JP2004255016A - 生体情報測定システム - Google Patents

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Toshihiko Yasui
利彦 安井
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Abstract

【課題】生体情報を測定する携帯情報機器と、設置して生体情報を測定する生体情報測定機器とを容易に連携して簡単に生体情報の測定や個人毎の記憶を行う。
【解決手段】生体情報を測定する第一の測定部102と、外部とのデータの送受信を行う第一のデータ送受信部101と、生体情報を記憶する記憶部103と、前記記憶部103に記憶したデータを表示する表示部104とを備えた携帯情報機器1と、生体情報を測定する第二の測定部201と、前記携帯情報機器1と接続して前記第二の測定部202で測定したデータを前記携帯情報機器1へ送信を行う第二のデータ送受信部201とを備えた生体情報測定機器2とで構成する。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、生体情報管理に用いるための生体情報データを測定して記憶するための生体情報測定システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
携帯する生体情報管理機器で外部との生体情報データのやり取りを行うことができる機器として、携帯電話と一体にした生体情報管理機器が考えられている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
図9に示すように、この生体情報管理機器9は、外部からの生体情報データを入力するための管理情報入力部901と、使用者の歩行を検出して出力する歩数測定部902と、管理情報入力部901や歩数測定部902から出力される生体情報データを記憶するメモリ等で構成される管理情報記憶部903と、管理情報記憶部903に記憶された生体情報データを表示する管理情報表示部904と、管理情報記憶部903に記憶された生体情報データを外部へ出力する管理情報送信部905と、各生体情報データの送受信や表示を指示する管理操作部906と、各部を制御する管理制御部907とで構成される。
【0004】
上記の従来の生体情報管理機器の使用手順および生体情報管理機器の動作について説明する。
【0005】
生体情報管理機器9は、通常は携帯電話として使用しており、管理情報入力部901により外部からの生体情報データを入力し、また、歩数測定部902より算出される使用者の歩数とともに管理制御部907の制御によって記録日時と共に管理情報記憶部903に記憶していく。
【0006】
通常時においては、管理制御部907によって歩数測定部902からの1パルスを1歩としてカウントすることで当日の総歩数を算出して管理情報表示部904により表示しておく。また、使用者が管理操作部906を用いて管理制御部907により管理情報記憶部903の生体情報データを演算処理したデータを選択することで、管理情報表示部904により表示することができる。
【0007】
さらに、管理情報記憶部903の生体情報データを管理操作部906を用いて選択して、管理情報送信部905から外部へ出力し、パソコンへ書き込んだり、携帯電話の通信機能を用いて公衆電話回線を介して遠隔端末へ送信したりできる。
【0008】
【特許文献1】
特開平11−299762号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記の生体情報管理機器の構成では、携帯電話と生体情報管理機能が一体となっているため、携帯電話の消費電力と生体情報測定のための消費電力により電力が多く必要であったり、携帯電話の変更を行うと生体情報データの測定も送受信も行うことができなくなる。
【0010】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、常に携帯して生体情報を測定する小型の携帯情報機器と、設置した状態で生体情報を測定する生体情報測定機器を容易に連携して簡単に生体情報の測定や個人毎の記憶を行うことのできる生体情報測定システムを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明の生体情報測定システムは、生体情報を測定する第一の測定部と、外部とのデータの送受信を行う第一のデータ送受信部と、生体情報を記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶したデータを表示する表示部とを備えた携帯情報機器と、生体情報を測定する第二の測定部と、前記携帯情報機器と接続して前記第二の測定部で測定したデータを前記携帯情報機器へ送信を行う第二のデータ送受信部とを備えた生体情報測定機器とで構成するものである。これによって、携帯情報機器の第一の測定部や生体情報測定機器の第二の測定部で測定した生体情報データを携帯情報機器の記憶部によって記憶し、表示部によって表示することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1にかかる生体情報測定システムは、生体情報を測定する第一の測定部と、外部とのデータの送受信を行う第一のデータ送受信部と、前記第一の測定部で測定した生体情報や前記第一のデータ送受信部より受信したデータを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶したデータを表示する表示部と、前記表示部への表示内容の選択や前記第一のデータ送受信部による送受信の指示を入力する操作部と、各部を制御する制御部と、各部を電池で動作させる電池電源部とを備えた携帯情報機器と、生体情報を測定する第二の測定部と、前記携帯情報機器の第一のデータ送受信部と接続して前記第二の測定部で測定したデータを前記携帯情報機器へ送信を行う第二のデータ送受信部とを備えた生体情報測定機器とで構成することにより、携帯情報機器の第一の測定部や生体情報測定機器の第二の測定部で測定した生体情報データを携帯情報機器の記憶部によって記憶し、表示部によって表示するので、個人毎の生体情報の測定や記憶を容易に行うことができる。
【0013】
本発明の請求項2にかかる生体情報測定システムは、特に、請求項1記載の携帯情報機器の制御部が、生体情報測定機器の接続時に生体情報測定機器の各部の制御を行うことにより、生体情報測定機器での生体情報の測定やデータ転送を携帯情報機器の制御部が行うので、生体情報測定機器自体は制御を行う手段を省いて構成することができる。
【0014】
本発明の請求項3にかかる生体情報測定システムは、特に、請求項1または2記載の生体情報測定機器が、無線によってデータを送受信する無線通信部を備え、携帯情報機器の記憶部に記憶したデータを前記無線通信部より送信することにより、携帯機器と生体情報測定機器を接続して記憶部に記憶したデータを無線で容易に送信することができる。
【0015】
本発明の請求項4にかかる生体情報測定システムは、生体情報を測定する第一の測定部と、外部とのデータの送受信を行う第一のデータ送受信部と、前記第一の測定部で測定した生体情報や前記第一のデータ送受信部より受信したデータを記憶する記憶部と、各部を制御する制御部と、各部を電池で動作させる電池電源部とを備えた携帯情報機器と、生体情報を測定する第二の測定部と、前記携帯情報機器の第一のデータ送受信部と接続して前記第二の測定部で測定したデータを前記携帯情報機器へ送信し前記記憶部に記憶したデータを前記携帯情報機器より受信する第二のデータ送受信部と、前記記憶部に記憶したデータを表示する生体情報測定機器表示部と、前記生体情報測定機器表示部への表示内容の選択や前記第二のデータ送受信部による送受信の指示を入力する生体情報測定機器操作部とを備えた生体情報測定機器とで構成することにより、携帯情報機器の第一の測定部や生体情報測定機器の第二の測定部で測定した生体情報データを携帯情報機器の記憶部によって記憶し、生体情報測定機器の生体情報測定機器表示部によって表示するので、小型の携帯情報機器を持ち歩きながら個人毎の生体情報の測定や記憶を容易に行うことができる。
【0016】
本発明の請求項5にかかる生体情報測定システムは、特に、請求項1から4のいずれか1項記載の携帯情報機器が、生体情報測定機器との接続時には前記生体情報測定機器からの電源供給によって前記携帯情報機器の各部を駆動することにより、携帯情報機器を生体情報測定機器と接続している時には携帯情報機器の電池消費を行わないので、生体情報測定機器との通信などの電力消費を抑えることができる。
【0017】
本発明の請求項6記載の発明は、請求項1から5のいずれか1項記載の制御の少なくとも一部を携帯情報機器または生体情報測定機器で実行させるプログラムで、これによって記録媒体や通信回線でのダウンロードによって運用途中でのプログラムの変更や追加を行うことができるので、新たな仕様変更に対応できる。

【0018】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
【0019】
(実施例1)
図1は、本発明の実施例1の携帯情報機器1および生体情報測定機器2のブロック構成図で、図2は携帯情報機器1の外観図である。また、図3は携帯情報機器1と生体情報測定機器2との接続方法の一例を示しており、図4では携帯情報機器1および生体情報測定機器2を用いた生体情報管理システムの全体構成図を示している。
【0020】
図1において、携帯情報機器1は、生体情報測定機器2からの生体情報データを受信する第一のデータ送受信部101と、生体情報の一つとして携帯情報機器1の使用者の行動情報としての運動強度を計測する第一の測定部102と、第一のデータ送受信部101で受信したデータや第一の測定部102で測定した使用者の運動強度を生体情報データとして記憶する記憶部103と、記憶部103に記憶したデータを表示する表示部104と、表示部104への表示内容の選択や第一のデータ送受信部101による送受信の指示を入力する操作部105と、携帯情報機器1の使用者を特定する識別子、年齢、性別、身長等の個人情報を記憶する個人情報記憶部106と、CPUで構成して各部を制御する制御部107と、携帯情報機器1の各部を電池で動作させる電池電源部108とで構成されている。
【0021】
また、生体情報測定機器2は、生体情報を測定する第二の測定部201と、携帯情報機器1の第一のデータ送受信部101と接続して第二の測定部201で測定したデータを携帯情報機器1へ送信を行う第二のデータ送受信部202と、携帯情報機器1の記憶部103に記憶したデータを無線によって送信を行う無線通信部203と、生体情報測定機器2の各部を電池で動作させる電源部204とで構成された体重計、体脂肪計、血圧計、血糖計等の生体情報を測定するための機器である。
【0022】
携帯情報機器1は、使用者が腰のベルトに固定する、首からひも等によってかける、手首に巻く、衣服のポケットに入れる、身体や衣服に張りつけるなどして携帯するため60mm×40mm程度の小型軽量な機器で、電池を用いた第一の電池電源部108によって各部の動作を行うもので、2次電池による充電式であり商用電源につながった充電台に載せることで使用者が寝ている間に充電を行うことで、使用者が電池交換を行う手間を省くことができる。
【0023】
携帯情報機器1の一例を示す図2の外観図において、第一のデータ送受信部101は赤外線による送受信を行うものとしていて外部から見える部分は送受信時の可視光ノイズを減少させるために黒色の半透明パネルを用いている。また、表示部104は液晶表示によって小電力で文字や画像を表示し、操作部105aは表示やデータ送受信内容項目の選択を行う操作内容選択ボタン、操作部105bは選択内容を決定する操作内容決定ボタンでそれぞれ押しボタンで構成している。
【0024】
携帯情報機器1と生体情報測定機器2との接続は、図3(A)に示すように生体情報測定機器2の指定位置に携帯情報機器1をはめ込むことによって行い、図3(B)のように手元に携帯情報機器1と生体情報測定機器2との接続部を持つ形で生体情報測定機器2での生体情報の測定を行う。
【0025】
また、図4に示すように、携帯情報機器1に記憶した生体情報データは、携帯情報機器1に接続した生体情報測定機器2より無線で中継機器3に送信されて、中継機器3からADSLなどのネットワークを用いてインターネット網に接続された遠隔端末4へ送信することで、生体情報の様々な管理に用いられる。
【0026】
次に、本実施例における携帯情報機器1および生体情報測定機器2の使用手順および生体情報管理の動作について説明する。
【0027】
まず、図3のように携帯情報機器1を生体情報測定機器2に接続する。操作部105aによって生体情報測定機器2による測定を選択し、生体情報の測定状態(体重計なら測定位置に乗るなど)にして操作部105bを押して測定を行う。第二の測定部202によって測定した生体情報データは、第二のデータ送受信部201、第一のデータ送受信部101を介して記憶部103に測定日時と共に記憶され、表示部104によって表示される。
【0028】
例えば、生体情報測定機器2の1例である体脂肪体重計からの生体情報データとして体重と体脂肪率を携帯情報機器1が受信する場合には、図5(A)のように受信日時、項目および測定値を合わせて記憶する。既に他の生体情報データが記憶されていれば追加して記憶するので、血圧計からの生体情報データが入っている場合は記憶部103の記憶内容は図5(B)のようになる。
【0029】
また、携帯情報機器1に内蔵した第一の測定部102では、携帯情報機器1を携帯している使用者の動作による運動加速度を逐次測定し、1分毎の平均加速度を運動強度として0〜9の10段階で算出して、加速度の強弱より歩行を検出して計測した歩数と共に図6に示すような生体情報データとして記憶部103へ記憶していく。
【0030】
携帯情報機器1で記憶している生体情報データの遠隔端末4への送信は、携帯情報機器1の操作部105よりデータ送信を選択することによって行う。
【0031】
携帯情報機器1の操作部105aを何度か押すことにより生体情報データ送信の項目名が表示部104に表示されるので、決定ボタン105bを押して、制御部107へ生体情報データの送信を要求すると、制御部107は記憶部103より生体情報データを読み出して第一のデータ送受信部101、第二のデータ送受信部201を介して無線通信部203に受け渡す。無線通信部203は、生体情報データを受けると無線通信により中継機器3に生体情報データを送信し、中継機器3はインターネット網を介して遠隔端末4との接続を行い、生体情報データを遠隔端末4に対して送信する。送信内容は、図5(B)や図6に示す受信/測定日時、項目および測定値の記憶部103に記憶している全ての生体情報データである。このとき、個人情報記憶部106に記憶した携帯情報機器1の使用者を特定する識別子も合わせて送信を行う。
【0032】
遠隔端末4の接続先情報は携帯情報機器1の個人情報記憶部106に予めURLやIPアドレスとして記憶させておくことで、生体情報データと同時に中継機器3に接続先情報を送信することで遠隔端末4との接続を行えるようにしている。
【0033】
遠隔端末4は生体情報データを受信すると、ハードディスク等の記憶媒体にデータベースファイルとして記憶する。既に過去に携帯情報機器1より受信した生体情報データがある場合は、同じ識別子を持つデータベースに追記していくことで個人の生体情報記録データベースを作ることができる。このデータベースを用いて、生体情報管理プログラムによって、生体情報トレンドのグラフ表示や健康度評価などを行うことによって携帯情報機器1の使用者の生体情報管理や生活習慣改善指導のサービスを行う。
【0034】
このようにして、携帯情報機器1を常時携帯しておき、生体情報測定機器2に接続して携帯情報機器1の表示を確認しながら操作を行って生体情報測定機器2での生体情報の測定を行え、さらに携帯情報機器1に記憶した生体情報データを生体情報測定機器2を介して中継機器3よりインターネット網によって遠隔端末4へ送信できるので、個人情報は個人が携帯しているので他人に分からず、かつ生体情報測定機器も簡易に構成して生体情報の管理を行うことができる。
【0035】
なお、本発明の実施例において操作部105を選択および決定の指示を行う2つの押しボタンとしたが、制御部107において一定時間内に操作部105である押しボタンが1回押されると選択項目を変更し、一定時間内に操作部105である押しボタンが2回押されると決定処理を開始するというように押しボタンのオン/オフによって発生する信号パターンに従って処理を変えることとすれば、押しボタンを1つにすることができるので、携帯情報機器をより小型にすることができる。
【0036】
(実施例2)
図7は、本発明の実施例2の携帯情報機器1および生体情報測定機器2のブロック構成図で、実施例1における携帯情報機器1との違いは、表示部104と、操作部105を有しないことで、また、生体情報測定機器2には、携帯情報機器1との接続時に記憶部103に記憶したデータを読み出して表示する生体情報測定機器表示部205と、生体情報測定機器表示部205への表示内容の選択や第二のデータ送受信部201による送受信の指示を入力する生体情報測定機器操作部206とを有している。
【0037】
次に、本実施例における携帯情報機器1および生体情報測定機器2の使用手順および生体情報管理の動作について説明する。
【0038】
まず、図8のように携帯情報機器1を生体情報測定機器2に接続する。生体情報測定機器操作部206aによって生体情報測定機器2による測定を選択し、生体情報の測定状態(体重計なら測定位置に乗るなど)にして生体情報測定機器操作部20bを押して測定を行う。第二の測定部202によって測定した生体情報データは、第二のデータ送受信部201、第一のデータ送受信部101を介して記憶部103に測定日時と共に記憶され、さらに生体情報測定機器表示部205によって表示される。
【0039】
携帯情報機器1で記憶している生体情報データの遠隔端末4への送信は、生体情報測定機器2の生体情報測定機器操作部206よりデータ送信を選択することによって行う。
【0040】
生体情報測定機器2の生体情報測定機器操作部206aを何度か押すことにより生体情報データ送信の項目名が生体情報測定機器表示部205に表示されるので、決定ボタン206bを押して、制御部107へ生体情報データの送信を要求すると、その後は実施例1と同様に無線通信により中継機器3に生体情報データを送信し、インターネット網を介して遠隔端末4に対して送信する。
【0041】
このようにして、携帯情報機器1を常時携帯しておき、生体情報測定機器2に接続して生体情報測定機器2の表示を確認しながら操作を行って生体情報測定機器2での生体情報の測定を行え、さらに携帯情報機器1に記憶した生体情報データを生体情報測定機器2を介して中継機器3よりインターネット網によって遠隔端末4へ送信できるので、個人情報は個人が携帯しているので他人に分からず、かつ携帯情報機器1も小型に構成して生体情報の管理を行うことができる。
【0042】
なお、本発明の各実施例において、中継機器3はADSLなどの有線によるインターネット網によって遠隔端末4と接続することとしたが、中継機器3に携帯電話通信機能を設けて携帯電話網によってインターネット網を介して遠隔端末4と接続したり、携帯電話網によって遠隔端末4へ電話を行いモデム通信によって直接接続する構成とすれば、中継機器4の設置場所に関わらず生体情報データの送信を行うことができる。
【0043】
また、本発明の各実施例において携帯情報機器1にのみ生体情報データを記憶する記憶手段としての記憶部103を備えたが、生体情報測定機器2にも記憶手段を設ければ、生体情報測定機器2による測定データは生体情報測定機器2自身で記憶することで生体情報データを機器毎に分けて管理することができる。
【0044】
また、本発明の各実施例において携帯情報機器1のみに各部の制御手段としての制御部107を備えたが、生体情報測定機器2にも制御手段を設ければ、携帯情報機器1を接続せずに生体情報測定機器2のみを用いて生体情報の測定を行えるので、携帯情報機器1を持たない人でも生体情報測定機器2を利用することができる。
【0045】
また、本発明の各実施例において第一のデータ受信部101と第二のデータ送受信部201との間を赤外線通信としたが、コネクタを用いた電気的接続による有線通信としても機能は同様の効果が得られる。
【0046】
また、本発明の各実施例において生体情報測定機器2から中継機器3へ無線通信によって生体情報データを送信することとしたが、生体情報測定機器2が直接インターネット網に接続して遠隔端末と通信する構成とすれば、中継機器3を用いず生体情報測定機器2のみで生体情報データの送信を行うことができる。
【0047】
また、本発明の各実施例において携帯情報機器1と生体情報測定機器2はそれぞれの電池電源で動作することとしたが、携帯情報機器1を生体情報測定機器2に接続したときは生体情報測定機器2より携帯情報機器1へ電力供給して携帯情報機器1の各部を駆動することとすれば、生体情報測定機器2との通信などに電力を多く使用するようなときでも携帯情報機器1の電池電力を使用する必要がなくなるので、携帯情報機器1の電池電源の電力使用量を節約することができる。さらに、携帯情報機器1を生体情報測定機器に接続したときは携帯情報機器1の制御部107がCPUのクロック速度を速めるなどによって動作を高速にすることとすると、携帯情報機器1単独で動作するときは電池電源部108の電力のみで低速動作を行うことで小型の電池電源でよく、生体情報測定機器2との接続時は電源部204からの電力供給によって高速動作を行うので生体情報測定機器2の制御に高速処理を必要としても問題がない。なお、この場合には電源部204は商用電源による電力供給とすれば電池交換の必要もない。
【0048】
また、本発明の各実施例に用いる第一の測定部101では、行動情報の1つとして運動強度の測定を行い、使用者の行動により生じた加速度から算出することとしたが、使用者の脈拍数、心拍数または血圧値を合わせた少なくとも1種類の生体情報からの運動強度や消費エネルギーを算出することとすれば、動作に表れない緊張やストレス等による消費エネルギーの増加量が得られるので、より正確で詳しい行動情報としての消費エネルギーの算出が可能である。
【0049】
また、本発明の各実施例において、携帯情報機器1からの生体情報データの送信時には携帯情報機器1に記憶している全ての生体情報データを送信することとしたが、未送信のデータのみ送信することとすれば、1回に送信するデータ長が短くなるので通信時間を短縮でき、さらに携帯情報機器1では送信済みのデータは消去できるので記憶容量が少なくてよいという効果が得られる。
【0050】
また、本発明の各実施例において、遠隔端末4の接続先情報は携帯情報機器1に記憶して生体情報データと同時に中継機器3に送信することとしたが、予め中継機器3において生体情報データを受信すると送信する遠隔端末4の送信先を設定しておくこととすれば、携帯情報機器1からは生体情報データのみを送信すればよく、また中継機器3のほうで遠隔端末4の送信先を変更することもできる。
【0051】
また、本発明は上記各実施例を機器に実現させるプログラムであっても、そのプログラムを記録した記録媒体(ROM内蔵カセットなど)であってもよい。プログラムを用いることで汎用の携帯情報機器を用いて容易に実現することができ、そのプログラムを記録した記録媒体を交換して用いることで一つの携帯情報機器をさまざまな生体情報処理機器として用いることが容易にできる。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように本発明の携帯情報機器と生体情報測定機器とを用いた生体情報測定システムは、使用者が携帯情報機器を常に携帯して生体情報測定機器に接続して生体情報データを測定し、記憶するので、個人毎の生体情報の測定や記憶を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施例における生体情報測定システムのブロック構成図
【図2】本発明の第一の実施例における携帯情報機器の外観図
【図3】(A)本発明の第一の実施例における携帯情報機器と生体情報測定機器の接続図(1)(B)本発明の第一の実施例における携帯情報機器と生体情報測定機器の接続図(2)
【図4】本発明の実施例における生体情報測定システムを用いた生体情報管理システムの構成図
【図5】(A)本発明の実施例における携帯情報機器の生体情報データの受信内容を示す図(1)(B)本発明の実施例における携帯情報機器の生体情報データの受信内容を示す図(2)
【図6】本発明の実施例における携帯情報機器で測定する行動情報のデータ内容を示す図
【図7】本発明の第二の実施例における生体情報測定システムのブロック構成図
【図8】(A)本発明の第一の実施例における携帯情報機器と生体情報測定機器の接続図(1)(B)本発明の第一の実施例における携帯情報機器と生体情報測定機器の接続図(2)
【図9】従来の生体情報管理機器の構成図
【符号の説明】
1 携帯情報機器
2 生体情報測定機器
3 中継機器
4 遠隔端末
101 第一のデータ送受信部
102 第一の測定部
103 記憶部
104 表示部
105 操作部
106 個人情報記憶部
107 制御部
108 電池電源部
201 第二のデータ送受信部
202 第二の測定部
203 無線通信部
204 電源部
205 生体情報測定機器表示部
206 生体情報測定機器操作部

Claims (6)

  1. 生体情報を測定する第一の測定部と、外部とのデータの送受信を行う第一のデータ送受信部と、前記第一の測定部で測定した生体情報や前記第一のデータ送受信部より受信したデータを記憶する記憶部と、前記記憶部に記憶したデータを表示する表示部と、前記表示部への表示内容の選択や前記第一のデータ送受信部による送受信の指示を入力する操作部と、各部を制御する制御部と、各部を電池で動作させる電池電源部とを備えた携帯情報機器と、生体情報を測定する第二の測定部と、前記携帯情報機器の第一のデータ送受信部と接続して前記第二の測定部で測定したデータを前記携帯情報機器へ送信を行う第二のデータ送受信部とを備えた生体情報測定機器とで構成する生体情報測定システム。
  2. 携帯情報機器の制御部は、生体情報測定機器の接続時に前記生体情報測定機器の各部の制御を行うことを特徴とする請求項1記載の生体情報測定システム。
  3. 生体情報測定機器は、無線によってデータを送受信する無線通信部を備え、携帯情報機器の記憶部に記憶したデータを前記無線通信部より送信することを特徴とした請求項1または2記載の生体情報測定システム。
  4. 生体情報を測定する第一の測定部と、外部とのデータの送受信を行う第一のデータ送受信部と、前記第一の測定部で測定した生体情報や前記第一のデータ送受信部より受信したデータを記憶する記憶部と、各部を制御する制御部と、各部を電池で動作させる電池電源部とを備えた携帯情報機器と、生体情報を測定する第二の測定部と、前記携帯情報機器の第一のデータ送受信部と接続して前記第二の測定部で測定したデータを前記携帯情報機器へ送信し前記記憶部に記憶したデータを前記携帯情報機器より受信する第二のデータ送受信部と、前記記憶部に記憶したデータを表示する生体情報測定機器表示部と、前記生体情報測定機器表示部への表示内容の選択や前記第二のデータ送受信部による送受信の指示を入力する生体情報測定機器操作部とを備えた生体情報測定機器とで構成する生体情報測定システム。
  5. 携帯情報機器は、生体情報測定機器との接続時には前記生体情報測定機器からの電源供給によって前記携帯情報機器の各部を駆動することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の生体情報測定システム。
  6. 請求項1〜5のいずれか1項記載の制御の少なくとも一部を携帯情報機器または生体情報測定機器で実行させるプログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2007125766A1 (ja) * 2006-04-28 2007-11-08 Omron Healthcare Co., Ltd. ユーザごとに最適な種類の体組成を表示することのできる体組成表示システム
JP2009059021A (ja) * 2007-08-30 2009-03-19 Hitachi Ltd 通信システム、情報移動方法及び情報通信装置
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