JP3261266B2 - 火災感知器 - Google Patents

火災感知器

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JP3261266B2
JP3261266B2 JP22464294A JP22464294A JP3261266B2 JP 3261266 B2 JP3261266 B2 JP 3261266B2 JP 22464294 A JP22464294 A JP 22464294A JP 22464294 A JP22464294 A JP 22464294A JP 3261266 B2 JP3261266 B2 JP 3261266B2
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泰幸 川野
剛嗣 和田
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2線式の感知器線を介
して受信機に接続される火災感知器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、点検用の信号が伝送される感
知器線に接続され、点検用の信号を受信すると試験処理
を行なって、その結果を感知器線に送出するようにした
火災感知器が提供されている。この種の火災感知器は、
各火災感知器ごとにアドレスが与えられており、受信機
ないし中継器よりアドレスを含む時分割ないし周波数分
割された伝送信号を感知器線に送出し、アドレスの一致
した火災感知器では伝送信号に含まれる情報に基づいて
試験処理を行なった後に、受信機ないし中継器に対して
試験処理の結果を返送するのである。また、煙センサの
ような検知部で火災を検知したときにアドレスとともに
発報信号を送出して受信機や中継器に火災発生を報知す
るように構成されている。
【0003】すなわち、火災感知器1は、図4に示すよ
うに、受信機2とは感知器線Lsを介して接続されてい
るのであって、受信機2には時分割ないし周波数分割さ
れて多重化された伝送信号を送受するための伝送部11
が設けられ、さらに火災感知器1からの発報信号を受信
したときに火災発生に対応した各種処理を行なう火災処
理部12、および火災発生の表示を行なったり火災感知
器1の試験処理を指示するための表示操作部13が設け
られている。
【0004】いま、伝送信号として、デジタル値の1、
0に対応してパルス幅が変化するようにパルス幅変調さ
れた双極性のデジタル信号を用いるものとし、伝送信号
は、信号開始を示すスタートパルス、各火災感知器1を
個別に指定するためのアドレスデータ、試験処理か検知
器による火災検知処理かを指示するモードデータ、試験
処理の内容を指示する制御データ、火災感知器1からの
返送信号を受信機2で受信するための期間として設定さ
れた信号返送期間を含んだ時分割多重信号であるものと
する。伝送信号は、伝送エラーをチェックしたり訂正し
たりするためのエラーチェックビットなども含んでい
る。
【0005】このような伝送信号を受信機2から感知器
線Lsに送出すれば、伝送信号に含まれるアドレスデー
タに一致するアドレスを有した火災感知器1では伝送信
号を受け取り、モードデータが試験処理であれば正常に
動作するか否かなどの試験処理を行ない、その結果を信
号返送期間に同期して受信機2に返送するのである。ま
た、火災感知器1で火災が検出されると、伝送信号に同
期して発報信号を受信機2に送出し、火災発生に伴う処
理を行なわせるのである。ここで、受信機2が各火災感
知器1を巡回的にアクセスし各火災感知器1ではアクセ
スされたときに発報信号を返送する形式のものや、受信
機2が特定のアドレスを持たないダミーの伝送信号を常
時送出しておき、火災感知器1が発報信号を送出する際
にダミーの伝送信号に同期して割り込み信号を発生し、
その後の受信機2による検索に対してアドレスを返送す
ることによって受信機2から火災感知器1へのアクセス
を可能にする形式のものがある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、伝送
信号を送受する機能を受信機2や中継器に設けると、受
信機2や中継器に伝送信号を送受するための伝送部11
を内蔵しなければならず、火災報知システム全体が高コ
ストになるという問題が生じる。一方、従来より規定電
圧を線間に印加した2線式の感知器線に接続され、火災
発生時には感知器線間に挿入するインピーダンスを変化
させることによって感知器線に流れる電流量を変化させ
る(たとえば、線間に接点を挿入しておき火災発生時に
接点をオンにして線間を短絡させる)ようにした火災感
知器が従来より提供されている。この種の火災感知器で
は受信機の構成は簡単になるが、受信機側から火災感知
器の試験処理を指示することができず、火災感知器の動
作試験を行なうには各火災感知器の設置場所まで行って
火災感知器を実際に動作させる必要があり、試験作業に
手間がかかるという問題がある。
【0007】本発明は上記問題点の解決を目的とするも
のであり、受信機の構成を簡単な構成として火災報知シ
ステムを低コストで実現でき、かつ試験作業は火災感知
器の設置場所まで行かなくとも1箇所で集中的に行なう
ことができるようにした火災感知器を提供しようとする
ものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するために、線間に規定電圧が印加された2線式の感
知器線を介して受信機に接続される火災感知器であっ
て、火災を検知する検知部と、検知部の出力に基づいて
火災発生を検出すると出力端間のインピーダンスを変化
させるとともに外部から試験信号が入力されると試験処
理を行なう火災・試験処理部と、所定形式の伝送信号を
受信すると伝送信号に含まれる情報を試験信号として火
災・試験処理部に渡す伝送処理部と、感知器線の線間に
火災・試験処理部の出力端間を接続するとともに感知器
線と伝送処理部との間に挿入され火災発生時には火災・
試験処理部の出力端間のインピーダンス変化によって感
知器線に流れる電流量を変化させ上記伝送信号が感知器
線に伝送されると感知器線を伝送処理部に接続して伝送
信号を引き渡す信号判別部とを備えて成ることを特徴と
している。
【0009】
【作用】上記構成によれば、感知器線に所定形式の伝送
信号が伝送されているか否かを判断する信号判別部を火
災感知器に設け、伝送信号が伝送されているときには、
火災・試験処理部で試験処理を行なうから、試験時に
は、伝送信号を感知器線に送出しかつ火災感知器からの
返送信号を受信できる試験装置を感知器線に接続するこ
とによって、火災感知器の設置場所まで行くことなく1
箇所で火災感知器の試験を指示することができる。ま
た、信号判別部では感知器線の線間に火災・試験処理部
の出力端間を挿入しているから、火災発生時には火災・
試験処理部の出力端間のインピーダンス変化によって感
知器線に流れる電流量が変化するのであり、受信機側で
はこの電流変化を検出できる構成を採用すればよいので
あって、受信機には伝送信号を送受する機能を持たせる
必要がないのである。
【0010】結局、火災発生時における火災感知器から
の信号は感知器線に流れる電流変化で検出することがで
きるから、受信機や中継器の構成が簡単になって火災報
知システムを低コストで実現でき、また、火災感知器の
試験を行なうときには受信機とは別に設けた試験装置を
感知器線に接続することで火災感知器の試験を遠方から
行なうことができるのである。
【0011】
【実施例】本実施例における火災感知器1は、図1に示
すように、感知器線Lsに接続される信号判別部3を備
え、信号判別部3では感知器線Lsを通して従来の技術
として説明したようなパルス幅変調され時分割多重化さ
れた伝送信号が伝送されているか否かを判断し、伝送信
号を受信したときには後述する伝送処理部6に伝送信号
を引き渡す。感知器線Lsは2線式であって、線間には
受信機ないし中継器によって規定電圧が印加されてい
る。また、信号判別部3は火災・試験処理部4の出力端
と感知器線Lsとの間に挿入されている。火災・試験処
理部4では煙感知器や熱感知器などからなる検知部5の
出力に基づいて火災発生の有無を判断し、火災発生時に
は出力端間のインピーダンスを変化させるのであって、
火災・試験処理部4の出力端間は信号判別部3を介して
感知器線Lsの線間に接続されているから、火災発生時
には火災・試験処理部4の出力端間のインピーダンス変
化に応じて感知器線Lsに流れる電流量が変化する。こ
こで、火災・試験処理部4の出力端間に接点を挿入して
火災発生時に接点をオンにすることで感知器線Lsの線
間を短絡するのが一般的であるが、接点と低インピーダ
ンスとの直列回路を感知器線Lsの線間に挿入するもの
でもよい。いずれの場合も火災発生時には感知器線Ls
に流れる電流量が増加し、受信機や中継器はこの電流増
加を検出できるように構成されていればよいことにな
る。すなわち、受信機や中継器では伝送信号の送受を行
なう構成が不要になって火災報知システムを低コストに
構築することができる。
【0012】一方、信号判別部3において感知器線Ls
にパルス幅変調され時分割多重化された伝送信号が伝送
されていることを検出したときには、感知器線Lsから
の伝送信号を伝送処理部6に引き渡す。伝送処理部6で
は各火災感知器1ごとに個別にアドレスが設定されてお
り、伝送信号に含まれるアドレスデータがこのアドレス
に一致すると伝送信号に含まれる他の情報を読み込んで
試験信号を作成し、火災・試験処理部4に対して試験信
号を引き渡す。試験信号が入力された火災・試験処理部
4では、試験内容に応じて疑似発報を行なったり(火災
・試験処理部4を感知器線Lsに接続しておき火災発生
時と同様に感知器線Lsを流れる電流量を変化させ
る)、火災感知器1の状態についての情報を返送した
り、検知部5の動作試験を行なうなどの試験処理を行な
う。これらの一連の試験は従来の火災感知器でも行なわ
れている周知のものである。また、試験結果は伝送処理
部6を通して感知器線Lsに送出される。伝送処理部6
を通して行なわれる伝送信号の受信および試験結果の返
送方法は従来構成と同様である。
【0013】以上説明したように、伝送信号による試験
処理の指示があれば試験を行なって試験結果を感知器線
Lsに送出し、それ以外のときには検知器5の動作に応
じて感知器線Lsの電流量を変化させるから、伝送信号
の処理機能を持たない受信機や中継器を用いる場合でも
この火災感知器1を採用することができ、必要に応じて
感知器線Lsに試験装置を接続すれば、火災感知器1の
設置場所まで行くことなく試験処理も行なうことができ
る。ここにおいて、低コストなシステムを構築する必要
がなければ、受信機や中継器に伝送信号の処理機能を持
つものを用いてもよいのはもちろんのことである。
【0014】上記構成の火災感知器1を用いた火災報知
システムの構成例を図2に示す。ここでは、受信機2と
火災感知器1とを結ぶ感知器線Lsに切換器7を挿入し
てある。切換器7は火災感知器1を受信機2に接続する
か、外部装置に接続するかを選択するものであって、こ
こでは受信機2の外部に設けているが、受信器2の内部
に設けるようにしてもよい。火災報知システムとしての
利用時には、図2に示すように、火災感知器1を受信機
2に接続するように切換器7で選択し、火災発生に伴う
感知器線Lsに流れる電流量の変化を検出する。一方、
試験作業を行なうときには、図3に示すように、試験装
置8を感知器線Lsに接続することができるように切換
器7によって受信機2を火災感知器1から切り離す。こ
の状態で試験装置8を感知器線Lsに接続すれば、火災
感知器1の試験処理を行なうことができるのである。
【0015】なお、上記実施例では、信号判別部3は火
災・試験処理部4を感知器線Lsに常時接続し、伝送信
号を受信したときにのみ伝送信号を伝送処理部6に引き
渡す構成を採用しているが、信号判別部3において、伝
送信号の有無に応じて火災・試験処理部4と伝送処理部
6との一方のみを感知器線Lsに択一的に接続する構成
としてもよい。この場合、試験処理の際の疑似発報は、
伝送信号に同期して返送させればよい。
【0016】
【発明の効果】本発明は上述のように、感知器線に所定
形式の伝送信号が伝送されているか否かを判断する信号
判別部を火災感知器に設け、伝送信号が伝送されている
ときには、火災・試験処理部で試験処理を行なうので、
試験時には、伝送信号を感知器線に送出しかつ火災感知
器からの返送信号を受信できる試験装置を感知器線に接
続することによって、火災感知器の設置場所まで行くこ
となく1箇所で火災感知器の試験を指示することができ
るという利点がある。また、信号判別部では感知器線の
線間に火災・試験処理部の出力端間を挿入しているの
で、火災発生時には火災・試験処理部の出力端間のイン
ピーダンス変化によって感知器線に流れる電流量が変化
し、受信機側ではこの電流変化を検出できる構成を採用
すればよいのであって、受信機には伝送信号を送受する
機能を持たせる必要がないという利点がある。
【0017】結局、火災発生時における火災感知器から
の信号は感知器線に流れる電流変化で検出することがで
きるから、受信機や中継器の構成が簡単になって火災報
知システムを低コストで実現でき、また、火災感知器の
試験を行なうときには受信機とは別に設けた試験装置を
感知器線に接続することで火災感知器の試験を遠方から
行なうことができるという効果を奏するのである。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示すブロック図である。
【図2】実施例の使用形態を示す構成図である。
【図3】実施例の使用形態を示す構成図である。
【図4】従来例を示す構成図である。
【符号の説明】
1 火災感知器 2 受信機 3 信号判別部 4 火災・試験処理部 5 検知器 6 伝送処理部 7 切換器 8 試験装置 Ls 感知器線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G08B 17/00 G08B 29/04

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 線間に規定電圧が印加された2線式の感
    知器線を介して受信機に接続される火災感知器であっ
    て、火災を検知する検知部と、検知部の出力に基づいて
    火災発生を検出すると出力端間のインピーダンスを変化
    させるとともに外部から試験信号が入力されると試験処
    理を行なう火災・試験処理部と、所定形式の伝送信号を
    受信すると伝送信号に含まれる情報を試験信号として火
    災・試験処理部に渡す伝送処理部と、感知器線の線間に
    火災・試験処理部の出力端間を接続するとともに感知器
    線と伝送処理部との間に挿入され火災発生時には火災・
    試験処理部の出力端間のインピーダンス変化によって感
    知器線に流れる電流量を変化させ上記伝送信号が感知器
    線に伝送されると感知器線を伝送処理部に接続して伝送
    信号を引き渡す信号判別部とを備えて成ることを特徴と
    する火災感知器。
JP22464294A 1994-09-20 1994-09-20 火災感知器 Ceased JP3261266B2 (ja)

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JPH0887689A JPH0887689A (ja) 1996-04-02
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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