JP2008036227A - 遊技機の不正監視装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】遊技者による電子部品の不正な交換を抑止すると共に、不正品の存在を容易に発見可能な不正監視装置を提供する。
【解決手段】遊技機の不正監視装置は、コネクタ(電子部品)32とボルト36とICタグ35とカバー部材39とを備える。ボルト36は、締め込み方向に回転する治具と係合し且つ締め込み解除方向に回転する治具と係合しない形状の係合部を表面に有するネジ頭部37と、ネジ軸部38とを有する。ICタグ35は、固有の識別情報が記憶され、コネクタ32が有するネジ孔33に挿入され、ネジ孔33に螺合するネジ軸部38によって封入される。カバー部材39は、ネジ頭部37とコネクタ32との間に挟持される底板部40と、底板部40から延びてネジ頭部37の側方を覆う周壁部43とを有する。
【選択図】図3

Description

本発明は、弾球遊技機や回胴式遊技機等の遊技機の不正監視装置に関する。
弾球遊技機や回胴式遊技機等の遊技機では、遊技者に対する利益付与は、制御装置が実行する電気的な制御処理によって決定される。このため、制御装置を構成する電子部品の一部を正規品から不正品に交換することにより、遊技者にとって有利な制御処理を恣意的に実行させることができ、遊技者は不正に利益を得ることが可能となる。
このような遊技者による不正行為を防止する構造として、特開2002−9210号公報には、ICチップを不透明な偏光樹脂で被覆し、その外側を透明なパッケージ樹脂により被覆したICを回路基板に取り付け、この回路基板を透明な回路基板ケース内に収容したICチップの保護構造が記載されている。
また、特開2005−261492号公報には、制御装置の収納ケースにICタグが取り付けられ、監視ユニットが収納ケースを捲回するバンドによって取り付けられた構造が記載されている。
特開2005−261492号公報 特開2002−9210号公報
ところで、制御装置による正規の制御処理を遊技者にとって有利な制御処理に変更させる方法としては、上述のように制御装置を構成する電子部品の一部を正規品から不正品に交換する方法のほか、制御装置に電気的に接続されたコネクタなどの電子部品を正規品から不正品に交換する方法がある。このような制御装置に接続された電子部品の場合、その全てをケース内に収容することが難しいため、上記従来の構造によって不正行為の全てを未然に防止することはできない。
しかし、電子部品が正規品から不正品に交換されたまま長期間放置されると、遊技者による不正な遊技も継続されてしまうため、遊技機が設置されたホールの従業者等は、係る不正部品への交換を抑制し、且つ不正品の存在をできるだけ早期に発見する必要がある。
また、コネクタが正規品から不正品に交換されることにより、不正品のコネクタに接続された不正な装置から制御装置に信号が送信されて遊技者にとって有利な遊技状態へ不正に移行される場合が発生するが、コネクタに対して効果的な不正防止対策は行われていなかった。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたものであって、遊技者による電子部品の不正な交換を抑止すると共に、不正品の存在を容易に発見することが可能な遊技機の不正監視装置の提供を目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る遊技機の不正監視装置は、電子部品と、ボルトと、ICタグと、カバー部材とを備える。
電子部品は、ネジ孔を有し、遊技機に取り付けられる。ボルトは、締め込み方向に回転する治具と係合し且つ締め込み解除方向に回転する治具と係合しない形状の係合部を表面に有するネジ頭部と、このネジ頭部から延びてネジ孔と螺合するネジ軸部と、を有する。ICタグは、固有の識別情報が記憶され、ネジ孔に挿入され、ネジ孔に螺合するネジ軸部によって封入される。カバー部材は、ネジ孔にネジ軸部を螺合してボルトを締め込んだ状態で、ネジ頭部と電子部品との間に挟持される底板部と、底板部から延びてネジ頭部の側方を覆う周壁部と、を有する。電子部品又はカバー部材の少なくとも一方は、その他方に係止してカバー部材がボルトとの供回りすることを阻止する係止部を有する。
上記構成では、ICタグを電子部品のネジ孔に挿入しているため、管理者が点検の際にICタグの読み取り装置を使うことによって、ICタグの識別情報を得ることができる。従って、ICタグの読み取り装置によりICタグの識別情報が得られないときには、電子部品が不正に交換されたと判別することができる。
また、ICタグを電子部品に封入するボルトは、締め込み解除方向に回転する治具と係合しない形状の係合部をネジ頭部の表面に有する。従って、締め込まれた状態のボルトを治具によって締め込み解除することができない。
また、ボルトが締め込まれた状態で、カバー部材の周壁部がボルトの頭部の側方を覆っているため、締め込まれた状態のボルトのネジ頭部と、カバー部材の周壁部との間には、ペンチ等によりボルトのネジ頭部の側方を直接掴んで回転させることのできる隙間がない。従って、カバー部材を破壊しなければ、締め込まれた状態のボルトを、ペンチ等によってネジ頭部の側方を直接掴んで締め込み解除することができない。
このように、電子部品からボルトを外すことが困難な構成であるため、遊技者が電子部品からボルトを外すことなく不正品に交換する場合がある。従って、この場合には、ICタグの読み取り装置を使用することにより、電子部品が不正に交換されたと判別することができる。
また、電子部品がその表面にボルトとカバー部材を備える特殊な外観を有しているため、遊技者が正規品と交換する不正品の外観が、正規品と大きく異なる場合がある。従って、この場合には、管理者が目視による点検をした時に不正品の存在を容易に発見することができる。
また、遊技者がカバー部材を破壊して、ICタグを不正品に付け替える場合がある。従って、この場合には、管理者が目視による点検をした時にカバー部材に異常がある不正品の存在を容易に発見することができる。
また、カバー部材を破壊しなければ、ボルトを外すことができない構成であるため、電子部品の不正な交換が行われていない状態であっても、遊技者が不正にボルトを外そうと試みた場合には、カバー部材に痕跡が残る。従って、この場合には、管理者が目視による点検をした時に、電子部品を不正に交換しようとした事実を、事後的に知ることができる。
また、電子部品に締め込み解除が困難なボルト及びカバー部材を備える特徴的な外観を有すること、電子部品がICタグを備えることにより不正監視されていること、あるいはボルトを外すためにはカバー部材を破壊しなければならないことによって、遊技者が電子部品の交換を躊躇することが期待できる。従って、遊技者による電子部品の不正な交換を抑止することができる。
また、ICタグは電子部品の内部に挿入された状態でボルトにより封入されているため、ICタグを覆う電子部品やカバー部材やボルトを不透明な素材で構成することにより、遊技者はICタグにより不正監視されていることに気付き難くなる。これにより、遊技者がICタグにより不正監視されていることに気付かないまま不正に電子部品を交換するため、ICタグの読み取り装置による不正監視を効果的に行うことができる。
また、ICタグを覆う電子部品やカバー部材やボルトを透明な素材で構成にすることにより、封入されたICタグを確認可能にすることもできる。
また、電子部品に設けたネジ孔にICタグを挿入した状態で、ネジ孔にボルトのネジ軸部を螺合し、ボルトのネジ頭部と電子部品との間にカバー部材を担持させるとともに、カバー部材とボルトとの供回りを阻止する係止部を、電子部品とカバー部材の少なくとも一方が備えるという簡単な構成によって不正を監視することができる。すなわち、カバー部材のみが係止部を備える構成の場合には、不正の監視をしたい電子部品に対してネジ孔を設けるのみで、ICタグとボルトとカバー部材とにより、不正を監視することができる。
また、電子部品とICタグとボルトとカバー部材とにより構成されているため、従来のように不正の監視対象となる電子部品をケースで覆う構成に比べて、省スペースで不正を監視することができる。
また、本発明に係る不正監視装置は、ICタグをボルトの内部に封入し、ボルトとともにネジ孔に締め込む構成にしてもよい。
上記構成では、ICタグがボルトの内部に封入されている。従って、電子部品に対するICタグの取り付けの作業性が向上する。
また、本発明に係る不正監視装置は、カバー部材の周壁部に切り込み溝を形成してもよい。
上記構成では、カバー部材の周壁部には切り込み溝があるため、力を加えることによって周壁部が切り込み溝に沿って変形又は破壊される。これにより、管理者は、必要な場合にカバー部材の周壁部を破壊し、この状態で表れたボルトのネジ頭部の側方をペンチ等によって直接掴みながら、ボルトを締め込み解除方向に回転させることができる。また、ボルトを外すときには、カバー部材と電子部品との少なくとも一方が有する係止部により、ボルトとカバー部材とが供回りすることがない。従って、管理者は、電子部品に損傷を与えることなくICタグの取り外し又は異なる識別情報のICタグの付け替えができる。また、遊技機をリサイクルする際の分解や分別する作業性が向上する。
また、カバー部材の周壁部に切り込み溝があるため、遊技者が正規な電子部品からボルトを外すためにカバー部材を取り外そうと試みたときに、カバー部材の周壁部が切り込み溝より変形又は破壊されるため、カバー部材に痕跡が残り易い。従って、管理者が目視による点検をした時にカバー部材の異常を容易に発見することができる。
また、カバー部材の周壁部に切り込み溝があり、その切り込み溝によって周壁部が変形又は破壊されれば外観が変わってしまうため、遊技者が不正な電子部品の付け替えを躊躇することが期待できる。従って、遊技者による電子部品の不正な交換を抑止することができる。
また、本発明に係る不正監視装置は、電子部品の近傍で遊技機に固定され、ICタグに対して呼出波を送信してその反射波を受信するアンテナを備えてもよい。
上記構成では、ICタグの読み取り装置としてのアンテナを、電子部品の近傍で遊技機に固定された状態で備えることによって、電気的に不正監視することができる。これにより、ICタグに対してアンテナが呼出波及び反射波を送受信可能な距離を超えて、ICタグがアンテナから離された場合には、アンテナが反射波を受信することができないことを判定することによって、異常状態であると判別することができる。
なお、アンテナを遊技機に固定するときには、ICタグとアンテナとの距離を、ICタグに対してアンテナが呼出波及び反射波を送受信可能な最大の距離にしたり、あるいは、アンテナからICタグへ所定時間毎に呼出波を送信したりすることによって、より効果的に電気的な不正監視をすることができる。
また、上記構成に加えて、例えば、ICタグに対してアンテナが呼出波及び反射波を送受信可能な距離を超えて、ICタグがアンテナから離れていることを判別する判別手段と、判別手段によりICタグがアンテナから離れていると判別されたことを報知する報知手段とを備えることによって、不正行為が行われたことを早期に発見することができる。
本発明によれば、遊技者による電子部品の不正な交換を抑止すると共に、不正品の存在を容易に発見することができる。
本実施形態は、メダルによって遊技を行う回胴式遊技機を例に挙げて説明するが、本発明は、弾球遊技機等の他の遊技機であっても適用可能である。
図1及び図2に示すように、遊技機1は、外部的構成として、四角箱状の筐体2を有する。筐体2は、前面に開口を有する箱体と、開口を閉止した状態で箱体に対して施錠される前面扉4とを備える。
筐体2の前面には、表示窓5が形成されている。また、筐体2の前面には、遊技者からの入力操作を受けるスイッチ類、メダル投入口6、メダル払出口7、メダル受け皿8、スピーカ9、表示パネル10、複数のランプ11、及び複数のLED12等が設けられている。スイッチ類は、ベットスイッチ13、精算スイッチ14、スタートスイッチ15、及びストップスイッチ16を含む。これらスイッチ類、メダル投入口6、メダル払出口7、及びメダル受け皿8は、表示窓5の下方に配置されている。また、スピーカ9は、筐体2の前面の左右上角部に配置されている。
メダル投入口6は、筐体2の前面の略中央端部に位置し、メダル投入口6の内部には、投入されたメダルを検知する投入スイッチが設けられている。
ベットスイッチ13は表示窓5の下方に位置し、貯留メダル数を減じてメダル投入に代えるための押下入力を受け付ける。
精算スイッチ14は、表示窓5の斜め下方に位置し、貯留した投入メダルを払い出すための押下入力を受け付ける。
スタートスイッチ15は、表示窓5の斜め下方に位置し、遊技メダルの投入若しくはベットスイッチ13の押下を条件に、又は、再遊技時には前遊技から所定時間経過を条件に、回転リール20を始動させるための入力を受け付ける。なお、再遊技とは、当選抽選部の抽選により、再遊技のフラグが成立し、再遊技の図柄が入賞有効ライン上に揃うことにより、次の遊技において、遊技メダルを新たに投入することなく、再度、遊技を行うことができるものである。
ストップスイッチ16は、リールユニットの駆動を停止させるための入力を受け付ける。具体的には、ストップスイッチ16は各回転リール20に対応した3個のスイッチから構成され、各回転リール20の下方に1個ずつ配置されている。回転リール20に対応したストップスイッチ16が押下されると、当該対応した回転リール20の回転が停止する。
ランプ11及びLED12は、発光体の点灯又は点滅によって遊技状態を遊技者に報知する。
スピーカ9は音声の発生によって遊技状態を遊技者に報知する。
表示パネル10の表示画面は液晶によって構成され、この表示画面には、演出制御装置の制御により、遊技の進行に応じて入賞等の遊技状態を遊技者に報知するための所定の画像が表示される。なお、表示パネル10の表示画面として液晶以外を用いてもよい。
遊技機1は、内部的構成として、筐体2の前面領域17の後側(遊技者の反対側)の内部空間に、遊技機1の全体の動作を制御するための制御装置、リールユニット、ホッパーユニット、不正監視装置を備える。
リールユニットは、枠体に固定あるいは支持された3個のモータと各々のモータの出力軸に固定された3個の回転リール20とから構成されている。各回転リール20は、合成樹脂からなる回転ドラム21と、回転ドラム21の周囲に貼付されるテープ状のリールテープ22とを備えている。このリールテープ22の外周状には、複数個(例えば21個)の図柄23が表示されている。各回転リール20の図柄23のうち、遊技者には前側に位置する図柄23が表示窓5から視認可能となる。
ホッパーユニットは、遊技の結果に基づいて、遊技者にメダルを払い出す。
制御装置は、回路基板上に配置され、CPUを中心に構成され、ROM、RAM、I/O等の電子部品を備えている。CPUは、1個に限定されず、複数であってもよい。また、CPU、ROM、RAM及びI/O等は、一体化したワンチップによって構成してもよい。
制御装置は、主制御装置と、主制御装置からの信号を受信して作動する副制御装置とを有し、CPUがROMに記憶されたプログラムを読み込むことで各処理を実行する。主制御装置は遊技制御装置を含み、副制御装置は演出制御装置を含む。遊技制御装置はスタートスイッチ15及びストップスイッチ16が押下されることにより、回転リール20の回転及び停止を制御する。また、主制御装置は当選抽選部を含み、当選抽選部はスタートスイッチ15の押下を契機として遊技者にとって有利な遊技状態を生起するか否かの電子的な抽選を実行する。演出制御装置は遊技状態に応じて、表示パネル10、ランプ11、LED12、及びスピーカ9を制御する。このように、遊技の進行に関する処理を実行する遊技制御装置と演出に関する処理を実行する演出制御装置を別個に設けることにより、演出制御に当てられるメモリを大幅に増やすことができる共に、演出の態様のみを容易に変更することができる。
遊技制御装置は、投入スイッチやベットスイッチ13や精算スイッチ14やスタートスイッチ15やストップスイッチ16等の各種スイッチからの検出信号を受信し、所定の内部処理の結果を演出制御装置へ出力する。演出制御装置は、遊技制御装置から受信した信号に基づいて、リールユニット、ホッパーユニット、表示パネル10、ランプ11、LED12、及びスピーカ9に対して制御信号を出力する。遊技制御装置は、遊技制御部、当選抽選部、リール回転停止制御部等を含み、スタートスイッチ15及びストップスイッチ16の操作により、回転リール20の回転及び停止を制御する。
制御装置(主制御装置及び副制御装置)は、複数の回路基板上にそれぞれ形成された回路によって構成されている。各回路基板上の回路と、ホッパーユニットや投入スイッチやベットスイッチ13等の各種電子部品とは、信号電送用の電子部品としての配線31及びコネクタ32を介して電気的に接続されている。配線31は、導線とこれを覆う絶縁性樹脂とから構成され、コネクタ32は、配線31の両端にそれぞれ設けられている。回路基板と各種電子部品にはそれぞれ接続部25が設けられ、各接続部25にはコネクタ32が着脱自在に接続される。また、回路基板は、接続部25が露出した状態で、透過性ケース26に収容される。
図2及び図3に示すように、本実施形態の不正監視装置は、コネクタ32とICタグ35とボルト36とカバー部材39とを備え、主制御装置の回路基板とホッパーユニットとを接続するコネクタ32を不正行為の監視対象としている。なお、不正監視装置の監視対象は、上記コネクタ32に限定されるものではなく、例えば回路基板を収容する透過性ケース26や、主制御装置の当選抽選部に接続されるコネクタ32、又は、回路基板に対して着脱自在なROM収容カセットなど他の様々な電子部品を監視対象とすることができる。
不正行為の監視対象であるコネクタ32にはネジ孔33と係止孔34とが形成され、ネジ孔33にはICタグ35が挿入される。
ICタグ35は、メモリ部とコイル部とを有する13.56MHz帯で動作するパッシブ方式のRFID(Radio Frequency Identification)である。メモリ部には、識別情報が記載されている。なお、電子部品ごとに異なる識別情報を設定してもよく、同種の電子部品に共通する識別情報を設定してもよい。また、ICタグ35は、上記構造に限らず、他の構造でもよい。
図4〜図6に本実施形態のボルト36の詳細を示す。なお、図5は、図4をV方向から視た側面図であり、図6は、図4をVI方向から視た側面図である。ボルト36は、ネジ頭部37とネジ軸部38とを有する。ボルト36は、不透明の樹脂製であるが、他の素材であってもよい。
ネジ頭部37は、ボルト36を締め込む際にマイナスドライバ(治具)50によって締め込み方向(図中右回り方向)51に回転させる際にはマイナスドライバ50と係合し、締め込み解除方向(図中左回り方向)52に回転させる際にはマイナスドライバ50と係合しない頭部形状を有する。具体的には、ボルト36のネジ頭部37には、ボルト36を締め込む際にマイナスドライバ50と当接する2箇所の当接面37aと、各当接面37aの端縁から上記締め込み方向51へ傾斜する傾斜面37bとが形成されている。図4に示すように、両当接面37aとマイナスドライバ50の表裏面と対向させた状態でマイナスドライバ50を右回り(図中矢印51方向)に回転させると、マイナスドライバ50が当接面37aに当接してボルト36を締め込み方向へ回転させる。一方、両当接面37aとマイナスドライバ50の表裏面と対向させた状態でマイナスドライバ50を左回り(図中矢印52方向)に回転させると、マイナスドライバ50が傾斜面37b上を乗り上げてしまい、ボルト36は締め込み解除方向へ回転しない。また、ネジ軸部38には、コネクタ32のネジ孔33の雌ねじ部と螺合する雄ねじ部が形成され、ボルト36は、右回りに回転することによりネジ孔33に締め込まれる。
また、図7〜図9に、上記ネジ頭部37と異なる形状であり且つICタグ35が内蔵されたネジ頭部47を有するボルト46の例を示す。図8は、図7をVIII方向から視た側面図、図9は、図8の一部断面図である。
ネジ頭部47には、ボルト46を締め込む際に治具と当接する2箇所の当接面47aと、各当接面47aの端縁から締め込み方向へ傾斜する傾斜面47bとが形成されている。2箇所の当接面47aは、全体として平面視略S字形状を呈する。ネジ頭部47の外周面47cには、所定の刻印「XYZ」が施されている。専用の治具(例えば、ネジ頭部47と嵌合する形状を有する治具)を両当接面47aと対向させた状態で右回りに回転させると、治具が当接面47aに当接してボルト46を締め込み方向へ回転させる。一方、治具を両当接面47aと対向させた状態で左回りに回転させると、治具が傾斜面47b上を乗り上げてしまい、ボルト46は締め込み解除方向へ回転しない。
また、ネジ頭部47には、ボルト46の製造時のインサート成形によってICタグ35が内蔵されている。
図2及び図3に示すように、カバー部材39は、樹脂製であり、底板部40と周壁部43とを有する。底板部40は、略矩形の透明板状であり、その中央にはネジ軸部38を挿通する挿通孔41が形成されている。また、底板部40の一側面には、係止孔34と対向配置する2つの係止突起42が形成されている。周壁部43は、底板部40の四辺から係止突起42を有さない面側からネジ頭部37の高さ以上の長さになるよう延びて、底板部40と共にネジ頭部37を収容する空間59を区画する。周壁部43の相対向する内面間の距離は、ネジ頭部37の直径よりも僅かに大きく設定され、周壁部43の高さはネジ頭部37の高さ(厚さ)よりも僅かに大きく設定されている。また、周壁部43の2対の対向壁のうち1対(2つ)の対向壁には、それぞれ2本の切り込み溝44が形成されている。周壁部43のうち2本の切り込み溝44の間の領域53に外力が付与されることにより、この領域53が容易に変形する。
ICタグ35をコネクタ32に取り付ける場合、コネクタ32のネジ孔33にICタグ35を挿入し、コネクタ32の係止孔34にカバー部材39の係止突起42を嵌合した状態で、挿通孔41を介してネジ孔33にネジ軸部38を螺合してボルト36を締め込む。なお、図9に示すようにICタグ35が内蔵されたボルト46を使用する場合には、ボルト46のネジ軸部48をネジ孔33に螺合して締め込むだけでよい。このように、ICタグ35の取り付け作業は、マイナスドライバ50や専用の治具によってボルト36,46を締め込むことにより行うことができるため、作業性がよい。また、挿通孔41を介してボルト36が締め込まれた状態では、底板部40がネジ頭部37とコネクタ32との間に挟持され、周壁部43がネジ頭部37の側方を覆う。
次に、遊技機1において実行される遊技の概要について説明する。
遊技機1は、遊技者がメダルをメダル投入口6から投入するか、遊技機1にクレジットされたメダルをベットスイッチ13によりベットすることを条件に、又は、前回のゲームで再遊技が与えられた時には前回のゲームの終了から所定時間経過を条件に、遊技者がスタートスイッチ15を押下することによりゲームがスタートする。ゲームのスタートにより、前面の表示窓5から遊技者が見ることのできる3個の回転リール20が回転するとともに遊技制御装置によって抽選が行われる。遊技者が3個の回転リール20それぞれに対応した3個のストップスイッチ16を押圧することにより、それぞれの回転リール20の回転が停止する。このとき、ゲームのスタート前に投入したメダル又はベットした遊技価値の数に応じて決められた、表示窓5の入賞有効ライン上に揃った図柄23が、遊技者に有利な状態で停止表示していた場合には、遊技者に対して、所定数のメダルをホッパーユニットからメダル受け皿8に払い出したり、続けて遊技を行うときに特別な遊技状態を与えたりする。以上により1ゲームが終了する。なお、遊技制御装置による前記抽選では、遊技者によって所定の図柄23に停止表示する容易さが決定される。
次に、本実施形態の不正監視装置の動作について説明する。
遊技機1が設置された遊技店の店員等の管理者は、ICタグ35の読み取り装置45を使用し、適宜ICタグ35から識別情報を取得することによって、ICタグ35の存在を確認する。
読み取り装置は、13.56MHz帯の呼出波を所定時間毎に送信し、ICタグ35より識別情報を含む反射波を受信する装置である。読み取り可能な距離を長くすることによって、遊技機1の筐体2外部からICタグ35の識別情報を読み取ることができる。
ICタグ35では、読み取り装置が送信した呼出波をコイル部において受信し、電磁誘導により電流を発生させる。次に、コイル部で発生させた電流がメモリ部に流れて、メモリ部に記憶する識別情報が読まれることにより、識別情報を搬送した反射波を読み取り装置に送信する。
本実施形態では、ICタグ35がコネクタ32に取り付けられているため、管理者が点検の際にICタグ35の読み取り装置を使用することによって、ICタグ35の識別情報を得ることができる。従って、ICタグ35の読み取り装置によりICタグ35の識別情報が全く得られないとき、又は正規の識別情報とは異なる識別情報が得られたときに、コネクタ32が不正に交換されたと判別することができる。
また、ICタグ35を様々な電子部品に取り付けることができるため、不正行為の防止が困難なコネクタ32を不正行為の監視対象とすることができる。すなわち、透過性ケース26に収容することによる不正の防止が困難なコネクタ32のような電子部品であっても、不正行為の監視対象とすることができる。
また、ICタグ35をコネクタ32に取り付けるためのボルト36,46は、締め込み解除方向に回転するマイナスドライバ50や専用の治具と係合しない形状のネジ頭部37を有するので、締め込まれた状態のボルト36,46を容易に取り外すことができない。
また、ボルト36,46が締め込まれた状態で、カバー部材39の周壁部43がボルト36のネジ頭部37の側方を覆っており、締め込まれた状態のボルト36,46のネジ頭部37,47とカバー部材39の周壁部43との間には、ペンチ等の挿入が許容される十分な隙間が存在しない。従って、ボルト36,46のネジ頭部37,47の側方を直接掴んで回転させることのできず、カバー部材39を変形又は破壊させなければ、締め込まれた状態のボルト36,46を、ペンチ等によって取り外すことができない。
このように、コネクタ32からボルト36,46を外すことが困難な構成であるため、コネクタ32を不正品に交換しようとする遊技者にとっては、ICタグ35をコネクタ32から不正品へ付け替える作業が煩雑となる。従って、ICタグ35を付け替えることなく不正品への交換が行われる可能性が高まり、不正品への交換をICタグ35からの識別情報によって判別できる頻度が高くなる。
また、コネクタ32がその表面にボルト36とカバー部材39とを備える特殊な外観を有しているため、コネクタ32が不正品と交換された場合に、管理者が目視による点検によって不正品の存在を容易に発見することができる。
また、遊技者がカバー部材39を変形又は破壊してICタグ35をコネクタ32から不正品に付け替えた場合には、目視による点検によってカバー部材39に異常がある不正品の存在を容易に発見することができる。
また、カバー部材39を変形又は破壊しなければ、ボルト36を外すことができない構成であるため、コネクタ32の不正な交換が行われていない状態であっても、遊技者が不正にボルト36を外そうと試みた場合には、カバー部材39にその痕跡が残る。従って、管理者が目視による点検をした時に、コネクタ32を不正に交換しようとした事実を、事後的に知ることができる。
また、上述のように、コネクタ32が締め込み解除が困難なボルト36及びカバー部材39を備えた特徴的な外観を有すること、コネクタ32がICタグ35によって不正監視されていること、あるいはICタグ35をコネクタ32から取り外すためにはカバー部材39を変形又は破壊しなければならないことので、遊技者がコネクタ32の交換を躊躇することが期待できる。従って、遊技者によるコネクタ32の不正な交換を未然に抑制することができる。
また、ICタグ35はコネクタ32の内部に挿入された状態でボルト36により封入され、又はボルト46に内蔵されているため、ICタグ35を覆うコネクタ32やカバー部材39やボルト36,46を不透明な素材で構成することにより、遊技者はICタグ35により不正監視されていることに気付き難くなる。これにより、遊技者がICタグ35により不正監視されていることに気付かないまま不正にコネクタ32を交換し易くなり、ICタグ35による不正監視を効果的に行うことができる。
なお、反対に、ICタグ35を覆うコネクタ32やカバー部材39やボルト36,46を透明な素材で構成にすることによって、ICタグ35を外部から目視により確認することができる。
また、コネクタ32に設けたネジ孔33にICタグ35を挿入した状態でネジ孔33にボルト36を螺合し、又はICタグ35が内蔵されたボルト46をネジ孔33に螺合し、ボルト36のネジ頭部37とコネクタ32との間にカバー部材39を挟持させるとともに、カバー部材39とボルト36との供回りを阻止する係止孔34及び係止突起42を、コネクタ32とカバー部材39とにそれぞれ形成するという簡単な構成によって、不正を監視することができる。なお、カバー部材39のみが係止部を備える構成の場合には、不正の監視をしたいコネクタ32に対してネジ孔33を設けるのみで、ICタグ35とボルト36とカバー部材39とにより、不正を監視することができる。
また、コネクタ32とICタグ35とボルト36とカバー部材39とにより構成されているため、省スペースで不正を監視することができる。
さらに、ICタグ35を内蔵するボルト46を使用した場合、コネクタ32に対するICタグ35の取り付けの作業性がさらに向上する。
また、カバー部材39の周壁部43には切り込み溝44があるため、力を加えることによって周壁部43が切り込み溝44に沿って変形又は破壊される。これにより、管理者は、必要に応じてカバー部材39の周壁部43を破壊させ、その状態で表れたボルト36,46のネジ頭部37,47の側方をペンチ等によって直接掴みながら、ボルト36,46を締め込み解除方向に回転させることができる。また、ボルト36,46を外すときには、コネクタ32の係止孔34とカバー部材39の係止突起42により、ボルト36,46とカバー部材39とが供回りすることがない。従って、管理者は、コネクタ32に損傷を与えることなくICタグ35の取り外し又は異なる識別情報のICタグ35の付け替えができる。また、遊技機1をリサイクルする際の分解や分別する作業性が向上する。
また、カバー部材39の周壁部43に切り込み溝44があるため、遊技者が正規なコネクタ32からボルト36を外すためにカバー部材39を取り外そうと試みたときに、カバー部材39の周壁部43が切り込み溝44に沿って変形する等、カバー部材39に痕跡が残り易い。従って、管理者が目視による点検をした時にカバー部材39の異常を容易に発見することができる。
また、カバー部材39の周壁部43に切り込み溝44があり、その周壁部43が破壊されれば外観が変わってしまうため、遊技者がコネクタ32の不正な付け替え行為を躊躇することが期待できる。従って、遊技者によるコネクタ32の不正な交換を抑止することができる。
[その他の実施形態]
次に、本発明の他の実施形態について、図10及び図11に基づき説明する。本実施形態の不正監視装置は、上記実施形態に加えて、ICタグ35の読み取り装置としてのアンテナ54と、不正判定部55とを備える。アンテナ54は、筐体2の内部に設けられ、13.56MHz帯の呼出波を所定時間毎に送信することにより、ICタグ35から識別情報を含む反射波を受信する。不正判定部55は、制御装置56の主制御装置57に設けられている。
アンテナ54は、所定時間毎に呼出波を送信し、この呼出波に応答したICタグ35からの反射波を受信したとき、これに対応した受信情報を不正判定部55へ出力する。不正判定部55は、アンテナ54からの呼出波の送信に応答した反射波の受信情報が全く入力されないとき、又は入力された受信情報が示す識別情報が予め定められた識別情報と相違するときに、副制御装置58へ不正検出信号を出力する。副制御装置58は、不正検出信号を受信したとき、報知手段としての表示パネル10に不正行為が行われた可能性がある旨を示す画像を表示させる。なお、表示パネル10に代えて又は加えて、所定のランプ11やLED12を点灯制御することによって、不正行為が行われた可能性があることを報知してもよい。
上記実施形態では、遊技機1にアンテナ54を設け、アンテナ54から所定時間毎に呼出波を送信して不正を監視しているので、管理者は、ICタグ35の読み取り装置を使用することなく、コネクタ32が不正品に交換されていないかどうかを定期的に点検することができる。
また、アンテナ54を、ICタグ35に対する呼出波及び反射波を送受信可能な限界範囲内であって、その限界範囲の境界近傍に設けてもよい。これにより、コネクタ32に対して不正行為が行われてICタグ35が上記限界範囲から外れた場合に、不正判定部55から不正検出信号が出力されて表示パネル10に報知装置が報知するため、管理者は不正行為を知ることができる。
また、アンテナ54からの呼出波の送信を、外部からの操作入力又は信号入力によって行わせてもよい。これにより、管理者は、任意の時に(例えば点検作業を行う時に)、コネクタ32が不正に交換されていないか否かを確かめることができる。
また、遊技機1に電源が投入されていない状態であっても不正監視装置が作動するように、遊技機1の電源によって充電される充電電池を設け、充電電池からアンテナ54へ電気を供給してもよい。
さらに、アンテナ54を、透過性ケース26に収容してもよい。
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施形態について説明したが、この実施形態による本発明の開示の一部をなす論述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、この実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論であることを付け加えておく。
本発明の実施形態となる遊技機の外観正面図である。 本発明の実施形態となる不正監視装置の斜視図である。 図2に示す不正監視装置の断面図である。 図2に示す不正監視装置のボルトの正面図である。 図4に示すボルトをV方向から視た側面図である。 図4に示すボルトをVI方向から視た側面図である。 異なる実施形態のボルトの正面図である。 図7に示すボルトをVIII方向から視た側面図である。 図8の一部断面図である。 異なる実施形態の不正監視装置の斜視図である。 図9の実施形態のブロック図である。
符号の説明
31…配線、32…コネクタ(電子部品)、33…ネジ孔、34…係止孔、35…ICタグ、36…ボルト、37…ネジ頭部、38…ネジ軸部、39…カバー部材、40…底板部、41…挿通孔、42…係止突起、43…周壁部、44…切り込み溝、50…マイナスドライバ(治具)、54…アンテナ

Claims (4)

  1. ネジ孔を有し、遊技機に取り付けられる電子部品と、
    締め込み方向に回転する治具と係合し且つ締め込み解除方向に回転する治具と係合しない形状の係合部を表面に有するネジ頭部と、このネジ頭部から延びて前記ネジ孔と螺合するネジ軸部と、を有するボルトと、
    固有の識別情報が記憶され、前記ネジ孔に挿入され、前記ネジ孔に螺合する前記ネジ軸部によって封入されるICタグと、
    前記ネジ孔に前記ネジ軸部を螺合して前記ボルトを締め込んだ状態で、前記ネジ頭部と前記電子部品との間に挟持される底板部と、前記底板部から延びて前記ネジ頭部の側方を覆う周壁部と、を有するカバー部材と、を備え
    前記電子部品又は前記カバー部材の少なくとも一方は、その他方に係止して前記カバー部材が前記ボルトとの供回りすることを阻止する係止部を有する
    ことを特徴とする遊技機の不正監視装置。
  2. ネジ孔を有する電子部品と、
    締め込み方向に回転する治具と係合し且つ締め込み解除方向に回転する治具と係合しない形状の係合部を表面に有するネジ頭部と、このネジ頭部から延びて前記ネジ孔と螺合するネジ軸部と、を有するボルトと、
    固有の識別情報が記憶され、前記ボルトの内部に封入されるICタグと、
    前記ネジ孔に前記ネジ軸部を螺合して前記ボルトを締め込んだ状態で、前記ネジ頭部と前記電子部品との間に挟持される底板部と、前記底板部から延びて前記ネジ頭部の側方を覆う周壁部と、を有するカバー部材と、を備え
    前記電子部品又は前記カバー部材の少なくとも一方は、その他方に係止して前記カバー部材が前記ボルトとの供回りすることを阻止する係止部を有する
    ことを特徴とする遊技機の不正監視装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の不正監視装置であって、
    前記カバー部材の周壁部に切り込み溝が形成されている
    ことを特徴とする遊技機の不正監視装置。
  4. 請求項1〜請求項3の何れかに記載の不正監視装置であって、
    前記電子部品の近傍で前記遊技機に固定され、前記ICタグに対して呼出波を送信してその反射波を受信するアンテナを備えた
    ことを特徴とする遊技機の不正監視装置。
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