JP3886294B2 - 封印シール - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、たとえばスロットマシンやパチンコ機などの遊技機に適用される封印シールに関する。
【0002】
【従来の技術】
スロットマシンやパチンコ機などの遊技機には、CPUやROMなどを実装してなる制御基板が備えられており、遊技機における遊技動作は、制御基板に実装されたCPUがROMに記録されているプログラムに基づく制御を行うことにより実現される。したがって、遊技機における遊技の内容は、ROMに記録されているプログラムで決まる。
【0003】
そのため、制御基板に実装されたROMが、遊技客が多量のメダルや遊技球を獲得できるようなプログラム、または、遊技店の利益を増大させることができるようなプログラムが記録された不正ROM(いわゆる裏ROM)に交換されることがある。また、ROMに記録されている正規のプログラムが、上記のような不正プログラムに書き換えられることがある。
【0004】
このような不正行為を容易に発見するために、従来のスロットマシンでは、上記ROMが実装された制御基板はケース本体とケース蓋とからなる基板ケース内に収納されており、ケース本体とケース蓋とには、剥離痕跡を残すことができる封印シールが跨って貼り付けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、最近では、剥離痕跡を残さずに封印シールを剥がすことができる方法が知られており、基板ケースに封印シールが貼り付けられていても、剥離痕跡を残さないように封印シールが剥がされて、不正プログラムへの書換や不正ROMへの交換が行われることがある。また、目視では識別不可能なくらいに封印シールが巧妙に切断されて、不正プログラムへの書換や不正ROMへの交換が行われることがある。このような場合、不正行為を発見することが困難であった。
【0006】
そこで、この発明の目的は、不正プログラムへの書換えや不正ROMへの交換などの不正行為を容易に発見できる封印シールを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段および発明の効果】
上記の目的を達成するための請求項1記載の発明は、遊技に関する動作を制御するための制御基板を収容するための基板ケース、または、遊技に関する動作を制御するための制御基板に実装された実装素子に貼り付けられて、上記基板ケースの開放または上記実装素子の交換を禁止するための封印シールであって、一方面に粘着面を有するシールフィルムと、金属膜をコイル状に形成したループアンテナからなるアンテナ、所定の検査装置からの予め定めるデータの受信に応答して返信すべきセキュリティデータを保持したデータ保持装置、ならびに、上記アンテナから引き出されて上記アンテナと上記データ保持装置とを電気的および物理的に接続する接続部を有し、上記シールフィルム上に配置されて上記検査装置との間で無線データ通信を行無線通信装置とを含み、上記アンテナは上記粘着面に貼着され、上記データ保持装置と上記粘着面との間には上記粘着面上に貼着されたシート片が介装されており、上記アンテナおよびデータ保持装置の表面には、上記シールフィルムの粘着面よりも粘着力が小さい粘着層が形成されていることを特徴とする封印シールである。
【0011】
請求項1記載の発明によれば、基板ケースまたは実装部材に貼り付けられた封印シールを無理に剥がそうとすると、封印シールは、シールフィルムの粘着面と粘着層との間の粘着力がアンテナやデータ保持装置などが介在されていることにより弱められているため、シールフィルムと粘着層との間で分離する。そして、粘着層側は基板ケースまたは実装部材に残り、シールフィルム側のみが基板ケースまたは実装部材から剥離される。シールフィルムの粘着面の粘着力は粘着層の粘着力よりも大きいので、アンテナおよびシート片はシールフィルムの粘着面に粘着して剥がれるが、シート片上に設けられたデータ保持装置は粘着層に残る。そのため、データ保持装置とアンテナとの接続部が切断されて、データ保持装置とアンテナとが電気的および物理的に分離する。
【0012】
これにより、基板ケース内に収容されている制御基板やこの制御基板に実装されているROMなどの実装素子の不正交換を、所定の検査装置を用いて容易に発見することができる。すなわち、基板ケースから一旦剥がされた封印シールが、目視では識別不可能なほど巧妙に再び貼り直されていても、上記したようにデータ保持装置とアンテナとの間の接続部で断線が生じているので、所定の検査装置から予め定めるデータを送信しても、貼り直された封印シールからセキュリティデータが返信されてくることはない。したがって、この場合、制御基板に実装されたROMの不正交換などが行われた可能性があると判断できる。
【0013】
一方、封印シールからセキュリティデータが返信されてきた場合には、封印シールが剥がされてはおらず、制御基板に実装されたROMの不正交換などが行われていないと判断できる。
請求項記載の発明は、遊技に関する動作を制御するための制御基板を収容するための基板ケース、または、遊技に関する動作を制御するための制御基板に実装された実装素子に貼り付けられて、上記基板ケースの開放または上記実装素子の交換を禁止するための封印シールであって、一方面に粘着面を有するシールフィルムと、金属膜をコイル状に形成したループアンテナからなるアンテナ、所定の検査装置からの予め定めるデータの受信に応答して返信すべきセキュリティデータを保持したデータ保持装置、および、上記アンテナから引き出されて上記アンテナと上記データ保持装置との接続を達成する接続部を有し、上記シールフィルム上に配置されて上記検査装置との間で無線データ通信を行う無線通信装置とを含み、上記アンテナおよび上記データ保持装置は、上記粘着面に貼着されており、上記データ保持装置の表面は、被覆膜で被覆されており、上記アンテナおよび被覆膜の表面には、上記シールフィルムの粘着面よりも粘着力が大きい粘着層が形成されていることを特徴とする封印シールである。
【0014】
請求項2記載の発明によれば、基板ケースまたは実装部材に貼り付けられた封印シールを無理に剥がそうとすると、封印シールは、シールフィルムの粘着面と粘着層との間の粘着力がアンテナやデータ保持装置などが介在されていることにより弱められているため、シールフィルムと粘着層との間で分離する。この封印シールでは、シールフィルムの粘着面の粘着力よりも粘着層の粘着力の方が大きいので、アンテナおよび被覆膜は粘着層に残るが、被覆膜で被覆されたデータ保持装置はシールフィルムの粘着面に貼着して剥がされる。そのため、データ保持装置とアンテナとの間の接続部が切断されて、データ保持装置とアンテナとが電気的および物理的に分離する。
【0015】
ゆえに、この請求項の構成によっても、請求項と同様な効果を奏することができる。
また、データ保持装置は、請求項3のようにアンテナのループ外に配置されていてもよいし、請求項4のようにアンテナのループ内に配置されていてもよい。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下では、この発明の実施の形態を、添付図面を参照して詳細に説明する。
図1は、この発明の一実施形態に係る封印シールが適用されたスロットマシンの正面図である。このスロットマシンの機体は、箱型の機体本体およびこの機体本体の前面に開閉可能に取り付けられた機体扉10からなり、機体扉10の前面には、リール表示窓11、メダル投入口12、始動レバー13および3個の停止釦スイッチ14,15,16が配設されている。
【0017】
リール表示窓11内には、3個のリールR1,R2,R3の周面の一部が視認可能に配置されており、リールR1,R2,R3の回転中は、その回転状態をリール表示窓11から視認できるようになっている。リールR1,R2,R3の周面には、それぞれ複数種類の図柄が表示されており、リールR1,R2,R3の回転中は、それぞれの周面に表示された図柄がリール表示窓11内に次々に現れる。そして、リールR1,R2,R3を停止させると、各リールR1,R2,R3のたとえば3コマ分の図柄が中、上、下、斜めの各停止ラインL1,L2,L3,L4,L5上に整列して並ぶ。
【0018】
このスロットマシンにおいて遊技を行う際には、まず、メダル投入口12からメダルを投入する。メダル投入口12からメダルが投入されると、その投入枚数に応じた本数の停止ラインが有効化される。たとえば、1枚のメダルが投入されたときは1本の停止ラインL1が有効化され、2枚のメダルが投入されたときは3本の停止ラインL1〜L3が有効化され、3枚のメダルが投入されたときは5本の停止ラインL1〜L5が有効化される。こうして有効な停止ラインを決定した後、始動レバー13を操作すると、リールR1,R2,R3が一斉に回転開始される。そして、停止釦スイッチ14,15,16を押すと、回転中のリールR1,R2,R3が、押された停止釦スイッチに対応するリールから順に停止されていく。3つのリールR1,R2,R3がすべて停止した時点で、有効化された停止ライン上に整列した図柄の組み合わせが予め定める入賞にかかるものであれば、入賞の種類ごとに定められた所定の枚数のメダルが、機体扉10の下方部に設けられたメダル払出口17からメダル受皿18に払い出される。
【0019】
図2は、このスロットマシンの機体本体の内部構成を示す正面図である。機体本体20の内部は、図1に示す機体扉10を開放することによって露呈する。
機体本体20の内部には、3個のリールR1,R2,R3がほぼ中央に配置されている。3個のリールR1,R2,R3の下方には、機内に投入されたメダルを貯留しておくためのメダルホッパ31が配設されている。このメダルホッパ31には、機体扉10に形成されたメダル投入口12(図1参照)から投入されたメダルが、機体扉10の裏面(内側の面)に設けられたメダル通路(図示せず)を通って取り込まれるようになっている。
【0020】
メダルホッパ31の下方には、メダルホッパ31内に貯留されたメダルをメダル払出口17(図1参照)に送り出すためのメダル送出装置32が設けられている。メダル送出装置32は、たとえば、有効化された停止ラインL1〜L5上に入賞にかかる図柄の組み合わせが整列したときや、このスロットマシンが所定枚数(たとえば50枚)のメダルを預けることができるように構成されている場合には、上記所定枚数より多くメダルが投入(預入)されたときに、払い出すべき枚数のメダルをメダル払出口17に向けて送り出す。
【0021】
一方、3個のリールR1,R2,R3の上方には、ケース取付用部材40が固定配置されており、ケース取付用部材40には、このスロットマシンにおける遊技の基本となる動作を制御するためのメイン制御基板を収容した基板ケース50が取り付けられている。
図3は、基板ケース50の構成を部分的に示す断面図である。基板ケース50は、ケース取付用部材40に取り付けられるケース本体51と、このケース本体51に固定されたケース蓋52とからなる。ケース本体51およびケース蓋52は、いずれも、たとえばABS樹脂(アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン樹脂)などの合成樹脂の一体成形品である。
【0022】
ケース本体51は、略矩形状の底板511と、この底板511の周縁から立ち上がった側壁512とを有しており、底板511に対向する面は開放面となっている。
一方、ケース蓋52は、平面視においてケース本体51の底板511とほぼ同じ面積を有する略矩形状の平板である。ケース蓋52は、ケース本体511の開放面を閉塞するようにケース本体51に固定されており、ケース本体51とともに、上記メイン制御基板を収容するための基板収容空間を形成している。また、ケース蓋52の表面側の周縁部52aは、ケース蓋52の表面と側面とを滑らかに連続させる曲面になっている。
【0023】
基板ケース50には、ケース本体51とケース蓋52とに跨って、予め定めるセキュリティデータを保持したRFID(Radio Frequency Identification)シール60が貼り付けられている。このRFIDシール60に保持されたセキュリティデータは、RFIDシール60との間で無線によるデータ送受信が可能なRFID検査機70から所定のデータ(アクセスデータ)を送信することにより、RFIDシール60から読み出すことができるようになっている。
【0024】
図4は、RFIDシール60の構成を示す平面図であり、図5は、その断面図である。RFIDシール60は、たとえばポリエチレンフィルムなどの合成樹脂からなる薄いシールフィルム61と、このシールフィルム61の一方面に配置されたICチップ63および送受信アンテナ64とを備えている。
シールフィルム61は、平面形状が略長方形状に形成されている。シールフィルム61の一方面には、接着剤が塗布されることによって第1粘着層62が形成されており、この第1粘着層62上にICチップ63および送受信アンテナ64が配置されている。
【0025】
ICチップ63は、図3に示すRFID検査機70との間におけるデータ通信を制御するためのものであり、内蔵された情報記憶部(後述する)には、上記セキュリティデータが格納されている。送受信アンテナ64は、たとえば銅からなる金属膜をコイル状に形成したループアンテナであり、そのループ外に両端が引き出されてICチップ63に接続されている。
【0026】
ICチップ63と第1粘着層62との間には、たとえばポリエチレンフィルムなどの合成樹脂からなるシート片65が介装されている。一方、送受信アンテナ64は、第1粘着層62が有する粘着力により、第1粘着層62の表面に直接に貼着されている。また、ICチップ63および送受信アンテナ64の表面には、第1粘着層62を構成する接着剤よりも粘着力の小さい接着剤を塗布することにより、第2粘着層66が形成されている。
【0027】
RFIDシール60は、第2粘着層66およびこの第2粘着層66から露出している第1粘着層62の粘着力により、上述したように基板ケース50(図3参照)に貼り付けられる。この基板ケース50に貼り付けられたRFIDシール60を無理に剥がそうとすると、RFIDシール60は、第1粘着層62と第2粘着層66との間の粘着力がICチップ63などが介在されていることにより弱められているため、第1粘着層62と第2粘着層66との間で分離する。そして、第2粘着層66側は基板ケース50に残り、第1粘着層62側のみが基板ケース50から剥離される。第1粘着層62の粘着力は第2粘着層66の粘着力よりも大きいので、送受信アンテナ64およびシート片65は第1粘着層62に粘着して剥がれるが、シート片65の表面に設けられたICチップ63は第2粘着層66に残る。そのため、ICチップ63と送受信アンテナ64との接続部分67が切断されて、ICチップ63と送受信アンテナ64とが電気的および物理的に分離する。
【0028】
以上の構成により、基板ケース50内に収容されているメイン制御基板やこのメイン制御基板に実装されているROMなどの不正交換を、RFID検査機70を用いて容易に発見することができる。すなわち、基板ケース50から一旦剥がされたRFIDシール60が、目視では識別不可能なほど巧妙に再び貼り直されていても、上記したようにICチップ63と送受信アンテナ64との間で断線が生じているので、RFID検査機70から上記アクセスデータを送信しても、貼り直されたRFIDシール60から上記セキュリティデータは返信されない。したがって、この場合、基板ケース50が開封されて、メイン制御基板に実装されたROMの不正交換などが行われた可能性があると判断できる。
【0029】
一方、RFID検査機70からRFIDシール60に向けて上記アクセスデータを送信し、このアクセスデータの送信に応答して上記セキュリティデータが返信されてきた場合には、RFIDシール60が貼着された基板ケース50は開封されておらず、基板ケース50内に収容されているメイン制御基板に実装されたROMの不正交換などが行われていないと判断できる。
【0030】
また、送受信アンテナ64がケース本体51とケース蓋52とに跨るように、RFIDシール60を基板ケース50に貼り付けておけば、ケース本体51とケース蓋52との境界に沿ってRFIDシール60が切断されると、送受信アンテナ64が切断されて、その後はRFID検査機70とのデータ送受信が不能になる。ゆえに、RFIDシール60が目視で識別不可能なほど巧妙に切断されて、不正プログラムへの書換や不正ROMへの交換が行われた場合であっても、その不正行為をRFID検査機70を用いて容易に発見することができる。
【0031】
なお、上記したように、ケース蓋52の表面側の周縁部52aは、ケース蓋52の表面と側面とを滑らかに連続させる曲面になっているので、送受信アンテナ64がケース本体51とケース蓋52とに跨るように、RFIDシール60を基板ケース50に貼り付けても、ケース蓋52の周縁部52aで送受信アンテナ64が切断されるといったことはない。
【0032】
図6は、RFIDシール60およびRFID検査機70の電気的な概略構成を概念的に示すブロック図である。RFIDシール60は、RFID検査機70による検査に必要な第1照合データおよびセキュリティデータを保持している。
RFID検査機70は、RFIDシール60から受信したデータがセキュリティデータであるか否かを判定するためのデータ判定部71と、このデータ判定部71による判定結果を表示するための表示器72と、このRFID検査機70全体の動作を制御するためのCPU73とを備えている。このデータ判定部71、表示器72およびCPU73は、バス74によって相互に接続されており、このバス74には、アクセスデータおよび第2照合データが格納されたROM75と、CPU73のワークエリアとして機能するRAM76とが接続されている。
【0033】
図7は、RFIDシール60の電気的な構成を示すブロック図である。RFIDシール60に備えられているICチップ63には、送受信アンテナ64で受信された変調波(受信波)を復調するための復調部631が備えられている。復調部631には、周波数発振部632から周波数f1の基準位相信号が与えられており、復調部631は、送受信アンテナ64で受波からの変調波と周波数発振部632からの基準位相信号とを比較して、受信した変調波に含まれている信号成分を取り出す。こうして取り出された信号成分は、フィルタ633で予め定める周波数帯域以外の周波数成分が除去された後、A/D変換部634に与えられてディジタルデータ(受信データ)に変換される。
【0034】
A/D変換部634によるA/D変換後の受信データは、たとえばマイクロプロセッサからなる信号処理部635に与えられる。この信号処理部635には、たとえばROMからなる情報記憶部636が接続されており、この情報記憶部636に、第1照合データおよびセキュリティデータが格納されている。信号処理部635は、A/D変換部634から受信データが与えられると、情報記憶部636から第1照合データを読み出して、その読み出した第1照合データと受信データとを比較し、第1照合データと受信データとが一致するか否かを判定する。
【0035】
第1照合データは、RFID検査機70のROM75に記憶されているアクセスデータと同一のデータである。したがって、受信データが第1照合データと一致した場合、信号処理部635は、RFID検査機70からのアクセスがあったと判断する。そして、情報記憶部636からセキュリティデータを読み出して、その読み出したセキュリティデータを、RFID検査機70のデータ判定部71に向けて送出すべき変調波を作成するための変調部637に与える。
【0036】
変調部637には、周波数発振部638から所定周波数f2の搬送波が与えられている。変調部637は、この周波数f2の搬送波を信号処理部635から与えられるセキュリティデータによりBPSK方式で変調して変調波を作成し、その作成した変調波を送信部639に与える。送信部639に与えられた変調波は、送信部639で適度に増幅された後、送受信アンテナ64からRFID検査機70のデータ判定部71に向けて送出される。
【0037】
一方、受信データと第1照合データとが一致しない場合、すなわち、受信したデータがアクセスデータでない場合には、信号処理部635は、正規のRFID検査機70によるアクセスではないと判断して、エラーを表すデータ(エラーデータ)を変調部637に与える。そして、このエラーデータで周波数f2の搬送波が変調されることにより変調波が作成されて、その変調波が送受信アンテナ64から送出される。これにより、正規のRFID検査機70以外の装置によって、RFIDシール60が保持しているセキュリティデータが読み出されることを防止できる。
【0038】
なお、上記のエラーデータは、必ずしも送信される必要はなく、受信データと第1照合データとが一致しない場合には、このRFIDシール60からのデータ送信が行われないようにしてもよい。
上述のようなRFIDシール60の各部の動作は、RFID検査機70のデータ判定部71からの受信波から作成された電力を利用して行われる。すなわち、送受信アンテナ64には、同調用コイルを含む共振回路(図示せず)が備えられており、データ判定部71からの電波が送受信アンテナ64で受信されると、その受信波によって同調用コイルを貫く磁束が変化して、上記共振回路に交流電圧が発生する。そして、この発生した交流電圧は、ICチップ63に備えられたAC/DCコンバータ640で直流電圧に変換された後、レギュレータ641で一定電圧以下に(たとえば5ボルト以下)に降圧されて、信号処理部635などの各部に動作電圧として与えられる。したがって、このスロットマシンに電源が投入されていない状態でも、RFIDシール60とRFID検査機70との間でデータの送受信を行うことができる。
【0039】
図8は、RFID検査機70に備えられたデータ判定部71の電気的な構成を示すブロック図である。データ判定部71には、たとえばマイクロプロセッサからなる信号処理部711が備えられている。RFIDシール60の検査に際して、信号処理部711は、バス74を介して接続されたCPU73(図6参照)にアクセスデータを要求するコマンドを与える。すると、CPU73によってROM75からアクセスデータが読み出されて、その読み出されたアクセスデータが信号処理部711に入力される。
【0040】
信号処理部711に入力されたアクセスデータは、RFIDシール60に向けて送出すべき変調波を作成するための変調部712に与えられる。この変調部712には、周波数発振部713から周波数f1の搬送波が与えられている。変調部712は、この周波数f1の搬送波を信号処理部711から与えられるアクセスデータによってBPSK方式で変調して変調波を作成し、その作成した変調波を送信部714に与える。送信部714に与えられた変調波は、この送信部714で適度に増幅された後、送受信アンテナ715から送出される。
【0041】
また、データ判定部71には、送受信アンテナ715で受信した変調波(受信波)を復調するための復調部716が備えられている。復調部716には、周波数発振部717からRFIDシール60で用いられている搬送波と同じ周波数f2の基準位相信号が与えられており、復調部716は、送受信アンテナ715からの変調波と周波数発振部717からの基準位相信号とを比較して、受信した変調波に含まれている信号成分を取り出す。こうして取り出された信号成分は、フィルタ718で予め定める周波数帯域以外の周波数成分が除去された後、A/D変換部719に与えられてディジタルデータ(受信データ)に変換される。
【0042】
A/D変換部719によるA/D変換後の受信データは、A/D変換部719から信号処理部711に与えられ、さらに信号処理部711からバス74を介して接続されたCPU73に与えられる。CPU73は、信号処理部711から受信データが与えられると、ROM75から第2照合データを読み出して、その読み出した第2照合データと受信データとを比較し、第2照合データと受信データとが一致するか否かを判定する。
【0043】
第2照合データは、RFIDシール60が保持しているセキュリティデータと同一のデータである。RFIDシール60は、このRFID検査機70からのアクセスデータを受信したことに応答してセキュリティデータを送信するから、CPU73に与えられた受信データが第2照合データと一致した場合、CPU73は、RFIDシール60が正常であると判断する。そして、その旨の表示(たとえば「OK」のような文字など)を表示器72(図6参照)に出力させる。
【0044】
一方、CPU73は、受信データと第2照合データとが一致しない場合や、アクセスデータを送信したにもかかわらず、何らデータを受信しない場合には、基板ケース50が無理に開けられるなどして、RFIDシール60に異常が発生していると判断し、異常が発生していることを表す表示(たとえば「受信データと第2照合データとの不一致」といった文字や、所定のエラーコード(数字)など)を表示器72に出力させる。
【0045】
図9は、この発明の他の実施形態に係るRFIDシールの構成を示す断面図である。この図9において、図5に示す各部に相当する部分には、同一の参照符号を付して示す。
上述した第1の実施形態に係るRFIDシール50(図5参照)は、図3に示す基板ケース50から剥がした場合に、送受信アンテナ64は第1粘着層62に粘着して剥がれ、ICチップ63は第2粘着層66に残るようになっている。これに対し、この実施形態に係るRFIDシール80は、基板ケース50から剥がした場合に、ICチップ63が第1粘着層62に粘着して剥がれ、送受信アンテナ64が第2粘着層66に残るようになっている。
【0046】
具体的に説明すると、ICチップ63および送受信アンテナ64は、第1粘着層62が有する粘着力により、第1粘着層62の表面に直接に貼着されている。ICチップ63の表面は、たとえばポリエチレンフィルムなどの合成樹脂からなる被覆膜81で被覆されている。そして、このICチップ63を被覆した被覆膜81および送受信アンテナ64の表面に、第1粘着層62を構成する接着剤よりも粘着力の大きい接着剤を塗布することにより、第2粘着層66が形成されている。つまり、このRFIDシール80は、第1粘着層62とICチップ63との間にシート片65が設けられていない点、ICチップ63の表面が被覆膜81で被覆されている点、および第1粘着層62の粘着力よりも第2粘着層63の粘着力の方が大きい点で、上述した第1の実施形態に係るRFIDシール60と異なる。
【0047】
上記の構成により、基板ケース50に貼り付けられたRFIDシール80を無理に剥がそうとすると、RFIDシール80は、第1粘着層62と第2粘着層66との間で分離して、第2粘着層66側は基板ケース50に残り、第1粘着層62側のみが基板ケース50から剥離される。このRFIDシール80では、第1粘着層62の粘着力よりも第2粘着層66の粘着力の方が大きいので、送受信アンテナ64および被覆膜81は第2粘着層66に残るが、被覆膜81で被覆されたICチップ63は第1粘着層62に貼着して剥がされる。そのため、ICチップ63と送受信アンテナ64との接続部分67が切断されて、ICチップ63と送受信アンテナ64とが電気的および物理的に分離する。
【0048】
ゆえに、この実施形態に係るRFIDシール80を用いた場合にも、上述の第1の実施形態に係るRFIDシール60を用いた場合と同様な効果を奏することができる。
以上、この発明の2つの実施形態について説明したが、この発明は、上述した各実施形態に限定されるものではない。たとえば、上述の実施形態において、ICチップ63は、送受信アンテナ64のループ外に引き出された両端部に接続されているとしているが、図10に示すように、送受信アンテナ64のループ内に配置されて、このループ内に引き出された送受信アンテナ64の両端に接続されてもよい。
【0049】
また、上述の実施形態では、RFIDシール60(RFIDシール80)が、基板ケース50に貼り付けられている場合を例にとったが、必ずしも基板ケース50に貼り付けられている必要はなく、たとえば、図11に示すように、基板ケース50内に収容されているメイン制御基板90の配線基板91と、この配線基板91上に実装されたROM92とに跨って貼り付けられてもよい。
【0050】
さらに、基板ケース50または図11に示すROM92に貼り付けられるRFIDシール60(RFIDシール80)は、1枚に限らず、複数枚であってもよい。この場合、複数枚のRFIDシール60のうち、少なくとも1枚のRFIDシール60がROM92に貼り付けられ、残りのRFIDシール60が基板ケース50に貼り付けられてもよい。
【0051】
また、上述の実施形態では、RFIDシール60(RFIDシール80)に備えられた情報記憶部636はROMで構成されているとしたが、ROM以外にも、WORM(Write Once Read Many:1回だけ書込み可能)型のメモリが用いられてもよいし、EPROM(erasable programmable read only memory)などの書換え可能型メモリが用いられてもよい。さらに、ROM、WORMおよび書換え可能型メモリは、その製造工程において、データ書き込み装置の出力端子にメモリ側の端子を接続してデータを書き込むタイプのものであってもよいし、RFID方式でデータ書き込み装置からデータを書き込むことができるタイプのものであってもよい。
【0052】
このRFID方式で書き込み可能なメモリが情報記憶部636に適用された場合は、RFIDシール60が基板ケース50などに貼り付けられた後であっても、RFID方式でデータ書き込み装置を用いて、情報記憶部636に第1照合データおよびセキュリティデータを書き込むことができる。
また、上述の実施形態において、RFIDシール60(RFIDシール80)とRFID検査機70との間のデータ通信は、電波を用いて行われるとしたが、たとえばレーザビームのような光など、電波以外の電磁波がデータ通信に用いられてもよい。
【0053】
さらに、上述の実施形態では、この発明がスロットマシンに適用された場合を例にとったが、この発明は、スロットマシン以外にも、たとえばパチンコ機などの遊技機に広く適用可能である。
その他、特許請求の範囲に記載された事項の範囲内で、種々の設計変更を施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施形態に係る封印シールが適用されたスロットマシンの正面図である。
【図2】上記スロットマシンの機体本体の内部構成を示す正面図である。
【図3】基板ケースの構成を部分的に示す断面図である。
【図4】RFIDシールの構成を示す平面図である。
【図5】RFIDシールの断面図である。
【図6】RFIDシールおよびRFID検査機の電気的な概略構成を概念的に示すブロック図である。
【図7】RFIDシールの電気的な構成を示すブロック図である。
【図8】RFID検査機に備えられたデータ判定部の電気的な構成を示すブロック図である。
【図9】この発明の他の実施形態に係るRFIDシールの構成を示す断面図である。
【図10】RFIDシールの変形例について説明するための平面図である。
【図11】RFIDシールの配置変更例について説明するための図解的な断面図である。
【符号の説明】
50 基板ケース
51 ケース本体
52 ケース蓋
60 RFIDシール(封印シール)
61 シールフィルム
62 第1粘着層(シールフィルムの粘着面)
63 ICチップ(データ保持装
64 送受信アンテ
65 シート片
66 第2粘着層(粘着層)
67 接続部分(接続部)
70 RFID検査機(所定の検査装置)
90 メイン制御基板
92 ROM(実装素子)

Claims (4)

  1. 遊技に関する動作を制御するための制御基板を収容するための基板ケース、または、遊技に関する動作を制御するための制御基板に実装された実装素子に貼り付けられて、上記基板ケースの開放または上記実装素子の交換を禁止するための封印シールであって、
    一方面に粘着面を有するシールフィルムと、
    金属膜をコイル状に形成したループアンテナからなるアンテナ、所定の検査装置からの予め定めるデータの受信に応答して返信すべきセキュリティデータを保持したデータ保持装置、ならびに、上記アンテナから引き出されて上記アンテナと上記データ保持装置とを電気的および物理的に接続する接続部を有し、上記シールフィルム上に配置されて上記検査装置との間で無線データ通信を行無線通信装置とを含み、
    上記アンテナは上記粘着面に貼着され、上記データ保持装置と上記粘着面との間には上記粘着面上に貼着されたシート片が介装されており、上記アンテナおよびデータ保持装置の表面には、上記シールフィルムの粘着面よりも粘着力が小さい粘着層が形成されていることを特徴とする封印シール。
  2. 遊技に関する動作を制御するための制御基板を収容するための基板ケース、または、遊技に関する動作を制御するための制御基板に実装された実装素子に貼り付けられて、上記基板ケースの開放または上記実装素子の交換を禁止するための封印シールであって、
    一方面に粘着面を有するシールフィルムと、
    金属膜をコイル状に形成したループアンテナからなるアンテナ、所定の検査装置からの予め定めるデータの受信に応答して返信すべきセキュリティデータを保持したデータ保持装置、および、上記アンテナから引き出されて上記アンテナと上記データ保持装置との接続を達成する接続部を有し、上記シールフィルム上に配置されて上記検査装置との間で無線データ通信を行無線通信装置とを含み、
    上記アンテナおよび上記データ保持装置は、上記粘着面に貼着されており、
    上記データ保持装置の表面は、被覆膜で被覆されており、上記アンテナおよび被覆膜の表面には、上記シールフィルムの粘着面よりも粘着力が大きい粘着層が形成されていることを特徴とする封印シール。
  3. 上記データ保持装置は、上記アンテナのループ外に配置され、
    上記接続部は、上記アンテナからループ外に引き出されていることを特徴とする請求項1または2記載の封印シール。
  4. 上記データ保持装置は、上記アンテナのループ内に配置され、
    上記接続部は、上記アンテナからループ内に引き出されていることを特徴とする請求項1または2記載の封印シール。
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