JP2013206326A - 点検支援装置、点検支援システムおよびプログラム - Google Patents
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Abstract
【解決手段】施設に設置された感知器(50)の点検を行う作業者によって所持される携帯端末(20)がネットワークに接続されているとき、ネットワークを介して携帯端末と通信可能な点検支援装置(10)は、点検作業がなされた感知器を示す点検履歴を、携帯端末がネットワークに接続されたときに携帯端末から受信する点検履歴受信部(170)と、施設の管理装置(70)による発報信号の受信の履歴を管理装置から受信して発報履歴として記録する発報履歴記録部(160)と、点検履歴と発報履歴とを照合し、当該照合の結果に基づいて、点検作業がなされた感知器の各々が正常か否か判定する判定部(180)と、判定部による判定の結果を出力する判定結果出力部(195)とを有する。
【選択図】図10
Description
[点検支援システム1の構成]
図1は、本発明の実施形態における点検支援システム1の構成を説明するシステム図である。点検支援システム1は、サーバ10、携帯端末20、火災報知設備2の受信機30に接続された通信端末40を有する。サーバ10、携帯端末20および通信端末40は、インターネット、電話回線(携帯電話回線を含む)などのネットワーク1000を介して互いに接続されている。点検支援システム1は、作業者による火災報知設備2の点検作業を支援するシステムである。
ここで、複数の作業者がいる場合には、携帯端末20は、それぞれの作業者によって所持されるため、点検支援システム1において複数存在することになる。これらの携帯端末20には端末IDが予め付与されている。サーバ10は、通信されるデータに付与される端末IDにより、通信相手の携帯端末20を識別する。
また、火災報知設備2は、図1の例においては、1つのみ記載しているが、様々な施設に設置されている。そのため、ネットワーク1000を介してサーバ10とデータの送受信が可能な管理装置70は、施設の数に応じて複数存在する場合もある。これらの施設にはそれぞれ「物件No.」が割り当てられ、点検支援システム1においては、「物件No.」でそれぞれの施設を区別している。
図2は、本発明の実施形態における管理装置70のハードウエア構成を説明するブロック図である。管理装置70は、上述したように、受信機30および通信端末40により構成される。受信機30は、制御部31、操作部32、表示部33、記憶部35およびインターフェイス36を有する。これらの各構成はバスを介して接続されている。
制御部31は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などを有する。制御部31は、CPUによりROMまたは記憶部35に記憶(以下、「格納」という場合がある)されたプログラムを実行して受信機30の各部を制御し、火災感知器50からの発報信号の受信、発報連動装置60の動作制御、表示部33の表示内容制御、インターフェイス36を介して接続されたビル管理会社などのコンピュータ(図示せず)への火災感知器50の発報状況などの通知および該コンピュータからの火災発報から平常監視状態への復旧等の制御命令の受信、インターフェイス36を介して接続された通信端末40との各種データの送受信など、各種機能を実現する。RAMは、CPUがプログラムを実行する際のワークエリアとして用いられる。
尚、火災感知器50がオンオフ型感知器の場合、火災感知器50により生成された火災発生を示す所定の信号が受信機30に受信されたとき、受信機30は発報信号を受信したものとし、また、火災感知器50がアナログ型感知器の場合、火災感知器50から出力された信号が火災発生を示す所定の条件を満たすと受信機30(より詳細には、受信機30の制御部31)で判定されたとき、受信機30は発報信号を受信したものとする。
制御部41は、CPU、RAM、ROMなどを有する。制御部41は、CPUによりROMや記憶部45に記憶されたプログラムを実行して通信端末40の各部を制御し、受信機30とサーバ10との間でやり取りされる各種データを中継する装置としての機能を実現する。RAMは、CPUがプログラムを実行する際のワークエリアとして用いられる。
以上が、受信機30および通信端末40により構成される管理装置70のハードウエア構成についての説明である。
図5は、本発明の実施形態における携帯端末20のハードウエア構成を説明するブロック図である。携帯端末20は、制御部21、操作部22、表示部23、通信部24および記憶部25を有する。これらの各構成はバスを介して接続されている。
制御部21は、CPU、RAM、ROMなどを有する。制御部21は、CPUによりROMや記憶部25に記憶されたプログラムを実行して携帯端末20の各部を制御し、サーバ10との各種データの送受信をするなどして点検支援を受けるための各種機能を実現する。RAMは、CPUがプログラムを実行する際のワークエリアとして用いられる。
以上が、携帯端末20のハードウエア構成についての説明である。
図7は、本発明の実施形態におけるサーバ10のハードウエア構成を説明するブロック図である。サーバ10は、制御部11、操作部12、表示部13、通信部14および記憶部15を有する。これらの各構成はバスを介して接続されている。
制御部11は、CPU、RAM、ROMなどを有する。制御部11は、CPUによりROMや記憶部15に記憶されたプログラムを実行してサーバ10の各部を制御し、携帯端末20および管理装置70と各種データの送受信をして、携帯端末20を所持する作業者の点検作業を支援するための各種機能を実現する。RAMは、CPUがプログラムを実行する際のワークエリアとして用いられる。
また、発報履歴データベースは、上述した受信機30の記憶部35に記憶されている発報履歴データベースと同様のデータベースある。ただし、受信機30の場合と異なり、サーバ10の記憶部15においては、複数の施設について、施設毎に「物件No.」と対応付けられて発報履歴データベースが記憶されている。ここでは、記憶部15に記憶される発報履歴データベースは、サーバ10においてデータのやり取りが可能な受信機30(管理装置70)が設置された施設が対象となっている。
以上が、サーバ10のハードウエア構成についての説明である。
図10は、本発明の実施形態における点検支援機能の機能構成を説明するブロック図である。サーバ10における点検支援機能は、表示指示部110、点検感知器受信部120、点検登録部130、制限部140、発報感知器受信部150、発報登録部160、点検履歴受信部170、判定部180、判定結果記録部190、および判定結果出力部195により実現される。これらの機能を実現することにより、サーバ10は、点検支援装置として機能する。携帯端末20における点検支援機能は、入力受付部210、点検感知器送信部220、点検作業データ取得部230、点検履歴生成部240、および点検履歴送信部250により実現される。管理装置70における点検支援機能は、発報信号受信部710、発報感知器送信部720、および連動動作制御部730により実現される。
点検感知器受信部120は、携帯端末20から送信された点検感知器情報を受信する。点検登録部130は、点検感知器受信部120によって受信された点検感知器情報に基づいて、記憶部15に記憶された点検管理データベースに点検対象の火災感知器50に関する情報とともに、この点検感知器情報を送信した携帯端末20の端末IDも点検感知器の情報に対応付けて登録する。制限部140は、点検管理データベースを参照して、点検対象の火災感知器50が発報した場合に、連動して動作する発報連動装置60の動作を制限する指示を連動動作制御部730に対し行う。
図11は、本発明の実施形態における点検設定処理を説明するフローチャートである。このフローチャートは、点検設定処理についてサーバ10の動作を中心に説明するものである。点検設定処理は、点検期間の前後に、携帯端末20がネットワーク1000に接続された状態で実行される。まず、作業者は、携帯端末20において点検支援を受けるためのアプリケーションプログラムを起動させる。このアプリケーションプログラムが起動されると、携帯端末20は、サーバ10に点検対象の火災感知器50を設定するための情報の要求をする。
この要求を受け取ると、表示指示部110は、記憶部15に記憶された機器データベースを参照し、携帯端末20の表示部23に点検対象設定画面を表示させる指示を行う(ステップS110)。ここで、点検設定処理は、サーバ10に接続される携帯端末20に対応して行われる処理である。したがって、複数の携帯端末20と接続している場合には、各携帯端末20から上記要求を受け取るたびに、各携帯端末20に対応して点検設定処理が開始される。
なお、図8に示す点検管理データベースの説明のとおり、点検期間を設定しないようにすることもできる。また、エリアを設定しない場合には、設定された物件No.の施設に存在する全ての火災感知器50が点検対象となる。このような点検対象設定画面が表示部23に表示されているときに、作業者によって入力された設定は、入力受付部210において点検感知器情報として受け付けられる。そして、この点検感知器情報は、点検感知器送信部220によりサーバ10へ送信される。
図13は、本発明の実施形態における判定処理を説明するフローチャートである。このフローチャートは、判定処理についてサーバ10の動作を中心に説明するものである。判定処理は、発報感知器情報が発報感知器受信部150によって受信されると開始される。すなわち、管理装置70において、発報信号受信部710が発報信号を受信し、発報感知器送信部720から発報感知器情報が送信されると判定処理が開始される。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は以下のように、さまざまな態様で実施可能である。また、それぞれの態様を組み合わせて実施することも可能である。
上述した実施形態では、点検作業データ(点検履歴)と発報データ(発報履歴)とを照合して火災感知器50の点検結果を判定する判定部180は、点検作業データとアドレスが一致し、且つ、その点検作業データの点検日時から予め定められた時間(例えば2分)内の発報日時を有する発報データがあるとき、その点検作業データに対応する発報データがあると判定し、その点検作業データによって示される火災感知器50の点検結果は正常と判定した。しかしながら、本発明はこれに限定されない。例えば、アドレスの一致・不一致については考慮せず、点検作業データの点検日時と発報データの発報日時にのみ基づいて、点検作業データに対応する発報データがあるか判定してもよい。
上述した実施形態では、各火災感知器50にアドレスが割り当てられるものとした。しかしながら、本発明はこれに限定されない。例えば、火災感知器50は、通常時は開状態にあり火災を検知すると閉じるスイッチ(接点)を有する火災感知器(接点型火災感知器またはP型火災感知器と言う)であってよい。例えば、接点型火災感知器が信号線L1に接続される場合、接点型火災感知器は、スイッチが開いているとき(通常時)と閉じているとき(火災感知時)で信号線L1の直流電位を変化させる(例えば、スイッチが開いているときはハイレベル、スイッチが閉じているときはローレベル)ことで、受信機30に火災の発生を知らせる。即ち、接点型火災感知器は信号線L1の直流電位の変化として発報信号を出力する。このとき、接点型火災感知器のスイッチの開閉によらず、同じ信号線L1に接続されているアドレスが割り当てられた火災感知器50の受信機30とのデータ(アドレスを含む)の送受信が可能なように、接点型火災感知器のスイッチが開のときと閉のときの信号線L1の電位が設定されることが好ましい。例えば、アドレス等のデータの送受信が高さ5Vのパルス信号を用いてなされる場合、信号線L1のローレベルの電位(接点型火災感知器のスイッチが閉じたときの電位)は5Vより高い電位となるように設定されるとよい。
上述した実施形態では、作業者による点検作業データの登録の際、図14に示すように、作業者が点検を担当する施設のエリアに対応する火災感知器のリスト表示を含む点検作業登録画面を携帯端末20の表示部23に表示させ、その点検作業登録画面において、点検作業を実施したまたは点検作業を実施する火災感知器を作業者が指定するものとした。しかしながら、点検作業登録画面は図14に例示したものに限定されない。点検作業登録画面は、作業者が点検を担当する施設のエリアの間取り図(平面図)中に、当該エリアに設置された火災感知器50のシンボルを表示したものであってもよい。
上述した実施形態において、点検期間中に携帯端末20がネットワーク1000に接続されている場合、サーバ10から携帯端末20に対して、火災感知器50から出力された発報信号の報知を行って、点検作業がなされた火災感知器50が正常に発報したかの確認を作業者自身が行うようにしてもよい。即ち、サーバ10は、管理装置70(受信機30)から発報感知器情報を受信すると、発報感知器情報によって示される発報した火災感知器50(発報感知器)のアドレスを用いて点検管理データベースを参照して、発報した火災感知器50を点検対象とする作業者が所持する携帯端末20を特定し、特定した携帯端末20の表示部23に、火災感知器50に発報があったことを作業者に通知するための画面(発報通知画面)を表示させる指示を行ってよい。携帯端末20は、サーバ10からの表示指示に応じて、表示部23に発報通知画面を表示させる。
上述した実施形態では、点検作業が実施された火災感知器50から発報信号が正常に出力され受信機30(管理装置70)に受信されたかについての確認、即ち、火災感知器50の動作確認を行ったが、本発明はこれに限定されない。例えば、受信機30が火災感知器50からの発報信号を受信したとき、受信機30の表示部33に表示される発報表示画面の確認を行ってもよい。発報表示画面は、例えば、火災感知器50のアドレスに関連付けて記憶部35(または、受信機30とデータの送受信が可能な他の装置の記憶部)のデータベースに格納された火災感知器50の設置場所等の情報に基づいて火災受信機30の制御部31により生成され、表示部33に表示される画面であり、発報した火災感知器50の設置場所を文字情報及び/または間取り図上のシンボルとして表示する。従って、発報表示画面の確認を行うことにより、発報表示画面の生成のためにデータベースに格納された情報が正しいか否かの判定をすることができる。
上述した実施形態において、受信機30(及びサーバ10)に格納される機器データベースに各火災感知器50の設置位置を示す感知器位置情報(例えば、緯度及び経度)を格納してもよい。また、その場合、携帯端末20が自身の位置を検出できるものとし、作業者が点検日時の点検履歴データベースへの登録を行う際、そのときの携帯端末20の位置(点検位置と言う)を記録してもよい。
変形例3において、図15に示したような間取り図を含む点検作業登録画面を携帯端末20の表示部23に表示させるために必要なデータは、点検設定処理において、携帯端末20からサーバ10に送信される点検対象となる火災感知器50に関する情報に基づいて、サーバ10のデータベースから抽出してサーバ10から携帯端末20に送信されるものとしたが、本発明はこれに限定されない。例えば、変形例6のように携帯端末20(20a)が位置取得機能を有する場合、携帯電話20がネットワーク1000を介してサーバ10に接続された状態で、作業者が間取り情報の送信を要求する操作をした際、そのときの携帯端末20の位置に応じて必要なデータをサーバ10でデータベースから抽出して携帯電話20に送信してもよい。この場合、携帯端末20の位置情報が高さ方向の位置も表すものであると(即ち、3次元の位置情報であると)、携帯端末20の高さに応じた階数の間取り情報を選択して抽出できるため好ましい。高さ方向の位置は、例えば、気圧を検出することにより算出することができる。
上述した実施形態において、例えば、点検終了時など予め定められたタイミングで、点検対象の火災感知器50に対し点検作業がなされたか(即ち、点検漏れはないか)をサーバ10においてチェックし、当該チェックの結果を作業者が参照できるように出力してもよい。この点検漏れのチェックは、例えば、図8に示した点検管理データベースに登録されたある作業者(端末ID)の点検対象となっている火災感知器50と、当該作業者の携帯端末20からサーバ10に送信された点検作業データを記録した点検履歴データベース(図9)に示された、点検作業が実施された火災感知器50とが一致するか検証することにより行ってよい。図8に示した点検管理データベースにおいて点検対象となっている火災感知器50のあるものが、図9に示した点検履歴データベースに含まれていない場合、その火災感知器50に対し点検作業がなされていないと判定してよい。判定結果は、例えば、サーバ10から携帯端末20にメールで送信したり、携帯端末20のブラウザアプリケーションで閲覧できるようにサーバ10上で公開したりする。また、判定結果は、火災感知器50が設置されたエリアの間取り図上に表示してもよい。その場合、点検結果が得られている火災感知器については、その点検結果や点検日時を表示してもよい。また、点検漏れのチェックは、1日毎など、定期的に行ってもよい。
図14及び図15に示した点検作業登録画面において、リスト表示または間取り図上に表示される火災感知器50の中に、図8に示した点検管理データベースにおいて点検対象として登録されている火災感知器50と、点検対象でない火災感知器50とが混在している場合、点検対象として登録されている火災感知器50と、点検対象でない火災感知器50とが識別可能に表示されるようにしてもよい。例えば、点検対象の火災感知器50と点検対象でない火災感知器50とで表示色を異ならせてよい。あるいは、図14及び図15に示した点検作業登録画面において、点検対象の火災感知器50のみを表示し、点検対象でない火災感知器50は表示しないようにしてもよい。尚、点検対象の火災感知器50を示す情報は、サーバ10により点検管理データベースから抽出され、携帯端末20がネットワーク1000に接続されているときにサーバ10から携帯端末20に送信される。
上述した実施形態において、火災感知器50の点検支援について説明したが、点検支援の対象としては、火災報知設備2に接続されている発報連動装置60について行ってよい。発報連動装置60の動作の点検を行う際には、制限部140の機能を一時的に解除して、火災感知器50を発報させて、機器データベースに従い発報連動装置60が動作したことを確認して点検履歴データベースに発報連動装置60の点検作業データを記憶することで行うことができる。
上述した実施形態において、火災報知設備2が施設に設置されている場合の点検支援について説明したが、点検支援の対象としては、火災報知設備2に限らない。周囲環境の変化を検出して発報信号を出力する感知器が施設内に複数設置され、また、感知器での発報に連動して動作する装置(防災装置、警備装置、通報装置など)が設置された報知設備の点検支援に本発明の点検支援システムを用いることができる。
上述した実施形態における各プログラムは、磁気記録媒体(磁気テープ、磁気ディスク(HDD、FD(Flexible Disk))など)、光記録媒体(光ディスク(CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disk))など)、光磁気記録媒体、半導体メモリなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶した状態で提供し得る。また、ネットワーク1000を介して外部装置からダウンロードしてもよい。
Claims (7)
- 周囲環境の変化に基づいて発報信号を管理装置に出力する複数の感知器が設置された施設において前記感知器の点検を行う作業者によって所持される携帯端末がネットワークに接続されているとき、前記ネットワークを介して前記携帯端末と通信可能な点検支援装置であって、
点検作業がなされた感知器を示す点検履歴を、前記携帯端末が前記ネットワークに接続されたときに前記携帯端末から受信する点検履歴受信部と、
前記管理装置による発報信号の受信の履歴を前記管理装置から受信して発報履歴として記録する発報履歴記録部と、
前記点検履歴受信部が受信した点検履歴と前記発報履歴記録部が記録した発報履歴とを照合し、当該照合の結果に基づいて、前記点検作業がなされた感知器の各々が正常か否か判定する判定部と、
前記判定部による判定の結果を出力する判定結果出力部と
を有する点検支援装置。 - 前記点検履歴は、各感知器に対し点検作業が行われた日時を示す点検日時を、各感知器を識別する感知器識別情報に関連付けて含み、
前記発報履歴は、前記管理装置による前記発報信号の受信日時を示す発報日時を含み、
前記判定部は、前記複数の感知器の中の一の感知器の点検日時と当該点検日時に最も近い発報信号の受信日時との差が予め定められた時間より短い場合、当該発報信号を前記一の感知器の点検に応じて当該一の感知器から出力された発報信号として特定し、前記一の感知器の点検結果は正常であると判定する
ことを特徴とする請求項1に記載の点検支援装置。 - 前記判定結果出力部は、前記判定部による判定の結果を、前記携帯端末が前記ネットワークに接続されているとき、前記ネットワークを介して前記携帯端末が取得可能なように出力する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の点検支援装置。 - 前記管理装置は画像を表示する表示部を有し、
当該点検支援装置は、各感知器から出力された発報信号を前記管理装置が受信したとき各感知器に対応して設定された情報に基づいて前記管理装置の前記表示部に表示された画像を記憶する記憶部を有し、
前記判定結果出力部は、前記記憶部に記憶された画像を、前記携帯端末が前記ネットワークに接続されているとき、前記ネットワークを介して前記携帯端末が取得可能なように出力する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の点検支援装置。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の点検支援装置と前記携帯端末とを有する点検支援システムであって、
前記携帯端末は、
前記作業者により操作される操作部と、
前記作業者が点検作業を行う際に前記作業者により感知器を指定する操作が前記操作部に対しなされるのに応じて、当該指定された感知器を示す情報を取得し、当該指定された感知器を示す情報のデータを前記点検履歴として生成する点検履歴生成部と、
前記携帯端末が前記ネットワークに接続可能となったとき、前記点検履歴を前記ネットワークを介して前記点検支援装置に送信する点検履歴送信部と
を有する
ことを特徴とする点検支援システム。 - 請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の点検支援装置と前記携帯端末とを有する点検支援システムであって、
前記携帯端末は、
前記作業者により操作される操作部と、
当該携帯端末の位置を示す端末位置情報を取得する位置情報取得部と、
前記作業者により前記操作部に対し予め定められた操作がなされたとき、当該操作がなされたとき前記位置情報取得部により取得される端末位置情報を前記点検作業がなされた感知器を示す情報として取得し、当該端末位置情報のデータを前記点検履歴として生成する点検履歴生成部と、
前記携帯端末が前記ネットワークに接続可能となったとき、前記点検履歴を前記ネットワークを介して前記点検支援装置に送信する点検履歴送信部と
を有し、
前記点検支援装置は、
前記複数の感知器のそれぞれの設置位置を示す感知器位置情報を各感知器の識別情報に関連付けて記録した感知器位置データを取得するデータ取得部と、
前記点検履歴に含まれる端末位置情報と、前記感知器位置データに含まれる感知器位置情報とを照合して、各端末位置情報に対応する感知器を特定する特定部と
を有する
ことを特徴とする点検支援システム。 - 周囲環境の変化に基づいて発報信号を管理装置に出力する複数の感知器が設置された施設において前記感知器の点検を行う作業者によって所持される携帯端末がネットワークに接続されているとき、前記ネットワークを介して前記携帯端末と通信可能なコンピュータに、
点検作業がなされた感知器を示す点検履歴を、前記携帯端末が前記ネットワークに接続されたときに前記携帯端末から受信するステップと、
前記管理装置による発報信号の受信の履歴を前記管理装置から受信して発報履歴として記録するステップと、
前記受信した点検履歴と前記記録した発報履歴とを照合し、当該照合の結果に基づいて、前記点検作業がなされた感知器の各々が正常か否か判定するステップと、
前記判定の結果を出力するステップと
を実行させるためのプログラム。
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