JPH118630A - 通信端末装置 - Google Patents

通信端末装置

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JPH118630A
JPH118630A JP15941697A JP15941697A JPH118630A JP H118630 A JPH118630 A JP H118630A JP 15941697 A JP15941697 A JP 15941697A JP 15941697 A JP15941697 A JP 15941697A JP H118630 A JPH118630 A JP H118630A
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JP
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communication
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communication terminal
terminal device
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JP15941697A
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English (en)
Inventor
Takuya Okubo
琢也 大久保
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication of JPH118630A publication Critical patent/JPH118630A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクション型のATM通信網上でコネクシ
ョンレスサービスを実現する通信システムにおいて、V
CI資源を節約し、必要とするハードウェア資源の簡素
化された通信端末装置を提供する。 【解決手段】 通信端末は、呼が設定できた場合、その
後の通信に備えて呼に固有の情報は固有情報記憶部7
へ、通信パラメータは通信パラメータ記憶部8へそれぞ
れの呼情報を独立して格納する。通信パラメータ記憶部
8では、すでに同一のパラメータを持つ呼が設定されて
いる場合、新たなエントリは作成しない。呼の切断処理
を行った後、両方の記憶部のエントリからその呼及びそ
の呼が使用していた通信パラメータを削除するが、LA
Nエミュレーション用に設定された呼情報については削
除しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通信を呼によって
制御するコネクション型通信システムの通信端末装置に
関し、より詳細には、コネクション型通信システムによ
ってコネクションレスサービスを実現するために用いる
通信端末装置に関する。
【0002】
【従来の技術】コネクション型の通信であるATM通信
を利用してコネクションレスサービス機能を実現する端
末装置は、従来より知られている。そして、このコネク
ションレスサービス機能を少ない資源で提供することを
意図した通信端末装置が、特開平7−74767号公報
に開示されている。これは、コネクションレスサービス
を実現するために設定する多数の呼の中で、送信元は異
なるが宛先が同じであるような呼については同じ識別情
報(VCI)を割り当てることにより、実際に設定され
る呼の数を減らし、それにより必要なVCI(Virtual
Channel Identifier)資源を減らすというものである。
【0003】しかしながら、上記従来例の通信端末装置
では、情報を受信するために必要な呼の数は減らすこと
ができるものの、情報を送信するために必要な呼の数は
変わらない。例えばN台の端末を持つネットワーク上で
通信を行うとして、その内の1台の端末に着目してみ
る。データを受信する場合には、何台の端末から受信す
るとしても設定する呼は1つで良い。しかし、N台のデ
ータにデータを送信するには、N本の呼を設定する必要
がある。そのためN台の端末それぞれが他のすべての端
末と双方向の通信を行う必要のある環境においては、個
々の端末は依然としてN本の呼を管理する必要がある。
【0004】図4は、従来のコネクション型のATM通
信端末の構成の一例を示すブロック図である。図4にお
いて、1はCPUであり、端末全体を制御する機能を持
つ。2はパケット送受信部であり、通信制御部を介して
他の端末とデータのやりとりを行う機能を持つ。3は呼
設定・切断制御部であり、通信制御部を通してネットワ
ークとの間で呼の設定や切断に関する通信を行う機能を
持つ。4は通信制御部であり、パケット送受信部や呼設
定・切断制御部から送られてきたデータをネットワーク
へ転送し、ネットワークから送られてきたデータをパケ
ット送受信部や呼設定・切断制御部へ転送する機能を持
つ。5はネットワークとの物理的な接続を行うインタフ
ェース装置である。6は複数の通信端末を含むネットワ
ークである。7′はそれぞれの呼の情報を記憶する呼情
報記憶部であり、そこに記憶されるデータ内容が図5に
概念図として示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】コネクション型の通信
であるATM通信網上でコネクションレスサービスの一
形態を実現する規格として制定されたLANエミュレー
ションにおいては、ある端末が他の端末と通信を行うに
は双方向の呼を設定することになっているので、この従
来方法では必要なVCI資源を節約できないという問題
点があった。本発明は、こうした従来技術における問題
点に鑑みてなされたもので、コネクション型のATM通
信網上でコネクションレスサービスを実現する通信シス
テムにおいて、VCI資源を節約し、必要とするハード
ウェア資源の簡素化された通信端末装置を提供すること
をその解決すべき課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、呼に固有の情
報とそうでない情報とを独立に分離して記憶する手段を
有する通信端末であって、LANエミュレーションの通
信パラメータ等の複数の呼に共通する情報を同一の記憶
領域に記憶することを特徴とする通信端末装置を提供す
る。
【0007】請求項1の発明は、呼が担う情報としての
コネクションを規定する呼情報によりコネクションを設
定するコネクション型の通信を可能とし、呼によって通
信を管理する通信システムにおける通信端末装置におい
て、通信の制御情報として用いる呼に固有の情報、呼に
共有される情報をそれぞれ独立に記憶する記憶手段を有
し、複数の呼を同時に設定して通信を行う場合に、複数
の呼に共通する情報を同一の記憶領域に記憶することに
より、必要な記憶容量の削減を行う。
【0008】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、呼によって通信を管理する前記通信システムがAT
M通信システムであって、呼に固有の情報を記憶する前
記記憶手段は、仮想コネクションに固有の情報を記憶
し、記憶された仮想コネクションに固有の該情報により
コネクションレス通信を行い、仮想コネクション毎に固
有の情報(例:VPI/VCI)と、仮想コネクション
毎に固有でない情報(例:トラフィック情報)を独立に
管理し、複数の呼に共通する情報を同一の記憶領域に記
憶することにより、必要な記憶容量の削減を行う。
【0009】請求項3の発明は、請求項2の発明におい
て、呼によって通信を管理する前記通信システムがLA
Nエミュレーションを適用できる通信システムであっ
て、呼に共有される情報を記憶する前記記憶手段に前記
LANエミュレーションに使用する呼の通信パラメータ
を独立に記憶する手段を備えるようにし、LANエミュ
レーションのために設定される呼の通信パラメータとそ
れ以外の呼の通信パラメータを別々に扱うことにより、
LANエミュレーションのための呼が多く設定されるよ
うな状況下で、より簡易な方法で必要な記憶容量の削減
を行う。
【0010】以上の構成により、本発明は、同じ通信パ
ラメータを持つ呼を複数設定する通信、特にLANエミ
ュレーションのような通信を行ってコネクションレスサ
ービスを実現する場合に、呼に関する情報を記憶する記
憶装置において、必要な記憶容量を削減することができ
る。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明による通信端末装置の一実
施形態を添付図にもとづいて以下に説明する。図1に本
発明を採用したATM通信端末の構成を示すブロック図
を示す。図1において、1はCPUであり、端末全体を
制御する機能を持つ。2はパケット送受信部であり、通
信制御部を介して他の端末とデータのやりとりを行う機
能を持つ。3は呼設定・切断制御部であり、通信制御部
を通してネットワークとの間で呼の設定や切断に関する
通信を行う機能を持つ。4は通信制御部であり、パケッ
ト送受信部や呼設定・切断制御部から送られてきたデー
タをネットワークへ転送し、ネットワークから送られて
きたデータをパケット送受信部や呼設定・切断制御部へ
転送する機能を持つ。5はネットワークとの物理的な接
続を行うインタフェース装置である。6は複数の通信端
末を含むネットワークである。7はそれぞれの呼に固有
の情報を記憶する固有情報記憶部である。8は通信パラ
メータ情報を記憶する通信パラメータ記憶部である。
【0012】図1に示される固有情報記憶部7と通信パ
ラメータ記憶部8の詳細、およびそれらの関係を図2に
示す。これらの固有情報記憶部7と通信パラメータ記憶
部8を構成要素とする点が、呼情報記憶部7′のみを構
成要素とする従来例(図4,図5参照)と相違する部分
で、本発明の構成を特徴付けるものである。
【0013】次に、本実施形態の通信端末における情報
の処理について説明する。本実施形態の端末は、コネク
ションレスサービスの通信を行う必要が生じると、まず
その通信の相手との間に適切な呼を設定し、通信を行っ
た後、通信を行う必要がなくなった時点でその呼を切断
するという手順で通信を行う。この呼設定、および呼切
断の制御は呼設定・切断制御部3によりLANエミュレ
ーションの手順に従って自動的に行われるため、外部か
らはあたかもコネクションレス型の通信を行っているか
のように見える。
【0014】図3は本実施例の処理全体の大まかな流れ
を示すものである。以下、図3に従って処理の流れにつ
いて説明する。アプリケーションもしくはネットワーク
から通信の要請があると、本実施例の端末はまず、呼の
設定を行う(ステップS1)。呼設定ができたかを確認
し(ステップS2)、何らかの障害により呼が設定でき
なければエラーであり(ステップS3)、その通信は行
われない。呼が設定できた場合には、その後の通信に備
えて呼に関する情報及び通信パラメータを記憶するが、
まず、記憶すべき場所が通信パラメータ記憶部8にある
かと問い(ステップS4)、ある場合、そのエントリは
作成する必要なく、固有情報記憶部7にその呼情報を保
存するという手順をとる。従来例であれば、この際呼に
関する情報を一括して記憶するが、本実施形態では呼に
固有の情報と通信パラメータとを分離し、固有の情報は
固有情報記憶部7へ(ステップS6)、通信パラメータ
は通信パラメータ記憶部8へそれぞれ格納する(ステッ
プS5)。
【0015】図2は、固有情報記憶部7と通信パラメー
タ記憶部8の関係を示す概念図である。通信パラメータ
記憶部8では、すでに同一のパラメータを持つ呼が設定
されている場合にはそのエントリを流用することとし、
新たなエントリは作成しない。また、LANエミュレー
ションのために設定される呼の通信パラメータはあらか
じめ通信パラメータ記憶部8へ設定されているので、L
ANエミュレーションのための呼設定に伴う通信パラメ
ータ記憶部8へのエントリ追加は必要ない。
【0016】続くステップではネットワークを介した実
際のデータ授受を行う。パケット送受信部2が通信制御
部4を通して他の端末とデータの授受を行う(ステップ
S7)。何らかの障害が発生したり、何らかの理由でそ
れ以上のデータの授受を行う必要がなくなった場合に
は、呼を切断するかを確認(ステップS8)し、まずネ
ットワークに対して呼の切断処理を行い(ステップS
9)、これを行った後、固有情報記憶部7からその呼の
エントリを削除し(ステップS10)、続いてもしもそ
の呼が使用していた通信パラメータを参照している呼が
他にないかを確認し(ステップS11)、ない場合に、
その呼がLANエミュレーション用に設定された呼でな
ければ、通信パラメータ記憶部8においてこのエントリ
を削除する(ステップS12)。
【0017】なお、LANエミュレーションのための呼
の設定、切断処理や実際のデータ授受の方法等について
は公知の技術を用いるものとし、ここでの説明は省略す
る。なお、本実施例においてはATM端末による通信の
場合を説明したが、これは他の種類のコネクション型通
信においても適用し得る。また、本実施形態においては
通信パラメータのみを分離するものとしたが、分離する
パラメータは他の呼と共有しうる可能性のあるデータで
あればその他のデータであってもよい。以上の実施形態
によれば、複数の呼に共有される可能性のある情報を一
元的に扱うことにより、呼情報を記憶するための記憶領
域を節約することができる。さらに、本実施形態ではL
ANエミュレーションのための呼を特別に扱うことによ
り、より手軽に上記の効果を得ることができる。
【0018】
【発明の効果】本発明によれば、コネクション型通信の
呼情報の記憶方法について、呼に固有の情報と、通信パ
ラメータ等の呼に共有される情報をそれぞれ独立に記憶
手段に記憶し、それを管理するようにした。こうしたこ
とにより、呼の情報を記憶するための記憶容量を削減す
ることができる。さらに、特に同じ通信パラメータをも
つ多数の呼が双方向に設定される、コネクションレス型
サービス、特にLANエミュレーションのような通信を
行う場合に適応することができるとともに、この場合に
も、各端末に必要な記憶容量を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ATM通信システムに用いる本発明の通信端末
装置の一実施形態の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示される本発明の通信端末装置における
固有情報記憶部と通信パラメータ記憶部の詳細、および
それらの関係を説明する概念図である。
【図3】図1及び図2に示される本発明の通信端末装置
における通信処理動作を説明するフローチャート図であ
る。
【図4】従来のATM通信システムにおける端末装置の
構成の一例を示すブロック図である。
【図5】図4に示される従来のATM通信システムにお
ける端末装置の構成要素である呼情報記憶部の詳細を説
明するための概念図である。
【符号の説明】
1…CPU、2…パケット送受信部、3…呼設定・切断
制御部、4…通信制御部、5…通信インタフェース、6
…ネットワーク、7…固有情報記憶部、7′…呼情報記
憶部、8…通信パラメータ記憶部。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 呼が担う情報としてのコネクションを規
    定する呼情報によりコネクションを設定するコネクショ
    ン型の通信を可能とし、呼によって通信を管理する通信
    システムにおける通信端末装置において、通信の制御情
    報として用いる呼に固有の情報、呼に共有される情報を
    それぞれ独立に記憶する記憶手段を有する通信端末装
    置。
  2. 【請求項2】 呼によって通信を管理する前記通信シス
    テムがATM通信システムであって、呼に固有の情報を
    記憶する前記記憶手段は、仮想コネクションに固有の情
    報を記憶し、記憶された仮想コネクションに固有の該情
    報によりコネクションレス通信を行う請求項1記載の通
    信端末装置。
  3. 【請求項3】 呼によって通信を管理する前記通信シス
    テムがLANエミュレーションを適用できる通信システ
    ムであって、呼に共有される情報を記憶する前記記憶手
    段に前記LANエミュレーションに使用する呼の通信パ
    ラメータを独立に記憶する手段を備えるようにした請求
    項2記載の通信端末装置。
JP15941697A 1997-06-17 1997-06-17 通信端末装置 Pending JPH118630A (ja)

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JP15941697A JPH118630A (ja) 1997-06-17 1997-06-17 通信端末装置

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ID=15693278

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011229164A (ja) * 2011-06-07 2011-11-10 Canon Inc 通信装置及びその制御方法
US8695057B2 (en) 2006-03-20 2014-04-08 Canon Kabushiki Kaisha Communications apparatus and control method therefor

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8695057B2 (en) 2006-03-20 2014-04-08 Canon Kabushiki Kaisha Communications apparatus and control method therefor
US8931040B2 (en) 2006-03-20 2015-01-06 Canon Kabushiki Kaisha Communications apparatus and control method therefor
JP2011229164A (ja) * 2011-06-07 2011-11-10 Canon Inc 通信装置及びその制御方法

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