JP2613711B2 - 多重伝送システムの信号伝送保留方式 - Google Patents

多重伝送システムの信号伝送保留方式

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JP2613711B2 JP2859792A JP2859792A JP2613711B2 JP 2613711 B2 JP2613711 B2 JP 2613711B2 JP 2859792 A JP2859792 A JP 2859792A JP 2859792 A JP2859792 A JP 2859792A JP 2613711 B2 JP2613711 B2 JP 2613711B2
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signal transmission
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清隆 竹原
義春 鈴木
克彦 木村
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、集合住宅管理システム
などの多重伝送システムの信号伝送保留方式に関し、特
に主装置で他の送受信器の信号伝送を保留する方式に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】多重伝送システムの一例としての集合住
宅管理システムを図1を参照して説明する。この集合住
宅管理システムでは、各住戸に設置された住戸端末2、
各集合住宅内に設置される設備に対して設けられた設備
端末3、ロビーに設定されたロビー端末4、及び管理人
室などに設置され異常状態を監視する警報監視盤5を、
通話線及び制御線からなる伝送線Lでセンタ装置1と接
続し、上記各端末2〜5の間のデータ伝送制御あるいは
通話制御をセンタ装置1で行うようにしてある。なお、
この種の集合住宅管理システムの場合には、ロビーと管
理人室、ロビーと各住戸、管理人室と各住戸との間で通
話を行えるようにするため、通話線は3ペア設けてあ
る。
【0003】この集合住宅管理システムでは、センタ装
置1で各端末2〜5を順次サイクリックにアクセスする
いわゆるポーリングを行うことにより、端末2〜5から
のデータ送信要求あるいは通話要求を受け、その際に返
送される返信信号を受信したとき、センタ装置1がその
返信信号のデータ内容を読み取って、必要な端末2〜5
との間で信号伝送を行うようにして、自由に必要な端末
2〜5間で信号伝送を行えるようにしたものがある。
【0004】例えば、ロビー端末4からいずれかの住戸
端末2に対して通話要求を行う場合、ロビー端末4はセ
ンタ装置1から自己に設定されたアドレスが特定された
ポーリングモードの伝送信号を受けた時点で、通話要求
を行う返信信号をセンタ装置1に対して返送する。この
返信信号を受けたセンタ装置1ではその返信信号のデー
タ内容に応じて通話先の住戸端末2に対してロビー端末
4との間で通話路を形成するために制御データを送ると
いった手順で通話が可能となる。
【0005】ところが、上記集合住宅管理システムにお
いて、端末2〜5の数が多くなると、端末2〜5からの
種々の要求に対しての応答性が悪くなるという問題があ
った。つまり、センタ装置1から各端末2〜5がアクセ
スされるまでに時間がかかるからである。そこで、この
点を改善するために、センタ装置1がポーリングを行っ
ているときに、データ送信要求あるいは通話要求のある
端末2〜5からセンタ装置1に対して割込をかけること
ができるようにし、応答性を改善する方法が提案されて
いる。
【0006】例えば、割込要求端末2〜5から送信され
る割込要求パルスをセンタ装置1が受信すると、センタ
装置1がその割込要求端末2〜5を特定して、その割込
要求端末2〜5から要求内容を受けるようにしてある。
なお、この割込要求後に端末2〜5を特定する時間を速
くする方法も種々提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上述のよう
に割込処理を用いて応答性を改善する方法であると、各
端末2〜5はデータ送信要求あるいは通話要求があると
きにいつでも自由に割込をかけることができるため、セ
ンタ装置1側の事情、例えば起動時や故障診断を行う必
要が生じたとき、端末2〜5からの信号伝送を規制する
必要があっても(規制した方が好ましい場合も含む)、
端末2〜5からの信号伝送を規制することができないと
いう問題があった。
【0008】本考案は上述の点に鑑みて為されたもので
あり、その目的とするところは、主装置としての送受信
器でその他の送受信器からの信号伝送を規制することが
できる多重伝送システムの信号伝送保留方式を提供する
ことにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、複数の送受信器を信号線にて接続し、
これら送受信器間で相互に信号伝送を行い、いずれかの
送受信器を主装置とし、その主装置としての送受信器か
ら他の送受信器に対して送信する伝送信号のデータ部
で、特定の他の送受信器に対して信号伝送を停止させる
命令を送信し、他の送受信器でその伝送信号のデータ部
の命令を判別し、自己に対する命令である場合に信号伝
送を停止するようにしてある。
【0010】
【作用】本発明は、上述のようにして、主装置としての
送受信器が任意に他の送受信器に対して信号伝送を停止
させることを可能とし、主装置としての送受信器側の事
情に応じてその他の送受信器からの信号伝送を規制する
ことを可能する。
【0011】
【実施例】図1乃至図4に本発明の一実施例を示す。本
実施例も集合住宅管理システムを例として以下の説明を
行う。なお、構成に関しては従来技術の項で説明したと
同様のものである。本実施例の集合住宅管理システムで
は、各端末2〜5及びセンタ装置1はそれ自身の必要が
生じたときに図4に示すようにいつでもデータの送信を
開始でき、またデータの伝送をパケットとして送信する
ようにしてある。この伝送パケットは、図2(a)に示
すように、センタ装置1及び端末2〜5の優先順位を示
す優先コードPR、送信を行うセンタ装置1あるいは端
末2〜5のアドレスを示す自己アドレスコードSA、送
信先のセンタ装置1あるいは端末2〜5のアドレスを示
す相手アドレスコードDA、データがいかなる制御のた
めのものであるかを示す制御コードCC、後続のデータ
のデータ長を示す電文長コードBC、データDATAと
からなる。そして、データDATAは図2(b)に示す
ように指令内容を示すコマンドCDと、その指令の対象
などを特定するパラメータPTとからなる。上記コマン
ドCDでは、例えばロビー端末4からいずれかの住戸端
末5を呼び出すための指令や、その際の通話のためにそ
の通話路の使用許可をセンタ装置1に対して受けるため
の指令など多種多様のものがある。
【0012】例えば、訪問者がロビーで所定の釦操作を
行うと、その釦操作に対応する指令をのせた形で、図2
(a)に示す伝送パケットがロビー端末4からセンタ装
置1あるいは端末2,5などに送られる。そして、この
伝送パケットを受信したセンタ装置1あるいは端末2,
5で適宜処理が実行される。ところで、上述のように各
端末2〜5及びセンタ装置1で必要が生じたときには、
いつ何時でもデータの送信を開始するようにすると、送
信信号が衝突して正常な通信を行うことができくなるこ
とが起こる。そこで、センタ装置1及び各端末2〜5に
は予め優先順位を設定してあり、優先順位の高い方が伝
送信号の衝突時に信号伝送を継続するCSMA/CD方
式を採用している。なお、ここで優先順位は例えば優先
コードPRのみ、あるいは優先コードPRと自己アドレ
スSAを用いて決定するようにしてある。
【0013】以上は本実施例の基本となる構成及び信号
伝送方式の説明であったが、以下に本実施例の特徴とす
る点について説明する。本実施例では、センタ装置1で
はこのデータDATAを用いて端末2〜5の信号伝送を
保留できるようにしてある。ここで、コマンドCDは1
6ビットで構成され、センタ装置1はこのコマンドCD
により各種のサービス系の信号伝送を保留させる指令、
あるいは一定通信レベル以下の端末2〜5の信号伝送を
保留させる指令を各端末2〜5に対して送信することが
できる。また、コマンドCDによりサービス系の信号伝
送を保留させる指令を送る場合には、パラメータPTで
サービス系を特定し、また一定通信レベル以下の端末2
〜5の信号伝送を保留させる指令を送る場合には、パラ
メータPTで保留を行う通信レベルを特定する。
【0014】いま、例えばシステム内に何等かの故障が
発生したとすると、この故障に関連する端末2〜5のい
ずれかのみの信号伝送状態をロギングしようとした場
合、センタ装置1が故障が発生したサービス系以外の他
のサービス系の端末2〜5に対して上述した保留指令を
送る。上記保留指令は各端末2〜5に対して個別に送る
こともできるが、例えば同一のサービス系では同報デー
タとして各端末2〜5に一斉に送るようにすることが好
ましい。そして、この保留指令を受信した端末2〜5は
その伝送信号のパラメータPTから自己が特定されてい
るかどうかの判別を行い、特定されている場合に以降の
信号伝送を停止する。具体的には、上記サービス系に
は、通話を目的とする通話系、住戸の火災情報などを扱
うセキュリティ系、設備の制御監視を行う設備系などが
あり、例えば設備系に対して上記保留指令をセンタ装置
1から送ると、設備端末3で伝送パケットを送る必要が
生じても、保留の解除指令(あるいはパラメータで全系
の送信を許可する指令)を受けるまでは伝送パケットの
送信を停止する。このようにすれば、センタ装置1側で
任意の端末2〜5の信号伝送を保留することができ、故
障時においてデータロギングを行う場合におけるデータ
ロガーの容量を少なくできる。
【0015】ところで、端末2〜5の構成を図3に示
す。なお、この図3は端末2を例として示したものであ
る。この端末2は、通話を行うための通話回路7、伝送
パケットを伝送する伝送回路8、テンキーなどの各種操
作スイッチ9、表示部10及び各部の制御を行うCPU
からなる演算処理回路6で構成されている。そして、本
実施例の場合には通信レベルを設定するディップスイッ
チからなる設定部11を備えている。なお、上記通信レ
ベルは演算処理回路6にソフト的に書き込むようにして
もよい。
【0016】例えば、一定通信レベル以下の端末2〜5
の信号伝送を保留する指令として、ある通信レベルを送
信すると、その通信レベル以下の端末2〜5はすべて伝
送パケットの送信を停止する。そして、この状態は例え
ば最低通信レベルを示すデータが送信されるまで解除さ
れない。このようにすれば、システムの立上げ時に、一
定通信レベル以下の端末2〜5の信号伝送を保留させる
指令を用いて、通信レベルの高いものから整然と登録す
るということもでき、センタ装置1側のソフト的な負担
を軽減することが可能となる。
【0017】
【発明の効果】本発明は上述のように、複数の送受信器
を信号線にて接続し、これら送受信器間で相互に信号伝
送を行い、いずれかの送受信器を主装置とし、その主装
置としての送受信器から他の送受信器に対して送信する
伝送信号のデータ部で、特定の他の送受信器に対して信
号伝送を停止させる命令を送信し、他の送受信器でその
伝送信号のデータ部の命令を判別し、自己に対する命令
である場合に信号伝送を停止するようにしてあるので、
主装置としての送受信器が任意に他の送受信器に対して
信号伝送を停止させることを可能とし、主装置としての
送受信器側の事情に応じてその他の送受信器からの信号
伝送を規制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシステム構成図である。
【図2】(a),(b)は同上の伝送パケット及びその
データのフォーマットを示す説明図である。
【図3】端末の構成を示すブロック図である。
【図4】伝送パケットの伝送方法を示す説明図である。
【符号の説明】
1 センタ装置 2〜5 端末 L 伝送線

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の送受信器を信号線に接続し、これ
    ら送受信器間で相互に信号伝送を行い、いずれかの送受
    信器を主装置とし、その主装置としての送受信器から他
    の送受信器に対して送信する伝送信号のデータ部で、特
    定の他の送受信器に対して信号伝送を停止させる命令を
    送信し、他の送受信器でその伝送信号のデータ部の命令
    を判別し、自己に対する命令である場合に信号伝送を停
    止して成ることを特徴とする多重伝送システムの信号伝
    送保留方式。
JP2859792A 1992-02-15 1992-02-15 多重伝送システムの信号伝送保留方式 Expired - Lifetime JP2613711B2 (ja)

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