JPWO2006008940A1 - 圧電フィルタ - Google Patents

圧電フィルタ Download PDF

Info

Publication number
JPWO2006008940A1
JPWO2006008940A1 JP2006528848A JP2006528848A JPWO2006008940A1 JP WO2006008940 A1 JPWO2006008940 A1 JP WO2006008940A1 JP 2006528848 A JP2006528848 A JP 2006528848A JP 2006528848 A JP2006528848 A JP 2006528848A JP WO2006008940 A1 JPWO2006008940 A1 JP WO2006008940A1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piezoelectric
resonator
substrate
filter according
piezoelectric resonator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2006528848A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4375399B2 (ja
Inventor
久保 竜一
久保  竜一
小口 貴弘
貴弘 小口
山田 一
一 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Publication of JPWO2006008940A1 publication Critical patent/JPWO2006008940A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4375399B2 publication Critical patent/JP4375399B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H9/00Networks comprising electromechanical or electro-acoustic elements; Electromechanical resonators
    • H03H9/46Filters
    • H03H9/54Filters comprising resonators of piezoelectric or electrostrictive material
    • H03H9/58Multiple crystal filters
    • H03H9/582Multiple crystal filters implemented with thin-film techniques
    • H03H9/586Means for mounting to a substrate, i.e. means constituting the material interface confining the waves to a volume
    • H03H9/587Air-gaps
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B81MICROSTRUCTURAL TECHNOLOGY
    • B81CPROCESSES OR APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OR TREATMENT OF MICROSTRUCTURAL DEVICES OR SYSTEMS
    • B81C1/00Manufacture or treatment of devices or systems in or on a substrate
    • B81C1/00015Manufacture or treatment of devices or systems in or on a substrate for manufacturing microsystems
    • B81C1/00222Integrating an electronic processing unit with a micromechanical structure
    • B81C1/00238Joining a substrate with an electronic processing unit and a substrate with a micromechanical structure
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H9/00Networks comprising electromechanical or electro-acoustic elements; Electromechanical resonators
    • H03H9/02Details
    • H03H9/05Holders or supports
    • H03H9/0538Constructional combinations of supports or holders with electromechanical or other electronic elements
    • H03H9/0547Constructional combinations of supports or holders with electromechanical or other electronic elements consisting of a vertical arrangement
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H9/00Networks comprising electromechanical or electro-acoustic elements; Electromechanical resonators
    • H03H9/02Details
    • H03H9/05Holders or supports
    • H03H9/10Mounting in enclosures
    • H03H9/1007Mounting in enclosures for bulk acoustic wave [BAW] devices
    • H03H9/105Mounting in enclosures for bulk acoustic wave [BAW] devices the enclosure being defined by a cover cap mounted on an element forming part of the BAW device
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H9/00Networks comprising electromechanical or electro-acoustic elements; Electromechanical resonators
    • H03H9/02Details
    • H03H9/05Holders or supports
    • H03H9/10Mounting in enclosures
    • H03H9/1064Mounting in enclosures for surface acoustic wave [SAW] devices
    • H03H9/1092Mounting in enclosures for surface acoustic wave [SAW] devices the enclosure being defined by a cover cap mounted on an element forming part of the surface acoustic wave [SAW] device on the side of the IDT's
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03HIMPEDANCE NETWORKS, e.g. RESONANT CIRCUITS; RESONATORS
    • H03H9/00Networks comprising electromechanical or electro-acoustic elements; Electromechanical resonators
    • H03H9/46Filters
    • H03H9/54Filters comprising resonators of piezoelectric or electrostrictive material
    • H03H9/56Monolithic crystal filters
    • H03H9/564Monolithic crystal filters implemented with thin-film techniques
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B81MICROSTRUCTURAL TECHNOLOGY
    • B81BMICROSTRUCTURAL DEVICES OR SYSTEMS, e.g. MICROMECHANICAL DEVICES
    • B81B2201/00Specific applications of microelectromechanical systems
    • B81B2201/02Sensors
    • B81B2201/0271Resonators; ultrasonic resonators

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Crystallography & Structural Chemistry (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Piezo-Electric Or Mechanical Vibrators, Or Delay Or Filter Circuits (AREA)
  • Dry Shavers And Clippers (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)
  • Electrically Driven Valve-Operating Means (AREA)
  • Surface Acoustic Wave Elements And Circuit Networks Thereof (AREA)

Abstract

より小型化を図ることができる圧電フィルタを提供する。圧電フィルタ10は、その主面に、少なくとも1つの第1の圧電共振子25が形成された第1の基板22と、その主面に、少なくとも1つの第2の圧電共振子15が形成された第2の基板12と、第1の基板22の主面と第2の基板12の主面とが対向した状態で、第1の基板22と第2の基板12との間において、第1の圧電共振子25及び第2の圧電共振子15の周囲に延在し、第1の圧電共振子25と第2の圧電共振子15とを間隔を設けて封止する接合パターン20と、第1の基板22の主面に形成され第1の圧電共振子25に電気的に接続されたパッド28xと、第2の基板12の主面に形成され第2の圧電共振子15に電気的に接続されたパッド18xとを接合する接合層24xとを備える。

Description

本発明は圧電フィルタに関する。
圧電薄膜の厚み振動を利用する薄膜圧電共振子(BAW共振子)や、弾性表面波を利用する弾性表面波共振子(SAW共振子)を備えた圧電フィルタは、近年、小型化が進んでいる。
例えば特許文献1には、共振子素子が形成された基板と同サイズの蓋を基板の両面に貼り付け、パッケージを小型化することが提案されている。また、特許文献2には、共振子素子が形成された2枚の基板を筐体の突起台で間隔を設けて平行に保持する構成が提案されている。
特表2004−503164号公報 特開2002−43890号公報
圧電フィルタが用いられる携帯電話等の小型化に伴い、圧電フィルタをさらに小さくすることが望まれている。
しかし、特許文献1に開示された構成では、基板よりもパッケージサイズを小型化することはできない。基板には、最低でも直列共振子と並列共振子の2つ以上の共振子を同一平面に形成する必要があり、同一平面に多数の共振子を形成するため、基板そのものの小型化には限界がある。また、直列共振子と並列共振子が同一平面に形成されていることから、イオンミリングやスパッタなどにより、重量除去や付加を直並別々に行うことが難しい。また、平面に複数の共振子を並べるため、共振子間の配線抵抗が大きくなり、フィルタ特性の劣化を招きやすい。また、共振子の材料及び振動モードを複数用いたい場合、材料の制約を受けたり、工程が複雑になりコストが高くなったりする。さらに、基板に形成された共振子素子を保護する蓋を設けるので、サイズが大きくなり、蓋の材料費や加工費なども必要となる。
特許文献2に開示された構成では、2枚の基板を重ね合わせることにより面積を小さくはできるが、筐体で基板の周囲を囲むため、基板よりも面積が大きくなる。また、突起台により基板間に間隔を設け、さらに基板を収納した筐体の上下の開口を蓋で密封するため、高さ(基板の厚さ方向の寸法)が大きくなる。
本発明は、かかる実情に鑑み、より小型化を図ることができる圧電フィルタを提供しようとするものである。
本発明は、以下のように構成した圧電フィルタを提供する。
圧電フィルタは、その主面に、少なくとも1つの第1の圧電共振子が形成された第1の基板と、その主面に、少なくとも1つの第2の圧電共振子が形成された第2の基板と、前記第1の基板の前記主面と前記第2の基板の前記主面とが対向した状態で、前記第1の基板と前記第2の基板との間において、前記第1の圧電共振子及び前記第2の圧電共振子の周囲に延在し、前記第1の圧電共振子と前記第2の圧電共振子とを間隔を設けて接合する接合パターンと、前記第1の基板の前記主面に形成されたパッドと、前記第2の基板の前記主面に形成された所定のパッドとを接合する接合層と、前記第2の基板の前記主面に形成された所定の前記パッドに接続された外部電極とを備える。
上記構成において、2つの基板を接合パターンで接合し、接合パターンの内側に振動空間を作り、圧電共振子が自由に振動するようにする。一方の基板の圧電共振子と他方の基板の圧電共振子とは、接合層により、接合パターンの内側において電気的に接続する。パッドはその基板の圧電共振子に接続されてもよい。また、その基板の圧電共振子から独立していてもよい。
上記構成によれば、互いに、一方の基板を、他方の基板の圧電共振子を覆う蓋として用いることができ、基板を収納するパッケージや基板を覆う蓋基板をなくすことができる。
好ましくは、前記接合パターンは、Au,Ag,Sn又はCuの一種以上を含む。
上記構成によれば、接合パターンは、はんだ合金により基板を接合(封止)することができる。はんだ合金は、基板や圧電共振子に悪影響を与える温度よりも低い温度で形成(溶融)するので、基板や共振子に悪影響を与えることなく、基板を接合(封止)することができる。
好ましくは、前記第1の基板と前記第2の基板は、それぞれGNDパッドを備え、前記GNDパッド同士がバンプ接合される。
上記構成によれば、それぞれの基板のGNDを共通化し、GNDを一方の基板から外部に取り出すことができる。また、圧電共振子の周囲の接合パターンを導電性とし、接合パターンをGNDに取り出すことができる。
好ましくは、前記第2の基板を貫通するスルーホールが形成され、該スルーホールの一端が前記第2の基板の前記パッド又は前記GNDパッドに電気的に接続され、該スルーホールの他端が外部電極に電気的に接続される。
外部電極と圧電共振子との間の配線を短くして、圧電フィルタを小型化することができる。また、圧電共振子が振動して発生した熱が基板へ放熱されやすくなり、圧電フィルタの耐電力性が向上する。
好ましくは、前記接合パターンは、前記GNDパッドに接続され、該GNDパッドは前記スルーホールを介して、前記外部電極に接続され、該外部電極はGNDに接続される。
上記構成によれば、接合パターンがGNDに接続されるので、圧電フィルタを静電シールドすることができる。
好ましくは、前記スルーホールの前記一端の開口は、前記パッド又は前記GNDパッドによって覆われている。
上記構成によれば、振動空間を外部から遮断することができる。
好ましくは、前記第1の圧電共振子及び前記第2の圧電共振子は、対向する一対の励振電極の間に圧電薄膜が配置された薄膜圧電共振子である。
上記構成によれば、薄膜圧電共振子(BAW共振子)を用いた圧電フィルタ(BAW装置)を小型化できる。
好ましくは、前記第1の共振子又は前記第2の共振子のいずれか一方が直列共振子であり、前記第1の共振子又は前記第2の共振子の他方が並列共振子である。
上記構成によれば、直列共振子と並列共振子とを別々の基板に形成するので、直列共振子の共振周波数と並列共振子の共振周波数とを別個に調整することができる。したがって、直列共振子と並列共振子との共振周波数が異なる圧電フィルタの作製が容易である。
好ましくは、前記第1の圧電共振子の前記圧電薄膜と、前記第2の圧電共振子の前記圧電薄膜とが、異なる材料により形成される。
第1の圧電共振子と第2の圧電共振子とに(例えば、直列共振子と並列共振子とに)、それぞれ適した圧電材料を用いることができる。
好ましくは、前記第1の圧電共振子の前記励振電極と前記第2の圧電共振子の前記励振電極とが、異なる材料で形成される。
第1の圧電共振子と第2の圧電共振子とに(例えば、直列共振子と並列共振子とに)、それぞれ適した電極材料を用いることができる。
好ましくは、前記第1の圧電共振子と前記第2の圧電共振子とは、材料が異なる周波数調整膜を含む。
第1の圧電共振子と第2の圧電共振子とに(例えば、直列共振子と並列共振子とに)、それぞれ適した周波数調整材料を用いることができる。
好ましくは、前記第1の圧電共振子と前記第2の圧電共振子が、それぞれ基本波又は2以上の整数倍波の少なくとも一つの振動モードで振動し、前記第1の圧電共振子と前記第2の圧電共振子とでは互いに振動モードの次数が異なる。
第1の圧電共振子と第2の圧電共振子とに(例えば、直列共振子と並列共振子とに)、それぞれ適した振動モードを用いることができる。
好ましくは、前記第1の圧電共振子と前記第2の圧電共振子とが、弾性表面波を利用するSAW共振子であって、前記第1の基板と前記第2の基板とが、同じ単結晶の圧電材料からなる基板である。
同じ線膨張係数を持った基板同士をウェハーレベルで容易に接合できる。また、蓋基板をSAW共振子に用いるので、製造コストの低減が可能である。
好ましくは、前記第2の圧電共振子は、BAW共振子である。
BAW共振子の第2の基板はSi基板であり、外部電極を取り出すためのスルーホールを形成しやすい。圧電単結晶にスルーホールや外部電極を形成するときに発生するクラックなどの問題を回避できる。
好ましくは、前記第2の基板の厚さが、前記第1の基板の厚さより小さい。
上記構成によれば、相対的に厚さが小さい第2の基板に、スルーホールを容易に形成することができる。
好ましくは、前記並列共振子の前記圧電薄膜の厚さが前記直列共振子の前記圧電薄膜の厚さより大きい。
並列共振子の周波数は直列共振子の周波数より低くしなくてはならないが、上記構成によれば、周波数を低くするために電極膜厚を大きくしたり、酸素プラズマを照射したりする方法より、特性劣化を小さくすることができる。
好ましくは、前記第1の圧電共振子の絶縁膜の厚さが前記第2の圧電共振子の絶縁膜の厚さと異ならされている。周波数調整膜を設けなくても圧電共振子の周波数を異ならせることができる。
また、本発明は、上記いずれかの構成の圧電フィルタを用いた複合フィルタを提供する。この場合、デュプレクサ、マルチバンドフィルタなどの複合フィルタを、小型化することができる。
また、本発明は、上記いずれかの構成の圧電フィルタ又は上記構成の複合フィルタを用いた通信装置を提供する。この場合、通信装置を小型化することができる。
本発明の圧電フィルタは、より小型化を図ることができる。
圧電フィルタの透視図である。(実施例1) 図1の線II−IIに沿って切断した断面図である。(実施例1) 図1の線III−IIIに沿って切断した断面図である。(実施例1) 図1の線IV−IVに沿って切断した断面図である。(実施例1) 一方の基板の透視図である。(実施例1) 図2の線VI−Vに沿って切断した断面図である。(実施例1) 接合層の拡大断面図である。(実施例1) 圧電フィルタの回路図である。(実施例1) 圧電フィルタの透視図である。(実施例2) 図11の線X−Xに沿って切断した断面図である。(実施例2) 図9の線XI−XIに沿って切断した断面図である。(実施例2) 図9の線XII−XIIに沿って切断した断面図である。(実施例2) 圧電フィルタの回路図である。(実施例2) 圧電フィルタの断面図である。(実施例3) 圧電フィルタの断面図である。(実施例4) デュレクサの回路図である。(実施例5) 通信装置の回路図である。(実施例6) 圧電フィルタの断面図である。(実施例7) 圧電フィルタの断面図である。(実施例8) 圧電フィルタの断面図である。(実施例9)
符号の説明
10 圧電フィルタ
12 基板
15 直列共振子(BAW共振子、圧電共振子)
18x パッド(GNDパッド)
20 接合パターン
22 基板
24x 接合層
25 並列共振子(BAW共振子、圧電共振子)
28x パッド(GNDパッド)
40 圧電フィルタ
42 基板
45a〜45d 直列共振子(BAW共振子、圧電共振子)
50 接合パターン
52 基板
54s,54t 接合層
55a〜55d 並列共振子(BAW共振子、圧電共振子)
60 圧電フィルタ
62 基板
66 SAW共振子(圧電共振子)
70 接合パターン
72 基板
76 SAW共振子(圧電共振子)
80 圧電フィルタ
82 基板
86 BAW共振子(圧電共振子)
90 接合パターン
92 基板
96 SAW共振子(圧電共振子)
100 デュプレクサ
200 通信装置
以下、本発明の実施の形態について実施例を、図1〜図17を参照しながら説明する。
(実施例1)図1は実施例1の圧電フィルタ10の透視図、図2は図1の線II−IIに沿って切断した断面図、図3は図1の線III−IIIに沿って切断した断面図、図4は図1の線IV−IVに沿って切断した断面図、図5は一方の基板12の透視図、図6は他方の基板22を見た断面図、図7は接合層の拡大図、図8は圧電フィルタ10の電気回路図である。
図8に示すように、圧電フィルタ10は、直列共振子15と並列共振子25とをL型に構成したラダー型フィルタである。
図2〜図4に示すように、大略、直列共振子15を形成した基板12と、並列共振子25を形成した基板22とを、共振子15,25を形成したそれぞれの主面が対向するようにして、接合パターン20で間隔を設けて接合し、振動空間11内に共振子15,25を封止している。
すなわち、基板12,22の主面に、電極16,26、圧電薄膜17,27、電極18,28が積層されている。電極16,18,26,28の間に圧電薄膜17,27が挟み込まれ、基板12,22から離れた部分が、共振子15,25となる。共振子15,25は、圧電薄膜17,27の厚み振動を利用する薄膜圧電共振子(BAW共振子)である。共振子15,25は、絶縁膜を有する2倍波又はそれ以上の整数倍波を用いた共振子であっても、電極16,26/圧電薄膜17,27/電極18,28のみの基本波を用いた共振子であってもよい。
一方の基板12には、基板12を貫通するスルーホール13a〜13dが形成され、スルーホール13a〜13dの一端は、外部に露出する外部電極14a〜14dに接続されている。スルーホール13a〜13dの他端は、電極16,18の一部分に形成したパッド16a,18b,16c,18dによって、電気的接続とともにスルーホール13a〜13dの他端の開口が覆われ、振動空間11の封止を保つようになっている。
図2に示すように、直列共振子15の一方の端子(電極16)は、入力端子である外部電極14aに電気的に接続され、他方の端子(電極18)は、出力端子である外部電極14bに電気的に接続される。図3に示すように、電極18,28の一部分に形成されたパッド18x,28xの間を、柱状の接合層24xにより、バンプ接合される。これにより、並列共振子25の一方の端子(電極28)は、直列共振子15の他方の端子(電極18)、すなわち出力端子である外部電極14bに電気的に接続される。図4に示すように、電極26の一部分に形成されたパッド26c,26dと、基板12側のパッド16c,18dとの間は、柱状の接合層24c,24dにより、バンプ接合される。これにより、並列共振子25の他方の端子(電極26)は、GND端子である外部電極14c,14dに電気的に接続される。
並列共振子25の圧電薄膜27の厚さは、直列共振子15の圧電薄膜17の厚さより大きくすることが好ましい。並列共振子25の周波数は直列共振子15の周波数より低くしなくてはならないが、周波数を低くするために電極膜厚を大きくしたり、酸素プラズマを照射したりする方法より、特性劣化を小さくすることができる。
図1、図5及び図6に示すように、接合パターン20は、基板12,22の周縁に沿って全周に渡って延在し、共振子15,25の周囲を囲む。接合パターン20は、電極26を介して、GND端子である外部電極14c,14dに電気的に接続される。接合パターンはGND端子に接続されずに電気的に浮いていてもよい。
次に、圧電フィルタ10の製造方法について説明する。
圧電フィルタ10は、大略、別々のウエハに基板12,22側のそれぞれの構造を複数個分形成し、ウエハを接合した後に分割することにより形成する。
すなわち、基板12,22のSiウエハに犠牲層を形成しておき、その上に、電極16,26、圧電薄膜17,27、電極18,28の共振子15,25の構造を形成した後、犠牲層を除去する。電極16,26;18,28は、密着性を高めるためTiを蒸着した後に、Alを蒸着する。圧電薄膜17,27として、ZnOをスパッタする。電極16,26;18,28には、Al以外にAuやPt,Cuなどを用いてもよい。また、圧電薄膜17,27には、ZnO以外にAlNなどを用いてもよい。
共振子15,25が基板12,22から浮いた構造とする代わりに、基板12,22を異方性エッチングして形成したダイヤフラム(構成膜として、AlやSiO、AlN膜が使用できる)上に、電極16,26、圧電薄膜17,27、電極18,28を形成することも可能である。
また、基板12,22のいずれか一方又は両方に、接合層24c,24d,24xと接合パターン20に対応して、パターン(接合層)を形成しておく。例えば図7に示すように、基板12側の接合層20aとして、Tiの密着層30、Cuのはんだ材料層31、Snのはんだ材料層32、Tiの密着層33、Auの表面保護層34を形成する。基板22側の接合層20bとして、Tiの密着層36、Cuのはんだ材料層35を形成する。接合層20a,20bのそれぞれの厚さは、約6μmである。はんだ材料層31,32,35は、後述する接合工程での加熱により、Cu−Suはんだ合金の薄膜を形成する。基板12,22のどちらか一方もしくは両方に、接合時の接着剤となる物質の接合層を形成しておけばよい。接合層の形成プロセスは、基板にパターン(接合層)部に開口したレジストマスクをフォトリソグラフィーで形成しておき、接合層の金属膜を順次蒸着し、レジスト上に付着している金属膜部分をレジストとともに除去することにより、残りの金属膜部分により電極が形成される、リフトオフ法を用いてもよい。Cu−Sn系以外にAu−Sn系のはんだ薄膜や、ポリイミド、エポキシなどの樹脂を用いることができる。
さらに、一方の基板12のウエハには、スルーホール13a〜13dと外部電極14a〜14dを形成する。すなわち、基板12にレーザ等で貫通穴を形成し、めっき膜や導電性の充填剤などにより、スルーホール13a〜13dを介して内部と外部電極14a〜14dとの間の導電を確保する。
次に、共振子15,25、接合パターン20や接合層24c,24d,24xの接合層、スルーホール13a〜13d、外部電極14a〜14d等を別々に形成した基板12,22のウエハを、共振子15,25が形成されているそれぞれの主面を対向させ接合する。すなわち、圧電フィルタ10ごとに、共振子15,25の周囲に接合パターン20を形成すると同時に、パッド16c,18d,18x;26c,26d,28xの間をバンプ接合する。このとき、接合にCu−Sn系はんだ薄膜を用いる場合、約300℃程度の温度をかけながらプレスすることで、接合パターン50の内部の振動空間11を気密封止することが可能となる。
次に、接合したウエハは、圧電デバイス10ごとの境界に沿って、例えばダイシングにより切断して、圧電デバイス10の個片に分離する。
なお、2枚のウエハを接合した後に基板12のウエハを研磨し、他方の基板22のウエハよりも薄くして、スルーホール13a〜13dや外部電極14a〜14dなどの電極取り出し部の構成を形成することも可能である。
以上のように構成した圧電フィルタ10は、基板12,22と同程度までサイズ(面積)を小さくできる。また、接合パターン20を用いて気密封止が行え、圧電フィルタ10の表面に基板12,22の共振子面が形成されないことから、共振子を保護するためのパッケージや蓋基板などが不要である。したがって、圧電フィルタ10をより小型化することができる。
さらに、共振子15,25間の接合が短くなることや、縦方向の電気的接合が可能となることから、共振子間の配線抵抗が低減でき、フィルタ特性が向上する。
また、同一種の基板を用いた場合、線膨張係数が同じであることから、ウエハレベルで接合が容易となる。基板を選ばない。直列側と並列側の共振子を別の基板で作製していた場合、おのおのの基板で周波数調整を行うことで、直並の周波数差を精密に合わすことができる。
(実施例2)図9は実施例2の圧電フィルタ40の透視図、図10は横断面図、図11は図9の線XI−XIに沿って切断した縦断面図、図12は図9の線XII−XIIに沿って切断した縦断面図、図13は圧電フィルタ40の回路図である。
図13に示すように、圧電フィルタ40は、直列共振子45a〜45dと並列共振子55a〜55dとを格子状に結合したラティスフィルタである。
図9〜図12に示すように、圧電フィルタ40は、第1実施例と略同様に、4つの直列共振子45a〜45dが形成された基板42と、4つの並列共振子55a〜55dが形成された基板52とを、共振子45a〜45d,55a〜55dが形成されたそれぞれの主面が対向するようにして、接合パターン50で間隔を設けて接合し、共振子45a〜45d;55a〜55dを振動空間41に封止している。
すなわち、基板42,52の主面に、電極46a〜46d;56a〜56d、圧電薄膜47s,47t;57s,57t、電極48s,48t;58s,58tが積層されている。電極46a〜46d;56a〜56dと電極48s,48t;58s,58tの間に圧電薄膜47s,47t;57s,57tが挟み込まれ、基板42,52から離れた部分が、薄膜圧電共振子(BAW共振子)45a〜45d;55a〜55dとなる。
一方の基板42には、スルーホール43a〜43d,43x,43y(図11の43a,43b以外は図示せず)が形成され、図9に示すように、基板42の上面に6つの外部電極44a〜44d,44x、44yが露出するようになっている。電極46a〜46dは、それぞれ、外部電極44a〜44dに電気的に接続され、外部電極44a,44bの間に直列共振子45a,45bが直列に接続され、外部電極44c,44dの間に直列共振子45c,45dが直列に接続される。外部電極44x,44yは、接合パターン50に電気的に接続される。
電極46a〜46d;56a〜56dの一部分に形成されたパッド46a'〜46d';56a'〜56d'(図11の46a',46b';56a',56b'以外は図示せず)を接合層54a〜54d(図11の54a,54b以外は図示せず)によりバンプ接合することにより、共振子45a〜45dの一方の端子(電極56a〜56d)が外部電極54a〜54dにそれぞれ電気的に接続される。
また、電極48s,48t;58s,58tの一部分に形成されたパッド48s',46t';58s',58t'(図12の48t',58t'以外は図示せず)を接合層54s,54tによりバンプ接合することにより、共振子55a〜55dの他方の端子(電極58s,58t)が、直列共振子45aと45bの間、45cと45dの間のそれぞれの接続部分にそれぞれ電気的に接続される。
ラティスフィルタを一つの基板上に形成すると、基板が大きくなり、配線抵抗も増大する。実施例2の圧電フィルタ40のように、2つの基板42,52を用いて立体的に回路を構成すれば、配線が短くなるのでフィルタ特性の向上を図ることができる。
(実施例3)図14は実施例3の圧電フィルタ60の断面図である。
圧電フィルタ60は、表面弾性波を用いた共振子(SAW共振子)66,76が形成された基板62,72を備える。すなわち、圧電材料の基板62,72に櫛型電極(IDT)が形成されている。外部電極64、接合パターン70、接合層74などは、他の実施例と同様の構成である。
従来、表面弾性波素子は、線膨張係数に異方性を持った圧電基板を用いていたため、ウエハレベルで蓋基板を接合する場合、蓋基板に同じ圧電基板を用いるしかなかった。高価な圧電基板を単なる構造材(蓋基板)としてしか使用しないのではコストアップの要因となるため、気密性や強度が劣る樹脂などを用いて、表面弾性波素子をパッケージしていた。
実施例3の圧電フィルタ60では、同じ線膨張係数を持った基板62,72をパッケージとしても使用できるため、圧電フィルタ60の小型化とともに、製造コストの削減が可能である。
(実施例4)図15は実施例4の圧電フィルタ80の断面図である。
圧電フィルタ80は、BAW共振子86が形成された圧電基板82と、SAW共振子96が形成された圧電基板92とを組み合わせたものである。外部電極84、接合パターン90、接合層94などは、他の実施例と同様に構成する。
外部電極84は、BAW共振子86を形成する基板82に設けることが好ましい。BAW共振子86の基板82にはSiを用いることができ、スルーホールを形成しやすく、SAW共振子96の圧電単結晶の基板92にスルーホールや外部電極を形成するときに発生するクラックなどの問題を回避できるからである。
(実施例5)図16は、実施例5のデュプレクサ100の回路図である。
デュプレクサ100には、アンテナ端子102、受信側端子104および送信側端子106が設けられている。デュプレクサ100は、受信側端子104とアンテナ端子102との間に、受信周波数帯域のみ通過させ、送信周波数帯域を減衰させる圧電フィルタを備える。また、送信側端子106とアンテナ端子102との間に、送信周波数帯域のみ通過させ、受信周波数帯域を減衰させる圧電フィルタを備える。
例えば、上記各実施例の圧電フィルタと同様に、一方の基板に受信側フィルタ用圧電共振子、他方の基板に送信側フィルタ用圧電共振子を形成し、二つの基板を接合することにより、デュプレクサ100が形成できる。なお、それぞれの基板にRやCなどの整合回路を形成してもよい。また、一方の基板に受信側フィルタの一部の共振子と送信側フィルタの一部の共振子、そして整合回路を形成し、他方の基板に残りの受信側や送信側のフィルタ用共振子及び整合回路を形成してもよい。これにより、デュプレクサ100は、圧電フィルタと同様、小型化することができる。
(実施例6)図17は、実施例6の通信装置200の要部ブロック図である。
通信装置200は、マルチバンド携帯電話など、異なる方式に対応し、スイッチSWにより受信周波数を切り替えることができるようになっている。アンテナ201に、デュプレクサ202が接続されている。デュプレクサ202には、スイッチSWを介して、2系統の受信回路が接続されている。すなわち、スイッチSWとIF段の圧電フィルタ209,209aとの間には、受信側RF圧電フィルタ204,204a、増幅器205,205a、及び受信側ミキサ203,203aが、それぞれ接続されている。また、デュプレクサ202と送信側のミキサ206との間には、RF段を構成する増幅器207及び送信側圧電フィルタ208が接続されている。
上記実施例と同様の構成を有する圧電フィルタ204,204a,208,209,209aやデュプレクサ202を用いる。また、少なくとも受信側RF圧電フィルタ204,204aを含む回路素子をモジュール化したRFフィルタモジュール(マルチバンドフィルタ)を用いてもよい。これにより、通信装置200を小型化することができる。
(実施例7)図18は、実施例7の圧電フィルタ300の断面図である。図18は、実施例1の図2に対応する断面図である。
基板302上に犠牲層パターンを形成し、犠牲層パターンを覆ってSiOなどの絶縁膜304を形成する。その上に圧電薄膜306を1対の電極305,307で挟んだ薄膜部310を形成する。絶縁膜304を厚くして2倍波又はそれ以上の整数倍波を用いた共振子とすることができる。絶縁膜304を薄くして基本波を用いた共振子とすることができる。例えば、犠牲層にZnOを用いた場合、酸で犠牲層をエッチングするときに絶縁膜304がエッチングストップ層として働くので、圧電薄膜306が保護される。
また、第1の圧電共振子の絶縁膜の厚さが第2の圧電共振子の絶縁膜の厚さと異ならされていてもよい。周波数調整膜を設けなくても圧電共振子の周波数を異ならせることができる。
(実施例8)図19は、実施例8の圧電フィルタ400の断面図である。図19は、実施例1の図2に対応する断面図である。
実施例1と異なり、上面側から開口した空隙403が形成され、空隙403は基板402を貫通しないようになっている。空隙403は、例えば、基板402の上面に開口部を有するエッチングレジストを形成し、この開口部から基板402をエッチングすることにより、形成する。
基板402の上面に形成した空洞403を犠牲材料で埋めて後、平坦化する。平坦化した上に電極405、圧電薄膜406、電極407を積層する。1つの共振子に1つの空隙403を形成できるので、薄膜部410の基板402から浮いた部分の面積が小さくなり、薄膜部410が割れにくくなり、歩留まりが向上する。
(実施例9)図20は、実施例9の圧電フィルタ500の断面図である。図20は、実施例1の図2に対応する断面図である。
圧電薄膜共振子は、基板502上に、空洞や空隙の代わりに、音響反射層503が形成され、音響反射層503の上に、圧電薄膜506を1対の電極505,507で挟んだ薄膜部510が形成されている。音響反射層503により、共振子を基板502から音響的に分離し、振動が基板502に伝わらないようにされている。
圧電薄膜共振子は、薄膜部510の下に空洞や空隙を形成しないので、強度があり、製造しやすい。
なお、本発明は、上記各実施例に限定されるものではなく、種々変更を加えて実施可能である。
例えば、接合する2つの基板の種類が異なるようにしてもよい。
例えば、薄膜圧電フィルタ(BAWフィルタ)の場合、ZnOを圧電体として用い最適化された共振子を形成した基板と、AlNを圧電体として用い最適化された共振子を形成した基板とを貼り合わせる。帯域が広いがQが小さいZnO共振子と、帯域が狭いがQが高いAlN共振子の特性を組み合わせることで、切れと広帯域を両立したフィルタが作製できる。従来、同一基板に2種類の圧電体を用いた共振子を作製することは難しく、たとえばZnOをパターニングする際に、エッチャントによりAlNがダメージを受けてしまったり、工程が複雑になり良品率の低下を招いたりするなどの問題があったが、別々の基板を用いることにより、材料が異なる周波数調整膜を含む共振子を容易に作製できる。
弾性表面波フィルタ(SAWフィルタ)の場合、LiTaOの圧電基板とLiNbOの圧電基板とを組み合わせることも可能である。
あるいは、基本波構造を用い最適化された共振子を形成した基板と、2倍波構造を用い最適化された基板とを貼り合わせる。基本波共振子は広帯域で高Qであるが、強度が低いため、大きな面積の共振子の形成が難しい。また、周波数温度特性が悪くなる傾向がある。一方、2倍波構造では、帯域が狭く、Qが低い傾向がある。しかし、強度が高く、大面積共振子の形成が容易であるとともに、SiOなどの負の温度係数を持つ材料と組み合わせることで、周波数温度特性を小さくすることができる。これらの特性を組み合わせることで、切れと広帯域、そして低TCF(周波数温度係数)を同時に満たしたフィルタが作製できる。
一般に、同一基板に2種類の構造を用いた共振子を作製することは、工程が複雑になり良品率の低下を招くが、基板を別々に作製して接合するという比較的簡単な工程で、良品率の低下を招くことなく、作製することができる。

Claims (19)

  1. その主面に、少なくとも1つの第1の圧電共振子が形成された第1の基板と、
    その主面に、少なくとも1つの第2の圧電共振子が形成された第2の基板と、
    前記第1の基板の前記主面と前記第2の基板の前記主面とが対向した状態で、前記第1の基板と前記第2の基板との間において、前記第1の圧電共振子及び前記第2の圧電共振子の周囲に延在し、前記第1の圧電共振子と前記第2の圧電共振子とを間隔を設けて接合する接合パターンと、
    前記第1の基板の前記主面に形成されたパッドと、前記第2の基板の前記主面に形成された所定のパッドとを接合する接合層と、
    前記第2の基板の前記主面に形成された所定の前記パッドに接続された外部電極とを備えたことを特徴とする圧電フィルタ。
  2. 前記接合パターンは、Au,Ag,Sn又はCuの一種以上を含むことを特徴とする、請求項1に記載の圧電フィルタ。
  3. 前記第1の基板と前記第2の基板は、それぞれGNDパッドを備え、前記GNDパッド同士がバンプ接合されたことを特徴とする、請求項1又は2に記載の圧電フィルタ。
  4. 前記第2の基板を貫通するスルーホールが形成され、該スルーホールの一端が前記第2の基板の前記パッド又は前記GNDパッドに電気的に接続され、該スルーホールの他端が外部電極に電気的に接続されたことを特徴とする、請求項1、2又は3に記載の圧電フィルタ。
  5. 前記接合パターンは、前記GNDパッドに接続され、該GNDパッドは前記スルーホールを介して、前記外部電極に接続され、該外部電極はGNDに接続されることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか一つに記載の圧電フィルタ。
  6. 前記スルーホールの前記一端の開口は、前記パッド又は前記GNDパッドによって覆われていることを特徴とする、請求項1乃至5のいずれか一つに記載の圧電フィルタ。
  7. 前記第1の圧電共振子及び前記第2の圧電共振子は、対向する一対の励振電極の間に圧電薄膜が配置された薄膜圧電共振子であることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか一つに記載の圧電フィルタ。
  8. 前記第1の共振子又は前記第2の共振子のいずれか一方が直列共振子であり、
    前記第1の共振子又は前記第2の共振子の他方が並列共振子であることを特徴とする、請求項7に記載の圧電フィルタ。
  9. 前記第1の圧電共振子の前記圧電薄膜と、前記第2の圧電共振子の前記圧電薄膜とが、異なる材料により形成されたことを特徴とする、請求項7又は8に記載の圧電フィルタ。
  10. 前記第1の圧電共振子の前記励振電極と前記第2の圧電共振子の前記励振電極とが、異なる材料で形成されたことを特徴とする、請求項7、8又は9に記載の圧電フィルタ。
  11. 前記第1の圧電共振子と前記第2の圧電共振子とは、材料が異なる周波数調整膜を含むことを特徴とする、請求項7乃至10のいずれか一つに記載の圧電フィルタ。
  12. 前記第1の圧電共振子と前記第2の圧電共振子が、それぞれ基本波又は2以上の整数倍波の少なくとも一つの振動モードで振動し、前記第1の圧電共振子と前記第2の圧電共振子とでは互いに振動モードの次数が異なることを特徴とする、請求項7乃至11のいずれか一つに記載の圧電フィルタ。
  13. 前記第1の圧電共振子と前記第2の圧電共振子とが、弾性表面波を利用するSAW共振子であって、前記第1の基板と前記第2の基板とが、同じ単結晶の圧電材料からなる基板であることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか一つに記載の圧電フィルタ。
  14. 前記第2の圧電共振子は、BAW共振子であることを特徴とする、請求項1乃至6のいずれか一つに記載の圧電フィルタ。
  15. 前記第2の基板の厚さが、前記第1の基板の厚さより小さいことを特徴とする、請求項1乃至14のいずれか一つに記載の圧電フィルタ。
  16. 前記並列共振子の前記圧電薄膜の厚さが前記直列共振子の前記圧電薄膜の厚さより大きいことを特徴とする、請求項8又は請求項10乃至12のいずれか一つに記載の圧電フィルタ。
  17. 絶縁膜を有し、前記第1の圧電共振子の絶縁膜の厚さが前記第2の圧電共振子の絶縁膜の厚さと異ならされていることを特徴とする、請求項7乃至12のいずれか一つに記載の圧電フィルタ。
  18. 請求項1乃至17のいずれか一つに記載の圧電フィルタを用いたことを特徴とする、複合フィルタ。
  19. 請求項1乃至17のいずれか一つに記載の圧電フィルタ又は請求項18記載の複合フィルタを用いたことを特徴とする、通信装置。
JP2006528848A 2004-07-20 2005-07-01 圧電フィルタ Active JP4375399B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004212350 2004-07-20
JP2004212350 2004-07-20
PCT/JP2005/012198 WO2006008940A1 (ja) 2004-07-20 2005-07-01 圧電フィルタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2006008940A1 true JPWO2006008940A1 (ja) 2008-05-01
JP4375399B2 JP4375399B2 (ja) 2009-12-02

Family

ID=35785060

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006528848A Active JP4375399B2 (ja) 2004-07-20 2005-07-01 圧電フィルタ

Country Status (7)

Country Link
US (1) US7378922B2 (ja)
EP (1) EP1804376B1 (ja)
JP (1) JP4375399B2 (ja)
CN (1) CN1977450B (ja)
AT (1) ATE427582T1 (ja)
DE (1) DE602005013685D1 (ja)
WO (1) WO2006008940A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016504881A (ja) * 2013-01-11 2016-02-12 エプコス アクチエンゲゼルシャフトEpcos Ag 分岐技術を用いた広帯域フィルタ

Families Citing this family (107)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005026243B4 (de) 2005-06-07 2018-04-05 Snaptrack, Inc. Elektrisches Bauelement und Herstellungsverfahren
JP4760222B2 (ja) * 2005-08-26 2011-08-31 セイコーエプソン株式会社 弾性表面波デバイス
KR101302132B1 (ko) * 2006-02-06 2013-09-03 삼성전자주식회사 멀티 밴드용 필터 모듈 및 그의 제작 방법
JP2007281920A (ja) * 2006-04-07 2007-10-25 Murata Mfg Co Ltd 電子部品およびその製造方法
KR100719123B1 (ko) * 2006-07-27 2007-05-18 삼성전자주식회사 멀피 밴드 필터모듈 및 그 제조방법
JP2008113178A (ja) * 2006-10-30 2008-05-15 Hitachi Media Electoronics Co Ltd 中空封止素子およびその製造方法
JP4798496B2 (ja) * 2006-11-09 2011-10-19 宇部興産株式会社 薄膜圧電デバイス及びその製造方法
WO2008120511A1 (ja) 2007-03-29 2008-10-09 Murata Manufacturing Co., Ltd. 液中物質検出センサー
JP2009124640A (ja) * 2007-11-19 2009-06-04 Hitachi Media Electoronics Co Ltd 薄膜圧電バルク波共振器およびその製造方法、並びに薄膜圧電バルク波共振器を用いた薄膜圧電バルク波共振器フィルタ
KR100916182B1 (ko) * 2007-11-28 2009-09-08 주식회사 엠에스솔루션 체적탄성파 공진기의 패키지 및 그 패키징 방법
JP5077714B2 (ja) * 2008-02-18 2012-11-21 株式会社村田製作所 弾性波装置及びその製造方法
US7863699B2 (en) * 2008-05-21 2011-01-04 Triquint Semiconductor, Inc. Bonded wafer package module
JPWO2010007805A1 (ja) * 2008-07-17 2012-01-05 株式会社村田製作所 分波器
JP5226409B2 (ja) * 2008-07-17 2013-07-03 太陽誘電株式会社 共振デバイス、通信モジュール、通信装置、共振デバイスの製造方法
JP5339582B2 (ja) * 2008-07-31 2013-11-13 太陽誘電株式会社 弾性波デバイス
JP5111307B2 (ja) * 2008-08-29 2013-01-09 京セラ株式会社 共振器、フィルタおよびデュプレクサ、ならびに共振器の製造方法
US8030823B2 (en) * 2009-01-26 2011-10-04 Resonance Semiconductor Corporation Protected resonator
US9735338B2 (en) 2009-01-26 2017-08-15 Cymatics Laboratories Corp. Protected resonator
CN102763327B (zh) * 2010-02-17 2015-07-29 株式会社村田制作所 弹性波设备
US8836449B2 (en) * 2010-08-27 2014-09-16 Wei Pang Vertically integrated module in a wafer level package
CN102111116A (zh) * 2010-11-24 2011-06-29 张�浩 整合的晶圆级别封装体
DE102011016554B4 (de) 2011-04-08 2018-11-22 Snaptrack, Inc. Waferlevel-Package und Verfahren zur Herstellung
WO2013065488A1 (ja) * 2011-10-31 2013-05-10 株式会社村田製作所 圧電薄膜共振子、フィルタ装置及びデュプレクサ
EP2607974A1 (fr) 2011-12-22 2013-06-26 The Swatch Group Research and Development Ltd. Procede de realisation d'un résonateur
US9077311B2 (en) * 2011-12-29 2015-07-07 Futurewei Technologies, Inc. Acoustic filter and method of acoustic filter manufacture
JP5991785B2 (ja) * 2012-02-27 2016-09-14 太陽誘電株式会社 弾性波デバイス
JP2014187354A (ja) * 2013-02-21 2014-10-02 Ricoh Co Ltd デバイス、及びデバイスの作製方法
CN103296992B (zh) * 2013-06-28 2016-02-10 中国电子科技集团公司第二十六研究所 薄膜体声波谐振器结构及其制造方法
JP6335476B2 (ja) * 2013-11-06 2018-05-30 太陽誘電株式会社 モジュール
US9634641B2 (en) * 2013-11-06 2017-04-25 Taiyo Yuden Co., Ltd. Electronic module having an interconnection substrate with a buried electronic device therein
WO2015098792A1 (ja) * 2013-12-25 2015-07-02 株式会社村田製作所 弾性波フィルタデバイス
WO2015102080A1 (ja) 2014-01-06 2015-07-09 株式会社大真空 圧電振動デバイス、及び圧電振動デバイスと回路基板との接合構造
KR102117471B1 (ko) * 2015-01-12 2020-06-01 삼성전기주식회사 음향 공진기 및 그 제조 방법
JP6397352B2 (ja) * 2015-02-19 2018-09-26 太陽誘電株式会社 弾性波デバイス
JP2016201780A (ja) * 2015-04-14 2016-12-01 太陽誘電株式会社 弾性波デバイス
JP6509147B2 (ja) * 2016-02-29 2019-05-08 太陽誘電株式会社 電子デバイス
JP6461036B2 (ja) 2016-04-06 2019-01-30 太陽誘電株式会社 弾性波デバイス
JP6454299B2 (ja) * 2016-05-13 2019-01-16 太陽誘電株式会社 弾性波デバイス
JP6556663B2 (ja) 2016-05-26 2019-08-07 太陽誘電株式会社 弾性波デバイス
KR20180017939A (ko) * 2016-08-11 2018-02-21 삼성전기주식회사 탄성파 필터 장치
KR101872599B1 (ko) * 2016-08-26 2018-06-28 삼성전기주식회사 탄성파 필터 장치
JP6661521B2 (ja) * 2016-12-05 2020-03-11 太陽誘電株式会社 フィルタおよびマルチプレクサ
US10944379B2 (en) * 2016-12-14 2021-03-09 Qualcomm Incorporated Hybrid passive-on-glass (POG) acoustic filter
CN110114975B (zh) * 2016-12-26 2023-02-24 株式会社村田制作所 弹性波装置、高频前端模块以及通信装置
CN107231138A (zh) * 2016-12-29 2017-10-03 杭州左蓝微电子技术有限公司 带有支撑结构的薄膜体声波谐振器及其制备方法
CN107222181A (zh) * 2016-12-29 2017-09-29 杭州左蓝微电子技术有限公司 基于soi基片的薄膜体声波谐振器及其制备方法
JP6590843B2 (ja) * 2017-02-02 2019-10-16 太陽誘電株式会社 弾性波デバイス
US11082027B2 (en) 2017-02-02 2021-08-03 Taiyo Yuden Co., Ltd. Acoustic wave device
JP6534406B2 (ja) * 2017-03-21 2019-06-26 太陽誘電株式会社 マルチプレクサ
KR102312724B1 (ko) * 2017-06-05 2021-10-13 가부시키가이샤 무라타 세이사쿠쇼 탄성파 필터 장치
KR20180134237A (ko) * 2017-06-08 2018-12-18 (주)와이솔 웨이퍼레벨패키지 및 제조방법
JP2019114985A (ja) 2017-12-25 2019-07-11 株式会社村田製作所 複合電子部品
DE112017008320T5 (de) * 2017-12-28 2020-10-08 Intel Corporation Hybridfilterarchitektur mit integrierten, passiven vorrichtungen, akustischen wellenresonatoren und hermetisch abgedichteten hohlräumen zwischen zwei resonator-dies
CN108173531B (zh) * 2018-02-08 2024-11-12 武汉衍熙微器件有限公司 一种体声波谐振器与表面声波谐振器的混合式声波谐振器
US10601392B2 (en) 2018-06-15 2020-03-24 Resonant Inc. Solidly-mounted transversely-excited film bulk acoustic resonator
US10911023B2 (en) 2018-06-15 2021-02-02 Resonant Inc. Transversely-excited film bulk acoustic resonator with etch-stop layer
US11936358B2 (en) 2020-11-11 2024-03-19 Murata Manufacturing Co., Ltd. Transversely-excited film bulk acoustic resonator with low thermal impedance
US11206009B2 (en) 2019-08-28 2021-12-21 Resonant Inc. Transversely-excited film bulk acoustic resonator with interdigital transducer with varied mark and pitch
US11323089B2 (en) 2018-06-15 2022-05-03 Resonant Inc. Filter using piezoelectric film bonded to high resistivity silicon substrate with trap-rich layer
US12088281B2 (en) 2021-02-03 2024-09-10 Murata Manufacturing Co., Ltd. Transversely-excited film bulk acoustic resonator with multi-mark interdigital transducer
US11509279B2 (en) 2020-07-18 2022-11-22 Resonant Inc. Acoustic resonators and filters with reduced temperature coefficient of frequency
US20220116015A1 (en) 2018-06-15 2022-04-14 Resonant Inc. Transversely-excited film bulk acoustic resonator with optimized electrode thickness, mark, and pitch
US12040779B2 (en) 2020-04-20 2024-07-16 Murata Manufacturing Co., Ltd. Small transversely-excited film bulk acoustic resonators with enhanced Q-factor
US10637438B2 (en) 2018-06-15 2020-04-28 Resonant Inc. Transversely-excited film bulk acoustic resonators for high power applications
JP7084739B2 (ja) * 2018-02-21 2022-06-15 太陽誘電株式会社 マルチプレクサ
JP7068902B2 (ja) * 2018-04-09 2022-05-17 太陽誘電株式会社 マルチプレクサ
US11996825B2 (en) 2020-06-17 2024-05-28 Murata Manufacturing Co., Ltd. Filter using lithium niobate and rotated lithium tantalate transversely-excited film bulk acoustic resonators
US11349452B2 (en) 2018-06-15 2022-05-31 Resonant Inc. Transversely-excited film bulk acoustic filters with symmetric layout
US12212306B2 (en) 2018-06-15 2025-01-28 Murata Manufacturing Co., Ltd. Transversely-excited film bulk acoustic resonator with multiple diaphragm thicknesses and fabrication method
US11996822B2 (en) 2018-06-15 2024-05-28 Murata Manufacturing Co., Ltd. Wide bandwidth time division duplex transceiver
US12191838B2 (en) 2018-06-15 2025-01-07 Murata Manufacturing Co., Ltd. Solidly-mounted transversely-excited film bulk acoustic device and method
US12009798B2 (en) 2018-06-15 2024-06-11 Murata Manufacturing Co., Ltd. Transversely-excited film bulk acoustic resonators with electrodes having irregular hexagon cross-sectional shapes
US12155371B2 (en) 2021-03-29 2024-11-26 Murata Manufacturing Co., Ltd. Layout of xbars with multiple sub-resonators in series
US12191837B2 (en) 2018-06-15 2025-01-07 Murata Manufacturing Co., Ltd. Solidly-mounted transversely-excited film bulk acoustic device
US12119805B2 (en) 2018-06-15 2024-10-15 Murata Manufacturing Co., Ltd. Substrate processing and membrane release of transversely-excited film bulk acoustic resonator using a sacrificial tub
US12184261B2 (en) 2018-06-15 2024-12-31 Murata Manufacturing Co., Ltd. Transversely-excited film bulk acoustic resonator with a cavity having round end zones
US12081187B2 (en) 2018-06-15 2024-09-03 Murata Manufacturing Co., Ltd. Transversely-excited film bulk acoustic resonator
US10917072B2 (en) 2019-06-24 2021-02-09 Resonant Inc. Split ladder acoustic wave filters
US12119808B2 (en) 2018-06-15 2024-10-15 Murata Manufacturing Co., Ltd. Transversely-excited film bulk acoustic resonator package
US12224732B2 (en) 2018-06-15 2025-02-11 Murata Manufacturing Co., Ltd. Solidly-mounted transversely-excited film bulk acoustic resonators and filters for 27 GHz communications bands
US11967945B2 (en) 2018-06-15 2024-04-23 Murata Manufacturing Co., Ltd. Transversly-excited film bulk acoustic resonators and filters
US11949402B2 (en) 2020-08-31 2024-04-02 Murata Manufacturing Co., Ltd. Resonators with different membrane thicknesses on the same die
US12113512B2 (en) 2021-03-29 2024-10-08 Murata Manufacturing Co., Ltd. Layout of XBARs with multiple sub-resonators in parallel
US11909381B2 (en) 2018-06-15 2024-02-20 Murata Manufacturing Co., Ltd. Transversely-excited film bulk acoustic resonators with two-layer electrodes having a narrower top layer
US11901878B2 (en) 2018-06-15 2024-02-13 Murata Manufacturing Co., Ltd. Transversely-excited film bulk acoustic resonators with two-layer electrodes with a wider top layer
US12021496B2 (en) 2020-08-31 2024-06-25 Murata Manufacturing Co., Ltd. Resonators with different membrane thicknesses on the same die
US11146238B2 (en) 2018-06-15 2021-10-12 Resonant Inc. Film bulk acoustic resonator fabrication method
JP7093694B2 (ja) 2018-07-17 2022-06-30 太陽誘電株式会社 通信用モジュール
CN111342797A (zh) * 2018-12-18 2020-06-26 天津大学 压电滤波器及具有其的电子设备
CN118300564A (zh) * 2019-04-05 2024-07-05 株式会社村田制作所 横向激励薄膜体声波谐振器封装和方法
KR20200118610A (ko) * 2019-04-08 2020-10-16 삼성전기주식회사 음향 공진기 필터 패키지
JP7347989B2 (ja) * 2019-08-13 2023-09-20 太陽誘電株式会社 マルチプレクサ
CN111312667B (zh) * 2019-09-20 2023-04-18 天津大学 带导电通孔偏移结构的半导体器件、供电结构和电子设备
US20210126619A1 (en) * 2019-10-24 2021-04-29 Skyworks Solutions, Inc. Acoustic wave filter with different types of resonators
US11706987B2 (en) 2019-12-20 2023-07-18 Globalfoundries Singapore Pte. Ltd. Semiconductor device and method of forming a semiconductor device
CN111384923A (zh) * 2020-04-09 2020-07-07 中国电子科技集团公司第二十六研究所 一种小型化格型晶体滤波器
US20220116020A1 (en) 2020-04-20 2022-04-14 Resonant Inc. Low loss transversely-excited film bulk acoustic resonators and filters
CN111883645B (zh) * 2020-04-29 2021-09-21 诺思(天津)微系统有限责任公司 具有叠置单元的半导体结构及制造方法、电子设备
CN111953314B (zh) * 2020-07-28 2021-06-01 诺思(天津)微系统有限责任公司 滤波器设计方法和滤波器、多工器、通信设备
US20220069797A1 (en) * 2020-08-31 2022-03-03 Qualcomm Incorporated Substrate comprising acoustic resonators configured as at least one acoustic filter
CN112187212B (zh) * 2020-09-18 2021-12-07 杭州星阖科技有限公司 一种声学谐振器组件及滤波器
US12003226B2 (en) 2020-11-11 2024-06-04 Murata Manufacturing Co., Ltd Transversely-excited film bulk acoustic resonator with low thermal impedance
CN112422101B (zh) 2021-01-21 2021-04-30 中芯集成电路制造(绍兴)有限公司 一种电子器件及其形成方法
CN113541638A (zh) * 2021-07-29 2021-10-22 绍兴汉天下微电子有限公司 滤波器及其制备方法、双工器
US20230134889A1 (en) * 2021-11-04 2023-05-04 Murata Manufacturing Co., Ltd. Stacked die transversely-excited film bulk acoustic resonator (xbar) filters
WO2023113003A1 (ja) * 2021-12-15 2023-06-22 株式会社村田製作所 弾性波装置及び複合フィルタ装置
WO2025009408A1 (ja) * 2023-07-03 2025-01-09 株式会社村田製作所 圧電デバイス

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1141062A (ja) * 1997-07-17 1999-02-12 Murata Mfg Co Ltd 圧電フィルタ
JP3427789B2 (ja) * 1999-07-29 2003-07-22 株式会社村田製作所 チップ型圧電フィルタ
JP2001345673A (ja) 2000-05-31 2001-12-14 Kyocera Corp 弾性表面波装置
JP4467154B2 (ja) * 2000-07-31 2010-05-26 京セラ株式会社 弾性表面波装置
US6509813B2 (en) * 2001-01-16 2003-01-21 Nokia Mobile Phones Ltd. Bulk acoustic wave resonator with a conductive mirror
TW488044B (en) * 2001-02-09 2002-05-21 Asia Pacific Microsystems Inc Bulk acoustic filter and its package
JP3928534B2 (ja) * 2002-02-28 2007-06-13 株式会社村田製作所 弾性表面波フィルタ
JP2004129223A (ja) * 2002-07-31 2004-04-22 Murata Mfg Co Ltd 圧電部品およびその製造方法
US6713314B2 (en) * 2002-08-14 2004-03-30 Intel Corporation Hermetically packaging a microelectromechanical switch and a film bulk acoustic resonator
JP4766831B2 (ja) * 2002-11-26 2011-09-07 株式会社村田製作所 電子部品の製造方法
US20040140475A1 (en) * 2003-01-21 2004-07-22 United Test & Assembly Center Limited 3D MEMS/MOEMS package
FR2853473B1 (fr) * 2003-04-01 2005-07-01 St Microelectronics Sa Composant electronique comprenant un resonateur et procede de fabrication
US7183622B2 (en) * 2004-06-30 2007-02-27 Intel Corporation Module integrating MEMS and passive components

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016504881A (ja) * 2013-01-11 2016-02-12 エプコス アクチエンゲゼルシャフトEpcos Ag 分岐技術を用いた広帯域フィルタ

Also Published As

Publication number Publication date
EP1804376A4 (en) 2008-05-14
JP4375399B2 (ja) 2009-12-02
EP1804376B1 (en) 2009-04-01
EP1804376A1 (en) 2007-07-04
US7378922B2 (en) 2008-05-27
CN1977450A (zh) 2007-06-06
DE602005013685D1 (de) 2009-05-14
ATE427582T1 (de) 2009-04-15
US20070115079A1 (en) 2007-05-24
WO2006008940A1 (ja) 2006-01-26
CN1977450B (zh) 2011-12-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4375399B2 (ja) 圧電フィルタ
JP5865944B2 (ja) 弾性波装置の製造方法
JP4714214B2 (ja) 弾性表面波デバイス
US10250219B2 (en) Acoustic wave device
US8436514B2 (en) Acoustic wave device comprising an inter-digital transducer electrode
JP5106633B2 (ja) 弾性波装置
JP6449836B2 (ja) 電子部品およびその製造方法
US20040189146A1 (en) Surface acoustic wave device and method of fabricating the same
KR101979141B1 (ko) 탄성 표면파 장치, 고주파 모듈 및 탄성 표면파 장치의 제조 방법
JP3913700B2 (ja) 弾性表面波デバイス及びその製造方法
JP2018093057A (ja) 電子部品およびその製造方法
US20050030125A1 (en) Surface acoustic wave element, surface acoustic wave device, surface acoustic wave duplexer, and method of manufacturing surface acoustic wave element
KR100861454B1 (ko) 압전 필터
JP4195605B2 (ja) 弾性表面波装置
JP7344290B2 (ja) 弾性波装置及び弾性波装置の製造方法
JP4684343B2 (ja) 弾性表面波装置
WO2006123653A1 (ja) 圧電デバイス
WO2021220542A1 (ja) 圧電振動子
JP2024076836A (ja) 電子部品
JP2001244786A (ja) 弾性表面波装置
JP2008236633A (ja) 圧電薄膜デバイス

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090818

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090831

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4375399

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120918

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120918

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130918

Year of fee payment: 4