JPH10136051A - 通信回線監視設定機能を備えた通信インターフェース及びこれを用いた通信制御システム、鍵管理通信制御システム - Google Patents

通信回線監視設定機能を備えた通信インターフェース及びこれを用いた通信制御システム、鍵管理通信制御システム

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JPH10136051A
JPH10136051A JP29031996A JP29031996A JPH10136051A JP H10136051 A JPH10136051 A JP H10136051A JP 29031996 A JP29031996 A JP 29031996A JP 29031996 A JP29031996 A JP 29031996A JP H10136051 A JPH10136051 A JP H10136051A
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慶人 陸野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】システム規模の拡張を容易にする通信インター
フェースを提供することを目的としている。 【解決手段】接続した2つの通信ラインL1,L2のう
ち、いずれか一方の通信ラインに対しては、アドレスを
指定したデータが伝送されて来たときに返信すべき受信
確認信号の出力を禁止あるいは許容に設定できる通信回
線監視設定手段12を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鍵管理装置などに
内蔵される通信回線監視設定機能を備えた通信インター
フェース、及びこれを用いた通信制御システム、鍵管理
通信制御システムに関する。
【0002】
【従来の技術】2つの独立した通信制御システムを通信
インターフェースを用いて連携する方法は、すでに公知
であり、以下に、鍵管理通信制御システムに適用した例
を図9とともに説明する。このシステムに使用されてい
る通信インターフェース100は、受信機である防犯監
視盤101に多重伝送線Laを介して接続される中継器
盤100aに、鍵管理装置102に内蔵したキーボック
ス通信制御ユニット(不図示)に通信ケーブルLbで接
続された設備ユニット100bと、監視ユニット100
cとを組み合わせて構成されている。
【0003】なお、受信機には、防犯監視盤101の他
に、照明や空調などの設備機器の連動制御を行う集中監
視制御盤や、照明制御システムの連動制御盤などがあ
る。また、鍵管理装置102には、他の出入口などに設
置されるカードリーダ102aを接続しており、また、
鍵保管情報のみを集中監視するために、コンピュータな
どのセンタ装置(不図示)を接続することもできる。
【0004】設備ユニット100bは、キーボックス通
信制御ユニットから鍵保管情報を取り込み、一方、監視
ユニット100cは、キーボックス通信制御ユニットに
防犯センサの信号を送出している。中継器盤100a
と、設備ユニット100b、監視ユニット100cとの
間では、相互に情報を交換しており、中継器盤100a
に接続された防犯監視盤101は、鍵保管情報に基づい
て、各室の警戒を設定あるいは解除する一方、監視ユニ
ット100cに接続された鍵管理装置102は、防犯セ
ンサの信号に基づいて、不良退館などの場合に、警報や
メッセージを出力できるようになっている。
【0005】鍵管理装置102から送出される鍵保管情
報には、すべてのキーボックスへの鍵の返還(全保
管)、ガードマンによる巡回中(代表巡回)、清掃業者
による清掃中(代表清掃)、鍵管理装置102の扉が開
状態、設備ユニット100bあるいは監視ユニット10
0cの異常、鍵管理装置102のキーボックスの異常、
鍵管理装置102と設備ユニット100b及び監視ユニ
ット100c間のRS485通信の異常などの情報があ
る。
【0006】防犯監視盤101(あるいは、集中監視制
御盤、連動制御盤)では、鍵管理装置102が全保管状
態になれば、ビルの1階の出入口(正面玄関)の照明を
消灯させ、専用カードが、鍵管理装置102に内蔵のカ
ードリーダや、鍵管理装置102に更に接続されたカー
ドリーダ102aで読み込まれ、代表巡回、代表清掃の
状態になれば、巡回、清掃の予定されている部屋などの
照明を順に点灯制御するとともに、防犯センサによる警
戒を順に解除する。また、各種異常が発生すれば、アラ
ームを鳴動させる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のシステムでは、通信インターフェースを構成する中
継器盤と、設備ユニット、監視ユニットとの間の信号の
やりとりは、接点信号の形で行われるため、この通信イ
ンターフェースは、一般に小型化は困難であり、また、
他の通信制御システムと接続する場合、構造が複雑にな
って大型化し、通信量が増大するため通信速度が遅くな
るなどの問題があった。
【0008】本発明は、上記の事情に鑑みてなされたも
のであり、システム規模の拡張を容易にする通信インタ
ーフェース、及びこれを用いた通信制御システム、鍵管
理通信制御システムを提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に係る通信インターフェースは、
接続した2つの通信ラインのうち、いずれか一方の通信
ラインに対しては、アドレスを指定したデータが伝送さ
れて来たときに返信すべき受信確認信号の出力を禁止あ
るいは許容に設定できる通信回線監視設定手段を備え
る。
【0010】すなわち、この通信インターフェースで
は、通信機器からアドレスを指定したデータを受けたと
きに、受信確認信号(ACK信号)を必ず返信するよう
になっているが、一方の通信ラインに対しては、この返
信を行わないようにできる。請求項2に係る通信インタ
ーフェースでは、請求項1の通信インターフェースは、
一端を多重伝送制御用受信機に接続した1ペアの多重伝
送線を接続する多重伝送線接続端子と、通信ケーブルを
接続する通信ケーブル接続端子と、多重伝送線、通信ケ
ーブルを通じて送受された通信機器との間でデータを送
受する通信制御部とを備え、通信回線監視設定手段は、
通信ケーブル接続端子側に対して返信すべき受信確認信
号の出力を、禁止あるいは許容する。
【0011】すなわち、通信ケーブルを接続したコンテ
ンション方式の通信系を、受信確認信号の出力を禁止で
きるようにする。なお、通信機器には、防犯監視盤など
の多重伝送受信機、設備ユニット、監視ユニットなどが
含まれる。請求項3に係る通信制御システムでは、独立
した2つの通信ラインのうち、少なくとも1つの通信ラ
インとの間でデータを送受し、アドレスを指定されたデ
ータを受けたときには受信確認信号を返信する機能を備
えた通信インターフェースと、独立した2つの通信ライ
ンに接続され、いずれか一方の通信ラインに対しては、
アドレスを指定されたデータを受信しても受信確認信号
を出力させないようにした通信インターフェースとを、
その各々の対応した通信接続端子が通信ケーブルを介し
て同じ通信ラインに接続されるように接続するととも
に、同じ通信ラインに対しては、いずれの通信インター
フェースもアドレスを同一に設定し、かつそれぞれの通
信インターフェースの他方の通信接続端子を、別の通信
制御システムを構成する通信ラインに接続した構成とし
ている。
【0012】すなわち、受信確認信号を返信する通信イ
ンターフェースと、受信確認信号を出力しない少なくと
も1台以上の通信インターフェースとを、通信ケーブル
で同じ通信ラインに接続し、同一アドレスに設定して使
用する。このようなシステムでは、受信確認信号を出力
しない通信インターフェースが、アドレスを指定したデ
ータを受けたときには、代わりに同じアドレスの通信イ
ンターフェースが受信確認信号を返信するため、通信異
常にはならず、また、1台の通信インターフェースのみ
が受信確認信号を返信するので、通信ケーブル上の通信
トラフィックを軽減できる。
【0013】受信確認信号を出力しない通信インターフ
ェースは、通信ケーブル上を送受されるデータを傍受で
きるので、もう一方の通信ラインを通じ、別の通信制御
システムを構成する通信機器に対し、必要なデータを送
信できる。請求項4に係る通信制御システムでは、請求
項3において、受信確認信号を出力させないようにした
通信インターフェースが、請求項1に記載の通信インタ
ーフェースの通信回線監視設定手段を、受信確認信号の
出力を禁止する設定にして構成されている。
【0014】請求項5に係る鍵管理通信制御システムで
は、通信インターフェースの一端を1ペアの多重伝送線
に接続し、他端を通信ケーブルを介して鍵管理装置のキ
ーボックス通信制御ユニットに接続し、このキーボック
ス通信制御ユニットを、更に通信ケーブルを介して、各
々の他端を異なる通信制御システムの1ペアの多重伝送
線に接続するとともに、同じアドレスを割り当てた2以
上の通信インターフェースに接続して構成され、2以上
の通信インターフェースのうち1つは、通信ケーブルを
介して、キーボックス通信制御ユニットよりアドレスの
指定されたデータを受信したときには、受信確認信号を
返信する構成とされ、その他のものは、通信ケーブルを
介して、キーボックス通信制御ユニットよりアドレスの
指定されたデータを受信したときには、受信確認信号を
返信しない構成とされる。
【0015】キーボックス通信制御ユニットは、鍵管理
装置に収容された通信インターフェースを通じて多重伝
送線に接続され、多重伝送系の受信機とデータの送受を
行う。また、通信ケーブルを通じて、通常の返信機能を
備えた通信インターフェースと、返信機能を禁止した通
信インターフェースとを接続する。この場合、通信イン
ターフェースの1台のみがキーボックス通信制御ユニッ
トに対して有効な通信機器としての機能を果たし、その
他の通信インターフェースは、有効な通信機器としての
機能はないが、データは傍受できる。これらの通信イン
ターフェースは、他端は別の多重伝送系の通信ラインに
接続されているので、多重伝送系の端末器としては有効
に使用され、傍受したデータのうち、その多重伝送系に
おいて必要なデータを、受信機などの他の通信機器に伝
送できる。
【0016】請求項6に係る鍵管理通信制御システムで
は、請求項5において、キーボックス通信制御ユニット
よりアドレスの指定されたデータを受信したときに、受
信確認信号を返信しない構成とされた通信インターフェ
ースは、別の通信ラインを通じて、各室の照明、空調な
どのビル内の設備機器を集中制御する集中監視システム
の集中監視制御盤を接続し、通信ケーブル上でキーボッ
クス通信制御ユニットと、設備ユニット、監視ユニット
などとの間で送受されるデータを取り込んで、集中監視
システムに必要な情報を集中監視制御盤に送出する構成
としている。
【0017】すなわち、集中監視制御盤を接続した通信
インターフェースは、通信ケーブル上で傍受したデータ
に基づき、必要な情報を送出する。これによって、鍵管
理装置との間でデータを送受することにより、集中監視
制御盤に制御信号を送出している多重伝送受信機の負荷
を軽減できる。集中監視制御盤は、例えば、所定階の全
室の鍵が保管されれば、その階の全室の空調設備を停止
し、非常階段などを残して、その階の全室、共通部分の
照明を消すといった制御を行う。
【0018】請求項7に係る鍵管理通信制御システムで
は、請求項5において、受信確認信号を返信しない構成
とされた通信インターフェースは、別の通信ラインを通
じて、ビル内の照明を制御する照明制御システムの連動
制御盤を接続し、通信ケーブル上でキーボックス通信制
御ユニットと、設備ユニット、監視ユニットなどとの間
で送受されるデータを取り込んで、照明制御システムに
必要な情報を連動制御盤に送出する構成としている。
【0019】すなわち、連動制御盤を接続した通信イン
ターフェースは、通信ケーブル上で傍受したデータに基
づき、照明制御システムに必要な情報を送出する。これ
によって、鍵管理装置との間でデータを送受することに
より、連動監視制御盤に制御信号を送出している多重伝
送受信機の負荷を軽減できる。連動制御盤は、例えば、
所定階の全室の鍵が保管されれば、非常階段などを残し
て、その階の全室、共通部分の照明を消すといった制御
を行う。
【0020】請求項8に係る通信制御システムでは、受
信機と通信インターフェースを接続した第1の多重伝送
線上に、この通信インターフェースとは異なる別の通信
インターフェースの一端を接続し、かつその他端を上記
とは異なる第2の多重伝送線に接続するとともに、これ
らのアドレスを同一に設定しており、別の通信インター
フェースは、第1の多重伝送線上を送受されるデータを
傍受し、その傍受したデータに基づいて、その他端に接
続された第2の多重伝送線を通じて、他の通信制御シス
テムに必要な情報を送出する構成としている。
【0021】ここには、通信回線監視設定機能を多重伝
送系に適用したものを提案している。多重伝送系の場
合、通常はサイクリックポーリング方式によって、順次
受信機が端末器である通信インターフェースのアドレス
を指定してデータ伝送し、そのデータに対し、端末器側
は返信信号を送出するので、受信確認信号を出力する必
要がない。通信インターフェースは、受信機側で認識し
ている端末器と同じアドレスを設定しておけば、その端
末器と受信機との間で送受しているデータを傍受するこ
とができる。
【0022】この場合、他の通信ラインに接続された通
信制御システムに必要なデータを傍受したときは、この
データを伝送し、照明制御、空調制御、警報の通報など
を行う。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態につ
いて、図面とともに説明する。図1は、通信インターフ
ェースの構成の一例を示したブロック図である。この通
信インターフェース1は、独立した2つの通信ラインと
して、多重伝送制御用受信機(後述)に接続した1ペア
の多重伝送線L1と、通信ケーブルL2とを接続してお
り、これらの通信ラインL1,L2との間でデータを送
受して通信制御を行う。
【0024】図において、T1は1ペアの多重伝送線L
1を接続する多重伝送線接続端子、T2は通信ケーブル
L2を接続する通信ケーブル接続端子であり、11は多
重伝送線L1、通信ケーブルL2を通じて送受された通
信機器との間でデータを送受する通信制御部、12はい
ずれか一方の通信ラインL1あるいはL2に対して、ア
ドレスを指定したデータが伝送されて来たときに返信す
べき受信確認信号の出力を禁止あるいは許容に設定する
通信回線監視設定手段、13は多重伝送線L1を通じて
行う多重伝送を制御する多重伝送通信制御部、14はポ
ーリング方式などの多重伝送系と、コンテンション方式
などの通信系との異種プロトコル間のデータ変換を行う
プロトコル変換部である。
【0025】多重伝送通信制御部13は、多重伝送線L
1を通じて、アドレスを指定したデータを受けたときに
は、返信信号(受信確認信号)を送出し、通信制御部1
1は、通信ケーブルL2を通じて、RS485等の手順
によって、アドレスを指定したデータを受けたときに
は、受信確認信号を返信する。以降には、通信回線監視
設定手段12によって、2つの通信接続端子T1,T2
のうち、通信ケーブル接続端子T2側に対して伝送され
て来るアドレスを指定したデータに対して、通信制御部
11が返信すべき受信確認信号の出力を禁止あるいは許
容に設定する場合を説明する。
【0026】なお、通信回線監視設定手段12により、
受信確認信号の出力を禁止に設定したときは、通信イン
ターフェース1は1台のみでは通常の通信制御はでき
ず、必ず受信確認信号の返信機能を有した通信インター
フェース1と一緒に使用する必要がある。図2は、上記
通信インターフェース1を備える基板を示した外観図で
ある。
【0027】この基板には、(a)に示すように、ディ
ップスイッチで構成された通信回線監視設定手段でもあ
る機能設定スイッチ12を備えており、接続端子とし
て、多重伝送線接続端子T1、通信ケーブル接続端子T
2の他に、電源端子T3を備え、更に、LED等で構成
された状態表示ランプ15、アドレス設定スイッチ1
6、リセットスイッチ17、図1に示した通信制御部1
1、多重伝送通信制御部13、プロトコル変換部14を
構成するCPU18を備えている。なお、同図(b)は
基板上にカバー19を被せた状態を示した図である。
【0028】図3は、図2に示した外部インターフェー
ス1の使用形態を示している。図3(a)は、ビルやマ
ンションの出入口などに設置される鍵管理装置Kの外観
正面図である。鍵管理装置Kは、各室の鍵を保管する鍵
保管部k1と、この装置の動作を制御する制御部k2と
で構成されており、通信インターフェース1の基板は、
(b)に示す制御部k2の扉の裏面に実装される。制御
部k2には、この他、液晶画面などで構成された表示部
2、カードリーダ部3、テンキーなどで構成された操作
部4、スピーカを備えた音声出力部5を備えて、鍵管理
通信制御システムの端末器として機能する。
【0029】次に、鍵管理通信制御システムの構成を図
4に示す。鍵管理装置K内に実装された通信インターフ
ェース(I/F)1aは、その一端を1ペアの多重伝送
線L1aを介して、防犯監視盤20に接続し、他端を通
信ケーブルL2aを介して、制御部k2の内部に設けら
れたキーボックス通信制御ユニットUに接続している。
すなわち、キーボックス通信制御ユニットUは、通信イ
ンターフェース1aを通じて、多重伝送線L1aに接続
され、多重伝送系の受信機である防犯監視盤20とのデ
ータの送受を行う。更に、換言すれば、防犯監視盤20
は通信インターフェース1aを中継器とし、キーボック
ス通信制御ユニットUを端末器として多重伝送を行って
いる。
【0030】防犯監視盤20は、鍵管理装置Kとは、通
常はポーリング方式によって鍵の保管状態などを監視す
るとともに、キーボックスがこじ開けられる等して、異
常が発生すれば、割り込みによって異常信号を受け、ア
ラームを出力する。また、防犯センサによる各室の警戒
を設定あるいは解除するとともに、警戒設定中に防犯セ
ンサから検知信号を受ければ、鍵管理装置Kから不良退
館ガイダンスなどを出力する。
【0031】キーボックス通信制御ユニットUは、通信
インターフェース1aを接続した通信ケーブルL2aと
は別の通信ケーブルL2bを介して、設備ユニットU1
と、他の2以上の通信インターフェース1b,1c,1
dを接続している。なお、ここでは、防犯センサの監視
は防犯監視盤20で行っているので、監視ユニットは接
続していない(図9参照)。
【0032】これら通信インターフェース1b,1c,
1dは、同じアドレスを割り当てており、各々の他端
を、異なる通信制御システムの1ペアの多重伝送線L1
b,L1c,L1dに接続している。このうちの1つ、
通信インターフェース1bは、通信ケーブルL2bを介
して、キーボックス通信制御ユニットUよりアドレスの
指定されたデータを受信したときには、受信確認信号を
返信するが、その他の通信インターフェース1c,1d
は、アドレスの指定されたデータを受信しても、受信確
認信号を返信しない。
【0033】このような構成を簡単に実現するために、
通信インターフェース1bに、アドレス設定スイッチ1
6によってアドレスを設定し、機能設定スイッチ12に
よって、受信確認信号の返信を許容する設定にする(通
常設定)。他方、通信インターフェース1c,1dに
は、アドレス設定スイッチ16によって通信インターフ
ェース1bと同じアドレスを設定し、機能設定スイッチ
12によって、受信確認信号の返信を禁止する設定にす
る(監視設定)。
【0034】すなわち、鍵管理装置Kのキーボックス通
信制御ユニットUには、通信ケーブルL2bを通じて、
通常の返信機能を備えた通信インターフェース1bと、
返信機能を禁止し、通信回線を監視する通信インターフ
ェース1c,1dとを接続する。なお、通信インターフ
ェース1b,1c,1dは、通信回線監視設定手段12
を備えたものには限定されず、最初から受信確認信号を
返信する、あるいは、返信しないように構成したものを
使用してもよい。
【0035】以上のような設定にした場合、1台の通信
インターフェース1bのみがキーボックス通信制御ユニ
ットUに対し有効な通信機器としての機能を果たし、そ
の他の通信インターフェース1c,1dは、有効な通信
機器としての機能はないが、通信回線を監視することに
よってデータは傍受できる。そして、これらの通信イン
ターフェース1b,1c,1dの他端は、別の多重伝送
線L1b,L1c,L1dに接続されているので、多重
伝送系の端末器としては有効に使用され、通信インター
フェース1c,1dでは、傍受したデータのうち、多重
伝送系において必要なデータを、他の通信機器に伝送す
ることができる。
【0036】ここでは、通信インターフェース1cに、
別の多重伝送線L1cを通じて、各室の照明、空調など
のビル内の設備機器を集中制御する集中監視システムの
集中監視制御盤21を接続している。キーボックス通信
制御ユニットUは、鍵管理装置Kの状態に変化があれ
ば、通信インタフェース1bのアドレスを指定して、随
時データを伝送するが、通信インターフェース1cで
は、通信ケーブルL2b上で、キーボックス通信制御ユ
ニットUと、設備ユニットU1、通信インターフェース
1bとの間で送受されるデータを取り込んで、必要な情
報を集中監視制御盤21に送出する。
【0037】集中監視制御盤21では、例えば、所定階
の全室の鍵が保管されれば、その階の全室の空調設備を
停止し、非常階段などを残して、その階の全室、共通部
分の照明を消すといった制御を行う。また、集中監視制
御盤21に代えて、通信インターフェース1c,1d
に、照明制御システムの連動制御盤(後述)を接続する
こともできる。
【0038】この場合でも、通信ケーブルL2b上でキ
ーボックス通信制御ユニットUと、設備ユニットU1、
監視ユニット(後述)との間で送受されるデータを取り
込んで、照明制御システムに必要な情報を連動制御盤に
送出することができる。連動制御盤では、例えば、所定
階の全室の鍵が保管されれば、非常階段などを残して、
その階の全室、共通部分の照明を消すといった制御を行
う。
【0039】このような構成は、言い換えれば、独立し
た2つの通信ラインL1b,L2bのうち、少なくとも
1つ(図では2つとも)の通信ラインL1b,L2bと
の間でデータを送受し、アドレスを指定されたデータを
受けたときには受信確認信号を返信する通信インターフ
ェース1bと、独立した2つの通信ラインL1cあるい
はL1d,L2bのうち、いずれか一方の通信ラインL
2bに対しては、アドレスを指定されたデータを受信し
ても受信確認信号を出力させない通信インターフェース
1c,1dとを、通信ケーブルL2bを介して同じ通信
ラインに接続されるように接続する構成である。また、
いずれの通信インターフェース1b,1c、1dもアド
レスを同一に設定し、かつ、それぞれの通信インターフ
ェース1b,1c、1dの他方の通信接続端子を、別の
通信ラインL1b,L1c,L1dに接続している。
【0040】通信インターフェース1c,1dは、アド
レスを指定したデータを受けたときには、代わりに同じ
アドレスの通信インターフェース1bが受信確認信号を
返信するため、通信異常にはならず、通信ケーブルL2
b上の通信トラフィックを軽減できる。また、通信ケー
ブルL2b上を送受されるデータを傍受できるので、も
う一方の通信ラインL1c,L1dを通じ、別の通信制
御システムを構成する通信機器21に対し、必要なデー
タを送信できる。
【0041】上記一方の通信ラインL1c,L1dが、
多重伝送線である場合は、通信インターフェース1c,
1dには、多重伝送線に応じたアドレスが割り付けられ
ており、ポーリング方式によってデータを送受する。通
常の通信ラインであれば、受信確認信号を返信して、有
効な通信機器として機能する。次に、図5に、鍵管理通
信制御システムの別の構成を示す。
【0042】ここに示したシステムは、図4の構成と比
べ、鍵管理装置K内に実装された通信インターフェース
1aは、一端を多重伝送線L1aを介して、照明制御シ
ステムの連動制御盤22に接続し、他端を通信ケーブル
L2bを介して、キーボックス通信制御ユニットUに接
続している。連動制御盤22は、鍵管理装置Kとは、通
常はポーリング方式によって鍵の保管状態などを監視し
て、各所に設置された照明の連動制御を行う。
【0043】キーボックス通信制御ユニットUは、更
に、別の通信ケーブルL2bを介して、設備ユニットU
1と、監視ユニットU2とを接続している。設備ユニッ
トU1ではキーボックス通信制御ユニットUから鍵保管
情報を受けて、負荷を制御し、エレベータの停止階を制
御したりする。監視ユニットU2には、防犯センサから
の信号が入力され、鍵管理装置Kから警報の出力などを
行う。
【0044】また、この通信ケーブルL2には、図4の
構成と同様に、同じアドレスを割り当てた2以上の通信
インターフェース1b,1c,1dを接続しており、こ
れら通信インターフェース1b,1c,1dの各々に
は、異なる通信制御システムの多重伝送線L1b,L1
c,L1dに接続している。ここでも、通信インターフ
ェース1bは、通信ケーブルL2bを介して、キーボッ
クス通信制御ユニットUよりアドレスの指定されたデー
タを受信したときに、受信確認信号を返信する通常設定
とし、通信インターフェース1c,1dは、アドレスの
指定されたデータを受信しても受信確認信号を返信しな
い監視設定とする。
【0045】通信インターフェース1cは、通信ケーブ
ルL2b上で、キーボックス通信制御ユニットUと、設
備ユニットU1、監視ユニットU2、通信インターフェ
ース1bとの間で送受されるデータを取り込んで、多重
伝送線L1cを介して、必要な情報を集中監視制御盤2
1に送出する。次に、通信インターフェース1(1a〜
1d)への各種設定について説明する。図6はその設定
内容を示した図であり、ここには、鍵管理装置Kに内蔵
した通信インターフェース1aに、基板上のアドレス設
定スイッチ16、機能設定スイッチ12を操作すること
によって、設定を行った場合を示す(図2参照)。
【0046】アドレスは、アドレス設定スイッチ16で
設定したアドレスに、図示した値を加算したものとし、
鍵管理通信制御システムでは、機能設定スイッチ12に
よって設定される接続形態A〜Dに対応して、各種監視
を行う。ここに、接続形態Aに各キーボックスの警報状
態が受信機側に通知できる機能を追加した形態が接続形
態Bであり、受信機を防犯監視盤20に限定し、防犯監
視盤20側から鍵管理装置Kに防犯センサの信号を送出
可能にするため、監視ユニットU2の接続を不要とした
形態が接続形態C,Dである。また、接続形態Cと接続
形態Dでは、アドレスの割り付けが異なる。
【0047】なお、上述したように、機能設定スイッチ
12は、通信回線監視設定手段の役割もあり、受信確認
信号の出力禁止、許容が設定できる。また、図7は、鍵
管理装置Kの表示部2の表示例であり、この画面によっ
てキーボックス通信制御ユニットUから通信インターフ
ェース1に送信するデータを設定することができる。こ
こでは、図中の「I/F ケイホウ ソウシン」、「I
/F センサー ジュシン」に「1」を設定すれば、送
信設定ができる。
【0048】次に、本発明の通信インターフェース1を
用いた通信制御システムの別の形態について説明する。
このシステムでは、受信機23と通信インターフェース
1eを接続した第1の多重伝送線L11上に、信号線L
13を介して、通信インターフェース1eとは異なる別
の通信インターフェース1f,1gの一端を接続し、か
つその他端を第2の多重伝送線L12に接続する。
【0049】通信インターフェース1e,1f,1g
は、アドレスを同一に設定しており、そのため、通信イ
ンターフェース1f,1gは、第1の多重伝送線L11
上を送受されるデータを傍受して、第2の多重伝送線L
12を通じて、他の通信制御システムに必要な情報を送
出することができる。この構成は、通信回線監視設定機
能を多重伝送系に適用したものであり、通信インターフ
ェース1eがアドレスを指定したデータに対する返信を
行うので、通信インターフェース1f,1gは、受信確
認信号を出力する必要がなく、通信インターフェース1
eと受信機23との間で送受しているデータを傍受でき
る。
【0050】
【発明の効果】以上の説明からも理解できるように、本
発明の請求項1に係る通信インターフェースによれば、
接続した2つの通信ラインのうち、一方の通信ラインに
対し、受信確認信号の出力を禁止するように設定でき
る。したがって、この通信インターフェースを、受信確
認信号を出力する通信機器(通信インターフェース)と
組み合わせれば、システムを正常に動作させることがで
きるとともに、通信トラフィックの軽減を図ることがで
きる。
【0051】請求項2に係る通信インターフェースによ
れば、ディップスイッチなどの設定によって、多重伝送
線と通信ケーブルの2つの通信ラインのうち、通信ケー
ブル側に対して受信確認信号の出力を禁止できる。請求
項3に係る通信制御システムによれば、受信確認信号を
返信する通信インターフェースと、受信確認信号を返信
しない通信インターフェースとを、同一アドレスに設定
し、同じ通信ラインに接続しているので、受信確認信号
を出力しない通信インターフェースは、通信異常が発生
することなく、通信ケーブル上を送受されるデータを傍
受でき、他端に接続した別の通信制御システムの通信機
器に必要なデータを送信することができる。
【0052】請求項4に係る通信制御システムによれ
ば、受信確認信号の出力を禁止する設定が、通信インタ
ーフェースの通信回線監視設定手段によってできるの
で、トラフィックを増加させずに、システム規模を容易
に拡張できる。請求項5に係る鍵管理通信制御システム
では、鍵管理装置は、多重伝送系の受信機とのデータの
送受を行うとともに、通常の返信機能を備えた通信イン
ターフェースと、返信機能を禁止した通信インターフェ
ースを接続する。このため、返信機能を禁止した通信イ
ンターフェースでは、データを傍受できるので、別の多
重伝送系の通信機器に必要なデータを伝送することがで
きる。
【0053】したがって、トラフィックの増加による通
信速度の低下を招くことなく、他の通信制御システムを
接続できる。また、従来、受信機と鍵管理装置との間に
は、中継器盤などを介する必要があったが、通信インタ
ーフェースを鍵管理装置に収容するだけでよい構成にな
るので、システムのコストが低減でき、省スペース化が
図れる。
【0054】請求項6に係る鍵管理通信制御システムで
は、返信機能を禁止した通信インターフェースは、集中
監視システムの集中監視制御盤を接続した構成になって
いるので、傍受したデータに基づいて、必要な情報を集
中監視制御盤に送出して、各種設備機器の連動制御を行
うことができる。したがって、鍵管理装置との間でデー
タを送受する受信機の負荷を軽減できる。
【0055】請求項7に係る鍵管理通信制御システムで
は、返信機能を禁止した通信インターフェースは、照明
制御システムの連動制御盤を接続した構成になっている
ので、傍受したデータに基づいて、必要な情報を連動制
御盤に送出し、照明制御を行うことができる。したがっ
て、鍵管理装置との間でデータを送受する受信機の負荷
を軽減できる。
【0056】請求項8に係る通信制御システムによれ
ば、受信機と通信インターフェースを接続した第1の多
重伝送線上で送受されるデータを、別の通信インターフ
ェースで傍受し、その傍受したデータに基づき、第2の
多重伝送線を通じて、他の通信制御システムに必要な情
報を送出することができる。したがって、システム内の
通信が多重伝送のみで構成されている場合でも、通信イ
ンターフェースを介することで、受信機側の負荷及びト
ラフィックの軽減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る通信インターフェースの構成の一
例を示すブロック図である。
【図2】通信インターフェース基板の構成の一例を示す
外観図である。
【図3】通信インターフェースの使用形態の一例を示す
図である。
【図4】本発明に係る鍵管理通信制御システムの構成の
一例を示す図である。
【図5】本発明に係る鍵管理通信制御システムの構成の
別の例を示す図である。
【図6】通信インターフェースへの設定内容の一例を示
す図である。
【図7】鍵管理装置の表示部の表示例を示す図である。
【図8】本発明に係る通信制御システムの構成の一例を
示す図である。
【図9】従来の鍵管理通信制御システムの構成を示す図
である。
【符号の説明】
1,1a〜1g・・・通信インターフェース 11・・・通信制御部 12・・・通信回線監視設定手段 L1,L1a〜L1d・・・多重伝送線 L2,L2a,L2b・・・通信ケーブル T1・・・多重伝送線接続端子 T2・・・通信ケーブル接続端子 K・・・鍵管理装置 U・・・キーボックス通信制御ユニット U1・・・設備ユニット U2・・・監視ユニット 20・・・防犯監視盤 21・・・集中監視制御盤 22・・・連動制御盤 23・・・受信機 L11・・・第1の多重伝送線 L12・・・第2の多重伝送線

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】独立した2つの通信ラインに接続され、こ
    れらの通信ラインとの間でデータを送受して通信制御を
    行う通信インターフェースにおいて、 上記いずれか一方の通信ラインに対しては、アドレスを
    指定したデータが伝送されて来たときに返信すべき受信
    確認信号の出力を禁止あるいは許容に設定できる通信回
    線監視設定手段を備えた通信インターフェース。
  2. 【請求項2】請求項1において、 上記通信インターフェースは、一端を多重伝送制御用受
    信機に接続した1ペアの多重伝送線を接続する多重伝送
    線接続端子と、通信ケーブルを接続する通信ケーブル接
    続端子と、多重伝送線、通信ケーブルを通じて送受され
    た通信機器との間でデータを送受する通信制御部とを備
    えており、 上記通信回線監視設定手段は、上記通信ケーブル接続端
    子側に対して伝送されて来るアドレスを指定したデータ
    に対して返信すべき受信確認信号の出力を、禁止あるい
    は許容する構成としている通信インターフェース。
  3. 【請求項3】独立した2つの通信ラインのうち、少なく
    とも1つの通信ラインとの間でデータを送受し、アドレ
    スを指定されたデータを受けたときには受信確認信号を
    返信する機能を備えた通信インターフェースと、 独立した2つの通信ラインに接続され、いずれか一方の
    通信ラインに対しては、アドレスを指定されたデータを
    受信しても受信確認信号を出力させないようにした通信
    インターフェースとを、 その各々の対応した通信接続端子が通信ケーブルを介し
    て同じ通信ラインに接続されるように接続するととも
    に、 上記同じ通信ラインに対しては、上記いずれの通信イン
    ターフェースもアドレスを同一に設定し、かつそれぞれ
    の通信インターフェースの他方の通信接続端子を、別の
    通信制御システムを構成する通信ラインに接続した構成
    としている通信制御システム。
  4. 【請求項4】請求項3において、 独立した2つの通信ラインに接続され、いずれか一方の
    通信ラインに対して、アドレスの指定されたデータを受
    信しても受信確認信号を出力させないようにした上記通
    信インターフェースが、請求項1に記載の通信インター
    フェースの通信回線監視設定手段を、受信確認信号の出
    力を禁止する設定にして構成されている通信制御システ
    ム。
  5. 【請求項5】通信インターフェースの一端を1ペアの多
    重伝送線に接続し、他端を通信ケーブルを介して鍵管理
    装置のキーボックス通信制御ユニットに接続し、この鍵
    管理装置のキーボックス通信制御ユニットを、更に通信
    ケーブルを介して、各々の他端を異なる通信制御システ
    ムの1ペアの多重伝送線に接続するとともに、同じアド
    レスを割り当てた2以上の通信インターフェースに接続
    して構成され、 上記2以上の通信インターフェースのうち1つは、上記
    通信ケーブルを介して、キーボックス通信制御ユニット
    よりアドレスの指定されたデータを受信したときには、
    受信確認信号を返信する構成とされ、 その他のものは、上記通信ケーブルを介して、キーボッ
    クス通信制御ユニットよりアドレスの指定されたデータ
    を受信したときには、受信確認信号を返信しない構成と
    されていることを特徴とする鍵管理通信制御システム。
  6. 【請求項6】請求項5において、 上記キーボックス通信制御ユニットよりアドレスの指定
    されたデータを受信したときに、受信確認信号を返信し
    ない構成とされた通信インターフェースは、別の通信ラ
    インを通じて、各室の照明、空調などのビル内の設備機
    器を集中制御する集中監視システムの集中監視制御盤を
    接続し、 上記通信ケーブル上でキーボックス通信制御ユニット
    と、設備ユニット、監視ユニットなどとの間で送受され
    るデータを取り込んで、集中監視システムに必要な情報
    を集中監視制御盤に送出する構成としている鍵管理通信
    制御システム。
  7. 【請求項7】請求項5において、 上記キーボックス通信制御ユニットよりアドレスの指定
    されたデータを受信したときに、受信確認信号を返信し
    ない構成とされた通信インターフェースは、別の通信ラ
    インを通じて、ビル内の照明を制御する照明制御システ
    ムの連動制御盤を接続し、 上記通信ケーブル上でキーボックス通信制御ユニット
    と、設備ユニット、監視ユニットなどとの間で送受され
    るデータを取り込んで、照明制御システムに必要な情報
    を連動制御盤に送出する構成としている鍵管理通信制御
    システム。
  8. 【請求項8】受信機と通信インターフェースを接続した
    第1の多重伝送線上に、この通信インターフェースとは
    異なる別の通信インターフェースの一端を接続し、かつ
    その他端を上記とは異なる第2の多重伝送線に接続する
    とともに、これらのアドレスを同一に設定しており、 上記別の通信インターフェースは、上記第1の多重伝送
    線上を送受されるデータを傍受し、その傍受したデータ
    に基づいて、その他端に接続された第2の多重伝送線を
    通じて、他の通信制御システムに必要な情報を送出する
    構成としている通信制御システム。
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