JP2019036354A - 火災報知設備及び設定装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】火災感知器に対するするアドレス等の設定、設定内容の確認、設定内容の修正等及び受信機に登録している感知器データの確認、修正等を、簡単且つ容易に行うことを可能とする。【解決手段】R型の火災感知器12は、外部装置からの無線回線による通信接続を受けて情報を読み書きする無線タグ16と、所定の感知器制御を行う感知器制御部と、無線タグ16と感知器制御部を有線回線により接続して情報を伝送する有線インタフェースを備える。外部装置として携帯可能な設定装置18を設け、火災感知器12の無線タグ16に通信接続して火災感知器12の感知器アドレス等の所定の設定情報を無線タグ16書き込んで感知器制御部により設定し、また火災感知器12に設定データを無線タグから読み出して確認可能とする。【選択図】図1

Description

本発明は、受信機から引き出された伝送路に接続したアドレスを設定した火災感知器で火災を検知した場合に受信機で感知器アドレスを特定した火災警報を出力する火災報知設備及び設定装置に関する。
従来、P型として知られた火災報知設備にあっては、受信機から引き出された感知器回線に複数の火災感知器を接続し、回線単位に火災感知器からの発報信号を受信して火災を警報するようにしている。
一方、R型として知られた火災報知設備にあっては、受信機から引き出された伝送路に、伝送機能を備えた火災感知器等の端末装置を接続し、火災検出時には、例えば火災感知器からの火災割込みに基づき、検索コマンドを発行して発報した火災感知器のアドレスを特定し、火災発生アドレスを表示すると共に、特定した火災感知器から火災データを収集して監視するようにしている。
このように、火災を検出した火災感知器のアドレスが分かると、適切な避難誘導や消火活動が可能となり、特に規模の大きな設備の火災監視には不可欠な機能となっている。
しかし、P型の火災報知システムにおいては、受信機ではどの感知器回線が火災発報したかが判るが、発報した火災感知器は判らないことから、P型の火災報知設備についても、火災発報した場合に感知器回線を使用してアドレス信号を送信する機能を備えたアドレッサブル火災感知器を設け、発報した火災感知器を特定できるようにしている。
特開2008−004033号公報 特開2010−114632号公報 特開2007−323379号公報
ところで、従来のR型火災報知設備やアドレッサブル火災感知器を設けたP型火災報知設備にあっては、設置対象とする建物や施設等の物件における火災報知設備の機器構成、機器接続及び機器配置等を含む物件データに基づき、設備工事の際に、監視区域に設置した火災感知器にアドレスを設定する作業を行っている。
しかしながら、火災感知器に対する感知器アドレスの設定は、天井面に設置した感知器ベースに装着している火災感知器を現場で取り外し、アドレス設定装置を火災感知器に信号線接続して設定しており、設備によっては数百台を超える火災感知器のアドレス設定を必要とし、手間と時間がかかる問題がある。
また、火災報知設備の施工が完了した最終段階では、火災感知器に正しいアドレスや感度が設定されていることを確認する作業を必要とする場合があり、この場合には各感知器を火災感知器に煙や熱等により火災発報させ、受信機で発報した火災感知器のアドレスを表示させることによりアドレスを確認する作業を行っており、相当な手間と時間がかかっている。
また、受信機側には、火災感知器を連動元とし、防排煙扉などを連動先とした連動データをメモリユニットに記憶しており、火災感知器の連動先を確認するためには、物件データを記載した工事仕様書等の書類を見て確認する必要があり、火災感知器について連動先を確認するには手間と時間がかかる問題がある。
また、火災報知設備によっては、一度設定した火災感知器のアドレス、感度、連動先等の感知器データを必要に応じて変更する場合があり、感知器データの修正には、同様に手間と時間がかかる問題がある。
本発明は、火災感知器に対するするアドレス等の設定、設定内容の確認、設定内容の修正等及び受信機に登録している感知器データの確認、修正等を、簡単且つ容易に行うことを可能とする火災報知設備及び設定装置を提供することを目的とする。
(設定装置1)
本発明は、設置対象に配置された複数の感知器の配置図を表示可能な設定装置であって、設定対象となる感知器に当該感知器のアドレスを、近距離無線通信を介して書き込み可能であり、近距離無線通信を介して書き込むアドレスは、表示された配置図上で選択された感知器に対応して予め記憶しているアドレスであることを特徴とする。
(設定装置2)
本発明は、設置対象に配置された複数の感知器の配置図を表示可能な設定装置であって、確認対象となる感知器から近距離無線通信を介して読み出した当該感知器に設定されたアドレスと、表示された配置図上で選択された感知器の予め記憶しているアドレスとを比較可能であることを特徴とする。
確認対象となる感知器に設定されたアドレスと、配置図上で選択された感知器のアドレスとが一致する場合は、確認対象となる感知器に設定されたアドレスが正常であることを表示する。
(火災報知設備)
本発明は、発報した感知器のアドレスを特定可能な火災報知設備であって、上記設定装置1又は設定装置2が使用可能であることを特徴とする。
(火災報知設備の効果)
本発明は、受信機から引き出された伝送路に固有の感知器アドレスを設定した火災感知器を接続し、火災感知器で火災を検出した場合に、火災を検出した火災感知器の感知器アドレスを特定した火災警報を出力する火災報知設備に於いて、火災感知器は、外部装置からの無線回線による通信接続を受けて情報を読み書きする無線タグと、所定の感知器制御を行う感知器制御部と、無線タグと感知器制御部を有線回線により接続して情報を伝送する有線インタフェースとを備え、更に、外部装置として、火災感知器の無線タグに通信接続して火災感知器に所定の設定情報を書き込むと共に火災感知器に設定している設定情報を読み出す携帯可能な設定装置を設けるようにしたため、設定装置を火災感知器に近づけるだけで無線タグに通信接続して、火災感知器に対するアドレス等の情報の設定、設定したアドレス等の情報の確認、設定したアドレス等の情報の修正等を、天井面に設置している感知器ベースから火災感知器を取り外すことなく、簡単且つ容易に行うことを可能とし、火災感知器のアドレス等の情報の設定に関連する作業を効率良く行うことを可能とする。
(無線タグの書換えフラグによる効果)
また、火災感知器に設けた無線タグは、設定装置による情報の書き換えを受けた場合に書換えフラグを設定し、感知器制御部は、無線タグにアクセスして書換えフラグを検出した場合に、無線タグに記憶している情報を読み出して処理するようにしたため、設定装置を使用して火災感知器にアドレス等の設定したい情報を書き込むだけで、感知器制御部が自動的に無線タグに書き込んだ情報を読み出して設定し、また設定した情報を無線タグに読出して設定装置で確認可能とする。
また、火災感知器の感知器制御部は、通常時は、無線タグ内の書き換えフラグのみを参照すれば良いため、感知器制御部と無線タグ間の通信時間を減らすことができ、感知器制御部及び無線タグの双方の消費電流の低減を可能とする。
(無線タグと感知器制御部の動作電源による効果)
また、感知器制御部は受信機から供給される電源により動作し、無線タグは、設定装置からの受信電波により生成した電源により動作し、感知器制御部が受信機からの電源で動作していない場合にも設定装置からの無線回線による接続を受けて無線タグの情報を読み書き可能とするようにしたため、火災感知器を例えば段ボール箱等に収納した状態であっても、外部からアドレス等の必要な情報を簡単且つ容易に設定可能とし、現場に設置して設定作業を行う場合に比べ、手間と時間を低減可能とする。
(有線インタフェースの動作電源による効果)
また、有線インタフェースは、受信機から供給される電源により動作するようにしたため、受信機から供給される電源により有線インタフェースを確実に動作して無線タグと感知器制御部との間の伝送を可能とする。
(感知器アドレスの設定と読出による効果)
また、設定装置は、火災感知器の感知器アドレス、感度及び連動先を含む感知器情報を火災報知設備の物件情報として予め記憶しており、物件情報に基づき設定対象とする火災感知器を選択して感知器アドレスを取得し、設定対象とした火災感知器の無線タグに感知器アドレスを書き込み、感知器制御部により無線タグから感知器アドレス読み出して設定させるようにしたため、物件情報に含まれる火災感知器のアドレスを工事仕様書等の書類で調べることなく、設定装置に記憶している物件情報から例えば対象区域の配置図を表示させ、その中にシンボル等で表示している設定対象とする火災感知器を指のタッチ操作などで選択することで、アドレスを取得してバッファに書き込み、この状態で火災感知器の無線タグに書き込む操作を行うことで、物件情報に基づく正しいアドレスを、対応する火災感知器に正確且つ簡単に設定可能とする。
(感知器アドレスの修正による効果)
また、設定装置は、火災感知器の感知器アドレス、感度及び連動先を含む感知器情報を火災報知設備の物件情報として予め記憶しており、火災感知器の無線タグから感知器アドレスを読み出して物件情報の対応する火災感知器の感知器アドレスに一致しない場合は、無線タグから読み出した感知器アドレスを修正した後に、火災感知器の無線タグに書き込み、感知器制御部により無線タグから修正した感知器アドレス読み出して設定させるようにしたため、警戒区域の設置している火災感知器に正しいアドレスが設定されているか否かを物件情報との比較で簡単且つ確実に確認でき、もし設定ミスがあった場合には、アドレスを修正して無線タグに書き込むことで火災感知器のアドレスを正しいアドレスに簡単に変更可能とする。
(感知器情報の表示による効果)
また、設定装置は、火災感知器の感知器アドレス、感度及び連動先を含む感知器情報を火災報知設備の物件情報として予め記憶しており、火災感知器の無線タグから感知器アドレスを読出した場合に、感知器アドレスに対応する感度、連動先を含む感知器情報を物件情報から検索して表示するようにしたため、警戒区域に設置したままで火災感知器のアドレスや感度を設定装置に読出し表示して確認できると共に、設定装置に記憶している物件情報から読み出した連動先を表示して確認可能であり、更に、連動先については、設備配置図により感知器シンボルと連動先の例えば防火戸等をリンク表示することで、火災感知器と連動先との関係を明確に認識可能とする。
(設定情報の修正と受信機の同期による効果)
また、設定装置は、火災感知器の感知器アドレス、感度及び連動先を含む感知器情報を火災報知設備の物件情報として予め記憶しており、修正対象とする火災感知器を選択して物件情報から感度、連動先を含む所定の感知器情報を取得して修正した場合、受信機の対応する感知器情報に修正を反映して同期させるようにしたため、設定装置上で修正した火災感知器の感度や連動先等の感知器情報を、受信機に記憶している感知器情報と一致させ、正しい感知器情報に従った火災監視と火災を検知した場合の連動制御を可能とする。
(火災感知器の履歴ログによる効果)
また、火災感知器の感知器制御部は、火災を含むイベントを検出した場合に無線タグにイベントの履歴情報を書き込み、設定装置は、前火災感知器の無線タグに通信接続した場合に、無線タグに記憶している履歴情報を読み出して保存するようにしたため、設備の運用中における火災感知器の火災発報、火災復旧、障害等の履歴情報を簡単に収集してサーバ等に保存することで、履歴情報を利用した非火災報の原因解析や火災進展状況等の解析等に活用可能とする。
(火災感知器による効果)
本発明は、受信機から引き出された伝送路に接続され、火災を検出した場合に予め設定したアドレスを含む火災信号を受信機に送信して火災警報を出力させる火災感知器に於いて、外部装置と無線回線により接続して情報を読み書きする無線タグと、所定の感知器制御を行う感知器制御部と、前記無線タグと前記感知器制御部を有線回線により接続して情報を伝送する有線インタフェースとを設けるようにしたため、前述した火災報知設備における火災感知器によると同じ効果が得られる。
本発明による火災報知設備の概要を示した説明図 火災感知器の機能構成を示したブロック図 設定装置の機能構成を示したブロック図 設定装置による火災感知器に対する設定制御を示したフローチャート
[火災報知設備]
(火災報知設備の概要)
図1は本発明による火災報知設備の概要を示した説明図である。図1に示すように、火災報知設備が設置された建物の一階の管理人室などには例えばR型の受信機10が設置され、受信機10から各階の系統毎に伝送回線(信号線)SL1〜SLnが引き出され、伝送回線SL1〜SLnの各々に、感知器ベース14を介してR型の火災感知器12を接続している。
伝送回線SL1〜SLnで決まる系統毎に設けたm台の火災感知器12には固有のアドレスA1〜Amが予め割当てられており、一系統当りの最大アドレス数は例えば127としている。
(無線タグと設定装置の概要)
火災報知設備に設けた火災感知器12は、無線タグ16を内蔵している。また無線タグ16を利用してアドレスの設定、読出し、修正等を行う携帯型の設定装置18を設けている。
無線タグ16は例えば電池を内蔵しないパッシブタブ(受動タブ)であり、設定装置18からの電波を受信して電源を生成して動作し、近距離通信を用いた情報の送受信により内蔵した不揮発性のメモリに対する情報の書き込みと読出しを行う。
また、火災感知器12に実装しているCPU、メモリ及び各種の入出力ポートを備えた感知器制御部(プロセッサ)と無線タグ16を有線インタフェースにより接続しており、感知器制御部が無線タグ16にアクセスしてメモリからの情報の読出しと書込みを可能としている。
設定装置18は、携帯可能なハンディタイプの装置であり、液晶ディスプレイ等の表示部と、マトリクス配置した操作キー等を備えた操作部を設け、火災感知器12に対し通信接続可能な所定距離以内(例えば,1メートル以内)に近づいた状態で無線タグ16と通信接続して、各種の情報の読出しや書込みによる設定を可能とする。
ここで、無線タグ16及び設定装置18による通信は、例えば900MHzのUHF帯のチャンネル周波数を使用する。
(受信機の機能構成)
受信機10は、受信制御部20、伝送部22、操作部24、表示部26、警報部28、移報部30、メモリユニット32及びLAN通信部34を備える。
受信制御部20はCPU、メモリ、各種の入出力ポート等を備えたコンピュータ回路等とする。伝送部22は、伝送回線LS1〜LSnに感知器ベース14を介して接続した火災感知器12との間で、所定の通信プロトコルに従って信号を送受信する。
メモリユニット32には火災報知設備の機器構成、機器配置及び設定情報等を含む物件データに基づいて生成した連動元感知器と連動先機器を示す連動データ、火災感知器の感度データ等の感知器データ(感知器情報)を予め記憶している。
LAN通信部34はLAN回線36を介して受信制御部20と外部の管理サーバや設定装置18と接続して例えばイーサネット(登録商標)によりデータ伝送を行う。
受信制御部20は、プログラムの実行により実現される機能であり、伝送回線SL1〜SLnで決まる系統毎に、所定の周期のデータ検知タイミングで一括AD変換コマンド信号を送信して火災感知器12が検知対象として煙や熱のアナログ検知信号をAD変換して煙または温度の検知データとして保持させ、続いてアドレスA1〜Amを順次指定したポーリングコマンド信号により、火災感知器12に保持している検知データを収集し、収集した検知データを予め設定した火災閾値と比較し、火災閾値を超えた場合に火災発報と判断し、表示部26に火災警報表示を行わせると共に、警報部28から音響火災警報を出力させ、更に表示部26に感知器アドレスで特定した火災発生地区を表示させる制御を行う。
[火災感知器]
(火災感知器の機能構成)
図2は火災感知器の機能構成を示したブロック図である。図2に示すように、火災感知器12は、天井面に設置した感知器ベース14に対し嵌合端子により着脱自在に装着され、感知器ベース14を介して受信機からの伝送回線SLに接続している。
火災感知器12には、感知器制御部38、伝送部40、整流・ノイズ吸収部42、定電圧回路部44、センサ部46、I/F回路部(インタフェース回路部)48及び無線タグ16を備える。
感知器制御部38はCPU、メモリ、各種の入出力ポート等を備えたコンピュータIC等とする。
伝送部40は図1に示した受信機10との間で所定の通信プロトコルに従って信号を送受信する。整流・ノイズ吸収部42は、例えばダイオードブリッジ、ツェナーダイオード、コンデンサなどにより伝送回線SLとの接続を無極性化し、さらにノイズを抑える。
センサ部46は火災による煙または温度を検出してアナログ検出信号を出力する。例えば、煙検出の場合には散乱光式検煙機構が設けられ、温度検知の場合はサーミスタなどの温度検知素子が設けられる。
感知器制御部38は、プログラムの実行により実現される機能であり、伝送部40を介して受信機10から自己アドレスを指定した一括AD変換コマンド信号の受信を判別した場合に、センサ部46からの検知アナログ信号をAD変換により読み込んで検知データとして内部のメモリに保持し、続いて受信機から自己アドレスを指定した火災データ要求信号であるポーリングコマンド信号の受信を判別した場合に、内部のメモリに保持している検知データを伝送部40から受信機へ応答送信する制御を行う。
(無線タグの構成)
火災感知器12に設けた無線タグ16は、タグ制御部50、アンテナ54を接続したタグ通信部52、アンテナ54を接続した整流部56、メモリ58及びI/F回路部(インターフェース回路部)60を備える。
タグ制御部50はCPU、各種の入出力ポート等を備えたコンピュータIC等とする。タグ通信部52は、例えば900MHz帯の特定小電力無線局の標準規格に準拠して電文を送受信する。メモリ58は不揮発メモリを使用する。アンテナ54は感知器回路を実装した回路基板自体をアンテナとしている。
整流部56はアンテナ54で受信した設定装置18からの電波による受信信号を整流してタグ制御部50、タグ通信部52及びメモリ58に電源を供給して動作させる。
無線タグ16と感知器制御部38との間で情報を双方向に伝送する有線インタフェースは、感知器制御部38側に設けたI/F回路部48、無線タグ16に設けたI/F回路部60、感知器制御部38にインストールしたインタフェース制御用のソフトウェアで構成する。
このための有線インタフェースは、例えばI2C(アイ・スクエアー・シー)として知られたフィリップス社で開発されたシリアルバス・インタフェースが使用できる。
I2Cによる有線インタフェースは、シリアルデータ用とクロック用の2本の信号線でI/F回路部48,60の間を接続しており、2本の信号線は定電圧回路部44からの電源ラインに対し抵抗を介してプルアップしている。I/F回路部48,60には、データ用とクロック用に分けて送信用のドライバと受信用のレシーバを設けている。インタフェース制御用のソフトウェアをインストールした感知器制御部38がマスタとなり、I/F回路部60を接続した無線タグ16のメモリ58にアクセスして情報の読み書きを行う。
なお、無線タグ16と感知器制御部38との間で情報を双方向に伝送する有線インタフェースとしては、I2C以外に、適宜のシリアル伝送を行う適宜の有線インタフェースを使用しても良い。
ここで、タグ制御部50はタグ通信部52による外部の設定装置18との通信接続によりメモリ58に新たに情報を書き込んだ場合、或いはメモリ58に記憶している情報を書き換えた場合、メモリ58の所定アドレスに書換えフラグを設定(記憶)する。
感知器制御部38は有線インタフェースのI/F回路部48,60を経由してメモリ58の書換えフラグの有無を定期的に監視しており、書換えフラグの設定を検出すると、メモリ58の書換えられた情報を読出して所定の処理を実行する制御を行う。
(無線タグを経由した情報処理)
無線タグ16を経由して感知器制御部38と外部の設定装置18との間で行う情報のやり取りには次のものがある。
(1) 火災感知器12のアドレスの書込みと読出し。
(2) 火災感知器12のイベント発生に基づく履歴ログの書込みと読出し。
また、火災感知器12に対する感知器アドレスの設定は、設定装置18により無線タグ16のメモリ58に物件データから取得した感知器アドレスを無線タグ16のメモリ58に書き込んで書込みフラグを設定し、この書込みフラグを検出した感知器制御部38が無線タグ16のメモリ58から感知器アドレスを読み出して設定する。この場合、感知器制御部38により感知器アドレスの設定が終了しても、無線タグ16のメモリ58には設定装置18が書き込んだ感知器アドレスが保持されており、必要に応じて設定装置18により無線タグ16からの感知器アドレスの読出しを可能としている。
また、火災感知器12の履歴情報については、感知器制御部38で火災発報、火災復旧、試験、障害等のイベント発生を検出した場合に、必要な制御処理を行った後に年月日時分秒の時刻情報とイベント内容からなる履歴情報を生成し、無線タグ16のメモリ58にアクセスして記憶する。無線タグ16のメモリ58に記憶した履歴情報は、火災報知設備の定期点検を行う場合などに、設定装置18により読み取られ、製造元の管理サーバ等に保続され、利用可能とする。
[設定装置]
(設定装置の機能構成)
図3は設定装置の機能構成を示したブロック図である。図3に示すように、火災感知器に設けた無線タグのリーダ・ライタとして機能する携帯可能な設定装置18は、設定制御部62、アンテナ66を接続したタグ通信部64、液晶ディスプレイ68、タッチパネル70、表示部72、操作部74、サーバ等の外部装置と通信接続するLAN通信部76、電源部78、LANコネクタ部80及び電源コネクタ部82を備える。
設定制御部62はCPU、メモリ、各種の入出力ポート等を備えたコンピュータ回路等とする。タグ通信部64は、例えば900MHz帯の特定小電力無線局の標準規格に準拠して電文を送受信する。
液晶ディスプレイ68は、火災感知器12の感知器アドレスの設定操作、感知器アドレスの確認、感知器アドレスの修正、履歴ログの読出し、物件図面及び図面上の機器配置の表示、感知器データの修正と受信機に対する修正データの同期等の表示を可能とする。また、タッチパネル70付きの液晶ディスプレイ68を使用することで、表示画面を利用した操作を可能とする。表示部72には電源灯を含む各種の表示灯を設けている。
操作部74は、数字及びアルファベットを入力可能な操作キーを配置しており、火災感知器12のアドレスを含む各種の感知器情報の設定、確認、修正等に必要な操作を可能とする。
LAN通信部76は、LANコネクタ部80を介して図1に示した受信機10のLAN通信部34と接続し、イーサネット(登録商標)に従って感知器データのメモリユニット32に対する感知器データ同期のためのデータ伝送を行う。
電源部78は電池電源を備えており、携帯して使用する場合は電池電源により動作し、必要に応じて電源コネクタ部82にACアダプタを接続して使用可能とする。
設定制御部62は、コンピュータ回路によりプログラムの実行により実現される機能であり、そのメモリに火災報知設備の感知器アドレス、感度及び連動先を含む感知器データ、機器構成、機器接続、機器配置等を備えた物件データ(物件情報)を予め記憶しており、例えば次の制御を行う。
(1) 火災感知器12の感知器アドレスの設定、確認、修正を行う制御。
(2) 感知器アドレスに対応した感度、連動先等を含む感知器データの表示、確認、修正を行う制御。
(3) 感度、連動先等の感知器データの修正と修正データと受信機データを同期(一致)させる制御。
(4) 火災感知器12からの履歴情報を読出して、表示、保存する制御。
これらの制御を説明すると次のようになる。
(感知器アドレスの設定)
設定装置18の設定制御部62は、物件データに基づき、アドレス設定対象とする火災感知器を選択する操作の受付を検出した場合、選択した感知器アドレスを取得してバッファに書込み、アドレス設定対象とする火災感知器12の無線タグ16と通信接続可能な距離に近接した状態で、火災感知器12の無線タグ16にアクセスしてメモリ58に感知器アドレスを書き込むと共に書換えフラグを設定させ、感知器制御部38により無線タグ16から感知器アドレスを読み出して自己のメモリに記憶することで設定させる制御を行う。
この場合、設定制御部62は、例えば物件データからアドレス対象感知器を含む配置図を読み出して液晶ディスプレイ68に表示し、配置図上に表示されている感知器シンボルの中から設定対象とする感知器シンボルを選択して指先でタッチする操作を検出すると、その感知器アドレスを画面表示されると共にバッファに書き込み、画面表示されているアドレス設定釦をタッチする操作を検出することで、火災感知器12の無線タグ16に感知器アドレスを書き込む制御を行う。
(感知器アドレスの確認と修正)
設定装置18の設定制御部62は、アドレス確認対象とするアドレス設定済みの火災感知器12の無線タグ16と通信接続可能な距離に近接した状態で、火災感知器のアドレス読出し操作を検出すると、その火災感知器12の無線タグ16にアクセスしてメモリ58から設定済みのアドレスを読み出して表示し、続いて、物件データの配置図の感知器シンボルをタッチする操作を検出して物件データの感知器アドレスを取得し、両者を比較して一致する場合は設定アドレス正常を表示させる制御を行う。
一方、設定制御部62は、無線タグ16からの感知器アドレスと物件データからの感知器アドレスの不一致を検出した場合は、物件データの感知器アドレスが正しいことから、物件データの感知器アドレスを修正アドレスとしてバッファに書き込み、アドレス修正操作を検出すると、火災感知器12の無線タグ16にアクセスして修正した感知器アドレスをメモリ58に書き込み、感知器制御部38により無線タグ16から修正した感知器アドレスを読み出して自己のメモリに設定させる制御を行う。
なお、設定装置18による感知器アドレスの修正は、火災感知器12の無線タグ16から読み出した感知器アドレスを物件データのアドレスと比較せずに係員が修正操作を行って火災感知器12に再度設定するようにしても良い。この場合、設定装置18は修正した感知器アドレスを物件データに反映させて修正する制御を行う。
また、設定制御部62は、感知器感度についても、物件データの配置図の感知器シンボルの選択により感知器感度を検索し、必要に応じて感知器感度を修正し、修正後に火災感知器12の無線タグ16に書き込み、感知器制御部38により無線タグ16から読み出して感知器感度を修正させ、また、物件データの感知器感度を修正する制御を行う。
(感知器情報の確認)
設定装置18の設定制御部62は、物件データに基づき配置図に表示した感知器シンボルをタッチする感知器選択操作を検出した場合、物件データから感知器アドレス、感度及び連動先等の感知器データを検索して液晶ディスプレイ68に画面表示する制御を行う。特に火災感知器の連動先について、設定制御部62は、物件データの配置図上の感知器シンボルに連動先の機器をラインで連結して示す連動先の表示を行うように制御する。
(設定情報の修正と受信機の同期)
設定装置18の設定制御部62は、物件データの感知器アドレス、感度及び又は連動先を修正した場合、液晶ディスプレイ68上に受信機10のメモリユニット32に記憶している感知器アドレス、感度及び又は連動先との不一致を示す未同期データありを表示する制御を行う。
設定制御部62は、液晶ディスプレイ68上に未同期データありを表示している状態で、LANコネクタ部80をLAN回線36に接続して受信機10のLAN通信部34と通信接続可能な状態で、操作部74による同期操作の受付けを検出すると、同期対象となっている感知器アドレス、感度及び又は連動先を示す同期データを受信機10の受信制御部20に伝送し、メモリユニット32の対応する感知器アドレス、感度及び又は連動先を修正データに書き換えて設定装置18に記憶している物件データに同期させる制御を行う。
ここで、設定装置18から受信機10に伝送する同期データは、感知器アドレスの場合は修正前と修正後の感知器アドレスを含み、感度の場合は感知器アドレスと修正した感度を含み、連動先の場合は感知器アドレスと修正した連動先を含むようにする。
(火災感知器の履歴ログ)
設定装置18の設定制御部62は、履歴情報の読出操作の受付を検出した場合、火災感知器12の無線タグ16に履歴情報の読出し要求を送信し、タグ制御部50によりメモリ58に記憶している履歴情報を感知器アドレスと共に読み出して送信させ、これを受信して保存する制御を行う。設定装置18に保存した火災感知器の履歴情報は、製造元の管理サーバ等にLAN回線を介して伝送して保存し、火災の解析、非火災報の解析などに利用可能とする。
[設定装置の制御動作]
図4は設定装置による制御動作を示したフローチャートであり、設定装置18を登録モード、確認モード及び修正モードの三つのモードに分けて動作する場合を例にとっている。
(登録モード)
図4に示すように、設定装置18の設定制御部62は、ステップS1(以下「ステップ」は省略)で利用者による例えばアドレスの登録モードの選択操作を検出すると、続いてS2で予め記憶している物件データの配置図を表示し、S3で配置図に表示している登録対象とする感知器シンボルのタッチ操作を検出すると、タッチ操作した感知器シンボルのアドレス、感度などの設定データを表示すると共にS4でバッファに書き込み、続いてS5で火災感知器12の無線タグ16に設定データを書き込む。
この設定装置18による設定データの書き込みを受けて無線タグ16のタグ制御部50はメモリ58に設定データを書き込むと共に書き換えフラグを設定する。感知器制御部38は無線タグ16のメモリ58に定期的にアクセスして書き換えフラグの有無を監視しており、書き換えフラグを検出すると、メモリ58に書き込まれた設定データを読み出して設定する設定制御を行う。なお、無線タグ16のメモリ58に書き込まれた感知器アドレス、感度等の設定データは不揮発記憶により保持されている。
(確認モード)
設定装置18の設定制御部62は、S6で利用者による感知器設定データの確認モードの選択操作を検出すると、S7で火災感知器12の無線タグ16から感知器アドレス、感度等の設定データを読出して液晶ディスプレイ68に表示する。続いてS8で設定装置18に記憶している物件データの配置図を表示し、S9で確認対象とする配置図上の感知器シンボルにタッチする選択操作を検出すると物件データから選択した火災感知器の感知器アドレス、感度及び連動先等を含む感知器データを検索して液晶ディスプレイ68上に火災感知器12の無線タグから読み出した設定データと比較表示する。
この比較表示により利用者は火災感知器12から読み出した感知器アドレスや感度等の設定データが物件データから検索した感知器アドレスや感度等の感知器データに一致していることを確認できる。一方、火災感知器12から読出した設定データが物件データから検索した感知器データに不一致の場合は、S10で利用者による設定データの修正操作を検出し、S14に進む。
(修正モード)
設定装置18の設定制御部62は、S11で利用者による感知器設定データを修正する修正モードの選択操作を検出すると、S12で物件データの配置図を表示し、S13で修正対象とする感知器シンボルのタッチ操作を検出すると、S14で物件データから選択した火災感知器の感知器アドレス、感度及び連動先等を含む感知器データを検索して表示する。
続いてS14で感知器データとして表示している例えば感知器アドレス、感度又は連動先のいずれかの選択による修正を検出すると、受信機10の感知器データとの未同期を表示し、S15で受信機10にLAN回線を介して接続し、修正データを伝送して受信機10のメモリユニット32の物件データを修正して同期させ、同期完了を表示する。
続いてS16に進み、火災感知器12の無線タグ16にアクセスし、受信機10との同期が完了した修正データを描き込み、火災感知器12の設定データを修正して設定変更する。なお、修正データの中の連動先は火災感知器には設定していないことから、火災感知器12に対する修正データの書き込み対象からは除外する。
なお、確認モードS6からの処理によりS10で修正操作を検出した場合は、S14に進んで、同様に感知器データの修正、受信機の感知器データとの同期、火災感知器に対する修正データの書き込みによる設定変更を行う。
続いてS17でシャットダウン操作を検出するまでS1からの処理を繰り返し、シャットダウン操作を検出すると処理を終了する。
[本発明の変形例]
(アドレッサブル火災感知器)
上記の実施形態は、R型の火災受信機に伝送路を介してR型の火災感知器を接続した火災報知設備を例にとっているが、P型の火災受信機から引き出した感知器回線にアドレスを設定すると共に伝送機能を備えたアドレッサブル火災感知器を接続した火災報知設備についても同様に適用できる。この火災報知設備では、受信機からアドレッサブル火災感知器に伝送する下り信号は回線電圧の変化による電圧モードのパルス列として伝送し、一方、アドレッサブル火災感知器から受信機へ伝送する上り信号は、回線電流の変化による電流モードの電流パルス列として伝送し、通信品質が低いP型の感知器回線であっても、確実にコマンドやデータの伝送を可能としている。
(無線タグ)
上記の実施形態は、電波受信信号を整流して得た電源で動作するパッシブタブ(受動タグ)の無線タグを例にとっているが、受信機から火災感知器に供給される電源により動作するアクティブタグ(能動タグ)を使用しても良い。
(設定装置)
上記の実施形態は、専用の設定装置を使用して火災感知器に設けた無線タグにアクセスして読み書きし、また受信機との間でLAN通信によりデータ同期を行う場合を例にとっているが、無線タグとの通信機能及び受信機とのLAN通信機能を備えたタブレット端末等の適宜の携帯端末機器を利用するようにしても良い。
(その他)
また本発明はその目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
10:受信機
12:火災感知器
14:感知器ベース
16:無線タグ
18:設定装置
20:受信制御部
22,40:伝送部
32:メモリユニット
34,76:LAN通信部
38:感知器制御部
46:センサ部
48,60:I/F回路部
50:タグ制御部
52,64:タグ通信部
56:整流部
58:メモリ
62:設定制御部
68:液晶ディスプレイ
70:タッチパネル
78:電源部

Claims (4)

  1. 設置対象に配置された複数の感知器の配置図を表示可能な設定装置であって、
    設定対象となる感知器に当該感知器のアドレスを、近距離無線通信を介して書き込み可能であり、
    前記近距離無線通信を介して書き込むアドレスは、前記表示された配置図上で選択された感知器に対応して予め記憶しているアドレスであることを特徴とする設定装置。
  2. 設置対象に配置された複数の感知器の配置図を表示可能な設定装置であって、
    確認対象となる感知器から近距離無線通信を介して読み出した当該感知器に設定されたアドレスと、前記表示された配置図上で選択された感知器の予め記憶しているアドレスとを比較可能であることを特徴とする設定装置。
  3. 請求項2記載の設定装置において、前記確認対象となる感知器に設定されたアドレスと、前記配置図上で選択された感知器のアドレスとが一致する場合は、前記確認対象となる感知器に設定されたアドレスが正常であることを表示することを特徴とする設定装置。
  4. 発報した感知器のアドレスを特定可能な火災報知設備であって、
    請求項1又は2記載の設定装置が使用可能であることを特徴とする火災報知設備。
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