JP2010119565A - 基板収容ボックス - Google Patents

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Abstract

【課題】ICタグ等の情報部材が破損するおそれを低減し、収容されている制御基板に対する不正が行われたか否かの判断も容易にかつ確実に確認しやすくした基板収容ボックスを提供する。
【解決手段】基板収容ボックス60はケース体61とカバー体62とを互いに被着してなり、ケース体とカバー体に各々設けられた封止部であるケース体封止部70又はカバー体封止部80のいずれかを切断あるいは破壊することによりケース体とカバー体との封止状態を解除する封止手段SAと、制御基板の情報が含まれケース体に取り付けられる情報部材110と、これを被覆する情報部材保護カバー63を備え、封止手段100によりケース体とカバー体とを封止するときにケース体及びカバー体に各々設けられた封止部と情報部材保護カバーに形成された保護カバー封止部90とを封止可能な位置とする。
【選択図】図4

Description

この発明は、制御基板を収容するための基板収容ボックスに関する。
近年、ICタグ等の情報記憶素子を付した機器等の情報管理がより容易となっている。例えば、遊技機にICタグを取り付けて遊技機の異常の有無を監視する遊技機監視システムが提案されている(特許文献1参照)。特に、特許文献1では、一例として基板収容ボックスへICタグを貼り付ける利用形態が提案されている。
パチンコ遊技機等の遊技機の場合、CPU,ROM,RAMその他の電子部品が装着された主制御基板等の制御基板を収容する基板収容ボックスが遊技盤に備えられている。基板収容ボックスは、制御基板を収容するケース体とケース体を被着するカバー体とからなり、ケース体とカバー体は互いに合着封止されている。
ICタグ等は、遊技機の監視に加えて、基板収容ボックス内に収容されている制御基板の製造、販売、検査の情報やその履歴等も記憶可能であることから基板収容ボックスに対する不正行為への抑止効果が期待されている。特許文献1に開示の基板収容ボックスの場合、ICタグは基板収容ボックスの表面(ケース体とカバー体とを跨ぐ位置)に貼り付けられているだけである。そのため、ICタグは基板収容ボックスの外側に露出していることから、遊技機の点検時や交換時に破損するおそれがある。
また、基板収容ボックス内の制御基板を取り出し、そのROMを付け替える等の不正改造を行いもとの制御基板を戻す等の不正行為がある。この場合、ICタグを備えたシートを巧妙に剥がして基板収容ボックスを開封し、元通りにそのシートを貼り直すことが考えられる。従って、遊技機を検査する者はICタグを確認するのみでは当該基板収容ボックス内の制御基板に対し不正が行われたか否かを容易に判断することは困難である。
実用新案登録第3140751号公報
本発明は、前記の点に鑑みなされたものであり、ICタグ等の情報部材が破損するおそれを低減し、同時に、収容されている制御基板に対する不正が行われたか否かの判断も確認しやすくした基板収容ボックスを提供する。
すなわち、請求項1の発明は、制御基板を収容するケース体と、前記ケース体に被着されるカバー体とを有してなる基板収容ボックスにおいて、前記基板収容ボックスは、前記ケース体と前記カバー体とを互いに被着し、前記ケース体と前記カバー体に各々設けられた封止部のうち少なくともいずれかを切断あるいは破壊することにより前記ケース体と前記カバー体との封止状態を解除する封止手段と、前記制御基板の情報が含まれ、前記ケース体又は前記カバー体のいずれかの一にもしくは前記ケース体及び前記カバー体の両方を跨いだ位置に取り付けられる情報部材と、前記情報部材を被覆する情報部材保護カバーとを備えており、前記情報部材保護カバーは前記情報部材を被覆するように前記カバー体又は前記ケース体のいずれか一に取り付けられ、前記封止手段により前記ケース体と前記カバー体とを封止するときに前記ケース体及び前記カバー体に各々設けられた封止部と前記情報部材保護カバーに形成された封止部とを封止可能な位置としていることを特徴とする基板収容ボックスに係る。
請求項2の発明は、前記ケース体に設けられたケース体封止部と前記カバー体に設けられたカバー体封止部が備えられていると共に、前記ケース体封止部もしくは前記カバー体封止部のいずれか一方から他方に向けて封止部材を挿入することによって前記カバー体と前記ケース体とが封止され、さらに、前記情報部材保護カバーの封止部には前記封止部材の挿入によって封止される保護カバー封止部が備えられ、前記保護カバー封止部は前記ケース体封止部及び前記カバー体封止部に対して配置されており、前記封止部材の挿入によって前記ケース体封止部、前記カバー体封止部、及び前記保護カバー封止部が封止されることを特徴とする請求項1に記載の基板収容ボックスに係る。
請求項3の発明は、前記封止部材の挿入によって前記ケース体封止部、前記カバー体封止部、及び前記保護カバー封止部が封止されている状態において、前記カバー体または前記ケース体の少なくともいずれか一方に形成された切断部と前記情報部材カバーに形成された保護カバー切断部の両方を切断することにより、前記ケース体と前記カバー体との封止状態が解除されることを特徴とする請求項2に記載の基板収容ボックスに係る。
請求項4の発明は、前記封止部材の挿入によって前記ケース体封止部、前記カバー体封止部、及び前記保護カバー封止部が封止されている状態において、前記保護カバー封止部の少なくとも封止されている部分が、前記ケース体と前記カバー体とを被着してなる基板収容ボックス内に設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載の基板収容ボックスに係る。
請求項1の発明に係る基板収容ボックスによると、基板収容ボックスは、ケース体とカバー体とを互いに被着し、前記ケース体と前記カバー体に各々設けられた封止部のうち少なくともいずれかを切断あるいは破壊することにより前記ケース体と前記カバー体との封止状態を解除する封止手段と、前記制御基板の情報が含まれ、前記ケース体又は前記カバー体のいずれかの一にもしくは前記ケース体及び前記カバー体の両方を跨いだ位置に取り付けられる情報部材と、前記情報部材を被覆する情報部材保護カバーとを備えており、前記情報部材保護カバーは前記情報部材を被覆するように前記カバー体又は前記ケース体のいずれか一に取り付けられ、前記封止手段により前記ケース体と前記カバー体とを封止するときに前記ケース体及び前記カバー体に各々設けられた封止部と前記情報部材保護カバーに形成された封止部とを封止可能な位置としているため、ICタグ等の情報部材が破損するおそれを低減し、同時に、収容されている制御基板に対する不正が行われたか否かの判断も確認しやすくすることができる。
請求項2の発明に係る基板収容ボックスによると、請求項1の発明において、前記ケース体に設けられたケース体封止部と前記カバー体に設けられたカバー体封止部が備えられていると共に、前記ケース体封止部もしくは前記カバー体封止部のいずれか一方から他方に向けて封止部材を挿入することによって前記カバー体と前記ケース体とが封止され、さらに、前記情報部材保護カバーの封止部には前記封止部材の挿入によって封止される保護カバー封止部が備えられ、前記保護カバー封止部は前記ケース体封止部及び前記カバー体封止部に対して配置されており、前記封止部材の挿入によって前記ケース体封止部、前記カバー体封止部、及び前記保護カバー封止部が封止されるため、ケース体と、カバー体と、情報部材保護カバーとの封止を一括して行うことができる。
請求項3の発明に係る基板収容ボックスによると、請求項2の発明において、前記封止部材の挿入によって前記ケース体封止部、前記カバー体封止部、及び前記保護カバー封止部が封止されている状態において、前記カバー体または前記ケース体の少なくともいずれか一方に形成された切断部と前記情報部材カバーに形成された保護カバー切断部の両方を切断することにより、前記ケース体と前記カバー体との封止状態が解除されるため、不正を働く者が基板収容ボックスを開けようとする場合、各々の切断部を切断、破壊することになるため、切断や破壊の痕跡が残り、不正行為を早期に発見することができる。そのため、不正行為に対する抑止力となり得る。
請求項4の発明に係る基板収容ボックスによると、請求項2又は3の発明において、前記封止部材の挿入によって前記ケース体封止部、前記カバー体封止部、及び前記保護カバー封止部が封止されている状態において、前記保護カバー封止部の少なくとも封止されている部分が、前記ケース体と前記カバー体とを被着してなる基板収容ボックス内に設けられているため、保護カバー封止部の保護性能は高まり、外部からの不正行為されにくくなる。
以下添付の図面に従ってこの発明を詳細に説明する。
図1はこの発明の一実施例に係る遊技機全体の正面図、図2は同遊技機全体の裏面図、図3は基板収容ボックスの斜視図、図4は図3の矢印K部分を示す拡大図、図5は基板収容ボックスの第1分解斜視図、図6は基板収容ボックスの第2分解斜視図、図7は図5の矢印L部分を示す拡大図、図8は保護カバー封止部の拡大図、図9は基板収容ボックスの封止手段を示す主要部断面図、図10は情報部材を取り付ける位置の他の実施例に係る主要部断面図である。
この発明の基板収容ボックスが用いられる機器として、パチンコ遊技機を例に説明する。図1に示す遊技機1(弾球遊技機)は、枠体2の内側に遊技盤3が着脱交換可能に収容され、その遊技盤3に遊技球の外側誘導レール4及び内側誘導レール5が略円形に立設され、遊技盤3の外側誘導レール4と内側誘導レール5によって囲まれた遊技領域6の中心線上にその上部から下部に向かって順に画像表示装置9、普通電動役物である始動入賞口10、特別電動役物である大入賞口15、アウト口(排出口とも称される。)17が配設されている。画像表示装置9の上方両側にはランプ風車18a,18b、下方に普通図柄変動開始用左ゲート19と普通図柄変動開始用右ゲート21、さらにその下方に風車22a,22bが備えられる。始動入賞口10の左右に左袖入賞口23と右袖入賞口25、大入賞口15の両側に左落とし入賞口27と右落とし入賞口29が配設されている。
また、枠体2の前面側には、払い出された遊技球を受け、遊技者の発射操作に応じて遊技球を遊技盤3の遊技領域6に向けて発射する発射装置H及び当該発射装置Hに遊技球を供給する上側遊技球貯留皿31、この上側遊技球貯留皿の飽和時に遊技球を受けるための下側遊技球貯留皿32、遊技状態を報知するランプ表示器33,34、音声や効果音を発して遊技状態を遊技者に報知するスピーカ8がそれぞれ組み付けられている。
図中の画像表示装置9は、液晶表示盤等の画像表示部からなる図柄表示装置であり、図示はしないが特別図柄及び普通図柄が表示される。前記図柄表示装置を構成する画像表示部は、前記のような液晶表示盤に限られるものではなく、LED、有機EL、CRTやその他の表示装置で構成されていてもよい。
図2に示すように、遊技機1の遊技盤の裏面側には、該遊技盤の前面側に配設された画像表示装置9の画像表示部への図柄等の表示制御を行う図柄制御基板57、同じく遊技盤の前面側である遊技領域6に配設された入賞口に入球した遊技球を集合させる集合路を有する集合板(図示せず)が設けられている。
また、図2の符号40は遊技球(パチンコ球)を貯留する貯留タンク、41はタンクレール、42は枠用外部出力端子基板、43はランプ中継基板、44は受電基板、45は賞球センサ中継基板、46は盤面用外部出力端子基板、47は中継基板、48は音声制御基板、49はFG中継基板、50は主制御基板、51は電源基板、52はサブ制御基板、53は払出制御基板、54は発射装置制御基板、55はカードインターフェイス接続部、56は電源プラグ、57は図柄制御基板、Gは接地線、60は基板収容ボックスである。なお、符号59は発光制御基板でありサブ制御基板52と一体化されている。前記の主制御基板50は基板収容ボックス60内に封入される。
図3ないし図9を用い、実施例の基板収容ボックス60及びその封止手段SAの構造について説明する。図3は基板収容ボックス60を遊技機1の裏面側から取り外し示して示す斜視図であり、ケース体61の上側にカバー体62が被着され双方合着している状態である。また図4は封止手段SAの拡大図である。基板収容ボックスの内部には各種制御基板を収容可能としており、この実施例の基板収容ボックスは遊技機の遊技に関する制御を行う主制御基板50(図2参照)の収容に用いられる。
実施例の遊技機の場合、主制御基板には図示しないCPU、ROM、RAM等が装着され、そのROMに大当たり確率、賞球数、確率変動状態の発生頻度等の遊技進行に関連するデータや遊技のプログラムが書き込まれている。主制御基板に対する不正な改変は本来の遊技進行を乱し、賞球数を狂わせてしまうことから問題視されている。
そのような経緯から、主制御基板に関する遊技機の製造時(出荷時)や販売時、点検時における部品情報、検査情報、点検情報等やその履歴を記憶、保持しておくため、例えば、ICタグ等の情報部材が利用されつつある。特に、ICタグ等の情報部材を主制御基板(収容ボックス)に貼り付け可能となったため、直接、個々の主制御基板毎に部品、検査、点検、その履歴の情報を保持、管理できるようになり、確認精度や点検効率の向上に貢献している。情報部材のうち、ICタグには公知のRFID等の非接触により情報を送受信可能とするアンテナや回路が組み込まれている。実施例における情報部材はICタグ110である。むろん、ICタグの形状、方式、規格等は適宜である。
この実施例では、ICタグ110(情報部材)はカバー体62の左端側の上面に取り付けられ、その上に、ICタグ110を被覆するICタグカバー(情報部材保護カバー)63は、当該ICタグの直上に備えられる。このため、ICタグが直接基板収容ボックスの外部に露出することなく、ICタグは損傷から保護される。
基板収容ボックス60のケース体61及びカバー体62と共にICタグカバー63も一括して封止されるため、基板収容ボックス60のケース体61とカバー体62の各々には封止部が設けられている。図4の実施例に示しているように、ケース体61にはケース体封止部70、カバー体62にはカバー体封止部80が設けられる。さらに、情報部材保護カバー63には後に詳述する保護カバー封止部90が備えられる。これらの封止部は封止部材となる後出の封止ピン100(図5等参照)により封止され、封止ピンと各封止部より封止手段SAは構成される。図3において、符号SBは、ICタグカバー(保護カバー封止部)が設けられていないケース体封止部70、カバー体封止部から構成される封止手段であり、図4の符号77はピン受け部、78はピン挿入口、101は封止ピンのキャップである。
図5は基板収容ボックス60の左側(封止手段SAの外側)から、図6はその右側(封止手段SAの内側)からの分解斜視図である。はじめにケース体61に設けられているケース体封止部70から説明する。ケース体封止部70には、長尺状の取付台座部71と、金属製の板部材72が含まれる。板部材72は取付台座部71の中に収容され、板部材72の端部76は取付台座部の挟持部75に挟持されて双方は固定される。取付台座部71に封止ピン100が挿入可能な挿入孔73、板部材72に封止ピン100が挿入可能な挿入切込み74がそれぞれ2個ずつ設けられている。板部材72の挿入切込み74は十字形状に形成され、切込みの各片部分はケース体の内部方向に反り返っている。板部材72を収容した取付台座部71は、取付台座部のビス穴71vとケース体61のビス受け65vとのねじによる取り付けにより、ケース体61の台座固定部65に固定される。こうして、ケース体のケース体封止部が組み立てられる。
次に、カバー体62に着目すると、このカバー体62に設けられているカバー体封止部80には、図示の例では2個の保持筒部81が備えられる。保持筒部81内に封止ピン100が挿入され、ここにキャップ101も押し込まれる。カバー体62の左側(図示の封止手段SA側)の上面には、前出のICタグ110が貼り付けられる貼付面部66が設けられている。カバー体62の下部には複数のフックhが備えられ、ケース体61の所定位置に嵌合して固定をより強固としている。符号64はケース体の基板載置部であり、このリブ構造状の基板載置部の上部に前記の主制御基板50が載置される。
図7は図5の矢印Lの拡大図でありカバー体封止部80の詳細を示す。2個の保持筒部81はカバー体62の外側に突出して形成された2枚の保持壁部84の間に配置される。保持筒部81同士、及び保持筒部81と保持壁部84は、カバー体切断部82により連結され、保持筒部81はカバー体に固定される。このカバー体切断部82はニッパ等の工具により切断または破壊可能な強度で構成されている。符号85は保持筒部の内面部である。
ICタグカバー(情報部材保護カバー)63は、カバー体62の貼付面部66にICタグ110が貼り付けられた後、このICタグ110を覆うようにしてカバー体62に取り付けられる。このICタグカバーに保護カバー封止部90が設けられている。また、当該ICタグカバー63とケース体61及びカバー体62との係合や位置決めをしやすくし、貼付面部66の側面方向を保護するため、内側板部67、内側板部68も設けられている。
図8に示す保護カバー封止部90の正面図から理解されるように、保護カバー封止部90には3箇所の切込凹部94が設けられ、保護カバー封止部90は一部分でつながった2枚の封止片部材91からなり、その中央部分に保護カバー挿入孔93が形成される。切込凹部94の末端部分には保護カバー切断部92が設けられ、保護カバー切断部により2枚の封止片部材91がICタグカバー63につながっていると共に、1つの保護カバー切断部92を切断または破壊することにより1枚ずつ封止片部材91を保護カバー封止部90から分離することができる。封止片部材91の保護カバー挿入孔93には封止ピン100が挿入される。保護カバー切断部92もニッパ等の工具により切断または破壊可能な強度で構成されている。
図9の拡大縦断面図は、封止ピン(封止部材)100が保護カバー封止部90、ケース体封止部70及びカバー体封止部80に挿入され、ケース体61、カバー体62、ICタグカバー(情報部材保護カバー)63が封止固定された時の様子である。ケース体61にカバー体62が被着された後にICタグカバー63が所定位置に被せられる取り付けの順番である。
前出の図5,6にて説明したように、ケース体封止部70の板部材72は取付台座部71を介してケース体61側に固定され、カバー体封止部80の保持筒部81もカバー体62と一体に接続されている。実施例の封止手段SAの構造では、基板収容ボックスの外部側からその内部に向けて、つまり、カバー体封止部80(保持筒部81)から、保護カバー封止部90(封止片部材91)、ケース体封止部70(取付台座部71,板部材72)に向けての順序である。このとき、ケース体封止部70の挿入孔73、保護カバー封止部90の保護カバー挿入孔93、並びにカバー体封止部80の保持筒部81は、封止ピン100により串刺し状に貫通可能となるように、それぞれは同一直線上、あるいは略同一直線上(より詳細には同一直線と類似した曲線あるいは曲線の組み合わさった線あるいは方向の異なる直線の組み合わせた線上)に配置される。この配置が各々の封止部同士を封止可能とする位置である。
ケース体61及びカバー体62に各々設けられた封止部(ケース体封止部70及びカバー体封止部80)と、ICタグカバーの保護カバー封止部90とは、封止ピン100により一体となる。各封止部同士は封止ピン100により封止可能な位置である。この例によると、封止ピン100が、ケース体封止部70(取付台座部71,板部材72)の挿入孔73,挿入切込み74、保護カバー封止部90の保護カバー挿入孔93、及びカバー体封止部80の保持筒部81を貫通することにより、各々の封止部の封止が完了する。保護カバー封止部90は、ケース体封止部70及びカバー体封止部80に対して封止される配置となる。そこで、封止ピン100を介してケース体封止部70及びカバー体封止部80に保護カバー封止部90が接続される。
封止ピン100は頭部105と先端部104から構成され、先端部には環状凹溝部106が形成される。図9の断面図から理解されるように、板部材72の十字形状の挿入切込み74には、基板収容ボックスの内部側に反っている反り返り部78が形成されている。反り返り部78の反りの方向は封止ピンの挿入方向と同じであるため、封止ピンが挿入された場合、その先端部に形成された環状凹溝部106は反り返り部78に引っかかる。従って、いったん封止ピン100の先端部104が板部材72の挿入切込み74に到達すると、封止ピンは板部材72から脱離することはなくなる。
また、保護カバー封止部90の保護カバー挿入孔93を封止ピン100が貫通していることから、封止片部材91を介してICタグカバー63もカバー体62に被さる。図示よりよくわかるように、保持筒部81の内面部85にはさらに段差部86が設けられ、ここに封止ピンの頭部105がはまる。封止ピンの頭部105により保持筒部81の段差部86が固定されるため、結果的に封止ピンは保持筒部81を通じてカバー体62をケース体61側に固定することとなる。キャップ101が保持筒部81内に押し込まれることにより、封止ピンの頭部105部分は保持筒部内に密閉される。このため、封止ピン100に対する不正行為を低減することができる。併せて、ケース体、カバー体、情報部材保護カバーとの封止は一括して行うことができるため、個々の部材の封止に必要な部品数を削減することができ、別々に封止する場合に比べて封止に要する場所も少なくすることができる。
基板収容ボックス60を開けようとして、ケース体61からカバー体62を外そうとする場合、はじめに、カバー体封止部80のカバー体切断部82が切断または破壊される(図5,6,7参照)。現在封止ピン100が挿入されている側の保持筒部81はカバー体62から遊離される。続いて、保護カバー封止部90の保護カバー切断部92が切断または破壊される(図5,6,8参照)。現在封止ピン100が挿入されている側の封止片部材91はICタグカバー63から遊離され、これによってICタグカバー63はカバー体62から分離される。また、前記の保持筒部81がカバー体62から外れることにより、ケース体61とカバー体62との合着も解除され、ケース体61からカバー体62の取り外しが可能となる。実施例のように、カバー体62のカバー体切断部82とICタグカバー63に形成された保護カバー切断部92の両方の切断によりケース体61とカバー体62との封止状態が解除される。つまり、封止手段SAとは、ケース体61とカバー体62の各々設けられた封止部(ケース体封止部70、カバー体封止部80)のうち、少なくともいずれか側の封止部を切断あるいは破壊することによりケース体61とカバー体62との封止状態を解除する封止構造である。
実施例の封止手段SAの構造によると、基板収容ボックスに貼り付けられたICタグの接触による破損のおそれを減らすことができる。同時に、不正を働く者が基板収容ボックスを開けて内蔵されている制御基板のROMを取り外してもとに戻そうとする場合、カバー体封止部80のカバー体切断部82及び保護カバー封止部90の保護カバー切断部92の両方を切断、破壊することになる。このため、切断や破壊の痕跡が残り、不正行為を早期に発見することができる。結果的に、不正行為に対する抑止力となり得る。
図3ないし図9にて詳述のとおり、封止部材100の挿入によりケース体封止部70、カバー体封止部80、保護カバー封止部90が封止状態となっている場合において、ケース体封止部70、カバー体封止部80、または保護カバー封止部90の少なくとも一部、この例では、ケース体封止部70の全体と保護カバー封止部90の一部(封止されている部分)が当該基板収容ボックス60内に設けられている。それぞれの封止部のうち少なくとも一部が基板収容ボックス内に収まることにより、封止部の保護性能は高まり、外部からの不正行為されにくくなる。特に、本実施例では、保護カバー封止部の封止されている部分がケース体封止部70とカバー体封止部80との間にほぼ密となるように配設されている。このため、保護カバー封止部の封止されている部分に不正を行おうとしてもケース体封止部70とカバー体封止部80に阻害されて不正を行い難くすることができる。
保護カバー封止部90の一部とは保護カバー封止部の保護カバー切断部92も含まれる。それにより、保護カバー切断部の切断は容易ではなくなり、カバー体とケース体の封止状態の解除も難しくなり、不正行為を減らすことができる。ここでいう少なくとも一部とは、ケース体封止部70、カバー体封止部80、及び保護カバー封止部90のいずれかの封止部が基板収容ボックス60内に設けられていることと、ケース体封止部70、カバー体封止部80、または保護カバー封止部90を構成する部材の一部分が基板収容ボックス60内に設けられていることの両方である。なお、ケース体封止部70、カバー体封止部80、及び保護カバー封止部90の全てが基板収容ボックス60内に設けられていてもよい。
図10の断面図は、基板収容ボックス60に対するICタグ110の貼り付け位置の他の例に当たる。ICタグ110(情報部材)は、ケース体61の貼り付け面61p及びカバー体62の貼り付け面62pの両方に跨がって双方の面に貼り付けられている。そして、ICタグカバー63によりICタグ110は被覆されている。符号63qはICタグカバーの内面部であり、適度な隙間を設けて、ICタグカバー自体がICタグに直に接触しないようにしている。図10の例によると、ICタグ110はケース体61及びカバー体62に跨っているため、不用意にケース体とカバー体を分離しようとする時に、ICタグ自体にも損傷が生じやすい。例えば、ICタグの印刷箇所の欠損、内蔵アンテナ配線の破断等があり、容易にICタグに生じた異常を検知することができる。さらに、ICタグカバーの存在により、ICタグの保護性能も高めている。
なお、本発明は、開示の実施例に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において構成の一部を適宜に変更して実施することができる。例えば、実施例のカバー体封止部、保護カバー封止部、ケース体封止部の構成は、2回までの封止を想定して保持筒部、封止片部材(保護カバー挿入孔)、取付台座部と板部材の挿入孔や挿入切込みの数を規定している。むろん、この数に限らず、2以上の適宜数とすることができる。また、実施例における切断部は、カバー体に設けられたカバー体切断部と、ICタグカバー(情報部材保護カバー)に設けられた保護カバー切断部の2箇所としている。例えば、カバー体側の切断部を形成する代わりにケース体の側に切断部を設けることも可能である。この場合、ケース体封止部から、保護カバー封止部、カバー体封止部に向けての順序となる。
実施例のケース体、カバー体、及びICタグカバー(情報部材保護カバー)を封止する封止手段の構成では、基板収容ボックスの側面方向から封止ピン(封止部材)を挿入する構造である。この他に、基板収容ボックスの上下方向から挿入とすることもでき、その数を増やすこともできる。また、実施例においては、封止部材をカバー体封止部、保護カバー封止部、ケース体封止部の順に挿入している。これに代えて、例えば、カバー体封止部−ケース体封止部−保護カバー封止部の順、保護カバー封止部−カバー体封止部−ケース体封止部の順、保護カバー封止部−ケース体封止部−カバー体封止部の順、ケース体封止部−カバー体封止部−保護カバー封止部の順に挿入するものであってもよい。
情報部材としてICタグを例示し説明している。この他に、制御基板の管理情報(識別番号)を付したバーコード、マイクロQRコードやQRコード(登録商標)等も情報部材として用いることができる。封止部材も図示のリベット状の封止ピンの代わりに適宜形状の部材を用いることができる。
実施例では、パチンコ遊技機の基板収容ボックスとして説明したが、この他にスロットマシン、アレンジボール等の各種遊技機の基板収容ボックスとしての適用、さらには、券売機等の自動販売機、現金自動預け払い機、両替機、その他産業機械等の制御基板を収容する基板収容ボックスとしても適用することができる。
この発明の一実施例に係る遊技機全体の正面図である。 同遊技機全体の裏面図である。 基板収容ボックスの斜視図である。 図3の矢印K部分を示す拡大図である。 基板収容ボックスの第1分解斜視図である。 基板収容ボックスの第2分解斜視図である。 図5の矢印L部分を示す拡大図である。 保護カバー封止部の拡大図である。 基板収容ボックスの封止手段を示す主要部断面図である。 情報部材を取り付ける位置の他の実施例に係る主要部断面図である。
符号の説明
1 遊技機
50 主制御基板
60 基板収容ボックス
61 ケース体
62 カバー体
63 ICタグカバー(情報部材保護カバー)
70 ケース体封止部
71 取付台座部
72 板部材
73 挿入孔
74 挿入切込み
80 カバー体封止部
81 保持筒部81
82 カバー体切断部(切断部)
90 保護カバー封止部
91 封止片部材
92 保護カバー切断部
93 保護カバー挿入孔
100 封止ピン(封止部材)
110 ICタグ(情報部材)
SA 封止手段

Claims (4)

  1. 制御基板を収容するケース体と、前記ケース体に被着されるカバー体とを有してなる基板収容ボックスにおいて、
    前記基板収容ボックスは、前記ケース体と前記カバー体とを互いに被着し、前記ケース体と前記カバー体に各々設けられた封止部のうち少なくともいずれかを切断あるいは破壊することにより前記ケース体と前記カバー体との封止状態を解除する封止手段と、
    前記制御基板の情報が含まれ、前記ケース体又は前記カバー体のいずれかの一にもしくは前記ケース体及び前記カバー体の両方を跨いだ位置に取り付けられる情報部材と、
    前記情報部材を被覆する情報部材保護カバーとを備えており、
    前記情報部材保護カバーは前記情報部材を被覆するように前記カバー体又は前記ケース体のいずれか一に取り付けられ、前記封止手段により前記ケース体と前記カバー体とを封止するときに前記ケース体及び前記カバー体に各々設けられた封止部と前記情報部材保護カバーに形成された封止部とを封止可能な位置としていることを特徴とする基板収容ボックス。
  2. 前記ケース体に設けられたケース体封止部と前記カバー体に設けられたカバー体封止部が備えられていると共に、前記ケース体封止部もしくは前記カバー体封止部のいずれか一方から他方に向けて封止部材を挿入することによって前記カバー体と前記ケース体とが封止され、さらに、前記情報部材保護カバーの封止部には前記封止部材の挿入によって封止される保護カバー封止部が備えられ、
    前記保護カバー封止部は前記ケース体封止部及び前記カバー体封止部に対して配置されており、前記封止部材の挿入によって前記ケース体封止部、前記カバー体封止部、及び前記保護カバー封止部が封止されることを特徴とする請求項1に記載の基板収容ボックス。
  3. 前記封止部材の挿入によって前記ケース体封止部、前記カバー体封止部、及び前記保護カバー封止部が封止されている状態において、前記カバー体または前記ケース体の少なくともいずれか一方に形成された切断部と前記情報部材カバーに形成された保護カバー切断部の両方を切断することにより、前記ケース体と前記カバー体との封止状態が解除されることを特徴とする請求項2に記載の基板収容ボックス。
  4. 前記封止部材の挿入によって前記ケース体封止部、前記カバー体封止部、及び前記保護カバー封止部が封止されている状態において、前記保護カバー封止部の少なくとも封止されている部分が、前記ケース体と前記カバー体とを被着してなる基板収容ボックス内に設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載の基板収容ボックス。
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