JP2002374365A - 生体情報中継器 - Google Patents

生体情報中継器

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JP2002374365A
JP2002374365A JP2001178103A JP2001178103A JP2002374365A JP 2002374365 A JP2002374365 A JP 2002374365A JP 2001178103 A JP2001178103 A JP 2001178103A JP 2001178103 A JP2001178103 A JP 2001178103A JP 2002374365 A JP2002374365 A JP 2002374365A
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JP2001178103A
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English (en)
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Toshihiko Yasui
利彦 安井
Teruo Yamamoto
照夫 山本
Takako Shiraishi
孝子 白石
Masayo Yamamoto
雅代 山本
Toru Kobayashi
徹 小林
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Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 携帯機器によって容易に生体情報データを中
継できるようにする。 【解決手段】 電池で動作して、生体情報測定機器30
0のそばで生体情報受信部101によって生体情報デー
タを受信して生体情報記憶部103に記憶し、携帯電話
400に接続して生体情報送信部104によって生体情
報記憶部103に記憶された生体情報データを遠隔端末
401へ送信するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、生体情報管理に用
いるための生体情報データを生体情報測定機器から中継
するための生体情報中継器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】携帯する生体情報管理機器で外部との生
体情報データのやり取りを行うことができる機器とし
て、特開平11−299762号公報に示されるような
携帯電話と一体にした生体情報管理機器が考えられてい
る。
【0003】図8に示すように、この生体情報管理機器
800は、外部からの生体情報データを入力するための
管理情報入力部801と、使用者の歩行を検出して出力
する歩数測定部802と、管理情報入力部801や歩数
測定部802から出力される生体情報データを記憶する
メモリ等で構成される管理情報記憶部803と、管理情
報記憶部803に記憶された生体情報データを表示する
管理情報表示部804と、管理情報記憶部803に記憶
された生体情報データを外部へ出力する管理情報送信部
805と、各生体情報データの送受信や表示を指示する
管理操作部806と、各部を制御する管理制御部807
とで構成される。
【0004】上記の従来の生体情報管理機器の使用手順
および生体情報管理機器の動作について説明する。
【0005】生体情報管理機器800は、通常は携帯電
話として使用しており、管理情報入力部801により外
部からの生体情報データを入力し、また、歩数測定部8
02より算出される使用者の歩数とともに管理制御部8
07の制御によって記録日時と共に管理情報記憶部80
3に記憶していく。
【0006】通常時においては、管理制御部807によ
って歩数測定部802からの1パルスを1歩としてカウ
ントすることで当日の総歩数を算出して管理情報表示部
804により表示しておく。また、使用者が管理操作部
806を用いて管理制御部807により管理情報記憶部
803の生体情報データを演算処理したデータを選択す
ることで、管理情報表示部804により表示することが
できる。
【0007】さらに、管理情報記憶部803の生体情報
データを管理操作部806を用いて選択して、管理情報
送信部805から外部へ出力し、パソコンへ書き込んだ
り、携帯電話の通信機能を用いて公衆電話回線を介して
遠隔端末へ送信したりできる。
【0008】また、携帯電話を接続して遠隔端末へデー
タを送信する機器として、特開2001−120506
号公報に示されるような生体情報管理機器が考えられて
いる。
【0009】この生体情報管理機器は、商用電源によっ
て動作して、外部の生体情報測定機器または生体情報管
理機器に接続された生体情報センサーからの生体情報を
入力して処理したデータを表示するもので、携帯電話を
所定の位置に接続することで、携帯電話の通信機能を用
いて公衆電話回線を介して遠隔端末へ生体情報データを
送信するものである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の第
1の生体情報管理機器の構成では、携帯電話と生体情報
中継器が一体となっているため、携帯電話の操作と混乱
したり、携帯電話の変更を行うと生体情報データの送受
信を行うことができなくなる。
【0011】また、上記の第2の生体情報管理機器の構
成では、商用電源で動作するため設置の場所が限られた
り、内蔵された処理によるデータの表示しか行えない。
【0012】本発明は、前記従来の課題を解決するもの
で、生体情報測定機器の測定データを容易に中継するこ
とができる携帯型の生体情報中継器を提供することを目
的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の生体情報中継器は、生体情報データを受信
する生体情報受信部と、前記生体情報受信部より受信し
た前記生体情報データを記憶する生体情報記憶部と、通
信機器に接続して前記生体情報記憶部に記憶された前記
生体情報データを遠隔端末へ送信する生体情報送信部
と、各部を電池で動作させる電池電源部とで構成するも
のである。これによって、生体情報中継器を携帯して生
体情報測定機器のそばで生体情報データを受信し、通信
機器に接続することで生体情報データを送信することが
できる。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1にかかる生体情
報中継器は、生体情報データを受信する生体情報受信部
と、前記生体情報受信部より受信した前記生体情報デー
タを記憶する生体情報記憶部と、通信機器に接続して前
記生体情報記憶部に記憶された前記生体情報データを遠
隔端末へ送信する生体情報送信部と、各部を電池で動作
させる電池電源部とで構成することにより、生体情報中
継器を携帯して生体情報測定機器のそばで生体情報デー
タを受信し、通信機器に接続することで生体情報データ
を送信するので、生体情報測定機器の測定データをどこ
でも容易に中継することができる。
【0015】本発明の請求項2にかかる生体情報中継器
は、さらに生体情報を測定する生体情報測定部を備え、
前記生体情報測定部により測定した生体情報データを生
体情報記憶部に記憶することにより、携帯する生体情報
中継器で生体情報を測定して記憶した生体情報データを
外部より受信した生体情報データとともに遠隔端末へ送
信するので、生体情報中継器を携帯するだけでも健康管
理に必要な生体情報を蓄積して遠隔端末へ送信すること
ができる。
【0016】本発明の請求項3にかかる生体情報中継器
は、特に、請求項2記載の生体情報測定部により測定す
るデータが、使用者のあらかじめ決められた時間毎の行
動情報であることとすることで、携帯する生体情報中継
器で使用者のあらかじめ決められた時間毎の行動情報を
測定して記憶した生体情報データを外部より受信した生
体情報データとともに遠隔端末へ送信するので、生体情
報中継器を携帯するだけでも健康管理に必要な使用者の
行動情報を蓄積して遠隔端末へ送信することができる。
【0017】本発明の請求項4にかかる生体情報中継器
は、特に、請求項1から3記載の生体情報中継器に使用
者が生体情報データの送受信操作を行う中継器操作部を
備えることにより、中継器操作部の操作のみによって生
体情報データの受信または送信処理を選択できるので、
容易に生体情報データの中継を行うことができる。
【0018】本発明の請求項5にかかる生体情報中継器
は、特に、請求項4の生体情報中継器に中継器操作部か
らの信号パターンによって生体情報データの送受信の制
御を行う制御部を備えることにより、中継器操作部から
の信号パターンのみによって生体情報データの受信また
は送信処理を操作できるので、少ない操作で容易に生体
情報データの中継を行うことができる。
【0019】本発明の請求項6にかかる生体情報中継器
は、特に、請求項1から5記載の生体情報中機器におい
て遠隔端末へ生体情報データを送信するために接続する
通信機器は携帯電話であり、生体情報送信部は前記携帯
電話との通信制御を行う機能を有したことにより、生体
情報測定機器の測定データを生体情報中継器に受信して
携帯電話を用いて遠隔端末へのデータ送信を行うので、
生体情報中継器および携帯電話を携帯していれば電源や
電話線のないところでも生体情報データの遠隔端末への
送信を行うことができる。
【0020】本発明の請求項7にかかるプログラムは請
求項1〜6のいずれか1項記載の制御の全てもしくは一
部を生体情報中継器で実行させるものである。そして、
プログラムであるので携帯情報機器やゲーム機器を用い
て本発明の生体情報中継器の一部あるいは全てを容易に
実現することができる。また記録媒体に記録したり通信
回線を用いてプログラムを配信したりすることでプログ
ラムの配布やインストール作業が簡単にできる。
【0021】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を用いて
説明する。
【0022】(実施例1)図1は、本発明の実施例1の
生体情報中継器100のブロック構成図で、図2はその
外観図である。また、図3は本実施例に用いる生体情報
測定機器200のブロック構成図である。図1におい
て、101は生体情報測定機器200からの生体情報デ
ータである赤外線信号を電気信号に変換して受信する生
体情報受信部、102は生体情報中継器100の使用者
の行動情報としての運動強度を計測する運動強度測定部
で、103は生体情報受信部101で受信したデータや
生体情報取得部102で取得した使用者の運動強度を生
体情報データとして記憶する生体情報記憶部、104は
生体情報記憶部103に記憶された生体情報データを携
帯電話に接続して遠隔サーバへ送信する生体情報送信
部、105はCPUで構成して各部の制御を行う制御部
である。また、生体情報中継器100の生体情報データ
の送受信を指示する中継器操作部106や、生体情報中
継器100の状態の通知をするためにブザー107を有
する。
【0023】生体情報中継器100は、使用者が腰のベ
ルトに固定する、首からひも等によってかける、手首に
巻く、衣服のポケットに入れる、身体に張りつけるなど
して携帯するため60mm×40mm程度の小型機器で、電
池を用いた電池電源部108によって各部の動作電力を
供給するものである。また、2次電池による充電式であ
り商用電源につながった充電台に載せることで使用者が
寝ている間に充電を行うことで、使用者が電池交換を行
う手間を省くことができる。
【0024】図2の生体情報中継器100の外観図にお
いて、生体情報受信部101の外部から見える部分には
受信時の可視光ノイズを減少させるために黒色の半透明
パネルを用い、生体情報送信部104の外形は携帯電話
の携帯機インターフェースに対応したコネクタを用い、
中継器操作部106aは生体情報データ受信ボタン、中
継器操作部106bは生体情報データ送信ボタンでそれ
ぞれ生体情報データの送受信を行うための押しボタンと
して構成している。
【0025】生体情報中継器100で受信する生体情報
データは、図3に示す生体情報測定機器300によって
測定したデータで、生体情報測定機器300は、生体情
報を測定する測定器生体情報測定部301、測定した生
体情報データを記憶する測定情報記憶部302、測定情
報記憶部302に記憶している生体情報データを表示す
る測定情報表示部303、使用者が測定器生体情報測定
部301による生体情報測定の指示や測定情報記憶部3
02からの生体情報データの送信の指示を行う測定操作
部304、測定操作部304の指示によって測定情報記
憶部302からの生体情報データの電気信号を赤外線信
号として外部へ送信する赤外線出力モジュールで構成す
る測定情報送信部305、および各部の動作制御やデー
タの転送制御を行う測定制御部306によって構成す
る。生体情報測定機器300は、体重計、体脂肪計、血
圧計、血糖計等の生体情報を測定する機器である。
【0026】また、図4に示すように、生体情報中継器
100の生体情報データは、生体情報中継器100に接
続した携帯電話400を介して公衆通信網を介して公衆
通信網に接続された遠隔端末401へ送信することで、
生体情報の管理を行う。
【0027】次に、本実施例における生体情報中継器1
00の使用手順および生体情報管理の動作について説明
する。
【0028】まず、生体情報測定機器300で、測定器
生体情報測定部301を用いて生体情報を測定すると、
測定制御部306は生体情報データとして測定情報記憶
部302へ書きこみ、さらに測定情報表示部303によ
って測定情報を表示する。
【0029】生体情報中継器100を携帯する使用者
は、生体情報測定機器300の測定情報送信部305に
生体情報中継器100の中継情報受信部101を近づ
け、中継器操作部106の生体情報データ受信ボタン1
06aを押して、制御部105に生体情報データの受信
を開始することを要求する。生体情報測定機器300で
は測定情報表示部303によって測定情報を確認後、測
定操作部304によって送信の指示を行う。測定制御部
306は測定操作部304から送信の指示を受けると、
測定情報記憶部302に記憶されている生体情報データ
を読み出して測定情報送信部305より赤外線信号によ
って送信を行う。
【0030】生体情報中継器100の生体情報受信部1
01は、生体情報測定機器300から送信された赤外線
信号を検出して電気信号に変換して制御部105へ受け
渡し、制御部105では受信した生体情報データを受信
日時と共に生体情報記憶部103へ記憶する。例えば、
生体情報測定機器300の1つである体脂肪体重計から
の生体情報データとして体重と体脂肪率を生体情報中継
器100が受信する場合には、図5(A)のように受信
日時、項目および測定値を合わせて記憶する。既に他の
生体情報データが記憶されていれば追加して記憶するの
で、血圧計からの生体情報データが入っている場合は生
体情報記憶部103の記憶内容は図5(B)のようにな
る。
【0031】制御部105は、生体情報データの正常な
受信ができ生体情報記憶部103への記憶が終了すると
ブザー107を制御して正常終了を示す信号として高音
でブザー音を1回鳴らし、受信した生体情報データが正
常でない場合はブザー107を制御して受信失敗を示す
信号として低音でブザー音を1回鳴らす。
【0032】また、生体情報中継器100に内蔵した運
動強度測定部102では、生体情報中継器100を携帯
している使用者の動作による運動加速度を逐次測定し、
1分毎の平均加速度を運動強度として0〜9の10段階
で算出して、加速度の強弱より歩行を検出して計測した
歩数と共に図6に示すような生体情報データとして生体
情報記憶部103へ記憶していく。
【0033】生体情報中継器100の生体情報データの
遠隔端末401への送信は、生体情報中継器100を携
帯電話400に接続することによって行う。
【0034】生体情報中継器100の生体情報送信部1
04のコネクタを携帯電話400の携帯機インターフェ
ースであるレセプタクルに接続し、中継器操作部106
の生体情報データ送信ボタン106bを押して、制御部
105へ生体情報データの送信を要求すると、制御部1
05は生体情報記憶部103より生体情報データを読み
出して生体情報送信部104に受け渡す。生体情報送信
部104は、生体情報データを受けると、携帯電話40
0に遠隔端末401へのダイヤリングを行うコマンドを
送る。携帯電話400が遠隔端末401との接続を行う
と、生体情報データを遠隔端末401に対して送信す
る。送信内容は、図5(B)や図6に示す受信/測定日
時、項目および測定値の中継情報記憶部102に記憶し
ている全ての生体情報データである。
【0035】生体情報送信部103は、生体情報データ
の送信が終了すると制御部105へ送信終了を通知し、
制御部105は、ブザー107を制御して送信終了を示
す信号として高音でブザー音を1回鳴らす。また、制御
部105は、一定時間以内に生体情報送信部103より
送信終了が通知されなければ、送信失敗とみなして生体
情報送信部103へ送信キャンセルを通知し、ブザー1
07を制御して送信失敗を示す信号として低音でブザー
音を1回鳴らす。
【0036】遠隔端末401は生体情報データを受信す
ると、ハードディスク等の記憶媒体にデータベースファ
イルとして記憶する。既に過去に生体情報中継器100
より受信した生体情報データがある場合は、同じデータ
ベースに追記していくことで1つの生体情報記録データ
ベースを作ることができる。このデータベースを用い
て、生体情報管理プログラムによって、生体情報トレン
ドのグラフ表示や健康度評価などを行うことによって生
体情報中継器100の使用者の生体情報管理や生活習慣
改善指導のサービスを行う。
【0037】なお、本発明の実施例においては、生体情
報中継器は携帯電話によって公衆通信網を用いて遠隔端
末と直接接続することとしたが、携帯電話によってイン
ターネット・プロバイダーと接続してインターネットを
介して遠隔端末と接続する構成とすれば、インターネッ
トに接続された遠隔端末への生体情報データ送信を行う
ことができるので、遠隔端末の設置場所に関わらず生体
情報データの送信を行うことができる。
【0038】また、本発明の実施例において中継器操作
部106を受信および送信の指示を行う2つの押しボタ
ンとしたが、制御部105において一定時間内に中継器
操作部106である押しボタンが1回押されると受信処
理を開始し、一定時間内に中継器操作部106である押
しボタンが2回押されると送信処理を開始するというよ
うに押しボタンのオン/オフによって発生する信号パタ
ーンに従って処理を変えることとすれば、押しボタンを
1つにすることができるので、生体情報中継器をより小
型にすることができる。
【0039】また、本発明の実施例において中継器操作
部106の受信および送信の指示を行う2つの押しボタ
ンによって生体情報データの送受信の開始を指示するこ
ととしたが、生体情報受信部101が常時赤外線を監視
して赤外線を受信すると制御部105に通知して受信状
態に入ったり、生体情報送信部104に携帯電話との接
続を監視する機能を持たせて、携帯電話と接続されると
制御部105に通知して送信状態に入ることとすれば、
操作を行う必要がなく生体情報中継器をより小型にした
り取り扱いを簡単にすることができる。
【0040】また、本発明の実施例において中継器操作
部106の押しボタンによって生体情報データの送信の
開始を指示することとしたが、制御部105に計時機能
を持たせて、例えば毎日決められた時間に送信を開始す
ることとすれば、送信操作を行う必要がなく生体情報中
継器をより小型にしたり取り扱いを簡単にすることがで
きる。さらに、生体情報中継器100に携帯電話の充電
器の充電端子のバイパス端子を設けて携帯電話の充電器
に接続可能とすれば、図7のように生体情報中継器10
0を携帯電話に接続したままでも携帯電話の充電器70
0に置けるので携帯電話の充電と生体情報中継器100
の充電を同時に行いながら、決められた時間になれば生
体情報データの遠隔端末への送信を行うことができるの
で、例えば使用者が睡眠中の時間にデータ送信の時間を
設定することで携帯電話の使用中のデータ送信の可能性
をほとんどなくすことができる。
【0041】また、本発明の実施例に用いる生体情報測
定部では、行動情報の1つとして運動強度の測定を行
い、使用者の行動により生じた加速度から算出すること
としたが、使用者の脈拍数、心拍数または血圧値を合わ
せた少なくとも1種類の生体情報からの運動強度や消費
エネルギーを算出することとすれば、動作に表れない緊
張やストレス等による消費エネルギーの増加量が得られ
るので、より正確で詳しい行動情報としての消費エネル
ギーの算出が可能である。
【0042】また、本発明の実施例に用いる生体情報測
定機器200、生体情報中継器100との通信のための
赤外線信号は、全ておなじ通信仕様にすることで複数の
機器間での通信を容易にする。例えばIrDAの物理層
(IrDA−SIR V1.0)規格のみを用いたり、
家電製品協会(家製協)フォーマットを用いて、調歩同
期9600bps程度の低速通信とすれば、比較的低速で
安価なCPUを用いることで通信制御を行うことができ
る。
【0043】また、本発明の実施例においてはデータ送
受信の終了を示すためにブザーを用いたが、LED等の
発光素子や音声出力を用いてもよく、さらにブザー音や
音声の長短、高低、回数または発光素子の発光パターン
の組合せで通信成功/失敗や送信/受信の区別を行うよ
うにすれば、生体情報中継器の状態をより分かりやすく
することができる。
【0044】また、本発明の実施例において、生体情報
中継器からの生体情報データの送信時には生体情報中継
器に記憶している全ての生体情報データを送信すること
としたが、未送信のデータのみ送信することとすれば、
1回に送信するデータ長が短くなるので通信時間を短縮
でき、さらに生体情報中継器では送信済みのデータは消
去できるので記憶容量が少なくてよいという効果が得ら
れる。
【0045】また、本発明の実施例において、生体情報
中継器からの生体情報データの送信時には生体情報中継
器に記憶している生体情報データとして受信/測定日
時、項目および測定値を送信することとしたが、さらに
予め設定されている生体情報中継器の1台ごとに異なっ
た機器IDをも送信することとすれば、生体情報中継器
から生体情報データを受信して生体情報管理を行うサー
バにおいて生体情報中継器の機器IDと使用者の組合せ
の登録を行っておくことで、複数の使用者の設定操作を
行うことなく生体情報管理をすることができる。
【0046】また、本発明の実施例において、携帯電話
を接続して遠隔端末へ生体情報データを送信する構成と
したが、TAやモデムを接続して送信する構成とすれ
ば、TAやモデムの設置された家庭の電話回線を用いる
ことができるし、LANのルータに接続して送信する構
成とすればLANに接続された遠隔端末への送信を行う
ことができ、遠隔端末の設置場所や使用状況によって接
続できる通信機器は選択すればよい。
【0047】また、本発明の実施例において、通信機器
による遠隔端末への接続を行う場合に、生体情報受信部
より相手先アドレス(遠隔端末の電話番号、インターネ
ットのプロバイダーの電話番号と遠隔端末のURLな
ど)を受信して制御部を介して生体情報送信部に記憶さ
せ、生体情報データの送信時に記憶した電話番号にダイ
ヤリングするように携帯電話へ通知することで遠隔端末
に接続することとすれば、遠隔端末の設置場所が変更さ
れても相手先アドレスを生体情報中継器に設定すること
ができる。
【0048】また、本発明の実施例において、生体情報
測定機器からの生体情報データを受信するときに、さら
に遠隔端末のアドレス(遠隔端末の電話番号、インター
ネットのプロバイダーの電話番号と遠隔端末のURLな
ど)を受信して制御部を介して生体情報送信部に記憶さ
せ、生体情報データの送信時に記憶した電話番号にダイ
ヤリングするように携帯電話へ通知することで遠隔端末
に接続することとすれば、生体情報測定機器毎に指定し
た遠隔端末へ接続して生体情報データを送信することが
できる。
【0049】また、本発明は上記実施例を機器に実現さ
せるプログラムであっても、そのプログラムを記録した
記録媒体(ROM内蔵カセットなど)であってもよい。
プログラムを用いることで携帯情報機器を用いて容易に
実現することができ、そのプログラムを記録した記録媒
体を交換して用いることで一つの携帯情報機器をさまざ
まな生体情報処理機器として用いることが容易にでき
る。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように本発明の生体情報中
継器は、使用者が携帯して生体情報測定機器のそばで生
体情報データを受信し、既存の通信機器に接続すること
で生体情報データを送信するので、場所に関係すること
なく生体情報測定機器の測定データを容易に中継して生
体情報管理に用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例における生体情報中継器のブロ
ック構成図
【図2】本発明の実施例における生体情報中継器の外観
【図3】本発明の実施例における生体情報測定機器のブ
ロック構成図
【図4】本発明の実施例における生体情報中継器を用い
た生体情報管理システムの構成図
【図5】本発明の実施例における生体情報中継器の生体
情報データの受信内容を示す図
【図6】本発明の実施例における生体情報中継器で測定
する行動情報のデータ内容を示す図
【図7】本発明の実施例における生体情報中継器を携帯
電話の充電器に設置した状態を示す図
【図8】従来例における生体情報管理機器のブロック構
成図
【符号の説明】
100 生体情報中継器 101 生体情報受信部 102 運動強度測定部(生体情報測定部) 103 生体情報記憶部 104 生体情報送信部 105 制御部 106 中継器操作部 107 ブザー 108 電池電源部 300 生体情報測定機器 301 測定器生体情報測定部 302 測定情報記憶部 303 測定情報表示部 304 測定操作部 305 測定情報送信部 306 測定制御部 400 携帯電話 401 遠隔端末
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白石 孝子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 山本 雅代 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 小林 徹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5K067 AA34 BB04 BB21 EE00 EE02 FF02 HH23 KK05 KK15 5K101 KK12 KK19 LL12

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 生体情報データを受信する生体情報受信
    部と、前記生体情報受信部より受信した前記生体情報デ
    ータを記憶する生体情報記憶部と、通信機器に接続して
    前記生体情報記憶部に記憶された前記生体情報データを
    遠隔端末へ送信する生体情報送信部と、各部を電池で動
    作させる電池電源部とを備えて携帯する生体情報中継
    器。
  2. 【請求項2】 生体情報を測定する生体情報測定部を備
    え、前記生体情報測定部により測定した生体情報データ
    を生体情報記憶部に記憶することを特徴とする請求項1
    記載の生体情報中継器。
  3. 【請求項3】 生体情報測定部により測定するデータ
    が、使用者のあらかじめ決められた時間毎の行動情報で
    あることを特徴とする請求項2記載の生体情報中継器。
  4. 【請求項4】 使用者が生体情報データの送受信操作を
    行う中継器操作部を備えた請求項1〜3記載のいずれか
    である生体情報中継器。
  5. 【請求項5】 中継器操作部からの信号パターンによっ
    て生体情報データの送受信の制御を行う制御部を備えた
    ことを特徴とする請求項4記載の生体情報中継器。
  6. 【請求項6】 遠隔端末へ生体情報データを送信するた
    めに接続する通信機器は携帯電話であり、生体情報送信
    部は前記携帯電話との通信制御を行う機能を有したこと
    を特徴とする請求項1〜5記載のいずれかである生体情
    報中継器。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか1項記載の制御
    の全てもしくは一部を生体情報中継器で実行させるプロ
    グラム。
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