JP3122682B2 - データ送受信装置 - Google Patents

データ送受信装置

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JP3122682B2
JP3122682B2 JP03320455A JP32045591A JP3122682B2 JP 3122682 B2 JP3122682 B2 JP 3122682B2 JP 03320455 A JP03320455 A JP 03320455A JP 32045591 A JP32045591 A JP 32045591A JP 3122682 B2 JP3122682 B2 JP 3122682B2
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明由 杉山
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Toshiba Carrier Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、時分割多重伝送方式
のデータ送受信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】遠く離れた複数箇所の状態を監視する遠
隔監視装置として、時分割多重伝送方式のデータ送受信
装置が用いられる。一例を図4に示す。
【0003】中央制御部1と複数の端末器2a,2b,
…2nとが信号線3を介して接続されており、中央制御
部1からデータ要求指令が送信されると、それが端末器
2a,2b,…2nで受信される。
【0004】端末器2a,2b,…2nは、データ要求
指令を受信すると、自己のデータをデータ要求指令の受
信から自己のアドレスに対応する時間遅れをもって中央
制御部1に送信する。
【0005】したがって、中央制御部1には各端末器の
固有のデータが順次に取り込まれることになり、中央制
御部1に居ながらにして複数箇所の状態を監視すること
ができる。たとえば、ビルディング等の複数の部屋を一
括して空調するマルチタイプの空気調和機などに適用が
可能である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のデータ送受信装
置では、据え付け工事などに際して各端末器にアドレス
が設定され、その個々のアドレスがデータ送信までの時
間遅れを決定する要素となる。ただし、各端末器へのア
ドレス設定は作業員の手操作に依存しているため、アド
レスの設定に誤りが生じることが多い。たとえば、設定
忘れによる空きアドレスがある場合、データ送信が一時
中断し、全ての端末器のデータ送信が一巡するまでに長
い時間がかかってしまう。
【0007】空きアドレスが存在する場合のデータ送受
信のフォーマットの一例を図5に示しており、アドレス
“3”“4”“7”の設定忘れがデータ送信の遅れを招
いている。また、アドレスの重複設定がある場合、複数
の端末器から同時にデータが送信され、それが信号線3
上で衝突して正常な送信ができなくなる。
【0008】この発明は上記の事情を考慮したもので、
その目的とするところは、各端末器へのアドレス設定に
誤りがあっても、それにかかわらず迅速かつ確実なデー
タ送信を可能とする信頼性にすぐれたデータ送受信装置
を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】この発明のデータ送受信
装置は、中央制御部と個々にアドレスが設定された複数
の端末器とを信号線で接続し、中央制御部から各端末器
にデータ要求指令を送信し、各端末器では自己のデータ
を上記データ要求指令の受信から自己のアドレスに対応
する時間遅れをもって上記中央制御部に送信するデータ
送受信装置において、上記各端末器に設けられ上記時間
遅れを決定するための数値データを記憶した記憶手段
と、上記各端末器に設けられ上記信号線上の送信データ
の有無を検出する第1検出手段と、上記各端末器に設け
られデータ送信までの待機中に上記各第1検出手段がデ
ータ有りを一定時間にわたって検出しないとき上記各記
憶手段内の数値データを所定アドレス分だけ減少方向に
更新する手段と、上記各端末器に設けられ上記信号線で
の複数のデータの衝突を検出する第2検出手段と、上記
各端末器に設けられデータ送信時に上記各第2検出手段
がデータの衝突を検出したとき上記各記憶手段内の数値
データを所定アドレス分だけ増大方向に更新する手段と
を備える。
【0010】
【作用】この発明のデータ送受信装置では、各端末器
は、データ送信までの待機中に他の端末器からのデータ
送信が一定時間にわたって存在しないとき、送信までの
時間遅れを決定するための数値データを所定アドレス分
だけ減少方向に更新するとともに、信号線において複数
のデータの衝突があったとき、上記数値データを所定ア
ドレス分だけ増大方向に更新する。
【0011】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して説明する。
【0012】図1に示すように、中央制御部11と複数
の端末器12a,12b,…12nとを信号線13を介
して接続する。そして、端末器12a,12b,…12
nにカウンタ14a,14b,…14nを接続する。中
央制御部11は、管理者の監視モード設定操作などに応
じてデータ要求指令を各端末器にに送信する機能を有す
る。カウンタ14a,14b,…14nは、各端末器に
対して個々に設定されるアドレスを数値データとして記
憶するためのものである。端末器12aは、マイクロコ
ンピュータおよび送受信用の通信回路を搭載しており、
次の機能手段を備える。
【0013】(1)中央制御部11からデータ要求指令
を受信すると、自己アドレスを含むデータを、カウンタ
14a内の数値データに対応する時間遅れをもって中央
制御部11に送信する手段。 (2)信号線13上の送信データの有無を検出する第1
検出手段。
【0014】(3)データ送信までの待機中に上記第1
検出手段がデータ有りを一定時間にわたって検出しない
とき、カウンタ14a内の数値データを所定アドレス分
(1アドレス分)だけ減少方向に更新する手段。 (4)信号線13での複数のデータの衝突を検出する第
2検出手段。 (5)データ送信時に上記第2検出手段がデータの衝突
を検出したとき、カウンタ14a内の数値データを所定
アドレス分だけ増大方向に更新する手段。 残りの端末器12b,…12nも同じ構成である。次
に、図2および図3を参照しながら作用を説明する。中
央制御部11からデータ要求指令が発せられると、それ
が信号線13を介して端末器12a,12b,…12n
に送られる。
【0015】各端末器は、データ要求指令を受信する
と、自己アドレスを含むデータを、付属のカウンタ(1
4a,14b,…14n)内の数値データに対応する時
間遅れをもって中央制御部11に送信する。
【0016】具体的には、信号線13上の送信データ
(他の端末器の送信データ)の有無を監視し、送信デー
タをが存在するごとに付属のカウンタ内の数値データを
“1”ずつ減算していく。そして、カウンタ内の数値デ
ータが“0”になるまでデータ送信を待機し、“0”に
なったところではじめてデータを送信する。したがっ
て、データ要求指令に続いて、複数のデータが順次に中
央制御部11に送信される。
【0017】また、各端末器は、データ送信までの待機
中に他の端末器からのデータ送信が一定時間内に存在す
るかどうか監視しており、送信データが一定時間にわた
って存在しないとき、付属のカウンタ内の数値データを
“1”だけ減少方向に更新する。
【0018】したがって、図2に示すように、初めは空
きアドレス“3”“4”“7”が存在してデータ送信に
無駄な空き時間があったとしても、データ要求指令が繰
り返されるごとにデータ送信が1アドレスずつ前詰めシ
フトされていき、やがて空きアドレスの無い連続したデ
ータ送信が行なわれるようになる。つまり、データ送信
にかかる時間を端末器の数に対応する最小の時間に短縮
することができる。
【0019】さらに、各端末器は、信号線13での複数
のデータの衝突を監視しており、自己のデータ送信時に
データの衝突があったとき、付属のカウンタ内の数値デ
ータを所定アドレス分だけ増大方向に更新する。この増
大するアドレスの数については、端末器ごとにランダム
な数が選択される。
【0020】したがって、図3に示すように、アドレス
“1”の送信タイミングにおいてデータの衝突があった
としても、その衝突データはデータ要求指令が繰り返さ
れるごとに所定アドレスずつ後方にシフトされていき、
それに上記した前詰めシフトが加わることにより、やが
て衝突の無い、しかも空きアドレスの無い連続したデー
タ送信が行なわれるようになる。つまり、各端末器への
アドレス設定に誤りがあっても、それにかかわらず迅速
かつ確実なデータ送信が可能である。よって、信頼性の
向上が図れる。
【0021】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明によれば、各
端末器は、データ送信までの待機中に他の端末器からの
データ送信が一定時間にわたって存在しないとき、送信
までの時間遅れを決定するための数値データを所定アド
レス分だけ減少方向に更新するとともに、信号線におい
て複数のデータの衝突があったとき、上記数値データを
所定アドレス分だけ増大方向に更新する構成としたの
で、各端末器へのアドレス設定に誤りがあっても、それ
にかかわらず迅速かつ確実なデータ送信を可能とする信
頼性にすぐれたデータ送受信装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の構成を示す図。
【図2】同実施例において空きアドレスが存在する場合
のデータ送受信のフォーマットを示す図。
【図3】同実施例において衝突送信データが存在する場
合のデータ送受信のフォーマットを示す図。
【図4】従来装置の構成を示す図。
【図5】従来装置において空きアドレスが存在する場合
のデータ送受信のフォーマットの一例を示す図。
【符号の説明】
11…中央制御部、12a,12b,…12n……端末
器、13…信号線、14a,14b,…14n……カウ
ンタ(記憶手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04Q 9/00 - 9/16 G08B 26/00 H04L 5/22 H04L 12/40

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央制御部と個々にアドレスが設定され
    た複数の端末器とを信号線で接続し、中央制御部から各
    端末器にデータ要求指令を送信し、各端末器では自己の
    データを前記データ要求指令の受信から自己のアドレス
    に対応する時間遅れをもって前記中央制御部に送信する
    データ送受信装置において、前記各端末器に設けられ前
    記時間遅れを決定するための数値データを記憶した記憶
    手段と、前記各端末器に設けられ前記信号線上の送信デ
    ータの有無を検出する第1検出手段と、前記各端末器に
    設けられデータ送信までの待機中に前記各第1検出手段
    がデータ有りを一定時間にわたって検出しないとき前記
    各記憶手段内の数値データを所定アドレス分だけ減少方
    向に更新する手段と、前記各端末器に設けられ前記信号
    線での複数のデータの衝突を検出する第2検出手段と、
    前記各端末器に設けられデータ送信時に前記各第2検出
    手段がデータの衝突を検出したとき前記各記憶手段内の
    数値データを所定アドレス分だけ増大方向に更新する手
    段とを備えたことを特徴とするデータ送受信装置。
JP03320455A 1991-12-04 1991-12-04 データ送受信装置 Expired - Lifetime JP3122682B2 (ja)

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