JP2694412B2 - データ伝送システム - Google Patents

データ伝送システム

Info

Publication number
JP2694412B2
JP2694412B2 JP4220150A JP22015092A JP2694412B2 JP 2694412 B2 JP2694412 B2 JP 2694412B2 JP 4220150 A JP4220150 A JP 4220150A JP 22015092 A JP22015092 A JP 22015092A JP 2694412 B2 JP2694412 B2 JP 2694412B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transmission
transmission terminal
data
terminal devices
address
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP4220150A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0669930A (ja
Inventor
悟 金藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP4220150A priority Critical patent/JP2694412B2/ja
Publication of JPH0669930A publication Critical patent/JPH0669930A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2694412B2 publication Critical patent/JP2694412B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、状態の監視及びモニタ
等を行う状態監視装置、またアクチュエータの制御を行
う各種制御装置等の広範囲に亙る機器をネットワークし
たシステムを容易に構築可能な伝送機能を有する伝送端
末装置にて構成されるデータ伝送システムに関し、特に
伝送親局を不要としたデータ伝送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のデータ伝送システムの構成例を図
4のブロック図に示す。図4において、参照符号1は伝
送バスを示しており、伝送親局5,伝送端末装置A 2a,
2b, 2c及び伝送端末装置B 3a, 3b, 3cが接続されてい
る。
【0003】伝送端末装置A 2a, 2b, 2cにはそれぞれた
とえばモータ等の負荷4a, 4b, 4cが接続されており、そ
れぞれの伝送端末装置A 2a, 2b, 2cはそれぞれに接続さ
れている負荷4a, 4b, 4cの監視及び制御を行う。また、
伝送端末装置B 3a, 3b, 3cはそれぞれに対応する伝送端
末装置A 2a, 2b, 2cの状態のモニタ及びそれぞれに対応
する伝送端末装置A 2a, 2b, 2cに対して制御の外部入力
を行う。
【0004】なお、各伝送端末装置A 2a, 2b, 2c及び伝
送端末装置B 3a, 3b, 3cには図4に示されているよう
に、それぞれを特定するための固有のアドレス#01, #
02, #03, #04, #05, #06が予め設定されている。
【0005】伝送親局5は各伝送端末装置A 2a, 2b, 2c
及び各伝送端末装置B 3a, 3b, 3cから送られてくる伝送
データを受け取り、それぞれの伝送端末装置A 2a, 2b,
2c,伝送端末装置B 3a, 3b, 3cにデータを送り出す機能
を外部アプリケーションプログラムとして有する。な
お、この伝送親局5にはアドレス#00が設定されるもの
とする。
【0006】このような従来のデータ伝送システムの動
作は以下の如くである。
【0007】まず、伝送親局5は各伝送端末装置A 2a,
2b, 2c及び伝送端末装置B 3a, 3b,3cに対して伝送親局
5自身のアドレス(以下、親局アドレスという) #00を
通報する。
【0008】次に伝送端末装置B 3a, 3b, 3cに対して外
部入力が発生した場合、伝送端末装置B 3a, 3b, 3cは外
部入力情報をデータ部とし、相手アドレスを親局アドレ
ス#00とした伝送データを作成して伝送親局5へ送る。
伝送親局5は伝送端末装置B 3a, 3b, 3cから送られた外
部入力情報を受け取った後、予め設定されている外部ア
プリケーションプログラムに基づいて伝送端末装置B 3
a, 3b, 3cからの外部入力情報をデータ部とし、対応す
る伝送端末装置A2a, 2b, 2cのアドレス#01, #02, #0
3を相手アドレスとした伝送データを伝送端末装置A 2a,
2b, 2cに送る。
【0009】伝送端末装置A 2a, 2b, 2cでは、伝送親局
5から受け取った伝送データのデータ部の内容に従って
負荷4a, 4b, 4cを制御する。一方、伝送端末装置A 2a,
2b, 2cは負荷4a, 4b, 4cの状態をデータ部とし、親局ア
ドレス#00を相手アドレスとした伝送データを伝送親局
5に送る。伝送親局5は伝送端末装置A 2a, 2b, 2cから
送られた伝送データを受け取り、アプリケーションプロ
グラムに基づいて伝送端末装置A 2a, 2b, 2cからの送ら
れてきた伝送データのデータ部ををデータ部とし、対応
する伝送端末装置B 3a, 3b, 3cのアドレス#04, #05,
#06を相手アドレスとした伝送データを伝送端末装置B
3a, 3b, 3cに送る。これにより、伝送端末装置B 3a, 3
b, 3cは各負荷4a, 4b, 4cの負荷状態をモニタする。
【0010】このように、伝送親局5のアプリケーショ
ンプログラムにより各伝送端末装置A 2a, 2b, 2c及び伝
送端末装置B 3a, 3b, 3c相互間で情報の交換が行われ
る。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のデー
タ伝送システムでは以下のような問題がある。まず、各
伝送端末装置からは伝送親局へのみデータ伝送が可能で
あるため、小規模なシステムを構築する場合においてさ
えも伝送親局が必要である。
【0012】次に、各伝送端末装置間でデータ伝送を行
うには、予め伝送親局に各伝送端末装置の情報を管理す
るためのアプリケーションプログラムを用意する必要が
ある。更に、各伝送端末装置間で情報の伝送を行う場
合、常に伝送親局を経由してデータを伝送する必要があ
り、伝送端末装置の数が増加するに伴って伝送バスが混
雑し、データの伝送効率が低下する。
【0013】本発明は以上のような問題点に鑑みてなさ
れたものであり、比較的小規模な伝送ネットワークを構
築する際に、伝送親局を必要とせずに容易にシステム構
築を可能としたデータ伝送システムの提供を目的とす
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明に係るデータ伝送
システムは、それぞれの伝送端末装置に設定されている
自己を特定するためのアドレスから所定の演算により算
出されるアドレスがデータ伝送の相手のアドレスとなる
ように予め各伝送端末装置にアドレスを設定しておき、
更にそれぞれの伝送端末装置には上述の演算をシステム
の起動時に実行する手段を備えていることを特徴とす
る。
【0015】
【作用】本発明のデータ伝送システムでは、それぞれの
伝送端末装置に設定されている自己を特定するアドレス
からデータ伝送の相手のアドレスがシステムの起動時に
算出されるので、伝送親局の介在なしに伝送端末装置相
互間のみでデータ伝送が行われる。
【0016】
【実施例】以下、本発明をその実施例を示す図面に基づ
いて詳述する。
【0017】図1は本発明に係るデータ伝送システムの
構成例を示す模式図である。図1において、参照符号1
は伝送バスを示しており、伝送端末装置A 2a, 2b,2c及
び伝送端末装置B 3a, 3b, 3cが接続されている。
【0018】伝送端末装置A 2a, 2b, 2cにはそれぞれた
とえばモータ等の負荷4a, 4b, 4cが接続されており、そ
れぞれの伝送端末装置A 2a, 2b, 2cはそれぞれに接続さ
れている負荷4a, 4b, 4cの監視及び制御を行う。また、
伝送端末装置B 3a, 3b, 3cはそれぞれに対応する伝送端
末装置A 2a, 2b, 2cの状態のモニタ及びそれぞれに対応
する伝送端末装置A 2a, 2b, 2cに対して制御の外部入力
を行う。
【0019】なお、各伝送端末装置A 2a, 2b, 2c及び伝
送端末装置B 3a, 3b, 3cには図1に示されているよう
に、それぞれを特定するための固有のアドレス#01, #
02, #03, #65, #66, #67が予め設定されている。
【0020】また、参照符号6a, 6b, 6cはそれぞれ伝送
端末装置A 2a, 2b, 2c用の相手アドレスの演算回路を、
7a, 7b, 7cはそれぞれ伝送端末装置B 3a, 3b, 3c用の相
手アドレスの演算回路を示している。
【0021】図2は伝送端末装置A 2a, 2b, 2c及び伝送
端末装置B 3a, 3b, 3c相互間で伝送される伝送データの
フレーム10のフォーマットを示す模式図である。図2に
おいて、参照符号11は自己アドレス(SA)フィールドを、
12は相手アドレス(DA)フィールドを、13はコントロール
ワード(CW)フィールドを、14はデータ長(BC)フィールド
を、15はデータ(DATA)フィールドを、16はフレームチェ
ックコード(FCC) フィールドをそれぞれ示している。
【0022】このような構成の本発明のデータ伝送シス
テムの動作は以下の如くである。
【0023】まず、システム全体が起動した時点で、各
伝送端末装置A 2a, 2b, 2c及び伝送端末装置B 3a, 3b,
3cはそれぞれに設定されている自己アドレスを読み込
み、演算回路6a, 6b, 6c及び演算回路7a, 7b, 7cにより
それぞれのデータ伝送の相手アドレスを演算する。
【0024】ここでの相手アドレスの算出は以下のよう
な演算により実行される。 (1) 自己アドレスが#01乃至#64である場合 「相手アドレス」=「自己アドレス」+64 (2) 自己アドレスが#65乃至#124 である場合 「相手アドレス」=「自己アドレス」−64
【0025】各伝送端末装置A 2a, 2b, 2c
及び伝送端末装置B 3a, 3b, 3cは、相手アドレスが算出
された後は、伝送端末装置B 3a, 3b, 3cに対して外部入
力が発生した場合、伝送端末装置B 3a, 3b, 3cは伝送デ
ータのフレーム10の自己アドレスフィールド11に自己ア
ドレスを、相手アドレスフィールド12に相手アドレス
を、データフィールド15に外部入力データをそれぞれセ
ットして伝送バス1へ伝送データを送出する。
【0026】各伝送端末装置A 2a, 2b, 2cでは伝送バス
1に送出されきた伝送データの相手アドレス12と自己ア
ドレスとを比較し、一致した場合は自己宛の伝送データ
であると認識してそのデータフィールド15にセットされ
ているデータを取り込み、その内容に従って負荷4a, 4
b, 4cを制御する。
【0027】また、伝送端末装置A 2a, 2b, 2cは負荷4
a, 4b, 4cの状態を伝送データのフレーム10のデータフ
ィールド15に、自己アドレスを自己アドレスフィールド
11に、相手アドレスを相手アドレスフィールド12にそれ
ぞれセットして伝送バス1へ送出する。伝送端末装置B
3a, 3b, 3cでは、伝送バス1に送出された伝送データの
相手アドレスフィールド12の内容と自己アドレスとを比
較し、一致した場合にはデータフィールド15の内容を取
り込んでモニタ動作等を行う。
【0028】このように、図1に示されている実施例で
は、伝送端末装置A 2aと伝送端末装置B 3aとの間で、伝
送端末装置A 2bと伝送端末装置B 3bとの間で、伝送端末
装置A 2cと伝送端末装置B 3cとの間でそれぞれ伝送親局
の介在なしでデータ伝送が行われるように、予め伝送端
末装置A 2a, 2b, 2c及び伝送端末装置B 3a, 3b, 3cの自
己アドレスが設定されている。
【0029】図3は本発明に係るデータ伝送システムの
他の実施例の構成例を示す模式図である。この図3に示
されているシステム構成例では前述の図1に示されてい
るシステム構成例に従来例と同様の伝送親局5が付加さ
れている点が異なる。
【0030】このような構成を採ることにより、伝送親
局5に対して伝送端末装置A 2a, 2b, 2cを伝送子局と
し、更に伝送端末装置B 3a, 3b, 3cを伝送孫局として、
伝送親局5から伝送孫局としての伝送端末装置B 3a, 3
b, 3cへのダイレクト伝送ネットワークシステムを構成
することが出来る。
【0031】まず、伝送親局5は伝送端末装置A 2a, 2
b, 2cに対して自身の自己アドレス、この実施例では#0
0を通報する。なお、伝送親局5が自身の自己アドレス
を通報する処理をポーリングと称す。
【0032】伝送子局としての伝送端末装置A 2a, 2b,
2cは、伝送親局5からのポーリングを受信すると、伝送
親局5が接続されていることを認識し、伝送孫局として
の伝送端末装置B 3a, 3b, 3c及び伝送親局5へのデータ
伝送を行える状態になる。
【0033】伝送子局としての伝送端末装置A 2a, 2b,
2cと伝送孫局としての伝送端末装置B 3a, 3b, 3cとの間
は、前述の実施例で既に明らかなように、伝送親局5の
アプリケーションプログラムとは関係なく直接データ伝
送を行うことが可能である。従って、伝送親局5の介在
が必要な伝送データに関しては伝送親局5のアプリケー
ションプログラムに従ってデータ伝送を行い、伝送親局
5の介在が不要な伝送端末装置A 2a, 2b, 2cと伝送端末
装置B 3a, 3b, 3cとの間での伝送データの伝送に関して
は伝送親局5のアプリケーションプログラムに依存する
ことなしに処理可能になるので、応答速度の向上及び伝
送親局5のアプリケーションプログラムの簡略化が実現
される。
【0034】
【発明の効果】以上に詳述したように本発明によれば、
伝送端末装置自身が自己アドレスに従って伝送相手のア
ドレスを算出するので、比較的小規模なネットワークを
構築する場合には伝送親局なしでシステムを構築するこ
とが可能になると共に、電源投入のみで通常の動作を開
始する。また、比較的大規模なネットワークを構成する
場合には従来同様に伝送親局をも含めたネットワークを
構築すれば、伝送端末装置相互間のデータ伝送において
は上述同様の効果を奏するため、システム全体としても
応答速度の向上及び伝送親局のアプリケーションプログ
ラムの簡略化が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ伝送システムの構成例を示
す模式図である。
【図2】伝送端末装置相互間で伝送される伝送データの
フレームのフォーマットを示す模式図である。
【図3】本発明に係るデータ伝送システムの他の実施例
の構成を示す模式図である。
【図4】従来のデータ伝送システムの構成例を示すブロ
ック図である。
【符号の説明】
2a, 2b, 2c 伝送端末装置A 3a, 3b, 3c 伝送端末装置B 4 負荷 5 伝送親局 6a, 6b, 6c 演算回路 7a, 7b, 7c 演算回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれを特定するアドレスが設定され
    た複数の伝送端末装置が相互に接続されており、各伝送
    端末装置は伝送相手として指定されたアドレス値を有す
    る伝送端末装置にデータ伝送を行うべくなしてあるデー
    タ伝送システムにおいて、 前記複数の伝送端末装置それぞれに、それぞれに設定さ
    れたアドレス値から所定の演算により算出されるアドレ
    ス値を有する伝送端末装置がそれぞれのデータ伝送の相
    手となるように、アドレスを設定し、 前記各伝送端末装置は、システムの起動時に前記所定の
    演算を実行する手段を備えたことを特徴とするデータ伝
    送システム。
JP4220150A 1992-08-19 1992-08-19 データ伝送システム Expired - Fee Related JP2694412B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4220150A JP2694412B2 (ja) 1992-08-19 1992-08-19 データ伝送システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4220150A JP2694412B2 (ja) 1992-08-19 1992-08-19 データ伝送システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0669930A JPH0669930A (ja) 1994-03-11
JP2694412B2 true JP2694412B2 (ja) 1997-12-24

Family

ID=16746681

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4220150A Expired - Fee Related JP2694412B2 (ja) 1992-08-19 1992-08-19 データ伝送システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2694412B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0669930A (ja) 1994-03-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2526695B2 (ja) オンライン情報処理装置
JPH0898274A (ja) 監視通知方法および装置
JP2694412B2 (ja) データ伝送システム
JPH1121038A (ja) エレベータの信号伝送装置
JP3131610B2 (ja) ビル管理システム
JPH0730576A (ja) 伝送システム
JP2001166822A (ja) 設備管理システム
JP2000299895A (ja) ドライブ装置インターフェース方式
JPS61158236A (ja) ホ−ムバスシステム
JPS6369346A (ja) ネツトワ−ク管理方式
JP3011051B2 (ja) 集中保守管理システムの過負荷試験装置
JP2775630B2 (ja) プログラマブルコントローラのリンクシステム
JPS63215239A (ja) ホ−ムバス接続端末管理方法
JP2002055967A (ja) 分散型ビル管理システム
JP2902791B2 (ja) 通信端末情報登録方式
JP2621779B2 (ja) 分散システムの接続確認試験方法
JP3042599B2 (ja) 印刷装置
JPH0687560B2 (ja) 情報一斉通知方式
JPH02217039A (ja) ポーリング/セレクティング制御手順方式
JPH03245633A (ja) 端末制御システム
JPH09130874A (ja) 通信制御装置
JPH118630A (ja) 通信端末装置
JPH04834A (ja) 通信制御装置
JPH066862A (ja) マスタスレーブネットワークシステム
JPH02105651A (ja) 状態管理方式

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees