JP4036761B2 - 火災感知器のデータ設定装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、火災感知器のデータ設定装置に関し、特に、一の端末器から他の端末器へのデータコピーを実現させる火災感知器のデータ設定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、防災活動を目的として、煙感知器や熱感知器等の火災感知器、受信機と火災感知器を中継する中継器、防火扉等の防排煙機器、発信機、等の各種端末器を備えた防災システムが提案されている。かかる防災システムの立ち上げ時や保守点検時においては、全ての端末器を新しく設置したり、不具合が発生した端末器を新規な端末器に交換したりするが、この際、端末器の初期設定を行う必要がある。
【0003】
このような端末器の初期設定を現場で手作業により行うと、その作業量はきわめて膨大となるため、近年においては、自己の特性を示す特性データをあらかじめ記憶させた記憶部を備える端末器が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。かかる端末器を使用することにより、前記した初期設定作業が大方不要となるため、防災システムの立ち上げ時や保守点検時における作業量を軽減することができる。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−64887号公報(第3頁−第6頁、第1図−第4図)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前記した特許文献1に記載の端末器に不具合が発生し、新規な端末器に交換する必要が生じた場合には、不具合が発生した元の端末器の記憶部の特性データと同一のデータを、新規な端末器の記憶部にコピーする必要がある。
【0006】
従来は、元の端末器から新規な端末器への特性データのコピーを行うために、元の端末器の記憶部から特性データを一つ一つ手作業で読み込み、この読み込んだ特性データを新規な端末器の記憶部に一つ一つ手作業で書き込む、という作業を行っていた。このため、データコピー作業に時間がかかる上に、人為的なミスが発生し易いという問題があった。
【0007】
本発明の課題は、端末器交換の際に、簡易・迅速かつ正確に特性データのコピーを行うことができる火災感知器のデータ設定装置を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
火災感知器のデータ設定装置であって、
書換え可能な記憶部を有する一の端末器の前記記憶部に記憶された特性データを一括して読み込む読込手段と、
前記読込手段によって読み込んだ特性データを、書換え可能な記憶部を有する他の端末器の前記記憶部に一括して書き込む書込手段と、
前記読込手段によって読み込んだ特性データを記憶する記憶手段と、
を備えることを特徴とする。
【0009】
請求項1に記載の発明によれば、読込手段により、一の端末器の記憶部に記憶された特性データを一括して読み込むことができる。そして、読み込んだ特性データを、書込手段により、他の端末器の記憶部に一括して書き込むことができる。従って、一の端末器から他の端末器に交換する際に、簡易かつ迅速に特性データのコピーを行うことができる。また、従来のように手作業でデータの読込・書込を行う必要がないので、人為的なミスの発生を防ぐことができ、特性データのコピーを正確に行うことができる。
【0010】
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の火災感知器のデータ設定装置において、
特性データが読み込まれる一の端末器の種別と、特性データが書き込まれる他の端末器の種別と、が一致するか否かを判定する種別判定手段と、
前記種別判定手段により前記一の端末器の種別と前記他の端末器の種別とが一致すると判定された場合にのみ特性データの読込及び書込を行うように前記読込手段及び前記書込手段を制御する読込・書込制御手段と、
を備えることを特徴とする。
【0011】
請求項2に記載の発明によれば、特性データが読み込まれる一の端末器の種別と、特性データが書き込まれる他の端末器の種別と、が一致する場合にのみ特性データの読込及び書込を行うことができる。従って、同一種別の端末器にのみ特性データをコピーすることができるとともに、種別が異なる端末器に特性データがコピーされるのを防ぐことができる。すなわち、同一種別の端末器に対して同一の特性データを確実にコピーすることができるので、コピー作業の信頼性を高めることができる。
【0012】
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の火災感知器のデータ設定装置において、
特性データに含まれる一部のデータの読込を禁止する一部読込禁止手段、及び/又は、特性データに含まれる一部のデータの書込を禁止する一部書込禁止手段を備えることを特徴とする。
【0013】
請求項3に記載の発明によれば、一部読込禁止手段及び/又は一部書込禁止手段により、特性データに含まれる一部のデータの読込及び/又は書込を禁止することができる。従って、変更が望まれない一部のデータをそのまま保持することができ、変更が望まれない一部のデータがコピー動作により誤って変更してしまうのを防ぐことができる。
【0014】
請求項4に記載の発明は、請求項1から3の何れか一項に記載の火災感知器のデータ設定装置において、
書き込まれる特性データが存在しない場合又は特性データに異常がある場合に、前記書込手段による書込みを禁止する書込禁止手段を備えることを特徴とする。
【0015】
請求項4に記載の発明によれば、書き込まれる特性データが存在しない場合又は特性データに異常がある場合に、書込手段による書込みを禁止することができる。従って、例えば、コピー元の端末器と、コピー先の端末器と、を取り違えた場合においても、コピー元の端末器の特性データを誤って消去することがない。すなわち、特性データを有しないコピー先の端末器から読込を行った状態(特性データが存在しない状態)で、特性データを有するコピー元の端末器に書込を行ってコピー元の特性データを消去する、という事態を未然に防ぐことができる。この結果、コピー作業の信頼性を高めることができる。
【0016】
請求項5に記載の発明は、請求項1から4の何れか一項に記載の火災感知器のデータ設定装置において、
前記読込手段によって読み込んだ特性データの編集を可能とするデータ編集手段を備えることを特徴とする。
【0017】
請求項5に記載の発明によれば、データ編集手段により、読込手段によって読み込んだ特性データの編集が可能となるので、種々の状況に応じて適切に特性データを変更することができる。
【0019】
また、請求項1に記載の発明によれば、記憶手段に、読込手段によって読み込まれた特性データを記憶することができる。従って、記憶手段に記憶した特性データを利用して、複数の端末器に連続して特性データを書き込むことができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0021】
まず、本実施の形態に係るデータ設定装置1の構成について、図1から図3を用いて説明する。図1は、データ設定装置1の外観を示すものであり、(a)はその斜視図、(b)はその平面図、(c)はその右側面図である。図2は、データ設定装置1にドーム型形状を有する火災感知器20を取り付けた状態を示す斜視図である。図3は、データ設定装置1及び火災感知器20の機能的構成を説明するためのブロック図である。
【0022】
データ設定装置1は、図1に示すように、開閉可能な蓋体3を有する筐体2、蓋体3に設けられたベース4、液晶表示器5、操作スイッチ6及びキー操作部7、筐体2内部に設けられた(図示していない)電池及び回路基板、等を備えて構成されている。これらベース4、液晶表示器5、操作スイッチ6及びキー操作部7は、筐体2内部の回路基板に設けられたCPU8(図3参照:後述)に電気的に接続されている。
【0023】
筐体2は、図1に示すような直方体形状を有しており、その幅は、ドーム型形状を有する火災感知器20の径よりも若干大きくされている(図2参照)。蓋体3は、ヒンジ3aを介して筐体2に開閉可能に取り付けられており、その表面に、ベース4、液晶表示器5、操作スイッチ6及びキー操作部7を備えている。
【0024】
ベース4は、火災感知器20を取り付けるための部品であり、図1に示すように、火災感知器20の接続端子に電気的に接続可能な接続端子4aを有している。また、ベース4の平面形状は、火災感知器20の平面形状に対応するように真円形状とされている。
【0025】
液晶表示器5は、各種処理に係る表示を行うためのものである。操作スイッチ6は、データ設定装置1の電源を投入するためのスイッチである。キー操作部7は、各種処理を行わせる所定のコマンドを入力するためのものである。本実施の形態においては、キー操作部7としてテンキーを採用している。キー操作部7によって所定のコマンドを入力すると、その入力されたコマンドが液晶表示器5に表示される。
【0026】
また、データ設定装置1は、図3に示すように、CPU8、ROM9、RAM10及びI/F11等を備えている。
【0027】
CPU8は、データ設定装置1全体を統合制御するものである。ROM9は、データ設定装置1自身を制御するための各種制御プログラムや各種データを格納するメモリである。RAM10は、プログラムを実行する際の作業領域として機能するとともに、制御プログラムによって生成したデータや、I/F11を介して読み込まれた火災感知器20の記憶部22内の特性データを一時的に記憶するメモリである。すなわち、RAM10は、本発明における記憶手段である。これらCPU8、ROM9及びRAM10は、筐体2内の回路基板に設けられている。
【0028】
I/F11は、データ設定装置1のCPU8と、火災感知器20のコマンド識別部21と、のデータ通信を実現させる装置である。
【0029】
次に、図3を用いて、火災感知器20の機能的構成について説明する。火災感知器20は、本発明における端末器である。
【0030】
火災感知器20は、1チップの集積回路(制御回路)を内蔵しており、この集積回路は、図3に示すように、コマンド識別器21、記憶部22、検出部23、A/D変換部24、デジタル出力部25、デジタル入力部26、I/F27、等を備えている。
【0031】
コマンド識別部21は、I/F27を介してデータ設定装置1から送信されるコマンド情報を識別し、そのコマンドの内容に応じて、記憶部22、A/D変換部24、デジタル出力部25、デジタル入力部26の各々に所定の信号を送出するものである。
【0032】
記憶部22は、火災感知器20自身の動作に必要な各種データ(特性データ)を記憶するものであり、記憶内容を電気的に書き換えることができる不揮発のEEPROMと、一時的な記憶が可能なRAMと、から構成されている。記憶部22は、コマンド識別部21からの要求に基づいて、格納している所定のデータを出力する。EEPROMは、128×8ビットの容量を有し、1バイト(8ビット)毎に1つのメモリアドレスが付与されており、所定のメモリアドレスに特性データが格納されている。
【0033】
検出部23は、熱、煙、炎、一酸化炭素、等の物理量を検出するものである。A/D変換部24は、コマンド識別部21からの信号変換指令が与えられると、検出部23で検出した物理量(アナログ信号)をデジタル信号に変換して、出力するものである。
【0034】
デジタル出力部25は、コマンド識別部21からの指令を受けて、例えば表示灯の点灯や、ベルの鳴動といった動作のためにデジタル信号を出力するものである。デジタル入力部26は、コマンド識別部21の指令により、図示されていない受信機側へ送信するためのデジタル値を取り込むものである。取り込まれるデジタル値としては、火災検出の際に収集したデジタルデータや、動作状態を示すデジタルデータ等が挙げられる。
【0035】
I/F27は、コマンド識別部21と、データ設定装置1のCPU8と、のデータ通信を実現させる装置である。
【0036】
続いて、図4を用いて、火災感知器20の記憶部22に格納された特性データについて説明する。図4は、火災感知器20の記憶部22のEEPROMに格納された特性データの一例を示す図である。
【0037】
EEPROMのメモリアドレスのうち、「0×01」には、煙感知器、熱感知器、熱煙複合型感知器、等を区別するための端末器種別が書き込まれている。「0×02」には、アナログデータを収集する検出素子が書き込まれている。検出素子としては、熱検出素子、煙検出素子、炎検出素子、一酸化炭素検出素子等が挙げられる。
【0038】
「0×03〜0×06」には、「0×02」に書き込まれた検出素子に係る具体的なデータが書き込まれている。ここで、「0×03」の「正常時の値」とは、通常監視状態時に検出素子から出力されるアナログデータの大きさである。また、「0×04」の「感度」とは、火災であると判断するときのアナログデータの大きさである。例えば、検出素子が熱感知器のサーミスタ(熱検出素子)であれば、例えば25℃に相当する電圧値を「0×03」の「正常時の値」とし、57℃に相当する電圧値を「0×04」の「感度」の値として書き込むことができる。
【0039】
また、「0×05」の「故障(高)」とは、ここに書き込まれた値以上の値が検出された場合を「故障」と判断するための閾値であり、「0×06」の「故障(低)」とは、ここに書き込まれた値以下の値が検出された場合を「故障」と判断するための閾値である。
【0040】
「0×07」には、図示していない受信機と火災感知器20との伝送速度を決定するための値が書き込まれている。「0×08〜0×0C」には、その他の各種設定データが書き込まれている。「0×0D」には、図示していない受信機からの呼出に応答するための応答アドレスが書き込まれている。「0×0E」には、顧客コードが書き込まれている。顧客コードを特定の値に設定することにより、EEPROMへのアクセスを制限することができる。「0×0F」には、火災感知器20に固有の製造順の番号である製造番号が書き込まれている。
【0041】
次に、本実施の形態に係るデータ設定装置1を用いて、コピー元の端末器である火災感知器20の特性データを、コピー先の端末器である火災感知器30(火災感知器40)にコピーする際の動作(以下、「データコピー動作」とう)について、図5及び図6を用いて説明する。図5及び図6は、データコピー動作を説明するためのフローチャート及びブロック図である。
【0042】
なお、コピー先の端末器である火災感知器30(火災感知器40)は、図6及び図7に示すように、火災感知器20の構成と実質的に同一の構成であるコマンド識別器31(41)、記憶部32(42)、検出部33(43)、A/D変換部34(44)、デジタル出力部35(45)、デジタル入力部36(46)、I/F37(47)、等を備えている。
【0043】
まず、作業者は、操作スイッチ6を操作してデータ設定装置1の電源を投入し、キー操作部7の操作により、ROM9内に格納されたコピープログラムをCPU8の制御の下に起動して、コピー作業の準備を行う(コピープログラム起動工程:S1)。コピープログラムは、CPU8によって起動・実行されることにより、データ設定装置1に接続された端末器から特性データを一括して読み込むとともに、データ設定装置1に接続された端末器に特性データを一括して書き込むという機能を果たすプログラムである。すなわち、CPU8及びコピープログラムは、本発明における読込手段及び書込手段である。
【0044】
次いで、作業者は、データ設定装置1のベース4に、コピー元の端末器である火災感知器20を取り付けて、データ設定装置1のCPU8と、火災感知器20のコマンド識別部21とを電気的に接続する(図6参照)。そして、データ設定装置1の液晶表示器5を視認しながらキー操作部7を操作することにより、火災感知器20をコピー元の端末器として設定する(コピー元設定工程:S2)。コピー元の端末器として火災感知器20が設定されると、データ設定装置1のCPU8は、ROM9内のマスク判定プログラムを起動して、火災感知器20にマスク設定がなされているか否かを判定する(読込時マスク判定工程:S3)。
【0045】
ここで、「マスク設定」とは、火災感知器20の記憶部22のEEPROMに書き込まれた特性データのうち特定メモリアドレスに書き込まれたデータの読込を禁止するとともに、特定メモリアドレスへのデータの書込を禁止する処理(マスク処理)を行う機能である。マスク設定は、コマンド識別部21により行われる。
【0046】
読込時マスク判定工程S3において、火災感知器20にマスク設定がなされていないと判定された場合には、データ設定装置1のCPU8は、コピープログラムの実行により、火災感知器20の記憶部22のEEPROMに書き込まれた特性データ全てをI/F27及びI/F11を介して一括して読みこみ、RAM10に記憶させる(特性データ読込工程:S4)。
【0047】
一方、読込時マスク判定工程S3において、火災感知器20にマスク設定がなされていると判定された場合には、データ設定装置1のCPU8は、コピープログラムの実行により、読込が禁止されているデータ以外の特性データを読み込み、RAM10に記憶させる(マスク処理工程:S3a、特性データ読込工程:S4)。読込が禁止されるデータ(マスクデータ)としては、図4に示した「0×01」の端末器種別、「0×0E」の顧客コード、「0×0F」の製造番号、等を挙げることができる。
【0048】
次いで、データ設定装置1のCPU8は、ROM9内に格納されたチェックプログラムを起動させて、RAM10に記憶された特性データに異常があるか否かを判定する(データ異常判定工程:S5)。
【0049】
データ異常判定工程S5において特性データに異常がないと判定された場合には、CPU8は、その旨を液晶表示器5に表示する。作業者は、かかる表示を確認して、データ設定装置1のベース4から火災感知器20を取り外すとともに、ベース4にコピー先の端末器である火災感知器30を取り付けて、データ設定装置1のCPU8と、火災感知器30のコマンド識別部31と、を電気的に接続する(図6参照)。そして、キー操作部7の操作により、火災感知器30をコピー先の端末器として設定する(コピー先設定工程:S6、図6参照)。
【0050】
一方、データ異常判定工程S5において特性データに異常があると判定された場合には、CPU8は、その旨を液晶表示器5に表示するとともに、RAM10に記憶された特性データを消去して(データ消去工程:S11)、コピー作業を終了する。
【0051】
コピー先設定工程S6において、コピー先の端末器として火災感知器30が設定されると、データ設定装置1のCPU8は、ROM9内の種別判定プログラムを起動して、コピー元の端末器である火災感知器20の種別と、コピー先の端末器である火災感知器30の種別と、が一致しているか否かを判定する(種別判定工程:S7)。すなわち、CPU8及び種別判定プログラムは、本発明における種別判定手段である。
【0052】
種別判定工程S7において、コピー元の端末器である火災感知器20の種別と、コピー先の端末器である火災感知器30の種別と、が一致していると判定された場合には、CPU8は、ROM9内のマスク判定プログラムを起動して、火災感知器30にマスク設定がなされているか否かを判定する(書込時マスク判定工程:S8)。
【0053】
一方、種別判定工程S7において、コピー元の端末器である火災感知器20の種別と、コピー先の端末器である火災感知器30の種別と、が一致していないと判定された場合には、CPU8は、その旨を液晶表示器5に表示するとともに、RAM10に記憶された特性データを消去して(データ消去工程:S11)、コピー作業を終了する。すなわち、CPU8は、本発明における読込・書込制御手段である。
【0054】
なお、種別判定工程S7において、コピー元の端末器の種別とコピー先の端末器の種別とが一致していないと判定された場合に、ベース4に別の端末器を取り付けて再度コピー先を設定し(コピー先設定工程:S6)、コピー元の端末器の種別とコピー先の端末器の種別とが一致しているか否かを再度判定し、一致している場合に処理を続行するようにしてもよい。
【0055】
火災感知器20の種別と火災感知器30の種別とが一致していると判定された後、書込時マスク判定工程S8において火災感知器30にマスク設定がなされていないと判定された場合には、データ設定装置1のCPU8は、コピープログラムの実行により、RAM10に記憶された特性データを読み出し、読み出した特性データ全てを、I/F11及びI/F37を介して、火災感知器30の記憶部32のEEPROMに一括して書き込む(特性データ書込工程:S9)。
【0056】
一方、書込時マスク判定工程S8において、火災感知器30にマスク設定がなされていると判定された場合には、データ設定装置1のCPU8は、コピープログラムの実行により、RAM10に記憶された特性データを読み出し、読み出した特性データを、I/F11及びI/F37を介して、火災感知器30のEEPROMの書込が禁止されていないメモリアドレスに書き込む(マスク処理工程:S8a、特性データ書込工程:S9)。書込が禁止されるメモリアドレスとしては、端末器種別が書き込まれた「0×01」、顧客コードが書き込まれた「0×0E」、製造番号が書き込まれた「0×0F」、等を挙げることができる。
【0057】
以上の各工程を経ることにより、コピー元の端末器である火災感知器20の特性データを、コピー先の端末器である火災感知器30にコピーすることができる。
【0058】
特性データ書込工程S9を経た後、データ設定装置1のCPU8は、続けて他の端末器にデータコピーを行うか否かを確認するための表示を、液晶表示器5に表示する。作業者は、かかる表示を視認して、続けて他の端末器にデータコピーを行うか否かを判断する(コピー続行判定工程:S10)。
【0059】
コピー続行判定工程S10において、続けてデータコピーを行うと判断した場合には、作業者は、データ設定装置1のベース4から火災感知器30を取り外し、ベース4に他のコピー先の端末器である火災感知器40を取り付けて、データ設定装置1のCPU8と、火災感知器40のコマンド識別部41とを電気的に接続する。そして、前記したコピー先設定工程S6、種別判定工程S7、書込時マスク判定工程S8、特性データ書込工程S9等を経て、特性データの書込作業を再度行う。
【0060】
一方、コピー続行判定工程S10において、続けてデータコピーを行わないと判断した場合には、作業者は、キー操作部7を操作して、RAM10内の記憶内容を消去し、コピー作業を終了する。
【0061】
本実施の形態に係るデータ設定装置1においては、読込手段であるCPU8及びコピープログラムにより、火災感知器20の記憶部22に記憶された特性データを一括して読み込むことができる。そして、読み込んだ特性データを、書込手段であるCPU8及びコピープログラムにより、火災感知器30(火災感知器40)の記憶部32(42)に一括して書き込むことができる。
【0062】
従って、火災感知器20から火災感知器30(火災感知器40)に交換する際に、簡易かつ迅速に特性データのコピーを行うことができる。また、従来のように手作業でデータの読込・書込を行う必要がないので、人為的なミスの発生を防ぐことができ、特性データのコピーを正確に行うことができる。
【0063】
また、本実施の形態に係るデータ設定装置1においては、CPU8及び種別判定プログラムにより、特性データが読み込まれる火災感知器20の種別と、特性データが書き込まれる火災感知器30(火災感知器40)の種別と、が一致する場合にのみ特性データの読込及び書込を行うことができる。
【0064】
従って、同一種別の火災感知器にのみ特性データをコピーすることができるとともに、種別が異なる火災感知器に特性データがコピーされるのを防ぐことができる。すなわち、同一種別の火災感知器に対して常に同一の特性データを確実にコピーすることができるので、コピー作業の信頼性を高めることができる。
【0065】
また、本実施の形態に係るデータ設定装置1においては、記憶手段であるRAM10に、読み込まれた特性データを記憶することができる。従って、RAM10に記憶した特性データを利用して、複数の端末器(火災感知器30及び火災感知器40)に連続して特性データを書き込むことができる。
【0066】
なお、本実施の形態においては、火災感知器20から特性データの読込を行うとともに、火災感知器30(火災感知器40)に特性データの書込を行うデータ設定装置1について説明したが、例えば、受信機とオンオフ式の感知器を中継する中継器、防火扉などの防排煙機器、発信機、地区ベル等の他の端末器に対して特性データの読込・書込を行うデータ設定装置も、本発明に係るデータ設定装置に含まれる。
【0067】
また、本実施の形態においては、火災感知器20(火災感知器30)のコマンド識別部21(31)及びマスクプログラムによりマスク処理を行った例を示したが、データ設定装置1側でマスク処理を行うこともできる。すなわち、データ設定装置1のROM9にマスクプログラムを設け、CPU8でこのマスクプログラムを起動することにより、火災感知器20の特性データの読込を一部禁止したり、火災感知器30(火災感知器40)への特性データの書込を一部禁止したりすることができる。この場合におけるCPU8及びマスクプログラムは、本発明における一部読込禁止手段及び一部書込禁止手段である。
【0068】
このような一部読込禁止手段及び一部書込禁止手段(CPU8及びマスクプログラム)により、特性データに含まれる一部のデータの読込及び/又は書込を禁止することができる。従って、変更が望まれない一部のデータをそのまま保持することができ、変更が望まれない一部のデータがコピー動作により誤って変更してしまうのを防ぐことができる。
【0069】
また、本実施の形態の特性データ読込工程S4とデータ異常判定工程S5との間に、読み込んだ特性データを編集する工程(データ編集工程)を介在させることもできる。特性データの編集方法としては、例えば、読み込んでRAM10に記憶させた特性データをテキスト形式のファイルとして保存しておき、このファイルを、CPU8によって起動されるエディタ等の編集プログラムを用いて編集する、という方法を挙げることができる。そして、このような方法で編集した特性データを、コピー先の端末器に書き込むことができる。
【0070】
この場合におけるCPU8及び編集プログラムは、本発明におけるデータ編集手段である。このようなデータ編集手段(CPU8及び編集プログラム)により、読み込んだ特性データの編集が可能となるので、種々の状況に応じて適切に特性データを変更することができる。なお、本実施の形態のデータ異常判定工程S5における「特性データに異常がある場合」の具体例としては、前記したような方法で編集した特性データのファイルが正常な形式でない場合、等が挙げられる。
【0071】
また、コピー元の端末器とコピー先の端末器とを取り違えたために、コピー元であるはずの端末器から特性データが読み込まれていないような場合には、CPU8の制御によって、コピー先となる端末器への特性データの書込作業を禁止することもできる。この場合におけるCPU8は、本発明における書込禁止手段である。
【0072】
CPU8をこのような書込禁止手段として機能させることにより、コピー元の端末器と、コピー先の端末器と、を取り違えた場合においても、コピー元の端末器の特性データを誤って消去することがない。すなわち、特性データを有しないコピー先の端末器(例えば火災感知器30)から読込を行った状態(特性データが存在しない状態)で、特性データを有するコピー元の端末器(例えば火災感知器20)に書込を行ってコピー元の特性データを消去する、という事態を未然に防ぐことができる。この結果、コピー作業の信頼性を高めることができる。
【0073】
また、本実施の形態においては、読み込んだ特性データをRAM10に記憶させているが、データ設定装置1の外部にメモリカード等の取り外し自在な記憶媒体を設け、かかる記憶媒体に特性データを記憶させてもよい。この場合における記憶媒体(メモリカード等)は、本発明における記憶手段として機能する。
【0074】
また、本実施の形態においては、コピー先の端末器である火災感知器30をデータ設定装置1のベース4に直接取り付けて特性データの書込を行った例を示したが、図7に示すように所定のケーブルCを介してデータ設定装置1とコピー先の複数の端末器(火災感知器30、火災感知器40、・・・)とを接続し、このケーブルCを介して特性データの書込を行うこともできる。
【0075】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、読込手段により、一の端末器の記憶部に記憶された特性データを一括して読み込むことができる。そして、読み込んだ特性データを、書込手段により、他の端末器の記憶部に一括して書き込むことができる。従って、一の端末器から他の端末器に交換する際に、簡易かつ迅速に特性データのコピーを行うことができる。また、従来のように手作業でデータの読込・書込を行う必要がないので、人為的なミスの発生を防ぐことができ、特性データのコピーを正確に行うことができる。
【0076】
請求項2に記載の発明によれば、特性データが読み込まれる一の端末器の種別と、特性データが書き込まれる他の端末器の種別と、が一致する場合にのみ特性データの読込及び書込を行うことができる。従って、同一種別の端末器にのみ特性データをコピーすることができるとともに、種別が異なる端末器に特性データがコピーされるのを防ぐことができる。すなわち、同一種別の端末器に対して同一の特性データを確実にコピーすることができるので、コピー作業の信頼性を高めることができる。
【0077】
請求項3に記載の発明によれば、一部読込禁止手段及び/又は一部書込禁止手段により、特性データに含まれる一部のデータの読込及び/又は書込を禁止することができる。従って、変更が望まれない一部のデータをそのまま保持することができ、変更が望まれない一部のデータがコピー動作により誤って変更してしまうのを防ぐことができる。
【0078】
請求項4に記載の発明によれば、書き込まれる特性データが存在しない場合又は特性データに異常がある場合に、書込手段による書込みを禁止することができる。従って、例えば、コピー元の端末器と、コピー先の端末器と、を取り違えた場合においても、コピー元の端末器の特性データを誤って消去することがない。すなわち、特性データを有しないコピー先の端末器から読込を行った状態(特性データが存在しない状態)で、特性データを有するコピー元の端末器に書込を行ってコピー元の特性データを消去する、という事態を未然に防ぐことができる。この結果、コピー作業の信頼性を高めることができる。
【0079】
請求項5に記載の発明によれば、データ編集手段により、読込手段によって読み込んだ特性データの編集が可能となるので、種々の状況に応じて適切に特性データを変更することができる。
【0080】
また、請求項1に記載の発明によれば、記憶手段に、読込手段によって読み込まれた特性データを記憶することができる。従って、記憶手段に記憶した特性データを利用して、複数の端末器に連続して特性データを書き込むことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るデータ設定装置の外観を示すものであり、(a)はその斜視図、(b)はその平面図、(c)はその右側面図である。
【図2】図1に示したデータ設定装置に火災感知器を取り付けた状態を示す斜視図である。
【図3】図2に示したデータ設定装置及び火災感知器の機能的構成を説明するためのブロック図である。
【図4】図2に示した火災感知器の記憶部のEEPROMに格納された特性データの一例を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態に係るデータ設定装置のデータコピー動作を説明するためのフローチャートである。
【図6】本発明の実施の形態に係るデータ設定装置のデータコピー動作を説明するためのブロック図である。
【図7】本発明の実施の形態に係るデータ設定装置を用いて、複数の火災感知器にデータコピーを行う場合のブロック図である。
【符号の説明】
1 データ設定装置
8 CPU(読込手段、書込手段、種別判定手段、読込・書込制御手段、一部読込禁止手段、一部書込禁止手段、書込禁止手段、データ編集手段)
10 RAM(記憶手段)
20 火災感知器(一の端末器)
22 記憶部
30 火災感知器(他の端末器)
32 記憶部
40 火災感知器(他の端末器)
42 記憶部

Claims (5)

  1. 書換え可能な記憶部を有する一の端末器の前記記憶部に記憶された特性データを一括して読み込む読込手段と、
    前記読込手段によって読み込んだ特性データを、書換え可能な記憶部を有する他の端末器の前記記憶部に一括して書き込む書込手段と、
    前記読込手段によって読み込んだ特性データを記憶する記憶手段と、
    を備えることを特徴とする火災感知器のデータ設定装置。
  2. 特性データが読み込まれる一の端末器の種別と、特性データが書き込まれる他の端末器の種別と、が一致するか否かを判定する種別判定手段と、
    前記種別判定手段により前記一の端末器の種別と前記他の端末器の種別とが一致すると判定された場合にのみ特性データの読込及び書込を行うように前記読込手段及び前記書込手段を制御する読込・書込制御手段と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載の火災感知器のデータ設定装置。
  3. 特性データに含まれる一部のデータの読込を禁止する一部読込禁止手段、及び/又は、特性データに含まれる一部のデータの書込を禁止する一部書込禁止手段を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の火災感知器のデータ設定装置。
  4. 書き込まれる特性データが存在しない場合又は特性データに異常がある場合に、前記書込手段による書込みを禁止する書込禁止手段を備えることを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の火災感知器のデータ設定装置。
  5. 前記読込手段によって読み込んだ特性データの編集を可能とするデータ編集手段を備えることを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の火災感知器のデータ設定装置。
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