JP2008167794A - 基板ケース - Google Patents

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Abstract

【課題】
模造が困難であって、且つ、基板ケースを開放する際には痕跡が残る基板ケースを提供する。
【解決手段】
封止部材14にICタグ20を設け、封止部材14を破壊する際、係止溝13aから係止片16aを抜き取る方向に力を加えた際、蓋側封止部材15と底側封止部材16とを離間させる方向に力を加えた際、又はICタグ20を剥がす方向に力を加えた際、にICタグ20が機能破壊するため、痕跡を残すことなく不正行為を行うことを不可能とする。
【選択図】 図5

Description

本発明は、遊技機に設けられる回路基板を収納する基板ケースに関するものである。
遊技機に設けられる回路基板の代表的なものとして遊技動作を制御する主制御基板が挙げられる。遊技動作を制御するため、主制御基板にはマイクロコンピュータを構成するMPU、ROM、RAM等の電子部品が多数実装されてる。
回路基板に対する不正行為は、基板ケースを開放して回路基板に備えられたROM等の電子部品を交換することにより、多くの場合、正規な遊技性能とは異なる遊技性能を実現するために行われていた。
このため、所定の部位に配置される封止部材を破壊しない限り基板ケースを損傷させることなく開放することができない構造を備えた基板ケースとし、封止部材や基板ケースが破損している場合には、基板ケースが開放されたとみなしていた。
しかし、封止部材は基板ケースの蓋部材や底部材に一体成形又は熱溶着され、4個設けられている構成が一般的であり、回路基板の検査のために開封する回数に限界があった。
上記課題を解決するために、封止部材を基板ケースとは別体として構成し、所定回数の開封に達した際に封止部材を取り替えること基板ケースをそのまま利用できるようにした発明もなされている。
特願平11−112995号公報
しかし、近年、封止部材を蓋部材や底部材に一体成形又は熱溶着する構成とした基板ケースを模造し、偽基板ケース内にROM交換した回路基板を収納した状態で、遊技機に配置するという不正行為も行われており、蓋部材又は底部材と封止部材とを別体とした基板ケースの場合には基板ケース全体を模造する必要もなく、封止部材のみを模造すれば良いため、不正行為が容易に行われてしまう可能性があった。
請求項1記載の基板ケースは、回路基板の電子部品が実装される実装面を被覆する蓋部材と、前記回路基板の電子部品が実装されていない半田面を被覆する底部材と、前記蓋部材と前記底部材との閉じ、封止するための封止部材と、を備える基板ケースであって、前記封止部材は、前記蓋部材に係止される蓋側封止部材及び前記底部材に係止される底側封止部材により形成され、前記底側封止部材に固有の識別情報を無線にて出力するICを設けるためのIC設置部を設け、前記底側封止部材を破壊することにより、前記蓋部材又は前記底部材を破壊することなく前記蓋部材と前記底部材との封止状態を解除可能とし、且つ、前記封止部材の破壊により前記ICが破壊することを特徴とする。
ここで「IC」とは、固有の識別情報及び回路基板に関する情報を無線にて出力するという機能を有しているICであれば良く、イントレット、アンテナ、ストラップなどと組み合わせた所謂ICタグの形式であっても何ら差し支えない。
また、ICタグの種別としてパッシブタイプでもアクティブタイプでも良く、アンテナに関してもIC内蔵型であってもIC外付型であっても何ら差し支えないが、半永久的に使用可能なパッシブタイプで、且つ、アンテナを外付型とした所謂破壊ICタグとして構成することが望ましい。
請求項2記載の基板ケースは、請求項1記載の基板ケースにおける前記ICを、前記蓋側封止部材と前記底側封止部材とを離間させた際に機能破壊するようにしたことを特徴とする。
ここで、「機能破壊」とは、固有の識別情報を無線にて出力することができない状態となることである。
請求項3記載の基板ケースは、請求項1又は2記載の基板ケースにおける前記ICを、前記底側封止部材と前記底部材とを離間させた際に機能破壊するようにしたことを特徴とする。
ここで、「機能破壊」とは、固有の識別情報を無線にて出力することができない状態となることである。
請求項4記載の基板ケースは、請求項1乃至3記載の前記IC設置部に、電波吸収体シートを備える構成としたことを特徴とする。
ここで、「電波吸収体シート」とは、 樹脂やゴムなどに顆状フェライトや砂状磁鉄鋼などを含ませてシート状(板状)にしたものであって、顆状フェライトや砂状磁鉄鋼などの混合率については使用するICの出力の強度に合わせて変化させることが望ましい。
請求項1記載の基板ケースによれば、封止部材を蓋部材に係止される蓋側封止部材及び底部材に係止される封止部材により形成し、基板ケース(蓋部材又は底部材)と一体成形又は熱溶着する構成ではないため、封止部材を交換することで基板ケースを交換することなく基板ケースに収納される回路基板の検査を回数に制限なく行うことができる。
また、封止部材に固有の識別情報を無線にて出力するICを設けているため、封止部材を模造して不正行為を行うことが極めて困難となる。
さらに、基板ケースを模造しても基板ケースの開封するために封止部材を破壊することとなり、封止部材の破壊によってICの機能が損なわれるため、不正行為を行うことが極めて困難となる。
請求項2記載の基板ケースによれば、ICを蓋側封止部材と底側封止部材とを離間させた際に機能破壊するように構成しているため、ICを機能破壊することなく封止部材による封止を解除することができない構成とすることができる。
請求項3記載の基板ケースによれば、請求項1又は2記載の基板ケースと同様の効果を有すると共に、ICを底側封止部材と底部材とを離間させた際に機能破壊するように構成しているため、ICを破壊することなく底部材を新たな底部材と交換することができない構成とすることができる。
請求項4記載の基板ケースによれば、請求項1乃至4と同様の効果を有すると共に、ICと読み取り装置(所謂リーダー)との通信における遊技機の設けられる回路基板、配線又はアクチュエータ類の影響による読み取り障害を抑え、ICからの出力を好適に行うことができる。
以下に本発明の好適な実施形態について図面を参照して説明する。
まず、図1に基板ケース10の斜視図を、図2に基板ケース10の分解斜視図を示し、本発明の要旨である基板ケース10の構成について説明する。
基板ケース10は、回路基板11の電子部品11aが装着された実装面を被覆して保護した状態で固定する蓋部材12と、蓋部材12の下方より回路基板11の半田面を被覆して保護する底部材13と、蓋部材12と底部材13を取り外し不可能にするための封止部材14(蓋部材12に係止される蓋側封止部材15と、底部材13に係止される底側封止部材16)により構成され、蓋部材12と底部材13とを重ね合わせて閉じることで回路基板11を被覆する構成としている。
蓋部材12は、下面が開口し、上面の一部には回路基板11のコネクタ11bに対応する位置に図示しない挿通孔が複数穿設された形状であり、右側面には回動軸部17が設けられている。
また、蓋部材12の下方の開口には、回路基板11を固定するための図示しない螺子孔及び図示しない突起部が設けられ、蓋部材12の左面には、封止部材14を形成する蓋側封止部材15を係止するための係止溝12a(蓋部材12の内側と外側を連通する構成ではない)が設けられている。
さらに、蓋部材の上面には、凹部18、19が形成されており、凹部18には回路基板11が搭載される遊技機の機種名を記した機種名シールが、凹部19には回路基板11を検査した際に書き込むための検査履歴シールが各々貼り付けられている。
底部材13は、上面が開口し、蓋部材12に対応した形状であり、右側面には基板ケース10を遊技機に取り付けるための取付部21が突設している。
また、底部材13の上面右側には、蓋部材12の回動軸部17に対応する軸受け部22が設けられ、底部材13の左面には、封止部材14を形成する底側封止部材16を係止するための係止溝13a(底部材13の内側と外側を連通する構成ではない)が設けられている。
回路基板11は、長方形状のプリント配線基板によって構成されており、その上面の大部分はROM等の電子部品11aを実装する電子部品実装領域として形成される一方、幅方向一側の領域がコネクタ11bを実装するコネクタ実装領域として形成されている。
また、回路基板11の隅角部4箇所には、蓋部材12の図示しない螺子孔に螺子によって固定するための止め孔23及び蓋部材12の図示しない突起部を通して位置決めするための係合孔24が穿設されている。
このような構成であるため、回路基板11は蓋部材12の開口部(下方)から入れられ、蓋部材12に設けられる図示しない突起部を係合孔24を挿入することで位置決めを行い、位置決めがなされた状態で止め孔23に螺子を挿入して蓋部材12に設けられる図示しない螺子孔にねじ込むことで蓋部材12に締着することになる。
そして、蓋部材12の回動軸部17を底部材13の軸受け部22に挿入して回動自在に軸支された状態とした後、蓋部材12を回動し、蓋部材12と底部材13とが重なり合う状態とした後、係止溝12aに封止部材14を構成する蓋側封止部材15を挿入し、係止溝13aに封止部材14を構成する底側封止部材16を挿入して、蓋側封止部材15と底側封止部材16とを螺子により螺子着することで基板ケース10を開放(蓋部材12と底部材13を取り外し)不可能にすることになる。
ここでは、係止溝12a及び係止溝13aは、蓋部材12の回動軸部17及び底部材13の軸受け部22が設けられる箇所に対して逆側に設ける構成としているが、他の側端に設けても何ら問題なく、蓋部材12の回動軸部17及び底部材13の軸受け部22が設けられる側に封止部材14を設けるようにしても何ら差し支えない。
このとき、封止部材14により封止された状態で、基板ケース10を力によって歪ませても回路基板11に不正行為を行うことができないように基板ケース10(蓋部材12及び底部材13)の強度、封止部材14、蓋部材12の回動軸部17及び底部材13の軸受け部22の位置を決定する必要がある。
また、基板ケース10を構成する蓋部材12及び底部材13は、内部を視認を極力妨げないように透過性のある合成樹脂で形成され、封止部材14に関しても透過性のある合成樹脂で成形することが望ましい。
同様に、機種名シールや検査履歴シールなどの基板ケース10に貼るシールに関しては、不透明であると各種シールの裏面側に位置する回路基板11の電子部品11aの視認性が悪くなり、不正行為の発見が困難になる場合も考えられるため、透明又は半透明とすることが望ましい。
透明又は半透明とすることで、回路基板11の電子部品11aの視認性が向上して不正行為の発見が容易になると共に、シールが貼られる箇所の基板ケース10(蓋部材12)の状態を視認することができ、シールを剥がし、基板ケース10(蓋部材12)に穴をあけてROM交換等の不正を行った後に、穴をシールで塞いで隠すような不正行為を視認によって容易に発見することができる。
続いて、図3に封止部材14の分解斜視図を示し、封止部材14について詳細に説明する。
封止部材14は、蓋部材12の係止溝12aに係止される蓋側封止部材15と、底部材13の係止溝13aに係止される底側封止部材16と、蓋側封止部材15と底側封止部材16を封止するための螺子14aと、底側封止部材16に設けられるICタグ20及び電波吸収体シート25により構成されている。
ICタグ20に設けられるIC20aには、記憶領域としてシステム領域とユーザー領域を備えており、システム領域には少なくともIC固有の識別番号が記載される構成となっている。
ここで、システム領域に記憶されるIC固有の識別情報とは、ユニーク(唯一の、一意の、無比の、独自の、固別の、無双の)IDである。
また、ユーザー領域にに記憶される情報の種類を限定しないが、検査等に役立つ情報を記憶させることが望ましく、例えば主制御基板の基板管理番号、封止部材の封止情報などを記憶させるようにすることが好適である。
底側封止部材16には、前述した蓋部材12の係止溝12aに係止される係止片16aと、ICタグ20及び電波吸収体シート25を設置するためのIC設置部16bと、螺子14aが挿入される貫通口16cと、内部に空間を有する筒部16dと、筒部16dに熱溶着され筒部16下方の開口を覆う底部16eと、筒部16d及び底部16eにより形成される空間に設置される空転部材16fとにより構成されている。
蓋側封止部材15には、前述した底部材13の係止溝13aに係止される係止片15aと、螺子14aが挿入される筒部15bと、螺子が貫通する貫通口15cと、底側封止部材16と組み合わされた際にIC設置部16bの上方を覆う保護突起15dとにより構成されている。
底部16eの上方には反時計回り方向に進むに従い上り傾斜がきつくなる扇形形状を有する係止め部16gが左右対称位置に2箇所突出し、空転部材16fの下方には、時計回り方向に進むに従い上り傾斜がきつくなる扇形形状を有する係止め部16hが左右対称位置に2箇所突出している。
螺子14aを筒部15bから挿入して貫通口15cを貫通させ、筒部16dの貫通口16cを経て、空転部材16fの螺子孔16iに当てて締めていくことで、蓋部材12と底部材13とを螺着することができる。
螺子14aの先端部を螺子孔16iに押し当ててマイナスドライバで締めていくと、係止め部16gの平面部と係止め部16hの平面部とが当接する位置で空転部材16fが空転し、係止め部16gの平面部と係止め部16hの平面部とが当接する位置で空転部材16fが係止まり、回転不可能に固定される。
このように、空転部材16fが回転不可能に固定されると、空転部材16fの螺子孔16iに螺子14aを締めることが可能となり、蓋側封止部材15と底側封止部材16とを螺着することができ、蓋部材12と底部材13とを封止することができる。
蓋側封止部材15と底側封止部材16とを螺着された状態で、不正に回路基板11のROM等の電子部品11aを交換しようとして螺子14aを緩める方向に回転させても、係止め部16gの平面部と係止め部16hの平面部とが当接することはなく、係止め部16gの傾斜が係止め部16hの傾斜を上っていくことになる。
そのため、空転部材16fは筒部16dと底部16eとで作られた空間で上下方向に移動しながら空転するだけであり、螺子14aを緩める方向に回転させても螺子14aが緩まることはなく、空転部材16fから螺子14aを抜き取ることはできず、基板ケース10を開放(蓋部材12と底部材13とを取り外し)不可能に螺着することができる。
ここで、螺子14aは、一般的な螺子であっても空転部材16fを備えているため何ら差し支えないが、接着剤などで空転部材16fを固着させて空転部材16fの空転を無効化することも想定されるため、締める時に回転させる方向にのみマイナスドライバ等の一般的な工具を係止可能な螺子(所謂、ワンウェイ螺子)、又は締めた後に緩める方向に回転させた場合に破損してしまう螺子(所謂、破断螺子)を用いる方が好適である。
尚、基板ケース10を封止する場合には、開封するごとに新たな封止部材14が必要となるが、封止部材14を交換することで、基板ケース10自体はそのまま利用することが可能となる。
続いて、図4にICタグ20の構造図を、図5に封止部材14に設置して基板ケース10を封止した際の断面図を、図6に図5における点線内の拡大図を示し、詳細に説明する。
図4(a)はICタグ20を上方から見た図である。ICタグ20は、IC20a、アンテナ20b、イントレット20cで構成されている。
IC20a及びアンテナ20bはイントレット20cにより固定部位に特殊な接着剤(又は粘着剤)により接着され、アンテナ20bは極めて薄くて壊れ(断線し)易く構成されているため、ICタグ20を剥がす際に接着剤の接着作用によりイントレット20c側と固定部位側との略逆方向に引っ張られて容易に破壊(破断)するものである。
IC20aは、無線によって外部からその情報を読み書き可能なICであり、情報を無線によってやりとりする技術が用いられている。
IC20aは、IC外部にアンテナ20bを備えており、読み取り装置(所謂リーダー)からの電波をエネルギー源として動作するタイプ(パッシブタイプ)として構成されている。
パッシブタイプのICタグ20は、読み取り装置からの比較的強めの電波の一部を反射し、ID情報(固有の識別情報)はこの反射波に乗せて返される。
反射波の強度は非常に小さいため、読み取り装置は比較的強めの電波電波を供給し、IC20aからの非常に微弱な反射波を受信・解読できる能力を備えたとしても受信距離は比較的短くなるが安価にでき、ほぼ恒久的に作動することができる。
通信可能距離は数センチオーダーに制限されるが、IC20aと読み取り装置との距離に問題がなければ、IC20aが隠れた位置に配置されており視認できない場合であっても読み取りが可能である。
IC20a内部には整流回路が内蔵されており、読み取り装置からの電波をアンテナ20bで受信し、受信した電波を整流して直流に変換し、それを電源としてIC20aが動作する仕組みになっている。
読み取り装置からの変調及びIC20aの返答の変調には、振幅変調(AM)、周波数変調(FM)、位相変調(PM)、あるいはその組み合わせ変調が用いられる。
通常、読み取り装置からの電波は、プリアンブルに続きコマンドbit列で変調されたものであり、この後にさらに無変調のキャリアが続く。
このプリアンブルの部分で、IC20aの初期動作に必要なだけのエネルギーが蓄えられ、コマンドbit列を復調して解釈し、無変調部キャリアの部分で反射波に返答を乗せて情報を返す。
そのため、ICタグ20を剥がすことによってアンテナ20bが破壊(破断)すると、IC20aの動作に必要な電源が得られず、読み取り装置からの電波に対して反応できず、ICタグ20が機能破壊することとなる。
このタイプのICでは、必ず読み取り装置からの送信が始めにあって、その送信に応えて情報を返す。つまり、IC20aから自発的に情報を出すことはない。
IC20aは情報の出力を読み取り装置による送信がない限り行わない構成であるため、遊技機の裏面又は内部に配置された回路基板11の近傍で読み取り装置による読み取りを行う作業が行われない限り、IC20aからの情報の出力は行われないことになる。
従って、ICタグ20は読み取り装置からの電波を受けない遊技施設の営業時間内には電波を出力することはなく、通信可能距離も数センチオーダーに制限されているため遊技者が遊技中に強力な電波を出力しても、ICタグ20までは20cm前後の距離があるためにICタグ20が電波を受けて出力することは考え難く、遊技機に設けられた回路基板11や配線などに影響を与えることはなく、遊技機の誤動作を防止することができる。
図4(b)はIC20a、アンテナ20b、イントレット20cで構成したICタグ20の横(図4(a)の下方)から見た図である。
IC20aはイントレット20cに固定されており、極めて薄いためにアンテナ20bは図示していないがIC20aと同様にイントレット20cに固定されている。
ICタグ20は、IC20a、アンテナ20b及びイントレット20cの全てが固定部位に接着されイントレット20cを固定部位から剥がすことで、アンテナ20bが破壊(破断)するように構成されている(要するに破断ICタグとして構築されている)。
このとき、IC20aとイントレット20cを接着する接着剤よりも、IC20aと固定部位を接着する接着剤を接着力の強いものとした方が、IC20aが固定部位側に残されることで確実に破壊することができるため好ましい。
また、イントレット20cとアンテナ20bを接着する接着剤よりも接着力の強い接着剤で固定部位とアンテナ20bの一部(好ましくはIC20aから電気的に離れていない部分)を接着することで、アンテナ20bが固定部位側に残されることで確実に破壊することができるため好ましい。
図5は、図4に示したICタグ20を封止部材14に設置して基板ケース10を封止した状態を示す断面図である。
底側封止部材16の係止片16a、蓋側封止部材15の保護突起15d及び基板ケース10の底部材13の係止溝13aにより形成された空間部にIC設置部16bが存在し、IC設置部16bにICタグ20及び電波吸収体シート25が収納されている。
このような構成により、正常な封止状態においてはICタグ20に触れることができず、剥がすことも非常に困難となる。
封止部材14は、係止片15a及び係止片16aを切断することで基板ケース10の封止状態を解除することが可能であり、封止状態を解除する際に好適な破壊部位にIC設置部16bを設ける構成としているため、切断時にIC設置部16bに設置されるICタグ20に樹脂の変形による外圧がかかるような構成になっている。
このような構成により、剥がす行為のみならず、樹脂の変形などによっても、アンテナ20bの破損することに起因するICタグ20の機能破壊又はICタグ20のIC20aに圧力がかかることに起因するICタグ20の機能破壊が起こることとなり、より安全性を高めることが可能となる。
図6は、図5に示す点線内の拡大図であり、ICタグ20、電波吸収体シート25、蓋側封止部材15の保護突起15d及び基板ケース10の底部材13の係止溝13aの接着状態を示す図である。
電波吸収体シート25はIC設置部16bの底面に接着されており、電波吸収体シート25の上面にICタグ20のIC20a、イントレット20c、イントレット20cの下面に貼り付けられた図示しないアンテナ20bが接着されており、IC20aとイントレット20cも接着されている。
イントレット20cの上方は、蓋側封止部材15の保護突起15c及び基板ケース10の底部材13に設けられた係止溝13aの内側と接着されている。
ここでは、接着する部分により接着強度が異なる接着剤を用いる場合について説明するが、同じ接着剤(同一の接着強度の接着剤)を用いて接着するようにしても何ら差し支えない。
接着強度が異なる接着剤A、接着剤B、接着剤Cを用い、接着強度が接着剤A>接着剤B>接着剤Cとした場合について例示すると、接着剤Aを電波吸収体シート25とIC設置部16bの底面との接着、イントレット20cと保護突起15c及び/又は基板ケース10の底部材13に設けられた係止溝13aの内側との接着に、接着剤BをIC20aと電波吸収体シート25との接着に、接着剤Cをイントレット20cと電波吸収体シート25及びIC20aとの接着に、それぞれ用いるようする。
このように接着強度の異なる接着剤を用いて個々に接着することで、封止部材14をICタグ20に影響が極力小さくなるように破壊した場合であっても、基板ケース10の底部材13に設けられた係止溝13aから底側封止部材16の係止片16aを抜き取る方向に力を加えることで、イントレット20cは係止溝13aの内側に、IC20aは電波吸収体シート25の上面に、それぞれ残されることになり、IC20aとアンテナ20bとの接続が断たれることで機能破壊が起こることになる。
同様に、蓋側封止部材15と底側封止部材16とを離間させる方向に力を加えることで、イントレット20cは蓋側封止部材15の保護突起15cに、IC20aは電波吸収体シート25の上面に、それぞれ残されることになり、IC20aとアンテナ20bとの接続が断たれることで機能破壊することになる。
接着強度が同一の接着剤により上記したような構成としたい場合には、均一に接着するのではなく、接着斑のある状態で接着し、その斑の程度を変化させるようにしても何ら差し支えない。
このように接着斑にすることで、アンテナ200bを部分的に破壊する可能性が高まり、ICタグ200の機能破壊が容易になる。
このため、ICタグ20が機能破壊しないように封止部材14を破壊して基板ケース10の封止を解除し、回路基板11のROMを不正なROMに交換する等の不正行為を行った後、ICタグ20が機能破壊しないように剥がし、模造した封止部材14’に貼り付けて、模造した封止部材14’によって基板ケース10を封止するような場合、その過程の封止部材14を破壊する際、係止溝13aから係止片16aを抜き取る方向に力を加えた際、蓋側封止部材15と底側封止部材16とを離間させる方向に力を加えた際、又はICタグ20を剥がす方向に力を加えた際、のいずれかの状況で(ICタグ20が機能破壊しないように剥がす以前の段階で)ICタグ20が機能破壊するよう構成しているため、痕跡を残すことなく不正行為を行うことを不可能とすることができる。
ここでは、イントレット20cの上方を蓋側封止部材15の保護突起15c及び基板ケース10の底部材13に設けられた係止溝13aの内側と接着するように構成しているが、いずれか一方と接着する構成であっても、いずれにも接着しない構成であっても良く、電波吸収体シート25にIC20a、アンテナ20b及びイントレット20cを接着するように構成しているが、IC設置部16bの底面にIC20a、アンテナ20b及びイントレット20cを接着し、電波吸収体シート25を備えない構成であっても良い。
当然、ICタグ20を電波吸収体シート25及びIC設置部16bの底面に接着するなど、どのような接着状態にもすることができるのは言うまでもない。
ここまで説明した実施例1の構成を採用することにより、検査時に封止部材14を破壊する回数に制限がないため、基板ケース10を開放しての検査が容易となる。
また、ICタグ20の接着状態を複数種類の接着強度を有する接着剤を用いることで、単に封止部材14の破壊時におけるICタグ20の機能破壊だけでなく、基板ケース10の封止を解除する際にもICタグ20の機能破壊が起こるように構成しており、基板ケース10又は封止部材14を模造しても不正行為が行われたことをICタグ20の機能破壊によって判断可能であるため、不正行為への安全性を高くすることができる。
次に、実施例1では単一の蓋側封止部材15と単一の底側封止部材16とを組み合わせることで構成される封止部材14を備える構成を説明したが、実施例2では蓋側封止部材150と、底側封止部材160とを組み合わせることで構成される封止部材140とした構成について説明する。
蓋側封止部材150又は底側封止部材160は、実施例1の蓋側封止部材15又は底側封止部材16を複数備えた形状であって、蓋側及び底側の対応する1つを締結することにより、基板ケース100を封止する構成となっている。
尚、基本的な構成は略同一であるため、実施例1との対応関係を明確にするために実施例2での部品番号を100番台として記載する。
まず、図7に基板ケース100の斜視図を、図8に基板ケース100の分解斜視図を示し、本発明の要旨である基板ケース100の構成について説明する。
基板ケース100は、回路基板110の電子部品110aが装着された実装面を被覆して保護した状態で固定する蓋部材120と、該蓋部材120の下方より回路基板110の半田面を被覆して保護する底部材130と、蓋部材120と底部材130を取り外し不可能にするための封止部材140により構成され、蓋部材120と底部材130とを重ね合わせて閉じることで回路基板110を被覆する構成としている。
蓋部材120は、下面が開口し、上面の一部には回路基板110のコネクタ110bに対応する位置に図示しない挿通孔が複数穿設された形状であり、右側面には回動軸部170が設けられている。
また、蓋部材120の下方の開口には、回路基板110を固定するための図示しない螺子孔及び図示しない突起部が設けられ、蓋部材120の左面には、封止部材140を形成する蓋側封止部材150を係止するための係止溝120a(蓋部材120の内側と外側を連通する構成ではない)が設けられている。
さらに、蓋部材の上面には、凹部180、190が形成されており、凹部180には回路基板110が搭載される遊技機の機種名を記した機種名シールが、凹部190には回路基板110を検査した際に書き込むための検査履歴シールが各々貼り付けられている。
底部材130は、上面が開口し、蓋部材120に対応した形状であり、右側面には基板ケース100を遊技機に取り付けるための取付部210が突設している。
また、底部材130の上面右側には、蓋部材120の回動軸部170に対応する軸受け部220が設けられ、底部材130の左面には、封止部材140を形成する底側封止部材160を係止するための係止溝130a(底部材130の内側と外側を連通する構成ではない)が設けられている。
回路基板110は、長方形状のプリント配線基板によって構成されており、その上面の大部分はROM等の電子部品110aを実装する電子部品実装領域として形成される一方、幅方向一側の領域がコネクタ110bを実装するコネクタ実装領域として形成されている。
また、回路基板110の隅角部4箇所には、蓋部材120の図示しない螺子孔に螺子によって固定するための止め孔230及び蓋部材120の図示しない突起部を通して位置決めするための係合孔240が穿設されている。
このような構成であるため、回路基板110は蓋部材120の開口部(下方)から入れられ、蓋部材120に設けられる図示しない突起部を係合孔240を挿入することで位置決めを行い、蓋部材120と回路基板110の位置決めがなされた状態で止め孔230に螺子を挿入して、蓋部材120に設けられる図示しない螺子孔にねじ込むことで回路基板110を蓋部材120に締着することになる。
そして、蓋部材120の回動軸部170を底部材130の軸受け部220に挿入して回動自在に軸支された状態とした後、蓋部材120を回動して蓋部材120と底部材130とが重なり合う状態とし、係止溝120aに封止部材140を構成する蓋側封止部材150を挿入を、係止溝130aに封止部材140を構成する底側封止部材160を、各々挿入して、蓋側封止部材150と底側封止部材160とを螺子により螺子着することで、基板ケース100を開放(蓋部材120と底部材130とを取り外し)不可能にすることができる。
ここでは、係止溝120a及び係止溝130aは、蓋部材120の回動軸部170及び底部材130の軸受け部220が設けられる箇所に対して逆側に設ける構成としているが、他の側端に設けても何ら問題ない。
また、蓋部材120の回動軸部170及び底部材130の軸受け部220が設けられる側に別の封止部材140を設けるようにしても何ら差し支えない。
尚、封止部材140により封止された状態で、基板ケース100を力によって歪ませても回路基板110に不正行為を行うことができないように基板ケース100(蓋部材120及び底部材130)の強度、封止部材140、蓋部材120の回動軸部170及び底部材130の軸受け部220の位置を決定する必要がある。
また、基板ケース100を構成する蓋部材120及び底部材130は、内部を視認を極力妨げないように透過性のある合成樹脂で形成され、封止部材140に関しても透過性のある合成樹脂で成形することが望ましい。
同様に、機種名シールや検査履歴シールなどの基板ケース100に貼るシールに関しては、不透明であると各種シールの裏面側に位置する回路基板110の電子部品110aの視認性が悪くなり、不正行為の発見が困難になる場合も考えられるため、透明又は半透明とすることが望ましい。
透明又は半透明とすることで、回路基板110の電子部品110aの視認性が向上して不正行為の発見が容易になると共に、シールが貼られる箇所の基板ケース100(蓋部材120)の状態を視認することができ、シールを剥がし、基板ケース100(蓋部材120)に穴をあけてROM交換等の不正を行った後に、穴をシールで塞いで隠すような不正行為を視認によって容易に発見することができる。
続いて、図9に封止部材140の分解斜視図を示し、封止部材140について詳細に説明する。
封止部材140は、蓋部材120の係止溝120aに係止される蓋側封止部材150と、底部材130の係止溝130aに係止される底側封止部材160と、蓋側封止部材150と底側封止部材160を封止するための螺子140aと、底側封止部材160に設けられるICタグ200及び電波吸収体シート250により構成されている。
底側封止部材160には、前述した蓋部材120の係止溝120aに係止される係止片160aと、ICタグ200及び電波吸収体シート250を設置するためのIC設置部160bと、螺子140aが挿入される貫通口160cと、内部に空間を有する筒部160dと、筒部160dに熱溶着され筒部160下方の開口を覆う底部160eと、筒部160d及び底部160eにより形成される空間に設置される空転部材160fとにより構成され、係止片160aには切り込み160kが設けられている。
蓋側封止部材150には、前述した底部材130の係止溝130aに係止される係止片150aと、螺子140aが挿入される筒部150bと、螺子が貫通する貫通口150cと、底側封止部材160と組み合わされた際にIC設置部160bの上方を覆う保護突起150dとにより構成され、係止片150aには切り込み150eが設けられている。
底部160eの上方には反時計回り方向に進むに従い上り傾斜がきつくなる扇形形状を有する係止め部160gが左右対称位置に2箇所突出し、空転部材160fの下方には、時計回り方向に進むに従い上り傾斜がきつくなる扇形形状を有する係止め部160hが左右対称位置に2箇所突出している。
螺子140aを筒部150bから挿入して貫通口150cを貫通させ、筒部160dの貫通口160cを経て、空転部材160fの螺子孔160iに当てて締めていくことで、蓋部材120と底部材130とを螺着することができる。
螺子140aの先端部を螺子孔160iに押し当ててマイナスドライバで締めていくと、係止め部160gの平面部と係止め部160hの平面部とが当接する位置で空転部材160fが空転し、係止め部160gの平面部と係止め部160hの平面部とが当接する位置で空転部材160fが係止まり、回転不可能に固定される。
このように、空転部材160fが回転不可能に固定されると、空転部材160fの螺子孔160iに螺子140aを締めることが可能となり、蓋側封止部材150と底側封止部材160とを螺着することができ、蓋部材120と底部材130とを封止することができる。
蓋側封止部材150と底側封止部材160とを螺着された状態で、不正に回路基板110のROM等の電子部品110aを交換しようとして螺子140aを緩める方向に回転させても、係止め部160gの平面部と係止め部160hの平面部とが当接することはなく、係止め部160gの傾斜が係止め部160hの傾斜を上っていくことになる。
そのため、空転部材160fは筒部160dと底部160eとで作られた空間で上下方向に移動しながら空転するだけであり、螺子140aを緩める方向に回転させても螺子140aが緩まることはなく、空転部材160fから螺子140aを抜き取ることはできず、基板ケース100を開放(蓋部材120と底部材130とを取り外し)不可能に螺着することができる。
ここで、螺子140aは、締める時に回転させる方向にのみマイナスドライバ等の一般的な工具を係止可能な構成(所謂、ワンウェイ螺子)、又は締めた後に緩める方向に回転させた場合に破損してしまう構成(所謂、破断螺子)であれば好適であるが、本実施例では空転部材160fを備えているため、一般的な螺子であっても何ら差し支えない。
尚、基板ケース100を封止する場合には、開封するごとに新たな封止部材140が必要となるが、封止部材140を交換することで、基板ケース100をそのまま利用することが可能である。
続いて、図9に示した封止部材140を用いて基板ケース100を封止した状態を図10及び図11に示し、詳細に説明する。
図10(a)と図11(a)、図10(b)と図11(b)、図10(c)と図11(c)は、各々対応しているため、図10を主として説明する。
図10(a)は、封止部材140の右から2番目を用いて封止した状態であり、封止部材140の右端は切断された状態を示している。
図10(b)は、図10(a)の封止状態を解除するために封止部材140の右から2番目を切断された状態を示している。当然、封止部材140の右から3番目を封止しなければ、蓋側封止部材150は蓋部材120から離脱することが、底側封止部材160は底部材130から離脱することが各々可能であり、封止部材140の右から3番目を封止することで基板ケース100を封止状態とすることができる。
図10(c)は、図10(b)の封止状態を解除するために封止部材140の右から3番目を切断された状態を示している。当然、封止部材140の右から4番目を封止しなければ、蓋側封止部材150は蓋部材120から離脱することが、底側封止部材160は底部材130から離脱することが各々可能であり、封止部材140の右から4番目を封止することで基板ケース100を封止状態とすることができる。
ここでは、封止に用いた封止部材140を切断した際に、蓋側封止部材150の係止片150aおよび底側封止部材160の係止片160aをそのまま残すように構成しているが、図11のように切断後の不要な部分を分離させるようにしても何ら差し支えない。
その際は、係止片150aの切り欠き150eおよび係止片160aの切り込み160kを利用して容易に分離することが可能である。
前述したように、係止溝120aは底部材120の内側と外側を連通する構成ではなく、係止溝130aは底部材130の内側と外側を連通する構成ではないため、係止片150aおよび160aを分離させても基板ケース100の機能変化は生じない。
続いて、図12にICタグ200の構造図を、図13に封止部材140に設置して基板ケース100を封止した際の断面図を、図14に図13における点線内の拡大図を示し、詳細に説明する。
図12(a)はICタグ200を上方から見た図である。ICタグ200は、IC200a、アンテナ200b、イントレット200c及びストラップ200dで構成されている。
IC200aはストラップ200dに、ストラップ200d及びアンテナ200bはイントレット200cに接着され、イントレット200c及びストラップ200dは固定部位に特殊な粘着材(又は接着剤)で貼り付けられている。
アンテナ200bは極めて薄くて壊れ(断線し)易く構成されているため、ICタグ200を剥がす際に接着剤の接着作用によりイントレット200c側と固定部位側との略逆方向に引っ張られて容易に破壊(破断)するものである。
IC200aは、無線によって外部からその情報を読み書き可能なICであり、情報を無線によってやりとりする技術が用いられている。
IC200aは、IC外部にアンテナ200bを備えており、読み取り装置(所謂リーダー)からの電波をエネルギー源として動作するタイプ(パッシブタイプ)として構成されている。
パッシブタイプのICタグ200は、読み取り装置からの比較的強めの電波の一部を反射し、ID情報(固有の識別情報)はこの反射波に乗せて返される。
反射波の強度は非常に小さいため、読み取り装置は比較的強めの電波電波を供給し、IC200aからの非常に微弱な反射波を受信・解読できる能力を備えたとしても受信距離は比較的短くなるが安価にでき、ほぼ恒久的に作動することができる。
通信可能距離は数センチオーダーに制限されるが、IC200aと読み取り装置との距離に問題がなければ、IC200aが隠れた位置に配置されており視認できない場合であっても読み取りが可能である。
IC200a内部には整流回路が内蔵されており、読み取り装置からの電波をアンテナ20bで受信し、受信した電波を整流して直流に変換し、それを電源としてIC200aが動作する仕組みになっている。
読み取り装置からの変調及びIC200aの返答の変調には、振幅変調(AM)、周波数変調(FM)、位相変調(PM)、あるいはその組み合わせ変調が用いられる。
通常、読み取り装置からの電波は、プリアンブルに続きコマンドbit列で変調されたものであり、この後にさらに無変調のキャリアが続く。
このプリアンブルの部分で、IC200aの初期動作に必要なだけのエネルギーが蓄えられ、コマンドbit列を復調して解釈し、無変調部キャリアの部分で反射波に返答を乗せて情報を返す。
そのため、ICタグ200を剥がすことによってアンテナ200bが破壊(破断)すると、IC200aの動作に必要な電源が得られず、読み取り装置からの電波に対して反応できないこととなる。
このタイプのICでは、必ず読み取り装置からの送信が始めにあって、その送信に応えて情報を返す。つまり、IC200aから自発的に情報を出すことはない。
IC200aは情報の出力を読み取り装置による送信がない限り行わない構成であるため、遊技機の裏面又は内部に配置された回路基板110の近傍で読み取り装置による読み取りを行う作業が行われない限り、IC200aからの情報の出力は行われないことになる。
図12(b)はIC200a、アンテナ200b、イントレット200cで構成したICタグ200の横(図12(a)の下方)から見た図である。
IC200aはストラップ200dに固定されており、アンテナ200bは極めて薄いために図示していないがストラップ200dと同様にイントレット200cに固定されている。
ICタグ200は、アンテナ200b、イントレット200c及びストラップ200dが固定部位に接着され、イントレット200cを固定部位から剥がすことで、アンテナ200bが破壊(破断)し、ストラップ200d(IC200a)がイントレット200cから離間することで機能破壊するように構成されている(要するに破断ICタグとして構築されている)。
このとき、ストラップ200dとイントレット200cを接着する接着剤よりも、ストラップ200dと固定部位を接着する接着剤を接着力の強いものとした方が、ストラップ200dが固定部位側に残されることで確実に破壊することができるため好ましい。
また、イントレット200cとアンテナ200bを接着する接着剤よりも接着力の強い接着剤で固定部位とアンテナ200bの一部(好ましくはIC200aから電気的に離れていない部分)を接着することで、アンテナ200bが固定部位側に残され、確実に破壊することができるため好ましい。
図13は、図12に示したICタグ200を封止部材140に設置して基板ケース100を封止した状態を示す断面図である。
底側封止部材160の係止片160a、蓋側封止部材150の保護突起150d及び基板ケース100の底部材130の係止溝130aにより形成された空間部にIC設置部160bが存在し、IC設置部160bにICタグ200及び電波吸収体シート250が収納されている。
このような構成により、封止状態においてはICタグ200に触れることができないため剥がすことも困難である。
封止部材140は、係止片150a及び係止片160aを切断することで基板ケース100の封止状態を解除することが可能であり、封止状態を解除する際に好適な破壊部位にIC設置部160bを設ける構成としているため、切断時にIC設置部160bに設置されるICタグ200に樹脂の変形による外圧がかかるような構成になっている。
このような構成により、剥がす行為のみならず、樹脂の変形などによっても、アンテナ200bの破損することに起因するICタグ200の機能破壊又はICタグ200のIC200aに圧力がかかることに起因するICタグ200の機能破壊が起こることとなり、より安全性を高めることが可能となる。
図14は、図13に示す点線内の拡大図であり、ICタグ200、電波吸収体シート250、蓋側封止部材150の保護突起150d及び基板ケース100の底部材130の係止溝130aの接着状態を示す図である。
電波吸収体シート250はIC設置部160bの底面に接着されており、電波吸収体シート250の上面にICタグ200のストラップ200dが、イントレット200cの下面に貼り付けられたイントレット200dおよび図示しないアンテナ200bがストラップ200dにIC200aが、ストラップ200dとイントレット200cが、各々接着されている。
イントレット200cの上方は、蓋側封止部材150の保護突起150c及び基板ケース100の底部材130に設けられた係止溝130aの内側と接着されている。
ここでは、接着する部分により接着強度が異なる接着剤を用いる場合について説明するが、同じ接着剤(同一の接着強度の接着剤)を用いて接着するようにしても何ら差し支えない。
接着強度が異なる接着剤A、接着剤B、接着剤Cを用い、接着強度が接着剤A>接着剤B>接着剤Cとした場合について例示すると、接着剤Aを電波吸収体シート250とIC設置部160bの底面との接着、ストラップ200dと電波吸収体シート250との接着、イントレット200cと保護突起150c及び/又は基板ケース100の底部材130に設けられた係止溝130aの内側との接着に、接着剤Bをイントレット200cと電波吸収体シート250との接着、ストラップ200dとIC200aとの接着に、接着剤Cをイントレット200cとストラップ200dとの接着に、それぞれ用いるようする。
このように接着強度の異なる接着剤を用いて個々に接着することで、封止部材140をICタグ200に影響が極力小さくなるように破壊した場合であっても、基板ケース100の底部材130に設けられた係止溝130aから底側封止部材160の係止片160aを抜き取る方向に力を加えることで、イントレット200cは係止溝130aの内側に、IC200aは電波吸収体シート250の上面に、それぞれ残されることになり、IC200aとアンテナ200bとの接続が断たれることで機能破壊が起こることになる。
また、封止部材140をICタグ200に影響が極力小さくなるように破壊した場合であっても、蓋側封止部材150と底側封止部材160とを離間させる方向に力を加えることで、イントレット200cは蓋側封止部材150の保護突起150cに、ストラップ200dは(IC200aが接着されたまま)電波吸収体シート250の上面に、それぞれ残されることになり、IC200aとアンテナ200bとの接続が断たれることで機能破壊することになる。
接着強度が同一の接着剤により上記したような構成としたい場合には、均一に接着するのではなく、接着斑のある状態で接着し、その斑の程度を変化させるようにしても何ら差し支えない。
このように接着斑にすることで、アンテナ200bを部分的に破壊する可能性が高まり、ICタグ200の機能破壊が容易になる。
要するに、封止部材140をICタグ200に影響が極力小さくなるように破壊した場合であっても、基板ケース100の底部材130に設けられた係止溝130aから底側封止部材160の係止片160aを抜き取る方向、又は蓋側封止部材150と底側封止部材160とを離間させる方向に力を加えることによってICタグ200が機能破壊することとなる。
このため、仮に封止部材140を模造しても、封止部材140を破壊して基板ケース100の封止を解除し、回路基板110のROMと不正なROMを交換する等の不正行為を行った後に機能破壊することなく剥がしたICタグ200を模造した封止部材140’に貼り付けて、正規のICタグ200を貼り付けた模造した封止部材140’によって基板ケース100を封止することは非常に困難になる。
ここでは、イントレット200cの上方を蓋側封止部材150の保護突起150c及び基板ケース100の底部材130に設けられた係止溝130aの内側と接着するように構成しているが、いずれか一方との接着であっても良く、電波吸収体シート250にストラップ200d、アンテナ200b及びイントレット200cを接着するように構成しているが、IC設置部160bの底面にイントレット200d、アンテナ200b及びイントレット200cを接着し、電波吸収体シート250を備えない構成であっても良く、ICタグ200を電波吸収体シート250及びIC設置部160bの底面に接着するなど、どのような接着状態にもすることができるのは言うまでもない。
実施例3では、実施例1のIC20aおよび/または実施例2のIC200aのユーザー領域に記憶されるデータをに関して、ユーザー領域に記憶されるデータの模式図を図15に示し、詳細に説明する。
ユーザー領域は、遊技機メーカー利用領域と遊技施設利用領域とに大別される。
書き換え機能を備えた読み書き装置を用いることで、ユーザー領域に記憶された情報は読み取ることも書き込むことも可能であるが、システム領域に記憶された情報は読み取ることのみ可能であり、書き込むことはできない構成となっている。
遊技機メーカー利用領域には、基板管理番号記憶領域と、封止ナンバー記憶領域が設けられている。
遊技施設利用領域には、遊技施設において必要又は便利な情報を記憶させる領域であるため、ここでは封止日時記憶領域を設け、その他は空き領域となっている。
基板管理番号記憶領域は、基板ケース10に収納された回路基板11又は基板ケース100に収納された回路基板110の基板管理番号を記憶する領域であり、上位2個の「T」「U」が示す「TU」は製造メーカーが高尾であることを示し、上位3個目の「G」は製造年が平成17年であることを、上位4個目の「I」は製造月が9月であることを、上位5個目から上位10個目の「1」「2」「3」「4」「5」「6」は「123456」という番号が回路基板11又は回路基板110に割り振られていることを示している。
封止ナンバー記憶領域は、封止部材に対応した番号を記憶する領域であり、上位1個目の「L」は左側であることを示し、上位2個目の「2」は左から2個目であることを示し、左側の封止手段14の左から2番目ということを示している。
実施例1では、封止部材14は1個しか備えていない構成であるため、封止ナンバー記憶領域は不要であるが、封止部材14を複数備える構成も考えられるため記載してある。
封止日時記憶領域は、封止部材14を封止した日時を記憶させる領域であり、上位2個の「0」「6」は2006年であることを、上位3個目と4個目の「0」「9」は9月であることを、上位5個目と6個目の「1」「1」は11日であることを、上位7個目と8個目の「2」「3」は23時であることを、それぞれ示している。
IC20a又はIC200aには、上記したような記憶がなされており、少なくともシステム領域の情報を固有の識別情報として出力する構成であるため、偽造が非常に困難であり、基板管理番号記憶領域の情報も出力する構成であれば、固有の識別情報と基板管理番号との対応関係が明確となり、管理し易くなる。
ここでは、基板管理番号に関する記憶領域をユーザー領域として記載しているが、ICタグ20又はICタグ200の製造段階でシステム領域の情報として記憶させるようにすることが好ましい。
また、システム領域の情報として固有の識別情報に加えて基板管理番号も記憶させるように構成した場合、ユーザー領域を遊技機製造メーカーからの出荷時、又はIC20a・IC200aの製造メーカーからの出荷時点で書き換えできない構成とすることも使用用途は限定されてしまうものの可能である。
実施例3の構成を実施例1のICタグ20および/または実施例2のICタグ200に採用し、ICタグ20および/またはICタグ200の書き換え不可能なシステム領域に固有の識別情報を記憶させて、IC20aおよび/またはIC200aの出力時に少なくとも固有の識別情報を無線にて出力する構成としたことで、ICタグ20および/またはICタグ200の模造(偽造)が行われる危険性を低下させ、実施例1の封止部材14又は実施例2の封止部材140を模造(偽造)することを非常に困難なものとすることができる。
実施例1に係る基板ケース10の斜視図である。 実施例1に係る基板ケース10の分解斜視図である。 実施例1に係る基板ケース10の封止部材14の分解斜視図である。 実施例1に係るICタグ20の正面図および底面図である。 実施例1に係る基板ケース10を封止した状態の断面図である。 実施例1に係る図5の一部を拡大した図である。 実施例2に係る基板ケース100の斜視図である。 実施例2に係る基板ケース100の分解斜視図である。 実施例2に係る基板ケース100の封止部材14の分解斜視図である。 実施例2に係る基板ケース100を封止/開封した状態を示す部分斜視図である。 実施例2に係る基板ケース100を封止/開封した状態を示す部分斜視図である。 実施例2に係るICタグ200の正面図および底面図である。 実施例2に係る基板ケース10を封止した状態の断面図である。 実施例2に係る図13の一部を拡大した図である。 実施例3において、実施例1のIC20a又は実施例2のIC200aのユーザー領域に記憶されるデータ構成の模式図である。
符号の説明
10、100 … 基板ケース 11、110 … 回路基板
11a、110a … 電子部品 11b、110b … コネクタ
11c、110c … 止め孔 11d、110d … 係合孔
12、120 … 蓋部材 12a、120a … 係止溝
13、130 … 底部材 13a、130a … 係止溝
14、140 … 封止部材 14a、140a … 螺子
15、150 … 蓋側封止部材 15a、150a … 係止片
15b、150b … 筒部 15c、150c … 貫通口
15d、150d … 保護突起 16,160 … 枠側封止部材
16a、160a … 係止片 16b、160b … IC設置部
16c、160c … 貫通口 16d、160d … 筒部
16e、160e … 底部 16f、160f … 空転部材
16g、160g … 係止め部 16h、160h … 係止め部
16i、160i … 螺子孔 150e、160k… 切り込み
17、170 … 回動軸部 18、180 … 凹部
19、190 … 凹部 20、200 … ICタグ
20a、200a … IC 20b、200b … アンテナ
20c、200c … イントレット 200d … ストラップ
21、210 … 取付部 22、220 … 軸受け部
23、230 … 止め孔 24、240 … 係合孔
25、250 … 電波吸収体シート

Claims (4)

  1. 回路基板の電子部品が実装される実装面を被覆する蓋部材と、
    前記回路基板の電子部品が実装されていない半田面を被覆する底部材と、
    前記蓋部材と前記底部材との閉じ、封止するための封止部材と、
    を備える基板ケースであって、
    前記封止部材は、前記蓋部材に係止される蓋側封止部材及び前記底部材に係止される底側封止部材により形成され、
    前記底側封止部材に固有の識別情報を無線にて出力するICを設けるためのIC設置部を設け、
    前記底側封止部材を破壊することにより、前記蓋部材又は前記底部材を破壊することなく前記蓋部材と前記底部材との封止状態を解除可能とし、且つ、前記封止部材の破壊により前記ICが破壊することを特徴とする基板ケース。
  2. 前記ICは、前記蓋側封止部材と前記底側封止部材とを離間させた際に機能破壊することを特徴とする請求項1記載の基板ケース。
  3. 前記ICは、前記底側封止部材と前記底部材とを離間させた際に機能破壊することを特徴とする請求項1又は2記載の基板ケース。
  4. 前記IC設置部に、電波吸収体シートを備える構成としたことを特徴とする請求項1乃至3記載の基板ケース。
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