JP2544014B2 - 防災監視装置 - Google Patents

防災監視装置

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JP2544014B2
JP2544014B2 JP2236069A JP23606990A JP2544014B2 JP 2544014 B2 JP2544014 B2 JP 2544014B2 JP 2236069 A JP2236069 A JP 2236069A JP 23606990 A JP23606990 A JP 23606990A JP 2544014 B2 JP2544014 B2 JP 2544014B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、受信機からのアドレス指定による端末の順
次呼出しにより端末情報を受信して警報等を行う防災監
視装置に関する。
[従来の技術] 従来の防災監視装置にあっては、受信機からのアドレ
ス指定により複数の端末を順次呼出すポーリング方式を
採用しており、火災等の異常を検出した端末は、呼出ア
ドレスが自己アドレスに一致するまで待ち、アドレスの
一致照合が得られると呼出しに続く応答タイミングで火
災検出情報を受信機に送信している。
[発明が解決しようとする課題] このようなポーリング方式を採用した従来の防災監視
装置にあっては、端末の接続個数が少ない場合には問題
がないが、端末の数が多い場合には1回のポーリングで
全ての端末を呼出すまでに端末数に比例した時間がかか
り、火災が生じてから受信機側で火災を判断して警報す
るまでの時間遅れが大きくなる問題があった。
また誤報の恐れがほとんどない火災発信機を端末側に
接続した場合にも、同様に火災発信機が押されたことを
ポーリングにより検出し、その後に警報ベルの鳴動制御
を行っているため、ベル鳴動までに時間がかかり過ぎ、
火災通報者(操作者)に不安を与えてしまう問題があっ
た。
特に誤報を防止するために連続して2回火災検出情報
を受信して初めて火災と判断する2連送照合方式を採用
していた場合には、2回の呼出しによる応答信号を照合
することから、更に時間がかかってしまう問題があっ
た。
本発明は、このような従来の問題点に鑑みてなされた
もので、緊急を要する情報を検出が端末側であった際に
は、順次呼出しに依存することなく短時間で端末情報を
受けて異常発生を判断できるようにした防災監視装置を
提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] この目的を達成するため本発明の防災監視装置は次の
ように構成する。尚、実施例図面中の符号を併せて示
す。
まず本発明は、伝送路14を介して複数の端末12を受信
機10に接続し、受信機10からのアドレス指定により端末
12を順次呼出す呼出信号を送信し、端末12で呼出アドレ
スと自己アドレスとの一致照合が得られた際に端末応答
信号を送信し、該端末応答信号を受信機10で受信解読し
て警報等を行う防災監視装置を対象とする。
このような防災監視装置につき本発明にあっては、端
末12−1,12−2,・・・(以下、単に「端末12」とする)
のそれぞれに、受信機10の呼出信号の受信から応答信号
の送信までの間に優先度の異なる複数の割込パルスを送
信可能な割込送信帯域TSを設定すると共に、異常検出情
報を種別に応じて特定の優先度をもつ割込パルス送信の
タイミングを割当て、異常検出した際にはアドレス照合
を行うことなく呼出信号の受信に続いて異常検出に対応
する前記割込パルスを送信する割込送信部16を設ける。
また受信機10には、端末12に設定した割込送信帯域TS
に対応した割込受信帯域TRで受信される割込パルスを検
討する割込検出部18と、第1優先度の割込パルスの送信
時には該割込パルスを所定回数受信した時に警報すると
共にグループ呼出しを順次行って応答グループが特定し
たら該応答グループに含まれる端末を個別に順次呼出し
て異常情報を検出した端末を特定し、第1優先度以外の
割込パルスの受信時には、直ちにグループ呼出を順次行
って応答グループが特定したら該応答グループに含まれ
る端末を個別に順次呼出して異常情報を検出した端末を
特定する呼出制御手段20とを設けたことを特徴とする。
ここで受信機10の呼出制御手段20は、端末を一定数毎
のグループ単位に分けてグループアドレスを設定し、グ
ループ呼出し時に該グループアドレスを順次指定した呼
出信号を送信する。
また呼出制御手段20は、2分法に従ったグループ呼出
しにより異常検出端末を特定するようにしてもよい。
[作用] このような構成を供えた本発明の防災監視装置によれ
ば、特定の端末で火災、ガス漏れ等の緊急を要する端末
情報を検出した際には、受信機からの呼出信号と端末応
答信号の間に設定した割込送信帯域のタイミングで端末
からアドレス照合とは無関係に割込パルスの送出が行わ
れる。
受信機は、呼出信号と端末応答信号との間の割込受信
帯域のタイミングで割込パルスを受信すると、それまで
の端末順次呼出しを中止し、複数端末単位のグループ呼
出しに切替わり、どのグループで異常検出が行われたか
を特定する。
端末の割込送信帯域は、優先度の異なる複数の割込パ
ルスを送信可能であり、割込パルスの優先度に従った処
理を受信機で行うことができる。
例えば最も高い優先度1の割込パルスに火災発信機の
検出出力を割当てておくことで、第1優先度の割込パル
スについては、割込パルスを所定回数受信した際に警報
(プリアラーム)をまず出し、その後にグループ呼出し
による異常検出を行った端末の特定に入る。これにより
火災発信機の操作に対し直ちにベル鳴動が行われ、操作
者に不安を与えることがない。
[実施例] 第1図は本発明による防災監視装置の全体構成を示し
た説明図である。
第1図において、10は受信機であり、受信機10から引
き出された伝送路14には中継器22、中継機能を備えたア
ナログ感知器28、同じく中継機能を備えた火災発信機30
が接続される。
中継器22に対しては電源兼用信号線24を介してオンオ
フ感知器26が接続される。尚、アナログ感知器28として
は、アナログ熱感知器やアナログ煙感知器等がある。
ここで、受信機10に対し中継器22、アナログ感知器28
及び火災発信機30は端末側の装置となることから、以下
の説明にあっては、これらを単に端末として説明する。
第2図は本発明の一実施例を示した実施例構成図であ
る。
第2図において、受信機10に対しては伝送路14を介し
て端末12−1,12−2,・・・が接続されている。伝送路14
は見かけ上、呼出回線14−1と応答回線14−2に分けて
考えることができる。実際の伝送路14は2本の信号線に
よる1回線であるが、受信機10から端末側に対する呼出
信号は電圧モードで送っていることから、これを呼出回
線14−1として仮想的に示すことができ、一方、端末か
ら受信機10に対する応答信号は電流モードで送っている
ことから、これを応答回線14−2として仮想的に示すこ
とができる。
受信機10にはCPUを用いた制御部32が設けられ、制御
部32に対しては表示部34、操作部36及び鳴動部38が設け
られる。また、制御部32と伝送路14との間には同じくCP
Uを用いた伝送部40が設けられる。尚、制御部32と伝送
部40は同じCPUで構成しても良い。
これに対し端末12−1,12−2,・・・側には、端末12−
1側に代表して示すように、CPUを用いた端末制御部42
が設けられ、端末制御部42に対してはセンサ部44が接続
される。センサ部44としては、第1図に示したように、
例えばオンオフ感知器26や火災発信機等である。
端末制御部42に対する伝送路14の応答回線14−2側に
は応答信号と割込パルスとを切り替えるための切替回路
46が設けられる。
更に本発明にあっては、端末制御部42のプログラム制
御により実現される割込送信部16が設けられる。割込送
信部16は受信機10からの呼出信号と、呼出信号に対する
端末からの応答信号との間に設定した一定時間の割込送
信帯域を使用して優先度の異なる複数の割込パルスの送
出を行なう。
この端末側の割込送信部16に対応して受信機10の伝送
部40には、そのプログラム制御により実現される割込検
出部18が設けられる。割込検出部18は伝送部40からの呼
出信号に続く端末側の割込送信帯域に対応した受信機10
側の割込受信帯域のタイミングで割込パルスの有無を検
出する。勿論、割込パルスは応答回線14−2により送ら
れることから、電流パルスとして受信される。また、割
込検出部18は割込受信帯域内に設定した複数の割込パル
スの受信タイミングから割込パルスの優先度を判別する
ことができる。
制御部32にはCPUのプログラム制御により実現される
呼出制御部20が設けられる。
呼出制御部20は、定常監視状態にあっては、端末12−
1,12−2,・・・のアドレスを順次指定した呼出信号を送
信し、呼出信号に対する端末側からの応答信号を受信解
読して必要な処理を行なっている。一方、端末側での異
常検出により伝送部40の割込検出部18より割込検出出力
を受けると、割込パルスの優先度に従った固有の処理を
行なうようになる。
この実施例にあっては、最も高い優先レベル1の割込
パルスに火災発信機を割り当てており、優先レベル1の
割込パルスで火災発信機による火災検出を判断し、この
場合には複数の割込パルスを検出した際に警報ベルの鳴
動を行ない、その後にグループ呼出しによる異常検出を
生じた端末の特定処理に入る。発信機以外の異常検出、
例えば火災検出、ガス漏れ等については最も高い優先レ
ベル1以外の割込パルスが割り当てられ、優先レベル2
以降の割込パルスの受信時には優先レベル1のような複
数の割込パルスの検出による警報は行なわず、直ちにグ
ループ呼出しによる異常検出端末の特定処理に移行す
る。
第3図は第2図の実施例における定常監視状態での受
信機呼出しと端末応答を示したタイミングチャートであ
る。
第3図において、受信機10は端末アドレスA1,A2,A3,A
4,・・・を順次指定した呼出信号を送出している。この
受信機10からの呼出信号は、第4図に取り出して示すよ
うに、8ビットのコマンドフィールド、8ビットのアド
レスフィールド及びチェックサムフィールドの3バイト
で構成され、各バイトの前後にスタートビットとストッ
プビットを設けている。
第3図の定常監視状態において、受信機10からの呼出
信号のコマンドフィールドは呼出コマンドC1であり、次
のアドレスフィールドに端末アドレスA1,A2,A3,・・・
を順次設定している。
受信機10からの呼出信号に対し端末12−1,12−2,・・
・側は一定時間の割込送信帯域TS1,TS2,・・・を経過し
た後にアドレス照合一致が得られた端末から応答信号を
送出する。端末からの応答信号は第5図に示すように8
ビットのデータフィールドとチェックサムフィールドの
2バイトで構成され、各バイトの前後にスタートビット
とストップビットを設けている。
第3図の場合、受信機10からのアドレスA1を指定した
呼出信号に対し端末12−1がデータD1を含む応答信号を
送出し、アドレスA2の呼出信号に対し端末12−2がデー
タD2を含む応答信号を送出し、以下、端末12−3以降に
ついても同様である。この定常監視状態における端末応
答信号のデータD1,D2,・・・には、定常状態における適
宜のデータを含ませることができる。
受信機10の呼出信号とアドレス照合一致が得られた端
末からの応答信号の間に設定した各端末毎の割込送信帯
域TS1,TS2,・・・に対応して、受信機10側には割込受信
帯域TRが設定される。
端末側の割込送信帯域TSは、第6図に示すように、受
信機呼出信号と端末応答信号の間に8ビットの電流パル
スの送出タイミングを割り当てており、この実施例にあ
ってはビットb1,b3,b5の35つのタイミングを使用して割
込パルスを送出可能としており、ビットb1のタイミング
の割込パルスが最も優先度の高い割込レベル1、ビット
b3が割込レベル2、ビットb5が割込レベル3となる。最
も優先度の高い割込レベル1には火災発信機の検出信号
が割り当てられ、次に優先度の高い割込レベル2には火
災検出信号あるいはガス漏れ検出信号が割り当てられ、
最も優先度が低い割込レベル3についてはプリアラーム
情報が割り当てられる。割込レベル3のプリアラーム情
報とは、例え受ば端末としてアナログ感知器を使用した
場合、アナログ火災検出信号が予め設定したプリアラー
ムレベルを超えたときに受信機10側での火災判断を有効
とするための情報であり、プリアラームが得られない限
り受信機10側は正常状態として火災判断処理は特に行な
わないようになる。
第7図は特定の端末で火災発信機の操作による火災検
出出力が得られたときのタイミングチャートである。
第7図において、今、端末12−nで火災検出が行なわ
れたとすると、火災検出後の受信機10からの呼出信号に
続く割込送信帯域TSnを使用して、第6図に示した割込
レベル1のタイミングで端末12−nは割込パルスを送出
する。この割込パルスは受信機10の割込受信帯域TRで受
信され、受信タイミングから優先度の最も高い割込レベ
ル1であることが判別される。割込レベル1について
は、この実施例にあっては、連続して3つの割込パルス
が得られたときに警報ベルを鳴動させるようにしてい
る。
従って、火災検出から3回の呼出コマンドC1をもつ呼
出信号に対応して端末12−nより3つの割込パルスが送
出されると、3つ目の割込パルスを受信した際にベル鳴
動を行なう。
受信機10側で3つの割込パルスの受信に基づいてベル
鳴動が行なわれると、次の受信機10からの呼出信号のコ
マンドフィールドには検索コマンドC2が設定され、また
アドレスフィールドにはグループ検索のためのグループ
アドレスG1がセットされる。即ち、割込パルスに基づく
ベル鳴動が終了したならば、異常検出を行なっている端
末を迅速に特定するためのグループ呼出しに移行する。
グループ呼出しは端末12−1〜12−nを例えば端末10
台ずつのグループに分けて予めグループアドレスを設定
しており、グループアドレスG1,G2,・・・を順次指定し
てグループ呼出しを行なう。このグループ呼出しにより
割込パルスを送出した端末12−nを含むグループアドレ
スが指定されると、端末12−nからの応答信号Dnにより
火災検出出力が得られ、端末12−nを、火災検出を行な
った端末と特定できる。
また、検索コマンドC2を使用した受信機10からの呼出
しが開始されると、火災を検出している端末12−nから
の割込パルスの送出は禁止される。即ち、割込パルスは
呼出コマンドC1をもつ呼出信号に対してのみ送出される
ことになる。
次に、本発明のグループ呼出しを説明する。
まず、グループ呼出しの第1実施例としては、前述し
たように端末を所定数毎にグループ分けしてグループア
ドレスを設定し、このグループアドレスを使用して順次
呼び出す。
また本発明のグループ呼出しの他の実施例として、第
8図に示す2分法を用いることができる。第8図は16台
の端末を例にとって2分法によるグループ呼出しを示し
たものである。
第8図にあっては、まず16個の端末の内、その半分で
あるアドレス1〜8の端末を1グループとしてに示す
ようにグループ呼出しを行なう。ここで、端末アドレス
8が異常検出を行なっていた場合には、下側に示すよう
にで端末アドレス1〜4をグループ呼出しし、応答が
得られなければに進んで端末アドレス5,6を呼び出
し、応答が得られなければに進んで端末アドレス7を
呼び出し、更に応答が得られなければに進んで端末ア
ドレス8を呼び出し、最終的に5回目の呼出しで異常検
出を行なったアドレス8の端末を特定できる。
また、で端末アドレス1〜8からの応答が得られな
ければ横に示すに進んで端末アドレス9〜12を呼び出
し、応答が得られなければに進んで端末アドレス13,1
4を呼び出し、この場合にも応答が得られなければに
進んで端末アドレス15を呼び出し、これでも応答が得ら
れなければ最終的にに進んで端末アドレス16を呼び出
す。この場合にも、異常検出を行なった端末アドレス16
を特定するまでに5回の呼出しを行なえばよい。
即ち、2分法にあっては、端末数16に対し8,4,2,1と
いうように端末数を減少させて順次呼出しを行なうもの
である。その結果、第8図の端末16個の場合には、いず
れの場合にも最大5回で、異常検出を行なった端末を特
定することができる。
次に、第2図の実施例における受信機10の制御処理を
第9,10図のフローチャートを参照して説明する。
第9図において、受信機10の電源を投入すると、まず
ステップS1(以下、「ステップ」は省略)でイニシャラ
イズが行なわれ、呼出アドレスAがA=1の初期アドレ
スにセットされる。次にS2で呼出アドレスA=1として
最初の呼出信号を送信する。呼出信号を送信するとS3で
割込信号の有無をチェックしており、割込信号が無けれ
ばS4に進んで応答信号の受信を待ち、応答信号を受信す
ればデータバッファに格納した後、S5で呼出アドレスA
を1つインクリメントし、S6で受信データを制御部32に
転送して必要な受信処理を行なわせる。
次にS7で最終アドレスか否かチェックし、最終アドレ
スでなければS2に進み、次のアドレスを指定した呼出信
号を送信する。もし最終アドレスであればS8でA=1に
イニシャライズした後、S2に戻って最初からの呼出しを
繰り返す。
一方、S3で呼出信号の送信に続いて割込パルスを受信
した際には、S9の割込・検索ルーチンに進む。この割込
・検索ルーチンは第10図にサブルーチンとして示され
る。
第10図のサブルーチンとして示す割込・検索ルーチン
にあっては、まずS10で割込パルスの優先レベルがレベ
ル1か否かチェックする。レベル1であれば火災発信機
からの検出情報であることからS11に進み、カウンタN
を1つインクリメントする。尚、カウンタNは初期状態
でN=0となっている。次にS12に進み、N=3、即ち
割込パルスの受信回数が3回に達したか否かチェック
し、3回未満であれば再び第9図のメインルーチンにリ
ターンする。
S12で割込パルスの受信回数Nが3回に達するとS13に
進み、プリアラームとして警報ベルを鳴動する。
続いてS14でグループ検索を開始し、S15で応答が得ら
れればS16のグループ内検索に進む。S16のグループ内検
索によりS17で応答が得られれば、これにより異常検出
を行なった端末、即ち割込当パルスを送出した端末を特
定し、第9図のメインルーチンに戻る。
一方、第10図のS11で割込パルスの優先レベルがレベ
ル1以外のとき、即ち優先レベル2あるいは優先レベル
3の場合には、S11〜S13の処理を行なわずに直接S14に
進んで、グループ検索及びグループ内検索により異常検
出を行なった端末を特定するようになる。
第11図は第2図に示した本発明の端末12−1,12−2,・
・・側の制御処理を示したフローチャートである。
第11図において、まずS1で呼出信号の受信の有無をチ
ェックしており、呼出信号を受信するとS2で受信データ
をデータバッファにラッチする。続いてS3で受信データ
のコマンドフィールドが呼出コマンドか否かチェック
し、呼出コマンドであればS4に進み、その時火災等の異
常検出が行なわれているか否かチェックする。もし火災
検出が行なわれていればS5で割込パルスを送出する。こ
の割込パルスの送出は、第6図に示したように検出種別
に応じた優先レベル1〜3のタイミングを使用して行な
われる。
S4における異常検出の有無に関わらずS6で呼出アドレ
スと自己アドレスの一致が得られると、S7に進んで応答
信号を送出する。この応答信号は正常状態及び異常検出
状態に対応したデータフィールドの内容となる。
一方、受信機側で割込パルスの検出に基づきグループ
呼出しのための検索コマンドを含んだ呼出信号の送信が
行なわれるとS3からS8に進み、検索コマンドであること
をチェックし、更にS9で異常検出の有無を判断し、有り
と判断されれば次にS10に進み、S10でまずグループアド
レスの一致をチェックし、グループアドレスが一致すれ
ばS7で応答信号を送信する。
受信機側でのグループアドレスの応答に対しグループ
内アドレス、即ち応答が得られたグループに含まれる端
末の個別アドレスの指定による呼出しがあるとS3からS8
に進んで検索コマンドを判別した後、S9からS11に進ん
でアドレス一致をチェックし、アドレス一致が得られれ
ばS7で応答信号を送信するようになる。
尚、上記の実施例にあっては、優先度の最も高い割込
レベル1に火災発信機の検出出力に基づく割込パルスを
割り当てたが、異常検出情報の種別と優先度の関係は必
要に応じて適宜に定めることができる。
また、1つの割込送信帯域で設定可能な割込パルスの
数は2以上であれば適宜の数とすることができる。
[発明の効果] 以上説明してきたように本発明によれば、受信機呼出
信号と端末応答信号の間に設定した割込送信帯域を使用
して複数の割込パルスを送信可能とし、割込パルスの送
信タイミングを優先度に対応させ、最も優先度の高い割
込パルスについては所定数の割込パルスの受信で警報を
行なうことで、従来の端末呼出しによる時間遅れは勿論
のこと、異常検出端末を特定するためのグループ呼出し
を持たずに直ちに必要な警報を行なうことができ、緊急
を要する異常検出情報に対する受信処理を迅速に行なう
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の全体説明図; 第2図は本発明の実施例構成図; 第3図は本発明の定常監視状態における呼出応答のタイ
ミングチャート; 第4図は本発明の呼出信号のフォーマット説明図; 第5図は本発明の応答信号のフォーマット説明図; 第6図は本発明の割込送信帯域の説明図; 第7図は本発明の発信機操作時の呼出応答のタイミング
チャート; 第8図は本発明のグループ検索に用いる2分法の説明
図; 第9図は本発明の受信機制御処理を示したフローチャー
ト; 第10図は第9図の割込・検索ルーチンをサブルーチンと
して示したフローチャート; 第11図は本発明の端末制御処理を示たフローチャートで
ある。 図中、 10:受信機 12、12−1〜12−4:端末 14:伝送路 14−1:呼出回線(電圧モード) 14−2:応答回線(電流モード) 16:割込送信部 18:割込検出部 20:呼出制御部 22:中継器 24:電源兼用信号線 26:オンオフ火災感知器 28:アナログ感知器 30:火災発信機 32:制御部 34:表示部 36:操作部 38:鳴動部 40:伝送部 42:端末制御部 44:センサ部 46:切替回路

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】伝送路を介して複数の端末を受信機に接続
    し、受信機からのアドレス指定による呼出信号の送信で
    端末を順次呼出し、端末側で呼出アドレスと自己アドレ
    スとの一致照合が得られた際に端末応答信号を送信し、
    該端末応答信号を受信機で受信解読して警報等を行う防
    災監視装置に於いて、 前記端末のそれぞれに、 受信機の呼出信号の受信から応答信号の送信までの間の
    優先度の異なる複数の割込パルスを送信可能な割込送信
    帯域を設定すると共に、異常検出情報の種別に応じて特
    定の優先度をもつ割込パルスの送信タイミングを割当
    て、異常検出した際にはアドレス照合を行うことなく呼
    出信号の受信に続いて異常検出に対応する前記割込パル
    スを送信する割込送信部を設け、 前記受信機には、 前記端末に設定した割込送信帯域に対応した割込受信帯
    域で受信される割込パルスを検出する割込検出部と; 第1優先度の割込パルスの受信時には該割込パルスを所
    定回数受信した時に警報し、その後にグループ呼出しを
    順次行って応答グループが特定したら該応答グループに
    含まれる端末を個別に順次呼出して異常情報を検出した
    端末を特定し、前記第1優先度以外の割込パルスの受信
    時には、直ちにグループ呼出を順次行って応答グループ
    が特定したら該応答グループに含まれる端末を個別に順
    次呼出して異常情報を検出した端末を特定する呼出制御
    手段と; を設けたことを特徴とする防災監視装置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の防災監視装置に於いて、 前記呼出制御手段は、端末を一定数のグループ単位に分
    けてグループアドレスを設定し、グループ呼出時に該グ
    ループアドレスを順次指定した呼出信号を送信すること
    を特徴とする防災監視装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の防災監視装置に於いて、 前記呼出制御手段は、2分法に従ったグループ呼出しに
    より異常検出端末を特定することを特徴とする防災監視
    装置。
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