JPH09282255A - 通信システム - Google Patents
通信システムInfo
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- JPH09282255A JPH09282255A JP8111913A JP11191396A JPH09282255A JP H09282255 A JPH09282255 A JP H09282255A JP 8111913 A JP8111913 A JP 8111913A JP 11191396 A JP11191396 A JP 11191396A JP H09282255 A JPH09282255 A JP H09282255A
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- Japan
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- logical
- communication
- application program
- logical channel
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Abstract
(57)【要約】
【解決手段】 中継装置3Aは、端末装置1Aからアプ
リケーションプログラム2−1Aによる通信要求を受け
ると、マッピングテーブル5を参照し、そのアプリケー
ションプログラム2−1Aに設定された論理ポートP−
1Aに対し予め決められた論理チャネルC1を使用させ
る。他のアプリケーションプログラム2−2A,2−3
Aの通信要求に対しては別の論理ポートP−2Aが割り
当てられ、マッピングテーブル5では別の論理チャネル
C2がマッピングされる。こうして、広い帯域の確保を
必要とするアプリケーションプログラム2−1Aについ
て独立の論理チャネルC1を確保する。 【効果】 複数のアプリケーションが同時に通信を行う
場合に、アプリケーション同士の帯域の取り合いが防止
できる。
リケーションプログラム2−1Aによる通信要求を受け
ると、マッピングテーブル5を参照し、そのアプリケー
ションプログラム2−1Aに設定された論理ポートP−
1Aに対し予め決められた論理チャネルC1を使用させ
る。他のアプリケーションプログラム2−2A,2−3
Aの通信要求に対しては別の論理ポートP−2Aが割り
当てられ、マッピングテーブル5では別の論理チャネル
C2がマッピングされる。こうして、広い帯域の確保を
必要とするアプリケーションプログラム2−1Aについ
て独立の論理チャネルC1を確保する。 【効果】 複数のアプリケーションが同時に通信を行う
場合に、アプリケーション同士の帯域の取り合いが防止
できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マルチメディアア
プリケーションプログラム等を実行するコンピュータ同
士の通信に適する通信システムに関する。
プリケーションプログラム等を実行するコンピュータ同
士の通信に適する通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】パーソナル型コンピュータの多機能化や
マルチメディアアプリケーションプログラムの発達によ
り、コンピュータ同士や通信路を介して多様な通信を行
う環境が整いつつある。例えば、ある端末装置のアプリ
ケーションプログラムが通信線を介して他の端末装置の
アプリケーションプログラムと通信を行おうとする場合
に、端末装置ではそのアプリケーションプログラムの通
信のために、1つあるいは複数の論理ポートを設定す
る。通信路には中継装置が設けられ、通信路の伝送容量
に応じて論理チャネルが設定される。端末装置から通信
要求があった場合には、中継装置は端末装置の設定した
論理ポートに対し1つの論理チャネルをマッピングし、
通信路の確立を行う。
マルチメディアアプリケーションプログラムの発達によ
り、コンピュータ同士や通信路を介して多様な通信を行
う環境が整いつつある。例えば、ある端末装置のアプリ
ケーションプログラムが通信線を介して他の端末装置の
アプリケーションプログラムと通信を行おうとする場合
に、端末装置ではそのアプリケーションプログラムの通
信のために、1つあるいは複数の論理ポートを設定す
る。通信路には中継装置が設けられ、通信路の伝送容量
に応じて論理チャネルが設定される。端末装置から通信
要求があった場合には、中継装置は端末装置の設定した
論理ポートに対し1つの論理チャネルをマッピングし、
通信路の確立を行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の通信システムには次のような解決すべき課題が
あった。例えば、ある端末装置で2種のアプリケーショ
ンプログラムがそれぞれ同一の相手端末装置と通信を行
う場合を考える。アプリケーションプログラムの1つ
は、例えばテレビジョン会議を実現するためのもので、
もう一方のアプリケーションプログラムはファイル転送
を行うプログラムであるとする。このような場合、各ア
プリケーションプログラムに対して、端末装置はそれぞ
れ論理ポートを設定するが、中継装置は同一の相手端末
装置との通信であることからこれらの論理ポートを1つ
の論理チャネルに多重化して通信路を確立することがあ
る。このような場合、通信路の帯域が狭いと、各アプリ
ケーションプログラムが帯域を取り合う。このため、マ
ルチメディアアプリケーション等のような広い帯域を要
求するプログラムが十分な帯域を確保できず、通信に障
害を発生することがある。即ち、このような広い帯域を
要求するようなアプリケーションプログラムと他のアプ
リケーションプログラムとの論理チャネルの共用を可能
な限り防止したい。
な従来の通信システムには次のような解決すべき課題が
あった。例えば、ある端末装置で2種のアプリケーショ
ンプログラムがそれぞれ同一の相手端末装置と通信を行
う場合を考える。アプリケーションプログラムの1つ
は、例えばテレビジョン会議を実現するためのもので、
もう一方のアプリケーションプログラムはファイル転送
を行うプログラムであるとする。このような場合、各ア
プリケーションプログラムに対して、端末装置はそれぞ
れ論理ポートを設定するが、中継装置は同一の相手端末
装置との通信であることからこれらの論理ポートを1つ
の論理チャネルに多重化して通信路を確立することがあ
る。このような場合、通信路の帯域が狭いと、各アプリ
ケーションプログラムが帯域を取り合う。このため、マ
ルチメディアアプリケーション等のような広い帯域を要
求するプログラムが十分な帯域を確保できず、通信に障
害を発生することがある。即ち、このような広い帯域を
要求するようなアプリケーションプログラムと他のアプ
リケーションプログラムとの論理チャネルの共用を可能
な限り防止したい。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は以上の点を解決
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉2種以上のアプリケーションプログラムを実
行する端末装置と、その端末装置の論理ポートを通信路
の論理チャネルにマッピングして多重化通信を行う中継
装置とを備え、この中継装置には、端末装置の各論理ポ
ートが少なくとも2以上の論理チャネルを別々に使用す
るようにマッピングするマッピングテーブルを設けたこ
とを特徴とする通信システム。
するため次の構成を採用する。 〈構成1〉2種以上のアプリケーションプログラムを実
行する端末装置と、その端末装置の論理ポートを通信路
の論理チャネルにマッピングして多重化通信を行う中継
装置とを備え、この中継装置には、端末装置の各論理ポ
ートが少なくとも2以上の論理チャネルを別々に使用す
るようにマッピングするマッピングテーブルを設けたこ
とを特徴とする通信システム。
【0005】〈説明〉各アプリケーションプログラム
は、それぞれ通信路を介して通信を行うために、端末装
置において論理ポートを割り当てられる。その論理ポー
トは通信路のいずれかの論理チャネルを使用するように
マッピングされる。このマッピングは中継装置が行う。
中継装置は、通信路の入口や出口に設けられていてもよ
いし、端末装置に内蔵されていてもよい。従って、通信
路は広域網でもよいし、端末装置同士を直接接続する通
信線であってもよい。
は、それぞれ通信路を介して通信を行うために、端末装
置において論理ポートを割り当てられる。その論理ポー
トは通信路のいずれかの論理チャネルを使用するように
マッピングされる。このマッピングは中継装置が行う。
中継装置は、通信路の入口や出口に設けられていてもよ
いし、端末装置に内蔵されていてもよい。従って、通信
路は広域網でもよいし、端末装置同士を直接接続する通
信線であってもよい。
【0006】複数の論理ポートが論理チャネルを共用す
る場合には多重化通信が行われる。各論理ポートがすく
なくとも2以上の論理チャネルを別々に使用するという
のは、例えば使用可能な論理チャネルが2つある場合
に、1つの論理ポートが一方の論理チャネルを使用し、
残りの論理ポートがもう一方の論理チャネルを共用する
ような使用方法や、複数の論理ポートを適当に2分し
て、一方の論理ポート群が一方の論理チャネルを使用
し、他方の論理ポート群がもう一方の論理チャネルを共
用するような使用方法がある。
る場合には多重化通信が行われる。各論理ポートがすく
なくとも2以上の論理チャネルを別々に使用するという
のは、例えば使用可能な論理チャネルが2つある場合
に、1つの論理ポートが一方の論理チャネルを使用し、
残りの論理ポートがもう一方の論理チャネルを共用する
ような使用方法や、複数の論理ポートを適当に2分し
て、一方の論理ポート群が一方の論理チャネルを使用
し、他方の論理ポート群がもう一方の論理チャネルを共
用するような使用方法がある。
【0007】このように予め論理ポートと論理チャネル
とをマッピングするマッピングテーブルを設けておけ
ば、所定の帯域を確保する必要のあるアプリケーション
プログラムの通信に対して、専用かあるいは多重化率の
低い論理チャネルを割り当てることができる。従って、
複数のアプリケーションプログラムを同時に動作させて
も各アプリケーションプログラムが互いに他のアプリケ
ーションプログラムの通信に悪影響をあたえることを防
止できる。
とをマッピングするマッピングテーブルを設けておけ
ば、所定の帯域を確保する必要のあるアプリケーション
プログラムの通信に対して、専用かあるいは多重化率の
低い論理チャネルを割り当てることができる。従って、
複数のアプリケーションプログラムを同時に動作させて
も各アプリケーションプログラムが互いに他のアプリケ
ーションプログラムの通信に悪影響をあたえることを防
止できる。
【0008】〈構成2〉構成1において、所定の帯域確
保を必要とするアプリケーションプログラムが、そのア
プリケーションプログラムの通信専用に使用できる論理
チャネルにマッピングされるような論理ポートを選択す
ることを特徴とする通信システム。
保を必要とするアプリケーションプログラムが、そのア
プリケーションプログラムの通信専用に使用できる論理
チャネルにマッピングされるような論理ポートを選択す
ることを特徴とする通信システム。
【0009】〈説明〉所定の帯域確保を必要とするアプ
リケーションプログラムは、専用かあるいは多重化率の
低い論理チャネルの割当てが必要だから、マッピングテ
ーブルによって該当する論理チャネルを確保された論理
ポートを自動的に選択することが好ましい。そこで、ア
プリケーション側にその論理ポート選択の機能を持たせ
た。
リケーションプログラムは、専用かあるいは多重化率の
低い論理チャネルの割当てが必要だから、マッピングテ
ーブルによって該当する論理チャネルを確保された論理
ポートを自動的に選択することが好ましい。そこで、ア
プリケーション側にその論理ポート選択の機能を持たせ
た。
【0010】〈構成3〉構成1または2において、特定
の論理ポートにのみマッピングされる論理チャネルと、
その他の任意の論理ポートにマッピングされる論理チャ
ネルとを設けたことを特徴とする通信システム。
の論理ポートにのみマッピングされる論理チャネルと、
その他の任意の論理ポートにマッピングされる論理チャ
ネルとを設けたことを特徴とする通信システム。
【0011】〈説明〉特定の論理ポートは所定の帯域確
保を必要とするアプリケーションプログラムが選択す
る。その他の論理ポートは多重化されても通信障害の生
じないアプリケーションプログラムが選択する。このよ
うに特定の論理ポートを予め設定しておけば、アプリケ
ーションプログラムが適切な論理ポートを自動的に選択
できる。
保を必要とするアプリケーションプログラムが選択す
る。その他の論理ポートは多重化されても通信障害の生
じないアプリケーションプログラムが選択する。このよ
うに特定の論理ポートを予め設定しておけば、アプリケ
ーションプログラムが適切な論理ポートを自動的に選択
できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
例を用いて説明する。 〈具体例〉図1は、本発明の通信システムの動作説明図
である。この説明の前に、まず本発明の適用される通信
システムの構成を説明する。図2は、通信システムの概
略ブロック図である。本発明は、例えばこのような構成
のシステムに適用される。このシステムは、端末装置1
AがLAN(ローカルエリアネットワーク)6Aを介し
て中継装置3Aと接続され、端末装置1BがLAN6B
を介して中継装置3Bと接続される。中継装置3A,3
BはWAN(広域ネットワーク)7を介して接続されて
いる。各端末装置1Aは、それぞれアプリケーションプ
ログラム2−1A、2−2A、2−3A、あるいはアプ
リケーションプログラム2−1B、2−2B、2−3B
を実行してその処理を行う。
例を用いて説明する。 〈具体例〉図1は、本発明の通信システムの動作説明図
である。この説明の前に、まず本発明の適用される通信
システムの構成を説明する。図2は、通信システムの概
略ブロック図である。本発明は、例えばこのような構成
のシステムに適用される。このシステムは、端末装置1
AがLAN(ローカルエリアネットワーク)6Aを介し
て中継装置3Aと接続され、端末装置1BがLAN6B
を介して中継装置3Bと接続される。中継装置3A,3
BはWAN(広域ネットワーク)7を介して接続されて
いる。各端末装置1Aは、それぞれアプリケーションプ
ログラム2−1A、2−2A、2−3A、あるいはアプ
リケーションプログラム2−1B、2−2B、2−3B
を実行してその処理を行う。
【0013】この場合に、例えばWAN7はISDN
(サービス統合ネットワーク)の公衆網とし、LAN6
Aに比べて帯域が狭く多重化処理を行っているものとす
る。ここで、アプリケーションプログラム2−1Aと2
−1Bは共にテレビジョン会議等を行うためのマルチメ
ディアアプリケーションとする。また、その他のアプリ
ケーションプログラム2−2A、2−3A、2−2B、
2−3Bは、データ転送等を行うプログラムとする。こ
のような場合に、本発明においては、各プログラムの通
信要求に対し、中継装置3Aにおいてアプリケーション
プログラム2−1A、2−1Bのための通信用に割り当
てられた論理チャネルを他のアプリケーションプログラ
ムが共用しないように制御する。
(サービス統合ネットワーク)の公衆網とし、LAN6
Aに比べて帯域が狭く多重化処理を行っているものとす
る。ここで、アプリケーションプログラム2−1Aと2
−1Bは共にテレビジョン会議等を行うためのマルチメ
ディアアプリケーションとする。また、その他のアプリ
ケーションプログラム2−2A、2−3A、2−2B、
2−3Bは、データ転送等を行うプログラムとする。こ
のような場合に、本発明においては、各プログラムの通
信要求に対し、中継装置3Aにおいてアプリケーション
プログラム2−1A、2−1Bのための通信用に割り当
てられた論理チャネルを他のアプリケーションプログラ
ムが共用しないように制御する。
【0014】図1に戻って、本発明の通信システムの動
作を説明する。まず、アプリケーションプログラム2−
1Aが端末装置1Aを介して通信要求を行ったとする。
この場合、端末装置1Aは相手方のアプリケーションプ
ログラム2−1Bの動作する端末装置1Bのアドレス
と、アプリケーションプログラム2−1Aに割り当てら
れた論理ポートのポート番号とをPDU(プロトコルデ
ータユニット)に含めて中継装置3Aに送信する。プロ
トコルデータユニットPDUのヘッダ部H1にはアドレ
ス、ヘッダ部H2にはポート番号、データ部D1には通
信データが格納される。なお、端末装置1Aのアドレス
はA、端末装置1BのアドレスはBであるとする。中継
装置3Aは、通信路4を介して中継装置3Bと接続され
ている。この通信路4は、例えば論理チャネルC1及び
論理チャネルC2を設定できるものとする。
作を説明する。まず、アプリケーションプログラム2−
1Aが端末装置1Aを介して通信要求を行ったとする。
この場合、端末装置1Aは相手方のアプリケーションプ
ログラム2−1Bの動作する端末装置1Bのアドレス
と、アプリケーションプログラム2−1Aに割り当てら
れた論理ポートのポート番号とをPDU(プロトコルデ
ータユニット)に含めて中継装置3Aに送信する。プロ
トコルデータユニットPDUのヘッダ部H1にはアドレ
ス、ヘッダ部H2にはポート番号、データ部D1には通
信データが格納される。なお、端末装置1Aのアドレス
はA、端末装置1BのアドレスはBであるとする。中継
装置3Aは、通信路4を介して中継装置3Bと接続され
ている。この通信路4は、例えば論理チャネルC1及び
論理チャネルC2を設定できるものとする。
【0015】この場合に、中継装置3Aはマッピングテ
ーブル5を用意する。このマッピングテーブル5は本発
明において新たに設けられたもので、予め端末装置1A
の設定する論理ポートと論理チャネルC1,C2とを対
応付けておく。即ち、端末装置1Aが広い帯域における
伝送を必要とするアプリケーションプログラム2−1A
に対し常に論理ポートP−1Aを割り当てるとすれば、
これに対して論理チャネルC1を使用するようにマッピ
ングテーブル5を生成する。また、その他のアプリケー
ションプログラムに対して端末装置1Aが論理ポートP
−2Aやそれ以外の論理ポートを割り当てるとすれば、
これに対して論理チャネルC2を使用するようにマッピ
ングテーブル5を準備する。
ーブル5を用意する。このマッピングテーブル5は本発
明において新たに設けられたもので、予め端末装置1A
の設定する論理ポートと論理チャネルC1,C2とを対
応付けておく。即ち、端末装置1Aが広い帯域における
伝送を必要とするアプリケーションプログラム2−1A
に対し常に論理ポートP−1Aを割り当てるとすれば、
これに対して論理チャネルC1を使用するようにマッピ
ングテーブル5を生成する。また、その他のアプリケー
ションプログラムに対して端末装置1Aが論理ポートP
−2Aやそれ以外の論理ポートを割り当てるとすれば、
これに対して論理チャネルC2を使用するようにマッピ
ングテーブル5を準備する。
【0016】その結果、中継装置3Aは端末装置1Aか
ら図に示すようなPDUによる通信要求を受けると、そ
のヘッダ部H1,H2により相手方の端末装置のアドレ
スと論理ポートのポート番号とを認識し、マッピングテ
ーブル5でマッピングした論理チャネルC1を使用して
通信を行う。中継装置3Bにも同様のマッピングテーブ
ル5が準備されている。これによって、アプリケーショ
ンプログラム2−1Aは、論理チャネルC1を使用した
通信を開始する。一方、別のアプリケーションプログラ
ム2−2Aの通信要求を行う場合、端末装置1AはP−
1A以外の論理ポートをそのアプリケーションプログラ
ム2−2Aに割り当てる。
ら図に示すようなPDUによる通信要求を受けると、そ
のヘッダ部H1,H2により相手方の端末装置のアドレ
スと論理ポートのポート番号とを認識し、マッピングテ
ーブル5でマッピングした論理チャネルC1を使用して
通信を行う。中継装置3Bにも同様のマッピングテーブ
ル5が準備されている。これによって、アプリケーショ
ンプログラム2−1Aは、論理チャネルC1を使用した
通信を開始する。一方、別のアプリケーションプログラ
ム2−2Aの通信要求を行う場合、端末装置1AはP−
1A以外の論理ポートをそのアプリケーションプログラ
ム2−2Aに割り当てる。
【0017】中継装置3Aは、この論理ポートのポート
番号を参照して、マッピングテーブル5にマッピングさ
れていればこれに対応する論理チャネルを使用させる。
この具体例では、論理ポートP−2Aは、例えばデフォ
ルト状態としておく。即ち、論理ポートP−1Aのポー
ト番号がPDUに含まれている場合にのみ論理チャネル
C1を使用させ、それ以外のポート番号の場合は全て論
理チャネルC2を使用させる。これによって、特定の広
い帯域を要求するアプリケーションプログラムにのみ専
用の論理チャネルC1を使用させることが可能になる。
番号を参照して、マッピングテーブル5にマッピングさ
れていればこれに対応する論理チャネルを使用させる。
この具体例では、論理ポートP−2Aは、例えばデフォ
ルト状態としておく。即ち、論理ポートP−1Aのポー
ト番号がPDUに含まれている場合にのみ論理チャネル
C1を使用させ、それ以外のポート番号の場合は全て論
理チャネルC2を使用させる。これによって、特定の広
い帯域を要求するアプリケーションプログラムにのみ専
用の論理チャネルC1を使用させることが可能になる。
【0018】図3には、本発明による2種類の論理チャ
ネルの使用態様を図示した。図3(a)は、広い帯域の
確保を必要とするアプリケーションプログラム2−1A
の使用態様で、アプリケーション2−1Aは論理ポート
P−1Aが割り当てられ、相手方の端末装置におけるア
プリケーションプログラム2−1Bは論理ポートP−1
Bが割り当てられている。そして、これらはマッピング
テーブルを用いて論理チャネルC1を専用に使用するよ
うマッピングされる。一方、(b)は、通信に特に広い
帯域を必要としないアプリケーションプログラムに対す
るもので、アプリケーションプログラム群2−2A,2
−3A,2−4Aがそれぞれ論理ポートP−2A,P−
3A,P−4Aを割り当てられた場合に、いずれも通信
路の論理チャネルC2を使用して通信を行う場合を示し
ている。
ネルの使用態様を図示した。図3(a)は、広い帯域の
確保を必要とするアプリケーションプログラム2−1A
の使用態様で、アプリケーション2−1Aは論理ポート
P−1Aが割り当てられ、相手方の端末装置におけるア
プリケーションプログラム2−1Bは論理ポートP−1
Bが割り当てられている。そして、これらはマッピング
テーブルを用いて論理チャネルC1を専用に使用するよ
うマッピングされる。一方、(b)は、通信に特に広い
帯域を必要としないアプリケーションプログラムに対す
るもので、アプリケーションプログラム群2−2A,2
−3A,2−4Aがそれぞれ論理ポートP−2A,P−
3A,P−4Aを割り当てられた場合に、いずれも通信
路の論理チャネルC2を使用して通信を行う場合を示し
ている。
【0019】相手方のアプリケーションプログラム2−
2B,2−3B,2−4Bもそれぞれ論理ポートP−2
B,P−3B,P−4Bを割り当てられ、論理チャネル
C2を使用する。こうして、同時に動作したとしても他
のアプリケーションの通信に影響を与えないようなアプ
リケーションプログラムは、同一の論理チャネルを使用
することにより通信路の有効利用を図る。マッピングテ
ーブルはこのような目的に応じた論理ポートと論理チャ
ネルとの対応を設定しマッピングを行うことが好まし
い。
2B,2−3B,2−4Bもそれぞれ論理ポートP−2
B,P−3B,P−4Bを割り当てられ、論理チャネル
C2を使用する。こうして、同時に動作したとしても他
のアプリケーションの通信に影響を与えないようなアプ
リケーションプログラムは、同一の論理チャネルを使用
することにより通信路の有効利用を図る。マッピングテ
ーブルはこのような目的に応じた論理ポートと論理チャ
ネルとの対応を設定しマッピングを行うことが好まし
い。
【0020】なお、上記図2に示したようなシステム
は、端末装置がそれぞれLANやWAN等のネットワー
クを介して相互に接続されている例を示した。しかしな
がら、例えば端末装置が相互に直接多重化可能な通信路
を介して接続されているような場合にも本発明を採用す
ることができる。このような場合、各端末装置の中に中
継装置が内蔵され、同様のマッピングテーブルを保持す
ればよい。また、通信路に設定できる論理チャネルの数
やその伝送容量等は、それぞれ任意であって、各種のプ
ログラムに対しその性質に応じたマッピングを行うこと
が好ましい。また、本発明によれば、中継装置が自動的
に適切な論理チャネルを選択し、全てのアプリケーショ
ンプログラムに対し同一の論理チャネルを設定してしま
うということがない。
は、端末装置がそれぞれLANやWAN等のネットワー
クを介して相互に接続されている例を示した。しかしな
がら、例えば端末装置が相互に直接多重化可能な通信路
を介して接続されているような場合にも本発明を採用す
ることができる。このような場合、各端末装置の中に中
継装置が内蔵され、同様のマッピングテーブルを保持す
ればよい。また、通信路に設定できる論理チャネルの数
やその伝送容量等は、それぞれ任意であって、各種のプ
ログラムに対しその性質に応じたマッピングを行うこと
が好ましい。また、本発明によれば、中継装置が自動的
に適切な論理チャネルを選択し、全てのアプリケーショ
ンプログラムに対し同一の論理チャネルを設定してしま
うということがない。
【図1】本発明の通信システム動作説明図である。
【図2】通信システムの概略ブロック図である。
【図3】論理チャネルの使用態様説明図である。
1A,1B 端末装置 2−1A〜2−3B アプリケーションプログラム 3A,3B 中継装置 4 通信路 5 マッピングテーブル
Claims (3)
- 【請求項1】 2種以上のアプリケーションプログラム
を実行する端末装置と、その端末装置の論理ポートを通
信路の論理チャネルにマッピングして多重化通信を行う
中継装置とを備え、 この中継装置には、端末装置の各論理ポートが少なくと
も2以上の論理チャネルを別々に使用するようにマッピ
ングするマッピングテーブルを設けたことを特徴とする
通信システム。 - 【請求項2】 請求項1において、 所定の帯域確保を必要とするアプリケーションプログラ
ムが、そのアプリケーションプログラムの通信専用に使
用できる論理チャネルにマッピングされるような論理ポ
ートを選択することを特徴とする通信システム。 - 【請求項3】 請求項1または2において、 特定の論理ポートにのみマッピングされる論理チャネル
と、その他の任意の論理ポートにマッピングされる論理
チャネルとを設けたことを特徴とする通信システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8111913A JPH09282255A (ja) | 1996-04-09 | 1996-04-09 | 通信システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8111913A JPH09282255A (ja) | 1996-04-09 | 1996-04-09 | 通信システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09282255A true JPH09282255A (ja) | 1997-10-31 |
Family
ID=14573265
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8111913A Pending JPH09282255A (ja) | 1996-04-09 | 1996-04-09 | 通信システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09282255A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004071015A1 (ja) * | 2003-02-07 | 2004-08-19 | Fujitsu Limited | セッション管理プログラム、セッション管理方法およびセッション管理装置 |
JP2007087038A (ja) * | 2005-09-21 | 2007-04-05 | Nec Corp | 通信制御システム及び通信制御方法並びに通信制御用プログラム |
JP2009003525A (ja) * | 2007-06-19 | 2009-01-08 | Toshiba Corp | 情報通信装置及び医療情報装置 |
-
1996
- 1996-04-09 JP JP8111913A patent/JPH09282255A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004071015A1 (ja) * | 2003-02-07 | 2004-08-19 | Fujitsu Limited | セッション管理プログラム、セッション管理方法およびセッション管理装置 |
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