JP5021955B2 - 防災機器の管理システム及び管理方法 - Google Patents
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Description
また、請求項2に記載の防災機器の管理システムは、請求項1に記載の防災機器の管理システムにおいて、前記管理装置側制御手段は、所定方法で取得された前記第1識別情報と前記第2識別情報とを前記管理装置側記憶手段に記憶し、前記防災機器側制御手段は、所定方法で取得された前記第1識別情報を前記防災機器側記憶手段に記憶し、前記管理装置から前記第1識別情報と前記第2識別情報とを受信した場合に、当該受信した前記第1識別情報と前記防災機器側記憶手段に記憶された前記第1識別情報とが合致するか否かを判定し、合致する場合には、当該受信した前記第2識別情報を前記防災機器側記憶手段に書き込ませること、を特徴とする。
まず、この実施の形態の前提になる基本的概念について説明する。本発明は、概略的に、各種の防災機器の管理や制御を行うための方法及びシステムに関する。ここで、防災機器の具体的な種類や形態は任意であり、防災機器としては、例えば、火災感知器、排煙口、排煙防煙ダンパー、排煙機、あるいは、防火防煙シャッター等を含む。また、防災機器が設置される場所は任意である。
以下に添付図面を参照して、実施の形態の具体的内容について順次詳細に説明する。
最初に、実施の形態に係る防災システムの基本構成を説明する。図1は本実施の形態1に係る防災システムの構成を示すブロック図である。防災システム1は、防災機器群10、中継器盤20、及び、受信機30を備えて構成されている。
次に、各防災機器に対してアドレス番号を設定するための具体的方法について説明する。図4はアドレス番号の設定方法を概念的に示す説明図である。まず、作業員(図示せず)は、ICタグを実装した各防災機器を、その設置位置に取り付ける(ステップSA−1。設置ステップ)。例えば、感知器11を天井面に所定方法で固定し、排煙ダンパー14を通気路の内部に所定方法で固定する。すなわち、従来では、防災機器の取り付け前に、各防災機器のアドレス番号や任意番号を決定し、決定したアドレス番号を防災機器に設定していたが、本実施の形態では、これらの作業を行うことなく、各防災機器を設置位置に取り付ける。
次に、上記のように決定したアドレス番号を各防災機器に設定するための方法について説明する。この設定方法には、有線式と無線式の2通りがある。最初に、有線式について説明する。この有線式のアドレス番号の設定処理のフローチャートを図6に示す。上記のように番号設定用テーブルを受信機30に入力した後、作業者が、受信機30に対して所定方法でアドレス番号の設定を指示すると、受信機30は、自己に入力された番号設定用テーブルに関連付けて格納されているICタグ番号とアドレス番号とを含んだ設定用制御信号を、各防災機器に伝送ライン40を介して出力する(ステップSB−1)。各防災機器のアドレス処理部は、設定用制御信号を受信した場合(ステップSB−2、Yes)、この設定用制御信号に含まれているICタグ番号が、自己のICタグ番号に合致するかを判定する(ステップSB−3)。そして、各防災機器のアドレス処理部は、合致する場合にのみ(ステップSB−3、Yes)、当該設定用制御信号に含まれているアドレス番号を自己のICタグに書き込む(ステップSB−4。第2記憶ステップ)。これにより、各防災機器にアドレス番号が設定される。
次に、無線式のアドレス番号の設定方法について説明する。まず、作業員は、設置エリアに出向き、携帯式のICタグ書き込み器(図示せず)を用いて、各防災機器のICタグに、当該防災機器に設定されたアドレス番号を書き込む(第2記憶ステップ)。ここでは、非接触式のICタグを用いているので、各防災機器を設置位置から取り外してICタグ書き込み器に接続することなく、各防災機器の近傍にICタグ書き込み器を翳すだけで、ICタグ番号を書き込むことができる。特に、各防災機器が、取り外し困難な位置(高所や奥まった箇所)に設置されている場合でも、ICタグ番号を容易に書き込むことができる。これにより、各防災機器にアドレス番号が設定される。
また、作業員は、任意番号や動作制御内容を受信機30に設定する。例えば、上記の番号設定用テーブルを作成する際に、各防災機器の任意番号や動作制御内容(例えば各感知器11からの発報信号を受信した際に駆動すべき他の防災機器のアドレス番号とその動作内容)を決定し、これら任意番号や動作制御内容を、ICタグ番号とアドレス番号とに関連付けて番号設定用テーブルに格納する(第3記憶ステップ)。そして、上述したアドレス番号の設定方法において、作業員が、番号設定用テーブルを受信機30に入力することにより、任意番号や動作制御内容が受信機30に設定される。
次に、このように各防災機器に設定されたICタグ番号とアドレス番号との設定確認を行う方法について説明する。この設定確認処理のフローチャートを図7に示す。作業員が、受信機30に所定方法で設定確認を指示すると、受信機30のアドレス処理部36cは、各防災機器に対して、当該防災機器のICタグに設定されているICタグ番号及びアドレス番号を受信機30に送信する旨の制御信号を出力する(ステップSC−1。送信要求ステップ)。この制御信号を受信した各防災機器のアドレス処理部は、自己のICタグに設定されているICタグ番号及びアドレス番号を受信機30に送信する(ステップSC−2、SC−3)。これらICタグ番号及びアドレス番号を受信した受信機30のアドレス処理部36cは(ステップSC−4、Yes)、これらICタグ番号及びアドレス番号の組み合わせが、記憶部に記憶されている番号設定用テーブルに格納されているICタグ番号及びアドレス番号の組み合わせのいずれかに合致するか否かを判定する(ステップSC−5。判定ステップ)。
次に、各防災機器にICタグ番号が適切に設定されたか否かを確認するための設定確認の他の方法について説明する。この設定確認処理のフローチャートを図8に示す。作業員が、受信機30に所定方法で設定確認を指示すると、受信機30は、記憶部35に記憶されている番号設定テーブルから1台の防災機器のアドレス番号を取得し、このアドレス番号を含む制御信号であって、各防災機器のICタグに設定されているICタグ番号を受信機30に送信する旨の制御信号を、各防災機器に送信する(ステップSD−1。送信ステップ)。この制御信号を受信した各防災機器は(ステップSD−2、Yes)、受信機30から送信されたアドレス番号が自己のICタグに記憶されているアドレス番号と一致するか否かを判定し(ステップSD−3)、一致する場合にのみ(ステップSD−3、Yes)、受信機30からの制御信号に基づいて、自己のICタグに記憶されているICタグ番号を受信機30に送信する(ステップSD−4。返信ステップ)。
あるいは、上記のように受信機30を介して確認を行うこと以外に、作業員が設置エリアに出向いて確認を行うこともできる。すなわち、作業員は、設置エリアに出向き、図4に示した携帯式のICタグ読み取り器50を用いて、各防災機器のICタグに記憶させているICタグ番号又はアドレス番号を読み取ることができる。これにてICタグ番号とアドレス番号との対応関係を確認することができる。また、必要に応じて、防災機器の設置時と同様に、このように読み取ったICタグ番号又はアドレス番号を携帯式のQRコード変換器51を用いてQRコード51aに変換し、このQRコード51aを印字して設備図面51bに貼付し、この設備図面51bを事務所に持ち帰る。そして、作業員は、QRコード51aをQRコード読み取り器52にて読み取って元のICタグ番号又はアドレス番号に変換し、このICタグ番号をPC53に取り込む。そして、このPC53上で、ICタグ番号又はアドレス番号を設備図面に対応位置に書き込む。このように作成した設備図面を用いてICタグ番号とアドレス番号との対応関係を確認したり、ICタグ番号とアドレス番号との対応関係の記録資料として設備図面を保存してもよい。
次に、防災動作について説明する。この防災動作は、基本的には従来と同様に行うことができる。すなわち、各感知器11は、火災を感知した場合、当該火災を感知した旨を示す発報信号に自己のICタグに記憶されたアドレス番号を付して送信する。各中継器盤20は、この感知器11のアドレス番号に自己のICタグに記憶されたアドレス番号を付加した上で、発報信号を受信機30に送信する。発報信号を受信した受信機30は、アドレス番号に基づいて動作制御テーブルを参照することより、駆動すべき他の防災機器のアドレス番号を取得し、このアドレス番号と共に、各防災機器を動作させるための制御信号を送信する。
次に、動作履歴の記録動作について説明する。受信機30は、上記のように感知器11からの発報信号を受信した場合、あるいは、各防災機器に対して制御信号を出力した場合には、当該動作履歴を示す情報(動作履歴情報)を、動作を行なった防災機器のICタグ番号に関連付けて受信機30の記憶部35に記憶する。例えば、感知器11からアドレス番号「2−128」を含んだ発報信号を受信した場合、このアドレス番号「2−128」に対応するものとして番号設定テーブルから取得した当該感知器11のICタグ番号「15238」と、発報信号を受信した旨、及び、発報信号を受信した日時とを、記憶部35に記憶する。このように記録された動作履歴情報は、その後の任意のタイミングで、受信機30から読み出すことができる。従って、各防災機器の動作履歴を把握することができる。特に、ICタグ番号と関連付けて動作記録を行うことで、建屋改修等に伴ってアドレス番号や任意番号が変更された場合であっても、防災機器と動作履歴との対応関係を維持できる。なお、動作履歴は、受信機30だけでなく、動作した防災機器のICタグや記憶部に記憶させることもできる。これにより、ICタグ読み取り器50等で、防災機器単位で動作履歴を確かめることができる。また、非火災履歴を記憶させてもよく、この場合は、防災機器の動作時に非火災であったと確認できたときは、受信機30からの操作で防災機器のICタグに非火災情報を記憶させる。これにより、防災機器毎の非火災情報が判別できて、その後の対応を行いやすくなる。
次に、トレーサビリティに関連する管理方法について説明する。まず、防災機器の製造メーカ側でのトレーサビリティについて説明する。受信機30に設定した番号設定テーブル、あるいは、上記設定確認を経て更新された番号設定テーブルは、各防災機器の製造メーカによって保管される。また、製造メーカは、各防災機器のICタグ番号と、各防災機器の製造年月日及び型式情報とを相互に関連付けて保管する。そして、各防災機器を交換する必要が生じた場合、具体的には、何らかの不良品が発生した場合、型式失効(法令により承認された型式が、法令改正後の基準に合致しなくなってその効力を失うこと)によって所定期間内に交換する必要が生じた場合、あるいは、製品寿命が到来した場合には、不良品の型式、失効した型式、あるいは、製品寿命が到来した防災機器の製造年月日に基づいて、各防災機器のICタグ番号を取得する。そして、このICタグ番号と、番号設定テーブルに格納されているICタグ番号とを照合することにより、設置エリアに設置されている防災機器に交換対象になる防災機器が含まれているか否かを判定する。そして、交換対象になる防災機器が含まれている場合には、当該防災機器のICタグ番号に対応するアドレス番号や任意番号を番号設定テーブルから取得することで、これらアドレス番号や任意番号を参照して、交換対象になる防災機器の設置位置を正確かつ容易に判定できる。
次に、防災機器のユーザの側でのトレーサビリティについて説明する。上記説明したように、各防災機器のICタグには、ICタグ番号やアドレス番号に加えて、防災機器の製品寿命情報、型式情報、及び、保守情報が予め記憶されている。例えば、製品寿命情報としては防災機器の製品寿命時期や製造年月日、型式情報としては型式失効時期、保守情報としては保守管理会社の会社名と電話番号が記憶される。これらの製品寿命時期や型式失効時期は、最初の製造時や設置時には分らないものもあるので、その場合は、受信機30からの通信により、若しくは、ICタグ書き込み器により直接的に、後日設定する。従って、ユーザは、突発的に故障が発生した防災機器や、他の何らかの理由によってその詳細を知る必要性が生じた防災機器に対して、携帯式のICタグ読み取り器50を用いてICタグの内容を読み取ることで、製品寿命時期(あるいは製造年月日)、型式失効時期、及び、保守管理会社の会社名と電話番号、を知ることができる。そして、製品寿命時期や型式失効時期に基づいて長期修繕計画を策定したり、保守管理会社に連絡して保守や交換を依頼できる。なお、このようにユーザが使用するICタグ読み取り器50は、特定の情報はユーザに参照できなくなるように、読み取り可能な情報を制限する機能を保持することが好ましい。
次に、防災機器の交換履歴情報の保持について説明する。上記のように防災機器を何らかの原因によって交換した場合には、当然のことながら、ICタグも防災機器に伴って交換されるので、同一設置場所に設置された防災機器のICタグ番号も変わることになる。例えば、ある設置位置に煙感知器が設置されていたが、当該設置位置は喫煙エリアに近いために喫煙による煙で誤報が発生してしまうため、この煙感知器を熱感知器に交換することが考えられる。この場合、防災機器の交換に伴ってICタグも交換されるため、交換前の煙感知器の固有番号(例えば「2」)は、交換後の熱感知器の固有番号(例えば「101」)に変わってしまう。
以上、本発明に係る各実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、前記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、前記に記載されていない課題を解決したり、前記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。
実施の形態では、第1識別情報と第2識別情報とを同一のICタグに記憶させているが、これら第1識別情報の記憶手段と第2識別情報の記憶手段とを分離してもよい。また、第1識別情報のみを非接触にて読み取り自在とし、第2識別情報については伝送ライン40を介してのみ読み取り自在としてもよい。また、ICタグの読み取りを読み取り器のみで行う場合には、必ずしも防災機器に内蔵される必要はなく、防災機器の外部に貼付したり、防災機器の近傍に貼付してもよい。
10 防災機器群
11 火災感知器
11a 検出部
11b、35 記憶部
11c ICタグ
11d 警報出力部
11e 通信部
11f、36 制御部
11f1 検出処理部
11f2、35a 警報処理部
11f3 移報処理部
11f4、35cアドレス処理部
12 発信機
13 防火シャッター
14 排煙ダンパー
15 排煙口
20 中継器盤
30 受信機
31 通信部
32 警報出力部
33 表示部
34 記憶媒体スロット
35b 表示処理部
40 伝送ライン
50 ICタグ読み取り器
51 QRコード変換器
51a QRコード
51b 設備図面
52 QRコード読み取り器
53 PC
Claims (9)
- 複数の防災機器を、これら複数の防災機器に伝送線を介して接続された管理装置を用いて管理するための管理システムであって、
前記防災機器は、
当該防災機器を一意に識別するための情報であって、当該防災機器を設置位置に設置する前に設定された第1識別情報を読み取り可能に記憶し、且つ、当該防災機器を一意に識別するための情報であると共に、前記第1識別情報とは異なる情報であって、当該防災機器の設置後にユーザによって設定された第2識別情報を書き込み可能な防災機器側記憶手段と、
所定の防災動作時に、前記防災機器側記憶手段に記憶された前記第1識別情報と前記第2識別情報との少なくとも一方を前記防災機器側記憶手段から取得して前記管理装置に前記伝送線を介して送信する防災機器側制御手段とを有し、
前記管理装置は、
前記第1識別情報と前記第2識別情報との対応関係を特定するための対応情報を記憶する管理装置側記憶手段と、
前記伝送線を介して前記防災機器から前記第1識別情報と前記第2識別情報との少なくとも一方が送信された場合に、当該送信された第1識別情報又は第2識別情報に対応する前記第1識別情報及び前記第2識別情報を前記管理装置側記憶手段から取得し、当該取得した第1識別情報及び第2識別情報に基づいて、所定の管理動作を行なう管理装置側制御手段とを有すること、
を特徴とする防災機器の管理システム。 - 前記管理装置側制御手段は、
所定方法で取得された前記第1識別情報と前記第2識別情報とを前記管理装置側記憶手段に記憶し、
前記防災機器側制御手段は、
所定方法で取得された前記第1識別情報を前記防災機器側記憶手段に記憶し、
前記管理装置から前記第1識別情報と前記第2識別情報とを受信した場合に、当該受信した前記第1識別情報と前記防災機器側記憶手段に記憶された前記第1識別情報とが合致するか否かを判定し、合致する場合には、当該受信した前記第2識別情報を前記防災機器側記憶手段に書き込ませること、
を特徴とする請求項1に記載の防災機器の管理システム。 - 防災機器に、当該防災機器を一意に識別するための情報であって、当該防災機器を設置位置に設置する前に設定された第1識別情報を記憶させる第1記憶ステップと、
前記第1識別情報を記憶させた前記防災機器を、設置位置に設置する設置ステップと、
前記設置ステップの前後のいずれかにおいて、前記第1識別情報を、前記防災機器から読み取る読み取りステップと、
前記防災機器を管理する管理装置に、前記第1識別情報を記憶させ、且つ、当該防災機器を一意に識別するための情報であると共に、前記第1識別情報とは異なる情報であって、当該防災機器の設置後にユーザによって設定された第2識別情報を記憶させる第2記憶ステップと、
第2記憶ステップの後に、前記防災機器が前記管理装置から前記第1識別情報と前記第2識別情報とを受信した場合に、当該受信した前記第1識別情報と前記防災機器に記憶させた前記第1識別情報とが合致するか否かを判定し、合致する場合には、当該受信した前記第2識別情報を前記防災機器に書き込ませる第3記憶ステップと、
を含むことを特徴とする防災機器の管理方法。 - 前記防災機器に非接触にて情報の読み取りが可能な記憶手段が設けられている場合において、
前記第1記憶ステップにおいて、前記第1識別情報を前記記憶手段に記憶させ、
前記読み取りステップにおいて、前記記憶手段に記憶された前記第1識別情報を所定の読み取り機器にて非接触にて読み取ること、
を特徴とする請求項3に記載の防災機器の管理方法。 - 前記読み取りステップにおいて、読み取った前記第1識別情報を2次元バーコードに変換して印字出力すること、
を特徴とする請求項3又は4に記載の防災機器の管理方法。 - 前記第3記憶ステップの後に、前記防災機器が記憶する前記第1識別情報及び前記第2識別情報を当該防災機器から前記管理装置に送信させる送信要求ステップと、
前記管理装置が、前記送信要求ステップに応じて自己に送信された前記第1識別情報及び前記第2識別情報を、前記第2記憶ステップにおいて自己に記憶された前記第1識別情報及び前記第2識別情報と比較することにより、前記防災機器に記憶された前記第1識別情報と前記第2識別情報との適否を判定する判定ステップと、
を含んだことを特徴とする請求項3から5のいずれか一項に記載の防災機器の管理方法。 - 前記第3記憶ステップの後に、前記管理装置から前記防災機器に対して、前記第1識別情報又は前記第2識別情報を送信する送信ステップと、
前記送信ステップにおいて前記第1識別情報が送信された場合には、当該第1識別情報を記憶する前記防災機器から前記管理装置に対して、当該防災機器が記憶する前記第2識別情報を送信し、あるいは、前記送信ステップにおいて前記第2識別情報が送信された場合には、当該第2識別情報を記憶する前記防災機器から前記管理装置に対して、当該防災機器が記憶する前記第1識別情報を送信する返信ステップと、
前記管理装置が、前記送信ステップにおいて送信した前記第1識別情報又は前記第2識別情報と、前記返信ステップにおいて送信された前記第1識別情報又は前記第2識別情報とを、前記第2記憶ステップにおいて自己に記憶された前記第1識別情報及び前記第2識別情報と比較することにより、前記防災機器に記憶された前記第1識別情報と前記第2識別情報との適否を判定する判定ステップと、
を含んだことを特徴とする請求項3から6のいずれか一項に記載の防災機器の管理方法。 - 前記防災機器に、前記第1識別情報と共に、当該防災機器に関する、動作履歴情報、非火災履歴情報、製品寿命情報、型式情報、又は、保守情報、を読み取り可能に記憶させること、
を特徴とする請求項3から7のいずれか一項に記載の防災機器の管理方法。 - 前記防災機器を他の防災機器に交換する際に、交換前の防災機器から読み取った前記第1識別情報又は前記第2識別情報を、交換後の防災機器に対して、交換後の当該防災機器に記憶されている前記第1識別情報及び前記第2識別情報と共に記憶させること、
を特徴とする請求項3から8のいずれか一項に記載の防災機器の管理方法。
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