JP4829845B2 - 遊技台および封印構造 - Google Patents

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Description

本発明は、スロットマシンやパチンコ機等に代表される遊技台、および部材を封印する封印構造に関する。
従来、遊技台は、メダルを投入してスタートレバーを操作することでリールが回転し、停止ボタンを操作することでリールを停止させ、内部抽選によって役を内部決定し、表示窓上に内部決定に応じて予め定められた図柄の組合せが表示されると役が成立し、メダルの払出を伴う役が成立した場合には、規定数のメダルが払出されるようになっている。内部抽選は、予め定められた条件において取得されたカウンタ値と抽選データを比較して内部当選の有無を判定し、内部抽選により当選した役の組合せ図柄が所定の表示窓上に停止し、メダルの払出を伴う役が成立した場合には、予め定められた所定の遊技媒体を払出すように構成されている。
このような遊技台においては、抽選データなど、メダルの払い出しに関する重大なデータを遊技台内に設置された基板上のICに格納しているが、このICを不正に交換する者がいるという問題があった。このような問題に対して、基板のケースとは別に、ICを嵌め殺し構造のICカバーで封印し、このICカバーの少なくとも一部を破壊しなければICを基板から取りはずすことができないように構成された遊技台が提供されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2005−103010号公報
しかし、特許文献1に記載の遊技台においては、ICカバーの一部を破壊してICを取りはずした場合に再利用することができないため、遊技店などが不正なICに交換されていないかどうかを確認するなど、正当な目的でICのチェックを行いたい場合においても新たな部品を用意する必要が生じてしまい、容易にICのチェックを行うことができなかった。
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであって、所定の回数だけ再封印可能な封印構造を備えた遊技台、および所定の回数だけ再封印可能な封印構造を提供しようとするものである。
(1)本発明は、所定の回路パターンが形成された回路基板と、前記回路基板上に配設される電子部品と、前記回路基板上に配設されて前記電子部品を前記回路基板に封印し、前記電子部品が前記回路基板から取り外された場合に痕跡を残すと共に、所定の回数だけ再封印可能に構成される電子部品封印手段と、を備えることを特徴とする、遊技台である。
(2)本発明はまた、前記回路基板を収容し、自身から前記回路基板が取り外された場合に痕跡を残す回路基板封印手段を備える基板収納ケースをさらに備え、前記電子部品封印手段は、前記回路基板封印手段が再封印可能な回数以下の回数だけ再封印可能であることを特徴とする、上記(1)に記載の遊技台である。
(3)本発明はまた、前記電子部品封印手段は、係止穴を備え、前記回路基板に固定される封印基台と、挿通孔を備え、前記電子部品の少なくとも一部を覆う封印蓋と、係止爪を備え、前記挿通孔に挿通されると共に前記係止爪が前記係止穴内に挿入されて前記係止穴に係止される封印ピンと、からなり、前記電子部品封印手段を構成するいずれかの部品を破壊した場合に、前記電子部品を前記回路基板から取り外し可能となることを特徴とする、上記(1)または(2)に記載の遊技台である。
(4)本発明はまた、前記封印ピンは、前記電子部品を前記回路基板から取り外す場合に前記係止爪を含む部分を分離するように破断される破断部を備え、前記封印基台の前記係止穴は、前記電子部品を前記回路基板から取り外すために前記封印ピンが破断された後に、前記分離された係止爪を含む部分を保持する保持部を備えることを特徴とする、上記(3)に記載の遊技台である。
(5)本発明はまた、前記封印基台は、前記保持部内に保持している前記係止爪を含む部分を外部から視認可能に構成されていることを特徴とする、上記(4)に記載の遊技台である。
(6)本発明はまた、前記封印基台の前記係止穴の前記保持部は、前記分離された係止爪を含む部分を複数保持することを特徴とする、上記(4)または(5)に記載の遊技台である。
(7)本発明はまた、前記電子部品封印手段は、前記係止穴を複数備えることを特徴とする、上記(3)乃至(6)のいずれかに記載の遊技台である。
(8)本発明はまた、前記電子部品封印手段は、前記挿通孔を複数備えることを特徴とする、上記(7)に記載の遊技台である。
(9)本発明はまた、前記封印蓋は、1つの前記挿通孔を備え、前記1つの挿通孔は、前記封印蓋の向きを変えて配設することによって、前記複数の係止穴のいずれかに対応し、前記1つの挿通孔と対応しない前記係止穴は、前記係止爪を挿入不可能に前記封印蓋によって遮蔽されることを特徴とする、上記(7)に記載の遊技台である。
(10)本発明はまた、前記封印蓋は、所定の向きにのみ配設可能であることを特徴とする、上記(3)乃至(8)のいずれかに記載の遊技台である。
(11)本発明はまた、前記電子部品封印手段は、少なくとも一部が透明な素材により構成されることを特徴とする、上記(3)乃至(10)のいずれかに記載の遊技台である。
(12)本発明はまた、前記封印ピンは、前記電子部品を前記回路基板に取り付ける方向とは異なる方向から前記挿通孔に挿通され、前記係止爪が前記係止穴内に挿入されて前記係止穴に係止されることを特徴とする、上記(3)乃至(11)のいずれかに記載の遊技台である。
(13)本発明はまた、前記封印蓋は、第1の係合部を備え、前記封印基台は、前記第1の係合部と係合する第2の係合部を備えることを特徴とする、上記(3)乃至(12)のいずれかに記載の遊技台である。
(14)本発明はまた、前記電子部品は、前記回路基板上に固定されたソケットに自身のリードを挿入されることで前記回路基板上に配設され、前記電子部品の上面と前記封印蓋の下面との間隔は、遊びを加えても、前記リードの前記ソケットに挿入される部分の長さよりも短いことを特徴とする、上記(3)乃至(13)のいずれかに記載の遊技台である。
(15)本発明はまた、前記電子部品封印手段は、少なくとも一部が前記回路基板よりも熱伝導率の大きい素材により構成されることを特徴とする、上記(3)乃至(14)のいずれかに記載の遊技台である。
(16)本発明はまた、前記封印基台、前記封印蓋、前記封印ピンの少なくともいずれか1つは、ICタグを備えることを特徴とする、上記(3)乃至(15)のいずれかに記載の遊技台である。
(17)本発明はまた、前記封印蓋は、自身の長手方向が、封印される前記電子部品の長手方向と直交するように配設されることを特徴とする、上記(3)乃至(16)のいずれかに記載の遊技台である。
(18)本発明はまた、前記封印蓋は、封印に関する情報を記録する封印情報記録部を備え、前記電子部品の表面に記された情報を外部から視認可能に構成されることを特徴とする、上記(3)乃至(17)のいずれかに記載の遊技台である。
(19)本発明はまた、前記電子部品封印手段により封印される電子部品は、ICパッケージであることを特徴とする、上記(3)乃至(18)のいずれかに記載の遊技台である。
(20)本発明はまた、前記ICパッケージは、遊技に関する情報を記憶していることを特徴とする、上記(19)に記載の遊技台である。
(21)本発明はまた、所定の回路パターンが形成された回路基板と、前記回路基板上に配設される電子部品と、少なくとも一部が透明な素材で構成され、前記回路基板上に配設されて前記電子部品を前記回路基板に封印し、前記電子部品が前記回路基板から取り外された場合に痕跡を残すと共に、所定の回数だけ再封印可能に構成される電子部品封印手段と、少なくとも一部が透明な素材で構成され、前記回路基板を収容し、自身から前記回路基板が取り外された場合に痕跡を残す回路基板封印手段を備える基板収納ケースと、を備え、前記電子部品封印手段は、係止穴を備え、前記回路基板に固定される封印基台と、挿通孔を備え、前記電子部品の少なくとも一部を覆う封印蓋と、係止爪を備え、前記挿通孔に挿通されると共に前記係止爪が前記係止穴内に挿入されて前記係止穴に係止される封印ピンと、からなり、前記電子部品封印手段を構成するいずれかの部品を破壊した場合に、前記電子部品を前記回路基板から取り外し可能となることを特徴とする、遊技台である。
(22)本発明はまた、複数種類の図柄が施された複数のリールと、前記複数のリールの回転を開始させるスタートスイッチと、前記複数のリールにそれぞれ対応して設けられ、前記複数のリールの回転を個別に停止させるストップスイッチと、予め定められた複数種類の入賞役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段と、停止時の前記複数のリールにより表示された図柄の組合せが前記抽選手段により内部当選した入賞役の図柄組み合わせであるか否かによって、前記入賞役の入賞を判定する判定手段と、を備えるスロットマシンであることを特徴とする、上記(1)乃至(21)のいずれかに記載の遊技台である。
(23)本発明はまた、所定の入賞口を有する遊技領域を備え、前記所定の入賞口に遊技球が入球することによって、遊技者に所定の特典を与えるパチンコ機であることを特徴とする、上記(1)乃至(21)のいずれかに記載の遊技台である。
(24)本発明はまた、第1の部材に配設される第2の部材を、第1の部材に封印する封印構造であって、係止穴を備え、前記第1の部材に固定される封印基台と、挿通孔を備え、前記第2の部材の少なくとも一部を覆う封印蓋と、係止爪を備え、前記挿通孔に挿通されると共に前記係止爪が前記係止穴内に挿入されて前記係止穴に係止される封印ピンと、からなり、前記電子部品封印手段を構成するいずれかの部品を破壊した場合に、前記電子部品を前記回路基板から取り外し可能となることを特徴とする、封印構造である。
本発明に係る遊技台によれば、正当な目的で電子部品等を取り外した場合に、容易に再封印を行うことができるという優れた効果を奏し得る。
以下、図面を用いて、本発明の実施の形態に係るスロットマシン(遊技台)について詳細に説明する。
<全体構成>
まず、図1を用いて、本実施例1に係るスロットマシン100の全体構成について説明する。なお、図1はスロットマシン100の外観斜視図を示したものである。
スロットマシン100は、略箱状の本体101と、この本体101の前面開口部に取り付けられた前面扉102とを有して構成されている。スロットマシン100の本体101の中央内部には、外周面に複数種類の図柄が所定コマ数だけ配置されたリールが3個(左リール110、中リール111、右リール112)収納され、スロットマシン100の内部で回転できるように構成されている。本実施例1において、各図柄は帯状部材に等間隔で適当数印刷され、この帯状部材が所定の円形枠材に貼り付けられて各リール110〜112が構成されている。リール110〜112上の図柄は、遊技者から見ると、図柄表示窓113から縦方向に概ね3つ表示され、合計9つの図柄が見えるようになっている。そして、各リール110〜112を回転させることにより、遊技者から見える図柄の組み合せが変動することとなる。なお、本実施例1では、3個のリールをスロットマシン100の中央内部に備えているが、リールの数やリールの設置位置はこれに限定されるものではない。
また、各々のリール110〜112の背面には、図柄表示窓113に表示される個々の図柄を照明するためのバックライト(図示省略)が配置されている。なお、このバックライトは、各々の図柄ごとに遮蔽されて個々の図柄を均等に照射できるようにすることが望ましい。
さらに、スロットマシン100内部において各々のリール110〜112の近傍には、投光部と受光部からなる光学式センサ(図示省略)が設けられており、この光学式センサの投光部と受光部の間を、リールに設けられた一定の長さの遮光片が通過するように構成されている。このセンサの検出結果に基づいてリール上の図柄の回転方向の位置を判断し、目的とする図柄が入賞ライン114上に表示されるようにリール110〜112を停止させる。
入賞ライン表示ランプ120は、有効となる入賞ラインを示すランプである。有効となる入賞ラインは、スロットマシン100に投入されたメダルの数によって予め定まっている。5本の入賞ライン114のうち、例えば、メダルが1枚投入された場合、中段の水平入賞ラインが有効となり、メダルが2枚投入された場合、上段水平入賞ラインと下段水平入賞ラインが追加された3本が有効となり、メダルが3枚投入された場合、右下り入賞ラインと右上り入賞ラインが追加された5本が入賞ラインとして有効になる。なお、入賞ライン114の数については5本に限定されるものではない。
スタートランプ121は、リール110〜112が回転することができる状態にあることを遊技者に知らせるランプである。再遊技ランプ122は、前回の遊技において入賞役の一つである再遊技役に入賞した場合に、今回の遊技が再遊技可能であること(メダルの投入が不要であること)を遊技者に知らせるランプである。告知ランプ123は、内部抽選において、特定の入賞役(例えば、BB(ビッグボーナス)やRB(レギュラーボーナス)等のボーナス)に内部当選していることを遊技者に知らせるランプである。メダル投入ランプ124は、メダルの投入が可能であることを知らせるランプである。払出枚数表示器125は、何らかの入賞役に入賞した結果、遊技者に払出されるメダルの枚数を表示するための表示器である。遊技回数表示器126は、メダル投入時のエラー表示や、ビッグボーナス遊技中(BB遊技中)の遊技回数、所定の入賞役の入賞回数等を表示するための表示器である。貯留枚数表示器127は、スロットマシン100に電子的に貯留されているメダルの枚数を表示するための表示器である。リールパネルランプ128は、演出用のランプである。
メダル投入ボタン130、131は、スロットマシン100に電子的に貯留されているメダルを所定の枚数分投入するためのボタンである。本実施例1においては、メダル投入ボタン130が押下される毎に1枚ずつ最大3枚まで投入され、メダル投入ボタン131が押下されると3枚投入されるようになっている。メダル投入口134は、遊技を開始するに当たって遊技者がメダルを投入するための投入口である。すなわち、メダルの投入は、メダル投入ボタン130または131により電子的に投入することもできるし、メダル投入口134から実際のメダルを投入することもできる。精算ボタン132は、スロットマシン100に電子的に貯留されたメダルおよびベットされたメダルを精算し、メダル払出口155よりメダル受皿156に排出するためのボタンである。メダル返却ボタン133は、投入されたメダルが詰まった場合に押下してメダルを取り除くためのボタンである。
スタートレバー135は、遊技の開始操作を行うためのレバー型のスイッチである。即ち、メダル投入口134に所望する枚数のメダルを投入して、スタートレバー135を操作すると、これを契機としてリール110〜112が回転し、遊技が開始される。ストップボタン137〜139は、スタートレバー135の操作によって回転を開始したリール110〜112に対する停止操作を行うためのボタンであり、各リール110〜112に対応して設けられている。そして、いずれかのストップボタン137〜139を操作すると対応するいずれかのリール110〜112が停止することになる。
ドアキー140は、スロットマシン100の前面扉102のロックを解除するためのキーを挿入する孔である。メダル払出口155は、メダルを払出するための払出口である。メダル受皿156は、メダル払出口155から払出されたメダルを溜めるための器である。なお、メダル受皿156は、本実施例1では発光可能な受皿を採用しており、以下受皿ランプと呼ぶこともある。
上部ランプ150、サイドランプ151、中央ランプ152、腰部ランプ153、下部ランプ154、受皿ランプ156は、遊技を盛り上げるための装飾用のランプである。演出装置157は、例えば開閉自在な扉(シャッター)163が前面に取り付けられた液晶表示装置を含み、この演出装置157には、例えば小役告知等の各種の情報が表示される。音孔160は、スロットマシン100内部に設けられているスピーカの音を外部に出力するための孔である。タイトルパネル162には、スロットマシン100を装飾するための図柄が描かれる。
<本体内部構造>
次に、本実施形態のスロットマシン100の内部構成について説明する。
図2は、前面扉102を開いた状態(前面扉102は図示省略)にあるスロットマシン100の正面図であり、スロットマシン100の内部構成を示す図である。
図2に示されるように、本体101は、キャビネット210内に、基板収納ケース500、リールユニット220、電源ユニット230、補助収納ケース240、メダル払出装置250、中央スピーカユニット260、副制御基板270、外部中継端子板290等が配設されている。
キャビネット210は、上部に排気口210aと下部に吸気口210bを有する木製の箱体である。キャビネット210内壁には、右側、左側、背面の各壁面にフレームグラウンド板212、214、216が設けられている。フレームグラウンド板212、214、216は、互いに電気的に接続され、キャビネット210内に配設された各装置のフレームグラウンドが接続される。これにより各装置のフレームグラウンドを同電位にするのと同時に、キャビネット210内の各装置を静電気や電波と言った外部ノイズから保護することができる。キャビネット210内には、リールユニット220を在置するためのリールユニット固定板218が設けられている。リールユニット固定板218もフレームグウランド板212、214、216に電気的に接続されている。
リールユニット220は、樹脂製のケース内にステッピングモータで駆動されるリール110、111、112を個別に着脱可能に取り付けられている。樹脂ケースの上面には、他の制御部と接続するための中継基板が装着されている。リールユニット220は、樹脂ケースで3本のリールをユニット化し、着脱を容易に行えるように構成している。
基板収納ケース500は、キャビネット210内の背面上部に取り付けられている透明な樹脂ケースで、内部空間にスロットマシン100の全体的な制御を行う主制御部300を構成する電子部品を実装した主制御基板503を収納している。基板収納ケース500の詳細については後述する。
電源ボックス230は、キャビネット210の背面の壁面に装着された金属製のケース内にスロットマシン100の各駆動部や制御部へ必要な電力を供給するための電源基板(図示せず)を収納している。また、電源ボックス230の電源スイッチ232、すなわちスロットマシン100の電源スイッチ232は、本実施形態ではリールユニット固定板218の下部に別体で固定されている。電源スイッチ232と併せて設定値変更許可スイッチ234も併設されている。これは、各スイッチが操作し易いよう配慮してのことである。
設定値変更許可スイッチ234は、いわゆる設定キースイッチであり、キー孔に所定のキーを挿入して、時計回りに90度回転させるとオン状態となり、キーを戻して初期状態にするとオフ状態になる。電源スイッチ232は、つまみを上に向けると、オン状態になり、つまみを戻すとオフ状態になる。また、電源ボックス230の上端部には、コネクタを接続可能な受け口(図示せず)が複数個設けられている。電源ボックス230は、この受け口から接続ケーブルを介して、電力を各部に供給する。
また、キャビネット210の背面壁には、電源ボックス230とほぼ同形の通気孔が、キャビネット210の背面を貫通するように形成されている。さらに、電源ボックス230の通気孔に対応する背面は、電源ボックス230の内部で発生した熱を外部へ効率よく排出できるような部材(本実施形態ではパンチメタル)で構成されている。
メダル払出装置240は、メダルを払い出すための装置(いわゆるホッパー)である。メダル払出装置240は、DCモータで駆動されメダルを1枚ずつ払い出すとともにメダルを払い出す毎に検出信号を出力する払出装置本体と、払出装置本体にメダルを供給するとともにメダルを蓄積するタンクとで構成されている。メダル払出装置240の横には、補助収納ケース250が置かれている。メダル払出装置240がメダルでいっぱいになると、余分なメダルは流れ落ち、補助収納ケース250内に蓄積される。
また、メダル払出装置240は、キャビネット210の底部に装着されたレール板上にスライド可能に設置されている。レール板のキャビネット210背面壁側にはコネクタが設けられている。コネクタには、メダル払出装置240に対する電力の供給や制御信号の送受信を目的としたケーブルが接続される。メダル払出装置240の背面には、このコネクタに接続可能なコネクタが配設されている。メダル払出装置240は、レール板の上を前後方向にスライドさせることが可能で、メダル払出装置240をレール板に沿って奥まで押し込むと、メダル払出装置240のコネクタがレール板のコネクタに接続されるようになっている。
背面スピーカユニット260は、キャビネット210の背面壁に設けられたスピーカと、スピーカからの効果音を前面扉102のスピーカカバー173まで案内するためのスピーカダクトとで構成されている。スピーカから出力される中低音は、スロットマシン100の背面から出力されるとともにスピーカダクトを介してスピーカカバー173からも出力される。
副制御基板270は、キャビネット210の側面に装着され、効果音、演出用ランプ、リールバックランプ、演出表示部等で実行される演出を制御する副制御部400を構成する電子部品を実装した制御基板である。副制御基板270は、後述の基板収納ケースに収納された主制御基板503の送信する制御コマンドに従って演出を制御する。
外部集中端子板290は、スロットマシン100から出力される遊技情報をホールコンピュータに送信するためのインタフェース基板である。外部集中端子板290から出力される遊技情報は、ホールコンピュータに送られて集計される。
<基板収納ケース>
次に、本実施形態のスロットマシン100の基板収納ケース500について詳細に説明する。
図3は、スロットマシン100のキャビネット210内に設けられた基板収納ケース500の正面図である。また、図4は、本実施形態の基板収納ケース500の分解斜視図である。
基板収納ケース500は、前面カバー501、背面カバー502、主制御基板503、結合キャップ(結合部材)507、封印キャップ(封印部材)509で構成されている。前面カバー501および背面カバー502は、本実施形態では透光性樹脂を用いて成型されている。このため基板収納ケース500の外部から内部に収納されている主制御基板503が視認可能になっている。
前面カバー501と背面カバー502とは、組み合せることによって主制御基板503を収納するための空間を形成する箱体となる。そして、前面カバー501および背面カバー502のそれぞれには、両者が一体となるために必要な連結部512と係止部513とが形成されている。
連結部512は、前面カバー501側に設けられたフック部512aと背面カバー502側に設けられたヒンジ部512bとで構成されている。基板収納ケース500を組み立てる際には、フック部512aとヒンジ部512bとを係合する。本実施形態では、連結部512は、4箇所形成されている。
係止部513は、前面カバー501側に設けられた係止舌片部513aと背面カバー502側に設けられた係合部513bとで構成されている。基板収納ケース500を組み立てる際には、連結部512を組み合せ、前面カバー501と背面カバー502とを合わせ係止部513の係止舌片部513aを係合部513bに係合させることで一体化することができる。本実施形態では、係止部513は、連結部512の反対側に2箇所形成されている。
そして、前面カバー501および背面カバー502には、両者を分離できないように封印するための封印取付部514と基板収納ケース500をスロットマシン100のキャビネット210内に固定するためのケース固定部516とが形成されている。
また、前面カバー501側には、予備キャップホルダー部518が形成されている。
前面カバー501には、主制御基板503のコネクタ部と接続するための孔部510aが複数設けられている。孔部510aから接続コネクタを主制御基板503に接続し、主制御基板503と外部機器との接続を図っている。また、通気孔510bが複数設けられ、主制御基板503で発生した熱を外部に放出する。そして、前面カバー501の上面には、検査のために着脱した際にその履歴を記載するシール等が、シール貼付部510cに貼り付けられる。
前面カバー501および背面カバー502の内側には、主制御基板503を位置決めするための位置決めピン502bが設けられ、主制御基板503に設けられた位置決め孔532aに挿通されることにより位置決めされ固定される。
封印取付部514は、前面カバー501と背面カバー502とが一体化した時に形成される部位である。封印取付部514は、前面カバー501と背面カバー502とを分離できないように封印するための部品を装着するために設けられている。封印取付部514は、前面カバー501および背面カバー502の各々に設けられたキャップ取付孔514a内にブリッジ(連結部材)514cで固定されたキャップ案内部(案内部)514bを設けて構成されている。互いのキャップ案内部514bに連通して結合キャップ507が取り付けられるようになっている。
基板収納ケース500を組み立てた後に結合キャップ507および封印キャップ509を装着して基板収納ケース500を封印する。すなわち、本実施形態では、結合キャップ507、封印キャップ509および封印取付部514によって、回路基板封印手段が構成されている。また、本実施形態では、封印取付部514は、4箇所設けられている。封印取付部514は、基板収納ケース500を封印する際に1箇所使用される。従って、基板収納ケース500は、4回封印することができることになる。
ケース固定部516は、封印取付部514に挟まれるように配置されている。ケース固定部516は、基板収納ケース500をキャビネット210に止着するとともにキャビネット210から基板収納ケース500を着脱できないようにするためのものである。詳細な説明については省略するが、ケース固定部516は、本実施形態では2箇所設けられている。ケース固定部516は、基板収納ケース500をキャビネット210に固定する際に1箇所使用される。従って、基板収納ケース500は、スロットマシン100のキャビネット210に2回固定することができることになる。
予備キャップホルダー部518は、封印取付部514で封印時に使用される結合キャップ507、封印キャップ509の予備分を1組分装備しておくためのホルダー部である。予備キャップホルダー部518には、結合キャップ507と封印キャップ509とを1個ずつ装着できる孔518aが設けられている。本実施形態では、予備キャップホルダー部518を基板収納ケース500の外側に設けているが、内部に設けるようにしても良い。
主制御基板503は、主制御部300を構成する回路基板532上に電子部品を実装して構成されている。この回路基板532には、基板収納ケース500内部の所定の位置に固定されるように、位置決め孔532aが複数箇所に設けられている。さらに、回路基板532上には、回路基板532上に実装された電子部品を封印するための電子部品封印手段600が配設されている。電子部品封印手段600の詳細については、後述する。
<制御部>
次に、図5および図6を用いて、このスロットマシン100の制御部の回路構成について詳細に説明する。
スロットマシン100の制御部は、大別すると、遊技の中枢部分を制御する主制御部300と、主制御部300より送信されたコマンドに応じて各種機器を制御する副制御部400と、によって構成されている。
<主制御部>
まず、図5を用いて、スロットマシン100の主制御部300について説明する。なお、同図は主制御部300の回路ブロック図を示したものである。
主制御部300は、主制御部300の全体を制御するための演算処理装置であるCPU310や、CPU310が各ICや各回路と信号の送受信を行うためのデータバスおよびアドレスバスを備え、その他、以下に述べる構成を有する。クロック補正回路314は、水晶発振器311から発振されたクロックを分周してCPU310に供給する回路である。例えば、水晶発振器311の周波数が12MHzの場合に、分周後のクロックは6MHzとなる。CPU310は、クロック補正回路314により分周されたクロックをシステムクロックとして受け入れて動作する。
また、CPU310には、センサやスイッチの状態を常時監視するためのタイマ割り込み処理の周期やモータの駆動パルスの送信周期を設定するためのタイマ回路315がバスを介して接続されている。CPU310は、電源が投入されると、データバスを介してROM312の所定エリアに格納された分周用のデータをタイマ回路315に送信する。タイマ回路315は、受信した分周用のデータを基に割り込み時間を決定し、この割り込み時間ごとに、割り込み要求をCPU310に送信する。CPU310は、この割込み要求を契機に、各センサ等の監視や駆動パルスの送信を実行する。例えば、CPU310のシステムクロックを6MHz、タイマ回路315の分周値を1/256、ROM312の分周用のデータを44に設定した場合、この割り込みの基準時間は、256×44÷6MHz=1.877msとなる。
さらに、CPU310には、各ICを制御するためのプログラム、入賞役の内部抽選時に用いる抽選データ、リールの停止位置等の各種データを記憶しているROM312や、一時的なデータを保存するためのRAM313が接続されている。これらのROM312やRAM313については他の記憶手段を用いてもよく、この点は後述する副制御部400においても同様である。また、CPU310には、外部の信号を受信するための入力インタフェース360が接続され、割込み時間ごとに入力インタフェース360を介して、スタートレバーセンサ321、ストップボタンセンサ322、メダル投入ボタンセンサ323、精算ボタンセンサ324、メダル払い出しセンサ326の状態を検出し、各センサを監視している。
メダル投入センサ320は、メダル投入口134に投入されたメダルを検出するためのセンサである。スタートレバーセンサ321はスタートレバー135の操作を検出するためのセンサである。ストップボタンセンサ322はストップボタン137〜139のいずれかが押された場合、どのストップボタンが押されたかを検出するためのセンサである。メダル投入ボタンセンサ323はメダル投入ボタン130、131のいずれかが押下された場合、どのメダル投入ボタンが押されたかを検出するためのセンサである。精算ボタンセンサ324は、精算ボタン132に設けられており、精算ボタン132が一回押されると、貯留されているメダルおよびベットされているメダルが精算されて払い出されることになる。メダル払い出しセンサ326は、払い出されるメダルを検出するためのセンサである。
CPU310には、さらに、入力インタフェース361、出力インタフェース370、371がアドレスデコード回路350を介してアドレスバスに接続されている。CPU310は、これらのインタフェースを介して外部のデバイスと信号の送受信を行っている。入力インタフェース361には、インデックスセンサ325が接続されている。インデックスセンサ325は、各リール110〜112の取付台の所定位置に設置されており、リール110〜112に設けた遮光片がこのインデックスセンサ325を通過するたびにハイレベルになる。CPU310は、この信号を検出すると、リールが1回転したものと判断し、リールの回転位置情報をゼロにリセットする。出力インタフェース370には、リールを駆動させるためのモータを制御するリールモータ駆動部330と、ホッパー(バケットにたまっているメダルをメダル払出口155から払出すための装置。図示省略。)のモータを駆動するためのホッパーモータ駆動部331と、遊技ランプ340(具体的には、入賞ライン表示ランプ120、スタートランプ121、再遊技ランプ122、告知ランプ123、メダル投入ランプ124等)と、7セグメント(SEG)表示器341(払出枚数表示器125、遊技回数表示器126、貯留枚数表示器127等)が接続されている。
また、CPU310には、乱数発生回路317がデータバスを介して接続されている。乱数発生回路317は、水晶発振器311および水晶発振器316から発振されるクロックに基づいて、一定の範囲内で値をインクリメントし、そのカウント値をCPU310に出力することのできるインクリメントカウンタであり、後述する入賞役の内部抽選をはじめ各種抽選処理に使用される。CPU310のデータバスには、副制御部400にコマンドを送信するための出力インタフェース371が接続されている。主制御部300と副制御部400との情報通信は一方向の通信であり、主制御部300は副制御部400へコマンドを送信するが、副制御部400から主制御部300へ何らかのコマンド等を送信することはできない。
<副制御部>
次に、図6を用いて、スロットマシン100の副制御部400について説明する。なお、同図は副制御部400の回路ブロック図を示したものである。
副制御部400は、主制御部300より送信された主制御コマンド等に基づいて副制御部400の全体を制御する演算処理装置であるCPU410や、CPU410が各IC、各回路と信号の送受信を行うためのデータバスおよびアドレスバスを備え、以下に述べる構成を有する。クロック補正回路414は、水晶発振器411から発振されたクロックを補正し、補正後のクロックをシステムクロックとしてCPU410に供給する回路である。
また、CPU410にはタイマ回路415がバスを介して接続されている。CPU410は、所定のタイミングでデータバスを介してROM412の所定エリアに格納された分周用のデータをタイマ回路415に送信する。タイマ回路415は、受信した分周用のデータを基に割り込み時間を決定し、この割り込み時間ごとに、割り込み要求をCPU410に送信する。CPU410は、この割込み要求のタイミングをもとに、各ICや各回路を制御する。
また、CPU410には、副制御部400の全体を制御するための命令およびデータ、バックライトの点灯パターンや各種表示器を制御するためのデータが記憶されたROM412や、データ等を一時的に保存するためのRAM413が各バスを介して接続されている。
さらに、CPU410には、外部の信号を送受信するための入出力インタフェース460が接続されており、入出力インタフェース460には、各リール110〜112の図柄を背面より照明するためのバックライト420、前面扉102の開閉を検出するための扉センサ421、RAM413のデータをクリアにするためのリセットスイッチ422が接続されている。
CPU410には、データバスを介して主制御部300から主制御コマンドを受信するための入力インタフェース461が接続されており、入力インタフェース461を介して受信したコマンドに基づいて、遊技全体を盛り上げる演出処理等が実行される。また、CPU410のデータバスとアドレスバスには、音源IC480が接続されている。音源IC480は、CPU410からの命令に応じて音声の制御を行う。また、音源IC480には、音声データが記憶されたROM481が接続されており、音源IC480は、ROM481から取得した音声データをアンプ482で増幅させてスピーカ483から出力する。CPU410には、主制御部300と同様に、外部ICを選択するためのアドレスデコード回路450が接続されており、アドレスデコード回路450には、主制御部300からのコマンドを受信するための入力インタフェース461、扉・液晶画面制御部490からの信号を入力するための入力インタフェース471、時計IC423、7セグメント表示器440への信号を出力するための出力インタフェース472等が接続されている。
時計IC423が接続されていることで、CPU410は、現在時刻を取得することが可能である。7セグメント表示器440は、スロットマシン100の内部に設けられており、たとえば副制御部400に設定された所定の情報を遊技店の係員等が確認できるようになっている。さらに、出力インタフェース470には、デマルチプレクサ419が接続されている。デマルチプレクサ419は、出力インタフェース470から送信された信号を各表示部等に分配する。即ち、デマルチプレクサ419は、CPU410から受信されたデータに応じて上部ランプ150、サイドランプ151、中央ランプ152、腰部ランプ153、下部ランプ154、リールパネルランプ128、タイトルパネルランプ170、受け皿ランプ156、払出口ストロボ171を制御する。タイトルパネルランプ170は、タイトルパネル162を照明するランプであり、払出口ストロボ171は、払い出し口の内側に設置されたストロボタイプのランプである。なお、CPU410は、扉・液晶画面制御部490への信号送信は、デマルチプレクサ419を介して実施する。扉・液晶画面制御部490は、液晶表示装置157および扉163を制御する制御部である。
<主制御部メイン処理>
次に、図7を用いて、主制御部300のメイン処理について説明する。なお、同図は、主制御部300のメイン処理の流れを示すフローチャートである。
遊技の基本的制御は、主制御部300のMainCPU310が中心になって行い、電源断等を検知しないかぎり、MainCPU310が同図の主制御部メイン処理を繰り返し実行する。
スロットマシン100に電源が投入されると、まず、各種の初期化処理が実行され、その後、主制御部メイン処理のステップS101では、メダル投入に関する処理を行う。ここでは、メダルの投入の有無をチェックし、投入されたメダルの枚数に応じて入賞ライン表示ランプ120を点灯させる。なお、前回の遊技で再遊技に入賞した場合はメダルの投入が不要である。
ステップS102では、遊技のスタート操作に関する処理を行う。ここでは、スタートレバー135が操作されたか否かのチェックを行い、スタート操作されたと判断した場合は、投入されたメダル枚数を確定する。また、副制御部400に対してスタートレバー受付コマンドを送信する。副制御部400は、このスタートレバー受付コマンドを受信することによって遊技の開始を把握する。
ステップS103では、有効な入賞ライン114を確定する。
ステップS104では、乱数発生器317で発生させた乱数を取得する。
ステップS105では、ステップS104で取得した乱数値と、ROM312に格納されている入賞役抽選テーブルを用いて、入賞役の内部抽選を行う。内部抽選の結果、いずれかの入賞役に内部当選した場合、その入賞役のフラグが内部的にONになる。なお、ステップS104で取得した乱数値は、入賞役内部抽選のほかにも、リール停止制御テーブルを選択するときの抽選等にも使用してもよい。
ステップS106では、リール回転開始処理により、全リール110〜112の回転を開始させる。この際、ステップS105の内部抽選結果等に基づき、停止位置データ選択テーブルを参照し、いずれか一つのリール停止制御テーブルを選択する。
ステップS107では、リール停止制御処理により、押されたストップボタン137〜139に対応するリール110〜112の回転を停止させる。この際、各リール110〜112を、ステップS106で選択したリール停止制御テーブルに基づいて停止させる。
ステップS108では、ストップボタン137〜139が押されることによって停止した図柄の入賞判定を行う。ここでは、有効化された入賞ライン114上に、内部当選した入賞役またはフラグ持越し中の入賞役に対応する入賞図柄組合せが揃った(表示された)場合にその入賞役に入賞したと判定する。例えば、有効化された入賞ライン114上に、「リプレイ−リプレイ−リプレイ」が揃っていたならばリプレイ入賞と判定する。また、入賞した入賞役に対応するフラグがリセットされる。
また、ステップS108では、副制御部400に対して入賞判定コマンドを送信する。副制御部400は、この入賞判定コマンドを受信することによって遊技の終了を把握する。
ステップS109では、メダル払出処理を行う。このメダル払出処理では、払い出しのある何らかの入賞役に入賞していれば、その入賞役に対応する枚数のメダルを払い出す。
ステップS110では、遊技状態制御処理を行う。この遊技状態制御処理では、遊技状態を移行するための制御が行われ、例えば、BB入賞やSRB入賞の場合に次回からBB遊技またはSRB遊技を開始できるよう準備し、それらの最終遊技では、次回から通常遊技が開始できるよう準備する。
以上により1遊技が終了し、以降、主制御部メイン処理を繰り返すことにより遊技が進行することになる。
<副制御部メイン処理>
次に、図8を用いて、副制御部メイン処理について説明する。なお、同図は、副制御部メイン処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS201では、主制御部300からのコマンドを受信したか否かを判断する。何らかのコマンドを受信した場合はステップS502に進む。
ステップS202では、主制御部300から受信したコマンドの判定を行う。
ステップS203では、受信したコマンドに基づいた各種演出処理を行う。
<電子部品封印手段>
次に、電子部品封印手段600について説明する。図9は、電子部品封印手段600の構造を示す分解斜視図である。本実施形態では、電子部品封印手段600は、主制御部300を構成する回路基板532上に配設されたROM312を封印するために使用されている。なお、ROM312は回路基板532の上面に配設されている(上方に位置している)と方向を定めて、以下説明を行う。
まず、ROM312は、回路基板532上に配設されたソケット540を介して回路基板532上に配設されている。このソケット540は、足部540aを回路基板532にハンダ付け等されることで、回路基板532上に固定されており、上面に複数の挿入穴540bを備えている。そして、ROM312は、リード312aを挿入穴540bに挿入されて配設されている。すなわち、ROM312は、リード312aをソケット540の挿入穴540bに抜き差しするだけで容易に着脱可能となっている。電子部品封印手段600は、このように容易に着脱可能なROM312が、不正の目的で取り外され、不正なROMと交換されるのを防止するものである。なお、電子部品封印手段600を、回路基板532上に配設されたROM312以外の電子部品(例えばCPU310等)の封印に用いるようにしてもよいのは言うまでもない。
図9に示されるように、電子部品封印手段600は、回路基板532上に配設される2つの封印基台610と、この2つの封印基台610の上部に架け渡すように配設される封印蓋620と、この封印蓋620を封印基台610から取り外し不可能とするための封印ピン630と、によって構成されている。
封印基台610は外形が略直方体状であり、上面に略四角形断面の2つの係止穴612が形成されている。封印基台610は、回路基板532上においてROM312の長手方向の両端部近傍にそれぞれ配設されている。また、封印基台610は、リベットその他の手段によって回路基板532に強固に固定されており、回路基板532から容易に取り外せないようになっている。さらに、本実施形態では、封印基台610は、透明な素材により構成されており、外部から係止穴610の内部の様子を視認することができるようになっている。
封印蓋620は略長方形の板状であり、長手方向の両端近傍に、それぞれ略四角形断面の2つの挿通孔622が形成されている。これらの挿通孔622は、封印蓋620を封印基台610の上面に配設した場合に4つの係止穴612に対応する位置に、それぞれ形成されている。また、本実施形態では、封印蓋620は、透明な素材により構成されている。
封印ピン630は、略長円形の板状の頭部632と、頭部632の一方の面から突設される略四角形断面の棒状の胴部633と、胴部633の中央部からやや先端寄りの位置に形成される2つのV字状の切込からなる破断部634と、胴部633の先端近傍から側方の基端寄り斜め方向に向けて突出する2つの舌片からなる係止爪635と、胴部633の先端(係止爪635の基端)から側方に向けて突出する2つの舌片からなる仮係止爪636と、によって構成されている。
図10(a)〜(c)は、電子部品封印手段600を図9におけるA方向から見た状態を示す図である。同図に示されるように、封印蓋620は、2つの封印基台610の上面に架け渡されており、上方からROM312を覆っている。そして封印ピン630は、上方から、胴部633が封印蓋620の挿通孔622に挿通され、係止爪635が封印基台610の係止穴612内に挿入されて配設される。詳細には、封印ピン630は、図10(a)に示されるように、まず胴部633の先端が挿通孔622に差し込まれて挿入される。このとき、係止爪635は挿通孔622の内面に押圧されて弾性変形し、すぼまった状態となる。そして、さらに胴部633を差し込んでいくと、図10(b)に示されるように、係止爪635は、係止穴612内に進入する。係止穴612は、幅の狭い挿通部612aおよび幅の広い保持部612bからなり、両者の段差部分は、係止端面612cとなっている。胴部633が差し込まれて行くにつれて、係止爪635は、図10(b)に示されるように、弾性変形したまま挿通部612aを通過し、最終的に、図10(c)に示されるように、保持部612b内に到達する。保持部612b内では、押圧が解除されるため、係止爪635は当初の開いた状態に戻る。これにより、係止爪635の先端が係止穴612の係止端面612cに係止されるため、封印ピン630を係止穴612から抜き取ることが不可能となる。
図10(c)に示されるように、封印ピン630の係止爪635が封印基台610の保持部612b内に収容された状態では、封印蓋620は、封印基台610と封印ピン630の頭部632に挟まれ、且つ、封印ピン630の胴部633が挿通孔622に挿通された状態となる。従って、封印蓋620を移動させたり、向きを変えたりすることが不可能となるため、封印蓋620に覆われたROM312を回路基板532から取り外すことは、電子部品封印手段600のいずれかの部分を破壊しない限り不可能となる。すなわち、ROM312は、電子部品封印手段600によって封印される。
図11(a)および(b)は、電子部品封印手段600を図9におけるB方向から見た状態を示す図である。上述のように、封印ピン630は、破断部634を備えているため、この破断部634において容易に破壊(破断)され、2つに分割されることとなる。すなわち、ROM312を取り外そうとして封印蓋620を無理に動かそうとすると、まず封印ピン630が破断部634において破断されることになる。換言すれば、封印ピン630を破断部634から破断することによって、封印蓋620を動かし、ROM312を取り外すことができる。そして、図11(b)に示されるように、封印ピン630が破断部634において破断された場合には、分離された係止爪635を含む部分が、封印基台610の係止穴612の保持部612b内に保持されたまま、残存するようになっている。さらに、係止爪635が係止端面612cによって係止されているため、分離した係止爪635を含む部分を保持部612bから取り除くことは不可能となっている。すなわち、分離した係止爪635を含む部分が保持部612b内に保持されることによって、電子部品封印手段600が破壊されて、ROM312が取り外された痕跡を示すようになっている。上述したように、封印基台610は、透明な素材により構成されているため、保持部612b内に保持されている分離した係止爪635を含む部分は、外部から容易に視認され、痕跡を確認できるようになっている。なお、封印基台610を透明な素材によって構成する代わりに、保持部612b内に保持されている分離した係止爪635を含む部分を外部から視認可能とする窓部を、封印基台610に備えるようにしてもよい。また、封印ピン630を破断部634から破断した場合に胴部633の内部に封入されていた塗料等が飛散して周囲を着色し、封印が解除されたことをより明確に示すようにしてもよい。
本実施形態では、封印基台610は、4つの係止穴を備えている。そして、1回の封印は、1つの係止穴612に1つの封印ピン630を挿入することによって行われる。従って、本実施形態の電子部品封印手段600は、4回の封印を行うことが可能である。換言すれば、再封印を3回行うことができる。この封印可能回数(または再封印可能回数)は、上記した基板収納ケース500の封印可能回数(または再封印可能回数)と同数に設定されている。なお、電子部品封印手段600の封印可能回数を、基板収納ケース500の封印可能回数よりも少なく設定するようにしてもよい。
また、本実施形態では、封印ピン630に仮係止爪636を備えているため、図10(a)〜(c)の右側に示されるように、この仮係止爪636を封印蓋620の挿通孔622に係止させることができる。これにより、封印に使用しない予備の3つの封印ピン630を封印蓋620に仮留めしておくことが可能となっている。
また、本実施形態では、このように4本の封印ピン630を使用する場合に、各封印ピン630をそれぞれ異なる色彩とすることで、各封印ピン630を容易に識別することが可能となっている。
図12および図13は、電子部品封印手段600における上下方向の寸法の概略を示す図である。まず、図12に示されるように、ROM312の上面から封印基台610の上面までの距離をM1とし、封印蓋620を封印ピン630の頭部632に当接させた場合の封印基台610の上面から封印蓋620の下面までの距離(遊び)をM2とし、ROM312のリード312aのソケット540の挿入穴540bに挿入されている部分の長さをM3とする。
本実施形態では、M1+M2<M3、すなわち、M1にM2を加えた距離がM3よりも短くなるように設定している。このため、封印ピン630が係止穴612に挿入されてROM312が封印されている場合には、図13に示されるように、ROM312を上方に移動させても、ROM312のリード312aがソケット540から抜けてしまうことがない。このように、電子部品封印手段600では、ROM312をソケット540から抜き差しする方向である上下方向の寸法を上記のように設定することで、封印された状態のままROM312を横方向に移動させて取り外すといったような不正な行為を防止することを可能としている。
図14は、封印蓋620の平面図である。封印蓋620は、上述したように、透明な素材により構成されているため、封印蓋620を通してROM312の表面に記された識別番号等の情報を視認することができる。従って、ROM312が正規なものであるか否かを、封印された状態でも確認することができる。また、封印蓋620の上面には、ROM312に記された情報を遮蔽しない位置に、情報記載シール623が貼付されている。この情報記載シール624には、ROM312を封印した日付等の情報が記載される。なお、封印蓋620を透明な素材で構成する代わりに、ROM312の表面に記された識別番号等の情報を外部から視認可能とする窓部を設けるようにしてもよい。
図15(a)および(b)は、封印基台612の保持部612b内に複数の分離した係止爪635を含む部分を保持可能にした場合の一例を示す図である。この場合の封印ピン630は、同図(a)に示されるように、破断部634が係止爪635の基端近傍に形成されている。これにより、破断部634から分離される係止爪635を含む部分をなるべく小さいものとすることができる。そして、この場合の係止穴612は、同図(b)に示されるように、保持部612bが2つの分離された係止爪635を含む部分を保持可能なスペースを有して構成され、また、内面に係止突起612dが突設されている。このような構成にすることで、1つの係止穴612で2回の封印を行うことが可能となる。すなわち、既に分離された係止爪635aを含む部分が保持部612b内に保持されている場合にも、上から別の封印ピン630を新たに係止穴612に挿入することが可能である。このとき、既に分離されて保持されていた係止爪635aを含む部分は保持部612bの上方において係止突起612d上に保持されているが、新たに挿入された封印ピンに押されることで、保持部612bの下方に移動する。そして、係止爪635aを含む部分は、係止爪635aの先端が係止突起612dに係止された状態で、保持部612bの下方に保持され、新たに挿入された係止爪635を含む部分は、保持部612bの上方に保持される。
このように、1つの係止穴612で2回の封印を行えるようにすることで、回路基板532上のスペースが狭い場合であっても、必要な回数だけ封印可能な電子部品封印手段600を実現することができる。また、遊技台に使用されるROM312はサイズが小さいものが一般的であるため、上記のように1つの係止穴612で複数回の封印を行えるようにすることで、封印基台610のサイズをROM312のサイズに合わせた場合に、封印ピン630の形状を大きくすることができる。なお、保持部612bが2つ以上の複数個の分離された係止爪635を含む部分を保持可能として、1つの係止穴612で2回以上の複数回の封印を行うことができるようにしてもよい。
図16(a)および(b)は、封印基台610の係止穴612を横方向に向けて開口させた場合の一例を示す図である。同図に示されるように、係止穴612は、封印基台610のROM312の反対側(図の左側)の面において横方向に向けて開口している。また、封印蓋620の一端が下方に向けて突出され、この突出した部分において係止穴612に対応する位置に挿通孔622が形成されている。そして、封印ピン630は、ROM312の反対側から横方向に挿通孔622および係止穴612に挿入される。
この例では、封印ピン630を差し込む方向を横方向、すなわちROM312を抜き差しする方向とは異なる方向としている。このようにすることで、分離された係止爪635を含む部分を複数保持可能なように、保持部612bを特に深く設定した場合であっても、ROM312上面と封印蓋620の下面の間隔を、封印された状態のままROM312を横方向に移動させて取り外すことが不可能な距離に設定することができる。なお、封印ピン630を図の前後方向に差し込むように、係止穴612および挿通孔622を形成してもよい。
図17(a)は、封印蓋620に挿通孔622を1つのみ形成するようにした一例を示す図である。同図に示されるように、この例では、1つの係止穴612に対応する位置に1つの挿通孔が形成されている。そして、残りの3つの係止穴612は封印蓋620によって遮蔽され、封印ピン630は挿入不可能となっている。さらに、この1つの挿通孔622は、封印蓋620の左右または表裏を逆にして向きを変えて配設することで、残りの3つの係止穴612に対応するようになっている。すなわち、この例においても4回の封印を行うことができる。このように、挿通孔622を1つとすることで、1回の封印時に間違えて2つの封印ピン630を係止穴612に挿入するといったミスを防ぐことができる。
図17(b)は、封印蓋620の長手方向がROM312の長手方向と直交するように、封印蓋620を配設した一例を示す図である。同図に示されるように、この例では、2つの係止穴610が設けられた封印基台610が、幅方向の片側に1つ設けられている。また、封印蓋620は長手方向の一端近傍に挿通孔622が係止穴612に対応して形成され、他端は下方に向けて突出させたL字形状となっている。そして、封印蓋620は、挿通孔622が形成された一端が封印基台610の上面に載置され、他端の突出部の下面が回路基板532上に載置され、封印蓋620の長手方向がROM312の長手方向と直交するように配設される。
このようにすることで、回路基板532上のスペースが狭い場合であっても電子部品封印手段600を配設することが可能となる。また、封印基台610を1つとし、封印蓋620をコンパクトにすることで、電子部品封印手段600の製造コストを低減することができる。なお、この例であっても、分離された係止爪635を含む部分を2つ保持可能に、係止穴612の保持部612bを設定することにより、4回の封印を行うことが可能なものとすることができる。
図18は、封印基台610と封印蓋620が互いに係合するようにした一例を示す図である。同図に示されるように、この例では、封印基台610は、ROM312の長手方向の両端部近傍にそれぞれ配設されている。そして、ROM312の幅方向に面する両端面において、ROM312の長手方向に連続する係合溝614が形成されている。また、封印蓋620は、幅方向の両端面が下方に突出したコの字断面形状となっており、この2つの突出部分の内側面において長手方向に連続する係合凸部624が形成されている。そして、封印蓋620は、係合凸部624が係合溝614に嵌り、係合溝にガイドされてROM312の長手方向にスライドするようにして、ROM312を上方から覆う位置に配設される。
このように、封印基台610の係合溝614と封印蓋620の係合凸部624を係合させることによって、ROM312上面と封印蓋620の下面の間隔を、封印された状態のままROM312を横方向に移動させて取り外すことが不可能な距離に、確実に維持することができる。また、図18に示した例においては、ROM312を上下左右全ての方向で覆うことができるため、封印された状態のROM312に外部から触れることが不可能となり、不正行為をより確実に防止することができる。
図19(a)は、封印基台610および封印蓋620を熱伝導率の大きい素材により構成した一例を示す図である。この例では、封印基台610および封印蓋620は、銅やアルミ等の熱伝導率の大きい素材により構成されている。また、封印蓋620の下面は、ROM312の上面に接触するように突出されている。
このように、封印基台610および封印蓋620を熱伝導率の大きい素材により構成することで、ROM312の発する熱を効率的に放熱することが可能となる。これにより、封印蓋620でROM312を覆うことによってROM312の発生する熱の放出が妨げられ、ROM312が過熱されて不具合を起こすような事態を避けることができる。この例は、ROM312ではなくCPU310を封印するような場合に、特に効果的である。なお、放熱をより効果的にするために、放熱フィンを封印蓋620に設けるようにしてもよい。
図19(b)は、封印基台610にICタグ640を備えた一例を示す図である。この例では、同図に示されるように、ICタグ640が封印基台610の内部に埋め込まれている。そしてこのICタグには、封印基台の識別番号等の電子部品封印手段600に関する情報、封印した年月日等の封印に関する情報、および封印されているROM312に関する情報等が記憶されている。このようにすることで、封印基台610が不正に交換されたことを容易に識別することが可能となる。すなわち、封印基台610を不正に交換することで、不正に封印を解除したことを隠蔽するような行為を防ぐことができる。なお、封印蓋620および封印ピン630にICタグを備えるようにしてもよい。
図20は、電子部品封印手段600を基板収納ケース500に適用した一例を示す図である。同図に示されるように、回路基板封印手段を結合キャップ507、封印キャップ509および封印取付部514によって構成するのではなく、電子部品封印手段600と同じ構成とすることもできる。すなわち、背面カバーを封印基台として、2つの係止穴612を形成し、さらに、全面カバー501を封印蓋として、2つの挿通孔622を形成し、封印ピン630を挿通孔622および係止穴612に挿入することにより、回路基板封印手段を構成するようにしてもよい。この例においては、係止穴612は分離された係止爪635を含む部分を2つ収容可能に構成されている。従って、この例における回路基板封印手段は、4回の封印を行うことが可能となっている。
以上説明したように、本実施形態に係るスロットマシン100は、所定の回路パターンが形成された回路基板532と、回路基板532上に配設される電子部品(本実施形態では、ROM)312と、回路基板532上に配設されて電子部品312を回路基板532に封印し、電子部品312が回路基板532から取り外された場合に痕跡を残すと共に、所定の回数だけ再封印可能に構成される電子部品封印手段600と、を備えるため、電子部品312の不正な取り外しを未然に防止することができる上に、電子部品312の損傷や劣化等により、正当な目的で電子部品312を取り外した場合でも容易に再封印を行うことができる。
また、回路基板532を収容し、自身から回路基板532が取り外された場合に痕跡を残す回路基板封印手段(本実施形態では、結合キャップ507、封印キャップ509および封印取付部514から構成される)を備える基板収納ケース500をさらに備え、電子部品封印手段600は、回路基板封印手段が再封印可能な回数以下の回数だけ再封印可能であるため、回路基板封止手段の再封止可能回数を電子部品封止可能回数以上とすることで、電子部品の封止を行った際に回路基板の封止を行うことができないといったことを防止することができる。
さらに、回路基板封印手段以外の部分において、破壊されたことが一見して分からないように巧妙に基板収納ケース500を破壊し、電子部品封印手段600を破壊して電子部品312を交換するという不正行為が行われた場合であっても、回路基板封印手段を再封印可能な残存数よりも電子部品封印手段600を再封印可能な残存数の方が少なくなるため、不正が行われたことを容易に判断することができる。つまり、回路基板封印手段の再封印可能な残存数と電子部品封印手段の再封印可能な残存数を比較することで、不正行為の有無を判別することが可能となる。
また、電子部品封印手段600は、基板収納ケース500内に収容された回路基板532上に配設され、基板収納ケース500または回路基板532よりも小さいものである。このため、上記基板収納ケース500のように、破壊されたことが一見して分からないように巧妙に電子部品封印手段600を破壊することは困難であり、このように巧妙な不正行為が行われることを防止することができる。
また、基板収納ケース500の回路基板封印手段により回路基板532の封印を行い、さらに電子部品封印手段600により電子部品等の封印を行うことで、特定の電子部品等について、他の電子部品等よりも厳重に封印を行うことができる。
また、電子部品封印手段600は、係止穴612を備え、回路基板532に固定される封印基台610と、挿通孔622を備え、電子部品312の少なくとも一部を覆う封印蓋620と、係止爪635を備え、挿通孔622に挿通されると共に係止爪635が係止穴612内に挿入されて係止穴612に係止される封印ピン630と、からなり、電子部品封印手段600を構成するいずれかの部品を破壊した場合に、電子部品312を回路基板532から取り外し可能となるため、封印ピン630を挿通孔622および係止穴612に挿入するだけで、容易かつ確実に封印を行うことができる。また、封印されているか否かを明確に識別することができる。
また、封印ピン630は、電子部品312を回路基板532から取り外す場合に係止爪635を含む部分を分離するように破断される破断部634を備え、封印基台610の係止穴612は、電子部品312を回路基板532から取り外すために封印ピン630が破断された後に、分離された係止爪635を含む部分を保持する保持部612bを備えるため、封印が解除された痕跡を明確に残すことができる。
また、封印基台610は、保持部612b内に保持している係止爪635を含む部分を外部から視認可能に構成されているため、封印が解除されたことを外部から明確に識別することができる。
また、封印基台610の係止穴612の保持部612bは、複数の分離された係止爪635を含む部分を保持するため、電子部品封印手段600の設置スペースを大きくとらなくても、必要な回数だけ封印可能とすることができる。
また、電子部品封印手段600は、係止穴610を複数備えるため、複数の係止穴612に1つずつ封印ピン630を挿入することで、複数回の封印を行うことができる。
また、電子部品封印手段600は、挿通孔622を複数備えるため、複数の挿通孔622および係止穴612に1つずつ封印ピン630を挿入することで、複数回の封印を行うことができる。
また、封印蓋620は、1つの挿通孔622を備え、1つの挿通孔622は、封印蓋620の向きを変えて配設することによって、複数の係止穴612のいずれかに対応し、1つの挿通孔622と対応しない係止穴612は、係止爪635を挿入不可能に封印蓋620によって遮蔽されるため、使用する係止穴612以外の係止穴612に蓋をすることで、封印ピン630の挿入ミスを防止することができる。
また、封印蓋620は、所定の向きにのみ配設可能であるため、予め定まった態様で封印蓋620を配設することができる。
また、電子部品封印手段600は、少なくとも一部が透明な素材により構成されるため、封印を解除しなくても電子部品312の状態や識別番号等を確認することができる。
また、封印ピン630は、電子部品312を回路基板532に取り付ける方向とは異なる方向から挿通孔622に挿通され、係止爪635が係止穴612内に挿入されて係止穴612に係止されるため、電子部品312の抜き差し方向に遊びを設ける必要がなく、電子部品312を封印された状態のまま横から取り外されることを防止することができる。
また、封印蓋620は、第1の係合部(本実施形態では、係合凸部)624を備え、封印基台610は、第1の係合部624と係合する第2の係合部(本実施形態では、係合溝)614を備えるため、第1の係合部624と第2の係合部が係合することで、封印蓋620と封印基台610の接続を安定させることができる。
また、電子部品312は、回路基板532上に固定されたソケット540に自身のリード312aを挿入されることで回路基板532上に配設され、電子部品312の上面と封印蓋620の下面との間隔は、遊びを加えても、リード312aのソケット540に挿入される部分の長さよりも短いため、封印蓋620を移動させない限り電子部品312を取り外せないようにすることができる。
また、電子部品封印手段600は、少なくとも一部が前記回路基板よりも熱伝導率の大きい素材により構成されるため、電子部品312が発する熱を外部に放熱することが可能となり、封印された電子部品312が熱により不具合を起こすのを防止することができる。
また、封印基台610、封印蓋620、封印ピン630の少なくともいずれか1つは、ICタグ640を備えるため、すり替えにより封印解除の痕跡が除去されるのを防止することができる。
また、封印蓋620は、自身の長手方向が、封印される電子部品312の長手方向と直交するように配設されるため、封印蓋620の大きさを最小限にすることが可能となり、電子部品封印手段600の設置スペースを減少させると共に、製造コストを低減させることができる。
また、封印蓋620は、封印に関する情報を記録する封印情報記録部(本実施形態では、上方記載シール)624を備え、電子部品312の表面に記された情報を外部から視認可能に構成されるため、電子部品312の表面に記された情報を識別可能としながら、封印に関する情報を記録することができる。
また、前記電子部品封印手段により封印される電子部品は、ICパッケージであるため、重要な情報が記憶されたICパッケージを再封印可能に封印することができる。
また、ICパッケージは、遊技に関する情報を記憶しているため、遊技において不正に利益を得るために、入賞役の抽選データ等が記憶されたROMを不正に交換する等の不正行為を防止することができる。
また、所定の回路パターンが形成された回路基板532と、回路基板532上に配設される電子部品312と、少なくとも一部が透明な素材で構成され、回路基板532上に配設されて電子部品312を回路基板532に封印し、電子部品312が回路基板532から取り外された場合に痕跡を残すと共に、所定の回数だけ再封印可能に構成される電子部品封印手段600と、少なくとも一部が透明な素材で構成され、回路基板532を収容し、自身から回路基板532が取り外された場合に痕跡を残す回路基板封印手段を備える基板収納ケース500と、を備え、電子部品封印手段600は、係止穴612を備え、回路基板532に固定される封印基台610と、挿通孔622を備え、電子部品312の少なくとも一部を覆う封印蓋620と、係止爪635を備え、挿通孔622に挿通されると共に係止爪635が係止穴612内に挿入されて係止穴612に係止される封印ピン630と、からなり、電子部品封印手段600を構成するいずれかの部品を破壊した場合に、電子部品312を回路基板532から取り外し可能となるため、電子部品312の不正な取り外しを未然に防止することができる上に、電子部品312の損傷や劣化等により、正当な目的で電子部品312を取り外した場合でも容易に再封印を行うことができる。
また、複数種類の図柄が施された複数のリール110〜112と、複数のリール110〜112の回転を開始させるスタートスイッチ(本実施形態ではスタートレバー)135と、複数のリール110〜112にそれぞれ対応して設けられ、複数のリール110〜112の回転を個別に停止させるストップスイッチ(本実施形態では、ストップボタン)137〜139と、予め定められた複数種類の入賞役の内部当選の当否を抽選により判定する抽選手段(本実施形態では、主制御部メイン処理におけるステップS105)と、停止時の複数のリール110〜112により表示された図柄の組合せが抽選手段により内部当選した入賞役の図柄組み合わせであるか否かによって、入賞役の入賞を判定する判定手段(本実施形態では、主制御部メイン処理におけるステップS108)と、を備えるスロットマシンであるため、スロットマシンの回路基板532に配設された電子部品312等を再封印可能に封印することで、電子部品312等を不正に交換した上で遊技を行う等の不正行為を未然に防止することができる上に、電子部品312等の損傷や劣化等により、正当な目的で電子部品312等を取り外した場合でも容易に再封印を行うことができる。
以上、本発明の実施の形態について説明してきたが、本発明に係る締結装置および遊技台は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や変更を施すことができることはいうまでもない。例えば、電子部品封印手段600は、主制御部300を構成する回路基板532上に配設された各種電子部品のみならず、副制御部400を構成する回路基板上に配設された各種電子部品や、その他の場所に配設された機械部品または各種部材を封印するのに用いてもよい。
また、上記実施の形態において説明した電子部品封印手段600を、遊技球を用いるパチンコ機に適用してもよい。すなわち、遊技領域が形成された遊技盤と、遊技球を発射するための操作を受け付ける発射ハンドル装置(操作ノブ)と、発射ハンドル装置で受け付けた操作に基づいて、遊技球を遊技領域に向けて弾発する発射装置と、発射された遊技球が所定の入賞口に入って入賞することにより、所定の特典を与える特典付与手段と、を備えるパチンコ機において、電子部品封印手段600を用いて回路基板上に配設されたROMやCPU等の各種電子部品を封印するようにしてもよい。また、電子部品封印手段600を、回路基板を収容している基板収納ケースの封印に適用するようにしてもよい。
以下、パチンコ機について説明する。
例えば、図21に示すように、パチンコ機1100は、遊技者が遊技球であるパチンコ玉の打ち出しを行なうためのハンドル1101、ハンドルに対する操作により打ち出されるパチンコ玉が導入される受皿1102、パチンコ玉が打ち出される円形の遊技領域1103を備える。
遊技領域1103には不図示の釘が配設され、遊技領域1103の上部から落下するパチンコ玉は釘に衝突して方向を変えながら遊技領域1103の下部へ落下する。遊技領域1103には入賞口1104が配設されており、入賞口1104へパチンコ玉が入球すると予め定めた特典が遊技者に付与される。
本実施の形態では、この特典は大当たりの抽選の実行である。大当たりの抽選で当選すると遊技者には多数のパチンコ玉が払出されるチャンスが与えられる。また、遊技領域1103の中央には、液晶表示装置等で構成されて遊技に関する各種の情報を表示する演出装置Aが設けられている。演出装置Aは、所定の図柄(識別情報)を変動表示する可変表示装置でもあり、すでに説明した上記実施の形態による演出画像を表示するのみならず、さらには上述の抽選で大当たりに当選したときには、特定の図柄による組合せ(大当たり図柄;例えば、777など)も表示する。
図22は、パチンコ機1100の制御系の機能ブロック図である。パチンコ機1100は、制御部1200を有する。制御部1200はCPU等の処理手段1201、乱数を発生する乱数発生手段1202、RAM等の第1の記憶手段1203、及びROM等の第2の記憶手段1204を有する。センサ1205は入賞口1104に設けられ、パチンコ玉の入球を検出するセンサである。その他のデバイス1206は、その他のデバイス(ランプ、パチンコ玉の払い出し装置等)を示している。
処理手段1201は、大当たりの抽選の実行条件が成立したか否かを判定する。大当たりの抽選の実行条件は、センサ1205により入賞口1104にパチンコ玉が入球したことが検出された時に成立する。処理手段1201は、大当たりの抽選の実行条件が成立すると、乱数発生手段1202から乱数値を取得し、第1の記憶手段1203に記憶する。
乱数値は、大当たりの抽選の実行条件の成立毎に予め定めた記憶上限回数を上限として順次記憶される。例えば、4回分の抽選結果が記憶される。4回分の乱数値が記憶されている場合、新たな乱数値は破棄される。処理手段1201は、第1の記憶手段1203に乱数値が記憶されていることを条件として、当該乱数値に基づき大当たりの抽選処理を行う。第1の記憶手段1203に複数回分の乱数値が記憶されている場合には、最も古いものから順番に選択する。
抽選結果が大当たりの場合は、演出装置Aが大当たりに対応した識別情報を表示し、ボーナスゲームが開始されて、遊技者には多数のパチンコ玉が払出されるチャンスが与えられる。
このように、本発明に係る遊技台は、所定の入賞口1104を有する遊技領域1103を備え、所定の入賞口1104に遊技球が入球することによって、遊技者に所定の特典を与えるパチンコ機であるため、パチンコ機の回路基板に配設された電子部品等を再封印可能に封印することで、電子部品等を不正に交換した上で遊技を行う等の不正行為を効果的に防止することができる上に、電子部品等の損傷や劣化等により、正当な目的で電子部品等を取り外した場合でも容易に再封印を行うことができる。
また、上記実施の形態において説明した電子部品封印手段600を、遊技台以外の他の様々な装置において、回路基板上に配設された電子部品、またはその他の部分に配設された機械部品や各種部材等の封印のための封印構造として使用することもできる。
すなわち、本発明にかかる封印構造は、第1の部材に配設される第2の部材を、第1の部材に封印する封印構造であって、係止穴を備え、前記第1の部材に固定される封印基台と、挿通孔を備え、前記第2の部材の少なくとも一部を覆う封印蓋と、係止爪を備え、前記挿通孔に挿通されると共に前記係止爪が前記係止穴内に挿入されて前記係止穴に係止される封印ピンと、からなり、前記電子部品封印手段を構成するいずれかの部品を破壊した場合に、前記電子部品を前記回路基板から取り外し可能となるため、様々な装置において回路基板上に配設された電子部品、またはその他の部分に配設された機械部品や各種部材等の不正な取り外しを未然に防止することができる上に、電子部品等の損傷や劣化等により、正当な目的で電子部品等を取り外した場合でも容易に再封印を行うことができる。
なお、上記実施形態に記載された作用及び効果は、本発明から生じる最も好適な作用及び効果を列挙したに過ぎず、本発明による作用及び効果は、上記実施形態に記載されたものに限定されるものではない。
本発明は、スロットマシンやパチンコ機等に代表される遊技台の分野で特に利用することができる。
本発明の実施形態に係るスロットマシン100の外観斜視図を示したものである。 前面扉102を開いた状態にあるスロットマシン100の正面図である。 基板収納ケース500の正面図である。 基板収納ケース500の分解斜視図である。 主制御部300の回路ブロック図である。 副制御部400の回路ブロック図である。 主制御部メイン処理の流れを示すフローチャートである。 副制御部メイン処理の流れを示すフローチャートである。 電子部品封印手段600の構造を示す分解斜視図である。 (a)〜(c)電子部品封印手段600を図9におけるA方向から見た状態を示す図である。 (a)および(b)電子部品封印手段600を図9におけるB方向から見た状態を示す図である。 電子部品封印手段600における上下方向の寸法の概略を示す図である。 電子部品封印手段600における上下方向の寸法の概略を示す図である。 封印蓋620の平面図である。 封印基台612の保持部612b内に複数の分離した係止爪635を含む部分を保持可能にした場合の一例を示す図である。 (a)および(b)封印基台610の係止穴612を横方向に向けて開口させた場合の一例を示す図である。 (a)は封印蓋620に挿通孔622を1つのみ形成するようにした一例を示す図であり、(b)は封印蓋620の長手方向がROM312の長手方向と直交するように封印蓋620を配設した一例を示す図である。 封印基台610と封印蓋620が互いに係合するようにした一例を示す図である。 (a)は封印基台610および封印蓋620を熱伝導率の大きい素材により構成した一例を示す図であり、(b)は封印基台610にICタグ640を備えた一例を示す図である。 電子部品封印手段600を基板収納ケース500に適用した一例を示す図である。 パチンコ機1100の外観斜視図を示したものである。 パチンコ機1100の制御系の機能ブロック図である。
符号の説明
100・・・スロットマシン
110、111、112・・・リール
135・・・スタートレバー
137、138、139・・・ストップボタン
312・・・ROM
312a・・・リード
500・・・基板収納ケース
507・・・結合キャップ
509・・・封印キャップ
514・・・封印取付部
532・・・回路基板
540・・・ソケット
600・・・電子部品封印手段
610・・・封印基台
612・・・係止穴
612b・・・保持部
614・・・係合溝
620・・・封印蓋
622・・・挿通孔
623・・・情報記載シール
624・・・係合凸部
630・・・封印ピン
634・・・破断部
635・・・係止爪
640・・・ICタグ
1100・・・パチンコ機
1103・・・遊技領域
1104・・・入賞口

Claims (1)

  1. 所定の回路パターンが形成された回路基板と、
    前記回路基板上に配設される電子部品と、
    前記回路基板上に配設されて前記電子部品を前記回路基板に封印し、前記電子部品が前記回路基板から取り外された場合に痕跡を残すと共に、所定の回数だけ再封印可能に構成される電子部品封印手段と、を備え、
    前記電子部品封印手段は、
    複数の係止穴を備え、前記回路基板に固定される封印基台と、
    1つの挿通孔を備え、前記電子部品の少なくとも一部を覆う封印蓋と、
    係止爪を備え、前記挿通孔に挿通されると共に前記係止爪が前記係止穴内に挿入されて前記係止穴に係止される封印ピンと、からなり、
    前記1つの挿通孔は、前記封印蓋の向きを変えて配設することによって、前記複数の係止穴のいずれかに対応し、
    前記1つの挿通孔と対応しない前記係止穴は、前記係止爪を挿入不可能に前記封印蓋によって遮蔽され、
    前記電子部品封印手段を構成するいずれかの部品を破壊した場合に、前記電子部品を前記回路基板から取り外し可能となることを特徴とする、遊技台。
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