JPWO2008093414A6 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
半導体装置(30)は、配線基板(32)と、当該配線基板(32)上に搭載された半導体素子(33)と、前記半導体素子(33)を被覆する封止用樹脂(36)と、一端が前記配線基板の配線層(32)に接続され、且つその一部が前記封止用樹脂(36)の表面に露出された接地用電極(38)と、前記封止用樹脂(36)を被覆し、且つ前記接地用電極(38)に接続されたシールド部材(39)とを有する。
Description
本発明は、半導体装置及びその製造方法に関し、より具体的には、シールド構造を備える半導体装置及びその製造方法に関する。
半導体素子を配線基板に搭載し、これを電子機器に組み込んで使用する際に、当該半導体素子から放射される電磁波に因り、近接する電子部品或いは電気回路に誤動作を生じたり、人体に悪影響を与える恐れがある。特に近年の電子機器にあってはデジタル方式への移行が進み、その信号源はパルス信号を扱うため、その高周波成分がノイズ源となり易くなっている。また、高周波化、高速信号化が進むことによりその影響度も加速する方向にある。
一方、当該半導体素子が、隣接する電子部品及び/或いは電気回路、又は外部環境に於いて発生した電磁波により悪影響を受ける恐れもある。
このため、半導体素子を、周囲の環境と電磁的にシールド(遮蔽)することが求められており、例えば、図1に示す態様が提案されている。
図1を参照するに、半導体装置10は、所謂BGA(Ball Grid Array)型半導体装置であり、下面に外部接続用の球状バンプ1が複数個配設された配線基板2上に、図示を省略するダイボンディングフィルム等のダイボンディング材を介して半導体素子3が載置・固着されている。当該半導体素子3の電極(図示せず)は、ボンディングワイヤ4により、配線基板2上の電極(図示せず)に接続されている。そして、半導体素子3及びボンディングワイヤ4等は、封止樹脂5により気密封止されている。
当該半導体装置10は、配線回路基板(マザーボード)11上に、半田等を介して搭載され、配線回路基板11に於ける配線部に接続される。例えば、配線基板2の下面に配設され、当該配線基板2内の接地導電層12に接続された球状バンプ1(図1に示す例では2つの球状バンプ1)は、当該配線回路基板11の接地配線パターン13に接続されている。
かかる構造において、半導体素子1から発生する電磁波が外部に放出されるのを阻止し、また外部環境からの電磁波による影響を遮断する必要があるが、当該半導体装置10構造にあっては、電磁波に対するシールド(遮蔽)効果は有しない。
そこで、配線回路基板11に於ける、半導体装置10搭載箇所を含む当該配線回路基板11の表面を覆って、断面が略コの字型を有する大形・大判の金属製シールド部材14を配設している。当該シールド部材14は、配線回路基板11の上面に設けられ当該配線回路基板11の接地配線パターン13に接続された電極15に、半田等を介して接続されている。
尚、シールド部材12を配線回路基板11上に配設する処置は、半導体装置10を当該配線回路基板11上に搭載した後に行われる。
また、作業の効率化を図り、またシールド部材14の数を削減するために、配線回路基板11上に複数の半導体装置10を実装した後、当該配線回路基板11上にこれら複数個の半導体装置を一括して覆うシールド部材を配設して、シールドする方式も採用されている。
その他、電子部品の接地電位となる端子電極に到達する導通穴を有する樹脂被覆部材と、前記樹脂被覆部材を被覆するシールド金属膜とを含む高周波モジュール部品が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。また、素子電極を主面に有する半導体基板の裏面にプレートが接合された半導体装置も提案されている(例えば、特許文献2参照1。)。更に、基板のリードパターン形成面とは反対側の面に電磁シールド用のシールド金属層が配設されてなる半導体素子パッケージも提案されている(例えば、特許文献3参照。)。
特開2001−244688号公報
特開2001−7252号公報
特開平3−120746号公報
しかしながら、前記図1に示す構造にあっては、配線回路基板11に、シールド部材14の接続・固着領域、即ち、シールド部材14の端部と半田を介して接続される電極15を配設する領域を確保する必要があるため、配線回路基板11の小形化が困難となり、従ってこれを組み込む電子機器の小型化が困難となる。
また、配線回路板11上に搭載された半導体装置10を、シールド部材14により被覆する処置は、当該半導体装置10を配線回路基板11上に搭載した後に行われる為、組み立て工程が煩雑となる。
更に、配線回路基板11上に複数個の半導体装置10を実装し、当該複数個の半導体装置を一括してシールド部材により被覆した構成とした場合、当該シールド部材により被覆された複数の半導体装置10相互間に於いて電磁波の影響が生じ、誤動作を生じる場合もある。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、配線回路基板(マザーボード)の大形化を招くことなく、簡易な構造で確実に電磁波をシールド(遮蔽)することができる半導体装置、及びその製造方法を提供することを目的とするものである。
本発明の一つの観点によれば、配線基板と、当該配線基板上に搭載された半導体素子と、前記半導体素子を被覆する封止用樹脂と、一端が前記配線基板の配線層に接続され、且つその一部が前記封止用樹脂の表面に露出された接地用電極と、前記封止用樹脂を被覆し、且つ前記接地用電極に接続されたシールド部材とを有することを特徴とする半導体装置が提供される。
前記接地用電極の前記一部は、前記樹脂の側面において露出し、前記シールド部材と接触していてもよい。前記接地用電極は、前記配線基板の上面に設けられたボンディングワイヤであって、前記接地用電極の側面が、前記樹脂の前記側面において露出し、前記シールド部材と接触していてもよい。前記接地用電極は、前記樹脂の上面において露出し、前記シールド部材と接触していてもよい。
本発明の別の観点によれば、配線基板と、当該配線基板上に搭載された半導体素子と、前記半導体素子を被覆する封止用樹脂と、一端が前記配線基板の配線層に接続され、且つその一部が前記封止用樹脂の表面に露出された接地用電極とを有することを特徴とする半導体装置が提供される。
本発明の更に別の観点によれば、基板上に複数個の半導体素子を搭載する工程、隣り合う半導体素子の配線基板領域間を跨ぐように接地電極用部材を配設する工程、前記半導体素子並びに接地電極用部材を封止用樹脂により被覆する工程、前記配線基板、封止用樹脂並びに前記接地電極用部材を分離して個片化された半導体装置を形成する工程、個片化された半導体装置の前記封止用樹脂を被覆してシールド部材を配設する工程を有することを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
本発明の更に別の観点によれば、複数の半導体素子が配置された基板であって、隣接する半導体素子との分離ライン上に、接地電極用部材を設け、前記接地電極用部材と前記半導体素子とを、樹脂を用いて封止し、前記複数の半導体素子が配置された基板を個片化する際に前記接地電極用部材を前記分離ラインに沿って切断して、前記接地電極用部材の一部を前記樹脂の側面から露出させ、前記樹脂を被覆する金属部材を、前記樹脂の側面から露出している前記接地用電極の一部と接触するように設けることを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
本発明の更に別の観点によれば、複数の半導体素子が配置された基板に、接地用電極部材を、前記基板から略鉛直方向に所定長さ設け、前記接地電極用部材と前記半導体素子とを、樹脂を用いて封止し、前記樹脂の表面を研削して、前記接地電極用部材の一部を前記樹脂の上面から露出させ、前記複数の半導体素子が配置された基板を個片化し、前記樹脂を被覆する金属部材を、前記樹脂の上面から露出している前記接地用電極と接触するように設けることを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
本発明の更に別の観点によれば、基板上に複数個の半導体素子を搭載する工程、隣り合う半導体素子の配線基板領域間を跨ぐように接地電極用部材を配設する工程、前記半導体素子並びに接地電極用部材を封止用樹脂により被覆する工程、前記配線基板、封止用樹脂並びに前記接地電極用部材を切断して個片化された半導体装置を形成する工程、を有することを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
本発明によれば、配線回路基板の大形化を招くことなく、簡易な構造で確実に電磁波をシールド(遮蔽)することができる半導体装置及びその製造方法を提供することができる。
30、30S、30SS,50,70,70S 半導体装置
32 配線基板
33 半導体素子
36 樹脂
38、38A、38B 接地用電極
39 シールド部材
40 接着部材
41 配線回路基板
88 ダイシングソー
89 接着剤
91 砥石
32 配線基板
33 半導体素子
36 樹脂
38、38A、38B 接地用電極
39 シールド部材
40 接着部材
41 配線回路基板
88 ダイシングソー
89 接着剤
91 砥石
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。説明の便宜上、本発明による半導体装置の実施の形態について説明し、次いで当該半導体装置の製造方法について説明する。
[半導体装置]
1.半導体装置の第1の実施態様
本発明による半導体装置の第1の実施態様を図2に示す。また、当該半導体装置の断面を図3に示す。当該断面は、図2に示す線A−A'に於ける断面である。
1.半導体装置の第1の実施態様
本発明による半導体装置の第1の実施態様を図2に示す。また、当該半導体装置の断面を図3に示す。当該断面は、図2に示す線A−A'に於ける断面である。
当該第1の実施態様に於ける半導体装置30は、所謂BGA(Ball Grid Array)型半導体装置である。
図3に示すように、下面に外部接続端子である球状バンプ31が複数形成された配線基板32上に、図示を省略するダイボンディングフィルム等のダイボンディング材(図示せず)を介して半導体素子33が載置されている。
当該半導体素子33の電極パッド(図示せず)は、金(Au)線或いは銅(Cu)線等からなるボンディングワイヤ34を介して配線基板32上の電極(図示せず)に接続されている。当該ボンディングワイヤ34は、約18μm乃至30μmの径を有する。
かかる構成に於いて、配線基板32の表面及び/或いは内部には、接地配線パターン35が配設されており、配線基板32の下面に形成された複数の球状バンプ31の一部(図3に示す例では2つの球状バンプ)が当該接地配線パターン35に接続されている。
そして、当該半導体素子33、ボンディングワイヤ34等は、配線基板32の一方の主面(上面)に於いて、例えば、シリコン系樹脂、アクリル系樹脂或いはエポキシ系樹脂等からなる封止用樹脂36により気密封止されている。
当該半導体装置30にあっては、その特徴的構成として、前記配線基板32の上面であって、当該配線基板32の四辺それぞれに於いて、半導体素子33及びボンディングワイヤ34が配置されない領域、即ち当該配線基板32の周縁部近傍に、前記接地配線パターン35に接続された電極パッド37が配設されている。
そして、当該電極パッド37には、ワイヤ状の接地用電極38の一端がワイヤボンディグ法により接続されている。そして、当該接地用電極38の他端38−1は、前記封止用樹脂36の外側面に延在されて表出している。当該接地用電極38は、前記ボンディングワイヤ34と同様に、金(Au)線、銅(Cu)線等から形成される。
かかる第1の実施態様にあっては、当該接地用電極38は、前記配線基板32の各辺に於いてそれぞれ3本(個)配置設定され、前記電極パッド37から上方に延出され、半導体素子33から離間する方向に緩やかに曲げられて、前記封止用樹脂36の外側面に至っている。
当該接地用電極38の太さ(径)は、前記ボンディングワイヤ34の径と同等或いは同等以上の太さとされ、例えば約100μmΦ乃至500μmΦに設定される。
即ち、本発明思想に基づく半導体装置の第1の実施態様にあっては、一端が接地電位に接続される導体、即ち接地用電極38の他端が、封止用樹脂36の側面に於いて表出されている。
従って、当該封止用樹脂36の外表面を被覆して電磁シールド部材(導電体、以下シールド部材と称する)を配設し、当該シールド部材を前記接地用電極38の端部に接続することにより、半導体装置30の動作時、当該半導体装置30は前記シールド部材により有効に電磁シールド(遮蔽)される。
この様に、封止用樹脂36の外表面を被覆してシールド部材を配設することにより、当該半導体装置30の外形寸法の不要な増加を招くことなく、有効な電磁シールド(遮蔽)がなされる。
前記封止用樹脂36の外表面を被覆するシールド部材としては、予め箱型(断面コ字型)に形成された金属体、或いは樹脂体の表面に導電層が被覆されたものを準備し、これを半導体装置30に対して、封止用樹脂36部分を覆って嵌装することにより配設することができる。
また、シールド部材及びその配設手段として、箔状の金属を貼り付けるなどして装着する方法、或いは導電性樹脂を塗布法などにより選択的に被着する方法を用いることもできる。
従って、かかるシールド部材は、半導体装置を電子機器の配線基板(所謂マザーボード)上に搭載する前の段階、或いは当該半導体装置を配線基板(マザーボード)上に搭載した後に、必要に応じて配設することもできる。
一方、当該シールド部材は、当該半導体装置の放熱に適用される放熱体(ヒートシンク)と熱的に結合されてもよい。更に、当該シールド部材自体が放熱体としても利用される様に、その外表面の面積が拡大されてもよい。
前記構造を有する半導体装置30に、シールド部材を配設した状態を図4に示す。かかる形態を半導体装置30Sとする。
即ち、前記半導体装置30に於ける封止用樹脂36上を覆って、箱型(断面が略コの字型)の電磁シールド(遮蔽)部材39が配設されている。当該電磁シールド部材39は、銅(Cu)或いはアルミニウム(Al)等の金属板から形成されるが、勿論他の材料、例えば樹脂から形成され、その表面に金属被覆が施されたものであってもよい。
当該シールド部材39の内側面及び/或いは内部底面と、封止用樹脂36の表面は、接着剤(図示せず)を介して固着されている。
そして、当該シールド部材39の内側面と、前記半導体装置30の封止用樹脂36の側面に導出された接地用電極38の端部38−1は、半田又は銀(Ag)ペースト等の導電性接着剤からなる接着部材40を介して接続され、電気的導通がなされる。尚、当該シールド部材39の内側面には、接地用電極38の端部38−1に対応して、凸部が配設されている。
かかる構成により、当該シールド部材39には、少なくとも当該半導体装置30の動作時、接地電位が付与される。
この様に、シールド部材39が被覆・配設された半導体装置30を、配線基板(マザーボード)に実装した状態を図5に示す。
図5を参照するに、配線回路基板(マザーボード)41に、球状バンプ31を介して実装された半導体装置30Sに於いては、半導体装置30を覆って配設されたシールド部材39は、配線回路基板41に於ける接地配線パターン42に電気的に接続される。
即ち、かかる構成にあっては、半導体装置30に於ける配線基板32の下面に配設されている複数の球状バンプ31のうち、当該配線基板32の接地配線パターン35に接続されている球状バンプ32は、配線回路基板41に設けられている接地配線パターン42に接続される。
この結果、半導体装置32を被覆して配設されたシールド部材39は、接着部材40、接地用電極38、電極パッド37、配線基板32の接地配線パターン35、及び球状バンプ31を介して、配線回路基板41の接地配線パターン42に接続され、接地電位が付与される。従って、当該半導体素子33から発生する電磁波の外部への放出が阻止され、また、当該半導体装置30に対する外部環境からの電磁波による影響も遮断される。
この様な第1の実施態様に於ける半導体装置30あっては、半導体素子33の封止用樹脂36の表面を覆って箱型(断面が略コの字型)のシールド部材39が配設される。従って、当該シールド部材39の配設による占有面積の増加を招かず、前記配線回路基板(マザーボード)41の小形化を図ることができる。
当該シールド部材39は、個々の半導体装置30に対して配設される。即ち、個々にシールドされた半導体装置を提供することができることから、配線回路基板41上に搭載された複数の半導体装置に対して一括してシールドを施す必要が無い。従って、配線回路基板41の設計の自由度も高まり、電子機器の小型化を図ることができる。
更に、半導体装置30の動作に伴い発せられる熱を、接地用電極38及び金属からなるシールド部材39を介して外部に放散することができ、当該半導体装置30の動作の安定化を図ることができる。
尚、本発明によれば、配線回路基板41上に搭載された複数個の半導体装置30に対して、一括して、即ち共通するシールド(遮蔽)構造を配設することも勿論可能である。
電子機器の形態、電子回路構成によっては、かかる構成が選択される場合もある。
即ち、図5Aに示されるように、配線回路基板41上に近接して搭載された複数個、例えば2個の半導体装置30を、一つの箱型(断面が略コの字型)のシールド部材39により共通に被覆することができる。かかる形態を半導体装置30SSとする。
かかる構成にあっては、シールド部材39は、少なくとも一つの半導体装置30に於いて、その封止用樹脂36の外側面に導出された接地用電極38の端部38−1に接着部材40を介して接続され、接地電位が付与される。尚、ここでは、当該シールド部材39の内側面には、接地用電極38の端部38−1に対応する凸部は設けられていないが、前記図4に示す構成の如く、必要に応じて配設することができる。
また、かかる構成にあっては、当該シールド部材39は、複数個の半導体装置30を一括して(共通に)被覆し、これら複数個の半導体装置30のなす外形寸法と略等しい外形寸法をもって配設される。従って、かかる構成を適用しても、当該シールド部材39の配設によって配線回路基板41の大形化を招く恐れは殆ど無い。
更に、かかる構成にあっては、当該シールド部材39により被覆される複数個の半導体装置30の相互の間隔は、必要に応じて選択される。この為、当該複数個の半導体装置30相互間に隙間を設け、シールド部材39の一部を、当該隙間に横方向或いは垂直方向に延在して配置することもできる。これにより、当該シールド部材39により被覆された半導体装置相互間の電磁シールド(遮蔽)がなされる。
一方、第1の実施態様にあっては、接地用電極38は、前記電極パッド37部から上方(略垂直方向)に延出された後、半導体素子33から離間する方向に緩やかに曲げられているが、本発明はかかる構成に限定されない。
当該接地用電極38は、前記電極パッド37から略垂直方向に延出された後、半導体素子33から離間する方向にほぼ直角に折曲された形状を有する金属線或いは金属板から構成され、その端部38−1が封止用樹脂36の側面に導出されて、表出されてもよい。
また、前記実施の形態にあっては、接地用電極38が、配線基板32の上面に於いて、その四辺それぞれに於いて3個配設されているが、当該接地用電極38の設置数について制限はない。少なくとも1つの接地用電極38が、封止用樹脂36の側面に於いて表出され、シールド部材39に接続されればよい。当該接地用電極38とシールド部材39との接続が複数の箇所に於いてなされれば、電気抵抗を降下させることができ、安定した電気的接続を可能とし、更に放熱効果も大きい。
2.半導体装置の第2の実施態様
本発明による半導体装置の第2の実施態様を図6に示す。また、当該半導体装置の断面を図7に示す。当該断面は、図6に示す線A−A'に於ける断面である。
本発明による半導体装置の第2の実施態様を図6に示す。また、当該半導体装置の断面を図7に示す。当該断面は、図6に示す線A−A'に於ける断面である。
この第2の実施態様に於ける半導体装置50も、所謂BGA(Ball Grid Array)型半導体装置である。
尚、以下の説明にあっては、前記第1の実施態様に於ける構成と対応する箇所については同一の符号を付し、その説明を省略する。
当該半導体装置の第2の実施態様にあっては、図6及び図7に示すように、一つの配線基板32に於いて接地配線パターン35に接続されている2つの電極パッド37間を、金(Au)線或いは銅(Cu)線等からなる接地用電極38Aより接続している。当該接地用電極38Aは、ほぼ円弧状のワイヤーループを有して、2つの電極パッド37間を接続している。当該接地用電極38Aは、例えば約300μmΦ乃至400μmΦの直径を有するワイヤ、或いは同等の幅を有する帯状体から形成される。
かかるループ状の接地用電極38Aは、配線基板32の四辺の夫々に沿って、それぞれ1つ配設されている。そして、当該接地用電極38Aは、その円弧状部の側面部が、封止用樹脂36の側面に於いて外部に表出されている。尚、シールド部材38Aについては、配線基板32の辺に沿って円弧状に延びる状態を示す為、図7にあっては、その高さ方向に延びる部分を含めて図示している。また、当該接地用電極38Aの円弧状部が、封止用樹脂36の側面に於いて外部に表出する為の手段については後述する。
かかる第2の実施態様にあっては、端部が接地電位に接続される導体、即ち接地用電極38Aが、封止用樹脂36の側面に於いて円弧状に表出されている。
従って、当該封止用樹脂36の外表面を被覆してシールド部材を配設し、当該シールド部材を、円弧状に表出された接地用電極38Aに接続することにより、半導体装置50の動作時、当該半導体装置50は前記シールド部材により有効に電磁シールド(遮蔽)される。
この様に、封止用樹脂36の外表面を被覆してシールド部材を配設することにより、当該半導体装置50の外形寸法の不要な大形化を招くことなく、有効な電磁シールド(遮蔽)がなされる。
この時、シールド部材の形態、被着時期、並びにヒートシンクへの対応については、前記第1の実施態様に於ける構成と同様の構成を採ることができる。
かかる構造を有する半導体装置50に、シールド部材39を配設した状態を図8に示す。かかる形態を半導体装置50Sとする。
尚、シールド部材38Aは、配線基板32の辺に沿って円弧状に延びる状態を示す為、当該図8にあっても、その高さ方向に延びる部分を含めて図示している。
即ち、半導体装置50に於ける封止用樹脂36上を覆って、箱型(断面が略コの字型)のシールド(遮蔽)部材39が配設される。
前述の如く、当該シールド部材39は、銅(Cu)或いはアルミニウム(Al)等の金属板から形成されるが、勿論他の材料、例えば樹脂から形成され、その表面に金属被覆が施されたものであってもよい。
当該シールド部材39の内部底面及び/或いは内側面と、封止用樹脂36の表面は、接着剤(図示せず)を介して固着されている。
そして、当該シールド部材39の内側面と、前記半導体装置50の封止用樹脂36の側面に導出された接地用電極38Aの円弧状部は、半田又は銀(Ag)ペースト等の導電性接着剤からなる接着部材40を介して接続され導通している。
即ち、当該シールド部材39は、当該半導体装置50の動作時、接地電位が付与される。
かかる構成にあっては、接地用電極38Aはその円弧状部をもってシールド部材39に接触或いは接続される。従って、当該接地用電極38Aとシールド部材39は、より広い接触面積をもって接触し、良好な電気的接続がなされる。
当該シールド部材39が被覆・配設された半導体装置50を、配線基板(マザーボード)に実装した状態を図9に示す。
前述の如く、シールド部材38Aについては、配線基板32の辺に沿って円弧状に延びる状態を示す為、当該図9にあっても、その高さ方向に延びる部分を含めて図示している。
図9を参照するに、配線回路基板(マザーボード)41に、球状バンプ32を介して実装された半導体装置50Sに於いては、半導体装置50を覆って配設されたシールド部材39は、配線回路基板41に於ける接地配線パターン42に電気的に接続される。
かかる構成によれば、半導体装置50に於ける配線基板32の下面に配設されている複数の球状バンプ31のうち、当該配線基板32の接地配線パターン35に接続されている球状バンプ31は、配線回路基板41に設けられている接地配線パターン42に接続される。
即ち、半導体装置50を被覆して配設されたシールド部材39は、接着部材40、円弧状の接地用電極38A、電極パッド37、配線基板32の接地配線パターン35、及び球状バンプ31を介して、配線回路基板(マザーボード)41の接地配線パターン42に接続され、接地電位が付与される。従って、当該半導体素子50から発生する電磁波の外部への放出が阻止され、また、当該半導体装置50に対する外部環境からの電磁波による影響も遮断される。
この様な第2の実施態様に於ける半導体装置50にあっても、封止用樹脂36の表面を覆って箱型(断面が略コの字型)のシールド部材39が配設される。従って、前記配線回路基板41のより小形化を図ることができる。
また、当該シールド部材39は、個々の半導体装置50に対して配設される。即ち、個々にシールドされた半導体装置を提供することができることから、配線回路基板41上に搭載された複数の半導体装置に対して一括してシールドを施す必要が無く、配線回路基板41の設計の自由度も高まり、電子機器の小型化を図ることができる。
更に、半導体装置50の動作に伴い発せられる熱を、より広い接触面積をもって接続された接地用電極38A及びシールド部材39を介して外部に効果的に放散することができ、当該半導体装置50の動作の安定化を図ることができる。
また、前述の如く、当該半導体装置50にあっては、接地用電極38Aとシールド部材39は、広い接触面積をもって接続され得ることから、一つの円弧状接地用電極38Aをシールド部材39に接続することにより、シールド効果を得ることができる。従って、略同一のシールド効果を奏する半導体装置を、前記第1の実施の態様に於ける半導体装置30に比して、少ない工程をもって製造することができる。但し、接地用電極38Aが複数個配設されれば、当然電気抵抗を降下させることができ、安定した電気的接続を可能とし、また、より大きな放熱性を得ることができる。
尚、前記図5Aに示した構成と同様に、当該第2の実施態様にあっても、配線回路基板41上に搭載された複数個の半導体装置50に対して、一括してシールド部材39を配設することが可能である。(図示せず)
3.半導体装置の第3の実施態様
本発明による半導体装置の第3の実施態様を図10に示す。また、当該半導体装置の断面を図11に示す。当該断面は、図10に示す線A−A'に於ける断面である。
3.半導体装置の第3の実施態様
本発明による半導体装置の第3の実施態様を図10に示す。また、当該半導体装置の断面を図11に示す。当該断面は、図10に示す線A−A'に於ける断面である。
この第3の実施態様に於ける半導体装置70も、所謂BGA(Ball Grid Array)型半導体装置である。
尚、以下の説明にあっては、前記第1の実施態様に於ける構成と対応する箇所については同一の符号を付し、その説明を省略する。
当該第3の実施態様に於ける半導体装置70にあっては、図10及び図11に示されるように、配線基板32の各辺の略中央に配設され、接地配線パターン35に接続されている電極パッド37上に、柱状の接地用電極38Bが配置・接続され、当該接地用電極38Bの他端部38B−1は、封止用樹脂36の上面に表出されている。
即ち、金(Au)線或いは銅(Cu)線等からなる柱状の接地用電極38Bは、電極パッド37上にほぼ垂直に延在されて、その先端部38B−1が封止用樹脂36の上面に表出されている。
当該接地用電極38Bは、例えばワイヤボンディング法により配設され、半導体装置70の封止用樹脂36の上面に於いて表出する長さとされる。
当該接地用電極38Bの形成方法としては、当該ワイヤボンディング法の他、所定の長さを有する柱状(棒状)金属ピンを電極パッド37上に植立させてもよく、また、複数個のボールバンプを積み上げ、最上段のボールバンプが封止用樹脂36の上面に表出する構成としてもよい。
かかる第3の実施態様にあっては、一端が接地電位に接続される導体、即ち接地用電極38Bの端部38B−1が、封止用樹脂36の上面に於いて表出されている。
従って、当該封止用樹脂36の外表面を被覆してシールド部材を配設し、当該シールド部材を前記接地用電極38Bに接続することにより、半導体装置50の動作時、当該半導体装置50は前記シールド部材により有効に電磁シールド(遮蔽)される。
この様に、封止用樹脂36の外表面を被覆してシールド部材を配設することにより、当該半導体装置50の外形寸法の不要な大形化を招くことなく、有効な電磁シールド(遮蔽)がなされる。
尚、シールド部材の形態、被着時期、並びにヒートシンクへの対応については、前記第1の実施態様に於ける構成と同様の構成を採ることができる。
当該半導体装置70に対し、シールド部材を配設した状態を図12に示す。かかる形態を半導体装置70Sとする。
即ち、半導体装置70に於ける封止用樹脂36上を覆って、箱型(断面が略コの字型)のシールド(遮蔽)部材39が配設される。
前述の如く、当該シールド部材39は、銅(Cu)或いはアルミニウム(Al)等の金属板から形成されるが、勿論他の材料、例えば樹脂から形成され、その表面に金属被覆が施されたものであってもよい。
当該シールド部材39の内側面及び/或いは底面と、封止用樹脂36の表面は、接着剤(図示せず)を介して固着されている。
そして、当該シールド部材39の内面と、前記半導体装置70の封止用樹脂36の上面に導出された接地用電極38Bの端部38B−1は、半田又は銀(Ag)ペースト等の導電性接着剤等の接着部材40を介して接続され導通している。
即ち、当該シールド部材39は、当該半導体装置70の動作時、接地電位が付与される。
かかる構成にあっては、接地用電極38Bはその端部38B−1をもってシールド部材39に接続される。
この様に、シールド部材39が被覆・配設された半導体装置70を、配線基板(マザーボード)に実装した状態を図13に示す。
図13を参照するに、配線回路基板(マザーボード)41に、球状バンプ32を介して実装された半導体装置70Sに於いて、半導体装置70を覆って配設されたシールド部材39は、配線回路基板41に於ける接地配線パターン42に電気的に接続される。
かかる構成によれば、半導体装置70に於ける配線基板32の下面に配設されている複数の球状バンプ31のうち、当該配線基板32の接地配線パターン35に接続されている球状バンプ31は、配線回路基板41に設けられている接地配線パターン42に接続される。
即ち、半導体装置70を被覆して配設されたシールド部材39は、接着部材40、接地用電極38B、電極パッド37、配線基板32の接地配線パターン35、及び球状バンプ31を介して、配線回路基板(マザーボード)41の接地配線パターン42に接続され、接地電位が付与される。従って、当該半導体素子70から発生する電磁波の外部への放出が阻止され、また、当該半導体装置70に対する外部環境からの電磁波による影響も遮断される。
この様な第3の実施態様に於ける半導体装置70にあっても、封止用樹脂36の表面を覆って箱型(断面が略コの字型)のシールド部材39が配設される。従って、前記配線回路基板41のより小形化を図ることができる。
また、当該シールド部材39は、個々の半導体装置70に対して配設される。即ち、個々にシールドされた半導体装置を提供することができることから、配線回路基板41上に搭載された複数の半導体装置に対して一括してシールドを施す必要が無く、配線回路基板41の設計の自由度も高まり、電子機器の小型化を図ることができる。
更に、半導体装置70の動作に伴い発せられる熱は、直線状の接地用電極38Bを介して効率的にシールド部材39へ伝導され、外部に効果的に放散することができ、当該半導体装置70の動作の安定化を図ることができる。
また、当該第3の実施態様にあっては、接地用電極38Bが、配線基板32の上面に於いて、その四辺それぞれに於いて配設されているが、当該接地用電極38Bの設置数について制限はない。少なくとも1個の接地用電極38Bが、封止用樹脂36の上面に於いて表出され、シールド部材39に接続されればよい。但し、接地用電極38Bとシールド部材39との接続が複数の箇所に於いてなされれば、電気抵抗を降下させることができ、安定した電気的接続を可能とし、更に放熱効果も大きい。
更に、前記図5Aに示した構成と同様に、当該第3の実施態様にあっても、配線回路基板41上に搭載された複数個の半導体装置70に対して、一括してシールド部材39を配設することが可能である。(図示せず)
尚、前記第1の実施態様に於ける半導体装置30、並びに第3の実施態様に於ける半導体装置70に於いては、半導体素子の回路構成及び/或いは機能によっては、接地電極用電極パッド37を、ボンディングワイヤ34が接続されるに電極パッド列と同一線上に並べて配置することもできる。(図示せず)
かかる電極パッド配置構成であれば、半導体素子の小形化を可能とし、もって半導体装置として小形化を図ることができる。
尚、前記第1の実施態様に於ける半導体装置30、並びに第3の実施態様に於ける半導体装置70に於いては、半導体素子の回路構成及び/或いは機能によっては、接地電極用電極パッド37を、ボンディングワイヤ34が接続されるに電極パッド列と同一線上に並べて配置することもできる。(図示せず)
かかる電極パッド配置構成であれば、半導体素子の小形化を可能とし、もって半導体装置として小形化を図ることができる。
[半導体装置の製造方法]
次いで、上述の本発明の実施態様にかかる半導体装置30、50及び70の製造方法について説明する。尚、以下の説明において参照する図面にあっては、配線基板32及び配線回路基板(マザーボード)41の詳細な構成を示すことを省略している。
次いで、上述の本発明の実施態様にかかる半導体装置30、50及び70の製造方法について説明する。尚、以下の説明において参照する図面にあっては、配線基板32及び配線回路基板(マザーボード)41の詳細な構成を示すことを省略している。
1.半導体装置の製造方法の第1の例
前記本発明による半導体装置の第1の実施態様に於ける半導体装置の製造方法について、図14乃至図23を参照して説明する。
前記本発明による半導体装置の第1の実施態様に於ける半導体装置の製造方法について、図14乃至図23を参照して説明する。
先ず、背面にダイボンディングフィルム等のダイボンディング材81が貼り付けられた半導体素子33の主面(電子回路素子・電子回路などの形成面)側を吸着コレット82により吸着保持し、当該半導体素子33を、後に配線基板32となる大判の基板83上に、前記ダイボンディング材81を介して、搭載・固着する。(図14−(a)参照)
当該基板83上には、複数個の半導体素子が搭載・固着される。
当該基板83上には、複数個の半導体素子が搭載・固着される。
次いで、前記半導体素子33の電極パッドと、当該半導体素子33の電極パッドに対応して配設された基板83上の電極パッド(図示せず)とを、ボンディングワイヤ34を用いて接続する。(図14−(b)参照)
このとき、当該基板83の上面の、前記ボンディングワイヤ34が接続されている電極パッドよりも外側の領域、即ち半導体素子33から遠い位置に於いて、接地配線パターン35に接続された電極パッド(図示せず)と、隣り合う他の半導体素子33の搭載領域に於いて接地配線パターン35に接続された電極パッド(図示せず)との間を接続して、ボンディングワイヤ84Aをループ状に配設する。(図15−(c)参照)
当該ループ状ボンディングワイヤ84Aが、前記ボンディングワイヤ34と同一径、同一材料である場合には、同一のワイヤボンディング工程に於いて接続することができる。
このとき、当該基板83の上面の、前記ボンディングワイヤ34が接続されている電極パッドよりも外側の領域、即ち半導体素子33から遠い位置に於いて、接地配線パターン35に接続された電極パッド(図示せず)と、隣り合う他の半導体素子33の搭載領域に於いて接地配線パターン35に接続された電極パッド(図示せず)との間を接続して、ボンディングワイヤ84Aをループ状に配設する。(図15−(c)参照)
当該ループ状ボンディングワイヤ84Aが、前記ボンディングワイヤ34と同一径、同一材料である場合には、同一のワイヤボンディング工程に於いて接続することができる。
当該ループ状ボンディングワイヤ84Aは、後の工程に於いて、半導体装置間に於いて切断・分離され、接地用電極38とされる。
当該接地用電極38は、前記ボンディングワイヤにより形成される他、略コの字形を有する金属棒或いは金属板等の導電性部材85を用い、導電性接着剤86を介して、前記接地配線パターン35に接続された電極パッド間を橋絡状に接続する形態とすることもできる。(図15−(c)'参照)
何れの場合も、前記ボンディングワイヤ34の径は例えば約18μmΦ乃至30μmΦであるのに対し、接地用電極38の径は、当該ボンディングワイヤ34の径と同一、或いはそれ以上の太さ、例えば約100μmΦ乃至500μmΦとされる。
何れの場合も、前記ボンディングワイヤ34の径は例えば約18μmΦ乃至30μmΦであるのに対し、接地用電極38の径は、当該ボンディングワイヤ34の径と同一、或いはそれ以上の太さ、例えば約100μmΦ乃至500μmΦとされる。
次いで、前記基板83上に搭載された複数個の半導体素子33、個々の半導体素子に接続されたボンディングワイヤ34、並びに接地用電極38等を、封止用樹脂36Aにより封止する。(図16−(d)参照)このとき、基板83の主面上に搭載・固着された複数個の半導体素子33、当該半導体素子33に接続されたボンディングワイヤ34、並びにループ状ボンディングワイヤ84A等を一括して樹脂封止する。
当該樹脂封止処理は、金型87(上金型87A,下金型87B)を用いた、所謂トランスファーモールド法、或いはコンプレッションモールド法を適用することができる。
しかる後、前記基板83の他方の主面(裏面)に於いて、複数個の半導体素子33のそれぞれに対応して、外部接続端子たる半田ボール31を配設する。(図16−(e)参照)
次いで、当該基板83の一方の主面にあって封止用樹脂36Aにより樹脂封止された半導体素子33、及び当該半導体素子33に接続されたボンディングワイヤ34等を1つの単位として、前記ループ状ボンディングワイヤ84A(或いは、略コの字形を有する金属棒或いは金属板等の導電性部材85)の長さ方向の略中央部に於いて、前記基板83及び封止用樹脂36Aを、その厚さ方向に切断する。(図17−(f)参照)
切断・分離手段としては、ダイシングソー88を用いたブレードダイシング法を適用することができる。また、所謂レーザーダイシング法を適用することもできる。
次いで、当該基板83の一方の主面にあって封止用樹脂36Aにより樹脂封止された半導体素子33、及び当該半導体素子33に接続されたボンディングワイヤ34等を1つの単位として、前記ループ状ボンディングワイヤ84A(或いは、略コの字形を有する金属棒或いは金属板等の導電性部材85)の長さ方向の略中央部に於いて、前記基板83及び封止用樹脂36Aを、その厚さ方向に切断する。(図17−(f)参照)
切断・分離手段としては、ダイシングソー88を用いたブレードダイシング法を適用することができる。また、所謂レーザーダイシング法を適用することもできる。
この結果、配線基板32の主面上に、半導体素子33、当該半導体素子33に接続されたボンディングワイヤ34、接地用電極38等が配設され、封止用樹脂36により樹脂封止され、個片化された半導体装置30が形成される。(図17−(g)参照)
当該半導体装置30にあっては、封止用樹脂36の側面に、ボンディングワイヤ84Aが切断された結果である接地用電極38の端部38−1が表出している。一方、配線基板32の他方の主面には、外部接続端子たる半田ボール31が配設されている。
当該半導体装置30にあっては、封止用樹脂36の側面に、ボンディングワイヤ84Aが切断された結果である接地用電極38の端部38−1が表出している。一方、配線基板32の他方の主面には、外部接続端子たる半田ボール31が配設されている。
この様な構成を有する半導体装置30に対し、シールド部材を配設する。
前記封止用樹脂36の側面に於いて露出している接地用電極38の端部38−1に対し、半田又は銀(Ag)ペースト等の導電性接着剤からなる接着部材40を、ディスペンス法又はスクリーン印刷法等により選択的に被着する。(図18−(h)参照)
次いで、前記封止用樹脂36を覆って、箱形(断面が略コの字型)の金属からなるシールド部材39を配設する。(図18−(i)参照)このとき、シールド部材39の内側底面に予め接着剤89を配設しておくことにより、当該接着剤89によりシールド部材39は封止用樹脂36に固着される。
次いで、前記封止用樹脂36を覆って、箱形(断面が略コの字型)の金属からなるシールド部材39を配設する。(図18−(i)参照)このとき、シールド部材39の内側底面に予め接着剤89を配設しておくことにより、当該接着剤89によりシールド部材39は封止用樹脂36に固着される。
勿論、当該接着剤89を、予め封止用樹脂36の上面に配置することもできる。
次いで、かかる状態で加熱処理を行い、接地用電極38の端部38−1とシールド部材39とを接着部材40により接続する。(図19−(j)参照)
ここで、加熱方法としては、一つに、シールド部材39の側面に於いて接地用電極38の端部38−1が位置する箇所に対して選択的に加熱を施す方法を採ることができる。また、接着剤40が半田からなる場合には、リフローにより加熱してもよく、接着部剤40が銀(Ag)ペースト等の導電性接着剤からなる場合には、高温槽を用いて加熱硬化させてもよい。
ここで、加熱方法としては、一つに、シールド部材39の側面に於いて接地用電極38の端部38−1が位置する箇所に対して選択的に加熱を施す方法を採ることができる。また、接着剤40が半田からなる場合には、リフローにより加熱してもよく、接着部剤40が銀(Ag)ペースト等の導電性接着剤からなる場合には、高温槽を用いて加熱硬化させてもよい。
この様にして、封止用樹脂36を被覆してシールド部材39が配設された半導体装置30Sが形成される。
当該半導体装置30Sにあっては、シールド部材39は、接着部材40、接地用電極38、電極パッド37、配線基板32の接地配線パターン34及び球状バンプ31を介して、配線回路基板(マザーボード)41の接地配線パターン42等に導通が可能となる。従って、半導体装置30は、有効にシールド(遮蔽)される。
当該半導体装置30に対するシールド部材39の配設は、前記手段に限定されるものではなく、例えば図20乃至図21に示す手段を適用することもでき、半導体装置30Sを形成することができる。
即ち、前記図17−(g)に示す工程の後、封止用樹脂36の側面に露出している接地用電極38の端部38−1に、半田又は銀(Ag)ペースト等の導電性接着剤等の接着部材40を、ディスペンス法又はスクリーン印刷法等により被着する。(図20−(h)'参照)
次いで、半導体装置の封止用樹脂36の上面に、略十字形を有する板状或いは箔状の金属製シールド部材39Aを配置する。(図20−(i)'参照)この時、封止用樹脂36の上面に接するシールド部材39Aには、予め接着剤89を選択的に配設しておくことにより、シールド部材39Aは当該接着剤89を介して、封止用樹脂36の上面に固着される。
次いで、半導体装置の封止用樹脂36の上面に、略十字形を有する板状或いは箔状の金属製シールド部材39Aを配置する。(図20−(i)'参照)この時、封止用樹脂36の上面に接するシールド部材39Aには、予め接着剤89を選択的に配設しておくことにより、シールド部材39Aは当該接着剤89を介して、封止用樹脂36の上面に固着される。
次に、板状或いは箔状のシールド部材39Aを、封止用樹脂36の外側面に沿って、当該側面と平行となるように折曲する。(図20−(i)''参照)この結果、シールド部材39は、断面が略コの字型とされる。
しかる後、当該シールド部材39が被着・固定された半導体装置に対し、加熱処理を施す。(図21−(j)'参照)。この結果、接地用電極38の端部38−1とシールド部材39が接着部材40を介して接続される。ここで、加熱方法として、前記図19−(j)を参照して説明したと同様の手段を採ることができる。
かかる半導体装置30に対するシールド部材39の配設は上記手段に限られず、更に、図22乃至図23に示される手段を適用することによっても、半導体装置30Sを形成することができる。
即ち、前記図17−(g)に示す工程の後に、半導体装置30の封止用樹脂36の上面から、断面が略コの字型の金属製のシールド部材39を被着する。(図22参照)
このとき、当該シールド部材39の内側面であって、封止用樹脂36の側面において露出している接地用電極38の端面38−1に対応する箇所には、接続用突起部39Bが設けられている。また、対向する接続用突起部39B間の距離Lは、半導体装置30の外形寸法Pと略同一又は若干短く設定されている。更に、シールド部材39の内側底面には、接着部剤40が配設されている。
このとき、当該シールド部材39の内側面であって、封止用樹脂36の側面において露出している接地用電極38の端面38−1に対応する箇所には、接続用突起部39Bが設けられている。また、対向する接続用突起部39B間の距離Lは、半導体装置30の外形寸法Pと略同一又は若干短く設定されている。更に、シールド部材39の内側底面には、接着部剤40が配設されている。
このようなシールド部材39を、半導体装置30の封止樹脂36の上方から被覆することにより、封止用樹脂36の側面において、前記接地用電極38の端部面38−1とシールド部材39の接続用突起部39Bとが接して接続される。
また、シールド部材39は、その内側底面に予め配設された接着剤89を介して、封止用樹脂36の上面に固着される。(図23参照)
尚、本例では、接地用電極38の端部38−1と、シールド部材39の内側面に設けられた接続用突起部39Bとを機械的に接触させているが、これに加え、接地用電極38の端部38−1に、半田又は銀(Ag)ペースト等の導電性接着剤等の接着部材40を、ディスペンス法又はスクリーン印刷法等により配設しておき、当該接着部材40をもって接続を強化することもできる。
尚、本例では、接地用電極38の端部38−1と、シールド部材39の内側面に設けられた接続用突起部39Bとを機械的に接触させているが、これに加え、接地用電極38の端部38−1に、半田又は銀(Ag)ペースト等の導電性接着剤等の接着部材40を、ディスペンス法又はスクリーン印刷法等により配設しておき、当該接着部材40をもって接続を強化することもできる。
また、前述の如く、板状のシールド部材39を、封止樹脂30の側面と略平行になるように折曲し、接地用電極38の端部38−1と、シールド部材39の接続用突起部39Bとを機械的に接続してもよい。
この様に、本例の製造方法によれば、簡易な工程で接地用電極38を配設し、且つシールド部材39との接続を容易に行うことができる。
特に、接地用電極38をワイヤボンディング法により形成する場合、ボンディングワイヤ34の配設工程と同一工程により、当該接地用電極31を配設することができ、製造工程を簡素化することができる。
2.半導体装置の製造方法の第2の例
次いで、前記本発明による半導体装置の第2の実施態様に於ける半導体装置の製造方法について、図24乃至図27を参照して説明する。
次いで、前記本発明による半導体装置の第2の実施態様に於ける半導体装置の製造方法について、図24乃至図27を参照して説明する。
尚、前記図14乃至図23に示した製造方法に於いて示した部位に対応する部位には同じ符号を付し、その説明を省略する。
先ず、背面にダイボンディングフィルム等のダイボンディング材81が貼り付けられた半導体素子33の主面(電子回路素子・電子回路などの形成面)側を吸着コレット82により吸着保持し、当該半導体素子33を、後に配線基板32となる大判の基板83上に、前記ダイボンディング材81を介して、搭載・固着する。(図24−(a)参照)
当該基板83上には、複数個の半導体素子が搭載・固着される。
当該基板83上には、複数個の半導体素子が搭載・固着される。
次いで、前記半導体素子33の電極パッドと基板83の電極パッド(図示せず)とを、ボンディングワイヤ34を用いて接続する。(図24−(b)参照)
このとき、当該基板83の上面の、前記ボンディングワイヤ34が接続されている電極パッド以外よりも外側の領域、即ち半導体素子33から遠い位置に於いて、配線基板32の四辺それぞれに平行して、接地配線パターン35に接続された二つの電極パッド(図示せず)間を結んで、ボンディングワイヤ84Aをループ状に配設する。(図24−(b)−1参照)
即ち、当該ループ状ボンディングワイヤ84Aは、配線基板32の四辺に対応して、且つ隣り合う他の半導体素子33の搭載領域との境界上に位置し、当該境界に平行して延在するよう配設される。(図24−(b)−2参照)
当該ループ状ボンディングワイヤ84Aが、前記ボンディングワイヤ34と同一径、同一材料である場合には、同一のワイヤボンディング工程に於いて接続することができる。
このとき、当該基板83の上面の、前記ボンディングワイヤ34が接続されている電極パッド以外よりも外側の領域、即ち半導体素子33から遠い位置に於いて、配線基板32の四辺それぞれに平行して、接地配線パターン35に接続された二つの電極パッド(図示せず)間を結んで、ボンディングワイヤ84Aをループ状に配設する。(図24−(b)−1参照)
即ち、当該ループ状ボンディングワイヤ84Aは、配線基板32の四辺に対応して、且つ隣り合う他の半導体素子33の搭載領域との境界上に位置し、当該境界に平行して延在するよう配設される。(図24−(b)−2参照)
当該ループ状ボンディングワイヤ84Aが、前記ボンディングワイヤ34と同一径、同一材料である場合には、同一のワイヤボンディング工程に於いて接続することができる。
当該ループ状ボンディングワイヤ84Aは、後の工程に於いて、半導体装置間に於いて切断・分離され、接地用電極38とされる。
当該接地用電極38は、前記ボンディングワイヤ84Aにより形成される他、略コの字形を有する金属棒或いは金属板等の導電性部材85を用い、導電性接着剤86を介して、前記接地配線パターン35に接続された電極パッド間を橋絡状に接続する形態とすることもできる。
何れの場合も、前記接地用電極38の径或いは幅は、ダイシングブレードの厚さの1.5乃至2倍以上の太さ或いは幅が選択され、例えば約300μmΦ乃至500μmΦの太さとされる。
次いで、前記基板83上に搭載された複数個の半導体素子33、個々の半導体素子に接続されたボンディングワイヤ34、並びに接地用電極38等を、封止用樹脂により気密封止する。(図25−(c)参照)このとき、基板83の主面上に搭載・固着された複数個の半導体素子33、当該半導体素子33に接続されたボンディングワイヤ34、並びに接地用電極部31等を一括して樹脂封止する。
当該樹脂封止処理は、金型87(上金型87A,下金型87B)を用いた、所謂トランスファーモールド法、或いはコンプレッションモールド法を適用することができる。
しかる後、前記基板83の他方の主面(裏面)に於いて、複数個の半導体素子33のそれぞれに対応して、外部接続端子たる半田ボール31を配設する。(図25−(d)参照)
次いで、当該基板83の一方の主面にあって封止用樹脂により樹脂封止された半導体素子33、及び当該半導体素子33に接続されたボンディングワイヤ34等を1つの単位として、前記基板83及び封止用樹脂36Aをその厚さ方向に切断する。(図26−(e)参照)
切断・分離手段としては、ダイシングソー88を用いたブレードダイシング法を適用することができる。また、所謂レーザーダイシング法を適用することもできる。
次いで、当該基板83の一方の主面にあって封止用樹脂により樹脂封止された半導体素子33、及び当該半導体素子33に接続されたボンディングワイヤ34等を1つの単位として、前記基板83及び封止用樹脂36Aをその厚さ方向に切断する。(図26−(e)参照)
切断・分離手段としては、ダイシングソー88を用いたブレードダイシング法を適用することができる。また、所謂レーザーダイシング法を適用することもできる。
この時、当該ダイシング処理は、隣り合う半導体素子33が載置された回路基板の境界部に対してなされる。従って、当該境界部に配設されていたループ状ボンディングワイヤ84B(或いは、略コの字形を有する金属棒或いは金属板等の導電性部材85)は、その長さ方向に沿って、且つその幅(径)方向の略中央部に於いて分離される。
この結果、配線基板32の主面上に、半導体素子33、当該半導体素子33に接続されたボンディングワイヤ34、接地用電極38A等が配設され、封止用樹脂36により樹脂封止された半導体装置50が形成される。(図26−(f)参照)
当該半導体装置50にあっては、封止用樹脂36の側面部に、前記ボンディングワイヤ84Aがその長さ方向に切断された結果である接地用電極38が、その幅(径)断面をループ状に露出して配置されている。一方、配線基板32の他方の主面には、外部接続端子たる半田ボール31が配設されている。
当該半導体装置50にあっては、封止用樹脂36の側面部に、前記ボンディングワイヤ84Aがその長さ方向に切断された結果である接地用電極38が、その幅(径)断面をループ状に露出して配置されている。一方、配線基板32の他方の主面には、外部接続端子たる半田ボール31が配設されている。
次いで、前記封止用樹脂36を覆って、箱形(断面が略コの字型)の金属からなるシールド部材39を配設すれる。(図27参照)
この様にして、封止用樹脂36を被覆してシールド部材39が配設された半導体装置50Sが形成される。
この様にして、封止用樹脂36を被覆してシールド部材39が配設された半導体装置50Sが形成される。
ここに示す形態にあっては、前記図22に示した構成と同様に、当該シールド部材39の内側面であって、封止用樹脂36の側面において露出している接地用電極38に対応する箇所に、接続用突起部39Bが設けられている。対向する接続用突起部39B間の距離Lは、半導体装置30の外形寸法と略同一又は若干短く設定される。
尚、このとき、シールド部材39の内側底面に接着剤(図示せず)を配設しておくことにより、当該接着剤によりシールド部材39を封止用樹脂36に固着することもできる。
勿論、当該接着剤を、予め封止用樹脂36の上面に配置することもできる。
この様に、本例の製造方法によれば、比較的簡易な工程により接地用電極38を配置することができる。
特に、接地用電極38を、ワイヤボンディング法より設ける場合には、ボンディングワイヤ15の形成工程と同一工程により、接地用電極38を配設することができ、製造工程を簡素化することができる。
更に、本例の製造方法によれば、接地用電極38は、その長さ方向に沿って、即ちループ状或いはコ字状の形態をもって、封止用樹脂36の側面に露出する。
従って、シールド部材39との接触面積を大きく得ることができる。この為、封止用樹脂36の側面から露出する接地用電極38の数は少数であってよく、接地用電極38の配設工程を簡略化することができる。従って、より少ない工程、時間により半導体装置を製造することができる。勿論、接地用電極38Aが複数個配設されれば、当然電気抵抗を降下させることができ、安定した電気的接続を可能とし、また、より大きな放熱性を得ることができる。
3.半導体装置の製造方法の第3の例
次いで、前記本発明による半導体装置の第3の実施態様に於ける半導体装置の製造方法について、図28乃至図32を参照して説明する。
次いで、前記本発明による半導体装置の第3の実施態様に於ける半導体装置の製造方法について、図28乃至図32を参照して説明する。
尚、ここでも、前記図14乃至図27に示した製造方法に於いて示した部位に対応する部位には同じ符号を付し、その説明を省略する。
先ず、背面にダイボンディングフィルム等のダイボンディング材81が貼り付けられた半導体素子33の主面(電子回路素子・電子回路などの形成面)側を吸着コレット82により吸着保持し、当該半導体素子33を、後に配線基板32となる大判の基板83上に、前記ダイボンディング材81を介して、搭載・固着する。(図28−(a)参照)
当該基板83上には、複数個の半導体素子が搭載・固着される。
当該基板83上には、複数個の半導体素子が搭載・固着される。
次いで、前記半導体素子33の電極パッドと基板83の電極パッド(図示せず)とを、ボンディングワイヤ34を用いて接続する。(図28−(b)参照)
このとき、当該基板83の上面の、前記ボンディングワイヤ34が接続されている電極パッドよりも外側の領域、即ち半導体素子33から遠い位置に於いて、接地配線パターン35に接続された電極パッド(図示せず)に、ボンディングツール90を用いて、略垂直方向に伸びるボンディングワイヤ84Cを配設する。(図29−(c)参照)
当該垂直方向に伸びるボンディングワイヤ84Cが、前記ボンディングワイヤ34と同一径、同一材料である場合には、同じワイヤボンディング工程に於いて配設することができる。即ち、電極パッド37(例えば図3参照)に対し、周知のボンディングツールを適用してワイヤボンディングを行い、当該ボンディングツールを垂直方向に引き上げ、前記ボンディングワイヤ34のワイヤーループの最上部よりも高い位置に於いて、当該ワイヤを切断することにより形成する。
このとき、当該基板83の上面の、前記ボンディングワイヤ34が接続されている電極パッドよりも外側の領域、即ち半導体素子33から遠い位置に於いて、接地配線パターン35に接続された電極パッド(図示せず)に、ボンディングツール90を用いて、略垂直方向に伸びるボンディングワイヤ84Cを配設する。(図29−(c)参照)
当該垂直方向に伸びるボンディングワイヤ84Cが、前記ボンディングワイヤ34と同一径、同一材料である場合には、同じワイヤボンディング工程に於いて配設することができる。即ち、電極パッド37(例えば図3参照)に対し、周知のボンディングツールを適用してワイヤボンディングを行い、当該ボンディングツールを垂直方向に引き上げ、前記ボンディングワイヤ34のワイヤーループの最上部よりも高い位置に於いて、当該ワイヤを切断することにより形成する。
当該垂直方向に伸びるボンディングワイヤ84Cは、後の工程に於いて、接地用電極38とされる。
尚、かかる接地用電極38としては、前記ボンディングワイヤに代えて、金属からなり所定の長さ(高さ)の柱状ピンを適用することもできる。
或いは、前記電極パッド37上に、所謂ボールバンプ84Dを複数個積み上げ、最上段のボールバンプの上面が所定の高さに位置するようにして、接地用電極38を形成することもできる。(図29−(c)'参照)
何れの場合も、接地用電極38の高さ(長さ)は、当該半導体装置に於ける封止用樹脂36の外表面に表出する高さに設定される。
何れの場合も、接地用電極38の高さ(長さ)は、当該半導体装置に於ける封止用樹脂36の外表面に表出する高さに設定される。
次いで、前記基板83上に搭載された複数個の半導体素子33、個々の半導体素子に接続されたボンディングワイヤ34、並びに接地用電極38等を、封止用樹脂により封止する。(図30−(d)参照)
このとき、基板83の主面上に搭載・固着された複数個の半導体素子33、当該半導体素子33に接続されたボンディングワイヤ34、並びに接地用電極部31等を一括して樹脂封止する。
このとき、基板83の主面上に搭載・固着された複数個の半導体素子33、当該半導体素子33に接続されたボンディングワイヤ34、並びに接地用電極部31等を一括して樹脂封止する。
当該樹脂封止処理は、金型87(上金型87A,下金型87B)を用いた、所謂トランスファーモールド法、或いはコンプレッションモールド法を適用することができる。
次いで、前記封止用樹脂に対し研削処理を施し、当該封止用樹脂の上面に、前記接地用電極38を表出せしめる。(図30−(e)参照)
当該研削処理は、砥石91を用いて行うことができる。
当該研削処理は、砥石91を用いて行うことができる。
しかる後、前記基板83の他方の主面(裏面)に於いて、複数個の半導体素子33のそれぞれに対応して、外部接続端子たる半田ボール31を配設する。(図31−(f)参照)
次いで、当該基板83の一方の主面にあって封止用樹脂により樹脂封止された半導体素子33、及び当該半導体素子33に接続されたボンディングワイヤ34等を1つの単位として、前記基板83及び封止用樹脂36Aをその厚さ方向に切断する。(図31−(g)参照)
切断・分離手段としては、ダイシングソー88を用いたブレードダイシング法を適用することができる。また、所謂レーザーダイシング法を適用することもできる。
次いで、当該基板83の一方の主面にあって封止用樹脂により樹脂封止された半導体素子33、及び当該半導体素子33に接続されたボンディングワイヤ34等を1つの単位として、前記基板83及び封止用樹脂36Aをその厚さ方向に切断する。(図31−(g)参照)
切断・分離手段としては、ダイシングソー88を用いたブレードダイシング法を適用することができる。また、所謂レーザーダイシング法を適用することもできる。
この結果、配線基板32の主面上に、半導体素子33、当該半導体素子33に接続されたボンディングワイヤ34、接地用電極38等が配設され、封止用樹脂36により樹脂封止された半導体装置70が形成される。(図31−(g)参照)
当該半導体装置70にあっては、前記封止用樹脂36の上面に、接地用電極38がその端部38−1を表出している。一方、配線基板32の他方の主面には、外部接続端子たる半田ボール31が配設されている。(図31−(h)参照)
次いで、前記封止用樹脂36を覆って、箱形(断面が略コの字型)の金属からなるシールド部材39を配設する。
当該半導体装置70にあっては、前記封止用樹脂36の上面に、接地用電極38がその端部38−1を表出している。一方、配線基板32の他方の主面には、外部接続端子たる半田ボール31が配設されている。(図31−(h)参照)
次いで、前記封止用樹脂36を覆って、箱形(断面が略コの字型)の金属からなるシールド部材39を配設する。
即ち、前記封止用樹脂36の上面に表出している接地用電極38の端部38−1部に、導電性接着剤からなる接着部材40を被着する。
しかる後、当該半導体装置70に於ける封止用樹脂36上を覆って、箱型(断面が略コの字型)のシールド(遮蔽)部材39を配設する。(図32参照)
この様にして、封止用樹脂36を被覆してシールド部材39が配設された半導体装置70Sが形成される。
この様にして、封止用樹脂36を被覆してシールド部材39が配設された半導体装置70Sが形成される。
この結果、当該シールド部材39の内面と、前記半導体装置70の封止用樹脂36の上面に導出された接地用電極38Bの端部38B−1は、半田又は銀(Ag)ペースト等の導電性接着剤からなる接着部材40を介して接続され導通する。
即ち、当該シールド部材39は、当該半導体装置70の動作時、接地電位が付与される。
かかる構成にあっては、接地用電極38Bはその端部38B−1をもってシールド部材39に接続される。
尚、当該シールド部材39の内側面及び/或いは底面と、封止用樹脂36の表面は、接着剤(図示せず)を介して固着される。
この様な製造方法によれば、簡易な工程をもって接地用電極38を配設することができる。特に、接地用電極38をワイヤボンディング法により配設することにより、ボンディングワイヤ34の形成工程と同一工程により、接地用電極31を形成することができ、製造工程を簡素化することができる。
尚、前述の如く、第1の実施態様に於ける半導体装置30ならびに第3の実施態様に於ける半導体装置70にあっては、半導体素子の回路構成・機能によっては、接地電極用電極パッド37を、ボンディングワイヤ34が接続されるに電極パッド列と同一線上に並べて配置することもできる。
従って、前記半導体装置の製造方法の第1の例、並びに第3の例にあっては、かかる構成に対応して、電極パッド、ボンディングワイヤ、接地用電極の配設がなされる場合もある。
以上、本発明を実施例により説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々の変形ならびに改良が可能である。
例えば、LGA(Land Grid Array)型半導体装置に適用することもできる。
本発明は、半導体装置及びその製造方法に関し、より具体的には、シールド構造を備えることができる半導体装置、シールド構造を備えた半導体装置、並びに当該半導体装置の製造方法に適用することができる。
Claims (20)
- 配線基板と、
当該配線基板上に搭載された半導体素子と、
当該半導体素子を被覆する封止用樹脂と、
一端が前記配線基板の配線層に接続され、且つその一部が前記封止用樹脂の表面に露出された接地用電極と、
前記封止用樹脂を被覆し、且つ前記接地用電極に接続されたシールド部材と
を有することを特徴とする半導体装置。 - 請求項1記載の半導体装置であって、
前記シールド部材と前記接地用電極の前記一部とは、半田又は導電性接着剤で接続されていることを特徴とする半導体装置。 - 請求項1又は2記載の半導体装置であって、
前記接地用電極の前記一部は、前記樹脂の側面において露出し、前記シールド部材と接触していることを特徴とする半導体装置。 - 請求項3記載の半導体装置であって、
前記接地用電極は、前記配線基板から上側に延出して設けられたボンディングワイヤであって、
前記接地用電極の延出方向は途中で前記半導体素子が設けられている側と反対方向に曲げられて、前記接地用電極の端面が前記樹脂の前記側面において露出し、前記シールド部材と接触していることを特徴とする半導体装置。 - 請求項3記載の半導体装置であって、
前記接地用電極は、前記配線基板から略鉛直方向に延出して設けられた金属板であって、
前記接地用電極の延出方向は途中で前記半導体素子が設けられている側と反対方向であって略水平方向に折曲されて、前記接地用電極の端面が前記樹脂の前記側面において露出し、前記シールド部材と接触していることを特徴とする半導体装置。 - 請求項3記載の半導体装置であって、
前記接地用電極は、前記配線基板の上面に設けられたボンディングワイヤであって、
前記接地用電極の側面が、前記樹脂の前記側面において露出し、前記シールド部材と接触していることを特徴とする半導体装置。 - 請求項1又は2記載の半導体装置であって、
前記接地用電極は、前記樹脂の上面において露出し、前記シールド部材と接触していることを特徴とする半導体装置。 - 請求項7記載の半導体装置であって、
前記接地用電極は、前記配線基板から略鉛直方向に延出して設けられていることを特徴とする半導体装置。 - 請求項8記載の半導体装置であって、
前記接地用電極は、ボンディングワイヤから成ることを特徴とする半導体装置。 - 請求項8記載の半導体装置であって、
前記接地用電極は、多段に積み上げられたボールバンプから成ることを特徴とする半導体装置。 - 配線基板と、
当該配線基板上に搭載された半導体素子と、
当該半導体素子を被覆する封止用樹脂と、
一端が前記配線基板の配線層に接続され、且つその一部が前記封止用樹脂の表面に露出された接地用電極と
を有することを特徴とする半導体装置。 - 基板上に複数個の半導体素子を搭載する工程と、
隣り合う半導体素子の配線基板領域間を跨ぐように接地電極用部材を配設する工程と、
前記半導体素子並びに接地電極用部材を封止用樹脂により被覆する工程と、
前記配線基板、封止用樹脂並びに前記接地電極用部材を分離して個片化された半導体装置を形成する工程と、
個片化された半導体装置の前記封止用樹脂を被覆してシールド部材を配設する工程と
を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 複数の半導体素子が配置された基板であって、隣接する半導体素子との分離ライン上に、接地電極用部材を設け、
前記接地電極用部材と前記半導体素子とを、樹脂を用いて封止し、
前記複数の半導体素子が配置された基板を個片化する際に前記接地電極用部材を前記分離ラインに沿って切断して、前記接地電極用部材の一部を前記樹脂の側面から露出させ、
前記樹脂を被覆する金属部材を、前記樹脂の側面から露出している前記接地用電極の一部と接触するように設けることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 複数の半導体素子が配置された基板に、接地用電極部材を、前記基板から略鉛直方向に所定長さ設け、
前記接地電極用部材と前記半導体素子とを、樹脂を用いて封止し、
前記樹脂の表面を研削して、前記接地電極用部材の一部を前記樹脂の上面から露出させ、
前記複数の半導体素子が配置された基板を個片化し、
前記樹脂を被覆する金属部材を、前記樹脂の上面から露出している前記接地用電極と接触するように設けることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 請求項14記載の半導体装置の製造方法であって、
前記接地電極用部材はボンディングワイヤであり、
前記基板にボンディングを行って前記ワイヤを略鉛直方向に引き上げて、前記基板から前記所定長さ繰り出し、前記ワイヤを切断することによって前記接地用電極部材を形成し、
前記接地用電極部材の上面が露出するまで、前記樹脂の表面を研削することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 請求項14記載の半導体装置の製造方法であって、
前記接地電極用部材は、ボールバンプを多段に積み上げて最上段のボールバンプの上面が前記基板から前記所定長さの位置に位置するように形成し、
前記接地用電極部材の上面が露出するまで、前記樹脂の表面を研削することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 請求項12乃至16いずれか一項記載の半導体装置の製造方法であって、
前記樹脂の側面から露出した前記接地電極用部材の一部に半田又は導電性接着剤を設け、
前記金属部材を、前記導電接着剤を介して前記接地用電極の一部と接触させ、
前記金属部材を加熱することにより、前記金属部材と前記接地用電極の一部とを接続することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 請求項17記載の半導体装置の製造方法であって、
前記金属部材は板状部材であり、
前記金属部材を折曲することにより、前記金属部材を、前記導電接着剤を介して前記接地用電極の一部と接触させることを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 請求項12乃至16いずれか一項に記載の半導体装置の製造方法であって、
前記接地用電極の一部と接触する前記金属部材の箇所には突起部が形成されており、
前記金属部材により前記樹脂を被覆することにより、前記接地用電極の一部が前記金属部材の前記突起部に接続することを特徴とする半導体装置の製造方法。 - 基板上に複数個の半導体素子を搭載する工程と、
隣り合う半導体素子の配線基板領域間を跨ぐように接地電極用部材を配設する工程と、
前記半導体素子並びに接地電極用部材を封止用樹脂により被覆する工程と、
前記配線基板、封止用樹脂並びに前記接地電極用部材を切断して個片化された半導体装置を形成する工程と
を有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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