信レベル調整器10a
と10bとを設けるようにしたものである。受信波が分
配器3aないし3nにて分配されるとそれぞれの受信レ
ベルは低下することになり、従って、受信レベル調整器
10aと10bとを共用されない素子アンテナに設ける
ときには減衰器とする必要があり、共用された素子アン
テナに設けるときには増幅器とする必要がある。
【0023】以上の各実施の形態においては素子アンテ
ナを線状に配列したアレーアンテナについて述べたが、
素子アンテナを面状に配列したものについても適用が可
能であり、二つのアンテナを用いた空間ダイバーシチア
ンテナについて両アンテナの隣接部分を共用化するよう
にしたが、二つ以上のアンテナから構成された空間ダイ
バーシチアンテナについても同様に隣接部分を共用化す
ることにより同様の効果が得られるものである。また、
反射鏡アンテナについては複数個の一次放射器を有する
全ての形態の反射鏡アンテナに適用することができるも
のである。
【0024】
【発明の効果】以上に説明したように、請求項1に記載
の発明による空間ダイバーシチアンテナにおいては、複
数のアンテナから構成され、それぞれのアンテナ中心間
隔が空間的に離れた位置に配設されると共に、相隣るア
ンテナとの隣接部分が隣接するアンテナとは連続して形
成され、この連続して形成された隣接部分が、隣接する
双方のアンテナの一部として共用されるようにしたの
で、アンテナ内端部が干渉することなく垂直面内ビーム
幅を小さくして路面からの反射の影響を軽減することが
できるものであり、小型で車両に対する装着性の良好な
空間ダイバーシチアンテナを得ることができるものであ
る。
【0025】また、請求項2に記載の発明によれば、線
状または面状に配列された素子アンテナを相互に隣接す
る複数のブロックに分割すると共に、各ブロック内の隣
接部近傍以外の素子アンテナの受信電力を合成すること
により複数のアンテナを形成し、隣接部近傍に配列され
た各素子アンテナの受信電力を相互に隣接するブロック
のそれぞれに分配し、各ブロックの受信電力と共に合成
することにより、隣接部近傍の各素子アンテナが隣接す
る各ブロックに共用されるようにしたので、ダイバーシ
チアンテナの小型化が可能であり、また、アンテナ内端
部を干渉させずに垂直面内ビーム幅を小さくすることが
でき、小型で車両に対する装着性の良好な空間ダイバー
シチアンテナを得ることができるものである。
【0026】さらに、請求項3に記載の発明によれば、
一つの反射鏡アンテナの焦点部に設けられた複数の一次
放射器を相互に隣接する複数のブロックに分割すると共
に、各ブロック内の隣接部近傍以外の一次放射器の受信
電力を合成することにより複数のアンテナを形成し、隣
接部近傍に配列された一次放射器の受信電力を相互に隣
接するブロックのそれぞれに分配し、各ブロックの受信
電力と共に合成することにより、隣接部近傍の一次放射
器が隣接する各ブロックに共用されるようにしたので、
一つの反射鏡にてダイバーシチアンテナを構成してアン
テナに要するスペースを1/2にすることができ、小型
で車両に対する装着性を向上させることができるもので
ある。
【0027】さらにまた、請求項4に記載の発明によれ
ば、隣接部近傍に配列された各素子アンテナまたは一次
放射器に分配器が接続され、分配器により受信電力が分
配されるようにしたので、従来構成のダイバーシチアン
テナに対して分配器を付加するだけでアンテナの小型化
が可能になり、車両に対する装着性を向上させることが
できるものである。
【0028】また、請求項5および6に記載の発明によ
れば、隣接部近傍に配列された各素子アンテナまたは一
次放射器の受信電力が増幅器を介して出力されるように
するか、あるいは、各ブロック内の隣接部近傍以外の素
子アンテナまたは一次放射器の受信電力が、減衰器を介
して出力されるようにしたので、ダイバーシチアンテナ
を構成する各アンテナの各素子アンテナまたは各一次放
射器の受信レベルを等しくすることができ、ダイバーシ
チアンテナの特性をより向上させることができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1による空間ダイバー
シチアンテナの構成を示すものである。
【図2】 この発明の実施の形態2による空間ダイバー
シチアンテナの構成を示すものである。
【図3】 この発明の実施の形態3による空間ダイバー
シチアンテナの構成を示すものである。
【図4】 車車間通信におけるフェージング発生状態の
説明図である。
【図5】 車車間通信におけるフェージング発生の特性
図である。
【図6】 従来の車車間通信用ダイバーシチアンテナの
構成図である。
【符号の説明】
1a〜1n 素子アンテナ、2a、2b アレーアンテ
ナ、3a〜3n 分配器、4a、4b 合成器、5 ス
イッチ手段、6 受信機、7a〜7n 一次放射器、8
反射鏡面、10a〜10b 受信レベル調整器、11
先行車両、12 送信アンテナ、13 後続車両、1
4 受信アンテナ。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のアンテナから構成され、それぞれ
    のアンテナの中心相互間の間隔が空間的に離れた位置に
    配設されると共に、相隣るアンテナとの隣接部分が隣接
    するアンテナとは連続して形成され、この連続して形成
    された隣接部分が、隣接する双方のアンテナの一部とし
    て共用されるように構成したことを特徴とする空間ダイ
    バーシチアンテナ。
  2. 【請求項2】 線状または面状に配列された素子アンテ
    ナを相互に隣接する複数のブロックに分割すると共に、
    前記各ブロック内の隣接部近傍以外の前記素子アンテナ
    の受信電力を合成することにより各別に複数のアンテナ
    を形成し、隣接部近傍に配列された前記各素子アンテナ
    の受信電力を前記相互に隣接するブロックのそれぞれに
    分配し、前記各ブロックの受信電力と共に合成すること
    により、隣接部近傍の前記各素子アンテナが前記隣接す
    る各ブロックに共用されるように構成したことを特徴と
    する空間ダイバーシチアンテナ。
  3. 【請求項3】 一つの反射鏡アンテナの焦点部に設けら
    れた複数の一次放射器を相互に隣接する複数のブロック
    に分割すると共に、前記各ブロック内の隣接部近傍以外
    の前記一次放射器の受信電力を合成することにより各別
    に複数のアンテナを形成し、隣接部近傍に配列された前
    記一次放射器の受信電力を前記相互に隣接するブロック
    のそれぞれに分配し、前記各ブロックの受信電力と共に
    合成することにより、隣接部近傍の前記一次放射器が前
    記隣接する各ブロックに共用されるように構成したこと
    を特徴とする空間ダイバーシチアンテナ。
  4. 【請求項4】 前記隣接部近傍に配列された各素子アン
    テナまたは一次放射器に分配器が接続され、この分配器
    により受信電力が分配されることを特徴とする請求項2
    または請求項3に記載の空間ダイバーシチアンテナ。
  5. 【請求項5】 前記隣接部近傍に配列された各素子アン
    テナまたは一次放射器の受信電力が、増幅器を介して出
    力されることを特徴とする請求項2〜請求項4に記載の
    空間ダイバーシチアンテナ。
  6. 【請求項6】 前記各ブロック内の隣接部近傍以外の素
    子アンテナまたは一次放射器の受信電力が、減衰器を介
    して出力されることを特徴とする請求項2または請求項
    3に記載の空間ダイバーシチアンテナ。
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