JP3828313B2 - 防災監視装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、防災監視に必要な各種の情報をフラッシュメモリに記憶し、受信信号から火災等の異常を判断して対応処理を行なう防災監視装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、例えば複合盤として知られた防災監視装置にあっては、火報用の受信制御機能と防排煙用の受信制御機能を個別に設けている。
【0003】
即ち、火報用については、火報用の受信回路を設け、受信回路から引き出された火報用の感知器回線に火報用の感知器を接続している。また火報用の制御回路を設け、制御回路から引き出された制御回線に地区ベル等の地区音響装置を接続している。防災監視装置は火報用感知器回線の発報による受信信号で火災を判断すると、装置自体で火災に対応する警報表示を行うと同時に、連動データに基づいて火報用制御回線に制御信号を送出して地区ベルを鳴動させる。
【0004】
また防排煙用については、防排煙用の受信回路を設け、この受信回路から引き出された防排煙用の感知器回線に防排煙用の感知器を接続している。また防排煙用の制御回路を設け、この制御回路から引き出された制御回線に防火戸レリーズ等の防排煙機器を接続している。
【0005】
防災監視装置は、防排煙用感知器回線の発報による受信信号で火災を判断すると、装置自体で火災に対応する警報表示を行うと同時に、連動データに基づいて防排煙用制御回線に制御信号を送出して防火戸レリーズを作動し、防火戸の開放保持を解除して閉鎖させると共に、盤自体で駆動中及び作動確認の表示を行う。
【0006】
このような防災監視装置にあっては、全回線数、火災、防排煙等の種別毎の回線数、連動元となる異常受信回線に対応して連動先となる制御回線に制御信号を送出して外部機器を連動制御させるための連動データ等の各種の防災監視と制御に必要な設定情報データを予めメモリに登録しておくことが必要であり、従来は、不揮発性メモリとしてEEPROMを使用している。
【0007】
EEPROMには、防災監視に必要な各種設定情報データを工場側でROMライタ等を使用して書込み、防災監視制御盤内に設けられるプリント基板にこのEEPROMを実装している。また連動データについては、施工段階で変更する可能性が高く、このため防災監視制御盤にEEPROMの書替え操作機能を設け、現場でも連動データを変更可能としている。
【0008】
即ち、防災監視制御盤に設けている特定の操作スイッチを例えば連動データの設定スイッチに利用し、連動データを設定変更して登録操作を行うと、該当するEEPROMのアドレスの連動データが書き替えられる。
【0009】
ところで、近年にあっては、それまでのEEPROMに比べ、容量、消費電力、コストの面で優れたフラッシュメモリが広く使用されており、防災監視制御盤においてもEEPROMの代わりにフラッシュメモリを使用する傾向にある。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、EEPROMに代えてフラッシュメモリを使用した場合、フラッシュメモリの書込み許可と書込み禁止を制御するライトイネーブル端子(WE)がコネクタを介してCPUに直結されていたため、防災監視に必要な各種のデータのフラッシュメモリへの書込みが全て終了し、書き替えが必要なくなった際に、管理者の誤操作やCPUの暴走等により、フラッシュメモリの内容を消去してしまったり、書き替えてしまう可能性が残されていた。
【0011】
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされたもので、フラッシュメモリの内容を誤って消去したり書き替えてしまうことを確実に防止するようにした防災監視装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するため本発明は次のように構成する。まず本発明は、防災監視に必要な各種の情報をフラッシュメモリに記憶し、受信信号から火災等の異常を判断して対応処理を行なう防災監視装置であって、フラッシュメモリのライトイネーブル端子への信号入力を禁止すると共に、ライトイネーブル端子を書込禁止の信号入力状態に固定する書込禁止部を設けたことを特徴とする。
【0013】
このため、フラッシュメモリに防災監視に必要な各種のデータを書込み、装置の施工が完了してデータ書き換えが不要となった際に、書込禁止部によってフラッシュメモリのデータ書き替えを物理的に禁止でき、施工者以外の例えばユーザ管理者の誤操作やCPUの暴走でフラッシュメモリの内容の消去や書き換えを確実に防止できる。
【0014】
本発明の書込禁止部は、CPUからのライトイネーブル制御線に、ジャンパピンの着脱でオン・オフするプラグユニット、又はオン・オフ操作可能なスイッチを挿入接続し、更にフラッシュメモリ側のライトイネーブル制御線を抵抗を介して電源ラインに接続するように構成する。
【0015】
したがって、フラッシュメモリに対し必要なデータ書込みが終了して書き替えの必要がなくなった際に、プラグユニット又はスイッチをオフすることで、ライトイネーブル制御線を物理的且つ電気的に切離してライトイネーブル端子への信号入力を禁止する共に前記ライトイネーブル端子を書込禁止の信号入力状態に固定する。
【0016】
更に、本発明で使用するフラッシュメモリは、パッケージに収納され受信制御を行うCPU基板に対しコネクタにより着脱自在としている。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1は本発明が適用される防災監視装置のブロック図である。
【0018】
図1において、防災監視装置1にはメインCPU2が設けられる。メインCPU2に対しては回線ユニット5a,5bが設けられる。回線ユニット5aからは火報用の感知器回線6aが引き出され、火災感知器8aを接続している。また回線ユニット5aからは制御回線7aが引き出され、地区音響装置9を接続している。
【0019】
回線ユニット5bからは防排煙用の感知器回線6bが引き出され、火災感知器8bを接続している。また回線ユニット5bからは制御回線7bが引き出され、防排煙機器10を接続している。回線ユニット5a,5bは複数設けられ、外部に引き出し可能な回線数は、例えば最大で500回線となる。この最大で500回線の感知器回線に対応して、制御回線も最大500回線を引き出すことができる。
【0020】
メインCPU2に対しては更に操作部12、表示部14、音声合成スピーカを用いた主音響装置15、地区表示部11a,11b、移報出力部16が設けられる。操作部12には装置の操作表示パネルに設けているスイッチに加え、データ登録モードを設定するためのデータ登録モード設定スイッチ13が設けられている。
【0021】
このデータ登録モード設定スイッチ13は防災監視装置1の内部に設けられており、データ登録モード設定スイッチ13を押しながら電源スイッチを投入するとメインCPU2がデータ登録モードで立ち上がる。またデータ登録モード設定スイッチ13を操作せずに電源を投入すると、通常監視モードで立ち上がる。
【0022】
メインCPU2に対しては、ワークメモリとして動作するSRAM17がCPUバス18により接続される。更にCPUバス18に設けたコネクタ19に対しメモリパック20aに内蔵したフラッシュメモリ20を不揮発性メモリとして着脱自在に設けている。
【0023】
このメモリパック20aに収納したフラッシュメモリ20のメモリ基板上には、書込禁止部30が設けられている。書込禁止部30はフラッシュメモリ20のライトイネーブル端子への信号入力を禁止すると共にライトイネーブル端子を書込み禁止の信号入力状態に固定する事ができる。
【0024】
即ち、フラッシュメモリ20にデータ登録モードを設定して各種のデータを書込む際には、書込禁止部30はフラッシュメモリ20に対する書込み禁止を解除しており、フラッシュメモリ20に対するデータの書込みが終了して書き換えの必要がなくなった際に、書込禁止部30をセットすることでフラッシュメモリ20に対する外部からの書込みを禁止させる。
【0025】
フラッシュメモリ20には防災監視装置1の監視制御に必要な回線数、回線種別などの基本データと感知器回線に対し地区音響装置9や防排煙機器10を連動制御するための連動データが予め登録されており、電源投入時にフラッシュメモリ20からSRAM17に展開され、メインCPU2の監視制御で使用される。
【0026】
防災監視装置1に設けている回線ユニット5a,5b、地区表示部11a,11b、更に移報出力部16は1チップ構成のCPU(ローカルCPU)がそれぞれ設けられており、メインCPU2との間でシリアル通信によりデータのやり取りを行なっている。
【0027】
メインCPU2はプログラム制御により受信制御部3としての機能とデータ登録処理部4としての機能を実現する。操作部12に設けているデータ登録モード設定スイッチ13を操作せずに電源を投入すると、メインCPU2は受信制御部3の機能による通常監視モードで動作する。
【0028】
通常監視モードで動作した受信制御部3は、回線ユニット5a,5bのローカルCPUからシリアル通信により送られてる回線発報データを監視し、火災などの異常を判断した場合には表示部14に発報回線を表示し、また主音響装置15により代表火災警報を出し、更に地区表示部11a,11bに対し発報回線の地区表示を行なわせ、加えて移報出力部16に対し、移報出力を行なわせる。
【0029】
また受信制御部3は、例えば火報用の感知器回線6aの発報を判断した場合には、フラッシュメモリ20からSRAM17に展開された連動データに基づき発報回線を連動元とし、これに対応する連動先の制御回線を判断し、例えば制御回線7aに接続している地区音響装置9を作動させる。
【0030】
操作部12に設けているデータ登録モード設定スイッチ13を操作しながら電源を立ち上げると、メインCPU2のデータ登録処理部4の機能によるデータ登録モードの動作状態となる。
【0031】
このデータ登録モードの動作状態にあっては、フラッシュメモリ20からSRAM17に展開している基本データ及び連動データの登録、変更、消去が操作部12に設けている予め定めたスイッチを使用して行なうことができる。
【0032】
図2は図1の防災監視装置1に設けているメインCPU2のCPU基板2aとコネクタ接続したメモリパック20aとの間の接続構成について本発明の書込禁止部30の第1実施形態を示している。
【0033】
図2において、CPU基板2aにはメインCPU2が実装され、CPU基板2a側のコネクタ19aとメモリパック20a側のコネクタ19bによりメモリパック20aに内蔵したフラッシュメモリ20を直接接続している。
【0034】
メインCPU2とフラッシュメモリ20との間の接続は、コネクタ19a,19bの上側からプラス電源線22a,22b、マイナス電源線23a,23b、8ビットのデータバス24a,24b、16ビットのアドレスバス25a,25b、アドレスバスの所定アドレスをデコード回路26で解読して得られたチップセレクト信号のためのチップセレクト制御線27a,27b、出力イネーブル制御線(リードイネーブル制御線)28a,28b、及びライトイネーブル制御線29a,29bで構成される。
【0035】
このようなメインCPU2とフラッシュメモリ20との間のバス及び各種制御線の接続について本発明にあっては、メモリパック20a側のライトイネーブル制御線29bに書込禁止部30を設けている。この書込禁止部30は図2の第1実施形態にあっては、ライトイネーブル制御線29bに着脱自在なジャンパピン32を備えたプラグユニット31を挿入接続している。
【0036】
プラグユニット31はジャンパピン32を図示のように装着していると、メインCPU2側のライトイネーブル制御線29aをフラッシュメモリ20側のライトイネーブル制御線29bに電気的且つ物理的に接続する。ジャンパピン32を外すとライトイネーブル制御線29a,29bが物理的且つ電気的に切り離され、フラッシュメモリ20に対するメインCPU2からのライト動作のための駆動信号、即ちライトイネーブルの信号の入力が禁止される。
【0037】
プラグユニット31のフラッシュメモリ20側のライトイネーブル制御線29bは抵抗R2を介して+5Vの電源ラインにプルアップされている。
【0038】
フラッシュメモリ20のライトイネーブル端子WEは反転入力端子であり、Lレベル入力状態でライトイネーブルが有効となり、Hレベル入力状態でライトイネーブルが解除されてライトディセーブル状態になり書込み禁止となる。
【0039】
図3は図2のメモリパック20a側のフラッシュメモリ20に対するコネクタとの間の具体的なバス及び信号線接続の回路図である。
【0040】
図3において、フラッシュメモリ20としては、例えば「MBM29F 200−400(富士通製)」を使用しており、このフラッシュメモリ20はデータ端子D0〜D7、アドレス端子A0〜A15、出力イネーブル端子OE、ライトイネーブル端子WE、チップセレクト端子CEなどを備える。
【0041】
フラッシュメモリ20に対してはコネクタ19bよりプラス電源線22b、マイナス電源線23b、データバス24b、アドレスバス25b、出力イネーブル制御線28b、ライトイネーブル制御線29b及びチップセレクト制御線27bなどが接続されている。この内ライトイネーブル制御線29bの途中には、プラグユニット31が挿入接続されている。
【0042】
プラグユニット31は3つのプラグ端子31a,31b,31cを持ち、ジャンパピン32の装着によってプラグ端子31a,31bの間、またはプラグ端子31b,31cの間を電気的に短絡することができる。またプラグユニット31からフラッシュメモリ20に引き出されたライトイネーブル制御線29bは抵抗R2により+5Vにプルアップされている。
【0043】
このためフラッッシュメモリ20にデータを書込む際には、プラグユニット31のプラグ端子31aと31bの間にジャンパピン32をセットし、コネクタ19bを介して得られたメインCPU2からのライトイネーブル信号が有効にフラッシュメモリ20のライトイネーブル端子WEに入力できるようにする。
【0044】
これに対しフラッシュメモリ20に対するデータの書込みが終了し、書き替える必要がなくなった場合には、プラグユニット31のプラグ端子31a,31bにセットしているジャンパピン32を外し、プラグ端子31b,31cの間にセットしておく。
【0045】
このためプラグユニット31においてプラグ端子31a,31bの間がジャンパピン32を外すことで切り離され、コネクタ19b側から得られるメインCPU2によるライトイネーブル信号のフラッシュメモリ20に対する入力が断たれ、且つプラグユニット31側のライトイネーブル制御線29bは抵抗R2を介して+5Vにプルアップされることでライトイネーブル端子WEに対する信号入力状態がHレベルとなり、これによってフラッシュメモリ20はデータ書込みの禁止状態、即ちライトディセーブル状態に固定的に設定されることになる。
【0046】
図4は本発明の第2実施形態の回路ブロック図であり、この実施形態にあっては、フラッシュメモリの書込み禁止に、オンオフ型のスイッチを用いたことを特徴とする。
【0047】
図4において、CPU基板2aに実装したメインCPU2とメモリパック20aに収納したフラッシュメモリ20とのコネクタ接続による電源線、バス、及び各種制御線は図2の第1実施形態と同じである。これに加え図4の第2実施形態にあっては、フラッシュメモリ20側のライトイネーブル制御線29bにオン・オフ型のスイッチ33を挿入接続している。
【0048】
スイッチ33としては、例えばディップスイッチなどを使用することができる。スイッチ33を用いた書込禁止部30の第2実施形態にあってもフラッシュメモリ20にデータを書込むデータ登録モードの動作状態にあっては、スイッチ33をオン操作しておくことでメインCPU2からのライトイネーブル信号をスイッチ33を介してフラッシュメモリ20のライトイネーブル端子WEに供給し、必要なデータの登録、書き替えなどを行なう。
【0049】
またフラッシュメモリ20に対する必要なデータの書き込みが終了して書き替える必要がなくなった場合には、スイッチ33を図示のようにオフに開き、これによってメインCPU2からのライトイネーブル制御線29a,29bを物理的且つ電気的に切り離し、図1の操作部12に設けている各種スイッチの誤操作やメインCPU2の暴走などによりフラッシュメモリ20の内容が消去されたり書き替えられてしまうことを未然に防止する。
【0050】
図5はフラッシュメモリの書込みを禁止する本発明の第3実施形態の回路ブロック図であり、この実施形態にあっては書込み禁止にジャンパ線を使用したことを特徴とする。
【0051】
図5において、CPU基板2aに実装したメインCPU2及びメモリパック20aに収納したフラッシュメモリ20との間の電源データバス、アドレスバス、及び各種制御線の接続は図2の実施形態と同じであるが、この第3実施形態にあってはフラッシュメモリ20側のライトイネーブル制御線29bにジャンパ線34を挿入接続している。
【0052】
ジャンパ線34は挿入している部分で回路接続を物理的且つ電気的に切り離すためのものであり、データ書き替えのためのデータ登録モードの動作状態では、図示のようにジャンパ線34によりメインCPU2のライトイネーブル制御線29aとフラッシュメモリ20側のライトイネーブル制御線29bを接続している。
【0053】
これに対しフラッシュメモリ20に全てのデータを書込んで書き換える必要がなくなった場合には、ジャンパ線34をニッパなどにより切り離せば良い。これによってメインCPU2側での誤操作やメインCPU2の暴走が起きても、ジャンパ線34の切断でライトイネーブル制御線29a,29bの間が物理的且つ電気的に切り離されており、フラッシュメモリ20の内容が消去されたり書き替えられてしまうことが起きない。
【0054】
また、ジャンパ線34を切り離した状態で、フラッシュメモリ20側のライトイネーブル制御線29bは抵抗R2を介して+5Vの電源電圧にプルアップされてHレベルに固定されて、ライトディセーブル状態に設定されており、このためライトイネーブル制御線29bに外部からノイズが混入してもHレベルへのプルアップによる書込み禁止でノイズによるフラッシュメモリ20の内容の消去や書き替えなども確実に防止できる。
【0055】
尚、上記の実施形態は回線単位に受信信号の判断と制御を行なう、所謂P型の防災監視装置を例にとるものであったが、防災監視に必要な各種のデータをフラッシュメモリに予め登録して受信制御する適宜の装置につき、そのまま適用することができる。
【0056】
また上記の実施形態は、フラッシュメモリ20をメモリパック20aに1台実装した場合を例にとるものであったが、必要に応じてフラッシュメモリ20の数を増やしてメモリ容量を増加させることができる。
【0057】
フラッシュメモリ20が2以上となった場合には、メインCPU2からのチップセレクト制御線27bによって複数のフラッシュメモリのいずれか1つが選択されるため、図2、図4、図5の各実施形態に示した書込禁止部30はCPU基板2aと接続するコネクタ19bからの入力側に設け、書込禁止部30の出力側を1または複数のフラッシュメモリ20に接続すればよい。
【0058】
更に本発明はその目的と利点を損なわない適宜の変形を含み、勿論上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
【0059】
【発明の効果】
以上説明してきたように本発明によれば、フラッシュメモリに防災監視に必要な各種のデータを書込み、装置や設備の施工が完了してデータ書き替えが不要となった際に、書込禁止部によってフラッシュメモリのデータ書き替えを物理的且つ電気的に禁止しておくことができ、施工者以外の、例えばユーザ管理者の誤操作やCPUの暴走によってフラッシュメモリの内容の消去や書き替えが起きてしまう事を確実に防止でき、防災監視装置の信頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用される防災監視装置のブロック図
【図2】フラッシュメモリの書込み禁止にジャンパプラグを用いた本発明の第1実施形態の回路ブロック図
【図3】図2のフラッシュメモリ基板の回路図
【図4】フラッシュメモリの書込み禁止にスイッチを用いた本発明の第2実施形態の回路ブロック図
【図5】フラッシュメモリの書込み禁止にジャンパ線を用いた本発明の第3実施形態の回路ブロック図
【符号の説明】
1:防災監視装置
2:メインCPU
2a:CPU基板
3:受信制御部
4:データ登録処理部
5a,5b:回線ユニット
6a,6b:感知器回線
7a,7b:制御回線
8a,8b:火災感知器
9:地区音響装置
10:防排煙機器
11a,11b:地区表示部
12:操作部
13:データ登録モード設定スイッチ
14:表示部
15:主音響装置
16:移報出力部
17:SRAM
18:CPUバス
19,19a,19b:コネクタ
20:フラッシュメモリ
20a:メモリパック
21:電源ユニット
22a,22b:プラス電源線
23a,23b:マイナス電源線
24a,24b:データバス
25a,25b:アドレスバス
26:デコード回路
27a,27b:チップセレクト制御線
28a,28b:出力イネーブル制御線(リードイネーブル制御線)
29a,29b:ライトイネーブル制御線
30:書込禁止部
31:プラグユニット
31a〜31c:プラグ端子
32:ジャンパピン
33:スイッチ(ディップスイッチ)
34:ジャンパ線
Claims (2)
- 防災監視に必要な各種の情報をフラッシュメモリに記憶し、受信信号から火災等の異常を判断して警報や制御等の対応処理を行なう防災監視装置に於いて、
前記フラッシュメモリのライトイネーブル端子への信号入力を禁止すると共に前記ライトイネーブル端子を書込禁止の信号入力状態に固定する書込禁止部を設け、
前記書込禁止部は、CPUからのライトイネーブル制御線に、ジャンパピンの着脱でオン・オフするプラグユニット、又はオン・オフ操作可能なスイッチを挿入接続し、更に前記フラッシュメモリ側のライトイネーブル制御線を抵抗を介して電源ラインに接続するように構成し、前記フラッシュメモリに対し必要なデータ書込みが終了して書き替えの必要がなくなった際に、前記プラグユニット又は前記スイッチをオフすることで、前記ライトイネーブル制御線を物理的且つ電気的に切離して前記ライトイネーブル端子への信号入力を禁止する共に前記ライトイネーブル端子を書込禁止の信号入力状態に固定することを特徴とする防災監視装置。 - 請求項1記載の防災監視装置に於いて、前記フラッシュメモリは、パッケージに収納され受信制御を行うCPU基板に対しコネクタにより着脱自在としたことを特徴とする防災監視装置。
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