JP2003306186A - Rfidタグを取り付けた自転車及び自転車管理システム並びに自転車管理方法 - Google Patents

Rfidタグを取り付けた自転車及び自転車管理システム並びに自転車管理方法

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JP2003306186A
JP2003306186A JP2002114190A JP2002114190A JP2003306186A JP 2003306186 A JP2003306186 A JP 2003306186A JP 2002114190 A JP2002114190 A JP 2002114190A JP 2002114190 A JP2002114190 A JP 2002114190A JP 2003306186 A JP2003306186 A JP 2003306186A
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Japan
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bicycle
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rfid
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JP2002114190A
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English (en)
Inventor
Masa Yonezawa
政 米沢
Tsuguhiro Tsuboi
嗣博 壷井
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Mitsubishi Materials Corp
Original Assignee
Mitsubishi Materials Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】自転車の盗難や放置を抑止し、適正な自転車の
利用を図ることができるRFIDタグを取り付けた自転
車及び自転車管理システム並びに自転車管理方法の提
供。 【解決手段】フレーム4a等にねじ込み方式、埋め込み
方式、貼り付け方式でRFIDタグ2を取り付けた自転
車4と、RFIDタグ2に書き込まれた自転車を特定す
る情報や所有者又は使用者を特定する情報を読み取るR
FIDリーダ3aと、RFIDタグ2に書き込む情報を
記憶するデータベースサーバ9と、RFIDタグの情報
を管理する登録情報センタ8とを構成要素とし、RFI
Dリーダ3aから送信される情報をデータベースサーバ
9を参照して登録管理センタ8で照会することにより、
盗難自転車の早期発見、放置自転車への迅速な対応、駐
輪場の入退場管理を可能とし、自転車の適正な利用促進
を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自転車及び自転車
管理システム並びに自転車管理方法に関し、特に、防犯
自転車対策、放置自転車対策、廃棄物自転車対策に有効
なRFIDタグを取り付けた自転車及び自転車管理シス
テム並びに自転車管理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車の駐車スペースの不足、道
路の渋滞等の理由により自転車を利用するユーザーが増
えてきている。例えば、繁華街での買い物に自転車を利
用したり、鉄道を利用するために自宅から最寄りの駅ま
でを自転車で移動するユーザーが多く見受けられる。
【0003】また、自治体によっては駅や公共機関への
移動手段として自転車を貸し出すレンタルサイクルシス
テムを運営しているところもあり、自転車の利用促進を
図る体制が作られつつある。更に、近年、電動機アシス
ト機能付き自転車が安価に提供されるようになってきて
おり、坂道の多い地域や数km程度の距離でも自転車で
容易に移動できるようになってきている。
【0004】このような自転車の利用促進は、上記した
駐車スペースの不足や慢性的な道路渋滞の問題の対策と
して有効であるが、上記問題の他にも、自動車が排出す
る排気ガスによる大気汚染を低減するという環境問題も
対しても有効であり、特に大気汚染の著しい都市部では
自転車の有効利用が求められている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、自転車
の利用を促進するためには自転車の駐輪スペースを確保
する必要があり、駐輪スペースが十分に確保されていな
いと自転車が不適切な場所に駐輪されたり、そのまま不
法に放置、廃棄されるという弊害が生じる。この放置自
転車の問題は近年取りざたされており、特に駅近辺や繁
華街に放置される自転車は大きな社会問題になってきて
いる。
【0006】また、自転車には鍵が取り付けられている
が、うっかり鍵をかけ忘れてしまった場合や、鍵が頑丈
でないために壊された場合などに自転車が盗難されてし
まう場合がある。このような自転車の盗難問題に対し
て、自転車購入時に防犯登録を行うと自転車に防犯登録
シールが貼り付けられ、盗難された場合に警察に届け出
ると、巡回する警察官によって防犯登録シールを基に捜
査が行われる。しかしながら、防犯登録シールが剥がさ
れてしまうと自転車を発見することが難しく、また、捜
査に際して自転車の防犯登録番号を一つ一つ目視で読み
取って照合しなければならないため手間がかかり、迅速
な捜査の妨げとなっていた。
【0007】このように、自転車は、慢性的な道路の渋
滞緩和、排気ガス汚染の低減等に役立つものであり、そ
の利用は促進されるべきであるが、自転車の盗難防止対
策が図られないと安心して自転車を利用することができ
ず、また、自転車の不法な放置や廃棄の抑制対策が図ら
れないと自転車が街中に溢れて歩行者の正常な通行を確
保することができなくなる。このような背景から、防犯
自転車対策、放置自転車対策、廃棄自転車対策を有効に
講じ、適正な自転車の利用を図ることができる自転車、
自転車管理システム、自転車管理方法の提案が望まれて
いる。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであって、その主たる目的は、自転車の盗難や放置を
抑止し、適正な自転車の利用を図ることができるRFI
Dタグを取り付けた自転車及び自転車管理システム並び
に自転車管理方法を提供することにある。
【0009】
【問題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の自転車は、自転車の骨格を成すフレーム
に、容易に取り外しができない状態でRFIDタグを装
着したものである。
【0010】また、本発明の自転車は、自転車の骨格を
成すフレームに設けたねじ穴に、RFIDタグをねじ込
んで固定したものである。
【0011】また、本発明の自転車は、自転車の骨格を
成すフレームに設けた凹部に、RFIDタグを埋め込ん
で固定したものである。
【0012】また、本発明の自転車は、自転車の骨格を
成すフレームに、フレキシブルなシート状RFIDタグ
を貼り付けて固定したものである。
【0013】本発明においては、前記RFIDタグに
は、少なくとも、前記自転車を特定する情報と、該自転
車の所有者又は使用者を特定する情報とが記録されてい
ることが好ましく、前記RFIDタグに記録される情報
として、前記自転車の製造番号、製品番号、色、車種、
製造メーカーコード、JIS適合の有無、業界適合の有
無、製造年月日、出荷年月日、販売先、入荷年月日、販
売年月日、保険会社名、保険番号、防犯登録番号、価
格、利用者番号、所有者又は使用者名、住所、電話番
号、生年月日、男女の種別のいずれか一を含むことが好
ましい。
【0014】また、本発明の自転車管理システムは、上
記記載の自転車と、該自転車に取り付けられた前記RF
IDタグに記録されている情報を読み取るRFIDリー
ダ/ライタと、前記RFIDタグの情報を記憶するデー
タベースサーバと、前記RFIDタグの情報を管理する
登録情報センタとを含み、前記RFIDリーダ/ライタ
と前記データベースサーバと前記登録情報センタとが通
信ネットワークを介して接続され、前記登録情報センタ
には、少なくとも、前記データベースサーバの情報と前
記RFIDリーダ/ライタから送信される情報とを照会
し、前記RFIDリーダ/ライタで情報を読み取った前
記自転車を特定する照会手段を備えるものである。
【0015】また、本発明の自転車管理システムは、上
記記載の自転車と、該自転車に取り付けられた前記RF
IDタグに記録されている情報を読み取る無線通信機能
を備えたRFIDリーダ/ライタと、無線基地局と、前
記RFIDタグの情報を記憶するデータベースサーバ
と、前記RFIDタグの情報を管理する登録情報センタ
とを含み、前記無線基地局と前記データベースサーバと
前記登録情報センタとが通信ネットワークを介して接続
され、前記登録情報センタには、少なくとも、前記デー
タベースサーバの情報と前記RFIDリーダ/ライタか
ら前記無線基地局を経由して送信される情報とを照会
し、前記RFIDリーダ/ライタで情報を読み取った前
記自転車を特定する照会手段を備えるものである。
【0016】本発明においては、前記登録情報センタ
に、更に、前記照会手段で照会した結果を前記RFID
リーダ/ライタに送信する通知手段を備えることが好ま
し。
【0017】また、本発明においては、前記RFIDリ
ーダ/ライタが、前記自転車の駐輪場の入退場ゲート近
傍に設置され、前記照会手段の結果を参照して前記入退
場ゲートの開閉が制御される構成とすることができる。
【0018】また、本発明の自転車管理方法は、上記記
載の自転車と、該自転車に取り付けられた前記RFID
タグに記録されている情報を読み取るRFIDリーダ/
ライタと、前記RFIDタグの情報を記憶するデータベ
ースサーバと、前記RFIDタグの情報を管理する登録
情報センタとを含むシステムにおける自転車管理方法で
あって、前記登録情報センタにおいて、前記データベー
スサーバの情報と前記RFIDリーダ/ライタから送信
される情報とを照会し、前記RFIDリーダ/ライタで
情報を読み取った前記自転車を特定するものである。
【0019】本発明においては、通信ネットワークに接
続される無線基地局と通信する機能を備えた携帯型のR
FIDリーダ/ライタを用い、任意の場所で前記自転車
の前記RFIDタグから情報を読み取り、読み取った情
報を前記登録情報センタに送信し、前記登録情報センタ
において前記自転車が予め前記データベースサーバに登
録された所定の自転車に該当するか否かを照会し、照会
結果を前記RFIDリーダ/ライタに送信する構成とす
ることができる。
【0020】また、本発明においては、前記自転車の駐
輪場の入退場ゲート近傍に設置した設置型RFIDリー
ダ/ライタを用い、該RFIDリーダ/ライタ近傍を通
過する前記自転車の前記RFIDタグから情報を自動的
に読み取り、読み取った情報を前記登録情報センタに送
信し、前記登録情報センタにおいて前記自転車が予め前
記データベースサーバに登録された所定の自転車に該当
するか否かを照会し、照会結果を前記RFIDリーダ/
ライタに送信し、該照会結果を参照して前記入退場ゲー
トの開閉を制御する構成とすることもできる。
【0021】また、本発明の捜査方法は、上記記載の自
転車管理方法を用い、盗難された自転車の捜査を行うも
のである。
【0022】このように、本発明は、自転車の骨格を成
すフレーム等にRFIDタグ、特に金属に直接設置する
ことができるオンメタル(R)タイプのRFIDタグを
取り付け、RFIDタグに自転車を特定する情報や自転
車の所有者又は使用者を特定する情報を書き込み、携帯
型のRFIDリーダ/ライタや駐輪場等に設ける設置型
RFIDリーダ/ライタを用いてRFIDタグの情報を
読み取ることにより、盗難された自転車の早期発見、放
置自転車の所有者への通知、駐輪場の入退場管理、廃棄
自転車の適切な廃棄指導を行うことができ、自転車の適
正な利用を促進することができる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明に係る自転車管理システム
は、その好ましい一実施の形態において、自転車のフレ
ーム等にねじ込み方式、埋め込み方式、貼り付け方式で
RFIDタグを取り付けた自転車と、RFIDタグに書
き込まれた自転車を特定する情報や所有者又は使用者を
特定する情報を読み取るRFIDリーダ又はRFIDリ
ーダ/ライタと、RFIDタグに書き込む情報を記憶す
るデータベースサーバと、RFIDタグの情報を管理す
る登録情報センタとを構成要素とし、RFIDリーダ/
ライタとデータベースサーバと登録管理センタとを通信
ネットワークで接続して情報の照会を行うことにより、
盗難自転車の早期発見、放置自転車への迅速な対応、駐
輪場の入退場管理を可能とし、自転車の適正な利用促進
を図ることができる。
【0024】
【実施例】上記した本発明の実施の形態についてさらに
詳細に説明すべく、本発明の実施例について図面を参照
して説明する。
【0025】[実施例1]まず、本発明の第1の実施例
に係るRFIDタグを取り付けた自転車及び自転車管理
システム並びに自転車管理方法について、図1乃至図8
を参照して説明する。図1は、本実施例の自転車管理シ
ステムの構成を示す図であり、図2は、RFID(Radi
o Frequency Identification)システムの構成を示す図
である。又、図3乃至図6は、RFIDタグの取り付け
構造を模式的に示す図であり、図7及び図8は、本実施
例の自転車管理方法の手順を示すフローチャート図であ
る。なお、本実施例は、本発明の自転車管理システムを
防犯自転車対策、放置自転車対策に適用することを特徴
とするものである。
【0026】図1に示すように、本実施例の自転車管理
システム1は、自転車4を製造し、RFIDタグ2に自
転車を特定する情報を書き込むRFIDリーダ/ライタ
6aを備える製造メーカ6と、ユーザーからの依頼を受
けて自転車4にRFIDタグ2を取り付け、該RFID
タグ2に所有者に関する情報を書き込むRFIDリーダ
/ライタ7aを備えるタグ取り付け店舗7と、盗難届を
受理し、盗難自転車の捜査を行う警察署10等の管轄機
関と、RFIDタグ2が取り付けられた自転車4と、無
線通信機能を備え、RFIDタグ2の情報を読み出す携
帯型RFIDリーダ3aと、携帯型RFIDリーダ3a
とデータの通信を行う無線基地局5と、RFIDタグ2
に書き込まれた情報を記憶するデータベースサーバ9
と、該情報の管理を行う登録情報センタ8とから構成さ
れ、これらはインターネット等の通信ネットワーク11
を介して相互に接続されている。
【0027】なお、本発明は自転車4に情報記録担体を
装着することを特徴とし、自転車4を特定する情報や所
有者を特定する情報を記録する情報記録担体として、バ
ーコード等の光学的な手段や磁気カード等の磁気的な手
段を用いた情報記録担体もあるが、バーコードや磁気カ
ードから情報を読み取るためには、これらを自転車4の
表面等の見やすい位置に設置する必要があり、環境の影
響で読み取りができなくなったり、不正に情報記録担体
が着脱される恐れがある。
【0028】これに対して、RFIDシステムは、図2
に示すように、アンテナ12と情報を記憶するIC13
とを備えたRFIDタグ2と、アンテナ14とデータの
送受信を行う送受信部15とデータの処理を行う演算部
16とを備えるRFIDリーダ3(又はRFIDリーダ
/ライタ)とから構成され、RFIDタグ2のアンテナ
12とRFIDリーダ3のアンテナ14とを用いて電磁
誘導又は電磁結合によって非接触でデータの送受信が可
能であるため、環境の影響を受けにくく、RFIDタグ
2を自転車4の任意の場所に取り付けることができるた
め、不正な着脱を抑制することができるという特徴があ
る。
【0029】また、バーコードでは書き込み可能な情報
が少ないのに対して、RFIDタグ2では大量の情報
(例えば、192バイト)を書き込むことができ、更
に、RFIDリーダ/ライタを用いて情報の書き込み、
読み出しを何度も行うことができるという特徴もあり、
このような観点から、本システムでは情報記録担体とし
てRFIDタグ2を用いている。
【0030】なお、本発明の自転車管理システム1で
は、RFIDタグ2を設置する物品が自転車4であり、
そのフレームや部品に金属部材が多量に使用されている
ため、通常のRFIDタグ2では取り付け場所によって
はデータの送受信が困難になる場合も考えられる。この
ような場合には、RFIDタグとして金属に取り付けた
状態でも良好な通信が可能なオンメタル(R)タイプの
RFIDタグを用いることが好ましい。
【0031】このようなタグとしては、本願出願人の先
願(特願2001−056452、特願2001−29
6897等)に開示したRFIDタグ2が好適である。
上記先願記載のRFIDタグ2は、RFIDタグ2の磁
芯部材を複数枚の軟磁性アモルファス箔又は金属箔と絶
縁層とを積層して形成したものであり、軟磁性部材や導
電材により、RFIDタグ2を取り付ける金属フレーム
等の導電性物品に侵入する磁束を遮断し、その影響を抑
制することができる。従って、自転車4のフレーム等に
直接取り付けることができ、本システムに用いるRFI
Dタグ2として好ましい形態である。
【0032】また、RFIDタグ2を取り付ける場所と
しては、容易に自転車4から取り外しができない場所で
あればよいが、自転車4ではハンドルやサドル等の部品
は付け替えられる可能性もあるため、自転車4の骨格を
成す基本構造体であるフレーム4aに取り付けることが
好ましい。
【0033】取り付け構造の具体例としては、例えば、
図3に示すように、自転車のフレーム4aにネジ穴18
を切り込み、ネジ17の先端部に円柱状等のRFIDタ
グ2を取り付けた構造やネジ17の内部にRFIDタグ
2を埋め込んだ構造等のネジ一体型RFIDタグ2をね
じ込んで固定する構成とすることができる。このような
構造では、RFIDタグ2が取り付けられていることを
外部から見えなくすることができ、また、自転車を盗ん
だ者が容易にRFIDタグ2を取り外すことができない
という効果がある。
【0034】また、図4に示すように、自転車のフレー
ム4aに所定の形状の凹部を設け、この凹部の中にブロ
ック状のRFIDタグ2をはめ込み、内部を樹脂等の充
填材19で埋め込み固定する構造とすることができる。
このような構造では、RFIDタグ2を取り外すことが
困難となり、また、充填材19でRFIDタグ2とフレ
ーム4aとを確実に固定することができるという効果が
ある。なお、凹部の形状や深さは任意に設定することが
でき、RFIDタグ2の表面をフレーム4a面に合わせ
ることもでき、RFIDタグ2の表面を露出させること
によりデータの通信状態を良好に保つことができる。
【0035】また、フレーム4aが加工の難しい材料で
形成されている場合等、フレーム4aにネジ穴や凹部を
設けることが困難な場合は、図5に示すように、フレキ
シブルなシート状のRFIDタグ2をフレーム4aに貼
り付けて固定してもよい。この構造では、RFIDタグ
2の取り付け位置が分かってしまい、自転車4を盗んだ
者に取り外される恐れはあるが、RFIDタグ2を自転
車4の任意の位置に取り付けることができ、また、穴あ
け加工等が不要なため、RFIDタグ2の取り付け作業
を迅速かつ簡単に行うことができるというメリットがあ
る。
【0036】また、RFIDタグ2の位置をわかりにく
くして、取り外しを困難にするためには、図6に示すよ
うに、シート状RFIDタグ2の表面に保護フィルム2
0を貼り付けて保護する構造としてもよい。このような
構造では、保護フィルム20を色つきにすることによっ
てRFIDタグ2を外部から見えないようにすることが
でき、また、保護フィルム20によってRFIDタグ2
を外部環境や衝撃から保護することもできる。
【0037】なお、RFIDタグ2の形状や自転車4へ
の取り付け位置、取り付け形態は図の構造に限定され
ず、自転車4の骨格を成す基本構造体に容易に取り外し
ができない状態で、かつ、構造体の強度を損なわないよ
うに取り付けられていればよい。
【0038】上記構成の自転車管理システム1を用い
て、自転車4が盗難された場合の処理手順について、図
7のフローチャート図を参照して説明する。
【0039】まず、ステップS101において、自転車
4の所有者、使用者、購入者等(以下、所有者と称す
る。)は、自転車販売店や自転車修理店等のタグ取り付
け店舗7に自転車4を持ち込み、RFIDタグ2の取り
付けを依頼する。なお、自転車4の製造段階で製造メー
カ6によって予めRFIDタグ2が取り付けられている
場合はこのステップは不要である。また、このRFID
タグ2の取り付けは自転車4の所有者の利便を図るもの
であるため、取り付けに対して所定の対価を支払う構成
としてもよいが、本システムを防犯対策のみならず、後
述する放置自転車対策や廃棄物自転車対策に適用する場
合は自転車製造メーカ6や自治体等が費用の一部又は全
部を負担する構成とすることもでき、費用負担を軽減す
ることによって、RFIDタグ2の取り付けを促進する
ことができる。
【0040】次に、ステップS102において、RFI
Dタグ2を取り付けたタグ取り付け店舗7は、店舗内に
設けたRFIDリーダ/ライタ7aを用いて、RFID
タグ2に所定の情報を書き込むと共に、書き込んだ情報
を通信ネットワーク11を介してデータベースサーバ9
に送信し登録を行う。
【0041】ここで、RFIDタグ2に書き込む情報と
しては、自転車4を特定する情報と、自転車4の所有者
を特定する情報とが書き込まれていればよいが、自転車
製造段階で製造メーカ6がRFIDリーダ/ライタ6a
を用いて自転車4を特定する情報を書き込んでいる場合
は、タグ取り受け店舗7では所有者を特定する情報のみ
を書き込めばよく、また、タグ取り受け店舗7で新規に
RFIDタグ2を取り付ける場合は、自転車4を特定す
る情報と所有者を特定する情報の双方を書き込む。
【0042】具体的には、RFIDタグ2に書き込む情
報は、製造メーカ6で書き込み、消去することができな
い情報と、タグ取り付け店舗7で書き込みリード/ライ
トが可能な情報とに分類され、製造メーカ6で書き込む
情報としては、自転車4の製造番号、製品番号、製造メ
ーカーコード、色、車種、JIS適合の有無、業界適合
の有無、製造年月日、出荷年月日、販売先、防犯登録番
号、利用者番号、価格等があり、タグ取り付け店舗7で
書き込む情報としては、購入者名、住所、電話番号、生
年月日、男女の種別、入荷年月日、販売年月日、販売金
額、保険会社名、保険番号等がある。
【0043】なお、RFIDタグ2に書き込む情報は上
記項目に限定されず、自転車4や所有者に関する情報で
あればよく、また、これらの情報全てが必要ではなく、
適宜取捨選択することができる。また、本実施例では、
自転車4が盗難された場合に捜査を可能とする情報のみ
が書き込まれていればよいが、本システムを放置自転車
対策や廃棄物自転車対策に適用する場合を考慮すると、
上記情報のみならず、データベースとして利用可能な情
報を付加することができる。
【0044】そして、RFIDタグ2に書き込んだ情報
の登録が終了した後、所有者は自転車4を利用すること
になるが、RFIDタグ2を取り付けた自転車4を盗ま
れた場合は、ステップ103において、所有者は自転車
4が盗難された旨を警察署10に通報し、盗難届の提出
を行う。その際、本実施例の自転車管理システム1で
は、RFIDタグ2に所有者に関する情報が記録されて
おり、所有者に関する情報から自転車を特定する情報が
照会されるため、盗難届に盗難された自転車4に関して
詳しく記入しなくても、所有者の氏名、住所等を記入す
れば盗難された自転車4を特定することができるという
メリットがある。
【0045】なお、ステップS101で自転車4にRF
IDタグ2を取り付ける際に、同様の情報を記録したR
FIDカード型タグを所有者に提供する構成とすること
もできる。このような構成にすれば、自転車4の所有者
は、警察署10で盗難届を提出する際にRFIDカード
型タグを提示するのみで自転車4や所有者に関する情報
が引き出されるため、盗難届の手続を簡略化し、かつ正
確な情報を警察署10に提供することができる。
【0046】次に、ステップS104において、盗難届
を受理した警察署10は通信ネットワーク11を介して
盗難届に記入された所有者の氏名、住所等の情報を登録
情報センタ8に送信すると、登録情報センタ8では、デ
ータベースサーバ9の情報を参照して盗まれた自転車4
を照会し、該自転車4を盗難自転車としてデータベース
サーバ9に登録すると共に、盗難された自転車4を特定
する情報を通信ネットワーク11を介して携帯型RFI
Dリーダ3aに送信する。そして、携帯型RFIDリー
ダ3aでは、表示部に該自転車4の情報を表示して、巡
回する警察官に自転車4が盗難されたことを通知する。
【0047】そして、巡回する警察官は盗難届があった
自転車と車種や色が類似する自転車4や放置されている
自転車4を発見したら、ステップS105において、携
帯型RFIDリーダ3aを自転車4のRFIDタグ2が
取り付けられている場所に近づけてRFIDタグ2に書
き込まれている情報を読み込み、ステップS106で、
携帯型RFIDリーダ3aの無線通信機能を用いて、読
み込んだ情報を無線基地局5及び通信ネットワーク11
を介して登録情報センタ8に送信してデータの照会を依
頼する。
【0048】そして、ステップS107において、登録
情報センタ8では、携帯型RFIDリーダ3aから送信
されたRFIDタグ2の情報とデータベースサーバ9に
記憶されているRFIDタグ2の情報とを照会手段8a
を用いて照会し、警察官が発見した自転車4が盗難届が
提出された自転車4と合致するか否かを判断し、合致す
る場合には、ステップS110において、携帯型RFI
Dリーダ3aに対して情報が合致した旨を通知すると共
に、自転車4の所有者に自転車4が発見されたことを通
知する。なお、自転車4の所有者への通知は巡回する警
察官や警察署10が行ってもよい。
【0049】また、発見した自転車4が盗難自転車では
ない場合には、ステップS108において、この自転車
が放置自転車(例えば、予め定められた期間放置されて
いる自転車等)であるか否かを判断し、放置自転車であ
る場合には、ステップS109で、図8で示す放置自転
車に対する処理を行う。
【0050】なお、上記説明は、ステップS105でR
FIDタグ2の情報を読み込んだ後、ステップS106
で登録情報センタ8に照会を依頼する構成としたが、携
帯型RFIDリーダ3aに記憶手段を設けておき、盗難
届が出された自転車4のRFIDタグ2の情報を記憶手
段に記憶しておき、巡回中に読み込んだ情報と予め記憶
されている情報とを比較して、携帯型RFIDリーダ3
a内で盗難自転車か否かの判断を行う構成としてもよ
い。
【0051】このように、自転車4のフレーム4a等の
基本構造体にRFIDタグ2を取り付け、RFIDタグ
2に自転車4を特定する情報と所有者を特定する情報と
を書き込んでおくことにより、自転車4が盗難された場
合であっても、携帯型RFIDリーダ3aを携帯する警
察官によって盗難自転車を容易に発見することができ
る。また、このようなシステムを導入することによっ
て、自転車の盗難を抑制することができる。
【0052】次に、本実施例の自転車管理システム1を
放置自転車対策に用いる場合の手順について、図8を参
照して説明する。
【0053】まず、ステップS201で、携帯型RFI
Dリーダ3aを携帯する警察官が放置自転車4を発見し
た場合、ステップS202で放置自転車4にRFIDタ
グ2が取り付けられているか否かを調べる。そして、R
FIDタグ2が取り付けられている場合は、ステップS
203でRFIDタグ2から情報を読み出し、無線通信
機能を用いて、無線基地局5及び通信ネットワーク11
を介して登録情報センタ8に読み出した情報を送信す
る。
【0054】登録情報センタ8では、ステップS204
で、データベースサーバ9に記憶されている情報を参照
して照会を行い、ステップS205で放置自転車4の所
有者を割り出して所有者にその旨を通知し、ステップS
206で放置自転車4の引き取りを要請する。
【0055】また、ステップS202で自転車4にRF
IDタグ2が取り付けられておらず、所有者が不明の場
合は、ステップS207で放置自転車4がリサイクル可
能か否かを判断し、リサイクルが可能な場合はステップ
S208で自転車4にRFIDタグ2を取り付けた後、
ステップS209でRFIDタグ2に情報(例えば、引
き取り希望者がいる場合にはその者を特定する情報等)
を書き込み、データベースサーバ9に登録した後、ステ
ップS210でリサイクル品として市場に戻す。また、
ステップS207でリサイクルが不可能と判断した場合
は、ステップS212で該自転車4を廃棄処分とする。
【0056】このような処理を行うことにより、放置自
転車4にRFIDタグ2が取り付けられている場合は、
速やかに所有者への通知が行われて放置自転車4を撤去
することができ、RFIDタグ2が取り付けられていな
い場合はRFIDタグ2を取り付けて市場に戻すため、
放置自転車4の処理を迅速に行うことができると共に、
RFIDタグ2の取り付けを促進することができ、自転
車4の放置を抑制することができる。
【0057】なお、上記説明では、自転車4を放置した
所有者に対してのペナルティについては特に記載してい
ないが、例えば、放置自転車4の引き取りに際して罰金
を徴収したり、自転車4を放置した回数をRFIDタグ
2に書き込んでおき、繰り返し自転車4を放置する所有
者に対して重いペナルティを課すこともでき、このよう
な構成とすることにより効果的に自転車4の放置を抑制
することができる。
【0058】[実施例2]次に、本発明の第2の実施例
に係るRFIDタグを取り付けた自転車及び自転車管理
システム並びに自転車管理方法について、図9乃至図1
3を参照して説明する。図9は、本実施例の自転車管理
システムの構成を示す図であり、図10乃至図12は、
RFIDリーダの設置位置を模式的に示す図である。ま
た、図13は、本実施例の自転車管理方法の手順を示す
フローチャート図である。なお、本実施例は本発明の自
転車管理システムをレンタル自転車に適用したことを特
徴とするものである。
【0059】図9に示すように、本実施例の自転車管理
システム1は、フレーム等にRFIDタグ2を取り付け
たレンタル自転車4と、入退場のゲートに設置型RFI
Dリーダ3b(又は、リーダ/ライタ)を備える駐輪場
21と、RFIDタグ2に書き込まれた情報を記憶する
データベースサーバ9と、該情報の管理を行う登録情報
センタ8とから構成され、データベースサーバ9と登録
情報センタ8と駐輪場21とは、インターネット等の通
信ネットワーク11を介して相互に接続されている。
【0060】なお、RFIDタグ2の形状や自転車4へ
の取り付け位置、取り付け形態については前記した第1
の実施例と同様であり、自転車4の基本構造体に、容易
に取り外しができない状態で、かつ、構造体の強度を損
なわないように取り付けられていればよい。また、本実
施例では、設置型RFIDリーダ3bでタグ2との交信
を行うため、安定してデータの交信を行うために、リー
ダ3bの設置位置を考慮してRFIDタグ2の取り付け
位置を設定することが好ましい。
【0061】上記構成の自転車管理システム1を用い
て、駐輪場21でレンタル用の自転車4を管理する手順
について、図13のフローチャート図を参照して説明す
る。
【0062】まず、ステップS301において、レンタ
ル自転車4の使用を希望する者(以下、使用者と称す
る。)は、駐輪場21又はレンタル自転車4を管理する
拠点に赴いて所定の申し込み用紙に使用者を特定する情
報(例えば、使用者名、住所、電話番号、生年月日、男
女の種別等)を記入して自転車4の使用申し込みを行
う。なお、本実施例では予め自転車4にRFIDタグ2
が取り付けられているものとする。
【0063】次に、ステップS302において、駐輪場
21では、RFIDリーダ/ライタ(設置型RFIDリ
ーダ/ライタ3bを用いても書き込み専用のRFIDリ
ーダ/ライタであってもよい。)を用いて、RFIDタ
グ2に使用者を特定する情報を書き込むと共に、書き込
んだ情報を通信ネットワーク11を介してデータベース
サーバ9に送信し登録する。
【0064】データベースサーバ9への登録が終了した
ら、レンタル自転車4の使用者は、駐輪場21から自転
車4を持ち出して自由に使用し、使用が終了したら、ス
テップ303において、レンタル自転車4を駐輪場21
に返却する。ここで、従来の駐輪場は、自転車の出入り
口に管理人が常駐し、入退場する自転車4を管理してい
るが、本実施例では、駐輪場21に設置型RFIDリー
ダ3bが設置されており、自転車4がゲートに近づくと
登録された自転車か否かを判断してゲートの開閉を制御
するため、無人で管理することができる。
【0065】この設置型RFIDリーダ3bの設置場所
としては、入退場する自転車4との距離がデータの通信
可能距離(30〜40cm程度)内となる位置であれば
よく、例えば、図10に示すように、自転車4が入退場
する通路の地下に埋め込んだり、図11に示すように、
通路の側縁に設けることができるが、通路の通過の仕方
によってはリーダ3bとタグ2の距離が離れて通信がう
まくできない場合も考えられる。そのような場合は、例
えば、通路に自転車4の停止場所を記入したり、図12
に示すように、ゲート22の開閉部分を設置型RFID
リーダ3bのアンテナ3dとすることによって、自転車
4のRFIDタグ2と設置型RFIDリーダ3bとの距
離を一定にして通信状態を良好に保つことができる。
【0066】次に、ステップS304において、設置型
RFIDリーダ3bは自転車4のRFIDタグ2から情
報を読み取ると、読み取った情報を通信ネットワーク1
1を介して登録情報センタ8に送信する。登録情報セン
タ8では、ステップS305でデータベースサーバ9に
記憶されている情報を参照して受信したRFIDタグ2
の情報を照会し、ステップS306で入場した自転車4
が登録自転車であるか否かを判断する。そして、入場し
た自転車4が登録された自転車4である場合には、ステ
ップS307でゲート22を開いて駐輪場21への入場
を許可する。
【0067】このように自転車4のフレーム4a等にR
FIDタグ2を取り付け、タグ2に自転車を特定する情
報や使用者を特定する情報を記録し、一方、駐輪場21
の入退場通路に設けたゲート22近傍に設置型RFID
リーダ3bを設け、入退場する自転車4のRFIDタグ
2から情報を読み取り、情報管理センタ8で照会し、そ
の結果を参照してゲート22を制御することによって、
駐輪場21の運営を円滑かつ確実に行うことができる。
【0068】なお、本システムでは、自転車4を特定す
る情報はデータベースサーバ9に記憶され、通信ネット
ワーク11を介して任意の駐輪場21で利用することが
できるため、複数の駐輪場21間でレンタル自転車を利
用することができる。例えば、出発地近傍の第1の駐輪
場21で自転車4をレンタルし、目的地近傍の第2の駐
輪場21で自転車4を返却してもよく、駐輪場21を多
数設け、いずれの駐輪場21も利用可能とすることによ
り、自転車4を有効な交通手段として利用することがで
きる。
【0069】また、このシステムは様々な形態に適用す
ることができる。例えば、上記説明は自転車4のレンタ
ルシステムであったが、ユーザー自身が所有する自転車
4を用いる構成としてもよい。この場合は自転車4の所
有者は予め自転車4にRFIDタグ2を取り付けてお
き、その自転車4を所望の駐輪場21や駐輪場21を管
理する拠点に持ち込み、所定の申込用紙に所有者を特定
する情報を記入すると、駐輪場21ではRFIDタグ2
から情報を読み取り、駐輪の許可を示すデータを付加し
た情報をデータベースサーバ9に送信して登録する。す
ると、レンタル自転車の場合と同様に、登録された自転
車4を任意の駐輪場21で利用することが可能となり、
利用者の利便性を向上させることができる。
【0070】また、登録情報センタ8で、自転車4が、
いつ、どこの駐輪場21を利用したか等の履歴情報を記
憶しておき、この履歴情報を参照して、定期的に自転車
4の所有者に対して駐輪場21の使用料金を徴収するこ
ともできる。このような構成とすることにより、自転車
4にRFIDタグ2を取り付けて登録をしておけば、事
前の料金納付や駐輪手続をすることなく、所望の駐輪場
21を好きなときに好きなだけ利用することができ、駐
輪場21の利用促進を図ることができ、また、本システ
ムの利用者の利便を図ることにより、RFIDタグ2の
取り付けを促進することもできる。
【0071】また、このような駐輪場21を設けること
によって盗難自転車を見つかることもできる。例えば、
所有者が自転車4の盗難届を提出した場合、データベー
スサーバ9には、該自転車が盗難自転車であることが登
録される。従って、盗難自転車を用いて駐輪場21に入
場した場合、設置型RFIDリーダ3bで読み取った情
報が登録情報センタ8に照会され、盗難自転車と判明し
た場合は、速やかに最寄りの警察署に通報することがで
きる。これにより盗難自転車の捜査に協力することも可
能である。
【0072】また、自転車4へのRFIDタグ2の取り
付けが普及すれば、放置自転車に対して速やかに所有者
に通知して引き取らせることができるため、駐輪場21
以外での駐輪を抑止することができ、自転車4の適正な
利用を図ることができる。
【0073】[実施例3]次に、本発明の第3の実施例
に係るRFIDタグを取り付けた自転車及び自転車管理
システム並びに自転車管理方法について、図14及び図
15を参照して説明する。図14は、本実施例の自転車
管理システムの構成を示す図であり、図15は、本実施
例の自転車管理方法の手順を示すフローチャート図であ
る。なお、本実施例は本発明の自転車管理システムを廃
棄物自転車対策に適用したことを特徴とするものであ
る。
【0074】図14に示すように、本実施例の自転車管
理システム1は、自転車4を製造し、RFIDタグ2に
自転車を特定する情報を書き込むRFIDリーダ/ライ
タ6aを備える製造メーカ6と、ユーザーからの注文を
受けて自転車4にRFIDタグを取り付け、該タグに所
有者に関する情報を書き込むRFIDリーダ/ライタ7
aを備えるタグ取り付け店舗7と、RFIDタグ2が取
り付けられた自転車4と、自転車の廃棄物処理を行う廃
棄業者の拠点23と、RFIDタグ2に書き込まれた情
報を記憶するデータベースサーバ9と、該情報の管理を
行う登録情報センタ8とから構成され、これらは、イン
ターネット等の通信ネットワーク11を介して相互に接
続されている。
【0075】上記構成の自転車管理システム1を用い
て、自転車4を廃棄物として処分する手順について、図
15のフローチャート図を参照して説明する。
【0076】まず、ステップS401において、自転車
4の所有者は、廃棄業者に自転車4の廃棄の依頼を行
う。この廃棄依頼は廃棄業者の拠点23に直接行っても
よく、また、自転車販売店や自転車修理店等を経由して
行ってもよい。そして、依頼を受けた廃棄業者は自転車
4を引き取って廃棄拠点23に持ち帰る。
【0077】次に、ステップS402において、廃棄拠
点23では、引き取った自転車4にRFIDタグ2が取
り付けられているか否かを調査し、取り付けられている
場合は、ステップS403で、廃棄拠点23内に備える
RFIDリーダ/ライタ23aを用いて、RFIDタグ
2から自転車4を特定する情報及び所有者を特定する情
報を読み取って、この情報を登録センタ8に送信する。
【0078】次に、登録情報センタ8では、ステップS
404において、データベースサーバ9を参照して送信
された情報を照会し、ステップS405で廃棄を依頼さ
れた自転車4が盗難自転車でないかどうかを確認し、盗
難自転車の場合はステップS415で前記した第1の実
施例で記載した盗難自転車の処理を行う。
【0079】また、盗難自転車でない場合には、ステッ
プS407で廃棄を依頼された自転車4がリサイクル可
能であるかを判断する。ここで、従来のシステムでは廃
棄を依頼された自転車に関する情報はなく、単に外観で
判断してリサイクルするか否かを判断したが、本実施例
では、自転車4にRFIDタグ2が取り付けられてお
り、RFIDタグ2には、自転車の製造年月日、販売年
月日等の自転車に関する情報が記憶されているため、リ
サイクルの可否の判断にあたって該情報を参照すること
ができ、例えば、製造年月日や販売年月日が新しい自転
車に関してはリサイクル可能と判断することができる。
【0080】また、RFIDタグ2には、その他にも各
種情報が記録されており、これらの情報を自転車4の処
分にあたって利用することもできる。例えば、RFID
タグ2に記録されている製造メーカや販売店等の情報を
利用して、廃棄処分やリサイクルに際して発生する費用
の負担を要求することもできる。
【0081】そして、リサイクル可能と判断された場合
は、ステップS408で自転車4の整備、修理等を行っ
てリサイクルし、リサイクル不可能と判断された場合
は、ステップS416でRFIDタグ2のデータを消去
すると共に、データベースサーバ9の登録を抹消した
後、ステップS417で廃棄処分を行う。
【0082】一方、ステップS402で自転車4にRF
IDタグ2が取り付けられていない場合は、ステップS
409で外観からリサイクルが可能か否かを判断し、リ
サイクル可能と判断された場合は、ステップS410で
自転車4にRFIDタグ2を取り付けた後、ステップS
411でRFIDタグ2に情報(例えば、自転車の製造
番号が分かる場合は製造番号から割り出した製造メー
カ、製造年月日等の自転車を特定する情報や自転車4の
譲り受けを希望する者がいる場合はその者を特定する情
報等)を書き込むと共に、該情報をデータベースサーバ
9に送信して登録する。そして、ステップS412で自
転車4の整備、修理等を行ってリサイクルする。
【0083】また、ステップS409でリサイクル不可
能と判断された場合は、ステップS413でRFIDタ
グ2のデータを消去すると共に、データベースサーバ9
の登録を抹消した後、ステップS414で廃棄処分を行
う。
【0084】上記説明は自転車4の所有者が廃棄処理を
依頼する場合について記載したが、このシステムは自転
車4の不法投棄を抑制する効果もある。例えば、RFI
Dタグ2が取り付けられていない自転車4の場合、防犯
登録シールが貼り付けられていなければ所有者を特定す
ることもできず、また、放置された自転車が盗難された
ものか、所有者が一時的に止めているのか、所有者が意
識的に廃棄したものであるのかがわからず、その後の処
理を行うことができない。
【0085】一方、自転車4にRFIDタグ2が取り付
けられていれば、自転車4の所有者を特定して連絡する
ことができるため、盗難か放置か廃棄かを速やかに判断
することができる。従って、自転車4の所有者も安易に
放置したり廃棄したりすることができず、正規のルート
で廃棄処理を依頼することになり、不法投棄を抑制する
ことが可能となる。
【0086】このように、自転車4のフレーム4a等の
基本構造体にRFIDタグ2を取り付け、RFIDタグ
2に自転車4を特定する情報と所有者を特定する情報と
を書き込んでおくことにより、自転車を廃棄する際の処
理及び責任を明確にすることができ、自転車の不法投棄
を減らして廃棄物処理のモラルを向上させることができ
る。
【0087】なお、上記各実施例では、本発明の自転車
管理システムを防犯自転車対策、放置自転車対策、廃棄
物自転車対策に各々適用したが、これらの対策は互いに
相関があり、例えば、駐輪場21に設置型RFIDリー
ダ3bを設けて駐輪場21以外の駐輪を防止することに
より、盗難自転車や放置自転車、廃棄自転車の早期発見
を実現することができる。また、盗難自転車の捜査が容
易になると盗難が減り、結果として盗難自転車の放置が
減って廃棄物としての処理台数を減少させることができ
る。従って、第1乃至第3の実施例の構成を2以上組み
合わせ、登録情報センタ8で複数のシステムを統合して
管理する構成とすることもできる。
【0088】また、上記各実施例では、RFIDタグ2
を自転車4に設置し、自転車4の管理を行う構成につい
て記載したが、本発明は上記実施例に限定されるもので
はなく、盗難や放置、廃棄に対する管理を必要とする任
意の対象物に適用することもできる。
【0089】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のRFID
タグを取り付けた自転車及び自転車管理システム並びに
自転車管理方法によれば下記記載の効果を奏する。
【0090】本発明の第1の効果は、自転車が盗難され
た場合の捜査が容易になり、また、放置自転車の処理を
迅速に行うことができるということである。
【0091】その理由は、自転車のフレーム等にRFI
Dタグを取り付け、RFIDタグには、自転車を特定す
る情報と所有者を特定する情報とが記録されており、該
情報をデータベースサーバに登録しておくことによっ
て、巡回する警察官が携帯型RFIDリーダで不審な自
転車の情報を読み取り、その場で情報の照会をすること
によって盗難自転車か否かを判断することができ、ま
た、放置自転車の場合は所有者に連絡して引き取らせる
ことができるからである。
【0092】本発明の第2の効果は、レンタル自転車の
利用を促進することができ、また、駐輪場の利便性を向
上させることができるということである。
【0093】その理由は、駐輪場の入退場経路に設置型
RFIDリーダを設置し、該リーダで自転車に取り付け
られたRFIDタグの情報を読み取ってゲートの開閉を
制御することによって、登録された自転車のみの利用を
可能とし、また、RFIDタグの情報をデータベースサ
ーバに登録することにより、複数の駐輪場で利用するこ
とができるからである。
【0094】本発明の第3の効果は、自転車の廃棄物処
理が適正に行われ、不法投棄を低減してモラルを向上さ
せることができるということである。
【0095】その理由は、自転車に取り付けられたRF
IDタグの情報によって所有者や製造メーカ、販売店が
明確になるため、責任の所在を明らかにすることがで
き、その結果、不法投棄を低減し、適正な廃棄処理ルー
トを確立することができるからである。
【0096】そして、盗難自転車の捜査、放置自転車の
所有者への通知、駐輪場の利便性向上、廃棄物自転車の
廃棄指導を行うことにより、自転車の適正な利用を促進
することができ、ユーザー、自転車の製造/販売業者、
駐輪場提供者、管轄各省庁の各々にメリットが生じ、本
自転車管理方法をビジネスとして活用することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例に係る自転車管理システ
ムの構成を示す図である。
【図2】本発明で用いるRFIDシステムの構成を示す
図である。
【図3】本発明のRFIDタグの取り付け構造を模式的
に示す図である。
【図4】本発明のRFIDタグの取り付け構造を模式的
に示す図である。
【図5】本発明のRFIDタグの取り付け構造を模式的
に示す図である。
【図6】本発明のRFIDタグの取り付け構造を模式的
に示す図である。
【図7】本発明の第1の実施例に係る自転車管理方法
(盗難自転車対策)の手順を示すフローチャート図であ
る。
【図8】本発明の第1の実施例に係る自転車管理方法
(放置自転車対策)の手順を示すフローチャート図であ
る。
【図9】本発明の第2の実施例に係る自転車管理システ
ムの構成を示す図である。
【図10】本発明の第2の実施例に係る駐輪場の入退場
ゲートの構造を示す図である。
【図11】本発明の第2の実施例に係る駐輪場の入退場
ゲートの構造を示す図である。
【図12】本発明の第2の実施例に係る駐輪場の入退場
ゲートの構造を示す図である。
【図13】本発明の第2の実施例に係る自転車管理方法
(レンタル自転車)の手順を示すフローチャート図であ
る。
【図14】本発明の第3の実施例に係る自転車管理シス
テムの構成を示す図である。
【図15】本発明の第3の実施例に係る自転車管理方法
(廃棄物自転車対策)の手順を示すフローチャート図で
ある。
【符号の説明】
1 自転車管理システム 2 RFIDタグ 3a 携帯型RFIDリーダ(リーダ/ライタ) 3b 設置型RFIDリーダ(リーダ/ライタ) 3c 設置型RFIDリーダコントローラ 3d 設置型RFIDリーダアンテナ 4 自転車 4a フレーム 5 無線基地局 6 製造メーカ 6a RFIDリーダ/ライタ 7 タグ取り付け店舗 7a RFIDリーダ/ライタ 8 登録情報センタ 8a 照会手段 8b 通知手段 9 データベースサーバ 10 警察署 11 通信ネットワーク 12 アンテナ 13 IC 14 アンテナ 15 送受信部 16 演算部 17 ネジ 18 ネジ穴 19 充填材 20 保護フィルム 21 駐輪場 22 ゲート 23 廃棄拠点 23a RFIDリーダ/ライタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E250 AA11 AA12 AA21 BB08 BB29 BB47 BB59 BB65 CC16 CC20 DD06 FF23 FF27 FF36

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】自転車の骨格を成すフレームに、容易に取
    り外しができない状態でRFIDタグを装着したことを
    特徴とする自転車。
  2. 【請求項2】自転車の骨格を成すフレームに設けたねじ
    穴に、RFIDタグをねじ込んで固定したことを特徴と
    する自転車。
  3. 【請求項3】自転車の骨格を成すフレームに設けた凹部
    に、RFIDタグを埋め込んで固定したことを特徴とす
    る自転車。
  4. 【請求項4】自転車の骨格を成すフレームに、フレキシ
    ブルなシート状RFIDタグを貼り付けて固定したこと
    を特徴とする自転車。
  5. 【請求項5】前記RFIDタグには、少なくとも、前記
    自転車を特定する情報と、該自転車の所有者又は使用者
    を特定する情報とが記録されていることを特徴とする請
    求項1乃至4のいずれか一に記載の自転車。
  6. 【請求項6】前記RFIDタグに記録される情報とし
    て、前記自転車の製造番号、製品番号、色、車種、製造
    メーカーコード、JIS適合の有無、業界適合の有無、
    製造年月日、出荷年月日、販売先、入荷年月日、販売年
    月日、保険会社名、保険番号、防犯登録番号、価格、利
    用者番号、所有者又は使用者名、住所、電話番号、生年
    月日、男女の種別のいずれか一を含むことを特徴とする
    請求項5記載の自転車。
  7. 【請求項7】請求項1乃至6のいずれか一に記載の自転
    車と、該自転車に取り付けられた前記RFIDタグに記
    録されている情報を読み取るRFIDリーダ/ライタ
    と、前記RFIDタグの情報を記憶するデータベースサ
    ーバと、前記RFIDタグの情報を管理する登録情報セ
    ンタとを含み、 前記RFIDリーダ/ライタと前記データベースサーバ
    と前記登録情報センタとが通信ネットワークを介して接
    続され、 前記登録情報センタには、少なくとも、前記データベー
    スサーバの情報と前記RFIDリーダ/ライタから送信
    される情報とを照会し、前記RFIDリーダ/ライタで
    情報を読み取った前記自転車を特定する照会手段を備え
    ることを特徴とする自転車管理システム。
  8. 【請求項8】請求項1乃至6のいずれか一に記載の自転
    車と、該自転車に取り付けられた前記RFIDタグに記
    録されている情報を読み取る無線通信機能を備えたRF
    IDリーダ/ライタと、無線基地局と、前記RFIDタ
    グの情報を記憶するデータベースサーバと、前記RFI
    Dタグの情報を管理する登録情報センタとを含み、 前記無線基地局と前記データベースサーバと前記登録情
    報センタとが通信ネットワークを介して接続され、 前記登録情報センタには、少なくとも、前記データベー
    スサーバの情報と前記RFIDリーダ/ライタから前記
    無線基地局を経由して送信される情報とを照会し、前記
    RFIDリーダ/ライタで情報を読み取った前記自転車
    を特定する照会手段を備えることを特徴とする自転車管
    理システム。
  9. 【請求項9】前記登録情報センタに、更に、前記照会手
    段で照会した結果を前記RFIDリーダ/ライタに送信
    する通知手段を備えることを特徴とする請求項7又は8
    に記載の自転車管理システム。
  10. 【請求項10】前記RFIDリーダ/ライタが、前記自
    転車の駐輪場の入退場ゲート近傍に設置され、前記照会
    手段の結果を参照して前記入退場ゲートの開閉が制御さ
    れることを特徴とする請求項9記載の自転車管理システ
    ム。
  11. 【請求項11】請求項1乃至6のいずれか一に記載の自
    転車と、該自転車に取り付けられた前記RFIDタグに
    記録されている情報を読み取るRFIDリーダ/ライタ
    と、前記RFIDタグの情報を記憶するデータベースサ
    ーバと、前記RFIDタグの情報を管理する登録情報セ
    ンタとを含むシステムにおける自転車管理方法であっ
    て、 前記登録情報センタにおいて、前記データベースサーバ
    の情報と前記RFIDリーダ/ライタから送信される情
    報とを照会し、前記RFIDリーダ/ライタで情報を読
    み取った前記自転車を特定することを特徴とする自転車
    管理方法。
  12. 【請求項12】通信ネットワークに接続される無線基地
    局と通信する機能を備えた携帯型のRFIDリーダ/ラ
    イタを用い、任意の場所で前記自転車の前記RFIDタ
    グから情報を読み取り、読み取った情報を前記登録情報
    センタに送信し、前記登録情報センタにおいて前記自転
    車が予め前記データベースサーバに登録された所定の自
    転車に該当するか否かを照会し、照会結果を前記RFI
    Dリーダ/ライタに送信することを特徴とする請求項1
    1記載の自転車管理方法。
  13. 【請求項13】前記自転車の駐輪場の入退場ゲート近傍
    に設置した設置型RFIDリーダ/ライタを用い、該R
    FIDリーダ/ライタ近傍を通過する前記自転車の前記
    RFIDタグから情報を自動的に読み取り、読み取った
    情報を前記登録情報センタに送信し、前記登録情報セン
    タにおいて前記自転車が予め前記データベースサーバに
    登録された所定の自転車に該当するか否かを照会し、照
    会結果を前記RFIDリーダ/ライタに送信し、該照会
    結果を参照して前記入退場ゲートの開閉を制御すること
    を特徴とする請求項11記載の自転車管理システム。
  14. 【請求項14】前記登録情報センタにおいて、前記特定
    された自転車の所有者又は使用者に、前記照会結果を通
    知することを特徴とする請求項12記載の自転車管理方
    法。
  15. 【請求項15】請求項11乃至14のいずれか一に記載
    の自転車管理方法を用い、盗難された自転車の捜査を行
    うことを特徴とする捜査方法。
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