JP4980800B2 - 遊技機及び遊技機用メモリモジュール - Google Patents

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Description

この発明は、スロットマシン等の遊技機及び遊技機用メモリモジュールに関し、特にROMデータの改ざん等の不正行為を防止しつつ、リユース性(再使用適性)を向上させたものに関する。
スロットマシンやパチンコ機などの遊技機はマイコン(CPU)を内蔵していて、抽選・入賞・払い出し・演出の制御をプログラムで実現している。この種の遊技機は、遊技者の操作を受けて内部抽選及び該抽選結果に応じた入賞判定を行うとともに、入賞に応じて遊技媒体の払い出し制御を行うメイン基板と、メイン基板からコマンドを受けて内部抽選の結果を報知したり各種演出を行うサブ基板とを備えている。
多くの遊技において、液晶表示装置やスピーカ、表示ランプなどの演出表示装置により、遊技者に入賞等を報知したり、いわゆるアシストタイム(AT)において、一定ゲーム間に特定の小役を台自体が何らかのアクションを伴ってユーザに教えたりする。(アシストタイム(AT):特定の小役が成立しても遊技者がリールの図柄を揃えないと払い戻しがない。小役による払い出しを確実にするために、ビッグボーナス終了後(もしくは成立時)あるいはその他の任意の契機にアシストタイムを抽選し、これに当選すると一定ゲーム間は特定の小役を成立させるための操作を何らかのアクションを伴って遊技者に教えるという機能)
上記ATのように、サブ基板側のソフトウエアで出玉の獲得割合の重みを制御するようにしている遊技機がある。サブ基板側に出玉の調整機能を持たせたのである。具体的には、上述のように出玉を得るための指示を液晶表示装置に表示して遊技者がその指示に従って操作すれば容易に出玉を得られるようにしている。当該指示は常時出されるわけではなく、特定の場合に出される。
上述のように、メイン基板やサブ基板は抽選・入賞・払い出し・演出の制御をプログラムで実現している。各基板のプログラムは遊技に関する重要な制御を行っている。
ところで、スロットマシンやパチンコ機のような遊技機は法律による規制を受けていて、このため各基板のプログラムは関係機関による事前の検定及び承認を受ける必要があり、勝手に改変することは許されていない。各基板に搭載されるプログラム、具体的にはROMの内容は関係機関への申請時に決定され、同じ機種の遊技機のROMの内容は常に同一であることが求められている。ROMデータの不正な改ざんを防止するために、メイン基板等はケースに収納された状態で封印されている。
従来の遊技機ではメイン基板などの基板上にROM(記憶素子)を直接実装していたが、最近では、メイン基板とは別の基板を用意し、この基板上に複数のROMを搭載したメモリモジュールを使用することが多くなってきている。このやり方には、最近よく使用される面実装型ROMを簡便に扱うことができるというメリットと、ソフトウエアを変更するにあたりメモリモジュールを交換するだけで済み、ソフトウエア変更の際の作業が簡単になるというメリットがある。
上記メモリモジュールをケースに収納することでユニット化し、カセットテープのように極めて容易に着脱可能に構成することで、ソフトウエア変更に係る作業コストを一層低減することが可能と考えられる。しかし、そのためには、ROMデータの不正な改ざんを防止するための対策(セキュリティ対策)が求められる。具体的には次のような対策が求められる。
・封印されたメモリモジュールがメイン基板から抜き出された状態(メモリモジュール単体の状態)で、ROM(記憶素子)への書き込み及び内容の変更が不可能であること
上記対策を実現するためには、例えば、基板及びROM(記憶素子)をケースに収納し、コネクタのみ外部に露出するようにし、前記ケースを封印するとともに、メモリモジュールのコネクタにROMの書込信号の端子を設けない、すなわち、ROMの書込信号入力端をコネクタの端子に接続しなければよい。このようにすれば、ケースの封印を解いてROMを取り出さない限り、ROMの書込信号入力端に信号を入力することができず、したがって、メモリモジュール単体の状態でROMへの書き込み及び内容の変更は不可能である。
しかし、上記のやり方には欠点もある。例えば、メモリモジュールのROMに記憶されているプログラムを書き換えて他の機種へ転用するためには、ケースの封印を解き、基板をケースから取り出し、さらに基板からROMを取り外す、という作業が必要になる。すなわち、ソフトウエア変更のためにはメモリモジュールをいったん解体しなければならず、メモリモジュール単体の状態でソフトウエア変更は行えない。上記作業には大変な手間がかかる。したがって、上記のやり方はセキュリティの点で問題はないが、いわゆるリユース性が低下するという問題がある。
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、セキュリティとリユース性を両立させることのできる遊技機及び遊技機用メモリモジュールを提供することを目的とする。
基板及び前記基板上に搭載された記憶素子を含むメモリモジュールと、処理部を搭載するとともに前記メモリモジュールを着脱可能に搭載する制御装置とを備える遊技機であって、
前記メモリモジュールは、
少なくとも前記基板及び前記記憶素子を収納するケースと、前記記憶素子を前記処理部に電気的に接続するためのコネクタと、前記コネクタに含まれる端子のいずれかを前記記憶素子の書込信号入力端に接続する書込信号線と、前記書込信号線に設けられて前記コネクタに含まれる端子と前記記憶素子の書込信号入力端の接続をオンオフするスイッチと、を備え、
前記スイッチは、前記ケースで少なくとも前記基板及び前記記憶素子を収納した状態で、その作用部が前記ケースの少なくとも一部に当接することでオフになっているものである。
前記ケースで少なくとも前記基板及び前記記憶素子を収納した状態で前記スイッチの作用部に当接する突起を、前記ケースの内面に設けるようにしてもよい。
例えば、前記ケースに穴が設けられ、前記突起は前記穴に挿入される挿入部材であり、前記挿入部材及び前記穴を覆うように前記ケースの表面に封印部材を設けるようにしてもよい。
基板及び前記基板上に搭載された記憶素子を含むメモリモジュールと、処理部を搭載するとともに前記メモリモジュールを着脱可能に搭載する制御装置とを備える遊技機であって、
前記メモリモジュールは、
少なくとも前記基板及び前記記憶素子を収納するケースと、前記記憶素子を前記処理部に電気的に接続するためのコネクタと、前記コネクタに含まれる端子のいずれかを前記記憶素子の書込信号入力端に接続する書込信号線と、前記ケース内に設けられて前記ケースの外から入る光を受光する受光部又は前記ケース内に設けられて前記ケースの外から入る電波を受信する受信機と、前記受光部又は前記受信機の出力に基づき前記コネクタに含まれる端子と前記記憶素子の書込信号入力端の接続をオンオフする制御部と、前記ケースの表面で前記受光部を覆うように設けられて光を遮蔽する封印部材又は前記ケースの表面全体に設けられて電波を遮蔽する封印部材と、を備え、
前記封印部材により光又は電波を遮蔽した状態で、前記制御部は前記コネクタに含まれる端子と前記記憶素子の書込信号入力端の接続をオフにしているものである。
基板及び前記基板上に搭載された記憶素子を含むメモリモジュールと、処理部を搭載するとともに前記メモリモジュールを着脱可能に搭載する制御装置とを備える遊技機であって、
前記メモリモジュールは、
少なくとも前記基板及び前記記憶素子を収納するケースと、前記記憶素子を前記処理部に電気的に接続するためのコネクタと、前記ケース内に設けられて前記ケースの外から入る光を受光する受光部又は前記ケース内に設けられて前記ケースの外から入る電波を受信する受信機と、前記受光部又は前記受信機の出力に基づき書込信号を生成する書込信号発生器と、前記書込信号発生器の出力を前記記憶素子の書込信号入力端に接続する書込信号線と、前記ケースの表面で前記受光部を覆うように設けられて光を遮蔽する封印部材又は前記ケースの表面全体に設けられて電波を遮蔽する封印部材と、を備えるものである。
基板及び前記基板上に搭載された記憶素子を含むメモリモジュールと、処理部を搭載するとともに前記メモリモジュールを着脱可能に搭載する制御装置とを備える遊技機であって、
前記メモリモジュールは、
少なくとも前記基板及び前記記憶素子を収納するケースと、前記記憶素子を前記処理部に電気的に接続するためのコネクタと、前記ケースを貫通して設けられた書込信号端子と、前記書込信号端子を前記記憶素子の書込信号入力端に接続する書込信号線と、前記ケースの表面で前記書込信号端子を覆うように設けられた絶縁体の封印部材と、を備えるものである。
この発明に係るメモリモジュールは、基板及び前記基板上に搭載された記憶素子と、少なくとも前記基板及び前記記憶素子を収納するケースと、前記記憶素子を外部の処理部に電気的に接続するためのコネクタと、前記コネクタに含まれる端子のいずれかを前記記憶素子の書込信号入力端に接続する書込信号線と、前記書込信号線に設けられて前記コネクタに含まれる端子と前記記憶素子の書込信号入力端の接続をオンオフするスイッチと、を備え、前記スイッチは、前記ケースで少なくとも前記基板及び前記記憶素子を収納した状態で、その作用部が前記ケースの内面の少なくとも一部に当接することでオフになっているものである。
この発明に係るメモリモジュールは、基板及び前記基板上に搭載された記憶素子と、少なくとも前記基板及び前記記憶素子を収納するケースと、前記記憶素子を外部の処理部に電気的に接続するためのコネクタと、前記コネクタに含まれる端子のいずれかを前記記憶素子の書込信号入力端に接続する書込信号線と、前記ケース内に設けられて前記ケースの外から入る光を受光する受光部又は前記ケース内に設けられて前記ケースの外から入る電波を受信する受信機と、前記受光部又は前記受信機の出力に基づき前記コネクタに含まれる端子と前記記憶素子の書込信号入力端の接続をオンオフする制御部と、前記ケースの表面で前記受光部を覆うように設けられて光を遮蔽する封印部材又は前記ケースの表面全体に設けられて電波を遮蔽する封印部材とを備え、前記封印部材により光又は電波を遮蔽した状態で、前記制御部は前記コネクタに含まれる端子と前記記憶素子の書込信号入力端の接続をオフにしているものである。
この発明に係るメモリモジュールは、基板及び前記基板上に搭載された記憶素子と、少なくとも前記基板及び前記記憶素子を収納するケースと、前記記憶素子を外部の処理部に電気的に接続するためのコネクタと、前記ケース内に設けられて前記ケースの外から入る光を受光する受光部又は前記ケース内に設けられて前記ケースの外から入る電波を受信する受信機と、前記受光部又は前記受信機の出力に基づき書込信号を生成する書込信号発生器と、前記書込信号発生器の出力を前記記憶素子の書込信号入力端に接続する書込信号線と、前記ケースの表面で前記受光部を覆うように設けられて光を遮蔽する封印部材又は前記ケースの表面全体に設けられて電波を遮蔽する封印部材と、を備えるものである。
この発明に係るメモリモジュールは、基板及び前記基板上に搭載された記憶素子と、少なくとも前記基板及び前記記憶素子を収納するケースと、前記記憶素子を外部の処理部に電気的に接続するためのコネクタと、前記ケースを貫通して設けられた書込信号端子と、前記書込信号端子を前記記憶素子の書込信号入力端に接続する書込信号線と、前記ケースの表面で前記書込信号端子を覆うように設けられた絶縁体の封印部材と、を備えるものである。
この発明によれば、メモリモジュールのコネクタの端子と記憶素子の書込信号入力端を接続する書込信号線にスイッチを設け、ケースで封印している状態で前記スイッチがオフになるように構成したので、メモリモジュール単体で前記記憶素子の内容の書き換えを行うことができないが、封印を解くことで内容の書き換えが可能になる。よって、セキュリティとリユース性を両立させることができる。
この発明の実施の形態に係る遊技機について図面を参照して説明する。
図1は遊技機(スロットマシン、回胴式遊技機とも呼ばれる)の正面図である。
遊技機10で遊技を楽しもうとする遊技者は、まずメダル貸機(図示しない)等から遊技媒体であるメダルを借り、メダル投入装置のメダル投入口100に直接メダルを入れる。メダル投入口100は、遊技機10の正面で略中央の高さに設けられている。
遊技機10は、四角箱状の筐体11を有する。前記筐体11の中央部及び上部には、遊技者側に向かって臨む四角窓状の表示窓12が形成されている。そして、この中央部の表示窓12の中央には、三個の回転リール40の図柄61を見ることができる図柄表示窓13が形成されている。ベットスイッチ16は、回転リール40の下方に位置するスイッチであって、メダル投入口100に連続してメダル投入をして貯留させた貯留メダル数を減じてメダル投入に代える。精算スイッチ17は、回転リールの斜め下方に位置するスイッチであって、貯留した投入メダルを払い出す。スタートスイッチ30は回転リール40の斜め下方に位置するレバーであって、遊技メダルの投入若しくはベットスイッチ16の投入を条件に、リールユニット60の駆動を開始させる。ストップスイッチ50は、リールユニット60の駆動を停止させるためのものである。リールユニット60は、三個の回転リール40から構成されている。そして、各回転リール40は、合成樹脂からなる回転ドラムと、この回転ドラムの周囲に貼付されるテープ状のリールテープ42とを備えている。このリールテープ42の外周面には、複数個(例えば21個)の図柄61が表示されている。62は各種の演出を行うための液晶表示部である。
遊技機10の内部には、後述のように、遊技機10の全体の動作を制御するための制御装置が内蔵されている。制御装置は、CPUを中心に構成され、ROM、RAM、I/O等を備えている。そして、CPU(処理部)が遊技者の操作を受けてROM(記憶部)に記憶されたプログラムを読み込むことで動作させるものであり、具体的には、スタートスイッチ30及びストップスイッチ50の操作に基づき回転リール40の回転及び停止を制御するとともに、ランプやスピーカ等の表示を制御する。CPUが動作する際に必要な一時的なデータなどはRAM(一般にRAMは揮発性メモリであり、その電源断によりデータは原則失われるが、本遊技機においてはその一部又は全部についてバッテリなどのバックアップ電源が用意されていることがあり、この場合は電源断でもデータは失われない)に記憶される。CPUはROMに記録されたプログラムに従って所定の動作を行うとともに、処理に必要な一時的なデータをRAMに記録するとともに記録されたデータを必要に応じて読み出して参照する。
スタートスイッチ30は、前述のように回転リール40の斜め下方に位置するレバーであって、遊技メダルの投入若しくはベットスイッチ16の投入を条件に、または、入賞判定に応じて得られる「再遊技(Replay)」時には前遊技からの所定時間経過を条件に、リールユニット60の駆動を開始させるためのものである。
ストップスイッチ50は、前述のようにリールユニット60の駆動を停止させるためのものである。具体的には、ストップスイッチ50は、各回転リール40に対応した三個のスイッチから構成され、各回転リール40の下方に1個ずつ配置されているものである。回転リール40に対応したストップスイッチ50の操作により、当該対応した回転リール40の回転を停止するように設定されている。
メダルの投入若しくはベットスイッチ16の投入を条件に、または、前記「再遊技(Replay)」時には前遊技から所定時間経過を条件に、スタートスイッチ30を操作すると、リールユニット60が駆動され、三個の回転リール40が回転を開始する。その後、ストップスイッチ50の一個を操作すると、当該対応する回転リール40の回転が停止する。そして、ストップスイッチ50を三個全て操作すると、三個の回転リール40の回転が全て停止する。このとき、図柄表示窓13の有効入賞ライン上に、予め設定された図柄61が停止すると入賞と判定され、図示しないホッパーユニットを介して所定枚数のメダルが払い出される。なお、メダルを払い出す代わりに、クレジットしてもよい。
図2は遊技機10の電気的な概略構造を示すブロック図である。この図において電源系統についての表示は省略されている。遊技機10は、その主要な処理装置としてメイン基板1とこれからコマンドを受けて動作するサブ基板2とを備える。なお、少なくともメイン基板1は、外部から接触不能となるようにケース内部に収容され、これら基板を取り外す際に痕跡が残るように封印処理が施されている。
なお、メイン基板1及びサブ基板2は、本発明の実施の形態に係るメモリモジュールを着脱可能に搭載する制御装置である。
メイン基板1は、遊技者の操作を受けて内部抽選を行ったり、リールの回転・停止やメダルの払い出しなどの処理を行うためのものである。メイン基板1は、予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPUと、処理結果などを一時的に記憶するRAMを含む。
前記プログラムを記憶する記憶素子であるROMは、メモリモジュール3に搭載されている。メモリモジュール3は、基板と、当該基板に搭載されたROM(記憶素子)と、外部との電気的接続を行うコネクタと、少なくとも基板及びROMを収納するケースとを備えるものである。ケースを封印することにより、ROMを取り出すことができなくなる。また、ケースを備えることによりメモリモジュール3はカセット式になるのでROMの着脱が容易である。メモリモジュール3については、後に詳しく説明する。
サブ基板2は、メイン基板1からコマンド信号を受けて内部抽選の結果を報知したり各種演出を行うためのものである。サブ基板2は、前記コマンド信号に応じた予め設定されたプログラムに従って制御動作を行うCPUと、前記プログラムを記憶する記憶手段であるROMおよび処理結果などを一時的に記憶するRAMを含む。
なお、ROMはメモリモジュール3に搭載されている。
コマンドの流れはメイン基板1からサブ基板2への一方のみであり、逆にサブ基板2からメイン基板1へコマンド等が出されることはない。
メイン基板1にはスタートスイッチ30,ストップスイッチ50,リール駆動部70,リール位置検出回路71、ホッパー駆動部80、ホッパー81及びホッパー81から払い出されたメダルの枚数を数えるためのメダル検出部82が接続されている。サブ基板2には液晶表示装置62の制御基板200、スピーカ201、LED基板202などの周辺基板(ローカル基板)が接続されている。
図3は、発明の実施の形態に係るメモリモジュールの斜視図である。同図は、メモリモジュール3をメイン基板1などから取り外した単体の状態を示している。内部構造を見やすくするために、ケースの一部を切り欠いて表示している。
3は、基板34と、基板34上に搭載されたROM(記憶素子)32を含むメモリモジュールである。
31は、メイン基板1などと電気的接続を行うためのコネクタである。コネクタ31は基板34の端に設けられ、その接続面は露出していて、当該接続面でメイン基板1などの上に設けられた図示しないコネクタと嵌合する。
33aは、押しボタン式のスイッチである。スイッチ33aの上面に設けられた作用部が押し込まれている状態でスイッチ33aはオフになり、上記作用部が突出した状態でスイッチ33aはオンになる。
35は、ROM32、スイッチ33a及び基板34を収納するケースである。ケース35の側面には開口が設けられ、ここにコネクタ31が位置している。ケース35の形状は直方体であり、具体的には、箱(例えば弁当箱のように上面が開放されたもの)と蓋を組み合わせたものである。ケース35でROM32、スイッチ33a及び基板34を収納するときは、箱にROM32などを収納してから蓋を被せることでケース35を密閉し(コネクタ31の部分は除く)、そして箱と蓋を接着する、あるいは箱と蓋の間にシールなどを貼ることで封印する。この状態でケース35からROM32などを取り出せなくなる。
ケース35は、上述のように少なくとも2つの部分からなり、これらを組み合わせることでROM32などの収納と封印を行うものである。ただし、このような構成は周知であるし、当該構成を図示すると図面が見づらくなるので、図3においてその表示を省略している(箱と蓋の区別を図示していない)。図5以下でも同様である。
35aは、ケース35の内面に、ケース35でROM32、スイッチ33a及び基板34を収納した状態でスイッチ33aの作用部に当接するように設けられた突起である。ケース35でROM32などを収納した状態(封印された状態)では、スイッチ33aの作用部を突起35aで押し込んでいるので、スイッチ33aはオフになっている。
図4(a)は、図3のメモリモジュール3の内部接続を示すブロック図である。同図はメモリモジュール3をメイン基板1などに装着した状態を示す。
ROM32のアドレス信号入力端(ADD)、データ信号入出力端(DATA)は、コネクタ31を通してメイン基板1などのCPUのアドレスバス、データバスに接続されている。ROM32の制御信号入力端(/OE:Output Enable)も同様である。
ROM32の書込信号入力端(/WR)は、コネクタ31に含まれる複数の端子のひとつ(端子31a)に書込信号線31bで接続されている。信号線31bの途中にはスイッチ33aが設けられている。スイッチ33aは、端子31aとROM32の書込信号入力端(/WR)の接続をオンオフするスイッチである。
なお、遊技機に装着された状態でROM32の内容を書き換えることはないから、端子31aに対応するメイン基板1の配線は存在しない(メモリモジュール3を遊技機へ装着した状態で端子31aは無接続である)。図4(a)の×印はそのことを意味する(他の図でも同様)。
上記説明ではスイッチ33aは機械式の押しボタンスイッチであったが、これに代えて非接触式のスイッチを用いることもできる。
例えば、磁界の有無でオンオフするリードスイッチを用いることができる。
図4(b)は光学式のフォトインタラプタ33bを用いたブロック図である。フォトインタラプタとは、1つのケースの中に発光素子(発光ダイオードなど)と受光素子(フォトトランジスタ、フォトダイオードなど)を対向配置し、その間に検出用の溝を設け、当該検出溝間に物体が存在することを非接触で検知するものである。図4(b)の発光部33b−1には発光素子が設けられ、受光部33b−2には受光素子が設けられる。突起35aが発光部33b−1からの光Lを遮ることでスイッチ33bはオフになる。
図5を参照して、発明の実施の形態に係るメモリモジュール3の動作、特に突起35aによるスイッチ33a、33bのオンオフ動作について説明を加える。
図5(a)は、メモリモジュール3の平面図である。図5(b)〜(d)は、図5(a)のA−A矢視断面図である。なお、この図では、ケース35と一体に形成された突起35aを示しているが、これは一例である。他の例は後述する。
図5(b)は、ケース35内にROM32、スイッチ33a及び基板34を収納した状態(封印状態)を示す。この状態では、突起35aがスイッチ33aの作用部33a−1に当接し、これを押し込むのでスイッチ33aはオフになっている。
図5(c)は、ケース35からROM32、スイッチ33a及び基板34を取り出した状態(開封状態)を示す。この状態では、突起35aがなくなっているので、スイッチ33aの作用部33a−1は突出し、スイッチ33aはオンになっている。この状態でROM32に書き込みを行うことができる(ROM32を基板34から外す必要がない)。
図5(d)は、スイッチとしてフォトインタラプタ33bを使用した場合の例を示す。突起35aが発光部33b−1と受光部33b−2の間に設けられた溝に嵌まり込み、発光部33b−1からの光を遮ることでフォトインタラプタ(スイッチ)33bはオフになる。開封状態では、図5(c)と同様に、フォトインタラプタ33bはオンになるが、その図示は省略する。
上述したように、ケース35でROM32などを収納した状態(封印された状態)では、突起35aの作用によりスイッチ33a又は33bはオフである(図5(b)(d))。メモリモジュール3がケース35に収納され封印されている限り、コネクタ31の端子31aに入力した書込信号(/WR)はROM32に到達することができず、ROM32の内容の書き換えは不可能である。したがって、発明の実施の形態に係るメモリモジュールは、下記のセキュリティ対策を備えている。
・封印されたメモリモジュールがメイン基板から抜き出された状態(メモリモジュール単体の状態)で、ROM(記憶素子)への書き込み及び内容の変更が不可能であること
他方、リユース時には封印を解きケース35を外すことで、スイッチ33a又は33bはオンになり(図5(c))、コネクタ31の端子31aに書込信号(/WR)を入力することで、ROM32の内容の書き換えが可能となる。
したがって、発明の実施の形態に係るメモリモジュールによれば、セキュリティとリユース性を両立させることができる。
従来のメモリモジュールでは、ケースに収納しているものが少なかった。これに対し、本発明の実施の形態に係るメモリモジュールは、基板及び記憶素子(ROM)とケースを組み合わせることにより、セキュリティとリユース性を両立させることができたのである。従来のメモリモジュールをケースに収納することでユニット化したものにおいて、当該ケースは単なる覆い(カバー)であって、メモリモジュールの基板及び記憶素子(ROM)と何らの相互作用を行うものではなかった。本発明の実施の形態に係るメモリモジュールでは、基板及び記憶素子(ROM)とケースを有機的に組み合わせて相互作用させることで、セキュリティとリユース性を実現したのである。
以上の説明では、突起35aはケース35と一体に形成されていた。図6は、突起を別部材とした例を示す(なお、図6以降の平面図及び断面図においてはROM32の表示は省略する)。
36は、ケース35に設けられた穴(開口)Hに挿入される棒状の部材(挿入部材)である。部材36は、突起35aに相当するものであり、ケース35の一部を構成するものである。
37は、棒状の部材36及び穴Hを覆うようにケース35の表面に設けられた封印部材(シール)である。封印部材37は剥がすと痕が残るか、あるいは容易に剥がすことのできない特殊なシールである。
棒状の部材36は、いわばハメゴロシのピンであり、ケース35の穴Hに差し込むと、表からは抜けないようになっている。好ましくは、無理に抜くとケース35と棒状の部材36が壊れるようになっている。このことと封印部材37の作用と相俟って、図6の構成は、図5の突起35aと同じ作用効果を奏する。スイッチ33aのオンオフ動作は、前述したとおりであるので省略する。
なお、封印部材37を剥がすことで、棒状の部材36を容易に抜き出す(少なくとも、スイッチ33aがオンになる程度まで引き出す)ことができるようにしてもよい。例えば、棒状の部材36を雄ネジとし、穴Hを雌ネジとする。ネジ回しを使えば棒状の部材36を容易に抜き出すことができるので、ROM32、スイッチ33a及び基板34をケースから取り出すことなく、ROM32の内容を書き換えることができる。このように構成する場合は、容易に剥がせない封印部材37を用い、開封を困難にすることが望ましい。
なお、突起35aを特に設けることなく、ケース35の内側にスイッチ33aの作用部33a−1が直接当接するようにしてもよい。このように構成した例を、図7に示す。
図7(a)(b)では、スイッチ33aの作用部33a−1が十分長く(図5の突起35aと同程度に長い)、作用部33a−1がケース35の内側に直接当接する。ケース35は蓋35'を含んでおり、蓋35'がケース35に取り付けられている状態では、蓋35'が作用部33a−1を押し込んでいてスイッチ33aはオフになっている(図7(a))。蓋35'を取り外すと、作用部33a−1は押し込まれなくなるので、スイッチ33aはオンになる(図7(b))。したがって、図7の構造も、図5及び図6と同様の作用効果を奏する。
なお、作用部33a−1を長くすることに代えて、ケース35の高さを低くしてもよい(図7(c))。表面実装用のICなどを用いることで、基板及びこれに搭載される部品の高さを小さくすることができる。このようにすれば、スイッチ33aとして作用部33a−1の短い一般的な押しボタンスイッチを使用することができるようになる。
図8〜図10に、他の実施の形態を示す。この実施の形態は、ケース35内部に受光部を設け、これで外部からの光を受けたときにROM32の内容の書き換えを可能にするものである。
図8〜図10において、図4、図5などと同一相当部分については同一符号を付し、その説明は省略する。
33cは、リレーなどのスイッチである。スイッチ33cは、外部からの信号に基づきオンオフ動作を行う。
38は、基板34の端に設けられた受光部である。
39は、受光部38の出力に基づきスイッチ33cをオンオフする駆動部(制御部)である。駆動部39は、受光部38で光を受けているとき、スイッチ33cをオンする。
図9を参照して、図8のメモリモジュール3の動作について説明を加える。
図9(a)は、メモリモジュール3の平面図である。図9(b)及び(c)は、図5(a)のA−A矢視断面図である。
図9(b)は、封印部材37で封印した状態を示す。封印部材37は遮光性の材料で作られていて、少なくとも受光部38が設けられている側のケース35の表面を覆っている。この封印部材37も、剥がすと痕が残るか、あるいは容易に剥がすことのできない特殊なシールである。側面からの光の回り込みを防止するために、同図に示すように封印部材37はケース35の上面と底面の一部を覆っていることが望ましい。この状態では、受光部38には光が入射しないので、スイッチ33cはオフになっている。
同図において、38aは受光部38の本体であり、38bは受光部38の前面に設けられた円筒状のフード(覆い)である。フード38bにより、受光部38はその正面(同図で遮光性の封印部材37がある方向)からの光のみを受け、上面又は底面、あるいは受光部38の背面からの光を受けることがない。フード38bを長くして受光方向を限定することにより、封印部材37を設ける部分を狭めることができる。
図9(c)は、ケース35から封印部材37を剥がした状態(開封状態)を示す。この状態で、外部から受光部38へ向けて光Lを照射することにより、受光部38は受光信号を出力し、これに基づき駆動部39はスイッチ33cをオンにする。ただし、ケース35は光Lを透過する材質で作られているものとする。
図8及び図9の構成は、図5の突起35aと同じ作用効果を奏する。
なお、照明の光や日光で誤動作しないように、受光部38は特定の波長の光(例えば紫外線)にのみ反応するようにしてもよい。あるいは、特定の変調(パルス変調など)を受けた光にのみ反応するようにしてもよい。
なお、図10(a)に示すように、受光部38のフード38bをケース35に設けた穴に嵌め込むようにしてもよい。この場合、ケース35は光Lを透過する材質でなくてもよい。
また、図10(b)に示すように、受光部38を基板34ではなく、ケース35に設けるようにしてもよい。
図10(a)(b)によれば、受光部38にその側面から光が回り込むことがなくなるので、封印部材37はフード38bの開口を覆う程度の小さなものですむ。
図11及び図12に、他の実施の形態を示す。この実施の形態は、ケース35内部に受信機を設け、これで外部から電波を受けたときにROM32の内容の書き換えを可能にするものである。
図11及び図12において、図4、図5及び図8などと同一相当部分については同一符号を付し、その説明は省略する。
91は、基板34に設けられた受信機である。駆動部(制御部)39は、受信機91で電波を受けているとき、スイッチ33cをオンする。
92は、フェライトなどのシールド部材である。
図12は、メモリモジュール3をシールド部材92で封印した状態を示す。シールド部材92は電波を吸収又は反射する材料で作られていて、ケース35の表面全体を覆っている。シールド部材92を剥がさない限り、ROM32の内容を書き換えることはできない。シールド部材92は、剥がすと痕が残るか、あるいは容易に剥がすことのできない特殊なシールであるか、あるいはそのような特殊な接着剤で接着されている部材である。
図11及び図12の受信機91は、図8等の受光部38と同じ作用効果を奏する。
なお、ノイズなどで誤動作しないように、受信機91は特定の波長の電波にのみ反応するようにしてもよい。あるいは、特定の変調(パルス変調など)を受けた電波のみ反応するようにしてもよい。
以上例示したものは、信号線31bをオンオフするスイッチを設けたものであり、書込信号(/WR)はコネクタ31の端子31aを通して外部から与えていた。
以下に示す例は、コネクタ31を通さずに外部から直接書込信号(/WR)を与えるものである。
図13(a)(b)において、図4、図5などと同一相当部分については同一符号を付し、その説明は省略する。
図13(a)は光により書込信号(/WR)を与えるものである。
93は、受光部38の出力に基づき書込信号(/WR)を生成する書込信号発生器である。
図13(b)は電波により書込信号(/WR)を与えるものである。
93は、受信機91の出力に基づき書込信号(/WR)を生成する書込信号発生器である。
なお、光又は電波により書込信号(/WR)そのものを与える場合は、書込信号発生器93は単なるバッファでよい。
図13(a)のメモリモジュールの構造は、図9及び図10と同様である。図13(b)のメモリモジュールの構造は、図12と同様である。
図13の構成は、図5の構成と同様の作用効果を奏する。
他の実施の形態を図14及び図15に示す。図14及び図15において、図4、図5などと同一相当部分については同一符号を付し、その説明は省略する。
94は、ケース35を貫通して設けられた書込信号端子である。書込信号端子94は、ケース35に設けられた穴Hに設けられている。
95は、絶縁性の封印部材である。封印部材95は、剥がすと痕が残るか、あるいは容易に剥がすことのできない特殊なシールである。
封印部材95で封印されている限り、ROM32の内容を書き換えることはできない。内容を書き換えるときは、封印部材95を剥がし、書込信号端子94を露出させ、これを書込信号(/WR)の入力端子とする。
図14及び図15の構成は、図5の構成と同様の作用効果を奏する。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
遊技機の正面図である。 遊技機のブロック図である。 発明の実施の形態に係るメモリモジュールの斜視図である。 発明の実施の形態に係るメモリモジュールのブロック図である。 発明の実施の形態に係るメモリモジュールの平面図及び断面図である。 発明の実施の形態に係る他のメモリモジュールの平面図及び断面図である。 発明の実施の形態に係る他のメモリモジュールの断面図である。 発明の実施の形態に係る他のメモリモジュールのブロック図である。 発明の実施の形態に係る他のメモリモジュールの平面図及び断面図である。 発明の実施の形態に係る他のメモリモジュールの断面図である。 発明の実施の形態に係る他のメモリモジュールのブロック図である。 発明の実施の形態に係る他のメモリモジュールの断面図である。 発明の実施の形態に係る他のメモリモジュールのブロック図である。 発明の実施の形態に係る他のメモリモジュールのブロック図である。 発明の実施の形態に係る他のメモリモジュールの断面図である。
符号の説明
1 メイン基板(制御装置)
2 サブ基板(制御装置)
3 メモリモジュール
31 コネクタ
31a コネクタの書込信号入力端子
31b 書込信号線
32 ROM(記憶素子)
33a〜33c スイッチ(フォトインタラプタ、リレー)
33a−1 スイッチの作用部
34 基板
35 ケース
35a 突起
36 棒状の部材(挿入部材)
37 封印部材
38 受光部
39 駆動部(制御部)
91 受信機
92 シールド部材(封印部材)
93 書込信号発生器
94 書込信号入力端子
95 絶縁性シール(封印部材)
H 穴(開口)
/WR 書込信号入力端

Claims (6)

  1. 基板及び前記基板上に搭載された記憶素子を含むメモリモジュールと、処理部を搭載するとともに前記メモリモジュールを着脱可能に搭載する制御装置とを備える遊技機であって、
    前記メモリモジュールは、
    少なくとも前記基板及び前記記憶素子を収納するケースと、前記記憶素子を前記処理部に電気的に接続するためのコネクタと、前記コネクタに含まれる端子のいずれかを前記記憶素子の書込信号入力端に接続する書込信号線と、前記書込信号線に設けられて前記コネクタに含まれる端子と前記記憶素子の書込信号入力端の接続をオンオフするスイッチと、を備え、
    前記スイッチは、前記ケースで少なくとも前記基板及び前記記憶素子を収納した状態で、その作用部が前記ケースの少なくとも一部に当接することでオフになっており、
    記ケースには穴が設けられるとともに、前記穴に挿入される挿入部材が備えられ、前記挿入部材及び前記穴を覆うように前記ケースの表面に封印部材が設けられ、
    前記スイッチは、前記ケースで少なくとも前記基板及び前記記憶素子を収納した状態で、その作用部が前記挿入部材の少なくとも一部に当接することを特徴とする遊技機。
  2. 基板及び前記基板上に搭載された記憶素子を含むメモリモジュールと、処理部を搭載するとともに前記メモリモジュールを着脱可能に搭載する制御装置とを備える遊技機であって、
    前記メモリモジュールは、
    少なくとも前記基板及び前記記憶素子を収納するケースと、前記記憶素子を前記処理部に電気的に接続するためのコネクタと、前記コネクタに含まれる端子のいずれかを前記記憶素子の書込信号入力端に接続する書込信号線と、前記ケース内に設けられて前記ケースの外から入る光を受光する受光部と、前記受光部の出力に基づき前記コネクタに含まれる端子と前記記憶素子の書込信号入力端の接続をオンオフする制御部と、前記ケースの表面で前記受光部を覆うように設けられて光を遮蔽する封印部材と、を備え、
    前記封印部材により光を遮蔽した状態で、前記制御部は前記コネクタに含まれる端子と前記記憶素子の書込信号入力端の接続をオフにしていることを特徴とする遊技機。
  3. 基板及び前記基板上に搭載された記憶素子を含むメモリモジュールと、処理部を搭載するとともに前記メモリモジュールを着脱可能に搭載する制御装置とを備える遊技機であって、
    前記メモリモジュールは、
    少なくとも前記基板及び前記記憶素子を収納するケースと、前記記憶素子を前記処理部に電気的に接続するためのコネクタと、前記コネクタに含まれる端子のいずれかを前記記憶素子の書込信号入力端に接続する書込信号線と、前記ケース内に設けられて前記ケースの外から入る電波を受信する受信機と、前記受信機の出力に基づき前記コネクタに含まれる端子と前記記憶素子の書込信号入力端の接続をオンオフする制御部と、前記ケースの表面全体に設けられて電波を遮蔽する封印部材と、を備え、
    前記封印部材により電波を遮蔽した状態で、前記制御部は前記コネクタに含まれる端子と前記記憶素子の書込信号入力端の接続をオフにしていることを特徴とする遊技機。
  4. 基板及び前記基板上に搭載された記憶素子を含むメモリモジュールと、処理部を搭載するとともに前記メモリモジュールを着脱可能に搭載する制御装置とを備える遊技機であって、
    前記メモリモジュールは、
    少なくとも前記基板及び前記記憶素子を収納するケースと、前記記憶素子を前記処理部に電気的に接続するためのコネクタと、前記ケース内に設けられて前記ケースの外から入る光を受光する受光部又は前記ケース内に設けられて前記ケースの外から入る電波を受信する受信機と、前記受光部又は前記受信機の出力に基づき書込信号を生成する書込信号発生器と、前記書込信号発生器の出力を前記記憶素子の書込信号入力端に接続する書込信号線と、前記ケースの表面で前記受光部を覆うように設けられて光を遮蔽する封印部材又は前記ケースの表面全体に設けられて電波を遮蔽する封印部材と、を備えることを特徴とする遊技機。
  5. 基板及び前記基板上に搭載された記憶素子と、少なくとも前記基板及び前記記憶素子を収納するケースと、前記記憶素子を外部の処理部に電気的に接続するためのコネクタと、前記コネクタに含まれる端子のいずれかを前記記憶素子の書込信号入力端に接続する書込信号線と、前記ケース内に設けられて前記ケースの外から入る光を受光する受光部又は前記ケース内に設けられて前記ケースの外から入る電波を受信する受信機と、前記受光部又は前記受信機の出力に基づき前記コネクタに含まれる端子と前記記憶素子の書込信号入力端の接続をオンオフする制御部と、前記ケースの表面で前記受光部を覆うように設けられて光を遮蔽する封印部材又は前記ケースの表面全体に設けられて電波を遮蔽する封印部材とを備え、前記封印部材により光又は電波を遮蔽した状態で、前記制御部は前記コネクタに含まれる端子と前記記憶素子の書込信号入力端の接続をオフにしていることを特徴とする遊技機用メモリモジュール。
  6. 基板及び前記基板上に搭載された記憶素子と、少なくとも前記基板及び前記記憶素子を収納するケースと、前記記憶素子を外部の処理部に電気的に接続するためのコネクタと、前記ケース内に設けられて前記ケースの外から入る光を受光する受光部又は前記ケース内に設けられて前記ケースの外から入る電波を受信する受信機と、前記受光部又は前記受信機の出力に基づき書込信号を生成する書込信号発生器と、前記書込信号発生器の出力を前記記憶素子の書込信号入力端に接続する書込信号線と、前記ケースの表面で前記受光部を覆うように設けられて光を遮蔽する封印部材又は前記ケースの表面全体に設けられて電波を遮蔽する封印部材と、を備えることを特徴とする遊技機用メモリモジュール。
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