JPWO2004071856A1 - Icタグ搭載車両およびその管理システム - Google Patents
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Abstract
Description
しかしながら、車両の識別番号と使用者との関係がデータベース化されていないために、両者を対応させる作業は繁雑を極める。車体番号やエンジン番号は、それぞれ車体フレームやエンジン本体などに刻印されるために、汚れや腐蝕等により判読不能な場合には車両から所有者を特定することができない。
管理対象が異なるものの、商品の在庫を管理したり、あるいは売り上げを管理するために、全ての商品にICチップを内蔵した商品タグを装着する技術が、特開平11−133860号公報に開示されている。前記商品タグには、各商品に固有の識別子が記録されており、これを専用のタグリーダで読取ることで商品の集中管理を可能にしている。
一方、排出事業者が産業廃棄物の処理を委託する際に、産業廃棄物の種類、数量、形状・荷姿、収集・運搬業者名、処分業者名、最終処分の場所、取り扱い上の注意事項等を「産業廃棄物管理票(マニフェスト)」に記載し、産業廃棄物の流れを自ら把握・管理するとともに、廃棄物の処理を確認するマニフェスト制度の導入が進められている。
RFID(Radio Frequency IDentification)を用いて物品を管理する手法が徐々に普及しつつある。これは、IC(集積回路)と無線信号の送受信手段とが内蔵された小型のタグであるICタグ(無線タグ、電子タグなどとも呼ばれる)を物品又はその梱包材に貼り付け、その物品の流通過程などにおいて、商品種別や商品個体を識別するための情報をICタグから読み取れるようにして、どこにどの商品が在庫しているかなどといったことをコンピュータを用いて管理する手法である。
特開2002−169858号公報には、ICタグが車両等の物品の製造から廃棄に至るまで固着された状態に保つことによって、ICに記憶された当該物品固有の情報をコンピュータから読み出し可能にして、物品の製造から廃棄までを管理できるようにしたシステムの技術が開示されている。このシステムでは、製造から廃棄までの間に、在庫管理、出荷管理、流通管理、メンテナンス管理、顧客管理のいずれかを含む。この特許文献には、鋼板製のシャシフレームにICタグを固着する技術(図2、図3、第0007段落)や、ICタグのアンテナを鋼板製シャシフレームから電磁遮蔽する電磁遮蔽板(図2、第0009段落)や、シャシフレームの側面、モノコックボディーの底面又はバンパにICタグを固着する技術(図5、第0020段落)が開示されている。
特開平5−221352号公報には、タグを紛失することなく、タグが固着された物品をその製造工程から廃棄に至るまで一貫して管理するための物品管理システムが開示されている。このシステムによれば、物品に固有の情報をICチップに追記可能に構成し、コンピュータを用いて物品の製造工程から廃棄までの工程を管理する。
従来、商品管理のために盗難検出用デバイスを用いて商品の盗難を検出する技術が存在する。例えば、特表2001−511270号公報には、商品にタグを固着するプラスチック製のファスナーに盗難検出用無線発信部を設け、盗難時に出力される電波をセンサで検出することで商品の盗難を検出する技術が開示されている。
上記した課題の解決を図るためには、全ての車両に対して、その車両の識別番号を常に簡単かつ確実に読みとれる方式で記録してもよい。マニフェスト制度を普及させるためには、マニフェストへの記録内容を車両に電子データとして登録し、かつ簡単に読み出せるようにすることが望ましい。
マニフェストへの記録事項以外であっても、エンジンオイルや消耗部品の不法投棄を防止するためには、消耗部品の交換記録や整備記録なども、電子データとして車両に登録し、かつ簡単に読み出せるようにすることが望ましい。しかしながら、従来はこれらの情報が全て記録紙に記録されていたので、その有効活用が難しかった。
一方、前記従来技術の商品タグを車両管理に適用し、各車両に商品タグを取り付けて、これに各種の記録や情報を登録できれば、その管理が容易になるものと予測される。しかしながら、商品タグはマーケット等の店内に陳列される商品に取り付けられ、その商品が購入された後は取り外されるのに対して、二輪車両に取り付けた場合には屋外に持ち出されるので、より過酷な条件下での使用に耐える必要がある。
車両に取り付けられたタグは、販売店、修理業者、整備業者、廃棄業者といった複数の業者からアクセスされるのみならず、悪意の第三者による改竄や破壊行為にさらされる可能性がある。しかしながら、従来の商品タグは屋外への持ち出しが考慮されておらず、改竄や破壊行為に対する耐性が不十分なので、これをそのまま車両管理に適用することはできない。
車両に取り付けられたタグは頻繁にデータが読み書きされる。タグと読取装置との読み取り距離が遠いと、タグや読取装置の無線出力を増大させる必要があり、タグの小型化、リーダの出力低減を図ることができない。
上記のような従来技術を用いてICタグを車両のシャシフレームに固着した場合、そのシャシフレームは金属製の車体本体によって全体的に覆われるため、ICタグに対する読み書き信号(電磁波)が車体によって遮断されることとなっていた。このため、ICタグの情報を読み書きするためには、車体の下側に回りこんでICタグ読み書き装置をシャシに近付ける必要があり、非常に不便であった。
車体の下側等の悪条件ではICタグの耐久性が悪いため、管理コストの負担が大きいという課題があった。
上述のセンサはタグに対して共振周波数の電波を出力し、タグ内に設けられたトランスポンダがこの電波を受信して共振して、盗難検出をセンサに通知する。ここで送受信される電波はプラスチックの存在によって影響を受けることはないため、上記発明のような前提条件の下では読み取り障害は発生しない。
ところが、金属部品は電波を反射するため、商品が金属部品で構成されるような場合は、タグに商品の情報を記憶させておいても、センサ側で読み取り障害が発生し、予定通りタグの情報を読み出すことができないという問題がある。
本発明の第1の目的は、上記した従来技術の課題を解決し、屋外などの過酷な環境下での使用に耐え、いたずらの防止性や読み取りの利便性に優れたICタグを搭載した車両およびその管理システムを提供することにある。本発明は、特に上方からの読み取りに優れたものを提供する。
本発明の第2の目的は、車体上に取付けられるICタグの耐久性や信頼性を向上させた車両を提供することにある。
(1)前記車両は、電波に対して透過性を有する素材で形成された部材と、部材内に収容され、少なくとも車両IDが記憶されたICタグとを含む。
(2)前記部材がメータユニットのケースであり、ICタグがメータユニット内に収容されてもよい。
(3)前記車両は、電波に対して透過性を有する素材で形成されたメータパネルを含み、ICタグがメータパネルの裏面に装着されてもよい。
(4)ICタグは樹脂モールドされてもよい。
本発明は、ICタグ搭載車両を管理するシステムを提供する。
(5)前記システムは、ネットワークを介して相互に通信するホストサーバおよび端末と、ホストサーバに接続され、各車両に関するタグ情報を車両IDで管理して記憶するデータベースとを含み、端末が、車両に搭載されたICタグから車両IDを読み取る手段と、車両IDをホストサーバへ送信する手段と、車両IDに応答してホストサーバから送信されるタグ情報を受信する手段とを含み、ホストサーバが、端末から受信した車両IDを検索キーとしてデータベースを検索し、当該車両IDに対応したタグ情報を抽出する手段と、抽出したタグ情報を端末へ送信する手段とを含む。
本発明は、データ形式の統一されたIDコードが登録されたICタグを搭載した鞍乗り型車両を提供する。
(6)ICタグは鞍乗り型車両のハンドル近傍に装着されてもよい。
(7)ICタグは鞍乗り型車両の車体後方のナンバープレート近傍に装着されてもよい。
図2は、メータユニットの正面図。
図3は、メータユニットの断面構造図
図4は、ICタグの主要部のブロック図。
図5は、本発明の第2実施形態としてのICタグ搭載車両管理システムのブロック図。
図6は、前記ICタグ搭載車両管理システムの動作を示したフローチャート。
図7は、本発明の第3実施形態としてのICタグ搭載車両の前方ハンドル廻りを運転席から見た斜視図。
図8は、前記前方ハンドル廻りの平面図。
図9は、本発明の第4実施形態としての車両管理システムの構成図。
図10は、車籍証明書の概略図。
図11は、ICタグ内のメモリに記憶されているデータの構成図。
図12は、所有者データのデータ構造図。
図13は、部品構成データのデータ構造図。
図14は、車両履歴データのデータ構造図。
図15は、廃棄物管理票発行データのデータ構造図。
図16は、車両情報管理サーバの制御部の機能一覧図。
図17は、廃棄・リサイクル系機能における処理とデータのフローチャート。
図18は、本発明の第5実施形態としての自動二輪車を左側から見た側面図。
図19は、前記自動二輪車を後側から見た背面図。
[第1実施形態]
以下、図面を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。
図1は、本発明を適用したスクータ型自動二輪車の外観側面図であり、車体前部1と車体後部2とは低いフロア部3を介して連結されており、それらの部分の骨格は、概ねダウンチューブとメインパイプとから構成される車体フレームにより形成されている。
車体前部1、車体後部2およびフロア部3は、それぞれフロントカバー4、ボディカバー5およびセンタカバー6で覆われている。車体前部1には、ステアリングヘッドに軸支されて上方にハンドル7が設けられ、下方にフロントフォーク8が延び、その下端に前輪9Fが軸支されている。
メインパイプ7の立ち上がり部下端には、スイングユニット20がリンク部材18を介して揺動自在に連結支持されている。スイングユニット20の前部には4単気筒の4サイクルエンジン13が搭載されている。エンジン13のクランク軸には、バッテリ電圧の低下時にエンジンを始動するためのキックペダル19が連結されている。このエンジン13から後方にかけてベルト式無断変速機21が構成され、その後部に遠心クラッチを介して設けられた減速機構14に後輪9Rが軸支されている。減速機構14の上部とメインパイプとの間にはリヤクッション15が介装されている。
ハンドル7の上部は計器板を兼ねたハンドルカバー10で覆われている。ステアリングヘッド、フロントフォーク8およびハンドル7は、操舵手段を構成している。ハンドルカバー10から車体左右に向けてハンドル7のグリップ部分が突き出し、上方にサイドミラー11L(11R)が突き出している。ハンドルロックモジュール12は、ハンドル7をロックして操舵を不能にする。
ボディカバー5の上方には、収納ボックスを覆うようにシート16が設けられている。シート16は開閉可能であり、その下部の収納ボックスにはヘルメットなどを収納できる。ボディカバー5の後部にはナンバープレート取付部17、荷台、テールランプなどが設けられている。エンジンに付随して吸気管、気化器、エアクリーナなども配設されているが図示を省略している。
図2は、前記ハンドルカバー10に内蔵されたメータユニット30の正面図であり、図3は、その断面構造を示した図である。
メータユニット30の本体ケースおよびメータパネル31はいずれも、電波に対して透過性を有する樹脂材料からなり、前記メータパネル31には、速度計32、燃料計33、走行距離計34、左右のウインカインジケータ35L、35Rおよびイグニッションインジケータ36が配置されている。前記メータパネル31の裏面には、図3に示したように、データ形式が統一されているIDコードの登録されたICタグ40が装着されている。
図4は、前記ICタグ40の主要部の構成を示したブロック図であり、RF帯域の電波を送受信するRFアンテナ401と、前記RFアンテナ制御するRFコントローラ402と、メモリ404に記憶されている情報を変調して前記RFアンテナ401から送信すると共に、前記RFアンテナ401で受信された電波を検波する送受信モデム403と、前記各ブロックを制御するCPU400とを含む。本実施形態では、ICタグ40が樹脂モールドされてメータパネル31の裏面に装着される。本実施形態では、前記モールド樹脂も電波に対して透過性を有するので、モールド樹脂、メータパネル31およびメータユニット30のケースがICタグ40の送受信波に対して遮蔽物として作用することがない。
前記ICタグ40には、当該車両を特定する車両IDが少なくとも登録されるほか、当該車両をリサイクルする際に参考となるリサイクル情報や、マニフェスト制度において記載を義務付けられた情報として、例えば産業廃棄物の種類、数量、形状・荷姿、収集・運搬業者名、処分業者名、最終処分の場所、取り扱い上の注意事項を登録することができる。
当該車両の構成部品ごとにその材質を示す識別情報や、ヘッドライト、タイヤあるいはエンジオイルといった消耗品の交換時期や交換請負業者を特定する識別情報や、当該車両の整備内容、整備請負業者名、整備時における走行距離などの整備記録や修理記録、当該車両の保険契約の記録として、例えば保険の種別、契約者名、契約内容あるいは保険期間や、当該車両の納税記録や、当該車両の車検証に記録された情報や、当該車両の所有者に関する情報なども登録することができる。これらの情報は、専用端末を利用した無線通信により読み出しおよび記録が可能になる。
このように、本実施形態によればICタグ40が密閉性の高いメータユニット内に収容されるので、屋外使用される車両に装着しても風雨の影響を受けることが無い。しかも、ICタグ40がメータパネル31の裏面に装着されるので紫外線の影響を受けにくいのみならず、メータパネル31を電波に対して透過性を有する樹脂材料で形成したので、無線通信の感度を低下させることなく上記した効果を発揮させることができる。
本実施形態によればICタグ40に車両IDを登録できるので、当該車両が不法投棄された際の所有者の特定が容易になるのみならず、当該車両が盗難されたときでも、その照合が容易になるので、盗難車両の発見が容易になり、盗難車両の不正輸出等を防止できる。
本実施形態によれば、ICタグ40に整備記録や修理記録を登録できるので、整備履歴や修理履歴の確認が可能になるのみならず、整備時や修理時に走行距離を登録するようにすれば、走行距離を偽造するためのメータ戻しの有無を確認できるようになる。本実施形態によれば、ICタグ40に保険契約の記録、納税記録あるいは車検証の内容を登録できるので、これらの照合が容易になる。
上記した実施形態ではICタグ40を樹脂モールドしたうえでメータパネル31の裏面に装着するものとして説明したが、樹脂製ケースの樹脂内に、インサート形成等の適宜の技術により埋設するようにしても良い。
上記した実施形態では、車両IDを含む各種の情報が全てICタグ40に登録されるものとして説明したが、本発明はこれのみに限定されるものではなく、図5に示した第2実施形態のように、ICタグ40には車両IDのみを登録しておき、その他の情報(以下、タグ情報と表現する)はネットワーク50上に設けられたホストサーバ51で管理し、車両IDを検索キーとしてサーバ51のデータベース(DB)52から適宜に読み出せるようにしても良い。
[第2実施形態]
以下、図面を参照して、本発明の第2実施形態について説明する。
図5において、ネットワーク50はインターネットに代表される広域ネットワークであり、当該ネットワーク50にはホストサーバ51が接続されている。ホストサーバ51にはデータベース52が接続されている。当該データベース52には、多数の車両に関して、そのリサイクル情報やマニフェスト制度において記載を義務付けられた情報、あるいは整備記録、修理記録、保険契約の記録、納税記録、当該車両の所有者情報など、前記第1実施形態では各車両のICタグ40に登録されていた情報が、タグ情報として車両IDで管理されて記憶されている。
前記ネットワーク50には更に、車両製造業者、車両販売店、修理・整備請負業者、リサイクル業者、廃棄物処理業者ごとに設置されたICタグ送受信端末53,54…が接続されており、各端末53,54はネットワーク50を介して前記ホストサーバ51およびそのデータベース52にアクセスできる。各端末53,54は、車両1に搭載されたICタグ40と無線通信し、当該ICタグ40に登録されている車両IDを呼び出すことができる。
図6は、上記した実施形態の動作を示したフローチャートであり、ここではホストサーバ51の動作を中心にして、本実施形態に係るICタグ搭載車両管理システムの動作を説明する。
例えば、修理・整備請負業者が車両1の整備を請け負うと、当該車両1のICタグ40に登録されている車両IDが端末53で読み取られ、この車両IDが各請負業者に固有の業者IDと共にネットワーク50上へ送信される。
ホストサーバ51は、この車両IDおよび業者IDをステップS1で受信すると、ステップS2では、この業者IDが当該サーバ51へのアクセスを許可された正規の既登録業者であるかが判別される。業者IDが既登録であればステップS3へ進み、前記車両IDを検索キーとしてデータベース52が検索する。
ステップS4では、当該車両IDに関して登録されている多数のタグ情報のうち、前記業者IDで特定される業者に対してアクセスが許可されたタグ情報のみが抽出され、ステップS5において前記端末53に宛てて送信される。前記車両整備を請け負った修理・整備請負業者は、前記抽出されたタグ情報を端末53の画面に表示して参照し、車両1に対して実施した整備内容に応じて、その一部は全てのタグ情報を更新する。ホストサーバ51では、更新内容をステップS6で受信すると、ステップS7において、データベース52に既登録のタグ情報を更新後のタグ情報と置換することでデータベース52を更新する。
このように、本実施形態によれば、車両1に搭載されるICタグ40には車両IDのみが登録され、他のタグ情報はホストサーバ51のデータベース52で集中管理されるので、ICタグ40の記憶容量を小さくできる。
[第3実施形態]
以下、図面を参照して、本発明の第3実施形態について説明する。
図7は、本発明を適用したスクータ型(鞍乗り型)自動二輪車の運転席から見た前方ハンドル廻りの外観斜視図である。
これらの図において、車体前部1のハンドル7は、ハンドル回転軸の頂部に固着され、ハンドル回転軸は、車体フレームのヘッドパイプ部に回動自在、軸方向移動不能に軸支され、その下端は、左右一対のフロントフォーク8に連結されて、前輪9Fが操向される。
ハンドル7の周囲は、メータユニット30とグリップ部分を除いた大部分がハンドルカバーによって覆われており、ハンドルカバーは、フロントハンドルカバー60とリアハンドルカバー61とにより構成される。
ハンドルカバーは、リアハンドルカバー61が、ハンドル7に固着された取付け手段(図示されず)にボルト等によりネジ止めされ、フロントハンドルカバー60が、リアハンドルカバー61にボルト等によりネジ止めされるか、凸部と凹部との嵌合関係により固定されて、全体として、ハンドル7に固定、支持される。
フロントハンドルカバー60、リアハンドルカバー61内に埋設される形態、は、裏側に固着される形態で、図8に示すように、データ形式が統一されているIDコードの登録されたICタグ40が装着されている。車両前方の部品としてはフェンダー等にICタグ40を装着してもよい。車両の後方の部品にICタグ40を装着してもよい。具体的には、図1に示すナンバープレート取付部(ナンバープレート取付ステー)17やシート16の後方部、荷台、テールランプ等にICタグ40を装着する。シート16については、樹脂カバー類と同様に、シート16内に埋設される形態、は、裏側に固着される形態でICタグ40を装着してもよい。
以上の説明では、自動二輪車(原動機付き自転車も同様)の場合についてICタグの取付け位置を示したが、自動二輪車以外にも、自転車やパーソナルウォータークラフト(PWC)や4輪バギー車などの鞍乗り型の乗り物において前方ハンドル7廻りの部品や後方ナンバープレート取付部17廻りの部品にICタグ40を設けるようにすることができる。
このような鞍乗り型の乗り物は、並列に複数並べて輸送・保管されるため、乗り物の側方からではなく、前方又は後方から携帯型のICタグ読取装置を向けられる。そうすると、鞍乗り型車両の前方ハンドル近傍や車体後方のナンバープレート近傍に装着されたICタグの出力する送受信電波が読取装置に遮蔽されずに届く。したがって、乗り物の中央のフロア部3廻りやボディカバー5及びセンタカバー6に装着するよりも読み取り距離が短くなり、電波状態がよいため、データ読み取りが容易になるとともに、ICタグ40や読取装置の電波出力を低減させることができるため、ICタグの小型化、読取装置の電波出力によるコスト削減を図ることができる。
ハンドル廻りやメータ廻り、フェンダー廻り、ナンバープレート取付部17、シート16の後方部、荷台、テールランプ等はもちろんのこと、ハンドルカバー60、リアハンドルカバー61、シート16等の中や裏側においても電磁波は透過するので、このように車両前方部品にICタグを取付けることは、電磁波の信号を用いてICタグの記憶情報を読んだり書いたりするために好都合である。ICタグは、車両の製造から廃棄に至るまで車両に固着されるようにするが、ICタグをハンドルカバー60、リアハンドルカバー61、シート16内に設けることによってICタグが容易にはずれてしまうことがないという利点もある。
[第4実施形態]
以下、図面を参照して、本発明の第4実施形態について説明する。
図9は、同実施形態による車両管理システムの構成を示すブロック図である。図9において、符号210は車両情報管理サーバであり、この車両情報管理サーバ210は内部に制御部201(識別手段、情報出力手段、手配対象識別情報記憶手段、比較手段、所有者情報抽出手段、廃棄物管理票発行手段、投棄物品情報出力手段)と車両情報データベース202(物品情報記憶手段、部品構成情報記憶手段、所有者情報記憶手段、廃棄物処理情報記憶手段)とを備えている。220は、車両製造工場や車両の販売店や車両の修理工場や給油スタンドや車両の廃棄業者や税関や車両利用者宅などにそれぞれ設けられた端末である。端末220には必要に応じてICタグ読み書き装置(タグ情報読み取り手段)が接続されており、車両に設けられたICタグや車籍証明証に埋め込まれたICタグ内のメモリの情報を読み書きできる。廃棄業者には、廃棄物の排出を行う排出事業者と、排出された廃棄物を収集・運搬する収集・運搬事業者と、廃棄物の中間処理を行う中間処理事業者と、中間処理後の最終処理を行う最終処理事業者などが含まれる。221は、例えば車両利用者が保有する携帯端末である。230は、通信ネットワークを介していわゆるウェブインタフェースを用いて車両を販売するために設けられている車両販売ウェブサイトのサーバである。
280は通信ネットワークであり、車両情報管理サーバ210や端末220や携帯端末221や車両販売ウェブサイトのサーバ230は、この通信ネットワーク280を介して相互に通信することが可能となっている。携帯端末221は、携帯電話網281を介して通信ネットワーク280に接続できる。ここで、携帯電話網281と通信ネットワーク280とは、図示しないゲートウェイ装置等を介して接続されている。
車両情報管理サーバ210内において、車両情報データベース202は、各車両に関して、その車両が工場から出荷される段階から廃棄処分とされる段階までのライフサイクル全体にわたる管理情報を保持している。制御部201は、後述するように、端末220や携帯端末221や車両販売ウェブサイトのサーバ230などとデータのやり取りを行いながら、車両情報データベース202に格納されているデータを参照したり、車両情報データベース202にデータを書き込んだりする。
車両情報管理サーバ210や端末220や車両販売ウェブサイトのサーバ230は、コンピュータを用いて実現する。携帯端末221としては、携帯型電話端末(携帯電話端末あるいはPHS(登録商標、パーソナル・ハンディフォン・システム)端末)やPDA(パーソナル・デジタル・アシスタント)などを用いる。これらの各装置は、内部にCPU(中央処理装置)を備えている。これら各装置が行う処理の過程は、コンピュータプログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをCPUが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータに設けられたCPUが当該プログラムを実行するようにしても良い。
次に、本システムにおいて、車両を個々に識別するための手段について説明する。車両には、車両IDによって識別可能なICタグを設ける。このICタグ72内には、半導体メモリが内蔵されており、この半導体メモリには書き換え禁止領域と書き換え可能領域との両方が存在している。この書き換え禁止領域には、少なくとも車両を識別するための車両IDが予め書き込まれている。
ICタグ72の取付け位置は、車両(自動2輪車、4輪車、自転車、パーソナルウォータークラフト(PWC)、4輪バギー車)などの乗り物において、例えば、シート内に設けることができる。シートは電磁波を通す樹脂部材でできているため、このようにシート内部にICタグを取付けることは、電磁波の信号を用いてICタグの記憶情報を読んだり書いたりするために好都合である。鞍乗り型の乗り物では、通常、シートの上方を覆う金属製の屋根などがないため、例えば、給油スタンドや修理工場や道路上などにおいて車両の停止位置などの上方にICタグ読み書き装置を設置することもでき、好都合である。ICタグは、車両の製造から廃棄に至るまで車両に固着されるようにするが、ICタグをシート内に設けることによってICタグが容易にはずれてしまうことがないという利点もある。
金属製の屋根を有する乗用車やバスやトラックなど車両等の場合には、シート内にICタグを取付けておいて、ハンディ型の読み書き装置を車両内部に持ち込むことによって、そのICタグの情報を読み書きする。あるいは、乗用車のフロントウィンドウ付近あるいはリアウィンドウ付近にICタグを取付ける。例えば、ダッシュボード部分にICタグを取付けて、車外上方などから、ICタグの読み書きするようにしても良い。ダッシュボード部分を構成する樹脂部材の中にICタグを取付けるようにしても良い。
次に、本システムで用いる車籍証明証について説明する。図10は、車籍証明証券面の一例を示す概略図である。この図において、車籍証明証250は、車両毎に1枚発行される証明証であり、図示するように、その表面に、対象の車両の車種と年式(「モデル 2003」と表示)と製造番号と製造会社名とが記載されており、車両の写真が印刷又は貼付されている。符号72は、車籍証明証250内に埋め込まれているICタグである。このICタグ72内には、半導体メモリが内蔵されており、この半導体メモリには書き換え禁止領域と書き換え可能領域との両方が存在している。
この車籍証明証は、車両を製造する製造業者や車籍を管理する公的機関等によって発行されるものとする。この車籍証明証のサイズは、例えば、縦5.3センチメートル、横8.5センチメートルのクレジットカードサイズ程度で、その材質はプラスチック等とする。
次に、車両に設けられているICタグおよび車籍証明証250に埋め込まれているICタグ72が保持する情報について説明する。図11は、これらのICタグ内のメモリに記憶されているデータの構成を示す概略図である。図示するように、メモリ内には書き換え禁止領域と書き換え可能領域とが存在している。書き換え禁止領域は、例えば、ROM(リードオンリーメモリ)を用いることによって書き換え禁止とする。あるいは、ICタグが備える制御機能により、書き換え禁止領域を書き換えないように制御する。
書き換え禁止領域には、タグ種別コードと車両IDとが記憶されており、予備領域が設けられている。タグ種別コードは、当該ICタグが車両に設けられたICタグであるか車籍証明証に設けられたICタグであるかを判別するためのコード情報である。車両IDは、車両を個別に識別するためのコード情報である。
書き換え可能領域には、所有者データと、部品構成データと、車両履歴データと、廃棄物管理票発行データとが記憶されており、予備領域が設けられている。これら所有者データと部品構成データと車両履歴データと廃棄物管理票発行データは、後述するように、車両情報データベース202においても同様の情報が保持され管理されている。本システムでは、通信ネットワーク280を介して車両管理サーバ210と端末220とが通信可能となっているため、車両情報データベース202に記憶されているデータ(所有者データと部品構成データと車両履歴データと廃棄物管理票発行データ)とICタグに記憶されているデータ(所有者データと部品構成データと車両履歴データと廃棄物管理票発行データ)とは、必要に応じて適宜、同期的に更新される。ICタグの記憶容量には限りがあるため、車両情報データベース202にはこれらの各データのフルセットを持たせておき、ICタグにはこれらの各データのサブセットのみを持たせるようにしても良い。
次に、図12から図15までを参照しながら、車両情報データベース202が保持する各データについて説明する。但し、図12から図15までに示すデータは、車両毎に、ICタグ側にもその一部又は全部が保持されている。
図12は、車両情報データベースに含まれる所有者データのデータ構造を示す概略図である。図示するように、所有者データには、車両IDと対応付けられた所有者情報が含まれている。所有者情報とは、所有者の氏名、生年月日、住所等の情報である。
図13は、車両情報データベースに含まれる部品構成データのデータ構造を示す概略図である。図示する例のように、部品構成データは、車両毎(車両ID毎)にその部品構成に関する情報を木構造のデータとして保持しており、符号N1〜N7はこの木構造におけるノードである。ノードN1は、車両に対応しており、車両IDや車両登録日などのデータ項目を含む。この車両は、部品01、部品02、部品03、・・・から構成されており、これら各部品に関する情報は、それぞれ、ノードN2、ノードN6、ノードN7に格納されている。部品の構成は階層的になっている。例えば部品01は、部品01−01、部品01−02、部品01−03、・・・から構成されており、これら各部品に関する情報は、それぞれ、ノードN3、ノードN4、ノードN5に格納されている。ノードN2〜N7の各々は、部品の名称を表わす部品名、部品の種別を識別するための部品コード、部品個体毎に振られている部品製造番号、部品製造時のロットを表わす部品ロット番号、部品が製造された日を表わす部品製造日、部品が車両に取付けられた日又は上位の部品に取付けられた日を表わす部品取付日、部品を取付けた理由(事象、例えば「新車製造」や「修理による交換」など)を表わす部品取付け理由などのデータ項目が含まれている。
図13では、部品階層数が2階層の場合を例示しているが、階層数はいくつでも良い。
図14は、車両情報データベースに含まれる車両履歴データのデータ構造を示す概略図である。図示する例のように、車両履歴データは、車両毎(車両ID毎)にその履歴情報を保持しており、日付と履歴概略と詳細の各データ項目を少なくとも含んでいる。履歴概略の項目の値は、例えば、「新車製造」、「所有者登録」、「所有者変更」、「給油」、「修理」、「登録抹消」、「廃棄物管理票発行」などである。これらの履歴情報は、それぞれの事象が発生する都度、端末220において情報が発生する。その情報は、車両に設けられたICタグや車籍証明証のICタグに必要に応じて書き込まれるとともに、端末220から制御部201に伝達される。制御部201は、その伝達された情報に基づいてデータベースへの書き込みを行う。
履歴概略が「新車製造」の場合には、製造会社名や工場名が詳細データとして書き込まれている。履歴概略が「所有者登録」の場合には、所有者名や所有者住所などが詳細データとして書き込まれている。履歴概略が「給油」の場合には、給油所を特定する情報や給油量や給油時点の走行距離計情報などが詳細データとして書き込まれている。履歴概略が「修理」の場合には、修理工場名や修理内容の情報などが詳細データとして書き込まれている。履歴概略が「所有者変更」の場合には、新たな所有者名やその新たな所有者の住所などが詳細データとして書き込まれている。
図15は、車両情報データベースに含まれる廃棄物管理票発行データの概略を示す。図示する例のように、廃棄物管理票発行データは、車両毎(車両ID毎)に、廃棄物管理票発行済フラグと廃棄物処理コードと排出事業者情報と収集・運搬事業者情報と中間処理事業者情報と最終処理事業者情報と、排出事業者の公開鍵と収集・運搬事業者の公開鍵と中間処理事業者の公開鍵と最終処理事業者の公開鍵などのデータ項目を含んでいる。廃棄物管理票発行済フラグは、既に廃棄物管理票(マニュフェスト)が発行されているか否かを表わす情報である。廃棄物処理コードは、廃棄物管理票が紙の形態で発行されているか電子的な形態で発行されているかを表わす情報である。各公開鍵に対応する秘密鍵は、各事業者のコンピュータによって保持されている。各段階の事業者(例えば中間処理事業者)は、その処理内容に応じて複数の事業者であっても良く、その場合には事業者毎の公開鍵情報がこの廃棄物管理票発行データ内に保持される。
図16は、車両情報管理サーバ210の制御部201が有する機能の一覧を示す概略図である。図示するように、本実施形態では、制御部201は、大別して、車両ライフサイクル管理系機能(a)と、手配系機能(b)と、廃棄・リサイクル系機能(c)とを有している。
詳細に言うと、車両ライフサイクル管理系機能には、(1)新規車両登録、(2)新車販売(所有者新規登録)、(3)輸入、(4)中古車移転(所有者変更登録)、(5)輸出、(6)車両登録情報抹消(排出事業者登録)、(7)給油、(8)修理などの各機能が含まれている。手配系機能には、(11)車両盗難手配、(12)特定車種・特定部品手配、(13)不法投棄車両管理などの各機能が含まれている。廃棄・リサイクル系機能には、(21)廃棄物管理票(マニュフェスト)発行、(22)排出管理、(23)収集・運搬管理、(24)中間処理管理、(25)最終処理管理などの各機能が含まれている。以下、各機能の概要について説明する。
(1)新規車両登録機能は、車両製造工場などの端末220から新規車両の車両IDや部品構成データなどを受信し、車両情報データベース202に新規車両のデータを登録する。このとき、車両に設けられるICタグや車籍証明証に埋め込まれるICタグなどに書き込む情報も同時に生成される。
(2)新車販売(所有者新規登録)機能は、販売店の端末220や車両販売ウェブサイトのサーバ230などから所有者の氏名・住所などのデータを受信し、車両情報データベース202の所有者データを登録する。
(3)輸入機能は、当該車両管理システムによる管理対象国(地域)からの輸入の場合には後述する中古車移転と同様の処理を行う。その他の国(地域)からの輸入の場合には、新たな車両として、その所有者データや部品構成データを登録するとともに、過去の履歴情報を車両履歴データとして登録する。輸入機能の処理に必要な機能は、例えば税関の端末220から受信する。
(4)中古車移転(所有者変更登録)機能は、中古車販売店の端末220などから移転後の所有者の氏名・住所などのデータを受信し、車両情報データベース202に新たな所有者のデータを登録するとともに、車両履歴データを追加する。
(5)輸出機能は、当該車両管理システムによる管理対象国(地域)への輸出の場合には前述の中古車移転と同様の処理を行う。その他の国(地域)への輸出の場合には、所有者データを更新又は抹消するとともに、輸出の記録を車両履歴データとして追加する。輸出機能の処理に必要な機能は、例えば税関の端末220から受信する。
(6)車両登録情報抹消(排出事業者登録)機能は、登録抹消を表わす情報を車両履歴データとして追加するとともに、廃棄物処理を請け負う第1の業者である排出事業者を車両情報データベース202に登録する処理を行う。
(7)給油機能は、給油スタンドの端末220から給油に関するデータ(給油量情報、走行距離計情報、給油地情報など)を受信し、これを車両履歴データとして登録する処理を行う。
(8)修理機能は、修理工場の端末220から修理に関するデータを受信し、これを車両履歴データとして登録する。修理において部品の交換等が行われた場合には、車両情報データベースの部品構成データの更新も行う。
(11)車両盗難手配機能は、車両の盗難などの場合に、当該車両IDによる盗難手配を行う。盗難手配の情報は、税関や修理工場や給油スタンドなどの端末220に伝えられる。例えば、給油スタンドにおいて、給油のために車両が停止する位置で車両に設けられたICタグから車両IDを読み取れるようにしておき、車両のICタグから読み取った車両IDと盗難手配情報の車両IDとを比較することができるようにする。比較の結果、両者が一致した場合には、自動的に給油を中断させ、当該給油スタンドの場所の情報を車両情報管理サーバ側に通知するようにしてもよい。これらにより、盗難車両の所在を比較的容易に把握することが可能となる。
(12)特定車種・特定部品手配機能は、例えば、特定ロットの部品の寿命が近付いてきた場合などに、車両情報データベース202の中の部品構成データを検索することによって該当部品を有している車両を特定し、その車両の所有者データを得る。これにより、所有者に対して部品交換等の案内を送ることが可能になる。車両履歴データの一部に、車検を受けた履歴や、タイヤなどの部品を交換した履歴や、メンテナンスあるいは点検などを行った履歴などを含めるようにしておき、この車両履歴データに基づいて、前回の車検・部品交換・点検などから所定期間経過したときに、次回の車検・部品交換・点検等の案内を送ることも可能になる。これらの案内は、所有者の住所宛てに郵送するようにしても良いし、所有者データとして電子メールアドレスを保持しておいてそのアドレス宛てに電子メールとして送るようにしても良い。部品の寿命の場合以外にも、例えばソフトウェアによる制御手段が組み込まれている部品において、そのソフトウェアの機能追加などのために所有者に対して案内を送るようにしても良い。
(13)不法投棄車両管理機能は、不法投棄された車両に関する情報を出力する。例えば、不法投棄された車両が発見された場合、投棄現場においてハンディ端末装置等(可搬型端末装置)を用いることによってその車両に設けられたICタグから車両IDを読み取る。この車両IDを車両IDを基に制御部201は、該当する車両の車両履歴データや所有者データを車両情報データベース202から読み出す。もしその車両が既に登録抹消されていて廃棄処理にまわっている場合には、後述する廃棄・リサイクル系の機能から車両情報データベース202に書かれたデータに基づいて、廃棄物処理の状況を追跡する。
次に廃棄・リサイクル系機能について説明する。図17は、廃棄・リサイクル系機能における処理とデータの流れを示す概略図である。図17において、排出管理、収集・運搬管理、中間処理管理、最終処理管理は、制御部201が有する機能である。この図で示す処理は、電子的な廃棄物管理票が既に発行されていることを前提とする。つまり、車両登録情報抹消の処理を行ったときに、連動して、廃棄物管理票発行の処理が行われ、電子データとしての廃棄物管理票(廃棄物管理票データ)が車両情報データベース202に記録されている。この廃棄物管理票データ内には車両IDが含まれており、この車両IDによって、廃棄物管理票データと車両情報データベース内の他のデータとを関連付ける。廃棄物管理票データを車両情報データベース202に保持する代わりに、車両情報管理サーバ210内の他の記憶領域あるいは他のコンピュータ内の磁気ディスク等の記録媒体(図示せず)に記録して保持するようにしても良い。
以下、図17の流れに沿って説明する。まず、制御部201が有する排出管理機能は、車両情報データベース202から廃棄対象の車両の車両IDを読み出し、排出情報(排出事業者に関する情報を含む)を付加する(ステップS110)。通信ネットワーク280を介してこの車両IDおよび排出情報を含む情報を排出事業者の端末220に送信し暗号化を依頼する。排出事業者側では排出事業者の秘密鍵でこの情報を暗号化してから制御部201の排出管理機能に返す。排出管理機能は、返送された暗号化後の情報を排出事業者情報として車両情報データベース202に書き込むとともに、排出事業者の公開鍵も車両情報データベース202に書き込む(ステップS111)。
次に、制御部201が有する収集・運搬管理機能は、車両情報データベース202から排出事業者情報を読み出し、収集・運搬情報(収集・運搬事業者に関する情報を含む)を付加する(ステップS120)。通信ネットワーク280を介してこの付加後の情報を収集・運搬事業者の端末220に送信し、暗号化を依頼する。収集・運搬事業者側では収集・運搬事業者の秘密鍵でこの情報を暗号化してから制御部201の収集・運搬管理機能に返す。収集・運搬管理機能は、返送された暗号化後の情報を収集・運搬事業者情報として車両情報データベース202に書き込むとともに、収集・運搬事業者の公開鍵も車両情報データベース202に書き込む(ステップS121)。
次に、制御部201が有する中間処理管理機能は、車両情報データベース202から収集・運搬事業者情報を読み出し、中間処理情報(中間処理事業者に関する情報を含む)を付加する(ステップS130)。通信ネットワーク280を介してこの付加後の情報を中間処理事業者の端末220に送信し、暗号化を依頼する。中間処理事業者側では中間処理事業者の秘密鍵でこの情報を暗号化してから制御部201の中間処理管理機能に返す。中間処理管理機能は、返送された暗号化後の情報を中間処理事業者情報として車両情報データベース202に書き込むとともに、中間処理事業者の公開鍵も車両情報データベース202に書き込む(ステップS131)。
次に、制御部201が有する最終処理管理機能は、車両情報データベース202から中間処理事業者情報を読み出し、最終処理情報(最終処理事業者に関する情報を含む)を付加する(ステップS140)。通信ネットワーク280を介してこの付加後の情報を最終処理事業者の端末220に送信し、暗号化を依頼する。最終処理事業者側では最終処理事業者の秘密鍵でこの情報を暗号化してから制御部201の最終処理管理機能に返す。最終処理管理機能は、返送された暗号化後の情報を最終処理事業者情報として車両情報データベース202に書き込むとともに、最終処理事業者の公開鍵も車両情報データベース202に書き込む(ステップS141)。
以上のように、廃棄物の処理の各段階に応じてステップS110からS141までの処理を行い廃棄物の情報を管理することにより、廃棄処理の状況に関する情報を一元的に管理できる。この情報は各事業者の秘密鍵で暗号化されているため、対応する公開鍵を用いて復号化することによって、確実にその事業者が付加した情報であることが保証でき、廃棄物処理の過程を正確に追跡するのに充分な情報を車両情報データベース内に保持できる。廃棄物処理に関する情報は、当該車両の車両IDと関連付けられており、その車両IDは、車籍証明証や車両そのものに設けられたICタグに書き込まれている車両IDと対応するため、廃棄物として処理対象となっている車両個体を確実に識別することができる。
図17の例では、排出事業者〜収集・運搬事業者〜中間処理事業者〜最終処理事業者の順に処理していくことを前提としているが、必ずしもこの順序でなくても良く、段階的に廃棄・リサイクル系の事業者の情報を暗号化しながら追加していけば良い。例えば、単一の事業者が例えば収集・運搬と中間処理の両方をまとめて行っていたり、中間処理が複数の事業者による複数の段階に分かれていたり、廃棄物を構成する物質等に応じて処理事業者が分かれたりしていても良い。
上述の車両情報管理サーバ210、端末220、携帯端末221、車両販売ウェブサイトのサーバ230などは内部に、コンピュータシステムを有している。上述した車両情報管理の各処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。ここでコンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
以上、図面を参照してこの発明の実施形態を詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も含まれる。
[第5実施形態]
以下、この発明の第5実施形態を図面に基づいて説明する。以下の説明における前後左右等の向きの記載は車両における向きと同一のものとする。
図18は、本発明のタグ付金属部品で構成される自動二輪車301を示す。図18に示すように、自動二輪車301の前輪302を軸支するフロントフォーク303はステアリングステム304を介して車体フレーム305の前端部に設けられたヘッドパイプ306に操舵可能に枢支される。ヘッドパイプ306からは車体フレーム305のメインフレーム307が斜め下後方に延び、その後端部が下方に屈曲してピボットプレート308に連なる。メインフレーム307の後部には斜め上後方に延びるシートフレーム309の前端部が接続される。
ピボットプレート308にはピボット軸311を介してスイングアーム313の基端部がスイング可能に取り付けられ、このスイングアーム313の先端部には後輪312が軸支される。スイングアーム313の基端側の上部にはクッションユニット314の上端部が取り付けられ、このクッションユニット314の下端部がリンク機構315を介してピボット軸311よりも下位置でピボットプレート308に連結される。
メインフレーム307の上方には燃料タンク317が、メインフレーム307の下方には水冷式直列四気筒型のエンジン318が各々搭載される。燃料タンク317の後方には運転者用のシート319及び後部搭乗者用のピリオンシート320が設けられる。ピボットプレート308の後部には運転者用のステップ321が取り付けられ、シートフレーム309の下部には後部搭乗者用のステップ322が取り付けられる。
フロントフォーク303の上端部にはハンドル323が取り付けられる。フロントフォーク303の下端部にはキャリパブラケット342を介してブレーキキャリパ324が取り付けられ、前輪302のハブ部にはブレーキキャリパ324に対応するブレーキディスク325が取り付けられて、この発明に係るフロントディスクブレーキ(ディスクブレーキ)326が構成される。後輪312の右側には、フロントディスクブレーキ326と同様の構成を有するリアディスクブレーキが設けられる。
自動二輪車301の車体前部はフロントカウル327により覆われ、シートフレーム309周辺はリアカウル348により覆われる。後輪312の左側にはリアスプロケット329が取り付けられ、このリアスプロケット329とエンジン318の後部左側に配設されたドライブスプロケット330とにドライブチェーン331が掛け回されて、エンジン318の駆動力が後輪312に伝達される。
エンジン318のシリンダ332の後部には各気筒に対応するスロットルボディ333が接続され、各スロットルボディ333はメインフレーム307と燃料タンク317との間に配置されたエアクリーナケース334に接続される。シリンダ332の前部には各気筒に対応する排気管335が接続され、この排気管335がシリンダ332の前壁部から下方に向かって湾曲し、クランクケース336下方を通過した後にピボットプレート308後方で上方に向かって屈曲してシートフレーム309に支持されたサイレンサ337に接続される。排気管335の前方にはエンジン318冷却用のラジエータ338が配設される。
図19は、図18の車体を後方から見た場合の図である。テールランプ349の真下にセンターアップ型マフラーであるサイレンサ337が配置される。サイレンサ337の下方にはリアフェンダー346とライセンスプレート345が配置される。ICタグ340は、ライセンスプレート345及びその周辺に配置されており、高周波(RF,無線)リーダとICタグ340間の読み出しと書き込みに障害のない位置に配置される。このような位置にICタグ340を配置することによって、自動二輪車301から離間されたリーダから送受信信号を容易にICタグ340に供給することができる。ライセンスプレート345の近傍であれば、リアカウル348、リアフェンダー346にICタグ340を配置しても発明の効果は全く同様なものとなる。
上記実施形態においては、商品の具体例、商品情報の具体的なデータ構成については特に限定しなかったが、例えば、商品の具体例としては、輸送機器として、自動二輪車1以外の車両(乗用車、バス、トラック、自動二輪車、原動機付自転車、自転車、四輪バギー車など)あるいは航空機、船、ボート、ヨット、マリンバイクなどが考えられる。
商品の登録情報(車両の車籍情報、所有者の氏名、住所、電子メールアドレス等の情報など)又は履歴情報(製造、登録、所有者移転、給油、メンテナンス、点検、修理、部品交換、輸出入、登録抹消などの履歴情報)の少なくともいずれか一方の情報を商品の識別情報と関連付けて、外部コンピュータシステムのデータベース、あるいはICタグ内のメモリに書き込んでおき、識別情報に基づいて、当該商品個体に関する登録情報又は履歴情報を出力するように構成することで、出力された情報を人が確認することが可能となる。
(1)ICタグが電波に対して透過性を有する素材で形成された部材内に収容されるので、ICタグを、その送受信電波を遮蔽することなく風雨や塵埃から保護することができる。特に、車両の上方からの送受信が良好な位置にICタグが設けられているので、通信の利便性が良い。
(2)ICタグが密閉性の高いメータユニット内に収容されるので、密閉性の高いケースを別途に用意する必要がない。
(3)ICタグが電波に対して透過性を有する素材で形成されたメータパネルの裏面に装着されるので、ICタグを、その送受信電波を遮蔽することなく紫外線や熱線から保護することができる。
(4)各車両のICタグには車両IDのみを登録し、その他のタグ情報はネットワーグを介して接続されたホストサーバおよびそのデータベースで一括管理し、車両IDで検索できるようにしたので、各車両に搭載するICタグの記憶容量を小さくできる。
(5)ICタグが鞍乗り型車両のハンドル近傍に装着されるので、並列に複数並べて輸送・保管された鞍乗り型車両の前方から読取装置を向けた場合に、ICタグの出力する送受信電波が遮蔽されずに届くため、データ読み取りが容易になるとともに、ICタグや読取装置の電波出力を低減させることができるため、ICタグの小型化、読取装置の電波出力によるコスト削減を図ることができる。
(6)ICタグが鞍乗り型車両の車体後方のナンバープレート近傍に装着されるので、並列に複数並べて輸送・保管された鞍乗り型車両の後方から読取装置を向けた場合に、ICタグの出力する送受信電波が遮蔽されずに届くため、データ読み取りが容易になるとともに、ICタグや読取装置の電波出力を低減させることができるため、ICタグの小型化、読取装置の電波出力によるコスト削減を図ることができる。
(7)ICタグがICタグ読取装置から送信される読み書き信号を受信して、ICタグ内のメモリへの書き込みやメモリに書き込まれた所定の車両情報の読み込みを行い、読み込んだ車両情報を電波に乗せて送信する。
したがって、無線を用いて車両情報の読み書きが実現できる。特に2輪車や4輪車の車体下部等に取り付けが容易となるとともに、車両情報の読み書きが容易となる効果が得られる。
Claims (21)
- 電波に対して透過性を有する素材で形成された部材と、
前記部材と一体に形成され、データ形式の統一されたIDコードが登録され、少なくとも車両の上面視にて上方に障害物のない位置に配置されたICタグと、を備えたICタグ搭載車両。 - 請求項1に記載のICタグ搭載車両であって、
前記部材がメータユニットのケースであり、前記ICタグが前記メータユニット内に収容されている。 - 請求項2に記載のICタグ搭載車両であって、
電波に対して透過性を有する素材で形成されたメータパネルを含み、
前記ICタグが前記メータパネルの裏面に装着されている。 - 請求項1に記載のICタグ搭載車両であって、
前記電波に対して透過性を有する素材が樹脂である。 - 請求項1に記載のICタグ搭載車両であって、
前記ICタグは樹脂モールドされている。 - 請求項1に記載のICタグ搭載車両であって、
前記ICタグは樹脂製ケースの樹脂内に埋設されている。 - 請求項1に記載のICタグ搭載車両であって、
前記ICタグが、リサイクル情報を含む。 - 請求項1に記載のICタグ搭載車両であって、
前記ICタグが、マニフェスト制度であって記載を義務付けられた情報を含む。 - 請求項1に記載のICタグ搭載車両であって、
前記ICタグが、前記車両の構成部品の識別情報を含む。 - 請求項1に記載のICタグ搭載車両であって、
前記ICタグが、前記車両の消耗部品の交換記録を含む。 - 請求項1に記載のICタグ搭載車両であって、
前記ICタグが、前記車両の整備記録を含む。 - 請求項1に記載のICタグ搭載車両であって、
前記ICタグが、前記車両の保険契約の記録を含む。 - 請求項1に記載のICタグ搭載車両であって、
前記ICタグが、前記車両の納税記録を含む。 - 請求項1に記載のICタグ搭載車両であって、
前記ICタグが、前記車両の車検証に記録された情報を含む。 - 請求項1に記載のICタグ搭載車両であって、
前記ICタグが、前記車両の所有者に関する情報を含む。 - 請求項1に記載のICタグ搭載車両であって、
前記車両は鞍乗り型車両であり、
前記部材は、前記鞍乗り型車両のハンドル近傍の部材である。 - 請求項16に記載のICタグ搭載車両であって、
前記ハンドル近傍の部材は、ハンドルカバーである。 - 請求項1に記載のICタグ搭載車両であって、
前記車両は鞍乗り型車両であり、
前記部材は、前記鞍乗り型車両の車体後方のナンバープレート近傍の部材である。 - 請求項18に記載のICタグ搭載車両であって、
前記ナンバープレート近傍の部材は、リヤフェンダーである。 - ICタグ搭載車両を管理するシステムであって、
ネットワークを介して相互に通信するホストサーバおよび端末と、
前記ホストサーバに接続され、各車両に関するタグ情報を車両IDで管理するデータベースとを含み、
前記端末は、
車両に搭載されたICタグから車両IDを読み取る手段と、
前記車両IDを前記ホストサーバへ送信する手段と、
前記車両IDに応答してホストサーバから送信されるタグ情報を受信する手段とを含み、
前記ホストサーバは、
前記端末から受信した車両IDを検索キーとして前記データベースを検索し、前記車両IDに対応したタグ情報を抽出する手段と、
前記抽出したタグ情報を前記端末へ送信する手段とを含む。 - 請求項20に記載のICタグ搭載車両の管理システムであって、
前記端末が、
受信したタグ情報を更新する手段と、
更新後のタグ情報を前記ホストサーバへ送信する手段とを含み、
前記ホストサーバが、
前記更新後のタグ情報を受信する手段と、
前記更新後のタグ情報に基づいて前記データベースを更新する手段とを含む。
Applications Claiming Priority (3)
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